JP2006214297A - 内燃機関のピストン - Google Patents

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Abstract

【課題】 ピストンピンのピストン外周側端部を十分に潤滑可能な内燃機関のピストンを提供する。
【解決手段】 スカートとピストンピンボスを連携するエプロン部を有する内燃機関のピストンであって、前記エプロン部における前記ピストンピンの冠面側位置に内外周を連通する連通孔を設け、前記スカートと前記ピンボスと前記エプロン部で区画される隔成部位の内周に潤滑油を供給することとした。
【選択図】 図8

Description

本発明は、内燃機関のピストンに関する。
従来、内燃機関のピストンにあっては、ランド部におけるピストンピンボス側の裏面を肉抜きし、さらにピストンピンボスとスカートとを連結するエプロン部の両側に連通孔を形成して肉抜きを行うことで、軽量化を図ったものが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
実開平4−42246号公報
しかしながら上記従来技術にあっては、連通孔は単に軽量化のためエプロン部両側に設けられたものであって、ピストンピンにおけるピストン外周側の端部に潤滑油を供給することは考慮されていない。また、ピストンピンにおけるピストン外周側の端部の幅は狭く、潤滑油が供給されづらい。
したがって、オイルジェットを用いてピストンヘッド裏側面に潤滑油を供給したとしても、連通孔を介して十分にピストンピンのピストン外周側端部を潤滑することは難しい、という問題があった。仮に潤滑油を供給したとしても、連通孔はエプロン部両側に設けられており、連通孔とピストンピンの周方向位置が対応していないため、ピストンピンに供給される潤滑油が不十分となってしまう。ピストンの往復運動に伴って潤滑油が飛散し、連通孔を通過する潤滑油量が増加する可能性はあるが、ピストンピンのピストン外周側端部を潤滑を行うには不十分である。
本発明は上記問題点に着目してなされたもので、その目的とするところは、ピストンピンのピストン外周側端部を十分に潤滑可能な内燃機関のピストンを提供することにある。
上述の目的を達成するため、本発明では、スカートとピストンピンボスを連携するエプロン部を有する内燃機関のピストンであって、前記エプロン部における前記ピストンピンの冠面側位置に内外周を連通する連通孔を設け、前記スカートと前記ピンボスと前記エプロン部で区画される隔成部位の内周に潤滑油を供給することとした。
よって、ピストンピンの冠面側位置に内外周を連通する連通孔を設けることで、ピストンピンの外周側端部の周方向位置と連通孔の周方向位置とが対応し、ピストンピンのピストン外周側端部を十分に潤滑できる。
以下、本発明の内燃機関のピストンを実現する最良の形態を、図面に示す実施例に基づいて説明する。
[ピストンヘッドの構成]
実施例1につき図1ないし図8に基づき説明する。図1、図2は本願実施例1におけるピストンヘッド1のA−A及びB−B断面図、図3はz軸方向正面図、図4はI−O−II部分断面図である(各断面については図5参照)。図3の一点鎖線は各部材の冷却及び潤滑を行うオイルの流れを示す。オイルの流れの詳細については後述する。
なお、ピストンヘッド1の運動軸方向をy軸と定義し、エンジン内におけるクランク室側を負方向、燃焼室側を正方向とする。さらに、ピストンピン3の軸方向をz軸と定義し、z軸及びy軸それぞれに直交する軸をx軸と定義する。
ピストンヘッド1の外周部はy軸負方向に延出し、x軸両端側に設けられた円弧状のスカート12と、z軸両端側に設けられるとともにx−y平面に平行なエプロン14によって有底カップ形状を形成する。エプロン14にはz軸方向貫通孔131を有するピンボス13が設けられ、このピンボス13にピストンピン3が回転可能に挿入される。このピンボス13は、ピストンヘッド裏側面11からy軸負方向に延在する支持部16によって支持される。
ピストンヘッド1の裏側面11外周部には、全周にわたってy軸正方向に凹む円周溝15が設けられている。この円周溝15はピストンヘッド1及びピストンピン3のz軸方向両端部31の冷却、また各部材の潤滑及び冷却に用いられるオイルの通路として機能する。
また、円周溝15はピンボス13とピストンヘッド裏側面11との間、すなわちエプロン14においてピンボス13のy軸正方向側で開口し、連通孔100を形成する(図3参照)。この連通孔100は円弧状に切り欠かれた孔であり、ピストンヘッド1の周方向に対しピンボス13と同一位置に設けられている。強度確保のため、ピンボス13と連通孔100は互いに直接連続しない孔であり、一定の間隔をもって設けられている。
ピストンの往復運動に伴ってピンボス13のy軸方向には大きな負荷がかかるが、ピンボス13自体は支持部16によってピストンヘッド裏側面11に支持されているため、ピンボス13にかかる負荷がエプロン14に及ぼす影響は少ない。したがって、ピンボス13のy軸正方向側のエプロン14を肉抜きして連通孔100を設けたとしても、ピンボス13の強度は確保されている。
ピストンヘッド1のy軸負方向側にはオイルジェット4が設けられ、ピストンヘッド裏側面11にオイルを噴射/供給する。また、オイルジェット4から噴射されるオイルは、y―z平面に対し平行かつx−z平面に対し傾斜し、かつ円周溝15の円周接線方向から噴射されるよう設けられている。
[円周溝の詳細]
図5は、ピストンヘッド1のy軸負方向正面図である。ピストンヘッド1のピストンヘッド裏側面11外周部にはy軸正方向に凹む円周溝15が設けられ、スカート12の内周側に位置する内周側溝部151と、エプロン14の外周側に位置し、ピンボス13を貫通して内周側溝部151と接続する貫通溝部152から形成されている(図1、2参照)。
この貫通溝部152はピンボス13のz軸方向貫通孔131とピストンヘッド裏側面11の間に設けられる。さらに、貫通溝部152はエプロン14の外周において開口し、上述の連通孔100を形成する(図3参照)。スカート12内周及びエプロン14外周に円周溝15を形成し、ピストンヘッド1の体積を低減することで軽量化を図っている。
なお、以下ではx軸負、正方向側のスカート12を区別してそれぞれx軸負方向側スカート12a、x軸正方向側スカート12bと定義する。また、内周側溝部151も同様にx軸負方向側内周側溝部151a、x軸正方向側内周側溝部151bと区別する。同様に、ピンボス13及び貫通溝部152についてもそれぞれz軸負、正方向側ピンボス13a,13b、及びz軸負、正方向側貫通溝152a,152bとする。
本願実施例においては、オイルジェット4のオイル噴射位置はx軸負方向側内周側溝部151aとなるよう設けられている。なお、噴射位置をx軸正方向側内周側溝部151bとしてもよく特に限定しない。
内周側溝部151及び貫通溝部152は円周溝15の一部であるため、内周側溝部151は貫通溝部152を介して円周方向に延びて互いに連通し、また各貫通溝152a,152bも円弧状となる。なお、貫通溝部152は内周側溝部151を連続曲面によって連通するものであればよく、円弧状でなくともよい。また、貫通溝部152はz軸負、正方向側ピンボス13a,13bのいずれか一方に設けられていればよく特に限定しない。
本願実施例においては、円周溝15の内周側溝部151、貫通溝部152、連通孔100はいずれも型成形によって形成される。切削加工であってもよく特に限定しない。ピストンヘッド1のランド部1a内にトンネル状の油路を形成する際は中子を用いた鋳造により形成する必要があるが、本願実施例の円周溝15はピストンヘッド裏側面11に形成された溝部であるため、必ずしも鋳造による必要はない。中子を使用する必要性を回避してコスト低減を図っている。
[ピストンヘッドにおけるオイルの流れ]
図6はA−A断面、図7はB−B断面、図8はピストンヘッド裏側面11におけるオイルの流れを示す図である。オイルジェット4の噴射方向はy−z平面に対し平行、かつx−z平面に対し傾斜しており、オイルはx−z平面に対しz軸負方向側から正方向側へと噴射される。一方、円周溝15はx−z平面に対し平行であるため、オイルは円周溝15に対し傾斜して噴射される。
ここで、オイルは円周溝15の接線方向から円周溝15のx軸負方向側内周側溝部151aに噴射されるため、円周溝15に到達したオイルは円周に沿って時計回りに流動する旋回流を形成し、円周溝15全周にわたって流動しピストンヘッド1全体を冷却する。
このとき、x軸正、負方向側スカート12a,12b内周部に設けられた内周側溝部151は、貫通溝部152を介して互いに連通し、また内周側溝部151と貫通溝部152は連続した円周曲面であるため、オイルを円周溝15の全周にわたってスムーズに流動させることで、冷却効率向上を図っている。
下死点から上死点に至る周期においては、ピストンヘッド1がオイルジェット4から離間する方向に運動するためオイルは円周溝15に保持されにくい。一方、上死点から下死点に至る周期においては、オイル噴射方向とピストン運動方向が逆向きであり、オイルジェット4から噴射されるオイルを十分円周溝15に保持可能である。
ピストンは高速で往復運動を行うため、上死点から下死点に至る周期においてオイルを保持し、旋回流を生じさせることにより、下死点から上死点に至る周期においてもオイルの旋回流を残存させることが可能である。また、ピストンの往復周期は短いため、下死点から上死点に至る周期においてオイルが旋回し難い場合であっても、わずかな時間の後に上死点から下死点に至る周期が開始され、旋回流を発生させて冷却を行うことが可能である。また、本願実施例においてはオイルはy軸負方向に開口した円周溝15内を流動するため、高温となったオイルを直ちに排出することが可能である。
なお、本願実施例ではオイルの噴射方向は常時y―z平面に対し平行かつx−z平面に対し傾斜しているものとするが、少なくともピストン下死点においてy―z平面に対し平行かつx−z平面に対し傾斜していればよく、特に限定しない。オイルジェット4とピストンヘッド1との最近接位置である下死点において傾斜していれば、オイルの旋回流を確実に発生させることが可能なためである。
[連通孔によるピストンピン両端へのオイル供給作用]
旋回流動に伴って、一部のオイルは貫通溝部152の外径側に設けられた連通孔100から排出される。オイルジェット4から十分なオイルが供給されているため、連通孔100にも積極的にオイルが供給され、連通孔100から十分な量のオイルがピストンヘッド1の外周側に排出される。
連通孔100から排出されたオイルは、ピストンのy軸方向往復運動に伴ってy軸方向に移動する。ここで、上述のように連通孔100はエプロン14においてピンボス13のy軸正方向側で開口し、ピストンヘッド1の周方向に対しピンボス13と同一位置に設けられているため、連通孔100から排出されたオイルはピンボス13の外周側開口部に到達し、ピンボス13に挿入されたピストンピン3のz軸方向両端部31にも到達することとなる(図3、図7参照)。
したがって、ピストンピン3のz軸方向両端部31のz軸方向両端部31は連通孔100から排出されたオイルにより確実に冷却される。また、ピンボス13の開口部にもオイルが導入されるため、ピストンピン3とピンボス13との摺動面の潤滑及び冷却もスムーズに行われる。
さらに、連通孔100を介してオイルをピストンヘッド1外周側の供給することで、コンロッド2、シリンダとピストンヘッド1との冷却及び潤滑を図ることが可能である。ピストンの往復運動に伴ってオイルが排出されやすくなり、オイルの入れ替えをスムーズに行うことで冷却及び潤滑の向上がさらに期待される。
[従来例と本願実施例における作用効果の対比]
従来、内燃機関のピストンにあっては、ランド部におけるピストンピンボス側の裏面を肉抜きし、さらにピストンピンボスとスカートとを連結するエプロン部の両側に連通孔を形成して肉抜きを行うことで、軽量化を図っている。しかしながら上記従来技術にあっては、オイルジェットを用いてピストンヘッド裏側面に潤滑油を供給したとしても、連通孔を介して十分にピストンピンのピストン外周側端部を潤滑することは難しいという問題があった。
仮に潤滑油を供給したとしても、連通孔はエプロン部両側に設けられており、連通孔とピストンピンの周方向位置が対応していないため、ピストンピンに供給される潤滑油が不十分となってしまう。ピストンの往復運動に伴って潤滑油が飛散し、連通孔を通過する潤滑油量が増加する可能性はあるが、ピストンピンのピストン外周側端部を潤滑を行うには不十分である。また、ピストンピンにおけるピストン外周側の端部の幅は狭く、潤滑油が供給されづらい。
これに対し本願実施例では、エプロン14においてピンボス13のy軸正方向側かつ周方向同一位置で開口する連通孔100を設け、この連通孔100によってエプロン14の内外周を連通することとした。また、連通孔100によってピストンヘッド1の外周側と連通する円周溝15にオイルを供給することとした。
これにより、円周溝15に供給されたオイルは連通孔100から排出され、ピストンのy軸方向往復運動に伴ってy軸方向に移動してピンボス13の外周側開口部及びピストンピン3のz軸方向両端部31に確実に到達させることが可能となり、ピストンピン3のz軸方向両端部31のz軸方向両端部31を確実に冷却することができる。
また、ピンボス13と連通孔100は互いに直接連続しない孔であり、ピンボス13を貫通する貫通溝部152はエプロン14の外周において開口し、上述の連通孔100を形成することとした。これにより、強度低下を抑制しつつ、連通孔100を設けることができる。
さらに、ピストンヘッド1のピストンヘッド裏側面11外周部にはy軸正方向に凹む円周溝15が設けられ、この円周溝15は、スカート12の内周側に位置する内周側溝部151と、エプロン14の外周側に位置し、ピンボス13を貫通して内周側溝部151と接続する貫通溝部152から形成されることとした。ピストンヘッド裏側面11の外周部全周にわたって凹状の溝部である円周溝15を形成することで、さらなる軽量化を図ることができる。
[他の実施例]
以上、本発明を実施するための最良の形態を実施例に基づいて説明してきたが、本発明の具体的な構成は本願実施例に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。
実施例1の円周溝15は全周にわたって単なる溝部であったが、図9、図10に示すように、円周溝15においてオイルが噴射される位置に突起部110を設け、突起部110の周方向両側にオイルを分散することで旋回流を生じさせてもよい。
この場合、オイルジェット4は常時この突起部110にオイルを噴射するよう設けることとすれば、噴射されたオイルは突起部110により円周溝15の両円周方向に分割され、時計回りと反時計回りの旋回流を形成し、オイルジェット4をピストンヘッド1に対し傾斜させることなく実施例1と同様の作用効果を得ることができる。。
また、実施例1ではピストンヘッド1の円周に沿って円周溝15を設け、貫通溝部152も円弧状としたが、貫通溝部152は内周側溝部151を連続曲面によって連通するものであればよく、図11に示すように直線状であってもよい。直線状としても各スカート12a,12bの内周側を連通可能であり、ピストンヘッド1全体を冷却することができる。
さらに、上記実施例から把握しうる請求項以外の技術的思想について、以下にその効果とともに記載する。
(イ)請求項1に記載の内燃機関のピストンにおいて、
前記隔成部位内周には、オイルジェットにより潤滑油が供給されていることを特徴とする内燃機関のピストン。
オイルジェットから十分な量の潤滑油が供給され、さらに連通孔にも十分な量の潤滑油が供給されるため、確実にピストンピンのピストン外周側端部を潤滑することができる。
(ロ)請求項3に記載の内燃機関のピストンにおいて、
前記環状通路には潤滑油が供給されることを特徴とする内燃機関のピストン。
環状通路内を潤滑油が流れ、ピストンの往復運動により連通孔から潤滑油が外周側に排出されるため、ピストンピンのピストン外周側端部を確実に潤滑することができ、ピストン冠面側を冷却するという効果も見込める。
(ハ)上記(ロ)に記載の内燃機関のピストンにおいて、
前記環状油路内の潤滑油を旋回させることを特徴とする内燃機関のピストン。
潤滑油を旋回させることで、ピストンピンのピストン外周側端部を確実に潤滑することができ、上記(ロ)の効果がより確実なものとなる。
(ニ)請求項1ないし請求項3のいずれか1項、または(イ)ないし(ハ)のいずれかに記載の内燃機関のピストンにおいて、
前記貫通路及び排出路は、型成形によって形成されることを特徴とする内燃機関のピストン。
中子を用いて鋳造する必要がなく、安価なピストンとすることができる。
(へ)請求項1ないし請求項3のいずれか1項、または(イ)ないし(ニ)のいずれかに記載の内燃機関のピストンにおいて、
前記ピンボスは、前記冠面から延在して設けられる支持部によって支持されることを特徴とする内燃機関のピストン。
ピストンの往復運動に伴ってピンボスには大きな負荷がかかるが、ピンボス自体は支持部によって冠面に支持されているため、ピンボスにかかる負荷がエプロンに及ぼす影響は少ない。したがって、ピンボスの冠面側のエプロンを肉抜きして連通孔を設けたとしても、ピンボスの強度は確保される。
ピストンヘッドのA−A断面図である。 ピストンヘッドのB−B断面図である。 ピストンヘッドのz軸方向正面図部分断面図である。 ピストンヘッドのI−O−II部分断面図である。 ピストンヘッドのy軸負方向正面図である。 A−A断面におけるオイルの流れを示す図である。 B−B断面におけるオイルの流れを示す図である。 ピストンヘッド裏側面におけるオイルの流れを示す図である。 本願実施例の他の実施例におけるオイルの流れを示す図である。 図9に示す他の実施例におけるオイルの流れを示す図である。 本願実施例の他の実施例を示す図である。
符号の説明
1 ピストンヘッド
1a ランド部
2 コンロッド
3 ピストンピン
4 オイルジェット
11 ピストンヘッド裏側面
12 スカート
12a,12b x軸負、正方向側スカート
13 ピンボス
13a,13b z軸負、正方向側ピンボス
14 エプロン
15 円周溝(環状通路)
16 支持部
31 x軸方向両端部
100 連通孔
110 突起部
131 z軸方向貫通孔
151 内周側溝部
151a x軸負方向側内周側溝部
151b x軸正方向側内周側溝部
152 貫通溝部(貫通路)
152a,152b z軸負、正方向側貫通溝

Claims (3)

  1. スカートとピストンピンボスを連携するエプロン部を有する内燃機関のピストンであって、
    前記エプロン部における前記ピストンピンの冠面側位置に内外周を連通する連通孔を設け、前記スカートと前記ピンボスと前記エプロン部で区画される隔成部位の内周に潤滑油を供給したこと
    を特徴とする内燃機関のピストン。
  2. 請求項1に記載の内燃機関のピストンにおいて、
    前記ピストンピンボスのピストンピン冠面側に、一方の前記スカート側から他方の前記スカート側に貫通する貫通路を設け、この貫通路を前記連通孔に連通させたこと
    を特徴とする内燃機関のピストン。
  3. 請求項2に記載の内燃機関のピストンにおいて、
    前記貫通路は、連続して前記冠面の背面に環状通路として形成されていること
    特徴とする内燃機関のピストン。
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