JP2006206513A - 皮膚外用剤 - Google Patents

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Nobuhiko Kosugi
信彦 小杉
Hiroshi Tanaka
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Abstract

【課題】本発明は、還元型グルタチオン量を増加させて皮膚細胞の抗酸化力を増強することで皮膚の細胞機能の低下を予防し、さらにNMFやセラミドの合成、血流を促進させることにより、皮膚の細胞機能を増強することによって、細胞機能の低下によって起こるメラニンの沈着を改善することを目的とする。
【解決手段】(A)グルタチオンレダクターゼ活性増強剤と、(B)NMF産生促進剤又はセラミド合成促進剤から選ばれる一種又は二種と、さらには(C)血流促進剤とを含有することを特徴とする皮膚外用剤を提供する。
【選択図】なし

Description

本発明は、外用に適した組成物に関し、更に詳細にはグルタチオンレダクターゼ活性増強剤と、NMF産生促進剤又はセラミド合成促進剤から選ばれる一種又は二種の促進剤と、さらには血流促進剤とを含有することで、還元型グルタチオンの生成を促進して皮膚細胞の酸化障害を予防すると同時に、NMFやセラミドの合成、さらには血行を促進させ細胞機能を増強することで、細胞機能の低下によるメラニンの沈着改善効果に優れた皮膚外用剤に関する。
皮膚は生体の最外層に位置し、紫外線による酸化障害や乾燥といった多様なストレスに絶えず曝されており、それらストレスからの刺激により細胞機能の低下が発生しやすい臓器である。一方、皮膚細胞内にはグルタチオンに代表される還元物質が存在しており、過酸化物の酸化傷害から皮膚細胞を防衛している。グルタチオンは細胞内で酸化型と還元型の2種類の構造で存在し、グルタチオンレダクターゼにより酸化型のグルタチオンは還元型に変換され、細胞内の還元能力が保持されている。
ところが、紫外線による酸化ストレスにより皮膚中のグルタチオンレダクターゼ活性が低下し、皮膚細胞の抗酸化力が減少してしまう。そして、このような皮膚の細胞機能の低下により、正常なメラニンの代謝が阻害されメラニンの沈着が起こると考えられている(非特許文献1)。
Jurgen Fuchs M.D.,J.Invest.Dermatol,93:769−773,1989.
そこで、酸化による皮膚の細胞機能の低下を防ぐ目的で、特許文献1〜2などのような抗酸化剤が検討され、皮膚の細胞機能の低下を防ぐ組成物を配合した化粧品、医薬部外品等が開発されている。
特開2002−275079 特開2003−321463
しかしながら、抗酸化剤の適用や還元型グルタチオンを増強するなど、酸化障害から細胞を防御するのみの対策では、皮膚の細胞機能の低下によるメラニンの沈着を予防するには不十分であった。
このような事情に鑑み、本発明者らは、細胞機能の低下を防ぐべく鋭意研究を行った結果、細胞内のグルタチオンレダクターゼの活性を増強させ、還元型グルタチオンの生体濃度を高め細胞を酸化障害から防衛するとともに、NMF産生促進剤やセラミド合成促進剤、血流促進剤を組み合わせて皮膚の細胞機能を増強することにより、相乗的に細胞機能の低下によるメラニンの沈着を予防することを見出し、本発明を完成するに至った。
本発明に用いられるグルタチオンレダクターゼ活性増強剤としてはメハジキ、サイシン、カンゾウ、エゾウコギ、コメ、センキュウ、及びユリから選ばれる一種又は二種以上の抽出物を、NMF産生促進剤としてはメハジキ、アンズ、スイカズラ、サイシン、トウキ、ハトムギ、モモ、テンチャ、及びシロキクラゲから選ばれる一種又は二種以上の抽出物を、セラミド合成促進剤としてはコメ、クズ、アンズ、スイカズラ、ユキノシタ、テンチャ、ラフマ、サンザシ、イザヨイバラ、エゾウコギ、ナツメ、シソ、オウレン、サイシン、コガネバナ、キハダ、クワ、ボタン、シャクヤク、チンピ、ムクロジ、チョウジ、ユリ及びダイズから選ばれる一種又は二種以上の抽出物を、そして血流促進剤としては三七人参、甘草、センキュウ、トウキ、ジオウ、シャクヤク及びショウキョウから選ばれる一種又は二種以上の抽出物を用いることができる。
本発明で用いられるメハジキ(学名:Leonurus sibiricus L.)は、シソ科メハジキ属に属する草本で、本州、四国、九州、朝鮮及び中国から東南アジアにかけて山野の日当りの良い場所に自生する。メハジキの地上部の全草は益母草(ヤクモソウ)の名称で、また、成熟果実がじゅう蔚子(ジュウイシ)の名称として流通しているので使用できる。
本発明で用いられるサイシンは、ウマノスズクサ科のケイリンサイシン(学名:Asiasarum heterotropoides F.)またはウスバサイシン(学名:Asiasarum sieboldi F.)であり、根茎および根、または根つき全草を乾燥したもの(細辛)などを利用することができる。
本発明で用いられるカンゾウ(学名:Glycyrrhiza uralensis)はマメ科カンゾウ属に属する草本で、アフリカ、ヨーロッパからアジア、オーストラリア、北米西部に分布する。根や走出茎(ストロン)が漢方薬で甘草と呼ばれ利用することができる。近縁のスペインカンゾウ(学名:Glycyrrhiza glabra)を用いてもよい。フラボノイド画分を用いるとさらに優れた効果が得られる。その甘草のフラボノイドは市販品を利用することも出来る。
本発明で用いられるエゾウコギ(学名:Acanthopanax senticosus)はウコギ科ウコギ属に属する低木で、東アジアから東南アジア、フィリピンに分布する。生薬として流通する根皮などを利用することができる。
本発明に用いるコメは、イネ科に属するOryza sativa Lの果実であり、玄米や米ヌカなどを利用することができる。
本発明で用いられるセンキュウ(学名:Cnidium officinale M.またはLigusticum chuaxiong H.)は、セリ科に属する草本で中国、日本に分布する。生薬として用いられる根茎を乾燥したもの(川きゅう)などを利用することができる。
本発明に用いるユリは、ユリ科ユリ属に属し、例えばマドンナリリー(学名:Lilium candidum)またはハカタユリ(学名:Lilium brownii F.E.B.)、ヒメユリ(学名:Lilium concolor S.)、オニユリ(Lilium lancifolium T.)、ヤマユリ(学名:Lilium auratum L.)の球根を乾燥したもの(生薬名:百合)などを利用することができる。
本発明で用いられるアンズは、バラ科に属するホンアンズ(学名:Prunus armeniaca L)、アンズ(学名:Prunus armeniaca L.var.ansu Maximowicz)又はその他近縁植物で、中国、日本に広く分布する。種子を乾燥したもの(生薬名:杏仁)などを利用することができる。
本発明に用いるスイカズラはスイカズラ科に属し、スイカズラ(学名:Lonicera Japonica Thinberg)又はその他同属植物であり、日本や中国などに自生するツル性の植物である。枝ごと摘み刻むか、または葉だけを摘み取り乾燥したもの(生薬名:忍冬)や花部を乾燥したもの(生薬名:金銀花)などを利用することができる。
本発明で用いられるトウキは、セリ科に属するカラトウキ(学名:Angelica sinensis Diels)、トウキ(学名:Angelica acutioba Kitagawa)又はその他同属植物であり、根を乾燥したもの(生薬名:当帰)などを利用することができる。
本発明で用いられるハトムギ(学名:Coix lacryma−jobi Linne var. ma−yuen Stapf)は、イネ科に属する草本であり、種皮を除いた成熟種子を乾燥したもの(生薬名:ヨクイニン)などを利用することができる。
本発明で用いられるモモは、バラ科に属するモモ(学名:Prumus persica Batsch)、ノモモ(学名:Prumus persica Batsch var davidana Maximowicz)又はその他同属植物である。成熟した種子を乾燥したもの(生薬名:桃仁)などを利用することができる。
本発明で用いられるテンチャ(学名:Rubus suavissimus Shugan Lee)は、バラ科に属し、中国南西部の山岳地帯にのみ産し、開胃茶とも呼ばれ、食欲増進、去痰、咳止めとして用いられている。葉を乾燥したもの(生薬名:甜茶)などを利用することができる。
本発明で用いられるシロキクラゲ(学名:Tremella fuciformis B.)は、シロキクラゲ科に属するキノコで、子実体、菌体などを利用することができる。
本発明に用いるクズは、マメ科に属し、学名:Pueraria lobata ohwiであり、東アジアやインド、マレー半島方面の熱帯から一部の温帯まで野生し、日本では北海道から九州まで普通に見られる大型の多年草である。クズの周皮を除いた根の部分(生薬名:葛根)などを利用することができる。また葛根として流通する近縁植物を用いてもよい。
本発明に用いるユキノシタはユキノシタ科に属し、学名:Saxifraga stolonifera(L.) Meerbであり、日本や中国などに分布する多年性草本である。全草を利用することができる。
本発明で用いられるラフマ(羅布麻、学名:Apocynum venetum L.)は、キョウチクトウ科の低木である。主に中国の北西部に分布し、その葉、茎など植物の一部や全草を乾燥したものなどを利用することができる。
本発明に用いるサンザシはバラ科に属し、サンザシ(学名:Crataegus cuneata Sieb.et Zucc)又はその近縁植物であり、中国の各省や日本に分布する落葉低木である。果実の部分を乾燥したもの(生薬名:山査子)などを利用することができる。
本発明に用いるイザヨイバラはバラ科に属し、学名:Rosa roxburghii Traff.f. normalis Rehd.et Wilsである。果実を乾燥したもの(生薬名:刺梨)などを利用することができる。
本発明に用いるナツメはクロウメモドキ科に属し、ナツメ(学名:Zizyphus jujuba var.inermis Rehd)又はその近縁植物であり、北アメリカからヨーロッパ西部に原産地がある落葉性高木である。果実を乾燥したもの(生薬名:大棗)などを利用することができる。
本発明に用いるシソはシソ科に属し、シソ(学名:Perilla Frutescens var Acuta)又はその近縁植物であり、中国が原産地である。葉を乾燥させたもの(生薬名:蘇葉)や種子を乾燥させたもの(生薬名:紫蘇子)などを利用することができる。
本発明に用いるオウレンはキンポウゲ科に属し、オウレン(学名:Coptis japonica)又はその他同属植物であり、北海道西南部から本州、四国に分布する林床植物であり、その根茎を乾燥したもの(生薬名:黄連)などを利用することができる。
本発明に用いるコガネバナはシソ科に属し、学名:Scutellaria baicalensis Georgiであり、中国北部からシベリア、日本では群馬県や奈良県で栽培される、多年生草本である。根を乾燥したもの(生薬名:黄ごん)などを利用することができる。また、黄ごんとして流通する同属植物を用いてもよい。
本発明に用いるキハダはミカン科に属し、キハダ(学名:Phellodendron amurense Ruprecht)又はその他同属植物であり、アムール川、中国北部、日本列島に広く分布する落葉高木である。周皮を除いた樹皮を乾燥したもの(生薬名:黄柏)などを利用することができる。
本発明に用いるクワはクワ科に属し、マグワ(学名:Morus alba L.)又はその他同属植物であり、アムール川、中国原産の落葉高木である。根皮を乾燥させたもの(生薬名:桑白皮)などを利用することができる。
本発明に用いるボタンはボタン科に属し、学名:Paeonia suffruticosa Andrews Paeoniaであり、中国西北部原産の落葉性低木である。根皮を乾燥したもの(生薬名:牡丹皮)などを利用することができる。
本発明に用いるシャクヤクはボタン科に属し、シャクヤク(学名:Paeonia lactiflora Pallas)又はその近縁植物であり、中国東北部、東シベリア、朝鮮半島に分布する多年生草本である。根を乾燥させたもの(生薬名:芍薬)などを利用することができる。
本発明に用いるチンピはミカン科に属し、ウンシュウミカン(学名:Citrus unshiu Marcov)又はその近縁植物であり、果実の皮を乾燥したもの(生薬名:陳皮)などを利用することができる。
本発明に用いるムクロジはムクロジ科に属し、学名:Sapindus mukorossi Gaertnであり、日本、台湾、中国、インド、ネパールに分布する落葉性高木である。果皮を乾燥させたもの(生薬名:延命皮)などを利用することができる。
本発明に用いるチョウジはフトモモ科に属し、学名:Syzygium aromaticum Merrill et Perryであり、日本、台湾、中国、インド、ネパールに分布する落葉性高木であり、花蕾を乾燥したもの(生薬名:丁字)などを利用することができる。
本発明に用いるダイズはマメ科に属し、学名:Glycine max Merrillであり、中国原産の一年草である。胃腸を整え、鬱血散らす効果をもつとして、古くから用いられている。種子または種子から抽出したDaidzinなどのイソフラボン類などを利用することができる。
本発明に用いる三七人参は、ウコギ科ニンジン属に属し、サンシチニンジン(学名:Panax notoginseng)の根を乾燥したもの(生薬名:三七人参)などを利用することができる。
本発明に用いるジオウは、ゴマノハグサ科ジオウ属に属し、学名:Rehmannia glutinosa(Gearth.)Liboschの植物である。中国原産の多年草であり、その根茎を乾燥したもの(生薬名:地黄)などを利用することができる。
本発明に用いるショウキョウは、ショウガ科ショウガ属に属し、学名:Zingiber officinale Roscoeの植物である。日本、中国を初め広い地域で栽培されている多年草植物であり、その根茎を乾燥したもの(生薬名:生姜)などを用いることができる。
また、本発明で使用する抽出物は、例えば、植物を抽出溶媒と共に浸漬または加熱した後、濾過し、必要ならば濃縮して得られる。抽出溶媒としては、例えば、水、低級1価アルコール類(メタノール、エタノール、1−プロパノール、2−プロパノール、1−ブタノール、2−ブタノール等)、液状多価アルコール(1,3−ブチレングリコール、プロピレングリコール等)、炭化水素(ヘキサン、ペンタン等)、ケトン類(アセトン、メチルエチルケトン等)、エーテル類(エチルエーテル、テトラヒドロフラン、プロピルエーテル等)、アセトニトリル等があげられる。これらの溶媒は単独で用いても2種以上を混合して用いてもよい。好ましくは、水あるいは水溶性溶媒(水と任意の割合で混合可能な溶媒。例えば、エタノール、1,3−ブチレングリコール、プロピレングリコール等)のうち1種または2種以上の溶媒を用いるのがよい。抽出物はそのまま用いてもよいし、溶媒を一部、または全部留去して用いてもよい。
本発明の抽出物は、そのまま使用しても良く、効果を損なわない範囲内で、通常の外用剤に用いられる成分である油脂類、ロウ類、炭化水素類、脂肪酸類、アルコール類、エステル類、界面活性剤、金属石鹸、pH調整剤、防腐剤、香料、保湿剤、粉体、紫外線吸収剤、増粘剤、色素、酸化防止剤、美白剤、キレート剤等の成分を配合することもできる。
本発明を応用する剤型としては、例えば、化粧水、クリーム、乳液、ゲル剤、エアゾール剤、軟膏、パップ剤、ペースト剤、プラスター剤、エッセンス、パック、洗浄剤、浴用剤等が挙げられる。
本発明に用いる抽出物の配合量は特に限定されないが、乾燥物として0.0001〜75重量%の範囲が好ましく、さらに好ましくは0.001〜30重量%である。0.0001重量%以下では効果が低く、また75重量%を超えても効果に大きな増強はみられにくく、効率的でない。また、添加の方法については、予め加えておいても製造途中で添加しても良く、作業性を考えて適宜選択すれば良い。
本発明のグルタチオンレダクターゼ活性増強剤と、NMF産生促進剤及びセラミド合成促進剤から選ばれる一種又は二種の促進剤と、さらに血流促進剤とを含有することを特徴とする皮膚外用剤は、還元型グルタチオン量を増加させて抗酸化力を高め、さらに皮膚の細胞機能の増強することにより、細胞機能の低下により生じるメラニンの沈着を予防に優れた効果を発揮した。
次に本発明を詳細に説明するため、実施例として本発明に用いる抽出物の製造例、処方例及び実験例を挙げるが、本発明はこれに限定されるものではない。実施例に示す配合量は重量%を示す。
製造例1 メハジキのエタノール抽出物
益母草100gに900mLの30%エタノールを加え、常温で7日間抽出した後、濾過し、その濾液を濃縮乾固して、メハジキのエタノール抽出物を7.5g得た。
製造例2 サイシンのエタノール抽出物
細辛100gに900mLの30%エタノールを加え、常温で7日間抽出した後、濾過し、その濾液を濃縮乾固して、サイシンのエタノール抽出物を4.9g得た。
製造例3 カンゾウのエタノール抽出物
甘草100gに900mLの30%エタノールを加え、常温で7日間抽出した後、濾過し、その濾液を濃縮乾固して、カンゾウのエタノール抽出物を6.0g得た。
製造例4 エゾウコギのエタノール抽出物
エゾウコギの根皮の乾燥物100gに900mLの30%エタノールを加え、常温で7日間抽出した後、濾過し、その濾液を濃縮乾固して、エゾウコギのエタノール抽出物を6.0g得た。
製造例5 コメのエタノール抽出物
米ヌカの乾燥物100gに900mLの30%エタノールを加え、常温で7日間抽出した後、濾過し、その濾液を濃縮乾固して、コメのエタノール抽出物を7.5g得た。
製造例6 センキュウのエタノール抽出物
川きゅう100gに900mLの30%エタノールを加え、常温で7日間抽出した後、濾過し、その濾液を濃縮乾固して、センキュウのエタノール抽出物を6.3g得た。
製造例7 ユリのエタノール抽出物
マドンナリリーの球根の乾燥物100gに900mLの30%エタノールを加え、常温で7日間抽出した後、濾過し、その濾液を濃縮乾固して、ユリのエタノール抽出物を5.4g得た。
製造例8 アンズのエタノール抽出物
杏仁100gに900mLの30%エタノールを加え、常温で7日間抽出した後、濾過し、その濾液を濃縮乾固して、アンズのエタノール抽出物を5.3g得た。
製造例9 スイカズラの熱水抽出物
忍冬100gに精製水2Lを加え、95〜100℃で2時間抽出した後、濾過し、その濾液を濃縮し、凍結乾燥してスイカズラの熱水抽出物を2.9g得た。
製造例10 トウキのエタノール抽出物
当帰100gに900mLの30%エタノールを加え、常温で7日間抽出した後、濾過し、その濾液を濃縮乾固して、トウキのエタノール抽出物を5.5g得た。
製造例11 ハトムギのエタノール抽出物
ヨクイニン100gに900mLの30%エタノールを加え、常温で7日間抽出した後、濾過し、その濾液を濃縮乾固して、ハトムギのエタノール抽出物を5.7g得た。
製造例12 モモの熱水抽出物
桃仁20gに400mLの精製水を加え、95〜100℃で2時間抽出した後、濾過し、その濾液を濃縮し、凍結乾燥してモモの熱水抽出物を1.9g得た。
製造例13 テンチャのエタノール抽出物
甜茶100gに900mLの30%エタノールを加え、常温で7日間抽出した後、濾過し、その濾液を濃縮乾固して、テンチャのエタノール抽出物を4.5g得た。
製造例14 シロキクラゲの熱水抽出物
シロキクラゲの子実体の乾燥物20gに2Lの精製水を加え、95〜100℃で2時間抽出した後、濾過し、その濾液を濃縮し、凍結乾燥してシロキクラゲの熱水抽出物を1.5g得た。
製造例15 クズのエタノール抽出物
葛根100gに30%エタノール900mLを加え、常温で7日間抽出した後、濾過し、その濾液を濃縮乾固して、クズのエタノール抽出物を4.2g得た。
製造例16 ユキノシタの熱水抽出物
ユキノシタの全草の乾燥物25gに精製水800mLを加え、95〜100℃で2時間抽出した後、濾過し、その濾液を濃縮し、凍結乾燥してユキノシタの熱水抽出物を3.2g得た。
製造例17 ラフマのエタノール抽出物
ラフマの葉および茎の乾燥物100gに30%エタノール900mLを加え、常温で7日間抽出した後、濾過し、その濾液を濃縮乾固してラフマのエタノール抽出物を4.5g得た。
製造例18 サンザシの50%1,3−ブチレングリコール水溶液抽出物
山査子20gに精製水200mLおよび1,3−ブチレングリコール200mLを加え、常温で7日間抽出した後、濾過し、サンザシの50%1,3−ブチレングリコール抽出物を330g得た。
製造例19 イザヨイバラのエタノール抽出物
刺梨100gに30%エタノール900mLを加え、常温で7日間抽出した後、濾過し、その濾液を濃縮乾固し、イザヨイバラのエタノール抽出物を6.7g得た。
製造例20 ナツメのエタノール抽出物
大棗100gにエタノール1Lを加え、常温で7日間抽出した後、濾過し、その濾液を濃縮乾固し、ナツメのエタノール抽出物を5.9g得た。
製造例21 シソのエタノール抽出物
シソの葉の乾燥物50gに30%エタノール900mLを加え、常温で7日間抽出した後、濾過し、その濾液を濃縮乾固し、シソのエタノール抽出物を9.8g得た。
製造例22 オウレンの熱水抽出物
黄連100gに精製水2Lを加え、95〜100℃で2時間抽出した後、濾過し、その濾液を濃縮し、凍結乾燥してオウレンの熱水抽出物を4.5g得た。
製造例23 コガネバナの50%1,3−ブチレングリコール水溶液抽出物
コガネバナの葉および茎の乾燥物20gに精製水200mLおよび1,3−ブチレングリコール200mLを加え、常温で7日間抽出した後、濾過し、コガネバナの50%1,3−ブチレングリコール抽出物を320g得た。
製造例24 キハダの熱水抽出物
キハダの根の乾燥物100gに精製水2Lを加え、95〜100℃で2時間抽出した後、濾過し、その濾液を濃縮し、凍結乾燥してキハダの熱水抽出物を3.9g得た。
製造例25 クワのエタノール抽出物
桑白皮100gに30%エタノール900mLを加え、常温で7日間抽出した後、濾過し、その濾液を濃縮乾固し、クワのエタノール抽出物を5.1g得た。
製造例26 ボタンの50%1,3−ブチレングリコール水溶液抽出物
牡丹皮20gに精製水200mLおよび1,3−ブチレングリコール200mLを加え、常温で7日間抽出した後、濾過し、ボタンの50%1,3−ブチレングリコール抽出物を370g得た。
製造例27 シャクヤクの熱水抽出物
芍薬100gに精製水2Lを加え、95〜100℃で2時間抽出した後、濾過し、その濾液を濃縮し、凍結乾燥してシャクヤクの熱水抽出物を3.9g得た。
製造例28 チンピのエタノール抽出物
陳皮100gに30%エタノール900mLを加え、常温で7日間抽出した後、濾過し、その濾液を濃縮乾固し、チンピのエタノール抽出物を4.5g得た。
製造例29 ムクロジのエタノール抽出物
ムクロジ果皮の乾燥物100gに30%エタノール900mLを加え、常温で7日間抽出した後、濾過し、その濾液を濃縮乾固し、ムクロジのエタノール抽出物を4.4g得た。
製造例30 チョウジの熱水抽出物
丁字100gに精製水2Lを加え、95〜100℃で2時間抽出した後、濾過し、その濾液を濃縮し、凍結乾燥してチョウジの熱水抽出物を5.2g得た。
製造例31 ダイズの熱水抽出物
ダイズの種子100gに精製水2Lを加え、95〜100℃で2時間抽出した後、濾過し、その濾液を濃縮し、凍結乾燥してダイズの熱水抽出物を5.0g得た。
製造例32 三七人参のエタノール抽出物
サンシチニンジンの根の乾燥物100gに900mLの30%エタノールを加え、常温で7日間抽出した後、濾過し、その濾液を濃縮乾固して、三七人参のエタノール抽出物を8.9g得た。
製造例33 ジオウの熱水抽出物
地黄100gに精製水2Lを加え、95〜100℃で2時間抽出した後、濾過し、その濾液を濃縮し、凍結乾燥してジオウの熱水抽出物を9.2g得た。
製造例34 ショウキョウの熱水抽出物
生姜100gに精製水2Lを加え、95〜100℃で2時間抽出した後、濾過し、その濾液を濃縮し、凍結乾燥してショウキョウの熱水抽出物を8.7g得た。
次に、本発明に係る実施例の処方例を示す。
処方例1 クリーム1
処方 配合量(重量%)
1.メハジキのエタノール抽出物(製造例1) 0.2
2.スイカズラの熱水抽出物(製造例9) 0.1
3.ラフマのエタノール抽出物(製造例17) 0.1
4.三七人参のエタノール抽出物(製造例32) 0.1
5.スクワラン 5.5
6.オリーブ油 3.0
7.ステアリン酸 2.0
8.ミツロウ 2.0
9.ポリオキシエチレンセチルエーテル(20E.O.) 3.0
10.ミリスチン酸オクチルドデシル 3.5
11.ベヘニルアルコール 1.5
12.モノステアリン酸グリセリン 2.5
13.香料 0.1
14.1,3−ブチレングリコール 8.5
15.パラオキシ安息香酸エチル 0.05
16.パラオキシ安息香酸メチル 0.2
17.精製水 67.65
[製造方法]成分5〜12を加熱して混合し、70℃に保ち油相とする。成分1〜4及び成分14〜17を加熱溶解して混合し、75℃に保ち水相とする。油相に水相を加えて乳化して、かき混ぜながら冷却し、45℃で成分13を加え、更に30℃まで冷却して製品とする。
処方例2 クリーム2
処方例1において、スイカズラの熱水抽出物をサイシンのエタノール抽出物(製造例2)に、三七人参のエタノール抽出物をセンキュウのエタノール抽出物(製造例6)に置き換えたものをクリーム2とした。
処方例3 クリーム3
処方例1において、メハジキのエタノール抽出物をカンゾウのエタノール抽出物(製造例3)に、スイカズラの熱水抽出物をセンキュウのエタノール抽出物(製造例6)に、ラフマのエタノール抽出物をトウキのエタノール抽出物(製造例10)に、三七人参のエタノール抽出物をイザヨイバラのエタノール抽出物(製造例19)置き換えたものをクリーム3とした。
処方例4 クリーム4
処方例1において、メハジキのエタノール抽出物をセンキュウのエタノール抽出物(製造例6)に、スイカズラの熱水抽出物をアンズのエタノール抽出物(製造例8)に、ラフマのエタノール抽出物をイザヨイバラの熱水抽出物(製造例19)に置き換えたものをクリーム4とした。
処方例5 クリーム5
処方例1において、メハジキのエタノール抽出物をエゾウコギのエタノール抽出物(製造例4)に、スイカズラの熱水抽出物をボタンの50%1,3−ブチレングリコール水溶液抽出物(製造例26)に、ラフマのエタノール抽出物と三七人参のエタノール抽出物を精製水に置き換えたものをクリーム5とした。
処方例6 クリーム6
処方例1において、メハジキのエタノール抽出物をサイシンのエタノール抽出物(製造例2)に、スイカズラの熱水抽出物をモモの熱水抽出物(製造例12)に、ラフマのエタノール抽出物をサンザシの50%1,3−ブチレングリコール水溶液抽出物(製造例18)に、三七人参のエタノール抽出物をクワのエタノール抽出物(製造例25)に置き換えたものをクリーム6とした。
処方例7 クリーム7
処方例1において、メハジキのエタノール抽出物をコメのエタノール抽出物(製造例5)に、スイカズラの熱水抽出物をテンチャのエタノール抽出物(製造例13)に、ラフマのエタノール抽出物をユキノシタの熱水抽出物(製造例16)に、三七人参のエタノール抽出物を精製水に置き換えたものをクリーム7とした。
処方例8 クリーム8
処方例1において、メハジキのエタノール抽出物をエゾウコギのエタノール抽出物(製造例4)に、スイカズラの熱水抽出物をアンズのエタノール抽出物(製造例8)に、ラフマのエタノール抽出物をナツメのエタノール抽出物(製造例20)に、三七人参のエタノール抽出物をチンピのエタノール抽出物(製造例28)に置き換えたものをクリーム8とした。
処方例9 クリーム9
処方例1において、メハジキのエタノール抽出物をユリのエタノール抽出物(製造例7)に、ラフマのエタノール抽出物をシソのエタノール抽出物(製造例21)に、三七人参のエタノール抽出物をムクロジのエタノール抽出物(製造例29)に、スイカズラの熱水抽出物を精製水に置き換えたものをクリーム9とした。
比較例1 従来のクリーム
処方例1において、成分1〜4を精製水に置き換えたものを従来のクリームとした。
比較例2 グルタチオンレダクターゼ活性増強剤のみ配合のクリーム
処方例1において、成分1をエゾウコギのエタノール抽出物(製造例4)に、成分2〜4を精製水に置き換えたものをグルタチオンレダクターゼ活性増強剤のみ配合のクリームとした。
処方例10 化粧水
処方 配合量(重量%)
1.カンゾウのエタノール抽出物(製造例3) 0.1
2.アンズのエタノール抽出物(製造例8) 0.1
3.ショウキョウの熱水抽出物(製造例34) 0.1
4.1,3−ブチレングリコール 8.0
5.グリセリン 2.0
6.キサンタンガム 0.02
7.クエン酸 0.01
8.クエン酸ナトリウム 0.1
9.エタノール 4.9
10.パラオキシ安息香酸メチル 0.1
11.ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(40E.O.) 0.1
12.香料 0.1
13.精製水 84.37
[製造方法]成分4〜8及び13と、成分1〜3及び9〜12をそれぞれ均一に溶解し、両者を混合し濾過して製品とする。
処方例11 乳液
処方 配合量(重量%)
1.サイシンのエタノール抽出物(製造例2) 0.05
2.スイカズラの熱水抽出物(製造例9) 0.05
3.キハダの熱水抽出物(製造例24) 0.05
4.スクワラン 5.0
5.オリーブ油 5.0
6.ホホバ油 5.0
7.セタノール 1.5
8.モノステアリン酸グリセリン 2.0
9.ポリオキシエチレンセチルエーテル(20E.O.) 3.0
10.ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート 2.0
11.香料 0.1
12.プロピレングリコール 1.0
13.グリセリン 2.0
14.パラオキシ安息香酸メチル 0.2
15.精製水 73.05
[製造方法]成分4〜10を加熱溶解して混合し、70℃に保ち油相とする。成分1〜3及び12〜15を加熱溶解して混合し、75℃に保ち水相とする。油相に水相を加えて乳化して、かき混ぜながら冷却し、45℃で成分11を加え、更に30℃まで冷却して製品とする。
処方例12 軟膏
処方 配合量(重量%)
1.センキュウのエタノール抽出物(製造例6) 0.1
2.シロキクラゲの熱水抽出物(製造例14) 0.2
3.三七人参のエタノール抽出物(製造例32) 0.2
4.ポリオキシエチレンセチルエーテル(30E.O.) 2.0
5.モノステアリン酸グリセリン 10.0
6.流動パラフィン 5.0
7.セタノール 6.0
8.パラオキシ安息香酸メチル 0.1
9.プロピレングリコール 11.0
10.精製水 65.4
[製造方法]成分4〜7を加熱溶解して混合し、70℃に保ち油相とする。成分1〜3及び8〜10を加熱溶解して混合し、75℃に保ち水相とする。油相に水相を加えて乳化して、かき混ぜながら30℃まで冷却して製品とする。
処方例13 浴用剤
処方 配合量(重量%)
1.メハジキのエタノール抽出物(製造例1) 2.0
2.トウキのエタノール抽出物(製造例10) 1.0
3.ラフマのエタノール抽出物(製造例17) 2.0
4.炭酸水素ナトリウム 50.0
5.黄色202号(1) 0.05
6.香料 0.25
7.無水硫酸ナトリウム 44.7
[製造方法]成分1〜7を均一に混合し製品とする。
次に、本発明の効果を詳細に説明するため、実験例をあげる。
実験例1 モルモット皮膚紫外線惹起色素沈着に対する消退効果の評価
(試験方法)褐色モルモット(各10匹)の背部を剃毛し、UV−B領域の紫外線を最小紅斑量(MED)を1日1回、2日おきに計4回照射し、色素沈着を誘導した。この色素沈着部位に1日2回、4週間にわたり、実施例1〜9のクリーム及び比較例1〜2のクリームを連続塗布することにより、色素沈着に対する消退効果を試験した。評価は、目視評価により以下の評価基準に従って行った。
(評価基準)
[評 価] [状 態]
優 : 色素沈着が全く認められない。
良 : ごくわずかに色素沈着が認められる。
可 : 色素沈着は認められるが、非照射部との境目は不明瞭。
不可 : 色素沈着が認められ、非照射部との境目は明らか。
上記評価基準に従い、それぞれの評価点が良以上であるモルモットが10匹中何匹いたかを数え、以下の判定基準に従って判定した。その結果を表1に示す。
(判定基準)
[判 定] [内 訳]
著 効 : 10匹中、評価が良以上のモルモット数が8匹以上である。
有 効 : 10匹中、評価が良以上のモルモット数が6匹〜7匹である。
やや有効 : 10匹中、評価が良以上のモルモット数が4匹〜5匹である。
無 効 : 10匹中、評価が良以上のモルモット数が3匹以下である。
Figure 2006206513
実験例2 使用試験
処方例1〜9のクリーム及び比較例1〜2のクリームを用いて、シミに悩む女性30人(20〜45才)を対象に6ヶ月間の使用試験を行った。使用後、シミの改善についてのアンケート調査を行って、皮膚性状の改善効果を判定した。アンケートの評価基準は、有効なものを「優」、やや有効なものを「良」、わずかに有効なものを「可」、無効なものを「不可」として評価した。
これらの結果を表2に示した。処方例1〜9のグルタチオンレダクターゼ活性増強剤と、NMF産生促進剤、セラミド合成促進剤及び血流促進剤から選ばれる一種以上の促進剤とを含む皮膚外用剤は優れたシミの改善効果を示した。なお、試験期間中皮膚トラブルは一人もなく、安全性においても問題なかった。
Figure 2006206513
処方例10〜13の化粧水、乳液、軟膏、浴用剤使用試験を行ったところ、いずれも安全で優れたしわ、シミの改善効果を示した。
本発明の活用例として、化粧品または医薬部外品のどちらにも用いることができる。その剤型としては、化粧水、クリーム、乳液、ゲル剤、エアゾール剤、軟膏、パップ剤、ペースト剤、プラスター剤、エッセンス、パック、洗浄剤、浴用剤、液剤(チンキ剤、流エキス剤、酒精剤、懸濁剤、リモナーデ剤などを含む)等が挙げられ、皮膚細胞機能の低下に由来する細胞への色素沈着の改善効果が得られる。

Claims (7)

  1. (A)グルタチオンレダクターゼ活性増強剤と(B)NMF産生促進剤、及びセラミド合成促進剤から選ばれる一種又は二種の促進剤を含有することを特徴とする皮膚外用剤。
  2. さらに(C)血流促進剤を含有することを特徴とする請求項1記載の皮膚外用剤。
  3. グルタチオンレダクターゼ活性増強剤がメハジキ、サイシン、カンゾウ、エゾウコギ、コメ、センキュウ、及びユリから選ばれる一種又は二種以上の抽出物であることを特徴とする請求項1又は2記載の皮膚外用剤。
  4. NMF産生促進剤がメハジキ、アンズ、スイカズラ、サイシン、トウキ、ハトムギ、モモ、テンチャ、及びシロキクラゲから選ばれる一種又は二種以上の抽出物であることを特徴とする請求項1〜3記載の皮膚外用剤。
  5. セラミド合成促進剤がコメ、クズ、アンズ、スイカズラ、ユキノシタ、テンチャ、ラフマ、サンザシ、イザヨイバラ、エゾウコギ、ナツメ、シソ、オウレン、サイシン、コガネバナ、キハダ、クワ、ボタン、シャクヤク、チンピ、ムクロジ、チョウジ、ユリ及びダイズから選ばれる一種又は二種以上の抽出物であることを特徴とする請求項1〜4記載の皮膚外用剤。
  6. 血流促進剤が三七人参、甘草、センキュウ、トウキ、ジオウ、シャクヤク及びショウキョウから選ばれる一種又は二種以上の抽出物であることを特徴とする請求項2〜5記載の皮膚外用剤。
  7. 皮膚外用剤が、美白化粧料である請求項1〜6記載の皮膚外用剤。


























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