JP2006209039A - 多目的携帯型情報端末スマートフレーム - Google Patents

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Hideo Yamamori
英雄 山森
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Abstract

【課題】従来の小型液晶ディスプレイ付きのカメラ付携帯電話、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、携帯型マルチメディアプレイヤーでは、視認性が悪く高画質な画像を撮影したその場で楽しめない。
【解決手段】対角比で2倍前後の高輝度・高視野角ディスプレイを搭載し、視認性がよく、携帯性および接続性に優れた多目的携帯型情報端末により、この課題を解決する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、音楽再生能力を備えた多目的携帯型情報端末に関する。具体的には、本発明は、カメラ付携帯電話、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、携帯型テレビチューナーとUSBケーブルおよび/またはフラッシュメモリを介して接続し、その画像の表示および/またはキャプチャを行い、同時に音声信号の録音および再生も行う。
従来から、カメラ付携帯電話は、一部で100万画素を超えるカメラ部分を備えて高画質な静止画および動画の記録が可能であることが知られている。また、音声についても高音質な楽曲のダウンロードおよび再生が可能な機種があることが知られている。
デジタルカメラは、一部で100万画素を超えるカメラ部分を備えて高画質な静止画および動画の記録が可能であることが知られている。また、音声についても高音質な楽曲の再生が可能な機種があることが知られている。
デジタルビデオカメラは、一部で100万画素を超えるカメラ部分を搭載して、動画のみならず高画質な静止画記録が可能であるものもあることが知られている。
携帯型マルチメディアプレイヤーと呼ばれる機器では、対角4インチ未満の液晶ディスプレイとハードディスクを備えて、静止画、動画、音声の記録および再生を可能とするものもある。
しかしながら、従来のカメラ付携帯電話、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、携帯型マルチメディアプレイヤーでは、高画質記録が可能になっているにもかかわらず、搭載する液晶ディスプレイが、表示面積においては対角2インチから4インチ未満と小型であり、また視野角が160度程度でコントラストが300:1程度であるため、画面の小ささによる利用者の不満、日光の下での見えにくさ、複数人数での視認性が悪いという点でも利用者の不満を招いている。特に、撮影したその場で、高画質再生が困難であるということは、本来これら機器が持つ「携帯性」という特性とは大いに矛盾している。
カメラ付携帯電話や一部デジタルカメラに搭載されている音楽再生機能は、利用者によっては必要としない過剰機能となっている場合がある。
要求されるのは、高画質なデジタル画像を、撮影したその場で、一般的な写真サイズで明るい場所でも美しく表示できる能力であり、これをもって利用者はデジタル画像に満足することになる。
上記の要求は、カメラ付携帯電話、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、携帯型テレビチューナーとUSBケーブルおよび/またはフラッシュメモリを介して接続し、デジタル画像を格納するデジタル・メモリ、デジタル音声を格納するデジタル・メモリ、格納されたデジタル画像を表示する4インチ以上の高輝度、高視野角ディスプレイを備えた多目的携帯型情報端末で満足される。
要求はさらに、格納されるシステムROMにソフトウェアをダウンロードして追加することによって、デジタル音声記録および再生機能を利用可能とすることで、音楽再生を必要としない利用者、また必要とする利用者双方が満足される
さらに、機器接続に汎用性が高くデータ転送速度が高速なUSB2.0を用いることと、ソフトウェアを書き換え可能にすることで、携帯型テレビチューナーなどの今後の画像表示を必要とする機器との多様な接続性を持たせることができる。
携帯性を損なうことなく、デジタル画像を格納した多様な機器の画像を、写真サイズで高画質画像が見られる。また、動画再生も可能なデジタル写真立てとして機能する。
本発明は、ディスプレイ80に高輝度、高視野角である対角4インチ以上の有機ELを用いることが望ましい。
ディスプレイ80には、高輝度、高視野角である対角4インチ以上の液晶を用いてもよい。
USB(Universal Serial Bus)接続部分Gは、本体操作部分とは離れたところに配置して、操作中に利用者があやまって接続を外してしまうことを防止するように配慮する事が望ましい。
図8のように、初期設定を行う。ここでは、スクリーンセーバーの設定と電源切断の設定を行い、ディスプレイ80の焼き付き現象を回避と電気消費の節約を可能にする。
専用置き台100に設置した場合、静止画と動画を表示するデジタル写真立てとなる。
初期設定では、デジタル写真立てとして使用する場合の、静止画像の選択、複数の静止画像を選択した場合のスライドショーの間隔時間設定、動画を選択した場合の画像が動く時間の設定を可能とする。
図10のように、デジタル写真立てとして使用する場合、取り込んだ動画の先頭フレームを静止画像として常には表示し、決定ボタンDを押すと、初期設定で決められた秒数、静止画を先頭フレームとする動画が再生される。いわば、「動く写真立て」と言える動作が可能となる。
図9のように、デジタルカメラ401と接続する場合は、USB接続ポートGに、デジタルカメラ付属のUSBケーブルを用いて接続する。
図9のように、カメラ付携帯電話301と接続する場合は、カメラ付携帯電話専用USBケーブルを用いて接続する。
機能の選択には、ジョグダイヤルIまたはABCDEFの機能選択ボタンを用いて行う。
機能選択ボタンABCDEFは、ソフトウェアによって任意に機能を変更できるようにする。
図9のように、各デジタル機器から取り込まれた画像は、一覧表示が可能であり、任意の画像を拡大表示すること、任意の画像を削除することを可能とする。
図9のように、各デジタル機器から取り込まれた画像は、アルバムとして格納メモリに保存することを可能とする。
図6のようにパーソナルコンピュータ601とは、USB2.0ポートGと汎用のUSBケーブルで接続する。
各デジタル機器からUSB2.0ポートGを経由してデジタル・メモリ50に格納されたデジタル画像データは、マイクロプロセッサ20にて処理されDSP60を経てディスプレイ80に表示される。
図11のように、利用者が音声再生機能を望む場合は、前記のようにパーソナルコンピュータと接続して専用ソフトウェアをダウンロードして、メニューからソフトウェアアップグレードを選択して音声録音および再生機能の追加を行うことで、これを可能とする。
図7のように、USB2.0接続口を備えた専用の携帯型テレビチューナー701を、USB2.0ポートGに接続して固定してテレビ画像表示を可能とする。この時、NTSC信号は、専用携帯型テレビチューナー701内でコンポジット信号に変調されてUSBに出力される。但し音声再生機能が必要となるため、前記の音声録音および再生機能の追加が必要となる。
フラッシュメモリスロットHに、フラッシュメモリを挿入して、フラッシュメモリ内のデジタル画像および/またはデジタル音声の記録および再生を可能とする。
本発明の実施の形態にかかわる構成を示すブロック図である。 本発明の機能を説明するための模型図である。 カメラ付携帯電話との接続を説明するための図である。 デジタルカメラとの接続を説明するための図である。 デジタルビデオカメラとの接続を説明するための図である。 パーソナルコンピュータとの接続を説明するための図である。 携帯型テレビチューナーとの接続を説明するための図である。 初期設定およびデジタルビデオカメラからの画像取り込み条件設定を説明するための本発明のフローチャートである。 デジタルカメラとの接続手順およびデジタル画像の転送手順を説明するための本発明のフローチャートである。 デジタルビデオカメラとの接続手順、画像転送手順、および写真立てモード時の利用方法を簡単に説明するための本発明のフローチャートである。 パーソナルコンピュータとの接続手順および機能向上手順を説明するための本発明のフローチャートである。
符号の説明
10 多目的携帯型情報端末 スマートフレーム
20 マイクロプロセッサ
30 USB2.0コントローラ及び接続口
40 フラッシュメモリコントローラ及び接続口
50 メモリ
60 デジタル信号プロセッサ(DSP)
70 デジタル・アナログ・コンバータ(DAC)
80 ディスプレイ
90 ヘッドフォンまたはスピーカー
100 ACアダプタ兼専用置き台
301 カメラ付携帯電話
302 カメラ付携帯電話 USBコネクタ接続部
303 カメラ付携帯電話接続用コネクタ
304 USBコネクタ
401 デジタルカメラ
402 専用USB接続部
403 専用USB接続用コネクタ
404 USBコネクタ
501 デジタルビデオカメラ
502 IEEE1394接続口
503 IEEE1394コネクタ
504 USBコネクタ
601 パーソナルコンピュータ
602 USBポート
603 USBコネクタ
604 USBコネクタ
701 携帯型TVチューナー
702 USB接続口
A 電源ボタン
B データ取り込みボタン
C データ削除、データ転出ボタン
D 決定ボタン
E 表示、再生ボタン
F メニュー表示、ヘルプ表示ボタン
G USB2.0ポート
H フラッシュメモリ接続スロット
I ジョグダイヤル
J ヘッドフォンまたはスピーカー接続端子

Claims (9)

  1. カメラ付携帯電話内のデジタル画像データ転送を可能とする専用USBケーブルおよびソフトェアを備えることを特徴とする多目的携帯型情報端末
  2. デジタルカメラと、USBケーブルで直接接続してデジタル画像データ転送を可能とすることを特徴とする多目的携帯型情報端末。
  3. 対角4インチ以上の有機ELディスプレイを搭載する多目的携帯型情報端末。
  4. 対角4インチ以上の液晶ディスプレイを搭載する多目的携帯型情報端末。
  5. システムROMのソフトウェアの更新によって、デジタル音声データの記録および再生を可能とすることを特徴とする多目的携帯型情報端末。
  6. デジタルビデオカメラと、IEEE1394をUSB2.0に変換する専用ケーブルを用いて接続し、録画されたデジタルデータを表示および記録する多目的携帯型情報端末。
  7. 記録されたデジタル画像を、一定時間表示した後に、表示部分の保護のためにスクリーンセーバーの作動および電源停止を可能とする、表示方法。
  8. 記録されたデジタル画像を、専用のACアダプター兼用置き台に設置して、デジタル写真立てとして機能する多目的携帯型情報端末。
  9. 記録されたデジタル動画の先頭フレーム画像を、前記のデジタル写真立ての写真として表示し、任意に設定したボタンを押すと先頭フレームを開始フレームとする動画が再生されることを可能とする表示方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010009208A (ja) * 2008-06-25 2010-01-14 Sharp Corp インタフェース装置及び携帯端末機器
JP2010525476A (ja) * 2007-04-26 2010-07-22 ユーロテック ソシエタ ペル アチオニ 電子的処理装置及び構成方法

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