JP2006209332A - 価値観推定方法および装置並びにそのプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 会話の返答に使用される語句の同意、非同意強度を用いて、コミュニケーション相手との価値観の相違、およびその会話トピックに対する肯定度を推定し、コミュニケーション支援を可能とする。
【解決手段】 入力された会話文から返答開始語句と会話の中身とを分離し、典型的な返答開始語句に対する各ユーザの同意強度印象評価値を記録する同意強度印象評価データベース102を参照して、返答開始語句に関する同意強度印象評価値を抽出する返答開始語句決定部103と、決定された同意強度印象評価値から、ユーザの価値観類似度を計算する価値観類似度推定部104と、価値観類似度を画面上でのアイコン間の距離に変換し、ユーザの前記会話トピックに対する肯定度を算出してトピック肯定度データベース105に保存し、肯定度をアイコンの表示属性に変換する価値観類似度可視化部106と、を設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、会話相手などとのコミュニケーションを支援するための方法及び装置に関し、特に、会話の返答に使用される語句の同意、非同意強度を用いて、コミュニケーション相手との価値観の相違、およびその会話トピックに対する肯定度を推定しその推定結果を提示することによってコミュニケーション支援を可能とする価値観推定方法及び装置に関する。
会話などのコミュニケーションにおける意思疎通阻害要因の一つに、コミュニケーションを行っている当事者間での価値観の相違がある。人間は、お互い異なる価値観を持ちつつも、相手との間に価値観の共通部分を見出すことによって合意を得ようとする。しかしながら、明示的な情報として抽出することが困難な価値観をコミュニケーション支援に活用することは容易ではない。価値観相違の判断は、本来は、会話内容の意味論理から行われるのが理想的かもしれないが、感情混入や議論戦略、発言のあいまい性などの原因によって、意味論理から価値観相違の判断を行うことは、実際には難しい。
その一方、価値観相違の推定には、コミュニケーションの場での同意、非同意の情報が参考になる。日常生活でも、話が進むと相手の考えが理解できるようになることがある。これは、同意や非同意の繰返しから、価値観の推定、理解を行っているからと考えられる。同意、非同意に着目した研究としては、吉江らによる検討(“肯定/否定意図を検出するチャットシステムのための肯定値計算手法の改良”、ファジィシステムシンポジウム、Vol.17、pp.513−516、2001)があるが、相手の価値観を推定するには至っておらず、コミュニケーション支援に適用することは難しい。
吉江ら、"肯定/否定意図を検出するチャットシステムのための肯定値計算手法の改良"、ファジィシステムシンポジウム、Vol.17、pp.513−516、2001
上述したように、従来は、コミュニケーション支援のために、コミュニケーションにおける意思疎通に重要と考えられる価値観を推定する方法及び装置は実現していなかった。
そこで本発明の目的は、会話の返答に使用される語句の同意、非同意強度を用いて、コミュニケーション相手との価値観の相違、およびその会話トピックに対する肯定度を推定し、それらの推定結果を提示することによってコミュニケーション支援を可能とする、価値観推定方法及び装置を提供することにある。
本発明による価値観推定方法は、会話の返答に使用される語句の同意、非同意強度を用いてコミュニケーション相手との価値観の相違および会話トピックに対する肯定度を推定し、コミュニケーション支援を可能とする価値観推定方法であって、入力された会話文から返答開始語句と会話の中身とを分離し、典型的な返答開始語句に対する各ユーザの同意強度印象評価値を記録した同意強度印象評価データベースを参照して、分離された返答開始語句に関する同意強度印象評価値を抽出する返答開始語句決定段階と、返答開始語句決定段階で決定された同意強度印象評価値から、ユーザの価値観類似度を計算する価値観類似度推定段階と、ユーザの会話トピックに対する肯定度を算出してトピック肯定度データベースに保存する段階と、を有する。
本発明の価値観推定装置は、会話の返答に使用される語句の同意、非同意強度を用いてコミュニケーション相手との価値観の相違および会話トピックに対する肯定度を推定し、コミュニケーション支援を可能とする価値観推定装置であって、典型的な返答開始語句に対する各ユーザの同意強度印象評価値を記録する同意強度印象評価データベースと、会話トピックに対するユーザごとの肯定度を格納するトピック肯定度データベースと、入力された会話文から返答開始語句と会話の中身とを分離し、同意強度印象評価データベースを参照して、分離された返答開始語句に関する同意強度印象評価値を抽出する返答開始語句決定段階と、返答開始語句決定段階で決定された同意強度印象評価値から、ユーザの価値観類似度を計算する価値観類似度推定手段と、ユーザの会話トピックに対する肯定度を算出してトピック肯定度データベースに保存する手段と、を有する。
本発明においては、求めた価値観類似度を、画面に表示されるアイコン間の距離に変換し、また、求めた肯定度をアイコンの表示属性に変換することによって、価値観類似度や肯定度を表示装置上に見やすく表示するようにすることが好ましい。
本発明によれば、会話の返答に使用される語句の同意、非同意強度を用いて、コミュニケーション相手との価値観の相違、およびその会話トピックに対する肯定度を推定することにより、コミュニケーション支援を行うことが可能になる。ユーザは、価値観のずれやトピック肯定度に関する情報を参照することによって、コミュニケーション相手との合意度や意識ずれを把握しながら、コミュニケーションにおける意思疎通をより円滑なものとすることができる。さらに本発明では、推定結果を可視化表示することによって、ユーザは、コンピュータの表示装置等の画面にグラフィカルに表示される価値観のずれや肯定度の情報を参照することによって、コミュニケーション相手との合意度や意識ずれをより直感的に把握できるようになる。
次に、本発明の好ましい実施形態について、図面を参照して説明する。図1は本発明の実施の一形態の価値観推定装置の構成を示すブロック図である。
価値観推定装置は、会話文をテキストデータとして取り込む入力装置101と、典型的な返答開始語句に対する各ユーザの同意強度印象評価値が記録されている同意強度印象評価データベース102と、入力装置101に入力された会話文から返答開始語句を抽出し、同意強度印象評価データベース102を参照してその返答開始語句に関する同意強度印象評価値を抽出する返答開始語句決定部103と、返答開始語句決定部103で決定された返答開始語句に対するユーザの同意強度印象評価値から、ユーザの価値観類似度を計算する価値観類似度推定部104と、トピック肯定度を保存するトピック肯定度データベース105と、価値観類似度推定部104で計算された価値観類似度を、画面上に表示されるユーザアイコンの距離に変換するとともに、ユーザのその会話トピックに対する肯定度を計算してユーザアイコンの表示属性に変換する価値観類似度可視化部106と、価値観類似度可視化部106アイコンの距離と表示属性にしたがって、表示装置108の画面上のアイコンを更新表示するための表示制御部107、とを有する。
以下、価値観推定装置の構成の詳細について説明する。
会話文をテキストデータとして取り込む入力装置101では、テキストチャットやインスタントメッセンジャによる会話の場合のように、タイプされた文字情報が入力されてもよいし、音声会話の場合のように、音声認識プログラムから出力されるテキストデータが入力されてもよい。本実施形態では、特に会話の形態は限定しない。入力装置101に取り込まれた会話文(テキストデータ)は、返答開始語句決定部103に送られる。
図2は、典型的な返答開始語句に対する各ユーザの同意強度印象評価値が記録されている同意強度印象評価データベース102の内容の一例を示している。例えば、英語を対象言語とした場合、「Absolutely(絶対(的)に)」とか「Wrong(悪い;間違っている)」といった会話でよく用いられる同意、非同意の語句が、同意強度印象評価データベース102への登録対象となる。それらの同意、非同意の語句について、あらかじめユーザアンケート等により、各ユーザごとに、そのユーザがどのような印象をもっているかを調べておき、そのように取得された各ユーザごとの同意、非同意の強度に関する印象評価の値が、同意強度印象評価データベース102に登録される。その結果、五段階評価尺度法でアンケートを行ったならば、−5、−4、…、0、…、+4、+5(正の場合は同意、負の場合は非同意)の評価段階での各語句ごとの評価値が、被験者(ユーザ)数分だけ記録されることになる。
返答開始語句決定部103は、入力装置101に取り込まれた会話文に対して、返答開始語句と会話の中身を分離する処理を行うことによって返答開始語句を抽出し、その抽出した返答開始語句に基づいて同意強度印象評価データベース102を参照し、その返答開始語句に関する同意強度印象評価値を抽出するものである。例えば、会話文が「Absolutely,the idea is important.」であれば、「Absolutely」が返答開始語句であり、「the idea is important」が会話の中身となる。この会話を発言したユーザが、図2に示すように同意強度印象評価値が同意強度印象評価データベース102に登録されているユーザAであるとすれば、このユーザAの語句「Absolutely」に対する評価値「+5」が、データベース102から抽出される。同様に、会話文が「Wrong,the idea has a problem.」であり、その会話を発言したユーザが図2に示す例のユーザBであれば、「Wrong」に対する評価値「−4」が抽出される。
価値観類似度推定部104は、このように返答開始語句決定部103で決定された返答開始語句に対するユーザの同意強度印象評価値から、ユーザの価値観類似度を計算する。価値観類似度の推定にあたっては、(1)ユーザごとにどの強度の(非)同意語句が使用されたか、(2)使用された各語句に対する同意強度印象評価はユーザ間でどれくらい違うか、を考慮することが重要である。例えば、前者は、対象とするユーザの同意強度印象評価値の平均によって表わすことができ、後者は、ユーザ間の同意強度印象評価値の差分として計算することができる。したがって、価値観類似度は、それらの平均と差分の重み和として計算することが可能となる。
例として、図2に示すような同意強度印象評価値がそれぞれ同意強度印象評価データベース102に登録されているユーザAとユーザBとが会話を行ったとして、
(会話例1)
ユーザA:「Absolutely, the idea is important.(絶対に、その考えは重要だ。)」、
ユーザB:「Wrong, the idea has a problem.(違う、その考えは問題を抱えている。)」
と発言したとする。この場合、ユーザAとユーザBとの価値観類似度SHSVABは、重み和の重み係数をそれぞれ1とすれば、次式で計算できる。もちろん、計算方法については、この式以外にも考えられ、ここでは限定しない。
SHSVAB={Absolutelyに対する平均と差分}+{Wrongに対する平均と差分}
=1×[+5+(+4)]/2+1×|+5-(+4)|+1×[-4+(-3)]/2+1×|-4-(-3)|
=+3
同様に、ユーザAとユーザBとが、
(会話例2)
ユーザA:「Absolutely, the idea is important.(絶対に、その考えは重要だ。)」、
ユーザB:「That’s right, I agree with the idea.(その通り、私はその考えに賛成します。)」
と発言した場合には、同様の計算を行うことによって、SHSVAB=9が得られ、また、ユーザCとユーザAとが、
(会話例3)
ユーザC:「Never the idea is correct.(絶対に、その考えは正しくない。)」、
ユーザA:「Wrong, the idea is important.(違う、その考えは重要だ。)」
と発言した場合は、SHSVCA=−9が得られる。
本実施形態の価値観推定装置において、現在の会話の対象となっているトピックに対するユーザごとのトピック肯定度は、トピック肯定度データベース105に格納される。したがって、トピック肯定度データベース105には、ユーザの人数分だけのトピック肯定度が記録されている。
トピック肯定度は、ユーザごとにそのユーザが現在の会話トピックをどの程度肯定しているかを示す尺度である。日常会話において一般に、ある考えに対する信念あるいは信頼度は、相手との対話を通じて強められたり、弱められたりする。本実施形態でいうトピック肯定度は、そのような信念あるいは信頼の度合いを定量化するものであって、例えば、同意印象強度評価値と同様に、−5、−4、…、−1、+1、…、+4、+5(正の場合は肯定、負の場合は否定)という値を取る。ここではトピック肯定度はゼロはとらないもものとする。このトピック肯定度は、このように会話の進行に伴って変化しうるものであるから、会話セッションを一回終了する度に、後述する価値観類似度可視化部106によって、更新される。
価値観類似度可視化部106は、価値観類似度推定部104で計算された価値観類似度を、表示装置108の画面に表示されるべきユーザアイコン間の距離に変換するとともに、ユーザのその会話トピックに対する上述したトピック肯定度を計算して、ユーザアイコンの表示属性に変換する。画面には、図3に示すように、ユーザAとユーザBをそれぞれ示すアイコン(ユーザアイコン)が表示されているものとする。
価値観類似度可視化部106は、上述したように価値観類似度の計算結果が1ならば、図3に示す画面上でユーザAのアイコンとユーザBのアイコンとが相互に近づくように、価値観類似度1に相当する移動距離を計算する。例えば、Aの移動ベクトルのユークリッド距離が1になるように、x方向、y方向の移動量を計算する。
また、価値観類似度可視化部106は、トピック肯定度データベース105に記録されている各ユーザのトピック肯定度を、会話で用いた返答開始語句に応じて更新する。例えば、肯定度の増減部分を、返答開始語句の同意印象強度評価値と相手のトピック肯定度によって計算するとして、上述の会話例1の場合には、ユーザAのトピック肯定度T(A)は以下のように計算できる。ただし、更新前のユーザAとユーザBのトピック肯定度を、それぞれ+4、+1とし、会話の相手のトピック肯定度に基づく更新のための重み係数を1/5とする。
T(A)=T(A)+{重み係数}×{Absolutelyに対する同意印象強度評価値}/{ユーザBのトピック肯定度}
=(+4)+(1/5)×(+5)/(+1)
=+5
例えば、トピック肯定度がアイコンの色として表現されており、肯定度が高いほど青の色が濃くなり、低いほど赤の色が濃くなるとする。この例の場合、ユーザAのトピック肯定度は+4から+5に変化したことになるから、ユーザAのアイコンは、+1の分だけ青みが増すことになる。
現在のトピックに対してユーザAがあまり肯定的でなくて更新前のトピック肯定度が+1であり、ユーザCのトピック肯定度も+1であって、ユーザAとユーザCとが、
(会話例4)
ユーザA:「Maybe, the idea is correct.(多分、その考えは正しい。)」、
ユーザC:「That’s right, I think so.(その通り、私もそう思う。)」
と会話した場合には、重み係数を1/5として同様の計算を行うことによって、更新後のユーザAのトピック肯定度T(A)は、+1.6と計算され、四捨五入して+2となる。一方、上述の会話例3の場合、ユーザCはトピックに対してもともと否定的な考えをもっていて、ユーザCの更新前のトピック肯定度が−4であるとし、Aは上述と同様に+4の肯定度を持っているとすれば、更新後のユーザCのトピック肯定度は、同様の計算の結果、−5に変化する。
表示制御部107は、このように価値観類似度可視化部106で計算されたアイコンの距離と表示属性にしたがって、表示装置108の画面上のアイコンを更新表示する処理を実行する。
図4は、本実施形態の価値観推定装置の動作を示すフローチャートである。
まず、ステップ11において、入力装置101に、最初の会話文がテキストデータとして取り込まれる。すると返答開始語句決定部103は、ステップ12において、入力装置101で取り込まれた会話文に対し返答開始語句と会話の中身とを分離する処理を行い、ステップ13において、分離された返答開始語句に基づいて同意強度印象評価データベース102を参照し、その返答開始語句に関する同意強度印象評価値を抽出する。その後、ステップ14において、会話セッションが終了したかどうか判断し、会話セッションが終わっていなければ、ステップ11に戻って、次の会話文(通常は、相手の人の会話文)を取り込む。
ステップ14において会話セッションが終了していれば、ステップ15において、価値観類似度推定部104は、返答開始語句決定部103で決定された返答開始語句に対するユーザの同意強度印象評価値から、ユーザの価値観類似度を計算する。その後、価値観類似度可視化部106は、ステップ16において、価値観類似度推定部104で計算された価値観類似度を、画面に表示されるユーザアイコンの距離に変換するとともに、ステップ17において、トピック肯定度データベース105を参照してユーザのその会話トピックに対する肯定度を計算、更新し、ステップ18において、色パラメータ等のユーザアイコン表示属性に変換する。表示制御部107は、ステップ19において、ステップ16で計算されたアイコンの距離とステップ18で計算された色パラメータの表示属性にしたがって、表示装置108の画面上のアイコンを更新表示する。
以上説明した価値観推定装置は、それを実現するためのコンピュータプログラムを、パーソナルコンピュータなどのコンピュータに読み込ませ、そのプログラムを実行させることによっても実現できる。価値観推定を実行するためのプログラムは、一般に、CD−ROMなどの記録媒体によって、あるいはネットワークを介して、コンピュータに読み込まれる。そしてそのようなプログラムをコンピュータが実行することによって、そのコンピュータは、上述した価値観推定装置として機能することになる。
本発明の実施の一形態の価値観推定装置の構成を示すブロック図である。 同意強度印象評価データベースの内容の一例を示す図である。 ユーザアイコン移動の様子を示す図である。 価値観推定のための処理を示すフローチャートである。
符号の説明
101 入力装置
102 同意強度印象評価データベース
103 返答開始語句決定部
104 価値観類似度推定部
105 トピック肯定度データベース
106 価値観類似度可視化部
107 表示制御部
108 表示装置

Claims (5)

  1. 会話の返答に使用される語句の同意、非同意強度を用いてコミュニケーション相手との価値観の相違および会話トピックに対する肯定度を推定し、コミュニケーション支援を可能とする価値観推定方法であって、
    入力された会話文から返答開始語句と会話の中身とを分離し、典型的な返答開始語句に対する各ユーザの同意強度印象評価値を記録した同意強度印象評価データベースを参照して、前記分離された返答開始語句に関する同意強度印象評価値を抽出する返答開始語句決定段階と、
    前記返答開始語句決定段階で決定された同意強度印象評価値から、前記ユーザの価値観類似度を計算する価値観類似度推定段階と、
    前記ユーザの前記会話トピックに対する肯定度を算出してトピック肯定度データベースに保存する段階と、
    を有する価値観推定方法。
  2. 画面に表示されるアイコン間の距離に前記価値観類似度を変換し、前記肯定度を前記アイコンの表示属性に変換する価値観類似度可視化段階をさらに有する、請求項1に記載の価値観推定方法。
  3. 会話の返答に使用される語句の同意、非同意強度を用いてコミュニケーション相手との価値観の相違および会話トピックに対する肯定度を推定し、コミュニケーション支援を可能とする価値観推定装置であって、
    典型的な返答開始語句に対する各ユーザの同意強度印象評価値を記録する同意強度印象評価データベースと、
    前記会話トピックに対するユーザごとの肯定度を格納するトピック肯定度データベースと、
    入力された会話文から返答開始語句と会話の中身とを分離し、前記同意強度印象評価データベースを参照して、分離された前記返答開始語句に関する同意強度印象評価値を抽出する返答開始語句決定段階と、
    前記返答開始語句決定段階で決定された同意強度印象評価値から、前記ユーザの価値観類似度を計算する価値観類似度推定手段と、
    前記ユーザの前記会話トピックに対する肯定度を算出して前記トピック肯定度データベースに保存する手段と、
    を有する、価値観推定装置。
  4. 画面に表示されるアイコン間の距離に前記価値観類似度を変換し、前記肯定度を前記アイコンの表示属性に変換する価値観類似度可視化手段をさらに有する、請求項1に記載の価値観推定装置。
  5. コンピュータに請求項1または2に記載の価値観推定方法を実行させるプログラム。
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