JP2006212621A - 真空移送及び二重容器を用いた溶融塩定量固化装置及び方法 - Google Patents

真空移送及び二重容器を用いた溶融塩定量固化装置及び方法 Download PDF

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Abstract

【課題】真空移送及び二重容器を用いて溶融塩を取扱い易い大きさと形態の固化塩に製造する装置及び方法を提供する。
【解決手段】溶融塩が流入する1次容器と、該1次容器の内部に配置され、溶融塩が定量供給される2次容器と、該1次容器から2次容器に真空圧力によって溶融塩を定量移送させる溶融塩移送手段と、2次容器からの溶融塩の排出を制御するためのバルブ手段と、2次容器から供給された溶融塩を固化させるモールドと、を備え、溶融塩を定量移送し固化させる溶融塩定量固化装置とこれを用いた溶融塩定量固化方法を提供する。本発明によれば、一定量の溶融塩を二重容器内において真空圧力で移送させて安定的にモールドに排出することによって一定の大きさと形態の固化塩に製造し、安全な処理及び収去が可能になる。
【選択図】図2

Description

本発明は、真空移送及び二重容器を用いて溶融塩を取扱い易い大きさと形態の固化塩に製造する装置及び方法に関する。より詳細には、一定量の溶融塩を二重容器内において真空圧力で移送させ安定的にモールドに排出して一定の大きさと形態の固化塩に製造することにより、安全な処理及び収去が可能となるように改善された、真空移送及び二重容器を用いた溶融塩定量固化装置及び方法に関する。
一般に、溶融塩は、それ自体が持つ物理化学的特性、すなわち高い電気伝導性及び物質伝達並びに流体特性などから、過去から各種の産業技術に応用されてきており、特に、最近では金属製造及び精製、燃料電池などの技術分野に積極的に活用されている。
ところが、反応媒質として溶融塩を使用する工程は、溶融点以下の温度では固化する塩の特性のために連続運転が不可能であり、よって、回分式反応器を用いて段階的に運転しているのが一般的である。
そして、溶融塩系工程は、溶融塩の潮解特性から不活性雰囲気下の運転条件が要求され、したがって、溶融塩の精製や再循環または後続工程での使用を目的に溶融塩を反応器の外部に移送するのは非常に難しい。
特に、金属製造及び精製工程では、反応媒質として大量の溶融塩が使用されるが、工程終了後には、その後続工程においてその溶融塩を容易に処理すべく、上記のような高容積の溶融塩を容器外に排出し、適正な大きさと形態の塩に分割・固化させる必要があった。
しかしながら、溶融塩を容器外に排出する場合に、溶融物の排出を一時中断してから再び排出を始めるためには、溶融塩が排出通路に凝固してなる塩塊を溶解させなければならない。
このような溶解工程の例には、酸素ランス(O2 lance)を用いた従来の塩塊溶融方法があるが、これは非常に危険であり、さらに、装置への接近性が容易でない場合には適用することさえできない。これを改善するために、特許文献1では、排出管の側面から電磁気エネルギーを供給し、凝固された溶融物を溶融させる方法を提案した。
しかしながら、このような従来の方法を溶融塩定量排出に適用すると、塩塊は容易に溶融されるが、溶融塩を定量的に排出できなく、しかも塩塊溶融時間のために溶融塩の迅速な排出も不可能になる。一方、溶融塩を一定の大きさと形態に固化させるためにはモールド(鋳型)を使用する必要があり、この場合、固化体がモールドにくっつくと、その分離も容易でない。
この種の従来問題を解決するために、特許文献2では、溶融物の入っているモールドを、相対的に低い温度の液体に漬すことによってモールドから熱を速かに放出させる方法を提示した。しかし、このような従来の技術もまた、冷却のためにモールドを加熱部の外部から垂直に下降させなければならなく、かつ、加熱部の熱損失を防ぎ難いという問題点があった。
PCT/EP97/05469号 PCT/EP97/06197号
したがって、今まで知られた溶融塩排出装置及び方法では溶融塩を取扱い易い大きさと形態に定量的に固化させることができず、溶融塩を定量的に排出し、一定の大きさと形態に速かに固化させられる装置及び方法の開発が切に望まれている現状にある。
本発明は、上記の問題点を解決するためのもので、その目的は、高温溶融塩を精製や再循環または後続工程での使用のために容器から排出するときに一定大きさと形態に速かに定量固化させ、一定の大きさと形態の固化塩に製造することによって、安全な処理及び収去を可能にし、かつ、後続的に貯蔵しうるように改善された、真空移送及び二重容器を用いた溶融塩定量固化装置及び方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明に係る溶融塩定量固化装置は、溶融塩を定量移送し固化させるための装置であって、前記溶融塩が流入する1次容器と、前記1次容器の内部に配置され、前記溶融塩が定量供給される2次容器と、前記1次容器から2次容器に真空圧力によって溶融塩を定量移送させる溶融塩移送手段と、前記2次容器からの溶融塩の排出を制御するバルブ手段と、前記2次容器から供給された溶融塩を固化させるモールドと、を備えてなることを特徴とする。
特に、本発明に係る溶融塩定量固化装置では、工程のための運転中に装置内部の溶融塩が溶融状態に保たれるように、1次容器、2次容器、及びモールドを加熱する加熱手段を備えなければならない。
また、2次容器からの溶融塩の排出を制御するバルブ手段は、前記2次容器から溶融塩を排出させるノズルと、該ノズルを開閉するストッパーとを備え、溶融塩の排出時にノズルに塩塊が形成されるのを防止するために、溶融塩の溶融点以上に加熱しうる加熱ヒーターがノズルの外部に設置されている。
のみならず、前記ノズルから排出された塩が一定の大きさに製造されるモールドは、溶融塩の溶融点以下の温度に保持されることを特徴とする。
また、本発明に係る溶融塩定量固化方法は、溶融塩を定量移送し固化させるための方法であって、塩を1次容器内で溶融塩に溶融させる段階と、前記1次容器内部の溶融塩を真空圧力を用いて2次容器へ移送する段階と、前記2次容器に移送された一定量の溶融塩を、ノズルを介してモールドに排出し冷却させて一定の大きさと形態の固化塩に製造する段階と、を備えることを特徴とする。
そして、本発明は、前記1次容器の温度を塩の溶融点以上に維持させて工程のための運転中に塩を溶融状態に保持させる。
また、本発明は、前記工程のための運転中に1次容器の内部は不活性気体、特にアルゴン気体を流して不活性気体雰囲気に維持させることによって、溶融塩が潮解する現象を防止する。
そして、本発明において溶融塩定量固化工程に使用される塩は特に限定されないが、溶融塩の溶融点を考慮する必要がある。例えば、LiCl溶融塩が使用される場合には、LiCl溶融塩の溶融点が610℃であり、したがって、溶融塩定量固化工程の加熱システムは工程のための運転中に1次容器、2次容器及びノズルの温度を610℃以上に保持させる必要がある。
本発明の溶融塩定量固化装置及び方法によれば、高容積・強腐食性の溶融塩を、真空移送及び二重容器を用いて取扱い易い一定の大きさと形態の固化塩に速かに製造できるため、溶融塩基盤の産業全般に有用に使用することが可能になる。
なお、本発明の溶融塩定量固化装置及び方法によれば、真空圧力を用いて定量的に溶融塩を移送するため、溶融塩を安全で速かに固化させることが可能になる。
以下、本発明の好適な実施の形態について、添付の図面に基づいてより詳細に説明する。
本発明は、先行工程で使用した塩を取扱い易い大きさと形態の固化塩とし、精製及び再使用または後処理工程での使用などに適する形態に定量固化する装置及び方法に関するものである。
したがって、本発明の方法によって高温、強腐食性の高容積液体溶融塩の代わりに、取扱い易い大きさと形態の常温固化塩が後続工程に導入されることができる。
図1及び図2には、本発明による溶融塩定量固化装置1を示す。本発明の溶融塩定量固化装置1は、溶融塩(S)が流入する1次容器10を備える。該1次容器10は、内部に溶融塩(S)が収容される空間が形成され、外周面には1次容器加熱手段12が配置される。
これら1次容器10及び1次容器加熱手段12は、一定大きさのベース13上に配置される。
そして、1次容器10は、その上端に蓋14を備え、この蓋14の一側には塩注入口16が形成され、その一側には不活性気体流入口18aが形成され、他側には不活性気体排出口18bが形成される。
また、1次容器10内には、内部温度を測定するための熱電対20と、1次容器10内の溶融塩レベルを検出するための1次容器レベル検出器22とが備えられる。
このような構成により、1次容器10の内部には塩(S)が投入され、1次容器加熱手段12によって投入された塩(S)が溶融点以上の温度に加熱されるが、このとき、1次容器10の内部には不活性気体が流入し、不活性気体雰囲気下で加熱がなされるようになる。
こうして1次容器10の内部は不活性気体雰囲気となるので、外気(air)等によって塩(S)の潮解作用が起こらなくなる。
さらに、本発明は、1次容器10の内部に配置されて溶融塩(S)が定量供給される2次容器30を備える。
2次容器30は、1次容器10内部の中央上部側に配置されるもので、その内部には後述するモールド70内に送り出される溶融塩(S)が収容される空間が形成され、その一側には溶融塩移送管32が1次容器10の内側空間に長く延在している。
溶融塩移送管32は、下端32aが1次容器10の底面に近付くように配置され、これにより、1次容器10内に入っている全ての溶融塩(S)が2次容器30に移送されるようになる。
また、2次容器内には、内部温度を測定するための熱電対34、2次容器加熱手段38、及び2次容器30内の溶融塩レベルを検出する2次容器レベル検出器36が備えられる。
1次容器10を覆う蓋14は、2次容器30も同時に覆う。この蓋14は、1次容器10と2次容器30を完全密封状態に覆うように各接触面にはシール部材(Sealing Members)(図示せず)が設けられる。
そして、2次容器30の蓋14一側には不活性気体流入口40aが形成され、他側には不活性気体排出口40bが形成され、その内部もまた不活性気体雰囲気に維持される。
さらに、本発明は、1次容器10から2次容器30へ真空圧力によって溶融塩(S)を定量移送させる溶融塩移送手段50を備える。
この溶融塩移送手段50は、2次容器30の内部に真空圧力を形成させて溶融塩(S)を1次容器10から2次容器30の内部に移動させるもので、2次容器30の蓋14には真空誘導配管52が連結され、この真空誘導配管52には圧力サージタンク54が連結され、この圧力サージタンク54の一側には真空ポンプ56が連結される。
したがって、真空ポンプ56の作動により圧力サージタンク54の内部には真空圧が形成され、これは、真空誘導配管52を介して2次容器30の内部圧力を下げ、溶融塩移送管32を介して溶融塩(S)を1次容器10から2次容器30の内部に移動させる。
さらに、本発明は、2次容器30からの溶融塩(S)の排出を制御するバルブ手段60を備える。このバルブ手段60は、2次容器30から溶融塩(S)を排出させるノズル62と、ノズル62を開閉するストッパー64とを有し、溶融塩排出時にノズル62に塩塊が形成されるのを防止するために、溶融塩(S)の溶融点以上に加熱する加熱ヒーター66がノズル62の外部に設置される。
ノズル62は、2次容器30の下面中央から1次容器10の下面中央まで下向き延在し、下端には溶融塩排出口62aが形成される。また、ノズル62を開閉させるストッパー64は、ノズル62と同軸に延在し、その下端によりノズル62の溶融塩排出口62aが開閉される。
ストッパー64は、上端に配置されたアクチュエータ68によって上下に乗降しつつノズル62を開閉するものであり、アクチュエータ68は、通常の空圧シリンダー(Pneumatic Cylinder)等から構成すると良い。
さらに、本発明は、ノズル62の下部側に、2次容器30から溶融塩(S)を受けて固化させるモールド70を備え、よって、溶融塩(S)を固化塩(Sa)として収去するようになる。
モールド70は、密封チャンバー80を介在して外気から遮断される状態にノズル62と連結される。このため、密封チャンバー80は、ノズル62の周囲を取り囲むように1次容器加熱手段12の下端に固定され、同時にモールド70の上端に密封状態に連結される。
この密封チャンバー80は、一側に不活性気体流入口82aが形成され、他側に不活性気体排出口82bが形成されることによって不活性気体雰囲気に内部が維持されるため、溶融塩(S)を空気などと接触させることなくノズル62からモールド70に流入させることができる。
一方、モールド70の下部側にはモールド加熱手段72が設置され、このモールド加熱手段72は、モールド70を一定温度に保たせ、モールド70内の溶融塩(S)が急速に温度降下しながら凝固するのを防ぎ、溶融塩(S)が徐々に凝固されるようにする。
ここでは、ノズル62の周囲に配置されてノズル62を加熱するヒーター66、1次容器10及び2次容器30の加熱手段12,38、及びモールド加熱手段72が電気抵抗加熱方式からなる例を挙げたが、本発明は、これに限定されず、溶融塩の溶融点以上に維持させ排出を円滑にする加熱方式のものならいずれも適用可能である。
また、図4及び図5にはそれぞれ、内部空間が円筒形の構造を有するモールド70、及びこれによる円柱状の固化塩(Sa)を示すが、本発明は、これに限定されず、モールド70の断面形状を様々にし、モールド70から得られる固化塩(Sa)の形状も様々にすることができる。
なお、未説明符号110は不活性気体供給設備、Vは各種の開閉バルブ、Gは各種の圧力ゲージ、Tは温度計である。また、参照符号130は、自動制御コントローラーであり、PLG(Programmable Logic Controller)または小型コンピュータ等から構成され、各種の溶融塩レベル、温度及び圧力の情報を受けて予め定められたプロセスに基づいて各種のバルブ、加熱手段、アクチュエータ等を自動または手動で制御する機能を担う。
次に、このように構成される溶融塩定量固化装置における溶融塩定量固化方法について説明する。本発明による溶融塩定量固化方法は、まず、塩を1次容器10内で溶融塩(S)に溶融する。すなわち、1次容器10の周囲に配置された1次容器加熱手段12を用いて溶融塩(S)をその溶融点以上に加熱して1次容器10内に保持する。ここで、塩は、少なくとも400℃以上の温度で溶融されるものである。
続いて、1次容器10内部の溶融塩(S)を、真空圧力を用いて2次容器30に移送する。
このときに、本発明の溶融塩定量固化方法によれば、1次容器10内で加熱溶融された塩(S)が、モールド70に排出する量だけ溶融塩移送手段50によって溶融塩移送管32を通って2次容器30へ定量移送される。すなわち、真空ポンプ56を用いて圧力サージタンク54の内部を真空にした後に、2次容器30と圧力サージタンク54とを連結する真空誘導配管52を開くと、圧力平衡のために圧力サージタンク54の体積だけの溶融塩(S)が、移送管32を通って1次容器10から2次容器30に移送される。
これについて具体的に説明すると、図1に示す圧力サージタンク54と真空ポンプ56とを連結する配管56aの2次バルブ56bを開き、真空ポンプ56を駆動して圧力サージタンク54の内部を真空にする。このときに、真空度は、10−2torr以下にすることが好ましい。
その後、圧力サージタンク54の2次バルブ56bを閉じ、圧力サージタンク54の1次バルブ52aを開くと、大気圧状態にある1次容器10内の溶融塩(S)が、相対的に低い圧力状態にある2次容器30の内部へ、圧力サージタンク54の体積に該当する量だけ移送され、結局として1次容器10、2次容器30とも大気圧状態となる。
また、図2に示すように、溶融塩移送管32の1次容器10側の入口32aは、1次容器10の底に近付くように配置されるため、1次容器10に在る溶融塩(S)のほとんどを2次容器30に移送することができ、溶融塩移送管32の2次容器30側の入口32bは、2次容器30内に収容される溶融塩(S)の高さよりも高い位置に配置されるため、2次容器30から1次容器10への溶融塩の逆流が防止される。
また、溶融塩移送管32の2次容器30側の入口32bは、1次容器10に入っている溶融塩の高さよりも常に上側に配置される。これらの高さの差を用いて1次容器10から2次容器30に溶融塩(S)を移動させる上で必要な圧力Pは、下記の式1で示される。

P=ρgh…………(1)

式中、ρは溶融塩(S)の密度、gは重力加速度、hは溶融塩移送管32の2次容器側の入口32bと1次容器10に入っている溶融塩(S)との高さの差をそれぞれ表す。
したがって、圧力サージタンク54との連結により発生する2次容器30の圧力と1次容器10内の圧力間の差が、式1で求められた圧力よりも大きい場合に、1次容器10から2次容器30へ溶融塩(S)が移送される。
例えば、hが1mである場合、密度1.5g/cm3の650℃の塩化リチウムを1次容器10から2次容器30に移送するには、1次容器10と2次容器30間の圧力差が約0.15atm以上とならなければならない。
そして、圧力サージタンク54の内部圧力を調節することによって、2次容器30から移送され最終的にモールド70に排出される溶融塩(S)の量を調節することができる。このときに、1次容器10から2次容器30に移送される溶融塩(S)の量は、下記式2で示される。

/V=(P−P)/atm………(2)

式中、Vは、それぞれ2次容器30に移送される溶融塩(S)の体積であり、Vは、圧力サージタンク54内部の体積であり、Pはatm単位の1次容器10内部の圧力であり、Pはatm単位の圧力サージタンク54内部の圧力である。例えば、Pが1で、Pが0.1であれば、圧力サージタンク54の内部体積の0.9倍の溶融塩(S)を1次容器10から2次容器30に移送することができ、Pが1で、Pが0.5であれば、圧力サージタンク54の内部体積の0.5倍のみを移送することができる。
続いて、2次容器30に移送された一定量の溶融塩(S)を、ノズル62を介してモールド70に排出し冷却して一定の大きさ及び形態の固化塩(Sa)に製造する。すなわち、図1に示すように、一旦2次容器30に定量移送された溶融塩(S)が、ストッパー64の上昇で開くノズル62を経て、塩(S)の溶融点よりも低温状態にあるモールド70に排出され、最終的には一定の大きさ及び形態を有する固化塩(Sa)に製造される。
ここで、一定の大きさ及び形態の塩の製造に使用されるモールド70の材料は、溶融塩(S)に耐腐食性を有し、機械的耐久性を有するものなら特に限定されない。また、モールド70の温度は、溶融塩(S)が迅速に固化し、固化塩(Sa)がモールド70から迅速に分離されるように塩(S)の溶融点よりも最大限に低くなければならないが、高温の溶融塩(S)が低温のモールド70と触れてはねる現象を防止するために、一定温度以上に予熱されている。
例えば、650℃のLiCl溶融塩(S)を排出する場合には、ステンレススチール材質のモールド70の温度を100℃〜150℃に維持することによって、ノズル62から排出される高温の溶融塩(S)が冷たいモールド70と接触してはねる現象を防止するとともに、モールド70に排出された溶融塩(S)が相対的に低温のモールド70への熱伝導によって迅速に固化されるようにする。
ここで、モールド70は、図1に示すように、溶融塩定量固化装置1の下部側にフランジなどによって密封チャンバー80が連結されているため、圧力サージタンク54を用いた1次容器10から2次容器30への溶融塩定量移送に際して外部との機密維持が可能になるのである。
また、ノズル62を開閉するバルブ手段としては、空気圧で駆動されるアクチュエータ68を上端に有するストッパー64を使用することが好ましいが、ノズル62を開閉する他の機械的駆動手段、例えば、電源を用いたソレノイド方式のアクチュエータなどを使用することもでき、これら特定構造の使用に本発明が制限されるわけではない。
一方、塩化物とフッ化物系などの溶融塩(S)は強腐食性であるゆえに、長時間の反復した工程は装置の腐食を招き、特に、ノズル62とストッパー64に生じた腐食は信頼性あるノズル62の開閉を不可能にする。ところが、本発明の溶融塩定量固化方法によれば、1次容器10から、モールド70に排出される量だけの溶融塩(S)のみが2次容器30へ定量移送されるため、ノズル62の開閉と関係なく溶融塩(S)を定量固化させることが可能になる。
以下、実施例に挙げて本発明をより具体的に説明する。
ただし、下記の実施例は、本発明を例示するためのもので、本発明を制限するためのものではない。
先行工程で使用した650℃のLiCl−3wt% LiO溶融塩100kg(67リットル)を、650℃に保たれる移送管(図示せず)と溶融塩注入口16を介して溶融状態に本発明の溶融塩定量固化装置1の1次容器10に真空移送した。そして、ステンレススチール材質からなる内部体積8リットルの円筒形モールド70を、溶融塩定量固化装置1の下端部にフランジ結合する密封チャンバー80を介して連結し、モールド加熱手段72を用いて100℃ないし150℃に加熱した。その後、溶融塩定量固化装置1の1次容器10、2次容器30、そしてノズル62の温度を1次容器加熱手段12、2次容器加熱手段38、そしてヒーター66を用いてそれぞれ650℃に加熱し、工程のための運転時に塩(S)を溶融状態に保つようにした。
その後、溶融塩移送手段50の真空ポンプ56を駆動し、図1に示す圧力サージタンク54の2次バルブ56bを開き、内部体積6.7リットルの圧力サージタンク54内部を10−3torr以下の真空状態にした。次いで、圧力サージタンク54の2次バルブ56bを閉じるとともに圧力サージタンク54の真空誘導配管52に装着された1次バルブ52aを開き、溶融塩定量固化装置1の1次容器10から2次容器30へ溶融塩(S)が6.7リットル移送されるようにした。このときに、圧力サージタンク54に連結された圧力計Gで溶融塩(S)の移送するか否かを確認した。
しかる後に、空気圧によって駆動されるアクチュエータ68を作動させてストッパー64を上昇させてノズル62を開き、2次容器30に入っている6.7リットルの溶融塩(S)をノズル62を通ってステンレススチール材質のモールド70に排出させた。
一方、このようにノズル62からモールド70へ溶融塩(S)を排出させる過程において、密封チャンバー80及びモールド70内への溶融塩(S)の円滑な流入のために、密封チャンバー80の不活性気体流入口82a及び排出口82bを通って不活性気体が流れるようにした。
このようなノズル62からモールド70への溶融塩(S)の排出が終わると、モールド加熱手段72によるモールド70の加熱を中断しモールド70とその内部の溶融塩(S)を50℃以下の温度に冷ました後に、モールド70と溶融塩定量固化装置1とを連結する密封チャンバー80の結合フランジを緩めてモールド70を溶融塩定量固化装置1から外し、最終的には固化した塩をモールド70から取り出し10kg重量の円筒形固化塩(Sa)を得た。
そして、モールド70を溶融塩定量固化装置1の下端部に密封チャンバー80のフランジで再び連結した後に、モールド70を100℃ないし150℃に加熱し、前述と同様に1次容器10から2次容器30へ塩6.7リットルを溶融塩移送手段50の圧力サージタンク54を用いて真空移送し、ノズル62を介してモールド70に排出することで、2番目の固化塩(Sa)を製造した。この操作を反復して1次容器10に移送された67リットルの溶融塩(S)を、10kg重さの円筒形固化塩(Sa)10個に製造した。
以上では、本発明を好ましい特定の実施形態に挙げて説明してきたが、本発明は、これに限定されず、本明細書または図面の記載内容に基づいて各種の変形及び修正の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかであり、したがって、これら各種の変形及び修正の実施形態も本発明の技術思想に属することはいうまでもない。特に、本発明の構成要素の材質変更、単純機能の付加、単純形状変更または寸法変更などが様々に提示されることができるが、これらもまた、本発明の権利範囲に含まれることは自明である。
本発明による溶融塩定量固化装置を示す外観斜視図である。 本発明による溶融塩定量固化装置の内部構造を示す縦断面図である。 本発明による溶融塩定量固化装置の蓋の上部側を示す平面図である。 本発明による溶融塩定量固化装置のモールドを上方からみた平面図である。 本発明による溶融塩定量固化装置によって円柱状に凝固された固化塩を示す外観図である。
符号の説明
1 本発明による溶融塩定量固化装置
10 1次容器
12 1次容器加熱手段
13 ベース
14 蓋
16 塩注入口
18a,40a,82a 不活性気体流入口
18b,40b,82b 不活性気体排出口
20 熱電対
22 1次容器レベル検出器
30 2次容器
32 溶融塩移送管
34 熱電対
36 2次容器レベル検出器
38 2次容器加熱手段
50 溶融塩移送手段
52 真空誘導配管
54 圧力サージタンク
56 真空ポンプ
60 バルブ手段
62 ノズル
62a 溶融塩排出口
64 ストッパー
66 加熱ヒーター
68 アクチュエータ(Actuator)
70 モールド(Mold)
72 モールド加熱手段
80 密封チャンバー
110 不活性気体供給設備
130 自動制御コントローラー
G ゲージ
S 溶融塩
Sa 固化塩
T 温度計
V 開閉バルブ

Claims (16)

  1. 溶融塩を定量移送し固化させるための装置であって、
    前記溶融塩が流入する1次容器と、
    前記1次容器の内部に配置され、前記溶融塩が定量供給される2次容器と、
    前記1次容器から2次容器に真空圧力によって溶融塩を定量移送させる溶融塩移送手段と、
    前記2次容器からの溶融塩の排出を制御するバルブ手段と、
    前記2次容器から供給された溶融塩を固化させるモールドと、
    を備えてなることを特徴とする溶融塩定量固化装置。
  2. 前記1次容器、2次容器、そしてバルブ手段はそれぞれ、加熱手段によって塩を溶融点以上に加熱させるものであることを特徴とする請求項1に記載の溶融塩定量固化装置。
  3. 前記モールドは、多様な断面形状を有し、該モールドによって製造される溶融塩の形状を制御することを特徴とする請求項1に記載の溶融塩定量固化装置。
  4. 前記モールドは、高温の溶融塩が冷たいモールドと接触し急冷却するのを防止し塩がはねる現象を防止するよう、加熱手段により100〜150℃の範囲に加熱されることを特徴とする請求項1に記載の溶融塩定量固化装置。
  5. 前記1次容器及び2次容器にはそれぞれ、不活性気体流入口と不活性気体排出口が形成され、不活性気体雰囲気下で加熱が行われることによって外気(air)等による塩の潮解作用が防止されることを特徴とする請求項1に記載の溶融塩定量固化装置。
  6. 前記溶融塩移送手段は、前記2次容器の内部に真空圧力を形成させるために前記2次容器の蓋には真空誘導配管が連結され、前記真空誘導配管には圧力サージタンクが連結され、該圧力サージタンクの一側には真空ポンプが連結されてこの真空ポンプの作動により圧力サージタンクの内部には真空圧が形成され、前記真空誘導配管を介して2次容器の内部圧力を下げることによって前記1次容器から溶融塩移送管を介して2次容器へ溶融塩を移送させるものであることを特徴とする請求項1に記載の溶融塩定量固化装置。
  7. 前記1次容器から前記2次容器に溶融塩を移送させる溶融塩移送管は、その下端が1次容器の底面に近付くように配置されることによって前記1次容器内に入っている全ての溶融塩を2次容器へ移送させることを特徴とする請求項1に記載の溶融塩定量固化装置。
  8. 前記バルブ手段は、2次容器から溶融塩を排出させるノズルと、該ノズルを開閉するストッパーとを備え、前記ストッパーは、その上端に設けられたアクチュエータにより上下に昇降しながら前記ノズルを開閉することを特徴とする請求項1に記載の溶融塩定量固化装置。
  9. 前記ノズルは、2次容器の下面中央から1次容器の下面中央まで下方に延在し、溶融塩排出口を下端に備え、前記ストッパーは前記ノズルの内部において同軸に延在し、その下端が前記ノズルの溶融塩排出口を開閉することを特徴とする請求項8に記載の溶融塩定量固化装置。
  10. 溶融塩を定量移送し固化させるための方法であって、
    塩を1次容器内で溶融塩に溶融させる段階と、
    前記1次容器内部の溶融塩を真空圧力を用いて2次容器へ移送する段階と、
    前記2次容器に移送された一定量の溶融塩を、ノズルを介してモールドに排出し冷却させて一定の大きさと形態の固化塩に製造する段階と、
    を備えることを特徴とする溶融塩定量固化方法。
  11. 前記1次容器から2次容器に溶融塩を移送する際に、圧力サージタンクの内部圧力調節によって前記溶融塩の量を調節することを特徴とする請求項10に記載の溶融塩定量固化方法。
  12. 前記モールドで溶融塩を一定の大きさと形態の固化塩に製造する段階は、高温の溶融塩を、ノズルを介して約100〜150℃の範囲に維持される低温のモールドに排出することによって溶融塩を固化させることを特徴とする請求項10に記載の溶融塩定量固化方法。
  13. 前記塩は、400℃以上の温度で溶融されることを特徴とする請求項10ないし12のいずれか1項に記載の溶融塩定量固化方法。
  14. 前記溶融塩は不活性気体雰囲気下で処理され、外気等による塩の潮解作用が防止されることを特徴とする請求項10ないし12のいずれか1項に記載の記載の溶融塩定量固化方法。
  15. 前記1次容器から2次容器に溶融塩を移送する段階は、前記1次容器と2次容器間の圧力差が下記の式1で表される圧力よりも大きい場合に行われることを特徴とする請求項10に記載の溶融塩定量固化方法:
    P=ρgh…………(1)
    (式中、ρは溶融塩の密度、gは重力加速度、hは溶融塩移送管の2次容器側の入口と1次容器に入っている溶融塩との高さの差、Pは前記高さの差だけを溶融塩が移動する上で必要な圧力をそれぞれ表す。)
  16. 前記1次容器から2次容器に溶融塩を移送する段階において、前記移送される溶融塩の量は下記式2で示されることを特徴とする請求項10に記載の溶融塩定量固化方法:
    /V=(P−P)/atm………(2)
    (式中、Vは、2次容器に移送される溶融塩の体積であり、Vは、圧力サージタンク内部の体積であり、Pは、atm単位の1次容器内部の圧力であり、Pは、atm単位の圧力サージタンク内部の圧力である。)

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