JP2006206100A - ゲル状食品用容器 - Google Patents

ゲル状食品用容器 Download PDF

Info

Publication number
JP2006206100A
JP2006206100A JP2005020156A JP2005020156A JP2006206100A JP 2006206100 A JP2006206100 A JP 2006206100A JP 2005020156 A JP2005020156 A JP 2005020156A JP 2005020156 A JP2005020156 A JP 2005020156A JP 2006206100 A JP2006206100 A JP 2006206100A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
food
container
gel
sauce
gel food
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005020156A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4464839B2 (ja
Inventor
Hiroshi Mizushima
水嶋  博
Shigeo Iizuka
茂雄 飯塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Original Assignee
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yoshino Kogyosho Co Ltd filed Critical Yoshino Kogyosho Co Ltd
Priority to JP2005020156A priority Critical patent/JP4464839B2/ja
Publication of JP2006206100A publication Critical patent/JP2006206100A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4464839B2 publication Critical patent/JP4464839B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)

Abstract

【課題】 ゲル状食品の側周部にも流れたソースが保持され、食べる際に、全体にソースが付着することによって、全体的に味が変わらないゲル状食品用容器を提供すること。
【解決手段】 ゲル状食品用容器として、容器を倒立し、開口より収納物の形を保持して取り出すゲル状食品用容器において、容器の胴壁部に、全周にわたって段部を設けたことを特徴し、胴壁部の段部が、凸部と凹部により形成されていることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ゲル状食品とソースとからなる食品を収納する容器に関するものである。
容器を倒立させ、容器の底部に設けられた突起部を倒すことにより、上部にソースが載ったプリンなどのゲル状食品を容器内から形を保持して取り出せる容器は、従来より知られている(例えば、特許文献1参照)。
実開昭48−62248号公報
しかしながら、上記特許文献記載の従来技術の容器では、皿にゲル状食品を盛りつける際、容器の底部に充填したソースがゲル状食品の上部に保持され、ゲル状食品の下部にソースが付着せず、ゲル状食品を食べるときに上部と下部とでは味が変わるという問題があった。
また、ソースの粘度を低くして、ソースがゲル状食品の上部からある程度流れ落ちるようにしても、時間がたてば、ソースが皿に流れ落ちてしまい、ゲル状食品の上部と下部にはソースが付着するが、側周部には付着せず、やはり味が変わるという問題があった。
本発明は、上記の問題点を解決することを課題とし、ゲル状食品の側周部にも流れたソースが保持され、食べる際に、全体にソースが付着することによって、全体的に味が変わらないゲル状食品用容器を提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するため、ゲル状食品用容器として、容器を倒立し、開口より収納物の形を保持して取り出すゲル状食品用容器において、容器の胴壁部に、全周にわたって段部を設けたことを特徴とする構成を採用する。
容器の胴壁部の段部の具体的実施態様として、容器の胴壁部の段部が、凸部と凹部により形成されていることを特徴とする構成を採用する。
収納物の実施例として、収納物が、ゲル状食品と、該ゲル状食品の上にかけられるソースとの二層からなる食品であることを特徴とする構成を採用する。
ゲル状食品が、容器の胴壁部の段部により、ゲル状食品の側周部に段状の液溜り部が形成され、該液溜り部によりソースが保持されることを特徴とする。
本発明のゲル状食品用容器は、容器の胴壁部に任意の数の段部を設けることによって、ゲル状食品の側面に任意の数の液溜り部が形成され、ゲル状食品を皿などに盛りつけた際、ゲル状食品の最上面のソースが、次々と液溜り部に流れ落ち、溜り、溢れ落ちることで、ゲル状食品の側周部にも流れたソースが保持され、食品の全体にソースが付着し、食べる際に、全体的に味が変わらないゲル状食品が簡単にできるゲル状食品用容器となった。
また、ゲル状食品の側面にソースの溜り部が段状にできるので、変化に富んだ装飾をゲル状食品に施すことが簡単にできるようになった。
次に、本発明のゲル状食品用容器について図面を参照して説明する。
図1において、Aは容器本体、Bは容器本体Aの開口に貼着され、閉蓋となる蓋シール、Fは容器本体Aに充填される食品である。
食品Fは、容器本体Aへの充填時には、流動性のある液状の食品Fa1であるが、加熱または冷却により凝固するゲル状の食品F1と、流動性のあるソースF2との二層からなっている。
容器本体Aは、底部1と、底部1の周縁より立設する胴壁部2とからなり、合成樹脂により成形されている。
底部1は、底壁5と、底壁5の周縁に垂設される筒状足6とからなり、底壁5の適所には弱化部7を介して小棒8が立設されている。
胴壁部2には、図1に示すように、容器本体Aの上端開口をシールする蓋シールBを貼着するフランジ10が設けられ、側壁には、上下二つの段部11が設けられている。
段部11は、図1、2に示すように、その内側に突部11aが形成され、突部11aと側壁との間は凹部11bとなり、その断面は波形となっている。
次に、本実施形態のゲル状食品用容器の使用態様と作用効果について説明する。
食品を収納した容器は、容器本体Aの開口より、液状の食品Fa1、およびソースF2を適量容器本体A内に充填し、次に、加熱、または、冷却することにより、容器本体A内でゲル状の食品F1を上層に、ソースF2を下層とした二層に分かれた食品Fを収納した容器を得ることができる。
次に、容器の作用効果について説明する。
まず、食品Fを食するときには、容器の蓋シール部Bを容器本体Aのフランジ10より外して開蓋し、容器本体Aを倒立させ、開口を下にして皿Pなどの上面に伏せる。
その際、食品Fは、容器本体A内方に密着しているので、容器本体Aから落下しない。
次に、容器本体Aの底部1の底壁5に設けられた小棒8を倒すと、弱化部7が切断され、底壁5に空気孔が設けられる。
底壁5に空気孔が設けられたことで、容器本体Aの底壁5と食品Fの頂部との間に空気が入り、容器本体Aと食品Fとの密着状態が解かれ、食品Fは自重により容器本体Aから落下し、上方にソースF2を載せた食品Fが、皿Pなどの上面に盛りつけられることとなる。
食品Fのゲル状の食品F1の側周部には、凝固の際、容器本体Aの胴壁部2に設けられた二つの段部11により、図2に示すように、突部11aから形成される溜り部15aと、凹部11bから形成される周縁15bとによって波形の液溜り部15が、段状に上下二つ形成される。
一方、食品FのソースF2は流動性があるので、図3に示すように、ゲル状の食品F1の最上面より流れ落ち、まず、上部の液溜り部15の溜り部15aに一定量溜る。
次に、ソースF2は、上部の液溜り部15の周縁15bから溢れて流れ落ち、下部の液溜り部15に一定量溜り、さらに溢れて流れ落ち、最後は皿Pなどの上面に溜る。
それによって、ゲル状の食品F1の最上面と、上下二つの液溜り部15と、皿Pなどの上面に、ソースF2が保持される食品Fとなる。
ソ−スF2が、ゲル状の食品F1の最上面と、上下二つの液溜り部15と、皿Pなどの上面に保持されることで、食品Fを食する際、食品Fのどこをスプーンなどですくっても、ゲル状の食品F1にソースF2が絡み、最後まで味が変わらなくなる。
また、ソースF2が段状に保持されるので、食品Fの装飾としても、従来にないものとなる。
前記実施形態では、容器本体A内にゲル状の食品F1とソースF2を充填したが、本発明の容器にゲル状の食品F1のみを充填した後、製品として加工し、ゲル状の食品F1を皿などに盛りつけた後に、上方から別の容器に収納したソースF2をかけても、実施形態と同様の作用効果を発揮できる。
前記実施形態の容器では、容器本体Aの胴壁部2に段部11を二つ形成することで、食品Fに二つの液溜り部15を形成させたが、容器本体Aの胴壁部2に段部11を複数個形成し、食品Fに液溜り部15を複数個形成させると、ゲル状の食品F1にソースF2を更に絡められ、かつ、食品Fの装飾も複雑なものとすることができるので、容器本体の胴壁部に設ける段部の数は、前記実施形態に限定されない。
前記実施形態の容器では、容器本体Aの胴壁部2に段部11を突部11aと凹部11bにより一つの波形を形成したが、突部と凹部の数を増やすことで複数の波形を形成し、食品Fの側周部の液溜り部15に何重もの溜り部15aを形成することで、何重ものソースF2の装飾を施すこともできる。
また、段部11の凹部11bに小突部を適所に配設する(図示しない)ことで、食品Fの液溜り部15の周縁15bに液流路となる凹部(図示しない)が設けられ、ソースF2が液流路から流れ落ちやすくすることで、液溜り部から次の液溜り部までの間に、ソースF2による装飾を施したりすることもできるので、容器本体の段部の形状は、前記実施形態に限定されない。
本発明の容器は、プリン、ババロア、レアチーズケーキ、ヨーグルトなどの乳製品の他、ゼリーなど、ゲル状の食品F1と、それにあわせて、カラメルソース、クリームなどの乳製品、ジャムの果肉ソースなど、ソースF2とを収納した食品用容器として利用することができる。
本発明のゲル状食品用容器は、容器の胴壁部に複数の段部を設けたことで、ゲル状食品の側面に複数の液溜り部が形成されるとともに、容器を倒立させ、ゲル状食品を皿などに盛りつけた際、ソースがゲル状食品の側周部にも付着し、食べる際に、最後までソースをゲル状食品に絡めて食べられ、また、ソースによる装飾的効果のあるものが簡単にできるようになった。
また、ゲル状食品として、加熱または冷却により凝固するものに使用できるので、プリン、ババロア、レアチーズケーキ、ヨーグルトなどの乳製品、ゼリーなどの他、茶碗蒸し、卵豆腐などの卵製品の容器としても幅広く利用することができる。
本発明のゲル状食品用容器の一部断面立面図である。 食品を収納した容器の段部の説明図である ゲル状食品の取出し時の斜視図である。
符号の説明
A 容器本体
B 蓋シール部
F 食品
F1 ゲル状の食品
Fa1 液状の食品
F2 ソース
P 皿
1 底部
2 胴壁部
5 底壁
6 筒状足
7 弱化部
8 小棒
10 フランジ
11 段部
11a 突部
11b 凹部
15 液溜り部
15a 溜り部
15b 周縁

Claims (4)

  1. 容器を倒立し、開口より収納物の形を保持して取り出すゲル状食品用容器において、
    容器の胴壁部に、全周にわたって段部を設けたことを特徴とするゲル状食品用容器。
  2. 容器の胴壁部の段部が、凸部と凹部により形成されていることを特徴とする請求項1記載のゲル状食品用容器。
  3. 収納物が、ゲル状食品と、該ゲル状食品の上にかけられるソースとの二層からなる食品であることを特徴とする請求項1、2記載のゲル状食品用容器。
  4. 請求項1、2記載の容器の胴壁部の段部により、ゲル状食品の側周部に段状の液溜り部が形成され、該液溜り部によりソースが保持されることを特徴とするゲル状食品。
JP2005020156A 2005-01-27 2005-01-27 ゲル状食品用容器 Expired - Fee Related JP4464839B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005020156A JP4464839B2 (ja) 2005-01-27 2005-01-27 ゲル状食品用容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005020156A JP4464839B2 (ja) 2005-01-27 2005-01-27 ゲル状食品用容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006206100A true JP2006206100A (ja) 2006-08-10
JP4464839B2 JP4464839B2 (ja) 2010-05-19

Family

ID=36963376

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005020156A Expired - Fee Related JP4464839B2 (ja) 2005-01-27 2005-01-27 ゲル状食品用容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4464839B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP4464839B2 (ja) 2010-05-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US2355559A (en) Cover for containers
JPH05201486A (ja) 食品容器
AU2006268041B2 (en) A package for foodstuff products
WO2017029537A1 (en) Drinking vessel products
JP2009137607A (ja) 二重ガラス容器とその製造方法
US20200140186A1 (en) Ground coffee drip bag
CN109068869A (zh) 具有剥离盖的一次性小酒杯
JP4464839B2 (ja) ゲル状食品用容器
CN204763994U (zh) 用于化妆品的基底以及包括这种基底的用于化妆品的包装
BRPI0922126B1 (pt) recipiente com tampa articulada
JP5364388B2 (ja) 飲食品容器および飲食品包装体
US20050003049A1 (en) Wrapped food product
CN109592884B (zh) 玻璃瓶加工工艺
CN103079963A (zh) 用于冰激凌的包装
JP2007022556A (ja) カップ状容器
CN109398861B (zh) 一种玻璃酒瓶
CN109689512A (zh) 饮料容器
JPS63619Y2 (ja)
JP3081452U (ja) 包装用容器
JP3091023U (ja) 多層式容器
JPS594946Y2 (ja) 開口装置を備えた密封容器
JP3083635U (ja) コップ付きペットボトル
JP2004352328A (ja) 包装容器
JPH04672Y2 (ja)
JPH0320281Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070731

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090515

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090526

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090724

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091110

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091224

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100216

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100219

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130226

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4464839

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130226

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140226

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees