JP2006207315A - シリンダ錠 - Google Patents

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敏裕 大島
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Abstract

【課題】 コンスキーの使用時に、中間ピンが外筒側ピン収容孔に取り残されてしまう異常変換を防止することのできるシリンダ錠を提供する。
【解決手段】 キー孔17の形成された内筒13と、内筒13に外挿される外筒11とに亘ってピン収容孔を穿設する。ピン収容孔には、キー孔17に挿入されたキー15のディンプル23に先端ピンを進入させるタンブラーピン31A〜31Eを収容する。タンブラーピン31Dの後部には中間ピン35を設ける。中間ピン35は、先端ピン29Dがコンスキー15Aのディンプル23Aに進入したときに内筒側ピン収容孔27に配置される一方、先端ピン29Dがオーナーキー15Bのディンプル23Bに進入したときに外筒側ピン収容孔25に配置される。このように構成されるシリンダ錠100において、先端ピン29Dと中間ピン35とを破断可能な連結部45を介して一体に形成した。
【選択図】 図2

Description

本発明は、コンストラクションキー(コンスキー)対応状態からオーナーキー対応状態へと変更可能なシリンダ錠に関し、特に、ピンタンブラー式シリンダ錠に用いて好適なものである。
建築工事中の建物では、外壁が完成し、開口部に扉が取り付けられ、ある程度の防犯性が確保可能となった段階、例えば外装工事を大略終え、内装工事を行う際に、扉に設けられた施錠装置により戸締まりが行われることになる。この場合の扉に設けられる施錠装置(シリンダ錠)は、完成後の建物においても使用されるもののとなる。したがって、工事中に使用されるキーと、建物完成後に使用されるキー、すなわち建物を使用するオーナーが使用するキーとは、別のキーであることが好ましい。
このため、従来より、建築中には、その期間中のみ使用可能なコンストランションキー(以下、コンスキーと略す)を使用することにより、施解錠が可能となり、建物完成後に、コンスキーの使用状態から建物使用者(所有者)専用のオーナーキーが使用されることで上記コンスキーの使用が不能となるシリンダ錠が用いられている。
このシリンダ錠には、オーナーキーとコンスキーとが使用可能となる。オーナーキーの所定位置に形成されたディンプルの深さは、コンスキーの同一位置に形成されたディンプルの深さより浅く形成されている。コンスキー又はオーナーキーの挿入されるキー孔の形成された内筒と、この内筒に外挿される外筒とには両者に亘ってピン収容孔が穿設される。このピン収容孔には、キー孔に挿入されたキーのディンプルに先端ピンを進入させるタンブラーピンが収容されている。タンブラーピンの後部には中間ピンが設けられ、中間ピンは、先端ピンがコンスキーのディンプルに進入したときに内筒側ピン収容孔に配置される一方、先端ピンがオーナーキーのディンプルに進入したときに外筒側ピン収容孔に配置されるようになっている。また、内筒の外周には中間ピンを収容する中間ピン収容凹部が形成されている。
したがって、コンスキーの挿入状態では、中間ピンが内筒側ピン収容孔に配置されるので、内筒外周と外筒内周の境であるシアーラインを、タンブラーピンが跨ぐことなく、コンスキーによる内筒の回動操作が可能となる。一方、オーナーキーが挿入されると、中間ピンが外筒側ピン収容孔、先端ピンが内筒側ピン収容孔に配置され、この状態でオーナーキーが回転されると、中間ピンは、外筒側ピン収容孔に残されたままとなり、次いで内筒の外周に形成された中間ピン収容凹部に中間ピンが収容保持されることによって、タンブラーピンが中間ピンの除去された先端ピンのみとなり、以降コンスキー使用が不能となって、オーナーキーのみの使用が受け付けられることになる。このようなシリンダ錠は、可変シリンダ錠、或いは変換錠と称し、すなわち、コンス状態からオーナー状態へと使用状態の変換が行えるシリンダ錠とされる。
しかしながら、上記した従来のシリンダ錠では、中間ピンと先端ピンとが別体で形成されているため、オーナーキーを挿入した場合、本来では内筒側ピン収容孔に配置される中間ピンが、外筒側ピン収容孔の縁に引っ掛かるなどして、外筒側ピン収容孔に取り残されたままの状態となり、この状態でひとたびコンスキーが回転操作されてしまうと、中間ピンが中間ピン収容凹部に保持されてしまい、コンスキーを使用しているにもかかわらず、オーナーキーを使用開始したのと同じ状態、つまり、中間ピンが除去された状態となり、以降コンスキーの使用が受け付けられなくなる不具合、すなわち異常変換の発生する問題があった。
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、コンスキーの使用時に、中間ピンが外筒側ピン収容孔に取り残されてしまい異常変換となることを防止することのできるシリンダ錠を提供し、もって、変換錠であるシリンダ錠の変換動作の信頼性向上を図ることを目的とする。
次に、上記の課題を解決するための手段を、実施の形態に対応する図面を参照して説明する。
本発明の請求項1記載のシリンダ錠100は、コンスキー15Aの使用状態からオーナーキー15Bが使用開始されることで、前記コンスキー15Aの使用が不能となるシリンダ錠100において、
オーナーキー15Bの所定位置に形成されたディンプル23Bの深さが、コンスキー15Aの同一位置に形成されたディンプル23Aの深さより浅く形成され、
前記コンスキー15A又は前記オーナーキー15Bの挿入されるキー孔17の形成された内筒13と該内筒13に外挿される外筒11とに亘ってピン収容孔が穿設され、
該ピン収容孔には、前記キー孔17に挿入されたキー15の前記ディンプルに先端ピン29Dを進入させるタンブラーピン31Dが収容され、
該タンブラーピン31Dの後部には中間ピン35が設けられ、
該中間ピン35は、前記先端ピン29Dがコンスキー15Aの前記ディンプル23Aに進入したときに内筒側ピン収容孔27に配置される一方、前記先端ピン29Dがオーナーキー15Bの前記ディンプル23Bに進入したときに外筒側ピン収容孔25に配置され、
前記内筒13の外周には前記中間ピン35を収容する中間ピン収容凹部51の形成されたシリンダ錠100であって、
前記先端ピン29Dと前記中間ピン35とが破断可能な連結部45を介して一体に形成されたことを特徴とする。
このシリンダ錠100では、コンスキー15Aの使用時には常に中間ピン35が先端ピン29Dと共に内筒側ピン収容孔27に配置されることとなる。これにより、先端ピン29Dと中間ピン35とが分離されていた従来構造のように、コンスキー15A使用の場合であっても、中間ピン35が外筒側ピン収容孔25に残ったままとならない。
請求項2記載のシリンダ錠100は、前記先端ピン29Dと前記中間ピン35とが同一材料によって一体形成されたことを特徴とする。
このシリンダ錠100では、先端ピン29Dの後部に例えば周溝43などが形成されることにより、中間ピン35が破断可能な連結部45を介して容易に先端ピン29Dに連設可能となる。
請求項3記載のシリンダ錠100は、それぞれ別体に形成された前記先端ピン29Dと前記中間ピン35とが破断可能な連結部材49によって連結されたことを特徴とする。
このシリンダ錠100では、それぞれの部材の材質選択自由度が確保される。すなわち、先端ピン29D、中間ピン35、連結部材49がそれぞれの機能に応じた異なる最適な材料によって形成可能となる。
本発明に係る請求項1記載のシリンダ錠によれば、先端ピンと中間ピンとを破断可能な連結部を介して一体に形成したので、コンスキーの使用時には常に中間ピンが先端ピンと共に内筒側ピン収容孔に配置されることとなる。したがって、先端ピンと中間ピンとが分離されていた従来構造のように、コンスキー使用の場合であっても、中間ピンが外筒側ピン収容孔に残ったままとなり、この状態でコンスキーが回されることで中間ピンが中間ピン収容凹部に収容されてしまい、オーナーキーを使用開始したのと同じ状態となって、以降コンスキーを受け付けなくなる状態、すなわち、異常変換を確実に防止することができる。この結果、変換錠(シリンダ錠)における変換動作の信頼性を向上させることができる。
請求項2記載のシリンダ錠によれば、先端ピンと中間ピンとを同一材料によって一体形成するので、先端ピンの後部に例えば周溝などを形成することにより、連結部を介して破断可能となる中間ピンを、容易に先端ピンに連設することができる。
請求項3記載のシリンダ錠によれば、それぞれ別体に形成した先端ピンと中間ピンとを、破断可能な連結部で連結したので、それぞれの部材の材質選択自由度を確保することができ、先端ピン、中間ピン、連結部材をそれぞれの機能に応じた最適な材料によって形成することができるようになる。
以下、本発明に係るシリンダ錠の好適な実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明に係るシリンダ錠の斜視図、図2は図1に示したシリンダ錠の軸線直交方向の断面図、図3は図2に示したシリンダ錠の分解断面図、図4は図3に示した中間ピンを備えたタンブラーピンの平面図、図5は図4に示したタンブラーピンの変形例を表す断面図である。
図1に示すように、シリンダ錠100は、円筒状の外筒11に、円筒状の内筒13が回転自在に内設され、内筒13の前端面13aにはキー(後述するコンスキー15A、オーナーキー15B)15の挿入されるキー孔17が開口されている。
キー孔17にはコンスキー15A又はオーナーキー15Bが挿入可能となる。キー15は、手指で摘む摘み部19の一辺部に、キー孔17に挿入される挿入部21が突設され、挿入部21の外面には複数の凹部状のキー溝(ディンプル)23が形成されている。本実施の形態によるシリンダ錠100に用いられるキー15では、オーナーキー15Bの所定位置に形成されたディンプル23B(図8参照)の深さがコンスキー15Aの同一位置に形成されたディンプル23A(図6参照)の深さより浅く形成されている。
図2に示すように、キー孔17の形成された内筒13と、この内筒13に外挿される外筒11とには、両者に亘って複数のピン収容孔が穿設されている。各ピン収容孔は、外筒11には外筒側ピン収容孔25が、内筒13には内筒側ピン収容孔27が穿設される。それぞれのピン収容孔25,27には、キー孔17に挿入されたキー15のディンプル23に先端ピン29A〜29Eを進入させる複数のタンブラーピン31A〜31Eが収容されている。
それぞれのタンブラーピン31A〜31Eは、対応するディンプル23の深さ、位置に対応してキー孔17に対しての突出位置、突出長さが設定されている。本実施の形態では、複数のタンブラーピン31A〜31Eのうち、例えばその一つのタンブラーピン31Dの後部に、中間ピン35が設けられている。
図3に示すように、外筒側ピン収容孔25の外周開口は、蓋37によって塞がれる。また、外筒側ピン収容孔25にはドライバーピン39が収容されている。このドライバーピン39の長さは、上述したタンブラーピン31A〜31Eに対応して長さが設定されており、このドライバーピン39とタンブラーピン31A〜31Eとの境が内筒13と外筒11との境であるシアーライン53に一致するようキー15に所定の深さとなるディンプル23が形成される。蓋37とドライバーピン39との間にはバネ41が挟入され、バネ41はドライバーピン39を介してタンブラーピン31A〜31Eをキー孔17内へ突出させる方向へ付勢している。
図4に示すように、タンブラーピン31Dの後部には中間ピン35が設けられている。本実施の形態では、中間ピン35と先端ピン29Dとが同一材料によって一体形成されている。すなわち、タンブラーピン31Dの後部は周溝43が形成されることによりこの周溝43の小径部分が連結部45となり、この連結部45によって先端ピン29Dの後部のピン座47と中間ピン35とが軸線方向に一体に連結されている。
連結部45は、先端ピン29Dと中間ピン35とに軸線方向に直交する所定の剪断力が作用することにより破断し、先端ピン29Dと中間ピン35とを分離可能としている。このタンブラーピン31Dは、例えば真鍮などにより形成される。このように、先端ピン29Dと中間ピン35とを同一材料によって一体形成すれば、先端ピン29Dの後部に例えば周溝43などを形成することにより、連結部45を介して破断可能となる中間ピン35を、容易に先端ピン29Dに連設することができる。
また、図5に示すように、タンブラーピン31Dは、それぞれ別体に形成された先端ピン29Dと中間ピン35とが破断可能な連結部材49によって連結されたものであってもよい。連結部材49の材質としては、好ましくは軸線方向と直交する方向に破断しやすい素材、樹脂、真鍮などの金属を用いることができる。このように、それぞれ別体に形成した先端ピン29Dと中間ピン35とを、破断可能な連結部材49で連結すれば、それぞれの部材の材質選択自由度を確保することができ、先端ピン29D、中間ピン35、連結部材49をそれぞれの機能に応じた最適な材料によって形成することができるようになる。
ここで、中間ピン35は、先端ピン29Dがコンスキー15Aのディンプル23Aに進入したときに内筒側ピン収容孔27に配置される一方、先端ピン29Dがオーナーキー15Bのディンプル23Bに進入したときに外筒側ピン収容孔25に配置されるよう形成されている。また、内筒13の外周には中間ピン収容凹部51が凹設され、中間ピン収容凹部51には先端ピン29Dから分離された中間ピン35が収容可能となっている。このシリンダ錠100では、外筒11の内側で内筒13が回動自在となり、外筒11と内筒13との境が所謂シアーライン53(図2参照)となる。
次に、上記のように構成されたシリンダ錠の作用を説明する。
図6は図2に示したシリンダ錠のコンスキーが挿入された状態の断面図、図7は図6の内筒が回転された状態の断面図、図8は図2に示したシリンダ錠にオーナーキーが挿入された状態の断面図、図9は図8に示した内筒が回転された状態の断面図である。
なお、このシリンダ錠においては、外筒11に対し内筒13を90°回転させる操作にて施解錠の行われる構成とされ、本実施の形態では、その回転角度の略中間位置となる45°の位置となる内筒13の外周に中間ピン収容凹部51が凹設されている。
図6に示すように、シリンダ錠100のキー孔17にコンスキー15Aが挿入されると、それぞれのディンプル23にタンブラーピン31A〜31Eの先端ピン29A〜29Eが進入し、その結果、タンブラーピン31A〜31Eの後端とドライバーピン39との境が内筒13と外筒11との境であるシアーライン53に一致する。
中間ピン35を備えたタンブラーピン31Dの場合も、タンブラーピン31Dの後端である中間ピン35の後面、すなわち中間ピン35とドライバーピン39との境がシアーライン53に一致する。これにより、コンスキー15Aが45度回転されると、図7に示すように、それぞれのタンブラーピン31A〜31Eが内筒側ピン収容孔27に位置した状態で、内筒13が回転可能(施解錠操作可能)となる。
一方、コンスキー15Aの使用状態において、図8に示すように、最初にオーナーキー15Bが挿入されると、オーナーキー15Bのディンプル23Bが浅いため、中間ピン35を備えたタンブラーピン31Dは、中間ピン35が外筒側ピン収容孔25に位置した状態、すなわち中間ピン35とタンブラーピン31Dとの連結部45の位置がシアーライン53上となる。この状態でオーナーキー15Bが回転されると、内筒13と外筒11とが相対的に回転することにより、中間ピン35と先端ピン29Dとの連結部45に剪断力が作用し、連結部45が破断することにより、中間ピン35が外筒側ピン収容孔25に残されたままの状態で内筒13が回転されることとなる。
この状態で内筒13が45度回転されると、図9に示すように、中間ピン35が、バネ41の付勢力によって、中間ピン収容凹部51に収容される。さらに、オーナーキー15Bが反時計回りに回転されることで、中間ピン35は中間ピン収容凹部51に収容保持されたまま内筒13と共に回転することとなる。したがって、タンブラーピン31Dは、今まで嵩上げ部材として作用していた中間ピン35が除去されることで短縮され、その結果、オーナーキー15B使用後にコンスキー15Aが挿入されれば、ディンプル23Aが深いことから、図10に示した状態でドライバーピン39がシアーライン53を横断して突出することとなり、内筒13の回動が阻止されることとなる。つまり、コンスキー15Aが、このシリンダ錠100に対して正規なキー(合鍵)ではないこととなる。これにより、コンスキー15Aからオーナーキー15Bへの切り替え(変換)が完了する。
このように、シリンダ錠100では、コンスキー15Aの使用時には常に中間ピン35が先端ピン29Dと共に内筒側ピン収容孔27に配置されることとなる。これにより、先端ピン29Dと中間ピン35とが分離されていた従来構造のように、コンスキー15A使用の場合であっても、中間ピン35が外筒側ピン収容孔25に残ったままとならない。
したがって、上記のシリンダ錠100によれば、先端ピン29Dと中間ピン35とを破断可能な連結部45を介して一体に形成したので、コンスキー15Aの使用時には常に中間ピン35が先端ピン29Dと共に内筒側ピン収容孔27に配置されることとなる。これにより、先端ピン29Dと中間ピン35とが分離されていた従来構造のように、コンスキー15A使用の場合であっても、中間ピン35が外筒側ピン収容孔25に残ったままとなり、この状態でコンスキー15Aが回されることで中間ピン35が中間ピン収容凹部51に収容されてしまい、オーナーキー15Bを使用開始したのと同じ状態となって、以降コンスキー15Aを受け付けなくなる状態(異常変換)を確実に防止することができる。この結果、シリンダ錠100(変換錠)における変換動作の信頼性を向上させることができる。
なお、内筒13の前端面13aには軸線方向と平行でかつ図9に示した中間ピン35を、外筒側ピン収容孔25へと押し出すための図示しない解除用孔が設けられてもよい。このような解除用孔を設けておくことで、図9に示した状態で、当該解除用孔に図示しない解除棒を挿入し、中間ピン35を外筒側ピン収容孔25へ押し込み、同時にオーナーキー15Bを反時計方向へ回転すれば、再びタンブラーピン31Dの後部に中間ピン35が連続することとなり、これによりコンスキー15Aの再使用を可能にすることができる。このような解除用孔を設けたシリンダ錠100は、可逆可変錠と称することができ、解除用孔を設けないシリンダ錠100は、非可逆可変錠と称することができる。
本発明に係るシリンダ錠の斜視図である。 図1に示したシリンダ錠の軸線直交方向の断面図である。 図2に示したシリンダ錠の分解断面図である。 図3に示した中間ピンを備えたタンブラーピンの平面図である。 図4に示したタンブラーピンの変形例を表す断面図である。 図2に示したシリンダ錠のコンスキーが挿入された状態の断面図である。 図6の内筒が回転された状態の断面図である。 図2に示したシリンダ錠にオーナーキーが挿入された状態の断面図である。 図8に示した内筒が回転された状態の断面図である。 変換後にコンスキーが挿入された状態の断面図である。
符号の説明
11…外筒
13…内筒
15A…コンスキー
15B…オーナーキー
17…キー孔
23…ディンプル
25…外筒側ピン収容孔
27…内筒側ピン収容孔
29D…先端ピン
31A〜31E…タンブラーピン
35…中間ピン
45…連結部
49…連結部材
51…中間ピン収容凹部
100…シリンダ錠

Claims (3)

  1. コンスキーの使用状態からオーナーキーが使用開始されることで、前記コンスキーの使用が不能となるシリンダ錠において、
    オーナーキーの所定位置に形成されたディンプルの深さが、コンスキーの同一位置に形成されたディンプルの深さより浅く形成され、
    前記コンスキー又は前記オーナーキーの挿入されるキー孔の形成された内筒と、該内筒に外挿される外筒とに亘ってピン収容孔が穿設され、
    該ピン収容孔には、前記キー孔に挿入されたキーの前記ディンプルに先端ピンを進入させるタンブラーピンが収容され、
    該タンブラーピンの後部には中間ピンが設けられ、
    該中間ピンは、前記先端ピンがコンスキーの前記ディンプルに進入したときに内筒側ピン収容孔に配置される一方、前記先端ピンがオーナーキーの前記ディンプルに進入したときに外筒側ピン収容孔に配置され、
    前記内筒の外周には前記中間ピンを収容する中間ピン収容凹部の形成されたシリンダ錠であって、
    前記先端ピンと前記中間ピンとが破断可能な連結部を介して一体に形成されたことを特徴とするシリンダ錠。
  2. 前記先端ピンと前記中間ピンとが同一材料によって一体形成されたことを特徴とする請求項1記載のシリンダ錠。
  3. それぞれ別体に形成された前記先端ピンと前記中間ピンとが破断可能な連結部材によって連結されたことを特徴とする請求項1記載のシリンダ錠。
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