JP2006209200A - 画像監視システム - Google Patents
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Abstract
利用者は、表示された複数の施設名の中から、特定の施設名を探し出す必要があった。そして、更に、その施設名の出口名から、構内地図上のどこにその出口名があるかを探し出し、最後に、構内地図上の現在位置からその出口までどのような経路(道順)で行くかを考えなければならず、検索が大変であった。
利用者にもっと使い易い案内システムを提供する。
【解決手段】
通報ボタンを押すことで、駅務室やセンターの受付装置に接続され、対話をしながら案内を行うことを可能とする。利用者は、目的地を伝えることにより、受付装置より通報装置のディスプレイに地下構内の地図を表示し、経路案内を画面上と、音声により対応する。更に、地上出口から目的地までの地図を表示する。
【選択図】 図2
Description
本発明の案内システムの目的は、利用者にもっと使い易い案内システムを提供することにある。
即ち、本発明の案内システムは、第1の撮像装置と、第1のマイクと、第1のスピーカと、第1の表示部と、連絡ボタンとを備える案内端末と、案内端末と無線または有線で結合し、第2の撮像装置と、第2のマイクと、第2のスピーカと、案内のための地図を表示するためのデータベースと、データベースからの地図情報を表示する第2の表示部と、第1の撮像装置からの画像を表示する第3の表示部と、第2の表示部に表示される地図上に案内のための経路を表示するための入力装置とを備える情報提供局とを有する案内システムであって、利用者が連絡ボタンを押すことによって、情報提供局と接続され、情報提供局のデータベースの地図情報と情報提供局から提供される経路とが、第1の表示部に表示される案内システムである。
利用者は、目的地を連絡することにより、情報提供局から案内端末のディスプレイに、例えば地下鉄駅構内の地図を表示し、経路案内を画面上の表示と、音声により対応する。
更に、地上出口から目的地までの地図を表示し経路を教え、案内する。
案内端末には、カメラがあるため、利用者の顔を確認することが可能であり悪戯等の確認を容易に行うことができる。
また、案内端末のディスプレイには、通報されていないときには、広告表示を行う。
また情報提供局 230 は、複数の通報部 200 と HUB 250 を介して結合している。
情報提供局 230 において、213 は撮像装置(顔カメラ 206 と同等の機能を有する撮像装置、例えば TV カメラであれば十分なので、以下、顔カメラと称する)、214 はディスプレイ、215 はスピーカ、216 はマイク、217 は音声制御部、218 は IP 変換部、219 は処理部、220 はディスプレイ、221 はキーボード、タッチペン、マウス等の入力装置、222 はインタフェース部( I/F 部)である。
また、HUB 250 は、更に、WAN( Wide Area Network )と結合し、複数の情報提供局 230 とそれらがそれぞれ一元管理する複数の通報部 200 を中央処理局(図示せず)と一時的、または定期的、もしくは所定期間毎、あるいは常時結合させ、中央処理局が総合的に管理することもできる。
なお、本実施例の通報部 200 が、スキップバック機能ユニットを有する場合には、例えば、顔カメラ 206 または処理部 211 に所定時間(または所定フレーム数)の画像を記録するバッファメモリまたはリングメモリを備え、通常は、リアルタイムの画像を処理部 211 から I/F 部 212 を介して HUB 250 に送信し、要求があれば、スキップバック機能を作動させて、所定時間前からの画像を送信する。
また、マイク 205 は、本実施例では利用者が連絡ボタン 207 を押さなければ起動しないが、営業時間内は常に作動していていても良い。即ち、IP 変換部 210 等にメモリを用意し、音情報をスキップバック機能によって所定時間遡って再生できるようにしても良い。
同時に IP 変換部 210 は、音声制御部 209 を介してマイク 205 を起動させる。マイク 205 は検出した音を電気信号に変換して、音声制御部 209 に出力する。音声制御部 209 は、入力された音声の入力レベルを IP 変換部 210 の入力レベルに合わせて IP 変換部 210 に出力する。
IP 変換部 210 は、取得した音声の電気信号をエンコードし音声データとする。そして、音声データに IP アドレスを付加して、エンコードした接点情報と共に、I/F 部 212 を介して HUB 250 に送信する。尚、接点情報は、最初に利用者が通報部 200 の連絡ボタン 207 を押した時だけ発生する開始信号に応じて出力され、それ以後は出力されない。
また、顔カメラ 206 は、視野内を撮像した画像を映像信号として取得し、IP 変換部 210 に出力する。IP 変換部 210 は入力された映像信号をエンコードし、更に自分の IP アドレスを付加して I/F 部 212 を介して HUB 250 に送信する。
処理部 219 は、入力された接点情報をデコードし、デコードした情報と IP アドレスに基づいて、発報があったこと、及び、発報があった通報部 200 が設置されている場所がどこであるかをディスプレイ 220 に表示し、顔カメラ 213 を制御して顔カメラ 213 の視野内の画像を処理部 219 に出力させる。同時に、IP 変換部 218 は、接点情報の入力を認識し、警告音を出力するための警告出力信号を音声制御部 217 に出力する。音声制御部 217 は、警告出力信号に基づいた警告音を合成し、スピーカ 215 を介して出力する。また、IP 変換部 218 は、入力された音声データ及び画像データをデコードし、音声データを音声制御部 217 を介してスピーカ 215 に出力し、画像データをディスプレイ 214 の表示形式に変換してディスプレイ 214 に出力する。ディスプレイ 214 は、顔カメラ 206 が撮像した画像を表示する。また、ディスプレイ 214 は、スキップバック機能動作時には、発報時より所定時間前の画像から表示を始める。
上記実施例では、通報部 200 から送られる接点情報に応答してスピーカ 215 から通報部 200 のいずれかの連絡ボタン 207 が押されたことを出力している。しかし、別にパトライト(株式会社パトライトの登録商標)等の監視表示灯や警告表示灯等を使用し、接点情報が入力されたことを認識した時に、IP 変換部 218 または処理部 219 と接続した監視表示灯または警告表示灯が、発光したりしても良いし、警告音を発生しても良いし、あるいは発光と警告音発生を同時にしても良い。
通報部 200 の I/F 部 212 は、自局の IP アドレスを持つデータを HUB 250から情報提供局 230 から取得することによってデータを受信し、処理部 211 に出力する。処理部 211 は入力されたデータをデコードし、ディスプレイ 208 の表示形式に変換してディスプレイ 208 に出力する。ディスプレイ 208 は、地下鉄駅構内の地図情報に、その通報部 200 の現在位置を示す記号または図形とを表示し、かつ画面の一部に案内者の顔部分の画像を表示する。
また、応対者表示画面 602 は、現在地 601 、案内ルート、及び利用者が目的とする出口等の表示と重ならないにように表示位置及び大きさが自動的に設定できる。また、応対者は、その応対者表示画面 602 の表示位置や大きさを入力装置 221 を用いて変更することもできる。
また、現在通報部 201 と対話中(案内中)別の通報部 202 から問いかけ(連絡ボタン 207 が押されること)があった場合(または応対者が離席中に、通報部からの問いかけがあった場合)には、音声や表示によって知らせることと同時に、別の通報部 202 に現在他の通報部 201 と対話中であることを知らせるための信号が返され、別の通報部 202 では、他の通報部と対話中の表示(手話を含む)や音声出力(例えば、しばらくお待ちください、等)をさせる。
また、画面は、今までの通報部との関連画像を表示し、音声だけ新規に接続された通報部と接続しても良い。
IP 変換部 218 は、入力された音声信号をエンコードし、エンコードしたデータに連絡ボタン 207 を押した利用者のいる通報部の IP アドレスを付加して I/F 部 222 を介して、 HUB 250 に送信する。
そこで、音声制御部 217 及び音声制御部 209では、自分自身の話した音声のエコーをキャンセルする機能を有している。
本システムのように、IP 変換部を使用するシステムにおいては、このエコーが大きく、エコーキャンセラーは、効果的である。
利用者から場所を聞かれた場合に、処理部 219 により、ディスプレイ 220 の表示部に、図3に示すような画面 301 が表示される。処理部 219 は、このような、受付制御と地図データ表示を行うための装置である。
ディスプレイ 220 の画面 301 には、駅構内地図 302 と応対者の表示領域 303 が表示される。
駅構内地図 302 内には、通報部 201 を表す図形 304-1 、通報部 202 を表す図形 304-2 、通報部 203 を表す図形 304-3 が表示される。そして、現在の通報部 201 の位置を示す指示図形 304 が現れる。この指示図形 304 は、他の表示に比べて目立つ色彩や明るさにしても良いし、フラッシィング(点滅)させるようにして、利用者がすぐ分かるような装飾表示を施すのが良い。同様に、利用者の行きたい出口地点についても上記と同様の処理をするのが良いことは勿論である。
また、指示表示 305 が画面 301 上に現れる。画面 301 上に表示された指示表示 305 を入力装置 221 により移動させることによって、出口についての説明(経路や方向、エレベータ、エスカレータ、階段等の情報の説明)を行う。指示表示 305 は、例えば、カーソルや矢印等の図形である。 また、これらの施設の図形は、施設の名前が表示されたり、別枠で、図形と施設名の説明があっても良い。
更に、応対者は、例えば、経路を説明している時は、利用者に分かり易いように、経路を示す矢印線 306 を画面 302 内に書込み、表示させたままにしておく。この矢印線 306 は、実線でも破線でも良く、着色したり明るさにしても良いし、フラッシィング(点滅)させるようにして、利用者がすぐ分かるような装飾表示を施すのが良い。
その他、入力装置の入力手段には、ジョグスティック、タッチペンやキーボードでの操作等、周知の GUI( Graphical User Interface )技術によって実現することができる。
また例えば、通報部 200 は固定であり、かつ、出口の数は有限であるので、あらかじめ、出口ごとの経路を決定しておき、例えば、情報提供局 230 の処理部 219 内の記憶部に対応テーブルとして記録しておき、出口の指定に応じて、各通報部毎の経路表示の矢印 306 を表示するようにしても良い。
図4では、利用者が指示表示 404 が示す出口 C-1 から出て A ビル 402 まで行く経路を矢印 403 で表示している。この表示についても、図3と同様に、応対者が画面上で描画したり、自動的に処理部が表示しても良い。
また、接続ユニットが備えられている場合には、携帯電話機や PDA 等を持つ利用者は、接続ユニットから地下や地上での経路情報を示した図面のデータを電子的にコピーすることができる。
また、通報部 200 のディスプレイ 208 には、連絡ボタン 207 が押されていない時には、スポンサーからまたは自身の広告を表示(音を含む)したり、その駅構内のお知らせや、電車の運行状況等をテロップや画像で表示しても良い。また勿論、事故、火災、地震等の災害時には、非常誘導等の連絡にも利用可能である。
また、応対者がデータベースを有し、AI( Artificial Intelligence :人口知能)によって、利用者と対話することもできる。
また、本発明の別の実施例では、広告表示や、事故等の緊急事態の場合には、緊急情報を通報部を通じて連絡することができる。
Claims (1)
- 第1の撮像装置と、第1のマイクと、第1のスピーカと、第1の表示部と、連絡ボタンとを備える案内端末と、上記案内端末と無線または有線で結合し、第2の撮像装置と、第2のマイクと、第2のスピーカと、案内のための地図を表示するためのデータベースと、上記データベースからの地図情報を表示する第2の表示部と、上記第1の撮像装置からの画像を表示する第3の表示部と、上記第2の表示部に表示される地図上に案内のための経路を表示するための入力装置とを備える情報提供局とを有する案内システムであって、
利用者が上記連絡ボタンを押すことによって、上記情報提供局と接続され、上記情報提供局の上記データベースの地図情報と上記情報提供局から提供される経路とが、上記第1の表示部に表示されることを特徴とする案内システム。
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