JP2006208265A - フラットベルト式タイヤ試験機及び試験方法 - Google Patents

フラットベルト式タイヤ試験機及び試験方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2006208265A
JP2006208265A JP2005022566A JP2005022566A JP2006208265A JP 2006208265 A JP2006208265 A JP 2006208265A JP 2005022566 A JP2005022566 A JP 2005022566A JP 2005022566 A JP2005022566 A JP 2005022566A JP 2006208265 A JP2006208265 A JP 2006208265A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tire
belt
test
steel belt
support device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2005022566A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoaki Nemoto
知明 根本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2005022566A priority Critical patent/JP2006208265A/ja
Publication of JP2006208265A publication Critical patent/JP2006208265A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Tires In General (AREA)

Abstract

【課題】 本発明は、簡素な構成で、大きな操行角度でも試験が行うことができ、また、氷雪面での試験においても、冷却するためのエネルギーが少なく、且つ短時間で氷雪面を形成できるベルト式タイヤ試験機を提供することを目的とする。
【解決手段】 そのため、本発明のベルト式タイヤ試験機は、駆動プーリーと従動プーリーとに巻回された無端状のスチールベルトと、前記駆動プーリーと従動プーリーとスチールベルトとを収納すると共に試験用タイヤを挿入するタイヤ挿入開口部を有するベルト収納室と、前記駆動プーリーを介して前記スチールベルトを走行させるベルト駆動装置と、前記試験用タイヤを回転自在に支持するタイヤ支持装置と、該タイヤ支持装置を支持すると共に前記試験用タイヤを中心として旋回するタイヤ旋回装置とを備えたことを特徴とする
【選択図】 図1

Description

本発明は、雨、雪等の天候、或いは各種の路面でのタイヤの各種性能を測定することができるタイヤ試験機及び試験方法に関する。
従来、タイヤ試験機としては、フラットベルト式、回転する円筒状の路面内にタイヤを配設したもの等が考案されている。
そして、フラットベルト式タイヤ試験機としては、図7に図示のように、旋回台70と、この旋回台70上に配置され、走行路面を疑似的に構成するフラットベルト装置71と、旋回台70に対し移動自在にして配置された試験スタンド72と、この試験スタンド72に設けられ、フラットベルト73上に転接されたタイヤTをディスクホィールを介して回転自在に支持するともに、タイヤの荷重及びキャンバ角を調整する装着調整機構と、ディスクホィールに取り付けられ、タイヤ発生力を検出するための車軸6分力検出器74とを備えて構成されている(例えば、特許文献1。)。
また、従来の回転する円筒状の路面内にタイヤを配設したタイヤ試験機は、図8に図示のように、円板形状の後壁80と、後壁80の外周縁に沿って設けられた円筒状外周壁81とを有する前方開口状のドラム82を備え、水平軸心廻りに回転するドラム82の外周壁81の内面83を無端路面としてタイヤTを走行させるタイヤ試験装置に於て、ドラム82の外周壁81の略上半部位に対応して、水受けカバー84が固定部に設けられている(例えば、特許文献2。)。
実開平5−14887号公報 特開平11−44613号公報
しかしながら、特許文献1に記載のものは、水で濡れた路面、特に雪面、アイスバーン等でのタイヤTの走行或いは操行試験を行うことができないという問題がある。
一方、水で濡れた路面でのタイヤ試験を行うものとして、特許文献2に記載のものが提案されているが、特許文献2に記載の円筒状の路面内にタイヤを配設したものでは、タイヤTを大角度に操向操作させた場合、路面である外周壁81の内面83が円筒状であるために、タイヤTの内面83への接地面積が変化し、操向時の正確なタイヤTの試験が出来難いという問題がある。
更に、雪等の天候での試験を行うために、ターンテーブル上に氷雪面を形成する場合、試験機全体を断熱材で覆うものも提案されているが、試験機を冷却するために多くのエネルギーを必要とし、且つ時間がかかるという問題がある。
本発明は、このような従来の構成が有していた問題点を解決しようとするものであり、簡素な構成で、大きな操行角度でも試験が行うことができ、また、氷雪面での試験においても、冷却するためのエネルギーが少なく、且つ短時間で氷雪面を形成できるベルト式タイヤ試験機及び試験方法を提供することを目的とする。
本発明は上記従来の課題を解決するためになされたもので、特許請求の範囲に記載された各発明は、フラットベルト式タイヤ試験機或いは試験方法として、それぞれ以下の(1)〜(8)に述べる各手段を採用したものである。
(1)第1の手段のフラットベルト式タイヤ試験機は、駆動プーリーと従動プーリーとに巻回された無端状のスチールベルトと、前記駆動プーリーと従動プーリーとスチールベルトとを収納すると共に試験用タイヤを挿入するタイヤ挿入開口部を有するベルト収納室と、前記駆動プーリーを介して前記スチールベルトを走行させるベルト駆動装置と、前記試験用タイヤを回転自在に支持するタイヤ支持装置と、該タイヤ支持装置を支持すると共に前記試験用タイヤを中心として旋回するタイヤ旋回装置1とを備えたことを特徴とする。
(2)第2の手段のフラットベルト式タイヤ試験機は、前記第1の手段において、前記タイヤ旋回装置は、前記ベルト収納室の左右に設けられた1対の台座と、該各台座上に取付けられた1対の円弧状レールと、該各円弧状レールに旋回可能に配設された門型フレームと、前記タイヤ支持装置と前記門型フレームとを垂直方向に連結する4本の流体圧シリンダと、前記タイヤ支持装置と前記門型フレームを前記試験用タイヤの回転軸方向に連結する2本の流体圧シリンダと、前記タイヤ支持装置と前記門型フレームとを前記試験用タイヤTの回転軸方向と直角方向に連結する流体圧シリンダとにより構成されていることを特徴とする。
(3)第3の手段のフラットベルト式タイヤ試験機は、前記第1又は2の手段において、前記スチールベルト表面に水を噴出する水供給装置を備えたことを特徴とする。
(4)第4の手段のフラットベルト式タイヤ試験機は、前記第3の手段において、前記水供給装置は、水を供給する水供給管と、前記スチールベルト上に水を噴出する水スプレーノズルと、噴出されて前記スチールベルト上に形成される水膜の厚さを調整する水膜厚調整器とにより構成されていることを特徴とする。
(5)第5の手段のフラットベルト式タイヤ試験機は、前記第3又は4の手段において、前記ベルト収納室を覆う断熱材と、前記ベルト収納室に設けられ前記スチールベルトに冷媒を噴出する冷媒スプレーノズルを備えたことを特徴とする。
(6)第6の手段のフラットベルト式タイヤ試験機は、前記第5の手段において、前記冷媒スプレーノズルは、前記スチールベルトの表面及び裏面に向かって冷媒を噴出するように構成されていることを特徴とする。
(7)第7の手段のフラットベルト式タイヤ試験機は、前記第5又は6の手段において、冷媒供給管及び流量調整バルブを介して前記冷媒スプレーノズルに接続された液化炭酸ガスボンベを備えたことを特徴とする。
(8)第8の手段のタイヤの試験方法は、スチールベルトを回転自在に収納すると共に試験用タイヤを挿入するタイヤ挿入開口部を有するベルト収納室と、前記スチールベルトを回転させるベルト駆動装置と、前記試験用タイヤを回転自在に支持すると共に前記試験用タイヤを駆動するタイヤ支持装置と、前記ベルト収納室の左右に設けられた1対の台座と、該各台座上に取付けられた1対の円弧状レールと、該各円弧状レールに旋回可能に配設された門型フレームと、前記タイヤ支持装置と前記門型フレームとを垂直方向に連結する4本の流体圧シリンダと、前記タイヤ支持装置と前記門型フレームとを前記試験用タイヤの回転軸方向に連結する2本の流体圧シリンダと、前記タイヤ支持装置と前記門型フレームとを前記試験用タイヤの回転軸方向と直角方向に連結する流体圧シリンダとを備えたベルト式タイヤ試験機において、前記ベルト収納室内にドライアイスを設置し、前記ベルト駆動装置により前記スチールベルトを回転させると共に前記タイヤ支持装置により前記試験用タイヤを駆動し、前記スチールベルトに向かって液化炭酸ガスを噴出して前記スチールベルトを冷却し、冷却された前記スチールベルトの前記試験用タイヤより移動方向上流側に水を噴出し前記スチールベルト上に雪面或いはアイスバーンを形成することにより、雪面或いはアイスバーンでの試験用タイヤの走行試験或いは操行試験を行うことを特徴とする。
特許請求の範囲に記載の各請求項に係る発明は、上記の(1)〜(8)に記載の各手段を採用しているので、各々以下の効果を奏する。
(1)請求項1に係る発明は前記第1の手段を採用しているので、タイヤ支持装置をタイヤ旋回装置によりスチールベルト上を旋回させることにより、大きな操向角度(スリップ角)での試験用タイヤの試験が可能となる。
(2)請求項2に係る発明は前記第2の手段を採用しているので、請求項1に係る発明の効果に加え、タイヤ支持装置と門型フレームとを垂直方向に連結する4本の流体圧シリンダと、タイヤ支持装置と門型フレームとを試験用タイヤの回転軸方向に連結する2本の流体圧シリンダと、タイヤ支持装置と門型フレームとを試験用タイヤの回転軸方向と直角方向に連結する1本の流体圧シリンダとにより、試験用タイヤを6自由度に制御して試験用タイヤを試験することが可能となる。
(3)請求項3に係る発明は前記第3の手段を採用しているので、請求項1又は2に係る発明の効果に加え、水供給装置によりスチールベルト上に水膜を形成して試験用タイヤを試験することが可能となる。
(4)請求項4に係る発明は前記第4の手段を採用しているので、請求項3に係る発明の効果に加え、水膜厚調整器により、スチールベルト上に形成された水膜の膜厚を調整することができる。
(5)請求項5に係る発明は前記第5の手段を採用しているので、請求項3又は4に係る発明の効果に加え、冷媒スプレーノズルから噴出された冷媒により、スチールベルト上に形成された水膜は瞬時に氷結されるため、氷雪面或いはアイスバーン上等での試験用タイヤの試験が可能となる。
(6)請求項6に係る発明は前記第6の手段を採用しているので、請求項5に係る発明の効果に加え、スチールベルトの表面及び裏面に向かって冷媒を噴出することにより、スチールベルトを急速に冷却することができる。
(7)請求項7に係る発明は前記第7の手段を採用しているので、請求項5又は6に係る発明の効果に加え、液化炭酸ガスボンベに貯蔵された約−79℃の液化炭酸ガスは、冷媒供給管及び流量調整バルブを介して前記冷媒スプレーノズルから噴出されるため、スチールベルト上に雪状のドライアイスが形成され、スチールベルトは急速に冷却される。
そして、水供給装置から噴出された水は、冷却されたスチールベルトに接触し、スチールベルト上に、雪状路面或いはアイスバーンが形成される。
このようにして、雪面或いはアイスバーン等でのタイヤ試験が可能となる。
(8)請求項8に係る発明は前記第8の手段を採用しているので、門型フレーム及び台座を旋回させて、タイヤ支持装置を、スチールベルト上で回動させることにより、大きな操向角度(スリップ角)での試験用タイヤの試験が可能となると共に、タイヤ支持装置と門型フレームとを垂直方向に連結する4本の流体圧シリンダと、タイヤ支持装置と門型フレームとを試験用タイヤの回転軸方向に連結する2本の流体圧シリンダと、タイヤ支持装置と門型フレームとを試験用タイヤの回転軸方向と直角方向に連結する1本の流体圧シリンダとにより、試験用タイヤを6自由度に制御して試験用タイヤを試験することが可能となる。
更に、ベルト収納室内に配設されたドライアイスにより、ベルト収納室を低温に冷却すると共に、スチールベルトに向かって液化炭酸ガスを噴出してスチールベルトを冷却し、冷却されたスチールベルトの試験用タイヤより移動方向上流側に水を噴出することによりスチールベルト上に雪面或いはアイスバーンが形成されるため、雪面或いはアイスバーンでの試験用タイヤの走行試験或いは操行試験を行うことが可能となる。
以下、本発明の実施の形態に係るベルト式タイヤ試験機につき、図1〜図6を参照して説明する。
図1は本発明の実施の形態に係るフラットベルト式タイヤ試験機の全体側面図、図2は本発明の実施の形態に係るフラットベルト式タイヤ試験機の全体正面図、図3は図1のA−A矢視断面図、図4は図1のB−B矢視断面図である。
図5は本発明の実施の形態に係るフラットベルト式タイヤ試験機における路面状態再現装置を示す平面断面図、図6は図5のC−C矢視断面図である。
図1、図2、図3、図4に図示のように、本発明の実施の形態に係るベルト式タイヤ試験機は、無端状のスチールベルト20及びそれを駆動するベルト駆動装置21と、スチールベルト20を収納するベルト収納室35と、試験を行う試験用タイヤTを回転させるタイヤ支持装置10と、タイヤ支持装置10を支持し旋回するタイヤ旋回装置1とにより構成されている。
そして、これらのタイヤ旋回装置1、ベルト駆動装置21、ベルト収納室35等は、共通の架台K上に配設されている。
なお、架台Kは、必ずしも必要なものではなく、上述の各装置を試験室の床に直に設置しても良い。
更に、本発明の実施の形態に係るベルト式タイヤ試験機は、図5、図6に図示のように、スチールベルト20上に水膜Wを形成する水供給装置50、及び雪面、アイスバーン等を形成する冷媒供給装置40も備えている。
先ず、本発明の実施の形態に係るベルト式タイヤ試験機のスチールベルト20及びベルト駆動装置21の構成につき説明する。
図1、図3に図示のように、架台K上の他端側(或いは、後方側とも言う)にはベルト駆動用電動機22が配設されている。
なお、駆動源は、電動機に換えて流体モータ、エンジン等を採用することも可能である。
一方、架台K上の一端側(或いは、前方側、タイヤ着脱側とも言う)にはベルト収納室35が配設され、ベルト収納室35内には無端状のスチールベルト20が巻回された駆動プーリー26及び従動プーリー27が回転自在に配設されている。
ベルト駆動用電動機22とベルト収納室35内の駆動プーリー26の回転軸とは、ベルト収納室35の側面を貫通する回転伝達軸25により連結されている。
回転伝達軸25のベルト収納室35の外側には、ディスクブレーキ23a及びトルク変換器24が介装されている。
従動プーリー27の回転軸も、ベルト収納室35の外側に配設されたディスクブレーキ23bと連結されている。
なお、ベルト収納室35の側壁にはプーリー支持軸受30が配設されており、プーリー支持軸受30は、駆動プーリー26の回転軸及び従動プーリー27の回転軸を軸支している。
上述のごとくベルト駆動装置21は、ベルト駆動用電動機22、回転伝達軸25、ディスクブレーキ23a、トルク変換器24、プーリー支持軸受30等により構成されており、ベルト駆動用電動機22の回転力は、トルク変換器24により回転トルクが検出され、スチールベルト20に伝達される。
このようにして、スチールベルト20は、所定の回転数にて回転すると共に路面電動トルクが検出される。
スチールベルト20、駆動プーリー26、従動プーリー27が収納されたベルト収納室35の詳細構造については後述するが、図2に図示のように、上面が突出しており、試験用タイヤTを挿入するタイヤ挿入開口部36が設けられている。
ベルト収納室35内の駆動プーリー26と従動プーリー27との間の上側(試験用タイヤTが押し付けられる側)のスチールベルト20の内面側には、気体軸受28が配設されている。
駆動プーリー26と従動プーリー27との間の下側のスチールベルト20の外面には、テンショナー29が配設されている。
次に、タイヤ旋回装置1の構成につき説明する。
図2、図3に図示のように、架台K上前方の、ベルト収納室35の左右には、タイヤ旋回装置1の台座2が、対峙するように各々取付けられている。
この一対の台座2の上面には、試験用タイヤTの旋回中心を中心点とする一対の円弧(劣弧)状レール3が各々取付けられ、円弧状レール3上には、各々リニアガイド5が旋回移動可能に載置されている。
そして、この2個のリニアガイド5上には、ベルト収納室35及びタイヤ挿入開口部36を跨ぐように、門型形状の門型フレーム4が垂直方向に取付けられている。
また、門型フレーム4の内部には、図2に図示のように、フレーム旋回用電動機60、旋回用伝達軸61、旋回用伝達ギア62、旋回用伝達軸63が配設されている。
更に、門型フレーム4の両側脚部下端には、旋回用ピニオン64が配設され、各台座2の上面の円弧状レール3の内側には、旋回用ピニオン64と噛合う円弧(劣弧)状のラックが各々取付けられている。
このような構成により、フレーム旋回用電動機60の回転は、旋回用伝達軸61、旋回用伝達ギア62、旋回用伝達軸63を介して旋回用伝達ギア62に伝達され、門型フレーム4は台座2上を旋回する。
門型フレーム4の上部下面には、図2等に図示のように、垂直方向に、4本の油圧等のZ軸(吊下げ用)流体圧シリンダ9FR、9FL、9AR、9ALの上端が、ジョイントJを介して軸支されている。
この4本のZ軸流体圧シリンダ9FR、9FL、9AR、9ALのピストン軸の下端は、後述するタイヤ支持装置10のタイヤハウジング11の側面に、ジョイントJを介して連結されている。
また、Z軸流体圧シリンダ9FR、9FL、9AR、9ALのピストン軸下部には、各々ロードセルLが介装されている。
なお、この各ジョイントJは、Z軸流体圧シリンダ9FR、9FL、9AR、9ALが試験用タイヤTの回転軸方向に揺動可能な回転軸を有している。
また、4本のZ軸流体圧シリンダ9FR、9FL、9AR、9ALの下端のジョイントJの取付け位置は、後述するタイヤハウジング11のタイヤ回転軸17(図1に図示)とほぼ同一水平面にすることが望ましい。
また、門型フレーム4の左右の脚部の内側には、水平方向に、門型フレーム4とタイヤハウジング11とをジョイントを介して連結する2本の油圧等のX軸(タイヤ前後方向)流体圧シリンダ7が配設されている。
なお、水平方向のX軸流体圧シリンダ7の取付け位置は、後述するタイヤハウジング11のタイヤ回転軸17(図1に図示)とほぼ同一水平面にすることが望ましい。
更に、図4等に図示のように、門型フレーム4の後部には、門型形状の水平フレーム6が取付けられている。
そして、水平フレーム6の後部内側には、油圧等の2本のY軸流体圧シリンダ8F、8Aが、ジョイントJを介して軸支されている。
このY軸流体圧シリンダ8F、8Aのピストン軸の先端は、後述するタイヤハウジング11の側面に、ジョイントJを介して連結されている。
なお、Y軸流体圧シリンダ8F、8Aの取付け位置は、後述するタイヤハウジング11のタイヤ回転軸17(図1に図示)とほぼ同一水平面にすることが望ましい。
このように、タイヤ旋回装置1は、台座2、円弧状レール3、門型フレーム4、リニアガイド5、水平フレーム6、X軸流体圧シリンダ7、Y軸流体圧シリンダ8F、8A、Z軸流体圧シリンダ9FR、9FL、9AR、9ALで構成されており、後述するタイヤ支持装置10を、旋回させ、更には、2本のZ軸流体圧シリンダ9FR、9ARと、2本のZ軸流体圧シリンダ9FL、9ALとのストローク長さを変えることにより、タイヤ支持装置10を傾斜させるようになっている。
なお、門型フレーム4及び水平フレーム6の門型形状とは、図2、図4に図示のものに限定されるものではなく、半円弧状、優弧状、山形形状等のものも含むものとする。
次に、タイヤ支持装置10の構成につき説明する。
タイヤ旋回装置1の門型フレーム4の下部には、図2等に図示のように、タイヤ支持装置10が、4本のZ軸流体圧シリンダ9FR、9FL、9AR、9ALにより吊下げられている。
即ち、タイヤ支持装置10のタイヤハウジング11の前後左右には、4本のZ軸流体圧シリンダ9FR、9FL、9AR、9ALのピストン軸の下端が、ジョイントJを介して連結されている。
このタイヤハウジング11は、図1、2等に図示のように、試験用タイヤTを覆うように、上部水平部材と後部垂直側壁と左右の左右側壁とで構成されている。
また、タイヤハウジング11の前方には、着脱可能なタイヤカバー12が取付けられている。
タイヤハウジング11の上部水平部材上には、タイヤ駆動用電動機13が載置されている。
タイヤハウジング11の後部垂直側壁の下部には、試験用タイヤTが着脱可能なタイヤ回転軸17が、回転自在に軸支されている。
更に、タイヤハウジング11の後部垂直側壁の後方には、減速機支持台19を介して、タイヤ駆動用電動機13の回転を減速してタイヤ回転軸17に伝達するためのタイヤ回転伝達減速機16が取付けられている。
そして、タイヤ駆動用電動機13の出力軸は、タイヤ回転伝達軸14によりタイヤ回転伝達減速機16の入力軸に連結されている。
また、タイヤ回転伝達軸14には、ディスクブレーキ15が介装されている。
更に、タイヤ回転軸17は、タイヤ回転伝達減速機16の出力軸に連結され、タイヤ回転軸17には、トルク変換器18が介装されている。
また、図2、4に図示のように、タイヤハウジング11の左右側壁には、上述のごとく、X軸流体圧シリンダ7のピストン軸の先端が、ジョイントを介して連結されている。
更に、図4に図示のように、タイヤハウジング11の後部左右側面には、上述のごとく、Y軸流体圧シリンダ8F、8Aのピストン軸の先端が、ジョイントJを介して連結されている。
このように、タイヤ支持装置10は、タイヤハウジング11、タイヤカバー12、タイヤ駆動用電動機13、タイヤ回転伝達減速機16、タイヤ回転軸17等により構成されており、タイヤ回転軸17に装着された試験用タイヤTを、タイヤ駆動用電動機13により回転させると共に、回転するスチールベルト20に接触させることにより、試験用タイヤTの走行試験を行うようになっている。
この時の試験用タイヤTによる押付け力は、気体軸受28により受けるようになっている。
また、回転するスチールベルト20は、テンショナー29により弛みを無くすようになっている。
次に、図5、図6に基づき、ベルト収納室35及びその内部に配設された各装置からなる路面状態再現装置の構成につき説明する。
ベルト収納室35は、金属製で箱状に形成されており、この箱を囲むように断熱材が貼付けられている。
なお、断熱材は、非吸湿性の物質であれば、ベルト収納室35の金属製の箱の内側に貼付けても良い。
また、上面が突出しており、試験用タイヤTを挿入するタイヤ挿入開口部36が設けられている。
ベルト収納室35の下部は、図2に図示のテンショナー29を収納するために、部分的に下方に突出している。
更に、ベルト収納室35の一端側(前方)の壁は、スチールベルト20、駆動プーリー26、従動プーリー27等の点検のために着脱可能となっている。
上述のごとく、ベルト収納室35内には、駆動プーリー26及び従動プーリー27が配設され、駆動プーリー26及び従動プーリー27の外周には、厚みが0.6〜1mm程度の無端状のスチールベルト20が巻回されている。
このスチールベルト20の上半部分(試験用タイヤTが押し付けられる側)の上面中央付近には、試験用タイヤTが当接するタイヤ接地面Sが形成されている。
スチールベルト20のタイヤ接地面Sの内側には、気体軸受28が配設されている。
この気体軸受28の幅は、タイヤ接地面Sをカバーする程度の大きさ或いは、スチールベルト20幅と同じとする。
気体軸受28の表面(スチールベルト20と接する面)には、多数の孔が明けられており、この多数の孔は、図示略の流量制御弁及び高圧気体供給源に接続されている。
この高圧気体供給源は、一般的には空気コンプレッサにて圧縮された高圧気体を使用するが、例えば、後述する液化炭酸ガスボンベ41からの液化炭酸ガスを、気化、昇圧させるようにしたものでもよい。
また、高圧気体供給源は、高圧の窒素ガスを供給するようにしたものでも良い。
そして、高圧気体供給源からの高圧気体を、気体軸受28に穿設された多数の孔よりフラットベルトに向かって吐出することにより、試験用タイヤTの荷重を支持するようになっている。
スチールベルト20の下半部分には、図2に図示のように、テンショナー29が配設されている。
このテンショナー29は、スチールベルトに当接する回転ローラと、この回転ローラをスチールベルト20側に押し付けるバネ等の弾性部材と、これらを支持する支持台とにより構成されている。
このテンショナー29により、試験時に、スチールベルト20の弛みを無くすようになっている。
なお、このテンショナー29は、スチールベルト20の下半部分の外面側に設けても良く、内面側に設けても良い。
ベルト収納室35内の適当な箇所(図6では、左下)には、試験時に、ベルト収納室冷却用ドライアイス45を搬入設置するスペースが確保されている。
このベルト収納室冷却用ドライアイス45の量は、試験前にベルト収納室35内の気温を、所定の温度迄低下させるのに必要な量とする。
次に、水供給装置50の構成につき説明する。
図5、6に図示のように、タイヤ接地面Sのスチールベルト20の回転方向の上流側(従動プーリー27の上方)には、図示略の水ポンプ等から水が供給される水供給管51が、スチールベルト20の幅方向に取付けられている。
水供給管51に側面には、スチールベルト20の幅に応じて複数個(図5では6個)の水スプレーノズル52がスチールベルト20に向くように取付けられている。
また、図6等に図示のように、水供給管51及び水スプレーノズル52を覆うように水膜厚調整器53が取付けられている。
水膜厚調整器53の先端におけるスチールベルト20との隙間は、バネ54により調整可能となっている。
このように、水供給管51、水スプレーノズル52、及び水膜厚調整器53により水供給装置50が構成されている。
更に、ベルト収納室35の部分的に下方に突出した部分には、排水ポンプ56の吸入口、或いはこれに接続された配管が配置され、排水ポンプ56の吐出口は、排水管55を通じて排水タンク57に接続されている。
そして、ベルト収納室35の部分的に下方に突出した部分に溜まった冷水は、排水ポンプ56により、排水タンク57に排出され、排水タンク57内の冷水は、図示略の水ポンプ等により水スプレーノズル52から噴出され、冷却水として再利用される。
水供給装置50は上述のごとく構成されており、水供給装置50の水スプレーノズル52から噴出された水により、スチールベルト20上に水膜Wが形成される。
そして、形成された水膜Wの厚みは、水膜厚調整器53により調整される。
このようにして、雨等により濡れた路面でのタイヤ走行試験が行われる。
次に、冷媒供給装置40の構成につき説明する。
図5、図6に図示のように、スチールベルト20の上流側(従動プーリー27側)には、スチールベルト20に向かって冷媒を噴出する多数の冷媒スプレーノズル44が配設されている。
即ち、スチールベルト20の上半部分の内面の気体軸受28と従動プーリー27との間には、例えば、2列×6個の冷媒スプレーノズル44が配設され、スチールベルト20の下半部分の外面のテンショナー29(図2参照)より下流側には、例えば、8列×6個の冷媒スプレーノズル44が、スチールベルト20及び従動プーリー27を覆うように配設されている。
なお、冷媒スプレーノズル44の個数は、タイヤ試験機の雪面の生成条件に応じて適宜選定される。
これらの多数の冷媒スプレーノズル44は、冷媒供給管42及び冷媒供給管42に介装された流量調整バルブ43を介して液化炭酸ガスボンベ41に接続されている。
上述の冷媒供給管42、冷媒スプレーノズル44、流量調整バルブ43、及び液化炭酸ガスボンベ41により、冷媒供給装置40が構成されている。
そして、液化炭酸ガスボンベ41に貯蔵された約−79℃の液化炭酸ガスは、冷媒供給管42及び流量調整バルブ43を介して、前記冷媒スプレーノズル44からスチールベルト20表面に噴出される。
この噴出された液化炭酸ガスにより、スチールベルト20上に雪状のドライアイスが形成され、スチールベルト20は急速に冷却される。
そして、水供給装置50から噴出された水は、冷却されたスチールベルト20に接触し、スチールベルト20上に、雪状路面或いはアイスバーンが形成される。
このようにして、雪面或いはアイスバーン等でのタイヤ試験が可能となる。
このように、路面状態再現装置におけるベルト収納室35は、スチールベルト20、駆動プーリー26、従動プーリー27、気体軸受28及び気体軸受28等を収納するのみの最小限の容積となっており、ベルト収納室35内を冷却する冷媒の使用量、或いは冷却に要するエネルギーを少なくすることができる。
次に、上述の本発明の実施の形態に係るベルト式タイヤ試験機による試験方法を説明する。
先ず、試験用タイヤTの走行角がゼロの時の試験用タイヤTの走行試験を行う場合は、図3に図示のように、門型フレーム4が左右方向に向くようにセットする。
そして、Z軸流体圧シリンダ9FR、9FL、9AR、9ALを平等に伸長させて、試験用タイヤTをタイヤ接地面Sの位置に接触させ、試験用タイヤT及びスチールベルト20を回転させて、試験用タイヤTの走行試験を行う。
また、操向角をθL(スリップ角、キャンバ角)とする場合は、門型フレーム4を時計周り方向に操向角θL(例えば、30°)迄旋回させる。
逆に、操向角をθR(スリップ角、キャンバ角−30°)とする場合は、門型フレーム4を反時計周り方向に操向角θR(例えば、−30°)迄旋回させる。
このようにして、大きな操向角(スリップ角、又はキャンバ角が±30°)での試験用タイヤTの走行試験を行うことができる。
なお、タイヤ旋回装置1には、リニアガイド5の位置を検出する図示略の位置検出器が設けられている。
また、X軸流体圧シリンダ7、2本のY軸流体圧シリンダ8F、8A、4本のZ軸流体圧シリンダ9FR、9FL、9AR、9ALの各々には、ピストンの位置を検出する図示略のピストンストローク検出器が設けられている。
以上、本発明の各実施の形態について説明したが、本発明は上記の各実施の形態に限定されず、本発明の範囲内でその具体的構造に種々の変更を加えてよいことはいうまでもない。
例えば、冷媒供給装置40により供給するガスは、液化炭酸ガスが、最も取り扱いが簡単で簡素な構造とすることができるが、これに限定されるものではなく、窒素ガス等の使用可能である。
また、ベルト収納室35内にヒータ等を設置することにより、高温雰囲気での試験用タイヤTの走行試験も可能である。
また、各流体圧シリンダは、油圧シリンダに限定されるものではなく、水圧式シリンダ、気体圧式シリンダ等の各種の駆動流体が使用可能である。
なお、ベルト収納室35内の左下の部分は、後述する雪状路面試験時等において、駆動プーリー26から剥がれ落ちた雪片が落下、積載して不具合が生じる場合がある。
この場合は、ベルト収納室冷却用ドライアイス45をベルト収納室35内の右上側(従動プーリー27側)に設置する。
また、ベルト収納室35の右側(駆動プーリー26側)の壁を雪或いは氷片が付着しない材質とし、ベルト収納室35の右側下部に図示略のヘリカルスクリュー式等の雪或いは氷片掻き出し装置を設ける。
そして、この雪或いは氷片掻き出し装置により、雪或いは氷片を直接排水タンク57へ排出するようにしても良い。
本発明の実施の形態に係るフラットベルト式タイヤ試験機の全体側面図である。 本発明の実施の形態に係るフラットベルト式タイヤ試験機の全体正面図である。 図1のA−A矢視断面図である。 図1のB−B矢視断面図である。 本発明の実施の形態に係るフラットベルト式タイヤ試験機における路面状態再現装置を示す平面断面図である。 図5のC−C矢視断面図である。 従来のフラットベルト式タイヤ試験機の側面図である。 従来の回転する円筒状の路面を有するタイヤ試験機の側面図である。
符号の説明
1 タイヤ旋回装置
2 台座
3 円弧状レール
4 門型フレーム
5 リニアガイド
6 水平フレーム
7 X軸流体圧シリンダ
8F、8A Y軸流体圧シリンダ
9FR、9FL、9AR、9AL Z軸流体圧シリンダ
10 タイヤ支持装置
11 タイヤハウジング
12 タイヤカバー
13 タイヤ駆動用電動機
14 タイヤ回転伝達軸
15 ディスクブレーキ
16 タイヤ回転伝達減速機
17 タイヤ回転軸
18 トルク変換器
19 減速機支持台
20 スチールベルト
21 ベルト駆動装置
22 ベルト駆動用電動機
23a、23b ディスクブレーキ
24 トルク変換器
25 回転伝達軸
26 駆動プーリー
27 従動プーリー
28 気体軸受
29 テンショナー
30 プーリー支持軸受
35 ベルト収納室
36 タイヤ挿入開口部
37 断熱材
40 冷媒供給装置
41 液化炭酸ガスボンベ
42 冷媒供給管
43 流量調整バルブ
44 冷媒スプレーノズル
45 ベルト収納室冷却用ドライアイス
50 水供給装置
51 水供給管
52 水スプレーノズル
53 水膜厚調整器
54 バネ
55 排水管
56 排水ポンプ
57 排水タンク
60 フレーム旋回用電動機
61 旋回用伝達軸
62 旋回用伝達ギア
63 旋回用伝達軸
64 旋回用ピニオン
K 架台
J ジョイント
T 試験用タイヤ
L ロードセル
W 水膜
θL、θR 操向角
S タイヤ接地面
70 旋回台
71 フラットベルト装置
72 試験スタンド
73 フラットベルト
74 車軸6分力検出器
80 後壁
81 外周壁
82 ドラム
83 内面
84 水受けカバー

Claims (8)

  1. 駆動プーリーと従動プーリーとに巻回された無端状のスチールベルトと、前記駆動プーリーと従動プーリーとスチールベルトとを収納すると共に試験用タイヤを挿入するタイヤ挿入開口部を有するベルト収納室と、前記駆動プーリーを介して前記スチールベルトを走行させるベルト駆動装置と、前記試験用タイヤを回転自在に支持するタイヤ支持装置と、該タイヤ支持装置を支持すると共に前記試験用タイヤを中心として旋回するタイヤ旋回装置とを備えたことを特徴とするベルト式タイヤ試験機。
  2. 前記タイヤ旋回装置は、前記ベルト収納室の左右に設けられた1対の台座と、該各台座上に取付けられた1対の円弧状レールと、該各円弧状レールに旋回可能に配設された門型フレームと、前記タイヤ支持装置と前記門型フレームとを垂直方向に連結する4本の流体圧シリンダと、前記タイヤ支持装置と前記門型フレームとを前記試験用タイヤの回転軸方向に連結する2本の流体圧シリンダと、前記タイヤ支持装置と前記門型フレームとを前記試験用タイヤの回転軸方向と直角方向に連結する流体圧シリンダとにより構成されていることを特徴とする請求項1に記載のベルト式タイヤ試験機。
  3. 前記スチールベルト表面に水を噴出する水供給装置を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載のベルト式タイヤ試験機。
  4. 前記水供給装置は、水を供給する水供給管と、前記スチールベルト上に水を噴出する水スプレーノズルと、噴出されて前記スチールベルト上に形成される水膜の厚さを調整する水膜厚調整器とにより構成されていることを特徴とする請求項3に記載のベルト式タイヤ試験機。
  5. 前記ベルト収納室を覆う断熱材と、前記ベルト収納室に設けられ前記スチールベルトに冷媒を噴出する冷媒スプレーノズルを備えたことを特徴とする請求項3又は4に記載のベルト式タイヤ試験機。
  6. 前記冷媒スプレーノズルは、前記スチールベルトの表面及び裏面に向かって冷媒を噴出するように構成されていることを特徴とする請求項5に記載のベルト式タイヤ試験機。
  7. 冷媒供給管及び流量調整バルブを介して前記冷媒スプレーノズルに接続された液化炭酸ガスボンベを備えたことを特徴とする請求項5又は6に記載のベルト式タイヤ試験機。
  8. スチールベルトを回転自在に収納すると共に試験用タイヤを挿入するタイヤ挿入開口部を有するベルト収納室と、前記スチールベルトを回転させるベルト駆動装置と、前記試験用タイヤを回転自在に支持すると共に前記試験用タイヤを駆動するタイヤ支持装置と、前記ベルト収納室の左右に設けられた1対の台座と、該各台座上に取付けられた1対の円弧状レールと、該各円弧状レールに旋回可能に配設された門型フレームと、前記タイヤ支持装置と前記門型フレームとを垂直方向に連結する4本の流体圧シリンダと、前記タイヤ支持装置と前記門型フレームとを前記試験用タイヤの回転軸方向に連結する2本の流体圧シリンダと、前記タイヤ支持装置と前記門型フレームとを前記試験用タイヤの回転軸方向と直角方向に連結する流体圧シリンダとを備えたベルト式タイヤ試験機において、前記ベルト収納室内にドライアイスを設置し、前記ベルト駆動装置により前記スチールベルトを回転させると共に前記タイヤ支持装置により前記試験用タイヤを駆動し、前記スチールベルトに向かって液化炭酸ガスを噴出して前記スチールベルトを冷却し、冷却された前記スチールベルトの前記試験用タイヤより移動方向上流側に水を噴出し前記スチールベルト上に雪面或いはアイスバーンを形成することにより、雪面或いはアイスバーンでの試験用タイヤの走行試験或いは操行試験を行うことを特徴とするタイヤの試験方法。
JP2005022566A 2005-01-31 2005-01-31 フラットベルト式タイヤ試験機及び試験方法 Withdrawn JP2006208265A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005022566A JP2006208265A (ja) 2005-01-31 2005-01-31 フラットベルト式タイヤ試験機及び試験方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005022566A JP2006208265A (ja) 2005-01-31 2005-01-31 フラットベルト式タイヤ試験機及び試験方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006208265A true JP2006208265A (ja) 2006-08-10

Family

ID=36965286

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005022566A Withdrawn JP2006208265A (ja) 2005-01-31 2005-01-31 フラットベルト式タイヤ試験機及び試験方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006208265A (ja)

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009008409A (ja) * 2007-06-26 2009-01-15 Yokohama Rubber Co Ltd:The タイヤ特性判定方法およびタイヤ特性判定装置
JP2010054316A (ja) * 2008-08-28 2010-03-11 Ihi Inspection & Instrumentation Co Ltd タイヤ試験装置、路面凹凸模擬方法、外側ベルト
JP2012013633A (ja) * 2010-07-05 2012-01-19 Yokohama Rubber Co Ltd:The 氷上摩擦試験機における製氷方法および製氷装置
CN103344443A (zh) * 2013-06-27 2013-10-09 中国重型机械研究院股份公司 机械和电惯量模拟轮胎制动试验台及电惯量模拟控制方法
JP2015072214A (ja) * 2013-10-03 2015-04-16 株式会社ブリヂストン タイヤ試験装置
JP2015143637A (ja) * 2014-01-31 2015-08-06 トヨタ自動車株式会社 台上ウェット路面形成装置
JP2016045003A (ja) * 2014-08-20 2016-04-04 住友ゴム工業株式会社 ゴム付着の評価方法
WO2016088469A1 (ja) * 2014-12-05 2016-06-09 株式会社堀場製作所 駆動系試験装置
CN105675281A (zh) * 2016-03-10 2016-06-15 重庆邮电大学 基于电磁感应及直流变压的制动器试验惯量补偿方法
CN107884184A (zh) * 2017-11-09 2018-04-06 哈尔滨东安汽车发动机制造有限公司 一种自动变速器制动带实验装置
CN111780996A (zh) * 2020-08-06 2020-10-16 重庆广播电视大学重庆工商职业学院 轮胎综合磨损性能测试系统
CN111929186A (zh) * 2020-08-06 2020-11-13 重庆广播电视大学重庆工商职业学院 轮胎磨损性能测试系统
CN116223067A (zh) * 2023-04-27 2023-06-06 山东聚金龙汽车发展有限公司 一种汽车防爆轮胎环境模拟检测装置
CN117606823A (zh) * 2023-11-28 2024-02-27 威海盛煌橡胶工业股份有限公司 一种新能源汽车车胎检测装置

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009008409A (ja) * 2007-06-26 2009-01-15 Yokohama Rubber Co Ltd:The タイヤ特性判定方法およびタイヤ特性判定装置
JP2010054316A (ja) * 2008-08-28 2010-03-11 Ihi Inspection & Instrumentation Co Ltd タイヤ試験装置、路面凹凸模擬方法、外側ベルト
JP2012013633A (ja) * 2010-07-05 2012-01-19 Yokohama Rubber Co Ltd:The 氷上摩擦試験機における製氷方法および製氷装置
CN103344443A (zh) * 2013-06-27 2013-10-09 中国重型机械研究院股份公司 机械和电惯量模拟轮胎制动试验台及电惯量模拟控制方法
CN103344443B (zh) * 2013-06-27 2015-10-28 中国重型机械研究院股份公司 机械和电惯量模拟轮胎制动试验台及电惯量模拟控制方法
JP2015072214A (ja) * 2013-10-03 2015-04-16 株式会社ブリヂストン タイヤ試験装置
JP2015143637A (ja) * 2014-01-31 2015-08-06 トヨタ自動車株式会社 台上ウェット路面形成装置
JP2016045003A (ja) * 2014-08-20 2016-04-04 住友ゴム工業株式会社 ゴム付着の評価方法
WO2016088469A1 (ja) * 2014-12-05 2016-06-09 株式会社堀場製作所 駆動系試験装置
CN105675281A (zh) * 2016-03-10 2016-06-15 重庆邮电大学 基于电磁感应及直流变压的制动器试验惯量补偿方法
CN107884184A (zh) * 2017-11-09 2018-04-06 哈尔滨东安汽车发动机制造有限公司 一种自动变速器制动带实验装置
CN111780996A (zh) * 2020-08-06 2020-10-16 重庆广播电视大学重庆工商职业学院 轮胎综合磨损性能测试系统
CN111929186A (zh) * 2020-08-06 2020-11-13 重庆广播电视大学重庆工商职业学院 轮胎磨损性能测试系统
CN111780996B (zh) * 2020-08-06 2022-03-01 重庆广播电视大学重庆工商职业学院 轮胎综合磨损性能测试系统
CN111929186B (zh) * 2020-08-06 2023-06-06 重庆广播电视大学重庆工商职业学院 轮胎磨损性能测试系统
CN116223067A (zh) * 2023-04-27 2023-06-06 山东聚金龙汽车发展有限公司 一种汽车防爆轮胎环境模拟检测装置
CN117606823A (zh) * 2023-11-28 2024-02-27 威海盛煌橡胶工业股份有限公司 一种新能源汽车车胎检测装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006208265A (ja) フラットベルト式タイヤ試験機及び試験方法
JP2006208095A (ja) ディスク式タイヤ試験機及び試験方法
FI61830C (fi) Anordning foer utbredning av ett lager pao innerytan av en luftring
CN101413051B (zh) 在线热处理线材收集运输系统
JPH06501767A (ja) 接近不能な配管の内側を加工する方法とその装置
JP2008137461A (ja) タイヤマウンタ及びタイヤのマウント方法
JP2008014667A (ja) タイヤの雪上性能測定装置
US20140166048A1 (en) Method and device for deicing and cleaning of fans
CN201253800Y (zh) 可调回转轮刷机
CN103974775B (zh) 行星式研磨机以及研磨方法
CN210742199U (zh) 一种钢轨超声波探伤车
CN218890726U (zh) 一种轮胎生产用喷涂装置
KR20030077848A (ko) 엘씨디 글라스 검사 장치
JP2011007527A (ja) 回転体冷却治具及び氷結層生成装置
JP2010223874A (ja) タイヤのころがり抵抗測定装置
CN103260826A (zh) 研磨用具
JP2008196911A (ja) 転動体試験装置
CN214151518U (zh) 一种冷链物流实时监测用监控装置
JP2013170929A (ja) タイヤ摩耗試験装置
CN208276385U (zh) 一种内腔焊接防护装置
JP2022122468A (ja) タイヤ試験装置
CN208697021U (zh) 一种半自动化旋转式管道内壁打磨装置
JP5775858B2 (ja) コークス炉のドアクリーナ
CN108015645B (zh) 摩托车零部件加工设备
CN209081854U (zh) 一种用于酒糟快速降温的摊晾机

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20080401