JP2006209350A - 警報器 - Google Patents

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【課題】報知時における発光部の視認性低下を抑えつつ消費電力を低減する。
【解決手段】発光部121〜126の発光パターンがAパターン、Bパターン、Cパターンのうちから何れか1種類を選択して設定可能である。制御部14は報知信号を受信したときに設定されたパターンで発光部121〜126を発光させる。Cパターンでは、全ての発光部121〜126を同時に発光させないからAパターンやBパターンに比較して消費電力が減少するだけでなく、発光させる発光部121,…を順次切り換えることによって発光部121〜126の明るさや発光する範囲が見かけ上大きく減少しない。故に、報知時における発光部121〜126の視認性低下を抑えることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、住宅情報盤のようなセキュリティ装置から電源供給を受けるとともに報知信号を受信したときに発光部を発光させる警報器に関するものである。
近年、住戸における火災やガス漏れあるいは不審者の侵入等の異常発生を種々の検知手段(火災感知器やガス漏れ検知器並びに人感センサなど)で検知して異常発生を報知するセキュリティ装置が普及してきている。かかるセキュリティ装置としては、住戸の玄関に設置されたドアホン子器や集合住宅の共同玄関に設置されたロビーインターホンなどとの間で通話を行う機能を備えた住宅情報盤などが提供されている。また、この種のセキュリティ装置には住戸内で発生した異常を隣近所等に報知するための警報器が接続される。警報器は、セキュリティ装置に給電線並びに信号線を介して接続され、セキュリティ装置から給電線を介して電源供給されるとともに信号線を介して伝送される報知信号を受信したときに発光部を発光させて異常発生を報知するものである(例えば、特許文献1参照)。
特開平6−131582号公報
ところで、セキュリティ装置の給電能力がその種類あるいは機種によって異なっているので、警報器の消費電力に対して給電能力に余裕のないセキュリティ装置には警報器を接続することができない場合があった。そこで、セキュリティ装置の給電能力に応じて発光部を周期的に発光させたり、あるいは複数の発光部の内の一部の発光部のみを発光させることで消費電力を低減すれば、上述のように給電能力が低いセキュリティ装置にも警報器を接続することが可能となる。しかしながら、単に発光部の発光状態(発光パターン)を変更しただけでは、消費電力が多い発光パターンに対して消費電力が少ない発光パターンにおける発光部の明るさや発光する範囲が減少し、報知時における発光部の視認性が低下してしまうという問題がある。
本発明は上記事情に鑑みて為されたものであり、その目的は、報知時における発光部の視認性低下を抑えつつ消費電力を低減することができる警報器を提供することにある。
請求項1の発明は、上記目的を達成するために、住戸における火災やガス漏れあるいは不審者の侵入等の異常発生を種々の検知手段で検知したときに異常発生を報知するセキュリティ装置に給電線を介して接続され、該セキュリティ装置から前記給電線を介して電源供給されるとともに外部からの報知信号を受信したときに光によって異常発生を報知する警報器であって、前記給電線を介して前記セキュリティ装置から電源供給を受けて動作電源を作成する電源作成部と、該電源作成部で作成される動作電源によって発光する複数の発光部と、前記報知信号を受信したときに前記発光部を駆動して発光させる制御部とを備え、該制御部は、少なくとも一部の発光部を同時に発光させる第1の発光パターンと、該第1の発光パターンで同時に発光させる発光部の個数よりも少ない個数の発光部を同時に発光させ且つ同時に発光させる1乃至複数の発光部を順次切り換える第2の発光パターンとの何れか一方を選択して行うことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記各発光部は、1乃至複数個の発光素子からなることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、前記制御部は、第2の発光パターンにおいて同時に発光させる発光部を切り換える際に隣接して配置されている発光部を順次発光させることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1〜3の何れかの発明において、前記制御部により予め設定した時間だけ駆動されて報知音を鳴動する鳴動部と、該鳴動部の鳴動時間を計時する計時部とを備え、前記制御部は、前記計時部による鳴動時間の計時が終了したら前記鳴動部の駆動を停止することを特徴とする。
請求項1の発明によれば、制御部は、少なくとも一部の発光部を同時に発光させる第1の発光パターンと、該第1の発光パターンで同時に発光させる発光部の個数よりも少ない個数の発光部を同時に発光させ且つ同時に発光させる1乃至複数の発光部を順次切り換える第2の発光パターンとの何れか一方を選択して行うので、給電能力が高いセキュリティ装置に接続するときは第1の発光パターンを選択し、給電能力が低いセキュリティ装置に接続するときは第2の発光パターンを選択することで給電能力が異なる複数種類のセキュリティ装置に接続可能であり、しかも、第2の発光パターンでは、第1の発光パターンで同時に発光させる発光部の個数よりも少ない個数の発光部しか同時に発光させないから第1の発光パターンに比較して消費電力が減少するだけでなく、同時に発光させる1乃至複数の発光部を順次切り換えることによって発光部の明るさや発光する範囲が見かけ上大きく減少せず、報知時における発光部の視認性低下を抑えることができるという効果がある。
請求項2の発明によれば、複数個の発光素子を発光部単位でグループ分けしているため、制御部による発光パターンの制御が容易に行えるという効果がある。
請求項3の発明によれば、第2の発光パターンにおいて同時に発光させる発光部を切り換える際に隣接して配置されている発光部を順次発光させるから、隣接しない発光部を順次発光させるパターンに比較して、切換前の発光部が発する光の残像により明るく感じさせて視認性が向上するという効果がある。
請求項4の発明によれば、光だけでなく音(報知音)によっても異常発生を報知することができ、しかも、計時部による鳴動時間の計時が終了した時点で報知音を停止させることにより、隣近所に対して報知音が騒音となって迷惑がかかることを防止できるという効果がある。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1に示すように火災感知器やガス漏れ感知器などの防災用センサ機器S1、並びに人体が放射する赤外線を検知する人感センサや窓ガラスの開閉を検知する開閉検知スイッチなどの防犯用センサ機器S2が接続され、これらのセンサ機器S1,S2で火災やガス漏れあるいは不審者の侵入等の異常が検知されたときに家人に異常発生を報知するセキュリティ装置Bが住戸内に設置され、このセキュリティ装置Bに対して、住戸外に設置された本実施形態の警報器Aが給電線Lp並びに信号線Lsを介して接続されている。そして、センサ機器S1,S2で異常が検知されたときにセキュリティ装置Bが信号線Lsを介して警報器Aに報知信号を伝送し、この報知信号を受信した警報器Aが光や音によって住戸外に異常発生を報知するのである。ここで、セキュリティ装置Bとしては、異常発生の報知のみを行うもの以外に、従来技術で説明したように住戸の玄関に設置されたドアホン子器や集合住宅の共同玄関に設置されたロビーインターホンなどとの間で通話を行う機能を備えた住宅情報盤が用いられる。尚、火災感知器やガス漏れ感知器等の防災用センサ機器S1や人感センサなどの防犯用センサ機器S2、並びに住宅情報盤等のセキュリティ装置Bは従来周知であるから、詳細な構成についての図示並びに説明は省略する。
警報器Aは、図1に示すように給電線Lpを介してセキュリティ装置Bから電源供給を受けて動作電源を作成する電源作成部17と、電源作成部17で作成される動作電源によって発光する複数の発光部121〜126と、報知音を鳴動する鳴動部11と、信号線Lsを介してセキュリティ装置Bから報知信号を受信したときに鳴動部11を駆動して報知音を鳴動させるとともに発光部121〜126を駆動して発光させる制御部14と、制御部14に対して鳴動部11並びに発光部12の動作に関する設定(後述する)を行うための設定部13とを備えている。
電源作成部17は、給電線Lpを介してセキュリティ装置Bから供給される電源電圧(例えば、24Vの交流電圧)を整流する整流回路17aと、整流回路17aで整流された脈流電圧を安定化して一定電圧(例えば、10V)の直流電圧を出力する第1の定電圧回路17bと、同じく整流回路17aで整流された脈流電圧を安定化して一定電圧(例えば、5V)の直流電圧を出力する第2の定電圧回路17cとで構成される。尚、第1及び第2の定電圧回路17b,17cは従来周知のスイッチング電源回路で実現可能である。
鳴動部11は圧電ブザーからなり、第1の定電圧回路17bから出力される直流電圧が印加されたときに報知音を鳴動するものであって、制御部14により直流電圧の印加が入切される。
発光部121〜126は、後述するようにプリント配線板に実装された表面実装型の発光ダイオードLDを各々3個ずつ有するものであって、第1の定電圧回路17bから出力される直流電圧が印加されて発光する。ここで図示は省略するが、各発光部121〜126は、3個の発光ダイオードLDが制御部14によってスイッチング制御されるスイッチング素子と直列接続され、スイッチング素子がオンされたときに通電して発光ダイオードLDが発光するように構成されている。すなわち、複数(6つ)の発光部121〜126は制御部14によって個別に発光制御されることになる。尚、以下では説明を簡単にするため、発光ダイオードLDが発光している状態を発光部121〜126の点灯と表現し、発光ダイオードLDが発光していない状態を発光部121〜126の消灯と表現する。
制御部14はCPUやメモリ等を具備し、第2の定電圧回路17cから出力される直流電圧で動作するものであって、メモリに格納されたプログラムをCPUが実行することによりセキュリティ装置Bから信号線Lsを介して伝送される報知信号の受信処理や鳴動部11並びに発光部121〜126の駆動を制御する制御処理等を行う。
設定部13は発光ダイオードLDと同じプリント配線板に実装され、制御部14が具備するCPUの入力ポートに接続された4個の押釦スイッチTS並びに2個のディップスイッチDSからなる(但し、図1ではそれぞれ1個ずつしか図示していない)。例えば、鳴動部11が鳴動し発光部121〜126が発光しているときに押釦スイッチTSが押操作されると、制御部14は鳴動部11の鳴動並びに発光部121〜126の発光を停止する。また、ディップスイッチDSにより鳴動部11並びに発光部121〜126の複数の動作モードや、発光部121〜126の複数の発光パターンを択一的に切り換えて設定できる。すなわち、報知信号を受信したときに上述のように押釦スイッチTSが押操作されるまで連続して報知音を鳴動し点灯する連続モード、鳴動部11の鳴動あるいは発光部121〜126の点灯を一定時間(例えば、3分や1分)が経過した後に自動的に停止するタイマモード、報知信号を受信しても鳴動部11の鳴動あるいは発光部121〜126の点灯を行わないオフモードの何れかの動作モードが鳴動部11及び発光部121〜126について各別に設定可能であり、また、発光部121〜126の発光パターンが後述する3種類の発光パターン(Aパターン、Bパターン、Cパターン)のうちから何れか1種類を選択して設定可能である。ここで詳細な説明は省略するが、タイマモードが設定されている場合、制御部14ではCPUが内蔵するタイマ(計時部に相当)を利用して一定時間経過後に鳴動部11を停止したり、発光部121〜126を消灯させる。尚、詳細な説明は省略するが、信号線Lsを介して有線で報知信号を伝送する代わりに、セキュリティ装置Bに無線送信手段を設けるとともに警報器Aに無線受信手段を設けて報知信号を無線で伝送することも可能である。
本実施形態の警報器Aは、図2に示すように住戸の外壁面のような造営面に固定される本体1と、本体1の前面を覆うように着脱自在に本体1に取り付けられる化粧カバー2とを備えている。また本体1は、ボディ3と内カバー4からなり鳴動部11、制御部14が実装されたプリント配線板、発光部121〜126と設定部13が実装されたプリント配線板を収納するハウジングと、ハウジングを造営面に固定するための取付ベース5とで構成される。ボディ3は不透明な合成樹脂成形品からなり、略半長円形の底板(図示せず)と、底板を全周に渡って囲む周壁31とが一体に形成されている。一方、内カバー4は不透明な合成樹脂成形品からなり、平面視略半長円形であって背面側が開口する箱形に形成されており、周壁31の内側に嵌合する形でボディ3の前面に被着され、図示しない組立ねじによってボディ3と結合される。内カバー4前面の鉛直方向における略中央には、水平方向に突出する庇部40が設けられ、この庇部40より上側では内カバー4前面が鉛直方向に沿った平坦面となり、庇部40より下側では内カバー4前面が鉛直下方に向かうにつれて後方へ傾斜する傾斜面となっている(図2(d)参照)。尚、庇部40の先端から内カバー4の両側面にかけての内カバー4外表面には、前方へ突出する幅細のリブ41が突設されている。ここで、内カバー4の前記平坦面には円形の音孔44が貫設されており、この音孔44を通してハウジング内に収納された鳴動部11が鳴動する報知音が外部に放射される。一方、内カバー4の前記傾斜面には発光部121〜126の発光ダイオードLDが挿通される複数個の発光ダイオード挿通孔4aと、設定部13の押釦スイッチTS並びディップスイッチDSが挿通される複数個のスイッチ挿通孔4bとが貫設されており、各発光ダイオード挿通孔4aに発光ダイオードLDを挿通するとともに各スイッチ挿通孔4bに押釦スイッチTS並びディップスイッチDSを挿通するようにしてプリント配線板が内カバー4の前記傾斜面の内側に配置されている。
取付ベース5は不透明な合成樹脂成形品からなり、略半長円形の底板(図示せず)と、底板を全周に渡って囲む周壁51とを有して前面が開口した扁平な箱形に形成されている。底板の上部にはだるま孔からなる取付孔が貫設され、底板の下部には長孔からなる取付孔が貫設されており、これら2つの取付孔に挿通した取付ねじによって取付ベース5が壁面などの造営面に取り付けられる。尚、底板には給電線Lp並びに信号線Lsを本体1内に引き込むための挿通孔が設けられている。また、底板の下端部には雌ねじを収納したボス部が設けられるとともに、周壁51の上部には外側に突出する一対の突起が設けられており、ボディ3の周壁31上部に貫設された一対の係止溝に突起が挿入係止され、ボディ3並びに内カバー4の下端部に貫設されたねじ挿通孔に挿通した取付ねじ16をボス部の雌ねじに螺合することで周壁31の内側に嵌合する形で本体1(ボディ3)の背面に取付ベース5が固定される。
化粧カバー2は、透明且つ赤色に着色された合成樹脂成形品からなり、平面視略長円形であって背面が開口した箱形に形成され、その内部にハウジング(ボディ3並びに内カバー4)を収納するようにして着脱自在に本体1に取り付けられる。化粧カバー2の鉛直方向上部には、外表面から内側へ窪んだ平面視円形の凹所20が設けられ、凹所20の底面中央には内側が内カバー4の音孔44に連通した円筒形の音孔部が設けられている。また、凹所20には音孔部を含む内底面を隠すキャップ23が取り付けられる。キャップ23は化粧カバー2と同様に透明且つ赤色に着色された合成樹脂成形品からなり、平面視略円形であって前方へ凸となる曲面形状を有する前壁部23aと、前壁部23aの周縁から後方へ突出する周壁部とを有し、周壁部23bの後端縁から後方へ突出する3つの取付脚が設けられ、各取付脚の先端には外側に突出する取付爪が突設されている。そして、これら3つの取付脚を凹所20の底面に貫設された取付孔にそれぞれ挿通し、取付孔の周縁に取付爪を係止することでキャップ23を凹所20に取り付ければ、図2(a)に示すようにキャップ23によって音孔部の略全部が覆い隠されるために外観の品質が向上する。
ところで、複数個(本実施形態では18個)の発光ダイオードLDはほぼ等間隔で縦横に並べて配置され、図3(a)に示すように縦方向に並んだ3個ずつが5つのグループに分けられるとともに横方向に並んだ残りの3個が1つのグループに分けられて合計6つの発光部121〜126が構成されている。そして、制御部14は設定部13により設定される何れかの発光パターン(Aパターン、Bパターン、Cパターン)で発光部121〜126を発光させる。図3(b)〜(d)はAパターン、Bパターン、Cパターンのそれぞれにおける発光部121〜126の状態を示すタイムチャートである(但し、Hレベルが点灯、Lレベルが消灯を示す)。Aパターンでは、図3(b)に示すように全ての発光部121〜126を一定周波数(例えば、1Hz)で同時に点滅させており、点灯時に各発光部121〜126に流れる電流が30mAとすると全体で180mA(=30mA×6)の電流(瞬時値)が消費されることになる。またBパターンでは、図3(c)に示すように全ての発光部121〜126を一定周波数(例えば、3Hz)で同時に点滅させる期間と全ての発光部121〜126を消灯する期間を一定周期(例えば、4秒)で繰り返しており、Aパターンと同じく点灯時に各発光部121〜126に流れる電流が30mAとすると全体で180mA(=30mA×6)の電流(瞬時値)が消費されることになる。但し、Aパターン及びBパターンの何れにおいても1周期当たりの点灯時間の比(オンデューティ比)は50%である。これに対してCパターンでは、図3(d)に示すように各発光部121〜126を一定周波数(例えば、2.77Hz)で順次点滅させる期間と全ての発光部121〜126を消灯する期間を一定周期(例えば、4秒)で繰り返しており、点灯時に各発光部121〜126に流れる電流が30mAとすると全体でも30mAの電流(瞬時値)しか消費されない。従って、セキュリティ装置Bが給電線Lpを介して供給可能な電流容量が200mA以上であれば、相対的に消費電力が多いAパターン又はBパターン(第1の発光パターンに相当)を選択すればよいし、仮にセキュリティ装置Bの供給可能な電流容量が60mA未満であれば、相対的に消費電力が少ないCパターン(第2の発光パターンに相当)を選択すればよく、本実施形態の警報器Aを給電能力が異なる複数種類のセキュリティ装置Bに接続することができる。
また図4は発光部121〜126を発光させたときの見え方を模式的に表した図である。但し、黒丸が点灯(発光)している発光ダイオードLDを示し、白丸が消灯している発光ダイオードLDを示している。すなわち、Aパターン及びBパターンにおいては、図4(b)に示すように全ての発光部121〜126が同時に点滅するのに対し、Cパターンにおいては、図4(a)に示すように6つの発光部121,122,123,124,125,126が周期的に順次点滅し、あたかも光が流れているように見える。そのため、Cパターンでは、全ての発光部121〜126を同時に発光させないからAパターンやBパターンに比較して消費電力が減少するだけでなく、発光させる発光部121,…を順次切り換えることによって発光部121〜126の明るさや発光する範囲が見かけ上大きく減少せず、報知時における発光部121〜126の視認性低下を抑えることができる。
また本実施形態では、複数個の発光ダイオードLDを発光部121,…単位でグループ分けしているため、制御部14による発光パターンの制御が容易に行えるという利点がある。さらに、Cパターンにおいて発光させる発光部121,…を切り換える際に隣接して配置されている発光部121〜126を順次発光させているから、隣接しない発光部121,…を順次発光させるパターンに比較して、切換前の発光部121,…が発する光の残像により明るく感じさせて視認性が向上するという利点がある。
ところで本実施形態では、設定部13のディップスイッチDSにより鳴動部11の鳴動と発光部121〜126の点灯を一定時間(例えば、3分や1分)が経過した後に自動的に停止するタイマモードに設定できるようになっているから、例えば、図5に示すように発光部121〜126が点灯する時間T2に対して鳴動部11が鳴動する時間(鳴動時間)T1が短くなるようにタイマモードを設定すれば、タイマによる鳴動時間T1の計時が終了した時点で報知音を停止させることにより、隣近所に対して報知音が騒音となって迷惑がかかることを防止できる。尚、鳴動部11による報知音の鳴動を停止した後も発光部121〜126の点灯を継続することにより、留守中に不審者が侵入しようとした履歴を残すことができるという利点もある。
尚、本実施形態では第1の発光パターンに相当するAパターン及びBパターンで全ての発光部121〜126を同時に発光させているが、例えば、2個乃至5個の発光部121,…を同時に発光させてもよい。また、第2の発光パターンに相当するCパターンでは同時に発光させる発光部121,…の個数を1個としているが、例えば、2個乃至5個のうちで第1の発光パターン(Aパターン及びBパターン)で同時に発光させる発光部121,…の個数よりも少ない個数を同時に発光させるようにしても構わない。
本発明の実施形態を示すブロック図である。 同上を示し、(a)は正面図、(b)は右側面図、(c)は化粧カバーを外した本体の正面図、(d)は化粧カバーを外した本体の右側面図である。 同上における発光部の発光パターンを説明するための図であり、(a)は発光部の配置図、(b)はAパターンにおけるタイムチャート、(c)はBパターンにおけるタイムチャート、(d)はCパターンにおけるタイムチャートである。 (a)はCパターンの説明図、(b)はAパターン及びBパターンの説明図である。 同上の動作説明図である。
符号の説明
A 警報器
11 鳴動部
121〜126 発光部
13 設定部
14 制御部
17 電源作成部
Lp 給電線
Ls 信号線

Claims (4)

  1. 住戸における火災やガス漏れあるいは不審者の侵入等の異常発生を種々の検知手段で検知したときに異常発生を報知するセキュリティ装置に給電線を介して接続され、該セキュリティ装置から前記給電線を介して電源供給されるとともに外部からの報知信号を受信したときに光によって異常発生を報知する警報器であって、前記給電線を介して前記セキュリティ装置から電源供給を受けて動作電源を作成する電源作成部と、該電源作成部で作成される動作電源によって発光する複数の発光部と、前記報知信号を受信したときに前記発光部を駆動して発光させる制御部とを備え、該制御部は、少なくとも一部の発光部を同時に発光させる第1の発光パターンと、該第1の発光パターンで同時に発光させる発光部の個数よりも少ない個数の発光部を同時に発光させ且つ同時に発光させる1乃至複数の発光部を順次切り換える第2の発光パターンとの何れか一方を選択して行うことを特徴とする警報器。
  2. 前記各発光部は、1乃至複数個の発光素子からなることを特徴とする請求項1記載の警報器。
  3. 前記制御部は、第2の発光パターンにおいて同時に発光させる発光部を切り換える際に隣接して配置されている発光部を順次発光させることを特徴とする請求項1又は2記載の警報器。
  4. 前記制御部により予め設定した時間だけ駆動されて報知音を鳴動する鳴動部と、該鳴動部の鳴動時間を計時する計時部とを備え、前記制御部は、前記計時部による鳴動時間の計時が終了したら前記鳴動部の駆動を停止することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の警報器。
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