JP2006214838A

JP2006214838A - 車両計器カバー

Info

Publication number: JP2006214838A
Application number: JP2005027081A
Authority: JP
Inventors: Masahiko Karita; 将彦刈田; Katsuyuki Fukazawa; 克之深沢
Original assignee: HKS Co Ltd
Current assignee: HKS Co Ltd
Priority date: 2005-02-02
Filing date: 2005-02-02
Publication date: 2006-08-17

Abstract

【課題】車両計器の配線を簡易に見映え良く処理し、車室の美観を向上すること。
【解決手段】車両計器２０に取付ける車両計器カバー１０において、車両計器２０に取付いている配線３０を収容する収容部１３を備えたもの。
【選択図】図１

Description

本発明は、車両用の温度計、圧力計等の車両計器カバーに関する。

従来の車両計器１は、図７に示す如く、長めに用意してある配線２を車室内に単に露出し、又はセンターコンソールの裏側等に納めている（特許文献１）。尚、図７は、複数の車両計器１を配線２で結線し、この配線２を不図示の制御装置等に接続する例である。
特開2000-255339

従来技術では、車室内に余剰の長い配線２を無秩序にたるませる状態で露出するものであって見映えが悪く、センターコンソールの裏側等に納める場合には大掛かりな作業が必要になる。

本発明の課題は、車両計器の配線を簡易に見映え良く処理し、車室の美観を向上することにある。

請求項１の発明は、車両計器に取付ける車両計器カバーにおいて、車両計器に取付いている配線を収容する収容部を備えたものである。

請求項２の発明は、請求項１の発明において更に、前記収容部が形成されるカバー本体に台座を備えたものである。

請求項３の発明は、計器筐体内に配線を収容する収容部を備えた車両計器である。

（請求項１）
(a)車両計器に取付けた車両計器カバーに配線を収容する収容部を備えたから、カバーから取出されて露出する配線を短めの整然とした必要長さ分だけとし、車両計器の配線を簡易に見映え良く処理し、車室の美観を向上できる。

（請求項２）
(b)カバー本体に台座を備えたから、車両計器をダッシュボード等に自立させることができる。

（請求項３）
(c)計器筐体内に配線を収容する収容部を備えたから、筐体から取出されて露出する配線を短めの整然とした必要長さ分だけとし、車両計器の配線を簡易に見映え良く処理し、車室の美観を向上できる。

図１は実施例１の車両計器カバーが取付いた車両計器を示す断面図、図２は車両計器と車両計器カバーを分離して示す側面図、図３は車両計器カバーを示す正面図、図４は車両計器の結線状態を示す模式図、図５は車両計器カバーの変形例を示す側面図、図６は実施例２の車両計器を示す断面図、図７は従来の車両計器の結線状態を示す模式図ある。

（実施例１）（図１〜図５）
図１の車両計器カバー１０は、図２に示す如く、一端開口の有底カップ状をなすカバー本体１１の開口部１１Ａを車両計器２０の筐体２１に背面側から嵌合する等により取付き、カバー本体１１の底中央に設けた中高部１１Ｂを両面粘着テープ１２の介在下で筐体２１の背面に接着固定化し、車両計器２０を被覆及び保護するものである。

車両計器２０は、配線接続口２２を筐体２１に備えており、配線３０の取付端子３１をその配線接続口２２に接続可能にしている。

車両計器カバー１０は、車両計器２０に取付く配線３０を収容する配線収容部１３を備える。カバー本体１１の内部で中高部１１Ｂを囲む環状凹部１１Ｃを配線収容部１３とし、カバー本体１１の外周の一部を切欠いて環状凹部１１Ｃを外部に開放した切欠部１１Ｄを配線取出口１４とする。車両計器２０の配線接続口２２に接続される配線３０は、図１、図３に示す如く、余剰長さ分を車両計器カバー１０の中高部１１Ｂまわりに巻回してその配線収容部１３に収容された後、配線取出口１４から外部に取出される。

車両計器カバー１０は以下の如くに使用される。
(1)配線３０の外部に取出す必要のない調整長さ分（余剰長さ分）を配線収容部１３に収容し、配線３０の一端の取付端子３１を車両計器２０の配線接続口２２に接続し、配線３０の他端を配線取出口１４から外部に取出す。

(2)カバー本体１１の開口部１１Ａを車両計器２０の筐体２１に嵌合し、カバー本体１１と車両計器２０を両面粘着テープ１２により接着固定化する。

(3)複数の車両計器２０のそれぞれに車両計器カバー１０を取付けたとき、図４に示す如く、相隣る車両計器２０、２０を短めの必要長さ分の配線３０により整然と結線し、この配線３０をひいては制御装置、電源等に接続できる。

本実施例によれば、車両計器２０に取付けた車両計器カバー１０に配線３０を収容する収容部１３を備えたから、カバー１０から取出されて露出する配線３０を短めの整然とした必要長さ分だけとし、車両計器２０の配線３０を簡易に見映え良く処理し、車室の美観を向上できる。

図５は、スタンド型の車両計器カバー１０Ａである。車両計器カバー１０Ａが前述の車両計器カバー１０と異なる点は、カバー本体１１の外周の一部に台座１５を備えたことにある。これによれば、カバー本体１１に台座１５を備えたから、車両計器２０をダッシュボード等に自立させることができる。

（実施例２）（図６）
図６の車両計器４０は、筐体４１に配線収容部４２と配線取出口４３を備える。配線３０の一端の取付端子３１が筐体４１の内部の配線接続口４４に接続され、配線３０の外部に取出す必要のない調整長さ分（余剰長さ分）は配線収容部４２の中央コラム４２Ａまわりに巻回して収容され、配線３０の他端が配線取出口４３から外部に取出される。

本実施例によれば、車両計器４０の筐体４１内に配線３０を収容する収容部４２を備えたから、筐体４１から取出されて露出する配線３０を短めの整然とした必要長さ分だけとし、車両計器４０の配線３０を簡易に見映え良く処理し、車室の美観を向上できる。

以上、本発明の実施例を図面により詳述したが、本発明の具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。

図１は実施例１の車両計器カバーが取付いた車両計器を示す断面図である。図２は車両計器と車両計器カバーを分離して示す側面図である。図３は車両計器カバーを示す正面図である。図４は車両計器の結線状態を示す模式図である。図５は車両計器カバーの変形例を示す側面図である。図６は実施例２の車両計器を示す断面図である。図７は従来の車両計器の結線状態を示す模式図である。

符号の説明

１０車両計器カバー
１１カバー本体
１３収容部
１５台座
２０車両計器
３０配線
４０車両計器
４１筐体
４２収容部

Claims

車両計器に取付ける車両計器カバーにおいて、
車両計器に取付いている配線を収容する収容部を備えたことを特徴とする車両計器カバー。
前記収容部が形成されるカバー本体に台座を備えた請求項１に記載の車両計器カバー。
計器筐体内に配線を収容する収容部を備えた車両計器。