JP2006214068A - 携帯マント - Google Patents

Abstract

【課題】 携帯用のマントであって、地震地やレジャー地などの屋外でトイレ行為や着替えのとき、人体をスッポリ覆うことができ、使用しないときは小さく折りたたんでコンパクトに携帯できる携帯マントを提供する。
【解決手段】 防水生地からなる略円錐状のマントであって、頭部をフードとし下方を胴体部となし、フードの先端から胴体部にかけて前面部に縦長状の開口部を設け、開口部はスライドファスナーで開閉自在とし、フードと胴体部に円環状の環状ワイヤーを設け、胴体部の内側に上方を開口したポケットを設け、マント全体を折りたたんで外ポケットに挿入自在とする。
【選択図】 図１

Description

本発明は、緊急時に、他人に見られないで小スペースで、トイレ行為や着替えなどが出来る、身体をスッポリ覆うマントに関するものである。

従来、車の中で、肩から身体にスッポリ被るだけのマントであった。
（特許文献１参照）
特開平８−２１８２０７号公報

そのために、次のような問題点があった。
マントの内側が見えないので、作業がしずらい。又マントが身体に密着してしまうので、外側から見て何をしているのか分ってしまう。屋外での使用も出来なくなる。
本発明は以上の問題点を解決しようとするものである。

フードとワイヤー（肩と膝あたりに）を付けて膨らみをもたせる事により、自分の目で見て内側の作業をする事ができる。生地を防水にすれば雨の日や屋外でも使用はできる。前ファスナーで開閉すれば、フードだけはずすことも出来るし、着脱作業もしやすくなる。又ワイヤーを外す事によって防寒用にもなる。以上を特徴とする携帯マントとする。

本発明は災害時や、急を要すときなどは、片隅、車中、屋外など様々な場所で，生理的な作業や、着替えなどが出来る。その上、防寒用としても使用できる。したがって、長い時間我慢したり、長い時間待ったりすることも無く使用できる。また携帯する時は、コンパクトにして持ち歩きできるので大いに必要なマントである。

以下本発明の実施の形態について説明する。
（イ）全体が防水の生地からなる頭部のフード（１）と中央が胴体部（２）と下端が垂れ部（３）からなり、一体にできている。
（ロ）フード（１）及び胴体部（２）前面にフード（１）の上端より胴体部（２）の下端まで縦長状に開閉部（４）を設け、スライドファスナー（５）により開閉自由にする。
（ハ）フード（１）と胴体部（２）の境部に弾性金属製の環状ワイヤー（６）を取り出し穴（７）より出し入れ可能とする。
（ニ）胴体部（２）と垂れ部（３）の境部に弾性金属製の環状ワイヤー（８）を取り出し穴（９）より出し入れ可能とする。
（ホ）胴体部（２）の内側に上方を開口したポケット部（１０）と手提げ（１１）を設ける。
本発明は、以上の構成より成っている。
本発明を使用する時は、下から身体をスッポリ被る。ワイヤー（６）（８）を入れることによって自分の目で下方が見えるし、懐が広くなるので、トイレ行為や着替えなどがし易くなる。（６）のワイヤーを（７）の取り出し穴より、（８）のワイヤーを（９）の取り出し穴より取り出すことで、防寒用マントにもなる。ファスナー（５）は、胴体部（２）の下端よりフード（１）の上頭部に向かって取り付ける。フード（１）の部分だけファスナー（５）を開けることで、外も見えるし、フード（１）を脱ぐこともできる。ファスナー（５）の全開放は、マントを着脱する時など便利である。また内ポケット部（１０）を付けることによって、２重にしたワイヤー（８）と一緒に全体を丸めて収納することが出来る。手提げ（１１）は、持ち運びに便利である。また下部のワイヤー（８）のみ取り外し、胴体部（２）垂れ部（３）を広くすることによって、マントは車椅子用にもなる。

本発明の斜視図 本発明の使用状態を示す斜視図 本発明をポケット収容したときの正面図

符号の説明

１ フード
２ 胴体部
３ 垂れ部
４ 開閉部
５ ファスナー
６ 環状ワイヤー
７ 取り出し穴
８ 環状ワイヤー
９ 取り出し穴
１０ 内ポケット部
１１ 手提げ

Claims (1)

1. 防水生地からなる略円錐状のマントであって、頭部をフードとし下方を胴体部となし、フードの先端から胴体部にかけて前面部に縦長状の開口部を設け、開口部はスライドファスナーで開閉自在とし、フードと胴体部に円環状の環状ワイヤーを設け、胴体部の内側に上方を開口したポケットを設け、マント全体を折りたたんで外ポケットに挿入自在とする。
   以上の構成よりなる携帯マント

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