JP2006205841A - 船舶 - Google Patents

船舶 Download PDF

Info

Publication number
JP2006205841A
JP2006205841A JP2005018914A JP2005018914A JP2006205841A JP 2006205841 A JP2006205841 A JP 2006205841A JP 2005018914 A JP2005018914 A JP 2005018914A JP 2005018914 A JP2005018914 A JP 2005018914A JP 2006205841 A JP2006205841 A JP 2006205841A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ship
fender
covering material
cushioning material
solid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005018914A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Horii
淳 堀井
Kazuyuki Yamane
和之 山根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NISHIEFU KK
Original Assignee
NISHIEFU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NISHIEFU KK filed Critical NISHIEFU KK
Priority to JP2005018914A priority Critical patent/JP2006205841A/ja
Publication of JP2006205841A publication Critical patent/JP2006205841A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Cleaning Or Clearing Of The Surface Of Open Water (AREA)

Abstract

【課題】銃撃および衝突によっても、防舷材および浮力体の機能が失われない抗堪性および耐久性に優れた船舶を提供する。
【解決手段】船側部に防舷材5を備える船舶3において、ブルワーク4cに、外舷側が開いた、上下に溝壁を有する溝形の横断面形を成す凹溝10を備え、防舷材5は一端が凹溝10に嵌合され、他端が外舷に張り出した固体緩衝材7を有する。また、上辺が凹溝10の上縁11に固定された第1の被覆材8と、下辺が凹溝10の下縁12に固定された第2の被覆材9を備えて、固体緩衝材7を被覆する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、船側部に防舷材を備える船舶に関する。
巡視船艇その他の船舶に搭載されて、外洋において母船から降下されて、救難、輸送、その他の作業を行う搭載艇は、外洋の波浪に耐えて航行できる「ふね」としての能力(構造強度、速力、凌波性、復原性、操縦性など)が求められる一方で、船上における取り扱い(降下、揚収、格納など)を容易にするために、小型軽量であることが求められる。
古くは、モーターランチやゴムボートが搭載艇として多用されてきた。しかしモーターランチは「ふね」としての能力は十分に備えているものの、大重量であり、母船からの降下、揚収が難しかった。一方、ゴムボートは軽量であり、母船からの降下及び揚収は容易であるが、いわば一種の筏に過ぎないので、「ふね」としての能力は劣っていた。
そこで、モーターランチの「ふね」としての能力と、ゴムボートの簡便性を兼ね備えた複合艇あるいはRIB(Rigid-hulled Inflatable Boat)と呼ばれる舟艇が、近年、搭載艇として多用されている。
複合艇はFRP(繊維強化プラスチック)あるいは軽合金等で構成された船体の周囲に空気を充填したゴムチューブを取り付けた形式の小型の船舶である。複合艇のゴムチューブは、海水が艇内に打ち込むのを防ぐブルワークとしての機能、船体に予備浮力を付与して復原力を確保する浮力体としての機能、岸壁等への衝突による衝撃を吸収して、船体及び乗員を保護する防舷材としての機能を兼ね備えている。
さて、巡視船艇に搭載された複合艇の任務のひとつに、容疑船舶の立入検査がある。つまり、薬物・銃器の密輸、密入国者の輸送、その他違法行為の疑いのある船舶に接舷して立入検査員を移乗させる任務である。容疑船舶が停船して立入検査を素直に受け入れる場合はまだしも、立入検査を拒んで逃走する容疑船舶に強行接舷するような場合は、複合艇は乱暴な操船を余儀なくされるので、容疑船舶と衝突する危険が高い。また近時は、小火器等で武装した所謂「不審船」事案に見られるように、容疑船舶から銃撃を受ける可能性も無視できない状況にある。
ところが、複合艇のゴムチューブは、衝突や被弾によって小さな破口が開くと、ゴムチューブの空気が抜けて、ゴムチューブのブルワーク、浮力体および防舷材としての機能が一時に失われるという問題があった。
ブルワークとしての機能が失われると、波浪によって船内に海水が打ち込まれる。そして、打ち込まれた海水は船体の動揺にしたがって船内を移動するので、複合艇の見かけの重心高さを上昇させる。また、予備浮力が喪失すると、復原モーメントが小さくなる。そのため、ゴムチューブの空気が抜けると、復原力が減少し、複合艇は容易に転覆する。このように船側部にゴムチューブを取り付けた複合艇は衝突や被弾に対して脆弱であるので、抗堪性、耐久性に優れた小型の船舶が求められている。
この問題を解決するために、ゴムチューブに代えて樹脂発泡体からなる防舷材を船体の周縁部に取り付けた船舶が提案されている(例えば、特許文献1)。
図6は、特許文献1に記載された従来の船舶の横断面図である。図6において、1は船体であり、2は防舷材である。防舷材2は樹脂発泡体からなる円柱状の固体であり、船体1の側部に設けられた凹溝2aに、その外周の1/4が嵌合している。また、防舷材2の中心にはステンレスワイヤからなるタイロープ2bが挿通され、タイロープ2bには水平方向および垂直方向に配置された連結片2c,2dの一端と連結されている。連結片2c,2dはステンレス製の長板であり、防舷材2を貫通して、その他端が船体2に固定されている。
特開平11−91685号公報
このように、特許文献1に記載された船舶の防舷材2は樹脂発泡体で構成されているので、軽量であり、浮力体として機能するので、ゴムチューブと同様に、ブルワーク、浮力体および防舷材として機能する。また、ゴムチューブのように銃弾一発でこれらの機能を失うことがないから、銃撃に対する抗堪性の点で優れている。
しかしながら防舷材2の下半分は凹溝2aに嵌合して面で支持されているので、水平あるいは斜め下向きの外力F、Fに対しては強いが、上半分は支持されていないので、斜め上向きの外力Fに対しては弱いという問題があった。つまり、防舷材2は、水平あるいは斜め下向きの外力F、Fを受けても凹溝2aで面支持されているので、大きく変位しないが、斜め上向きの外力Fに受けると、防舷材2は斜め上に大きく変位する。一方、連結片2c,2dは船体1に固定されているのでほとんど動かない。そのため、防舷材2の連結片2c,2dが貫通する穴周りに大きなストレスが生じて、防舷材2が前記穴から裂けて、船体1から脱落するという問題である。
搭載艇として使用される小型の船舶は、接舷する相手側の船舶等によって下から突き上げられて、防舷材2が斜め上向きの外力を受けることはしばしば生じる。また、荒天時や容疑船舶への強行接舷を行うような場合は、防舷材2が破損脱落して、船体が転覆する危険は更に高くなる。
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、銃撃および衝突によっても、防舷材および浮力体の機能が失われない抗堪性および耐久性に優れた船舶を提供することを目的とする。
本発明に係る船舶の第1の構成は、船側部に防舷材を備える船舶において、前記船側部に形成された防舷材取付部であって、外舷側が開いた、上下に溝壁を有する溝形の横断面形を成す防舷材取付部を備えるとともに、前記防舷材は一端が前記防舷材取付部に嵌合され、他端が外舷に張り出した固体緩衝材を有することを特徴とする。
この構成によれば、固体緩衝材を船側部に設けた溝形の防舷材取付部で支持しているので、水平方向のみならず、斜め下方、斜め上方から外力を受けても、固体緩衝材が破損、脱落する可能性が小さい。また、船舶が傾斜した場合に、外舷に張り出した固体緩衝体は没水して浮力を生じ、この浮力が傾斜を元に戻す復原力として作用するので、船舶の復原性が向上する。また、固体緩衝材は外舷に張り出しているので、甲板との干渉が生じず、甲板を広く使うことができる。
なお、防舷材取付部の横断面形状は、「コ」字形、「C」字形あるいは「ありみぞ」形など、上下に溝壁を有する溝形の横断面であれば、本発明の作用効果を得ることができるので、各種、変形して実施することができる。つまり、溝底と上下の溝壁の3方向から固体緩衝材を支持できる形状であればよい。
本発明に係る船舶の第2の構成は、前記第1の構成において、前記防舷材取付部の上縁と下縁に二辺を固定した被覆材を備え、前記固体緩衝材を前記被覆材で被覆することを特徴とする。
この構成によれば、固体緩衝材を被覆材で被覆しているので、固体緩衝材は機械的な原因による損耗(摩耗、折損)、化学的な原因による劣化から保護され、固体緩衝材の耐久性が向上する。
本発明に係る船舶の第3の構成は、前記第2の構成において、前記被覆材は、上辺が前記上縁に固定された第1の被覆材と、下辺が前記下縁に固定された第2の被覆材とからなり、前記第1の被覆材の下辺と前記第2の被覆材の上辺を連結する継ぎ手を備えることを特徴とする。
この構成によれば、被覆材を第1の被覆材と第2の被覆材に分割し、両者の間に継ぎ手を設けたので、第1の被覆材と第2の被覆材を先に船側部に固定し、その後に固体緩衝材を船側部に取り付け、最後に第1の被覆材と第2の被覆材で固体緩衝材を被覆して、第1の被覆材と第2の被覆材を連結する工程を選べるので、第1の被覆材と第2の被覆材および固体緩衝材の取り付け作業の能率が向上する。また、第1の被覆材と第2の被覆材の間の継ぎ手に、ファスナやスナップなどの開閉自在な継ぎ手を選べば、容易に固体緩衝材を撤去および取り付けできるので、固体緩衝材の交換が容易になる。
本発明に係る船舶の第4の構成は、前記第3の構成において、前記継ぎ手は接着継ぎ手であることを特徴とする。
この構成によれば、第1の被覆材と第2の被覆材を接着継ぎ手で連結するので、第1の被覆材と第2の被覆材の間からの海水の侵入を防止でき、被覆材による固体緩衝材の保護機能が向上する。
本発明に係る船舶の第5の構成は、前記第1乃至第4の構成において、前記固体緩衝材は、長さ方向に分割された複数のモジュールからなることを特徴とする。
この構成によれば、固体緩衝材を、長さ方向に分割された複数のモジュールで構成するので、固体緩衝材の一部が破損した場合に、破損したモジュールだけを交換すればよいので、修理工事を合理化できる。
本発明に係る船舶の第6の構成は、前記第1乃至第5の構成において、前記固体緩衝材は合成樹脂発泡体である事を特徴とする。
合成樹脂発泡体は密度が小さいので、合成樹脂発泡体で構成された固体緩衝材は軽量であり、船側部の高い位置に取り付けたとしても、船体の重心高さに与える影響が小さいので、復原性を損なうことが少ない。つまり、固体緩衝材に生じる浮力による復原力の増加から、重心上昇による復原力の減少を差し引いても十分な復原力の増加が得られる。
本発明に係る船舶の第7の構成は、前記第1乃至第6の構成において、前記船側部はブルワークであることを特徴とする。
この構成によれば、固体緩衝材を喫水線から離れた高い位置に配置するので、復原梃子が大きくなり、復原性が更に向上する。
本発明に係る船舶の第8の構成は、前記第1乃至第6の構成において、前記船側部は船側外板である事を特徴とする。
この構成によれば、固体緩衝材が受ける外力を構造的に強い部分で受けるので、船体が外力に対して安全になる。
以上説明したように、本発明の船舶は防舷材に固体緩衝材を用いているので、被弾等に対する抗堪性が高い。また、前記固体緩衝材を船側に設けた溝形の凹部で支持しているので、外力によって破損脱落することが少なく、安全である。このように、本発明は船舶に抗堪性と耐久性を与える効果がある。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の実施例1に係る船舶3の側面図であり、図2は平面図であり、図3は横断面図である。
船舶3は、FRP製の船体4と、防舷材5と、2基の船外機6から構成されている。防舷材5は船体4の船側部に船首端から船尾に渡って装着されているが、船尾端には防舷材5は装着されていない。これは、防舷材5と船外機6の干渉を避けるとともに、船内に打ち込まれた海水を船尾端から排出するためである。また、船体4はいわゆる滑走型の船形を備えている。
図3に示すように、船舶3の船体4は、船底外板4aと甲板4bおよびブルワーク4cから構成され、また、ブルワーク4cと甲板4bの間にはブルワークステイ4dがあって、ブルワーク4cを支えている。なお前述したように、船体4は滑走型の船形を備えているので、幅が広く深さが浅い三角形の断面形を成している。そのため、船側外板に相当する部分はない。
また防舷材5は、ブルワーク4cの外側に装着された固体緩衝材7と第1の被覆材8および第2の被覆材9から構成されている。なお、第1の被覆材8と第2の被覆材9は継ぎ手部Jで重ね合わされて接着されて、接着継ぎ手を形成している。
固体緩衝材7は、略長方形状の横断面形をなす固体であり、合成樹脂、例えばポリプロピレン系樹脂、ポリエチレン系樹脂、スチレン系樹脂あるいはポリウレタン系樹脂の発泡体で構成されている。固体緩衝材7を構成する樹脂発泡体の嵩密度は、衝突の衝撃および振動を確実に吸収できるような値を選ぶが、概ね、0.023g/cm〜0.08g/cm程度の値が選ばれる。このように、固体緩衝材7の嵩密度は海水に比べて十分に小さいので、固体緩衝材7は浮力体としても機能する。また、固体緩衝材7の質量は小さいので、ブルワーク4cのような、喫水線WLから離れた高い位置に取り付けても、船舶3の重心高さに与える影響は小さい。
第1の被覆材8および第2の被覆材9は、固体緩衝材7を被覆して、固体緩衝材7を機械的な損傷や化学的な劣化(例えば、紫外線によるものなど)から保護するシートであり、ゴムシート等の柔軟で防水性を備えたシート材が選ばれる。
図4は防舷材5の組み立て手順を示す横断面図である。図4において、10はブルワーク4cの外側に形成された「コ」字形の凹溝であり、11は凹溝10の上縁であり、12は凹溝10の下縁である。また、13は帯板であり、14はボルトである。
固体緩衝材7の縦方向の寸法は、凹溝10より若干大きく作られていて、凹溝10に嵌合されると、固体緩衝材7自体の弾力によって凹溝10に固定されるが、固体緩衝材7と凹溝10の接合面に接着剤を塗布することによって更に強固に固定される。また第1の被覆材8の上端は、凹溝10の上縁11と帯板13に鋏まれて、ボルト14によって上縁12に固定され、第2の被覆材9の下端は、凹溝10の下縁12と帯板13に鋏まれて、ボルト14によって凹溝10の下縁12に固定されている。なお、帯板13は上縁11の上面と下縁12の下面に沿って船首部から船尾部まで延びる帯状のステンレス板であり、ボルト14は所定のピッチで船首部から船尾部まで配列される。このように、第1の被覆材8と第2の被覆材9は、帯板13とボルト14で上縁11および下縁12に締結されているので、第1の被覆材8と上縁11の間、および第2の被覆材9と下縁12の間は防水性を備えている。防水性を更に向上する為に、接着剤あるいは液体シール材などを併用してもよい。
防舷材5のブルワーク4cへの取り付けは、次の順序で行われる。
(1)第1の被覆材8を上縁11に固定する。
(2)第2の被覆材9を下縁12に固定する。
(3)固体緩衝材7を凹溝10に嵌合接着する。
(4)第1の被覆材8と第2の被覆材9で固体緩衝材7を包んで、第1の被覆材8と第2の被覆材9を接着結合する。
第1の被覆材8と第2の被覆材9は重ね合わされて接着結合されるから、両者の継ぎ手も防水される。したがって、固体緩衝材7は第1の被覆材8、第2の被覆材9及び船体4によって、完全に海水から隔離されて保護される。これにより、固体緩衝材7の泡状の空洞に海水が浸透する事によって生じる重量増加を防ぐことができる。
また、第1の被覆材8と第2の被覆材9を一体に構成して、固体緩衝材7を凹溝10に嵌合と接着した後で、一体に構成した被覆材の上端と下端を上縁11および下縁12に固定しても良い。
また、第1の被覆材8と第2の被覆材9の間の継ぎ手は接着による物には限られない。ファスナー、スナップあるいは面ファスナーなど、開閉自在な継ぎ手を選べば、固体緩衝材7が損傷したときの交換が容易である。
固体緩衝材7は、船首から船尾までを一体に構成してもよいし、長さ方向に複数のモジュールに分割してもよい。固体緩衝材7を複数のモジュールに分割すると、固体緩衝材7の一部が破損した場合に、破損したモジュールだけを交換できるので、都合がよい。また、固体緩衝材7の材質や嵩密度をその取り付け位置に応じて、変えることもできる。
本実施例の船舶3はブルワーク4cに防舷材5を取り付けたが、防舷材5の取り付け場所は船側部であれば、どのような部材であってもよい。例えば、図5に示すように、船側外板4eに防舷材5を取り付けてもよい。このように構成すると、防舷材5が受けた外力を、船底外板4aと甲板4bで支えるので、船体に加わるストレスが減少する。
なお、本発明は、巡視船艇の搭載艇として、外洋で使用される船舶に限定されるものではない。港湾を基地として、港内、沿岸水域、近海あるいは河川、湖沼で使用する船舶にも本発明を適用できる。また、本発明は、巡視船艇の搭載艇のような官公船のみならず、漁船、作業船、遊漁船等のような産業用あるいは民生用の小型船舶に適用できることは言うまでもない。
本発明の実施例に係る船舶の側面図である。 本発明の実施例に係る船舶の平面図である。 本発明の実施例に係る船舶の横断面図である。 本発明の実施例に係る船舶の防舷材の詳細図である。 本発明の実施例に係る船舶の変形例を示す横断面図である。 従来技術の例を示す船舶の横断面図である。
符号の説明
1 船体
2 防舷材
2a 凹溝
2b タイロープ
2c,2d 連結片
3 船舶
4 船体
4a 船底外板
4b 甲板
4c ブルワーク
4d ブルワークステイ
4e 船側外板
5 防舷材
6 船外機
7 固体緩衝材
8 第1の被覆材
9 第2の被覆材
10 凹溝
11 上縁
12 下縁
13 帯板
14 ボルト



Claims (8)

  1. 船側部に防舷材を備える船舶において、前記船側部に形成された防舷材取付部であって、外舷側が開いた、上下に溝壁を有する溝形の横断面形を成す防舷材取付部を備えるとともに、前記防舷材は一端が前記防舷材取付部に嵌合され、他端が外舷に張り出した固体緩衝材を有することを特徴とする船舶。
  2. 前記防舷材取付部の上縁と下縁に二辺を固定した被覆材を備え、前記固体緩衝材を前記被覆材で被覆することを特徴とする請求項1に記載の船舶。
  3. 前記被覆材は、上辺が前記上縁に固定された第1の被覆材と、下辺が前記下縁に固定された第2の被覆材とからなり、前記第1の被覆材の下辺と前記第2の被覆材の上辺を連結する継ぎ手を備えることを特徴とする請求項2に記載の船舶。
  4. 前記継ぎ手は接着継ぎ手であることを特徴とする請求項3に記載の船舶。
  5. 前記固体緩衝材は、長さ方向に分割された複数のモジュールからなることを特徴とする請求項1乃至4に記載の船舶。
  6. 前記固体緩衝材は合成樹脂発泡体であることを特徴とする請求項1乃至5に記載の船舶。
  7. 前記船側部はブルワークであることを特徴とする請求項1乃至6に記載の船舶。
  8. 前記船側部は船側外板であることを特徴とする請求項1乃至6に記載の船舶。




JP2005018914A 2005-01-26 2005-01-26 船舶 Pending JP2006205841A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005018914A JP2006205841A (ja) 2005-01-26 2005-01-26 船舶

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005018914A JP2006205841A (ja) 2005-01-26 2005-01-26 船舶

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006205841A true JP2006205841A (ja) 2006-08-10

Family

ID=36963147

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005018914A Pending JP2006205841A (ja) 2005-01-26 2005-01-26 船舶

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006205841A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011245945A (ja) * 2010-05-25 2011-12-08 Nishi-F Co Ltd 防舷材とそれを備えた船舶
US20130197717A1 (en) * 2012-01-30 2013-08-01 Spencer Fraser Crush zones for unmanned vehicles and methods of using the same
CN106828820A (zh) * 2016-12-18 2017-06-13 湖州港口船业有限公司 一种船舶防沉系统
JP2018095240A (ja) * 2016-12-08 2018-06-21 積水化成品工業株式会社 防舷体
KR102268523B1 (ko) * 2020-09-22 2021-06-23 김명숙 부잔교 및 바지선용 부력 구조물

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011245945A (ja) * 2010-05-25 2011-12-08 Nishi-F Co Ltd 防舷材とそれを備えた船舶
US20130197717A1 (en) * 2012-01-30 2013-08-01 Spencer Fraser Crush zones for unmanned vehicles and methods of using the same
US8843246B2 (en) * 2012-01-30 2014-09-23 Meggitt Training Systems Canada Inc. Crush zones for unmanned vehicles and methods of using the same
JP2018095240A (ja) * 2016-12-08 2018-06-21 積水化成品工業株式会社 防舷体
CN106828820A (zh) * 2016-12-18 2017-06-13 湖州港口船业有限公司 一种船舶防沉系统
CN106828820B (zh) * 2016-12-18 2023-12-15 湖州港口船业有限公司 一种船舶防沉系统
KR102268523B1 (ko) * 2020-09-22 2021-06-23 김명숙 부잔교 및 바지선용 부력 구조물

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6877456B2 (en) Apparatus and method for protecting ships and harbors from attack by vessels
US5979354A (en) Submarine
EP2435297B1 (en) Watercraft immobilizing apparatus and system
US3818708A (en) Floating barrier
US20060137589A1 (en) Boat fender and method of protecting floating objects
US3839977A (en) Floating marine terminal
US11136095B2 (en) Fender, maritime structure, method for manufacturing
WO2014125503A2 (en) Rounded life boat
JP2006205841A (ja) 船舶
CN212797256U (zh) 一种具有自扶正功能的遥控无人救生艇
CN104619583A (zh) 半潜水式集成港口
AU2005222514A1 (en) A protection apparatus
KR100971300B1 (ko) 외피튜브로 보호되는 잠수식 부유교량 및 상기 잠수식부유교량의 시공방법
JP2005125985A (ja) ステルス船
KR101502951B1 (ko) 부유식 수상구조물
GB2375739A (en) Defensive net for protecting ships or harbours from attack
RU2398707C2 (ru) Парусно-моторное судно типа "ковчег-1"
US7244156B1 (en) Lightweight marine buoy and method of handling the same
KR102552226B1 (ko) 해저조망 전기보트차와 전기 해저조망 관광예인선이 결합된 선박결합체
US11873061B2 (en) Lifesaving boat hull handle system
WO2012058149A1 (en) Marine vessel arresting devices
CN210634711U (zh) 一种系船浮筒
RU2792998C1 (ru) Корпус судна
JP3226734U (ja) 救助兼避難用ボート
JP4701784B2 (ja) 可撓性ブイ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060818

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20060818

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20061016

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061019

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20061114

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061114

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20061221