JP2006213509A - エレベーターの表示器及び呼び釦の点検方法 - Google Patents
エレベーターの表示器及び呼び釦の点検方法 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】表示器の点灯状態と呼び釦の両方の点検を短時間に行え、利用者に不必要な表示を出さず、かつ安価な構成で達成できるエレベーターの表示器及び呼び釦の点検方法を提供する。
【解決手段】エレベーター1の運行を制御し、かご位置検出手段13からの信号により前記呼び釦31b、31c及び表示器31aの点灯状態を制御する制御手段22を備え、前記制御手段22に呼び釦31b、31c及び表示器31aの点検モードの設定手段24を備えたエレベーター1の表示器31a及び呼び釦31b、31cの点検方法において、前記点検モードの設定手段24により点検モードに設定した時、前記制御手段22は、かご停止階のアップ呼び釦31bの操作によってかご停止階の表示器31aの一部を点灯するよう制御し、かご停止階のダウン呼び釦31cの操作によってかご停止階の表示器31aの残りの部分を点灯するよう制御する。
【選択図】図1
【解決手段】エレベーター1の運行を制御し、かご位置検出手段13からの信号により前記呼び釦31b、31c及び表示器31aの点灯状態を制御する制御手段22を備え、前記制御手段22に呼び釦31b、31c及び表示器31aの点検モードの設定手段24を備えたエレベーター1の表示器31a及び呼び釦31b、31cの点検方法において、前記点検モードの設定手段24により点検モードに設定した時、前記制御手段22は、かご停止階のアップ呼び釦31bの操作によってかご停止階の表示器31aの一部を点灯するよう制御し、かご停止階のダウン呼び釦31cの操作によってかご停止階の表示器31aの残りの部分を点灯するよう制御する。
【選択図】図1
Description
本発明は、保全作業におけるエレベーターの表示器及び呼び釦の点検方法に関する。
昇降機の保全台数が年々増加しているなか、保全作業員の減少や顧客要望による保全作業時間の制約などから保全作業の効率化が必要である。この保全作業において各階毎に設置している表示器や呼び釦の点検に多大な時間を要している。
例えば、ごく一般的な表示器の点検方法として、各階の乗場にてエレベーターを全階床走行させたときの表示灯の点灯状態を目視確認し、一方、呼び釦の点検は、各階乗場の呼び釦を押し呼び釦の点灯状態とエレベーターがその階に停止することを確認して行っていた。このため、階床数が多いエレベーターでは表示灯と呼び釦の点検に多大な時間を要するという問題があった。
この問題を解決する一手段として、表示灯の点灯を制御する端末装置と、端末装置に供給する電力線の電流検出手段と、端末装置それぞれに対し表示灯を一つずつ点灯させる点灯指令手段を備え、点灯指令手段によって点灯させた場合の電流の有無を検出し表示灯の故障を判断するものが提案されている(特許文献1参照)。
また、他の表示器の点検手段として、点検すべき階の乗場呼び釦の特定な操作によって、点検すべき階の表示灯全数を全点灯又は停止階を順に点灯させるものが提案されている(特許文献2参照)。
更に、乗場呼び釦の点検手段として、一般に保全作業員が乗場の呼び釦を押し、エレベーターが呼び登録した階に停止することを確認して行っているが、一時的に呼び釦が一斉に登録された状態を作成する呼び点検装置を備えたものが提案されている(特許文献3参照)。
特開平7−2446号公報(段落0007、図1)
特開平7−304574号公報(段落0006〜0018、図2)
特開平8−12209号公報(段落0006〜0007、図1)
上記、提案された第一の表示器点検手段では、表示器の電流検出手段を備える必要があり、高価な構成となる問題があった。
また、提案された第二の表示器点検手段では、かごが停止していない階、即ち保全作業員がいない階でも釦の操作によって表示灯が点灯してしまうという場合があった。
更に、提案された第三の手段では、一斉に呼びを登録するも、表示灯の確認は各階乗場にて、表示灯が一巡することを目視確認して行なっているため、作業時間の短縮効果が少ないという問題があった。
本発明は、上記従来技術における実状を鑑みて成されたもので、その目的は、表示器の点灯状態と呼び釦の両方の点検を短時間に行え、利用者に不必要な表示を出さず、かつ安価な構成で達成できるエレベーターの表示器及び呼び釦の点検方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は、各階乗場に呼び釦と、かご位置などの情報を表示する表示器が設けられ、前記呼び釦及び表示器に電源を供給する電源装置と、前記呼び釦からの信号と、かご位置検出手段からの信号によりエレベーターの運行を制御し、前記かご位置検出手段からの信号により前記表示器及び呼び釦の点灯状態を制御する制御手段を備え、前記制御手段に呼び釦及び表示器の点検モードの設定手段を備えたエレベーターの表示器及び呼び釦の点検方法において、前記点検モードの設定手段により点検モードに設定した時、前記制御手段は、かご停止階のアップ呼び釦の操作によってかご停止階の表示器の一部を点灯するよう制御し、かご停止階のダウン呼び釦の操作によってかご停止階の残りの表示器を点灯するよう制御することを特徴とする。
このように構成した本発明では、かご位置検出手段と点検モードの設定手段を備え、かご停止階、即ち保全作業員がいる階のみ、表示器及び呼び釦の点検が行え、また、点灯制御手段はかご停止階の呼び釦の入力に応じた表示器を点灯することができる。
本発明によれば、表示器の点灯状態と呼び釦の点検を短時間に行え、利用者に不必要な表示を出さず、かつ安価な構成で達成することができる。
以下、本発明の実施形態を図に基き説明する。
図1は本発明の一実施形態にかかわるエレベーターの表示器及び呼び釦の点検方法を示す全体構成図、図2は図1の点検方法の動作を示す動作説明図である。
図1において、乗りかご1には、行き先階釦群11aや点検モード切替スイッチ11bを装備した運転盤12とかご位置を検出するかご位置検出手段13を備え、テールコード14を介して制御装置2へ信号を送受信している。
各階の乗場には、エレベーターのかご位置などの情報を表示するドットマトリックスLEDで構成した表示器31a〜33aと、押されたことを検出する接点と応答LEDランプを内蔵したアップ呼び釦31b〜33bと、アップ呼び釦31b〜33bと同一構成のダウン呼び釦31c〜33cと、表示器31a〜33aと呼び釦31b〜33b、31c〜33cのLEDの点灯信号を出力すると共に、呼び釦31b〜33b、31c〜33cが押されたことを検出する接点の入力を取り込み、制御装置2と信号を送受信する階床端末31d〜31dからなる端末装置31〜33が設けられている。
そして、制御装置2には各階の端末装置31、32、33に電源を供給する電源装置21と、端末装置31、32、33からの呼び釦入力情報と乗りかご1からのかご位置情報及び行き先階情報と点検モード信号を取り込み、乗りかご1の運行を制御するとともに、表示器31a〜33a及び呼び釦31b〜33b、31c〜33cの応答LEDの点灯を制御する制御手段22が設けられている。
このように構成したエレベーターの表示器及び呼び釦点検手段の動作を図2を使用して説明する。
まず、処理S1で、点検モード信号24が無いと判断した場合、即ち通常処理(S2)における動作を、乗りかご1が最上階に停止している状態で再下階乗場のアップ呼び釦(ここでは、31bとする。)が押された場合を想定して説明する。
各階の表示器31a、32a、33aには、乗りかご1が停止している階床が表示されている。この状態で再下階のアップ呼び釦31bが押されると、階床端末31から呼び釦入力の信号が制御装置2の制御手段22に伝送され、制御手段22は呼びを受け付けた旨、アップ呼び釦31bの応答LEDを点灯させる。その後、エレベーターを運転させ、乗りかごを再下階に移動する。この間、かご位置検出手段13で検出したかごの位置情報を各階床の表示器31a、32a、33aに順じ表示する。
次に、表示器及び呼び釦の点検処理における動作を、乗りかご1が2階にいる場合を想定して説明する。
制御手段22は、処理S1で点検モード信号24を有りとして受け取ると、全表示器・釦消灯及び登録無効にして全ての表示灯と呼び釦の応答LEDランプを消灯する(S3)。その後、押された呼び釦がアップ呼び釦かを判断し、アップ呼び釦である場合は処理S41へ進み、そうでなければ処理S5へ進む(S4)。処理S41では、アップ呼び釦が押された階がかご停止階であるかを判定し、そうであれば、かご停止階の表示器の一部(ここでは、ドットマトリクスLEDの上半分)とアップ呼び釦の応答LEDランプを点灯信号26によって点灯させる。処理S5に進んだ場合、押された呼び釦がダウン呼び釦かを判定し、ダウン呼び釦である場合は、処理S51へ進み、そうでなければ処理S1に戻る。処理S51では、ダウン呼び釦のアップ呼びで点灯した以外(ここでは、ドットマトリクスLEDの下半分)とダウン呼び釦の応答LEDランプを点灯信号26によって点灯させる。
上記のように構成した実施形態によれば、かご停止階、即ち、保全作業員がいる階のみ、表示器及び呼び釦の点灯が行なえ、また、点灯制御手段はかご停止階の呼び釦の入力に応じた表示器を点灯することにより、表示器の点灯状態と呼び釦の点検を短時間に行なえ、利用者に不必要な表示を出さず、かつ安価な構成で達成することができる。
1 乗かご
2 制御装置
12 運転盤
13 かご位置検出手段
14 テールコード
24 点検モード信号
25 呼び釦入力
26 点灯信号
27 かご位置情報
31,32,33 端末装置
31a,32a,33a 表示器
31b,32b,33b アップ呼び釦
31c,32c,33c ダウン呼び釦
31d,32d,33d 階床端末
2 制御装置
12 運転盤
13 かご位置検出手段
14 テールコード
24 点検モード信号
25 呼び釦入力
26 点灯信号
27 かご位置情報
31,32,33 端末装置
31a,32a,33a 表示器
31b,32b,33b アップ呼び釦
31c,32c,33c ダウン呼び釦
31d,32d,33d 階床端末
Claims (1)
- 各階乗場に呼び釦と、かご位置などの情報を表示する表示器が設けられ、前記呼び釦及び表示器に電源を供給する電源装置と、前記呼び釦からの信号と、かご位置検出手段からの信号によりエレベーターの運行を制御し、前記かご位置検出手段からの信号により前記表示器及び呼び釦の点灯状態を制御する制御手段を備え、前記制御手段に呼び釦及び表示器の点検モードの設定手段を備えたエレベーターの表示器及び呼び釦の点検方法において、
前記点検モードの設定手段により点検モードに設定した時、前記制御手段は、かご停止階のアップ呼び釦の操作によってかご停止階の表示器の一部を点灯するよう制御し、かご停止階のダウン呼び釦の操作によってかご停止階の残りの表示器を点灯するよう制御することを特徴とするエレベーターの表示器及び呼び釦の点検方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005030655A JP2006213509A (ja) | 2005-02-07 | 2005-02-07 | エレベーターの表示器及び呼び釦の点検方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005030655A JP2006213509A (ja) | 2005-02-07 | 2005-02-07 | エレベーターの表示器及び呼び釦の点検方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006213509A true JP2006213509A (ja) | 2006-08-17 |
Family
ID=36977052
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005030655A Pending JP2006213509A (ja) | 2005-02-07 | 2005-02-07 | エレベーターの表示器及び呼び釦の点検方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006213509A (ja) |
-
2005
- 2005-02-07 JP JP2005030655A patent/JP2006213509A/ja active Pending
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