JP2006211361A - 通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 通信障害と通信制御回路の異常を監視でき、障害の発生した通信制御回路だけを選択的に初期化する。
【解決手段】 通信制御回路18は、正常に動作しているとき、1フレームの送受信が完了するごとに通信確認信号Spを出力し、エッジ検出回路20はそのエッジに合わせてタイマリセット信号Stを出力する。タイマ回路21は、しきい値Tth1に達する前にタイマリセット信号Stによりゼロクリアされるのでリセット信号Srを出力しない。通信制御回路18が暴走すると、通信確認信号Spの出力が停止する。エッジ検出回路20はタイマリセット信号Stを出力せず、タイマ回路21は、最後にタイマリセット信号Stが与えられた時からしきい値Tth1に相当する時間が経過した時点でリセット信号Srを出力する。これにより、通信制御回路18は正常動作状態に復帰する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、通信線を介してデータの送信または受信を行う通信装置に関する。
この種の通信装置は、通信制御(通信障害の検出を含む)を行う通信制御回路と、通信制御回路の暴走を監視する暴走監視回路(ウォッチドッグ回路)とを備えている。この従来構成に対し、特許文献1には、多重通信システムの通信線に接続された多重通信装置において、通信線上の信号パルスが所定時間以上変化しない場合または通信線上の信号パルスが送信状態でホールドした場合に異常状態を検出してCPUを初期化するCPU暴走防止装置が開示されている。
特開平11−85567号公報
通信線には複数の通信装置が接続されている。例えば通信装置a、b、c、…が共通の通信線を介して互いにデータ通信を行うシステムにおいては、通信線にこれらの各通信装置a、b、c、…が行う全てのデータ通信の信号パルスが現れる。このため、通信装置aに設けられた上記CPU暴走防止装置は、自ら送受信するデータ通信において信号パルスが停止した場合のみならず、他の通信装置bとcとの間のデータ通信において信号パルスが停止した場合でも、自らのCPU(通信制御回路)を初期化してしまう。すなわち、上記CPU暴走防止装置を用いたシステムでは、部分的な通信障害がシステム全体に波及する事態が生じる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、通信障害と通信制御回路の異常を監視でき且つ障害の発生した通信制御回路だけを選択的に初期化できる通信装置を提供することにある。
請求項1に記載した手段によれば、通信装置を構成する通信制御回路は、通信線を介して他の通信装置との間で継続的にデータの送信または受信を行い、所定単位(例えば1フレーム、1バイト等)のデータを正常に送信するごとにまたは所定単位のデータを正常に受信するごとに通信確認信号を出力する。これにより、本通信装置がデータを送受信する場合に生じる通信障害の監視を行うことができる。
上記所定単位のデータを正常に送受信しているときの通信確認信号の出力時間間隔よりも長い時間を第1判定時間として設定すれば、通信確認信号が第1判定時間以上の間出力されないのは、通信障害が単発的に発生した場合および通信制御回路が暴走等の異常な状態に陥った場合である。後者の場合には、通信制御回路を初期化しない限り通信確認信号が出力されることはない。そこで、監視回路は、通信制御回路から通信確認信号が第1判定時間以上の間出力されない場合に、通信制御回路に対しリセット信号を出力する。
本手段によれば、通信が継続的に行われる通信システムにおいて、通信障害の監視により得られる通信確認信号を利用して通信制御回路の異常動作を監視することが可能となる。これにより、通信制御回路の異常監視回路(例えばウォッチドッグ回路)を別途独立して設ける必要がなく、回路規模を小さくできる。また、上記通信確認信号は、通信装置が自ら送受信する通信について出力される信号であるため、障害の発生した通信制御回路だけを対象として初期化することができる。すなわち、通信線に繋がる他の通信装置に通信障害が生じても、当該通信に関与していない通信装置の通信制御回路が初期化されることはなく、通信障害が通信システム全体に波及することを防止することができる。
請求項2に記載した手段によれば、通信確認信号はHレベルとLレベルの間のレベル変化を伴う信号であって、監視回路は、タイマなどの計測回路を用いて、通信確認信号のHレベル保持時間とLレベル保持時間とをそれぞれ計測する。これらの時間の何れか一方が通信確認信号の出力時間間隔となる。従って、この計測した何れかの時間が第1判定時間以上となった場合にリセット信号を出力すれば、上述したように通信障害と通信制御回路の異常とをまとめて監視できる。
請求項3に記載した手段によれば、通信確認信号はパルス状の信号であって、監視回路は、タイマなどの計測回路を用いて、通信確認信号のアップエッジ間隔またはダウンエッジ間隔を計測する。この時間が通信確認信号の出力時間間隔となる。従って、この計測した何れかの時間が第1判定時間以上となった場合にリセット信号を出力すれば、上述したように通信障害と通信制御回路の異常とをまとめて監視できる。
請求項4に記載した手段によれば、監視回路は、通信確認信号のエッジ間隔が第2判定時間以下である場合にもリセット信号を出力する。この第2判定時間は、例えば上記所定単位のデータを正常に送受信しているときの通信確認信号の最小出力時間間隔よりも短く設定されている。つまり、通信確認信号が第2判定時間以下で出力されるのは、通信制御回路が異常な状態にある場合である。これにより、通信制御回路の異常動作をより確実に監視でき、異常時に初期状態に復帰させることができる。
請求項5に記載した手段によれば、第1判定時間は、受信した制御データに基づいて動作するアクチュエータの動作応答時間に応じた値に設定されている。これは、アクチュエータを制御するには動作応答時間に応じた間隔で継続的にデータを送受信する必要があるという制御基準に合致するものである。これにより、通信制御回路が正常動作している時に誤って初期化することを防止でき、通信制御回路が異常動作に陥った時の初期化までの遅延時間を短縮することができる。第2判定時間もアクチュエータの動作応答時間に応じた値に設定してもよい。
請求項6に記載した手段によれば、第1判定時間は、通信線に繋がる通信装置の数が増えるほど長く設定される。これは、通信装置の数が増えると、各通信装置についてデータの送受信の間隔が長くなることによる。本手段によれば、通信制御回路が正常動作している時に誤って初期化することを防止でき、通信回路が異常動作に陥った時の初期化までの遅延時間を短縮することができる。
請求項7に記載した手段によれば、いわゆるPWM通信方式において、第1判定時間がPWM信号の周期のほぼ2倍の値に設定されるので、周期の変動により誤って初期化することを防止でき、通信回路が異常動作に陥った時の初期化までの遅延時間を極力短縮することができる。
(第1の実施形態)
以下、本発明をオルタネータ(車両用発電機)とECU(Electronic Control Unit)との通信に適用した第1の実施形態について図1ないし図3を参照しながら説明する。
図2は、バッテリ充電システムの電気的構成図である。オルタネータ1(本発明でいうアクチュエータに相当)、エンジンECU2、他のECU3、各種センサ4は共通の通信線5に接続されており、これにより車両用通信ネットワーク例えばLIN(Local Interconnect Network)が構成されている。LINは、最大16の接続ノードを持つシングルワイヤ方式の通信ネットワークで、シングルマスタのマスター・スレーブ方式を採用している。
オルタネータ1は、固定子(図示せず)に巻回された三相の固定子巻線6、三相交流電圧を全波整流する整流回路7、回転子(図示せず)に具備された励磁巻線8およびレギュレータIC9を備えて構成されている。図面上、励磁電流検出回路は省略されている。整流回路7は、三相ブリッジ接続されたツェナーダイオードにより構成されており、発電電圧は発電出力端子Bとグランド端子Eを介してバッテリ10に供給されている。バッテリ10には、必要に応じて負荷11が接続されている。
レギュレータIC9は、エンジンECU2から送られてくる信号に基づいて励磁巻線8に対する通電をPWM制御し、発電電圧を制御するようになっている。また、固定子巻線6の何れか1相の電圧に基づいて発電状態を検出し、それをエンジンECU2等に送信する機能も備えている。レギュレータIC9の端子B、E、F、P、Cは、それぞれ電源端子、グランド端子、励磁電流出力端子、相電圧入力端子、通信端子である。
より具体的には、レギュレータIC9はカスタムICであって、端子BとEとの間に直列接続されたトランジスタ12と還流ダイオード13、トランジスタ12を制御する電圧制御部14、上記発電状態を検出する発電状態検出部15、通信ユニット16(通信装置に相当)およびトランシーバ17を備えて構成されている。このうち電圧制御部14は、通信ユニット16から与えられる指令電圧とオルタネータ1の出力電圧(発電電圧)とが一致するようにトランジスタ12をPWM制御するようになっている。また、発電状態検出部15は、端子Pに現れる相電圧のピーク値を検出し、それを発電状態として通信ユニット16に出力するようになっている。
図1は、通信ユニット16の機能的ブロック構成を示している。通信ユニット16は、通信制御回路18と監視回路19とから構成されている。通信制御回路18は、トランシーバ17との間で送受信データを授受するとともに、所定単位例えば1フレームのデータを正常に送受信するごとにワンショットパルスからなる通信確認信号Spを出力するようになっている。また、リセット信号Srが入力されると動作状態を初期化するようになっている。
監視回路19は、エッジ検出回路20とタイマ回路21(計測回路に相当)とから構成されている。エッジ検出回路20は、通信確認信号Spを入力し、そのエッジ(アップエッジとダウンエッジの両方)を検出すると、タイマ回路21にパルス状のタイマリセット信号Stを出力するようになっている。タイマ回路21は、常時タイマ動作を行っており、タイマリセット信号Stが入力されるとタイマ値をゼロにリセットし、タイマ値がしきい値Tth1(第1判定値に相当)以上になるとリセット信号Srを出力するようになっている。
次に、本実施形態の作用について図3も参照しながら説明する。
通信ユニット16内の通信制御回路18にリセット信号Srが与えられると、電圧制御部14は、予めレギュレータIC9内に設定されている制御パラメータを用いて発電電圧を制御する(デフォルト動作モード)。その後、エンジンECU2等から制御パラメータや指令電圧のデータが送信されてくると、そのデータに基づいて制御パラメータや指令電圧を設定し発電電圧を制御する(通信動作モード)。
図3は、エンジンECU2からオルタネータ1にデータを送信する場合の信号波形を示している。エンジンECU2とオルタネータ1は定期的に通信を行っており、図3(a)は、通信制御回路18が正常に動作し、正常に通信が行われている場合を示している。これに対し、図3(b)と(c)は、通信制御回路18が暴走等の異常状態となり、それにより通信制御回路18がデータを送受信できなくなった場合を示している。
オルタネータ1の場合、その発電電圧を十分な精度で制御するためには、励磁電流の変化率(すなわち励磁巻線8の時定数)、励磁電流を制御する際のPWMデューティの変化率を考慮して、エンジンECU2からオルタネータ1へのデータ送信間隔が設定されている。すなわち、上記時定数よりも極端に短い間隔でデータを送信してもオルタネータ1が追従できず、上記時定数よりも極端に長い間隔でデータを送信すると発電精度が低下する。従って、本実施形態におけるデータ送信間隔(フレーム間隔)は、オルタネータ1の動作応答時間(時定数:例えば200msec)程度に設定されている。また、上記制御パラメータや指令電圧のデータの送信に合わせて、オルタネータ1からエンジンECU2に発電状態が送信される。
図3(a)に示す正常動作の場合には、通信制御回路18は1フレームの送受信が完了するごとにワンショットパルスからなる通信確認信号Spを出力し、エッジ検出回路20は、そのエッジに合わせてタイマリセット信号Stを出力する。タイマ回路21のしきい値Tth1は、正常通信時におけるデータのフレーム送受信間隔よりも長い時間に設定されており、具体的には上記オルタネータ1の動作応答時間の2倍以上の値例えば1secに設定されている。従って、エンジンECU2とオルタネータ1との通信が正常に行われている場合には、タイマ値はしきい値Tth1に達する前にタイマリセット信号Stによりゼロにクリアされ、タイマ回路21からリセット信号Srは出力されない。
これに対し、図3(b)、(c)に示す異常動作の場合には、通信制御回路18は送受信動作できなくなり、通信確認信号Spの出力が停止する。このため、エッジ検出回路20もタイマリセット信号Stを出力せず、タイマ回路21は、最後にタイマリセット信号Stが与えられた時から上記しきい値Tth1に相当する時間が経過した時点でリセット信号Srを出力する。このリセット信号Srにより、通信制御回路18は正常動作状態に復帰し、電圧制御部14はデフォルト動作モードになる。
このように本実施形態によれば、通信制御回路18は、1フレームのデータを正常に送受信するごとに通信確認信号Spを出力するので、通信障害を監視できる。オルタネータ1の通信ユニット16はECU2、3、センサ4等と定期的に通信を行っており、監視回路19は、通信確認信号Spがタイマしきい値Tth1に相当する時間以上の間出力されない場合に、通信制御回路18に対しリセット信号Srを出力する。これにより、通信制御回路18の異常監視回路例えばウォッチドッグ回路を別途設けることなく、通信制御回路18の異常動作を監視できる。
通信確認信号Spは、オルタネータ1の通信ユニット16が自らデータを送受信するときに出力される信号なので、例えばECU2とECU3との間のデータ通信に障害が発生しても、オルタネータ1の通信ユニット16がリセットされることはない。すなわち、通信線5に繋がる機器に通信障害が生じても、その障害が通信システム全体に波及することを防止できる。
オルタネータ1の発電電圧を制御する本実施形態では、エンジンECU2からオルタネータ1へのデータ送信間隔は、オルタネータ1の動作応答時間にほぼ等しく設定されている。このため、タイマ回路21のしきい値Tth1を、オルタネータ1の動作応答時間の2倍以上の値(ここでは5倍)に設定した。このような設定基準を採用することにより、通信制御回路18が正常動作している時に誤って初期化することを防止できる。また、通信制御回路18が異常動作状態となった時から初期化されるまでの遅延時間に上限を設けることができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明を上記バッテリ充電システム(図2参照)に適用した第2の実施形態について説明する。
図4は、通信ユニット22の機能的ブロック構成であり、図1と同一部分には同一符号を付して示している。通信ユニット22は、通信制御回路18と監視回路23とから構成されており、その監視回路23は、2つのタイマ回路24、25(計測回路に相当)とORゲート26とから構成されている。タイマ回路24は、通信確認信号SpがLレベルからHレベルになるとゼロから計時動作を開始し、通信確認信号SpがHレベルにある期間において計時動作を行う。そして、そのタイマ値がしきい値Tth1(第1判定値に相当)以上になると、出力信号Sr1を一時的にLレベルからHレベルに変化させる。タイマ回路25も、Lレベルにおいて計時動作を行う点を除いてタイマ回路24と同様の構成を備えており、タイマ値がしきい値Tth1以上になると、出力信号Sr2を一時的にLレベルからHレベルに変化させる。
図5は、図3と同様にエンジンECU2からオルタネータ1(図1参照)にデータを送信する場合の信号波形を示している。通信制御回路18が正常に動作している図5(a)に示す場合には、1フレームごとにワンショットパルスからなる通信確認信号Spが出力されるので、タイマ回路24、25は高々1フレームに相当する時間までしか計時動作しない。従って、これらタイマ回路24、25から信号Sr1、Sr2が出力されることはなく、監視回路23からリセット信号Srは出力されない。
これに対し、通信制御回路18が暴走等の異常動作状態にある図5(b)、(c)に示す場合には、通信確認信号SpはそれぞれHレベル、Lレベルの状態を保持したまま変化を停止する。タイマ回路24、25は、それぞれ最後にLレベル、Hレベルであった時点から上記しきい値Tth1に相当する時間が経過した時点で信号Sr1、Sr2をHレベルとし、監視回路23からHレベルのリセット信号Srが出力される。このリセット信号Srにより、通信制御回路18は正常動作状態に復帰する。本実施形態によっても、第1の実施形態と同様の効果が得られる。
(その他の実施形態)
なお、本発明は上記し且つ図面に示す各実施形態に限定されるものではなく、例えば以下のように変形または拡張が可能である。
各実施形態では、エンジンECU2からオルタネータ1にデータを送信する場合について説明したが、オルタネータ1からエンジンECU2等にデータを送信する場合についても同様の動作となる。
通信ユニット16、22は、データの送信のみを行う構成またはデータの受信のみを行う構成であってもよい。
通信制御回路18は、1フレームのデータに限らず、複数フレームのデータ、所定バイト数のデータ、所定ビット数のデータなど、所定単位のデータを正常に送受信するごとに通信確認信号Spを出力するように構成してもよい。
第1の実施形態において、通信確認信号Spはパルス状の信号であればよい。第2の実施形態において、通信確認信号Spは、少なくともHレベルとLレベルの間のレベル変化を伴う信号であればよい。
第1の実施形態において、エッジ検出回路20は、通信確認信号Spのアップエッジ(これに替えてダウンエッジでもよい)を検出してタイマリセット信号Stを出力し、タイマ回路21は、タイマ値が所定のしきい値Tth1以上となった時およびタイマ値が所定のしきい値Tth2(<Tth1)に達する前にタイマリセット信号Stが入力された時にリセット信号Srを出力するように構成してもよい。このしきい値Tth2も、オルタネータ1の動作応答時間に応じて設定するとよい。
上記しきい値Tth1は、通信線5に繋がる通信装置の数が増えるほど長く設定するとよい。通信線5に繋がる通信装置の数が増えると、各通信装置についてデータの送受信の間隔が長くなる傾向があるからである。ただし、通信線5に繋がる通信装置の数にかかわらず各通信装置のデータの送受信間隔が変わらない場合には、上記しきい値Tth1を一定値のままとすればよい。
適用可能な通信方式はLINに限られない。一定周期を有し且つデータに対応したデューティ比を持つPWM信号を送受信するPWM通信方式であってもよい。
第1判定時間は、所定単位のデータを正常に送受信しているときの通信確認信号Spの出力時間間隔(1フレーム長、通信メッセージ長など)よりも長い時間に設定すればよい。上記実施形態では5倍に設定したが、2倍程度に設定してもよい。第1判定時間を大きく設定すると、周期の変動により誤って初期化することを防止でき、第1判定時間を小さく設定すると、通信制御回路18が異常動作に陥った時の初期化までの遅延時間を短縮することができる。
本発明の第1の実施形態を示す通信ユニットの機能的ブロック構成図 バッテリ充電システムの電気的構成図 (a)正常動作時および(b)、(c)異常動作時における通信ユニットの信号波形図 本発明の第2の実施形態を示す図1相当図 図3相当図
符号の説明
1はオルタネータ(アクチュエータ)、5は通信線、16、22は通信ユニット(通信装置)、18は通信制御回路、19、23は監視回路、21、24、25はタイマ回路(計測回路)である。

Claims (7)

  1. 通信線を介して継続的にデータの送信または受信を行う通信装置において、
    前記通信線を介して所定単位のデータを正常に送信するごとにまたは前記通信線を介して所定単位のデータを正常に受信するごとに通信確認信号を出力し、リセット信号が入力されると自身の動作状態を初期化する通信制御回路と、
    この通信制御回路から前記通信確認信号が第1判定時間以上の間出力されない場合に前記通信制御回路に対しリセット信号を出力する監視回路とを備えていることを特徴とする通信装置。
  2. 前記通信確認信号は、HレベルとLレベルの間のレベル変化を伴う信号であって、
    前記監視回路は、前記通信確認信号が継続してHレベルを保持している時間と継続してLレベルを保持している時間とをそれぞれ計測する計測回路を備え、その計測した何れかの時間が前記第1判定時間以上となった場合に前記リセット信号を出力するように構成されていることを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  3. 前記通信確認信号はパルス状の信号であって、
    前記監視回路は、前記通信確認信号のエッジ間隔を計測する計測回路を備え、その計測した時間が前記第1判定時間以上となった場合に前記リセット信号を出力するように構成されていることを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  4. 前記通信確認信号はワンショットパルス信号であって、
    前記監視回路は、前記計測回路で計測したアップエッジ間隔またはダウンエッジ間隔が前記第1判定時間より短く設定された第2判定時間以下である場合にも前記リセット信号を出力するように構成されていることを特徴とする請求項3記載の通信装置。
  5. 前記通信制御回路は、アクチュエータの動作を制御する際に用いられるデータを送信または受信し、
    前記判定時間は、前記アクチュエータの動作応答時間に応じた値に設定されていることを特徴とする請求項1ないし4の何れかに記載の通信装置。
  6. 前記第1判定時間は、前記通信線に繋がる通信装置の数が増えるほど長く設定されることを特徴とする請求項1ないし4の何れかに記載の通信装置。
  7. 前記通信制御回路は、一定周期を有し且つデータに対応したデューティ比を持つPWM信号を送受信するように構成され、
    前記第1判定時間は、前記PWM信号の周期のほぼ2倍の値に設定されていることを特徴とする請求項1ないし4の何れかに記載の通信装置。

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