JP2006214143A - 駐車スペース管理方法及び駐車スペース表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】駐車スペース管理のための表示装置を提供する。
【解決手段】表示部1により有権車両30のナンバーNと駐車禁止警告又は/及び前記駐車スペースの募集広告とを表示することで、駐車場の管理者にとっては駐車スペース20毎の有権車両30の有無を把握及び駐車している車両が有権車両30か否か判別が容易となり、また駐車する権利を得たい車両の運転者にも有権車両30の有無と空いている駐車スペース20の把握とができ、駐車場の管理者及び駐車する権利を持たない車両の運転者の双方にとって有益なものとすることができる。
【選択図】図1
【解決手段】表示部1により有権車両30のナンバーNと駐車禁止警告又は/及び前記駐車スペースの募集広告とを表示することで、駐車場の管理者にとっては駐車スペース20毎の有権車両30の有無を把握及び駐車している車両が有権車両30か否か判別が容易となり、また駐車する権利を得たい車両の運転者にも有権車両30の有無と空いている駐車スペース20の把握とができ、駐車場の管理者及び駐車する権利を持たない車両の運転者の双方にとって有益なものとすることができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、契約等により駐車スペースに特定の車両が駐車するようになされた駐車場における駐車スペースの管理方法に関するものである。
駐車スペースに契約等の取り決めにより特定の車両が駐車するにおいて、当該駐車スペースに駐車できる権利を有する有権車両の情報を表示する装置の一つとして、固定用取付基板から略上方に表面に名前や番号などの識別表示を施した表示プレートを備え、前記表示プレートを弾性素材で変形自在の形成している駐車場の識別表示具が開示されている(例えば特許文献1)。
一方、駐車場の床面の所定位置に少なくとも上部側が自動車の進退方向に揺動可能なプレート本体を突設し、このプレート本体の前面側に無断駐車禁止の文字等を表示して有権車両以外の車両の駐車禁止を喚起する無断駐車禁止警告プレートが開示されている(例えば特許文献2)。
しかしながら、特許文献1及び2に記載の如き、従来の駐車場の表示装置では、駐車場の管理者が駐車スペース毎の有権車両の有無を把握しにくく、また有権車両以外が駐車している場合に、有権車両か否かの判別が困難なものとなっていた。更には駐車する権利を持たない車両の運転者にとっても、当該駐車場が単に有権車両以外を駐車させないがために駐車禁止の警告を行っているのか、または駐車スペースが満杯の状態であるから駐車禁止の警告表示をしているのかが判らず、例えば当該駐車場に駐車する権利を得たい車両の運転者には駐車スペースに空きがあるかの判断ができず、有権車両以外の車両の運転者にとっては全く利点のないものであった。
本発明は上記の如き課題に鑑みてなされたものであり、駐車場の管理者及び駐車する権利を持たない車両の運転者の双方にとって有益となり得る駐車スペース管理方法及び駐車スペース表示装置を提供せんとするものである。
上記目的を達成するため、本発明は以下のような構成としている。すなわち、本発明に係わる駐車スペース管理方法は、駐車場において駐車スペース毎の路面に設置された表示装置の表示部を用いて行う駐車スペースの管理方法であって、前記駐車スペースに駐車する権利を有する有権車両があれば、該有権利車両のナンバープレートに記載の番号を前記表示部により表示し、前記有権車両がなければ前記表示部により前記駐車スペースへの駐車禁止警告又は/及び前記駐車スペースへの有権車両の募集広告を表示することを特徴とするものである。
本発明に係わる駐車スペース管理方法によれば、表示部により有権車両のナンバーと駐車禁止警告又は/及び前記駐車スペースの募集広告とを表示することで、駐車場の管理者にとっては駐車スペース毎の有権車両の有無を把握及び駐車している車両が有権車両か否か判別が容易となり、また駐車する権利を得たい車両の運転者にも有権車両の有無と空いている駐車スペースの把握とができ、駐車場の管理者及び駐車する権利を持たない車両の運転者の双方にとって有益なものとすることができる。
また請求項1に記載の駐車スペース管理方法において、前記表示部は、前記有権車両の駐車時に、前記有権車両により隠されないように設けられていれば、駐車場の管理者が車両のナンバーと表示部とを短時間で照合することができ、駐車場の管理に係わる作業がより一層容易なものとなり好ましい。
また本発明に係わる駐車スペース表示装置は、駐車場において駐車スペース毎の路面に設置され、表示部を用いて駐車スペースの管理を行う表示装置であって、前記表示部は、前記数字表示と前記駐車禁止警告又は/及び募集広告とが交互に表示可能となされていることを特徴とするものである。
本発明に係わる駐車スペース表示装置によれば、表示部により有権車両のナンバーと駐車禁止警告又は/及び前記駐車スペースの募集広告とを表示できることで、駐車場の管理者にとっては駐車スペース毎の有権車両の有無を把握及び駐車している車両が有権車両か否か判別が容易とすることができ、また駐車する権利を得たい車両の運転者にも有権車両の有無と空いている駐車スペースの把握とが可能とでき、駐車場の管理者及び駐車する権利を持たない車両の運転者の双方にとって有益となり得る。
また請求項3に記載の駐車スペース表示装置において、前記数字表示と、前記駐車スペースへの駐車禁止警告又は/及び前記駐車スペースへの有権車両の募集広告との両方が装置内に備えられていれば、数字表示と駐車禁止警告又は/及び募集広告との切り替えを迅速に行うことができ、また数字表示や駐車禁止警告又は/及び募集広告の手段の紛失の恐れをなくすることができ好ましい。
本発明に係わる駐車スペース管理方法によれば、表示部により有権車両のナンバーと駐車禁止警告又は/及び前記駐車スペースの募集広告とを表示することで、駐車場の管理者にとっては駐車スペース毎の有権車両の有無を把握及び駐車している車両が有権車両か否か判別が容易となり、また駐車する権利を得たい車両の運転者にも有権車両の有無と空いている駐車スペースの把握とができ、駐車場の管理者及び駐車する権利を持たない車両の運転者の双方にとって有益なものとすることができる。
また本発明に係わる駐車スペース表示装置によれば、表示部により有権車両のナンバーと駐車禁止警告又は/及び前記駐車スペースの募集広告とを表示することで、駐車場の管理者にとっては駐車スペース毎の有権車両の有無を把握及び駐車している車両が有権車両か否か判別が容易とすることができ、また駐車する権利を得たい車両の運転者にも有権車両の有無と空いている駐車スペースの把握とが可能とでき、駐車場の管理者及び駐車する権利を持たない車両の運転者の双方にとって有益となり得る。
本発明に係わる最良の実施の形態について、図面に基づき以下に具体的に説明する。
図1は、本発明に係わる駐車スペースの管理方法の、実施の一形態を示す説明図である。駐車場の、車両、歩行者、管理者等が通行する通路Tに沿って設けられている駐車スペース20毎の路面に駐車スペース表示装置(以下、表示装置という)10が設置され、駐車スペース20には当該駐車場と契約することにより駐車する権利を得ている有権車両30が駐車している。表示装置10の表示部1には、有権車両30のナンバープレートNに記載されている4桁の数字である「1123」が表示されているが、表示装置10は駐車スペース20に駐車した有権車両30の駐車するであろう位置における有権車両30の前端又は後端が位置する場所より通路T側となされて駐車した有権車両30により隠されないように設置されていることで、有権車両30の前端及び後端に取り付けられたナンバープレートNと、表示装置10の表示部1とが通路T側から一目で照合可能となり、駐車場の管理者が駐車スペース20に駐車している車両が有権車両30であるか否かが極めて容易に判断できる。
図2は、図1に示した駐車スペース20に用いられる表示装置10の、第一の実施形態を示す斜視図である。表示装置10は、上面から突設された板状の面に数字が描画された表示部1と、路面への固定がなされる基部2と、表示部1を基部2に固定する押さえ部3とを備えており、押さえ部3はボルトBにより基部2に固定されている。基部2と押さえ部3とにより形成される上面は連続した円弧状となされて車両の踏み付けが円滑になるようになされている。表示部1の、少なくとも押さえ部3上面から突設された部分は弾性体により形成されて、車両の踏み付けに対して屈曲して車両やそのタイヤを傷つけないようになされていると共に、踏み付けによる荷重が除去されると元の形状に復元するようになされている。基部2に設けられた窪み部21には、夜間における視認性を高めるために帯状樹脂にガラスビーズを埋設して形成された再帰反射体Rが取り付けられている。
表示部1は、各々に0〜9の数字が描画された分体11を四体並べて形成されるもので、駐車場の管理においては有権車両30が決定するのに応じてナンバープレートNに記載された数字が描画された分体11を四体用意し、それをナンバープレートNの番号順に並べて基部2に固定することで有権車両30に応じた表示部1を形成することができる。
図3は、表示装置10の路面への固定方法及び表示部1の基部2への固定方法を示す図2のA−A断面図である。まず基部2が、基部2の上面に中央付近にボルト孔23が穿設された有底である第一の凹部22が形成され、ボルト孔23に挿通されたアンカーボルトA1を予め路面に埋設しておいたアンカーナットA2に螺着することで凹部22の底部が路面とアンカーボルトA1の頭部との間に挟まれて路面に取り付けられる。
続いて表示部1の分体11が基部2に取り付けられる。分体11は逆T字状断面となされ、T字状を形成する横棒部111が基部2の上面に設けられた第二の凹部24に嵌着される。第二の凹部24は第一の凹部22の上方に設けられ、第一の凹部22より大きい面積となされている。次に、分体11のT字状を形成する縦棒部112が挿通可能な挿通部31が設けられた押さえ部3が、挿通部31に縦棒部112を挿通した状態でボルトBにより基部2に固定されることで、押さえ部3の下面と第二の凹部24との間に横棒部111が挟まれて、分体11が基部2に強固に固定される。
ここで表示部1を形成する分体11は、任意の材料から形成することができるが、長期に亘る使用においては上述の如く車両の踏み付けに対して屈曲して車両やそのタイヤを傷つけないようになされていると共に、踏み付けによる荷重が除去されると元の形状に復元するように弾性体により形成することが好ましく、かかる形成用の材料としては金属バネ等を用いてもよいが、任意の形状に成形するのが容易である合成樹脂を用いるのが好ましく、天然ゴムやブタジエンスチレンゴム、ネオプレン、ブタジエンアクリロニトリルゴム、クロロプレン重合体、ブチルゴム、エチレンプロピレンターポリマー、ウレタン樹脂、ポリイソブチレン樹脂、ポリエチレン樹脂、エチレン酢酸ビニル共重合体、シリコン樹脂、軟質及び硬質塩化ビニル樹脂、スチレン−ブタジエン系やポリオレフィン系、ポリエステル系、ポリ塩化ビニル系、ポリウレタン系、ポリアミド系等のエラストマーなどの各種合成ゴムや合成樹脂等からなる弾性材やそれらを発泡させたもの等を好適に用いることができる。
基部2についても合成樹脂等の任意の材料を用いて形成することができるが、車両による踏み付けに対する強度が高く、またボルトBを螺着するねじ山を強固に形成できる金属材料を用いて形成するのが好ましく、鉄、アルミニウム、亜鉛等の鋳物やダイカストを好適に用いることができる。また押さえ部3についても同様に、強度面から基部2において示した金属材料により形成するのが好ましい。また基部2と押さえ部3とを固定するボルトBについては、汎用のものを用いてもよく、またねじ孔を五角形等の特殊な形状として、悪戯等により押さえ部3が外されるのを防止するようにしてもよい。
表示装置10における表示部1は、駐車スペース20に有権車両30がない場合には、例えば図4の如く変更される。本図において、表示部1は駐車スペース20への有権車両30の募集広告となされており、かかる募集広告を有権車両以外の車両の運転者が視認することで、当該駐車場が新規の駐車場利用者を募る意志があることが一目で判り、当該駐車場と契約することを希望している等の有権車両以外の車両の運転者に関しても利点のあるものとなり得る。尚、表示部1は募集広告に限定されず、「無断駐車禁止」等の駐車禁止警告表示を行うものとしてもよい。
図5は、本発明に係わる駐車スペース管理方法の、表示装置の第二の実施形態を示す説明図である。表示装置10は、第一の実施形態と同様に路面に設置されているが、表示部1は上面から立設されたものではなく、上面と略同一平面上に表示されているものである。本実施形態においても、有権車両30のナンバープレートNと表示装置10の表示部1とは容易に照合可能となされている。
図6は、表示部1の詳細を示す平面図である。第一の実施形態と同様に、基部2に押さえ部3がボルトBにより固定され、基部2と押さえ部3との間に挟まれることで表示部1は固定されている。まず(a)において、表示部1Aは七体のバー12を日字状に配置し、それらバー12の白又は黒の組み合わせによって数字を表示するものである。かかる七体のバー12の日字状の単位が四つ並列されていることで、有権車両30のナンバープレートNに記載の四桁の数字が表示可能となされている。七体のバー12はそれぞれが同じ長さとなされることで、バー12を違う部位に用いたり、スペアのバー12を用意する本数や種類を少なくしたりできる。尚、ボルトBは第一の実施形態の如く締結に特殊な工具を必要とするものを用いてもよいが、本実施形態においてはマイナスドライバーで容易に外すことができるものを用い、駐車場の利用者でも表示部1Aによって表示される番号が変更可能なようになされている。
駐車スペース20に有権車両30がない場合、(b)に示す如く表示部1Bを有権車両30の募集広告とすることで、有権車両以外の車両の運転者が視認した際に、当該駐車場が新規の駐車場利用者を募る意志があることが一目で判り、当該駐車場と契約することを希望している等の有権車両以外の車両の運転者に関しても利点のあるものとなり得る。尚、表示部1Bは募集広告に限定されず、「無断駐車禁止」等の駐車禁止警告表示を行うものとしてもよい。
第二の実施形態における表示装置10の、表示部1の変更方法の一例を図7に示す。図7は図6のB−B断面図であるが、路面に固着された基部2の上面には凹部24が設けられ、表示部1は凹部24に嵌着されると共に、凹部24と押さえ部3とにより挟まれることで基部2に固定される。表示部1は、数字を表示する表示部1Aと募集広告である表示部1Bとが重ねられて配置され、表示部1Aについては断面十字状のバー12が、前面板13と嵌着部14との間に挟まれて固定されている。表示部1Aは、押さえ部3の上面より低い位置となされていることで、車両の踏み付け時に表示面1Aが汚損される恐れを小さくしている。
(b)は表示部1A及び1Bの形成を説明する断面図である。バー12は、上下方向に同一幅の白部121及び黒部122が突設され、白部121及び黒部122の間に、白部121及び黒部122より幅広となされた挟持部123が設けられている。前面板13には白部121及び黒部122が挿通可能な表示孔131が設けられると共に、少なくとも前面板13の上面が白色となされ、表示孔131に挿通された黒部122の黒色が上方から視認されることで数字の表示がなされる。
ここでバー12には白部121及び黒部122が形成されていることで、数字の表示を行わない部分についてはバー12を矢印Y1の方向に上下を反転させて、白部121を表示孔131に挿通することで、白部121が前面板13の上面の白色により消され、バー12が設けられていても数字の表示に関わらないようになされる。かかる構造により、数字の表示に関わらない部分についてバー12を取り外す必要がなく、表示する数字の変更時にバー12を別な場所から運搬してくる必要がなく作業が迅速且つ容易なものとなり、またバー12の紛失も防止することができる。また募集広告である表示部1Bを表示するには、表示部1Bを矢印Y2の方向に移動させて表示部1Aと表示部1Bとの上下の位置関係を逆にすることのみで可能となり、表示部1Bの表示の際にも同様に作業が迅速且つ容易なものとなり、また表示部1Bであるプレートの紛失も防止することができる。
バー12は白部121及び黒部122の一方が表示孔131に挿通され、他方と挟持部123とが嵌着部14の嵌着孔141に嵌着されることで、前面板13と嵌着部14との間にバー12が挟持されて固定されて表示部1Aが形成される。表示部1Aが表示部1Bと重ね合わされ、表示部1A及び1Bが凹部24と、押さえ部3の下面に設けられた凹部31とに嵌着されると共に、基部2と押さえ部3とがボルトBにより固着されることで、表示部1A及び1Bが基部2及び押さえ部3により挟持されて固定される。
(c)は、バー12の詳細を示す斜視図である。バー12は断面十字状で、同一断面が連続して延設されたものである。バー12の形成については、白部121、黒部122及び挟持部123を各々形成し接着や融着等により一体化してもよく、断面十字状の成形体を形成し、塗装等により着色してもよいが、熱可塑性合成樹脂を用いて押出成形、射出成形等の熱成形を行い、押出成形又は射出成形の際に複数色を同時に成形すれば、各部位が分離する恐れがなく、また押出成形であれば連続した断面を容易に成形でき、射出成形であればバー12が全て同じ大きさ及び形状となされていることで単一の金型で成形することができ好ましい。形成に用いられる熱可塑性合成樹脂としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリウレタン、ABS等を用途に応じて適宜用いることができる。
基部2及び押さえ部3については、第一の実施形態と同様に任意の材料を用いることができるが、強度面から金属材料を用いるのが好ましい。表示部1A及び1Bの形成に用いられる材料としては、車両による踏み付けの影響をとりわけ受けやすい上面に配置される前面板13や表示部1Bについては金属材料を用いるのが好ましいが、本実施形態の如く前面板13や表示部1Bの上面が押さえ部3の上面より低い位置となされていれば、車両の踏み付けによる悪影響を受けにくくなることから合成樹脂等の比較的強度の低い材料を用いることもできる。
図8は、本発明に係わる駐車スペース表示装置の、第三の実施形態を示すもので、(a)は平面図、(b)及び(c)は(a)の各々C−C断面、D−D断面を示す断面図である。まず(a)において、第二の実施形態と同様に、同じ長さである七体のバー12の日字状の単位が四つ並列されて、バー12の白部121と黒部122とを用いて表示面1Aに有権車両30のナンバープレートNに記載の四桁の数字が表示可能となされている。バー12は、両端が尖鋭な形状となされることで、隣接するバー12との連続間が生じて表示された数字が識別しやすいようになされている。バー12の基部2に対する固定は、(b)及び(c)に示す如く第一及び第二の実施形態と同様に押さえ部3によってなされるが、本実施形態においてはバー12の白部121又は黒部122のいずれか一方と、挟持部123とが嵌入可能な嵌着孔141が、基部2の上面に直接開口されて設けられている。また押さえ部3にも、白部121又は黒部122のいずれか一方が挿通可能な表示孔131が直接設けられ、バー12を嵌着孔141に嵌着し、押さえ部3を基部2にボルトBを用いて固定することで、バー12の基部2への固定及び表示部1Aによる数字表示が同時になされる。バー12については、第二の実施形態と同様に上下方向に回転させて白部121と黒部122との上下の位置を入れ替えることで0〜9の任意の数字を表示することができる。
本実施形態において、有権車両の募集広告は図9に示す如くなされる。図9は募集広告を表示した状態を示し、(a)は平面図、(b)は(a)のE−E断面を示す断面図である。募集広告である表示部1Bは、数字表示の表示部1A上に、表示部1Aを隠すように配置され、その取り付けは押さえ部3を固定するボルトBを一旦取り外し、そのボルトBを表示部1Bに挿通して再度基部2に螺着することで行われる。
かかる構造により、例えば第二の実施形態と比較して、前面板13や嵌着部14を用いることなく簡便な構造で表示部1A及び1Bを形成することができ、また部材点数を少なくして、構造的に強固なものとできると共に、部材の紛失等の不具合の発生を防ぐことに繋がる。
図10は、本発明に係わる駐車スペース表示装置の、第四の実施形態を示すもので、図8の(b)と同じ視点での断面図である。表示部1Aは傾斜されて設けられていることで、斜め上方からの視線に対して正対するようになされている。かかる傾斜された表示部1Aにより、高さが抑えられて破損の恐れが小さくできると共に、表示面1Aが斜め上方から視認しやすくなり、駐車場の管理者が通路T側から有権車両30のナンバープレートNと表示部1Aの数字表示との照合が行いやすくなされている。
1 表示部
1A (数字表示を行う)表示部
1B (募集広告である)表示部
10 駐車スペース表示装置
20 駐車スペース
30 有権車両
N ナンバープレート
1A (数字表示を行う)表示部
1B (募集広告である)表示部
10 駐車スペース表示装置
20 駐車スペース
30 有権車両
N ナンバープレート
Claims (4)
- 駐車場において駐車スペース毎の路面に設置された表示装置の表示部を用いて行う駐車スペースの管理方法であって、前記駐車スペースに駐車する権利を有する有権車両があれば、該有権利車両のナンバープレートに記載の番号を前記表示部により表示し、前記有権車両がなければ前記表示部により前記駐車スペースへの駐車禁止警告又は/及び前記駐車スペースへの有権車両の募集広告を表示することを特徴とする駐車スペース管理方法。
- 前記表示部は、前記有権車両の駐車時に、前記有権車両により隠されないように設けられていることを特徴とする請求項1に記載の駐車スペース管理方法。
- 駐車場において駐車スペース毎の路面に設置され、表示部を用いて駐車スペースの管理を行う表示装置であって、前記表示部は、前記数字表示と前記駐車禁止警告又は/及び募集広告とが交互に表示可能となされていることを特徴とする駐車スペース表示装置。
- 前記数字表示と、前記駐車スペースへの駐車禁止警告又は/及び前記駐車スペースへの有権車両の募集広告との両方が装置内に備えられていることを特徴とする請求項3に記載の駐車スペース表示装置。
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2005
- 2005-02-03 JP JP2005027415A patent/JP2006214143A/ja active Pending
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