JP2006208792A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】使用状況を容易に確認することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】データベースに基準電気料金が登録されており、既に基準電気料金が入力済みであると判断される場合(S101)、データベースに格納される「使用電力量」と「基準電気料金」とから総電気料金が演算される(S102)。そして、データベース12aに格納された「使用電力量」に加えて、ステップS102で演算された「総電気料金」が表示部に表示される(S103)これに対して、データベースに「基準電気料金」が格納されていない場合(S101)、データベースの「使用電力量」の値を表示部に表示する。
【選択図】図2
【解決手段】データベースに基準電気料金が登録されており、既に基準電気料金が入力済みであると判断される場合(S101)、データベースに格納される「使用電力量」と「基準電気料金」とから総電気料金が演算される(S102)。そして、データベース12aに格納された「使用電力量」に加えて、ステップS102で演算された「総電気料金」が表示部に表示される(S103)これに対して、データベースに「基準電気料金」が格納されていない場合(S101)、データベースの「使用電力量」の値を表示部に表示する。
【選択図】図2
Description
本発明は、画像形成装置に関するもので、特に、当該装置に使用者に対する使用状況の報知手法の改良に関する。
従来より、動作状態毎の稼動使用電力量を演算して積算して使用電力量を使用者に提供できる画像形成装置(例えば、特許文献1)、動作モードに応じた消費電力データをユーザに提供できる画像処理装置(例えば、特許文献2)、および、各動作モードについての消費電力量の総和を算出して操作表示部に表示出力することができるファクシミリ装置(例えば、特許文献3)が、それぞれ知られている。
しかし、特許文献1ないし3の装置において、使用者は使用電力量を確認できるのみであり、これら装置に掛かる電気料金を容易に確認することができない。
そこで、本発明では、使用状況を容易に確認することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、画像形成装置であって、前記装置内で使用される電力量を計数可能とする電力計と、基準電気料金を入力する入力部と、前記電力量と前記基準電気料金とから総電気料金を演算する演算部と、前記総電気料金の出力を可能とする出力部と、を備えることを特徴とする。
また、請求項2の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、前記電力計は、時間帯毎の区分電力量を計数可能とされており、前記入力部は、時間帯毎の基準電気料金を入力可能とされており、前記演算部は、前記区分電力量と対応する時間帯の前記基準電力料金とから区分電気料金を演算可能とされていることを特徴とする。
また、請求項3の発明は、画像形成装置であって、前記装置の動作時間を計数する計数部と、基準電気料金を入力する入力部と、前記装置の基準電力と前記動作時間とから前記装置で使用される電力量を求めるとともに、前記電力量と前記基準電気料金とから総電気料金を演算する演算部と、前記総電気料金の出力を可能とする出力部と、を備えることを特徴とする。
また、請求項4の発明は、請求項3に記載の画像形成装置において、前記計数部は、各動作モード毎のモード別動作時間を計数可能とされており、前記演算部は、動作モード毎の基準電力と、対応する前記モード別動作時間と、前記基準電気料金とから、動作モード毎のモード別電気料金を演算可能とされており、前記出力部は、前記モード別電気料金のそれぞれを出力可能とされていることを特徴とする。
また、請求項5の発明は、請求項3または請求項4に記載の画像形成装置において、前記計数部は、時間帯毎の区分動作時間を計数可能とされており、前記入力部は、時間帯毎の基準電気料金を入力可能とされており、前記演算部は、前記時間帯毎の区分動作時間と前記基準電力とから時間帯毎の区分電力量を計算し、前記時間帯毎の基準電気料金と対応する前記区分電力量とから区分電気料金を演算可能とされていることを特徴とする。
また、請求項6の発明は、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の画像形成装置において、前記演算部は、指定された期間内の電力量から総電気料金を演算することを特徴とする。
また、請求項7の発明は、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の画像形成装置において、前記演算部は、指定された期間内の電力量および累積電力量のそれぞれから、総電気料金を演算することを特徴とする。
また、請求項8の発明は、請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の画像形成装置において、前記演算部は、総電気料金の演算を実行する毎に、使用者に対して前記基準電気料金の入力を可能とすることを特徴とする。
また、請求項9の発明は、請求項1ないし請求項8のいずれかに記載の画像形成装置において、前記出力部は、前記演算部による演算結果を表示する表示部であることを特徴とする。
請求項1、請求項2、および請求項6ないし請求項9に記載の発明によれば、計測した電力量に基づいて総電気料金を演算し、出力部に総電気料金を出力することができる。そのため、画像形成装置の使用者は、画像形成装置でどれくらいのコストがかっているかを容易に確認することができる。
また、請求項3ないし請求項9に記載の発明によれば、計数した動作時間に基づいて総電気料金を演算し、出力部に総電気料金を出力することができる。そのため、使用者は、画像形成装置でどれくらいのコストがかっているかを容易に確認することができる。
特に、請求項2および請求項5に記載の発明によれば、時間帯毎の基準電気料金と対応する区分電力量とから演算される区分電気料金を出力部に出力することができる。そのため、使用者は、各時間帯につき、画像形成装置でどれくらいのコストが掛かっているかを容易に確認することができる。
特に、請求項4に記載の発明によれば、動作モード毎のモード別電気料金を演算することができる。そのため、使用者は、各動作モードにつき、画像形成装置でどれくらいのコストが掛かっているかを容易に確認することができる。
特に、請求項6に記載の発明によれば、使用者は、指定された期間内につき、画像形成装置でどれくらいのコストが掛かっているかを容易に確認することができる。
特に、請求項7に記載の発明によれば、指定された期間内、および、累積電力量を計数した期間内のそれぞれにつき、画像形成装置でどれくらいのコストが掛かっているかを容易に確認することができる。
特に、請求項8に記載の発明によれば、使用者は、総電気料金の演算を実行する毎に基準電気料金を入力する機会を得ることができる。そのため、基準電気料金が改定された場合であっても、改定後の基準電気料金を演算結果に対して容易に反映させることができる。
特に、請求項9に記載の発明によれば、使用者は表示部の表示内容を見ることにより、装置の使用状況(例えば、総電気料金)を容易に確認することができる。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について詳細に説明する。
<1.第1の実施の形態>
<1.1.画像形成装置の構成>
図1は、本発明の第1の実施の形態における画像形成装置1の構成の一例を示す図である。画像形成装置1は、プリンタ、複写機、ファクシミリ、またはこれらの機能を複合させた装置である。図1に示すように、画像形成装置1は、主として、制御部10と、電力計61と、表示部62と、を備える。
<1.1.画像形成装置の構成>
図1は、本発明の第1の実施の形態における画像形成装置1の構成の一例を示す図である。画像形成装置1は、プリンタ、複写機、ファクシミリ、またはこれらの機能を複合させた装置である。図1に示すように、画像形成装置1は、主として、制御部10と、電力計61と、表示部62と、を備える。
スキャナ21は、画像形成装置1に画像データを入力する装置である。スキャナ21に入力された画像データは、スキャナ画像処理部22にて所定の画像処理が施された後に画像メモリ13に格納される。
表示部62は、いわゆる液晶ディスプレイによって構成されており、指や専用のペンで画面に触れることにより、画面上の位置を指定することができる「タッチパネル」としての機能を有する。したがって、画像形成装置1の使用者(以下、単に、「使用者」と呼ぶ)は、表示部62に表示された内容に基づき、表示部62の「タッチパネル」機能を使用した指示を行うことにより、画像形成装置1に対して所定の動作を実行させることができる。このように、表示部62は、画像形成装置1に所定のデータの入力を可能とする入力部としても使用される。
PCL制御部51は、プリンタ41で使用されるプリンタ制御コードを生成する。プリンタ41は、このプリンタ制御コードに基づき、所定の画像データおよび文字データを印刷することができる。また、プリンタ画像処理部42では、プリンタ41で印刷される画像データについて所定の画像処理を施す。
モデム32は、画像メモリ13に格納されており、PSTN(Public Switched Telephone Networks:公衆電話交換回線網)33に向けて送信されるデジタルデータ(画像データ)を音声信号に変換したり、PSTN33を介して受信した音声信号をデジタルデータに変換する。また、NCU31は、PSTN33に画像形成装置1を接続する際に必要となる機器であり、発着信やダイヤル制御を行う。また、ネットワーク制御部52は、LAN(Local Area Network)53に接続された装置との間でデジタルデータの送受信を行うために必要となる機器である。
ROM11およびRAM12は、それぞれ読出し専用メモリー、および、読み書き自在のメモリーである。RAM12には、電気料金の計算に使用されるデータベース12a(後述する図3参照)が格納される。制御部10は、いわゆるCPU(central processing unit)によって構成される演算処理部であり、ROM11またはRAM12に格納されたプログラムに従った制御を実行する。メモリ制御部14は、制御部10がROM11、RAM12および画像メモリ13のそれぞれにアクセスする際のアクセス制御を行う。
電力計61は、画像形成装置1にて消費される電力量(積算電力)を計測する計測機器である。本実施の形態において、電力計61によって計測される電力量は、RAM12のデータベース12aに格納される。なお、電力計61では、画像形成装置1において実行可能な各機能(例えば、例えば、スキャナ機能、ファクシミリ(FAX)機能、プリント機能、およびコピー機能等)毎に、電力量を計測することもできる。
<1.2.総電気料金の確認処理の手順>
図2は、本実施の形態における総電気料金の確認処理手順を示すフローチャートである。図3は、RAM12に格納されるデータベース12aの一例を示す図である。この確認処理の手順では、まず、RAM12に格納されたデータベース12a(図3参照)を検索して、基準電気料金が入力済みであるか否かを確認する(S101)。
図2は、本実施の形態における総電気料金の確認処理手順を示すフローチャートである。図3は、RAM12に格納されるデータベース12aの一例を示す図である。この確認処理の手順では、まず、RAM12に格納されたデータベース12a(図3参照)を検索して、基準電気料金が入力済みであるか否かを確認する(S101)。
ここで、データベース12aは、例えば、「使用電力量」と、「基準電気料金」と、「総電気料金」とから構成される行方向のデータ集合を1つのレコードとしており、このレコードを1つまたは複数格納することができる。
データベース12aに基準電気料金が登録されており、既に基準電気料金が入力済みであると判断される場合(S101)、データベース12aに格納される「使用電力量」と「基準電気料金」とから総電気料金が演算され(S102)、その演算結果がデータベース12aの「総電気料金」に格納される。そして、データベース12aに格納された「使用電力量」に加えて、ステップS102で演算された「総電気料金」を表示部62に表示して(S103)、確認処理を終了する。このように、表示部62は、使用電力量および総電気料金を使用者が確認できるように出力する出力部として使用される。
これに対して、データベース12aに「基準電気料金」が登録されていない場合(S101)、データベース12aの「使用電力量」を表示部62に表示して(S104)、確認処理を終了する。
<1.3.第1の実施の形態の画像形成装置の利点>
以上のように、第1の実施の形態では、画像形成装置1の使用電力量に加えて画像形成装置1の総電気料金を表示部62に表示することができる。そのため、使用者は、画像形成装置1においてどれくらいのコストがかっているかを容易に確認することができる。
以上のように、第1の実施の形態では、画像形成装置1の使用電力量に加えて画像形成装置1の総電気料金を表示部62に表示することができる。そのため、使用者は、画像形成装置1においてどれくらいのコストがかっているかを容易に確認することができる。
<2.第2の実施の形態>
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。この第2の実施の形態における画像形成装置は、総電気料金の確認処理の手順が相違する点を除いては、第1の実施の形態の画像形成装置1と同様である。すなわち、両実施の形態の画像形成装置は、同様のハードウェア構成を有する。そこで、以下ではこの相違点を中心に説明する。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。この第2の実施の形態における画像形成装置は、総電気料金の確認処理の手順が相違する点を除いては、第1の実施の形態の画像形成装置1と同様である。すなわち、両実施の形態の画像形成装置は、同様のハードウェア構成を有する。そこで、以下ではこの相違点を中心に説明する。
<2.1.総電気料金の確認処理の手順>
図4は、本実施の形態における総電気料金の確認処理手順を示すフローチャートである。この確認処理の手順では、第1の実施の形態と同様に、まず、RAM12に格納されたデータベース12a(図3参照)を検索して、基準電気料金が入力済みであるか否かを確認する(S201)。
図4は、本実施の形態における総電気料金の確認処理手順を示すフローチャートである。この確認処理の手順では、第1の実施の形態と同様に、まず、RAM12に格納されたデータベース12a(図3参照)を検索して、基準電気料金が入力済みであるか否かを確認する(S201)。
データベース12aに基準電気料金が登録されており、既に基準電気料金が入力済みであると判断される場合(S201)、データベース12aに登録された基準電気料金を表示部62に表示して、この基準電気料金を変更する必要があるか否かの確認を使用者に促す(S202)。
変更の必要がある場合、使用者は、基準電気料金を表示部62のタッチパネル機能を利用する等して新たな基準電気料金を入力する(S204)。入力された新たな基準電気料金は、データベース12aの「基準電気料金」に登録される。このように、本実施の形態において、使用者は、総電気料金の演算を実行する毎に、基準電気料金を入力することが可能となる。
続いて、データベース12aに格納される「使用電力量」と「基準電気料金」とから総電気料金が演算され(S205)、その演算結果がデータベース12aの「総電気料金」に格納される。そして、データベース12aに格納される「使用電力量」に加えて、ステップS205で演算された「総電気料金」を表示部62に表示して確認処理を終了する(S206)。
これに対して、データベース12aに「基準電気料金」が格納されていない場合(S201)、使用者に対して基準電気料金の入力を促すメッセージを表示部62に表示する(S207)。
そして、使用者によって基準電気料金が入力された場合には(S208)、入力データをデータベース12aの「基準電気料金」に登録し、総電気料金の演算(S205)、および使用電力量および総電気料金を表示部62に表示して(S206)、確認処理を終了する。一方、使用者によって基準電気料金が入力されなかった場合には(S208)、データベース12aの「使用電力量」を表示部62に表示して(S209)、確認処理を終了する。
<2.2.第2の実施の形態の画像形成装置の利点>
以上のように、第2の実施の形態では、第1の実施の形態と同様に、画像形成装置の使用電力量に加えて画像形成装置の総電気料金を表示部62に表示することができる。そのため、使用者は、第1の実施の形態と同様に、画像形成装置1においてどれくらいのコストがかっているかを容易に確認することができる。
以上のように、第2の実施の形態では、第1の実施の形態と同様に、画像形成装置の使用電力量に加えて画像形成装置の総電気料金を表示部62に表示することができる。そのため、使用者は、第1の実施の形態と同様に、画像形成装置1においてどれくらいのコストがかっているかを容易に確認することができる。
また、使用者は、総電気料金の演算を実行する毎に基準電気料金を入力する機会を得ることができる。そのため、基準電気料金が改定された場合等であっても、改定後の基準電気料金を演算結果に対して容易に反映させることができる。
<3.第3の実施の形態>
図5は、第3の実施の形態における画像形成装置100の構成の一例を示す図である。また、図6は、本実施の形態においてRAM12に格納されるデータベース112aの一例を示す図である。図5および図6に示すように、第3の実施の形態における画像形成装置100は、第1の実施の形態の画像形成装置1と比較して、
(1)電力計61を有さず、計数部161を有する点と、
(2)RAM12に格納されるデータベース112aの構造が相違する点と、
を除いては、第1の実施の形態と同様である。そこで、以下ではこの相違点を中心に説明する。
図5は、第3の実施の形態における画像形成装置100の構成の一例を示す図である。また、図6は、本実施の形態においてRAM12に格納されるデータベース112aの一例を示す図である。図5および図6に示すように、第3の実施の形態における画像形成装置100は、第1の実施の形態の画像形成装置1と比較して、
(1)電力計61を有さず、計数部161を有する点と、
(2)RAM12に格納されるデータベース112aの構造が相違する点と、
を除いては、第1の実施の形態と同様である。そこで、以下ではこの相違点を中心に説明する。
なお、以下の説明において、第1の実施の形態の画像形成装置1における構成要素と同様な構成要素については同一符号を付している。これら同一符号の構成要素は、第1の実施の形態において説明済みであるため、本実施形態では説明を省略する。
<3.1.画像形成装置の構成>
計数部161は、画像形成装置100で実現される各機能(例えば、スキャナ機能、ファクシミリ(FAX)機能、プリント機能、およびコピー機能等)が実行される時間と、これら機能が実行されない待機時間とを計数する。計数された時間は、データベース112aの「動作時間」に格納される。
計数部161は、画像形成装置100で実現される各機能(例えば、スキャナ機能、ファクシミリ(FAX)機能、プリント機能、およびコピー機能等)が実行される時間と、これら機能が実行されない待機時間とを計数する。計数された時間は、データベース112aの「動作時間」に格納される。
RAM12に格納されるデータベース112aは、例えば、上述の各機能(待機動作を含む:以下同様)につき、「動作時間」と、「基準電力」と、「使用電力量」と、「基準電気料金」と、「電気料金」とから構成される行方向のデータ集合を1つのレコードとしており、このレコードを1つまたは複数格納することができる。
ここで、「動作時間」には、計数部161によって計数された各機能の動作時間、すなわち動作モード毎の動作時間(単位:h)が格納される。また、基準電力には、各機能によって消費される電力(単位:kW)が格納される。また、「使用電力量」には各機能の動作時間と基準電力とから求められる電力量(単位:kW・h)が格納される。さらに、「電気料金」には、各機能の使用電力量と基準電気料金とから求められるモード別電気料金が格納される。
なお、本実施の形態において、データベース112aの各レコードの「基準電気料金」には、同一の値Wが格納されている。また、各動作モードの「基準電力」は、装置によって予め求まる値である。したがって、データベース112aの「基準電力」の値は、使用者が変更できないようにしてもよい。
<3.2.電気料金の確認処理の手順>
図7は、本実施の形態における電気料金の確認処理手順を示すフローチャートである。この確認処理の手順では、まず、RAM12に格納されたデータベース112a(図6参照)を検索して、基準電気料金が入力済みであるか否かを確認する(S301)。
図7は、本実施の形態における電気料金の確認処理手順を示すフローチャートである。この確認処理の手順では、まず、RAM12に格納されたデータベース112a(図6参照)を検索して、基準電気料金が入力済みであるか否かを確認する(S301)。
データベース112aに基準電気料金が登録されており、既に基準電気料金が入力済みであると判断される場合(S301)、データベース112aの各レコードに格納される「動作時間」と「基準電力」とから、各動作モードの使用電力量が演算され、その演算結果が各レコードの「使用電力量」に格納される。また、各動作モードの「使用電力量」と「基準電気料金」とから、モード別電気料金が演算され、その演算結果が「電気料金」に格納される(S302)。
そして、ステップS302で演算された動作モード毎に、「使用電力量」と「電気料金」とを表示部62に表示して(S303)、確認処理を終了する。
これに対して、データベース112aに「基準電気料金」が格納されていない場合(S301)、動作モード毎の「使用電力量」を演算し、表示部62に表示して(S304)、確認処理を終了する。
<3.3.第3の実施の形態の画像形成装置の利点>
以上のように、第3の実施の形態の画像形成装置100は、動作モード毎の使用電力量と、モード別電気料金を表示部62に表示することができる。そのため、使用者は、各動作モードにつき、どれくらいのコストが掛かっているかを容易に確認することができる。
以上のように、第3の実施の形態の画像形成装置100は、動作モード毎の使用電力量と、モード別電気料金を表示部62に表示することができる。そのため、使用者は、各動作モードにつき、どれくらいのコストが掛かっているかを容易に確認することができる。
<4.変形例>
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく様々な変形が可能である。
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく様々な変形が可能である。
(1)第1および第2の実施の形態において、総電気料金は確認処理が実行される際に演算されるが、これに限定されるものでなく、予め演算されてRAM12に格納された総電気料金を確認処理の際に表示部62に表示してもよい。また同様に、第3の実施の形態においても、予め演算されてRAM12に格納された動作モード毎の電気料金を確認処理の際に表示してもよい。
(2)第3の実施の形態の確認処理では、動作モード毎の使用電力量およびモード別電気料金が表示部62に表示されるものとして説明したが、これに限定されるものでなく、動作モード毎の使用電力量および電気料金に加えて、総使用電力量および総電気料金を出力してもよい。
(3)また、第3の実施の形態のデータベース112aには、各動作モード毎に基準電力が格納されるが、これに限定されるものでなく、例えば、制御部10等の電子モジュール毎の基準電力がデータベースに格納されてもよい。
この場合、計数部161は、電子モジュール毎のモジュール別動作時間を計数する。制御部10は、電子モジュール毎の基準電力と、対応するモジュール別動作時間と、基準電気料金とからモジュール毎の使用電力量およびモジュール別電気料金を演算する。そして、これらモジュール毎の使用電力量およびモジュール別電気料金から総使用電力量および総電気料金が計算される。これにより、動作モード毎の使用電力量および電気料金から計算されたものと比較して、より正確な総使用電力量および総電気料金を求めることができる。
(4)また、第3の実施の形態において、複数の動作モード(例えば、ファクシミリ機能とコピー機能)が並行して実行される場合、計数部161は、並行して実行される複数の動作モードのそれぞれについてモード別動作時間を計数してもよい。そして、これら計数されたモード別動作時間に基づいて、モード毎の使用電力量および電気料金が演算される。これにより、複数の動作が並行して実行される場合であっても、さらに正確な動作モード毎の使用電力量および電気料金が求められる。
また、電子モジュール毎に使用電力量および電気料金を演算する場合、計数部161は、並行して動作する複数の電子モジュールのそれぞれについてモジュール別動作時間を計数してもよい。そして、これら計数されたモジュール別動作時間に基づいて、モジュール毎の使用電力量および電気料金が演算される。これにより、複数のモジュールが並行して動作する場合であっても、さらに正確なモジュール毎の使用電力量および電気料金が求められる。
(5)また、第1ないし第3の実施の形態のそれぞれでは、総電気料金等は、表示部62に表示されるものとして説明したが、これに限定されるものでなく、例えば、総電気料金等の内容を、(a)プリンタ41によって印刷してもよいし、(b)不図示の音声出力部によって読み上げてもよい。
(6)また、第1ないし第3の実施の形態の確認処理では、予め指定された期間内の電力量から電気料金を演算して表示部62に表示してもよいし、指定された期間内の電力量と累積電力量とからそれぞれ演算される電気料金(すなわち、指定期間内電気料金および累積電気料金)を表示部62に表示してもよい。
(7)また、第1および第2の実施の形態において、総電気料金は1つの基準電気料金Wによって演算されるが、これに限定されるものでない。図8は、RAM12に格納されるデータベース212aを示す。例えば、時間帯によって基準電気料金が相違する場合、以下のようにして求めてもよい。
まず、各時間帯毎の電力量(以下、「区分電力量」とも呼ぶ)を電力計61によって計測し、データベース212aの「区分電力量」に登録する。次に、データベース212aに格納された「区分電力量」および対応する時間帯の「基準電気料金」とから、区分電気料金を演算し、データベース212aの「区分電気料金」に登録する。そして、時間帯毎の区分電力量と対応する区分電気料金を表示部62に表示する。さらに、各時間帯の区分電力量および区分電気料金をそれぞれ合計することにより、総電力量および総電気料金を求めてもよい。
また、第3の実施の形態においても、各時間帯毎に動作時間(以下、「区分動作時間」とも呼ぶ)を計数し、この区分動作時間と、対応する時間帯の基準電気料金と、各動作モード毎の基準電力とから、動作モード毎の電気料金(モード別電気料金)を求めてもよい。
なお、時間帯毎の基準電気料金は、予め入力可能とされていてもよいし、確認処理の際に入力可能とされていてもよい。
1、100、200 画像形成装置
10 制御部
11 ROM
12 RAM
12a、112a、212a データベース
21 スキャナ
22 スキャナ画像処理部
31 NCU
32 モデム
41 プリンタ
42 プリンタ画像処理部
51 PCL制御部
60 信号線
61 電力計
62 表示部
161 計数部
10 制御部
11 ROM
12 RAM
12a、112a、212a データベース
21 スキャナ
22 スキャナ画像処理部
31 NCU
32 モデム
41 プリンタ
42 プリンタ画像処理部
51 PCL制御部
60 信号線
61 電力計
62 表示部
161 計数部
Claims (9)
- 画像形成装置であって、
(a) 前記装置内で使用される電力量を計数可能とする電力計と、
(b) 基準電気料金を入力する入力部と、
(c) 前記電力量と前記基準電気料金とから総電気料金を演算する演算部と、
(d) 前記総電気料金の出力を可能とする出力部と、
を備えることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1に記載の画像形成装置において、
前記電力計は、時間帯毎の区分電力量を計数可能とされており、
前記入力部は、時間帯毎の基準電気料金を入力可能とされており、
前記演算部は、前記区分電力量と対応する時間帯の前記基準電力料金とから区分電気料金を演算可能とされていることを特徴とする画像形成装置。 - 画像形成装置であって、
(a) 前記装置の動作時間を計数する計数部と、
(b) 基準電気料金を入力する入力部と、
(c) 前記装置の基準電力と前記動作時間とから前記装置で使用される電力量を求めるとともに、前記電力量と前記基準電気料金とから総電気料金を演算する演算部と、
(d) 前記総電気料金の出力を可能とする出力部と、
を備えることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項3に記載の画像形成装置において、
前記計数部は、各動作モード毎のモード別動作時間を計数可能とされており、
前記演算部は、動作モード毎の基準電力と、対応する前記モード別動作時間と、前記基準電気料金とから、動作モード毎のモード別電気料金を演算可能とされており、
前記出力部は、前記モード別電気料金のそれぞれを出力可能とされていることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項3または請求項4に記載の画像形成装置において、
前記計数部は、時間帯毎の区分動作時間を計数可能とされており、
前記入力部は、時間帯毎の基準電気料金を入力可能とされており、
前記演算部は、
(i) 前記時間帯毎の区分動作時間と前記基準電力とから時間帯毎の区分電力量を計算し、
(ii) 前記時間帯毎の基準電気料金と対応する前記区分電力量とから区分電気料金を演算可能とされていることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の画像形成装置において、
前記演算部は、指定された期間内の電力量から総電気料金を演算することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の画像形成装置において、
前記演算部は、指定された期間内の電力量および累積電力量のそれぞれから、総電気料金を演算することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の画像形成装置において、
前記演算部は、総電気料金の演算を実行する毎に、使用者に対して前記基準電気料金の入力を可能とすることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1ないし請求項8のいずれかに記載の画像形成装置において、
前記出力部は、前記演算部による演算結果を表示する表示部であることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2005021530A JP2006208792A (ja) | 2005-01-28 | 2005-01-28 | 画像形成装置 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008182840A (ja) * | 2007-01-25 | 2008-08-07 | Fuji Xerox Co Ltd | 電力制御システム、電力制御プログラムおよび画像処理装置 |
US8155198B2 (en) | 2006-12-08 | 2012-04-10 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Interpolated frame generating method and interpolated frame generating apparatus |
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2005
- 2005-01-28 JP JP2005021530A patent/JP2006208792A/ja active Pending
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