JP2006205365A - 印刷方法、印刷装置、印刷プログラム、及び記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】 従来のノズル及び印刷ヘッドユニットの印刷タイミングの調整、並びに、複数の印刷ヘッドユニットの選択及び組み合わせでは、当該調整の煩雑さ並びに当該選択及び組み合わせの限界に起因して、1本の直線を印刷すべきにも拘わらず、2本の直線を間隙の存在が明瞭なままに印刷するという問題があった。
【解決手段】 本発明に係る印刷方法は、主走査方向に沿って配列されるべき複数のノズルから液滴を吐出することにより、前記主走査方向に沿って配列されるべき複数の画素からなる画像を印刷すべき媒体に前記複数の画素を形成することによって前記媒体上に前記画像を印刷する印刷方法であって、一の画素と当該一の画素に対応する一のノズルとの間の距離が長いほど、当該一の画素の濃度をより淡くする補正工程を含む。
【選択図】 図1
【解決手段】 本発明に係る印刷方法は、主走査方向に沿って配列されるべき複数のノズルから液滴を吐出することにより、前記主走査方向に沿って配列されるべき複数の画素からなる画像を印刷すべき媒体に前記複数の画素を形成することによって前記媒体上に前記画像を印刷する印刷方法であって、一の画素と当該一の画素に対応する一のノズルとの間の距離が長いほど、当該一の画素の濃度をより淡くする補正工程を含む。
【選択図】 図1
Description
本発明は、印刷の主走査方向に沿って配列された複数のノズルを用いて、又は、当該主走査方向に沿って配列され各々が前記複数のノズルを有する複数の印刷ヘッドユニットを用いて、画像を媒体に印刷する印刷方法、当該印刷方法を実施する印刷装置、当該印刷装置に前記印刷方法を実施させる印刷プログラム、及び当該印刷プログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
図12は、従来の印刷装置が備えるノズルの構成を示し、図13は、従来の印刷装置が備える印刷ヘッドユニットの構成を示し、図14は、従来の印刷される画像を示す図である。
図12(A)に示されるように、従来の印刷ヘッドユニットPHUでは、m個(mは、2以上の任意の整数)のノズルN(1)〜N(m)は、本来的には、主走査方向に平行な状態で(副走査方向にばらつかない状態で)配列されなければならないにも拘わらず、実際には、図12(B)に示されるように、主走査方向に平行でない状態で(副走査方向にばらついた状態で)配列されることがある。
また、図13(A)に示されるように、従来のn個(nは、2以上の任意の整数)の印刷ヘッドユニットPHU(1)〜PHU(n)(印刷ヘッドユニットPHU(1)〜PHU(n)の各々は、図12(A)に図示の印刷ヘッドユニットPHUと同一。)は、本来的には、相互に同一な姿勢、即ち、主走査方向に平行な姿勢で規則正しく配列されなければならないにも拘わらず、実際には、図13(B)に示されるように、主走査方向に平行でない姿勢で不規則に配列されることがある。
図12(B)に図示のm個のノズルN(1)〜N(m)、及び図13(B)に図示のn個の印刷ヘッドユニットPHU(1)〜PHU(n)は、図14(A)に図示されたような、主走査方向に延びる1本の直線Lの画像を印刷しなければならないときに、上記したような、主走査方向に平行でない状態及び姿勢に起因して、図14(B)に図示のような、間隙がある2本の直線L1、L2を印刷するという不具合いが生ずるおそれがある。
当該不具合いの発生を回避すべく、下記の特許文献1〜4に記載された技術では、m個のノズルN(1)〜N(m)の各々による印刷のタイミングを調整することにより、また、n個の印刷ヘッドユニットPHU(1)〜PHU(n)の各々による印刷のタイミングを調整する。
また、同様な回避を行うべく、下記の特許文献5〜7に記載された技術では、例えば、多数(上記のnより大きい数)の印刷ヘッドユニットを製造し、当該多数の印刷ヘッドユニットのうち選択しかつ組み合わせた後のn個の印刷ヘッドユニットPHU(1)〜PHU(n)による印刷が、図14(A)に図示の1本の直線Lにできるだけ近似するように、前記選択及び組み合わせを行う。
しかしながら、上記した従来のノズル及び印刷ヘッドユニットの印刷タイミングの調整、並びに、複数の印刷ヘッドユニットの選択及び組み合わせでは、当該調整の煩雑さ並びに当該選択及び組み合わせの限界に起因して、図14(A)に図示されたような1本の直線Lを高精度に印刷することができず、2本の直線L1、L2を間隙の存在が明瞭なままに印刷するという問題があった。
本発明に係る印刷方法は、上記した課題を解決すべく、主走査方向に沿って配列されるべき複数のノズルから液滴を吐出することにより、前記主走査方向に沿って配列されるべき複数の画素からなる画像を印刷すべき媒体に前記複数の画素を形成することによって前記媒体上に前記画像を印刷する印刷方法であって、一の画素と当該一の画素に対応する一のノズルとの間の距離が長いほど、当該一の画素の濃度をより淡くする補正工程を含む。
本発明に係る印刷方法によれば、前記補正工程は、前記一の画素と前記一のノズルとの間の距離が長いほど、前記一の画素の濃度をより淡くすることから、前記主走査方向に沿って配列されるべき前記複数のノズルが前記主走査方向に沿って配列されていなくても、前記媒体に印刷された複数の画素が、前記複数のノズルの位置のバラツキに起因して前記主走査方向に沿っていないように見えるという事態を軽減することが可能となる。
上記した本発明に係る印刷方法では、前記複数の画素の位置を移動させる変換であって、前記複数のノズルと前記変換後の前記複数の画素との間の距離の総和を最小にする前記変換を行う変換工程を更に有し、前記補正工程は、前記変換工程での変換後の前記一の画素と前記一のノズルとの間の距離が長いほど、前記変換後の一の画素の濃度をより淡くする。
上記した本発明に係る印刷方法では、前記濃度は、2階調であり、前記補正工程は、前記一の画素を、前記距離に応じて前記2階調のうちの一方から他方へ変更するとき、当該一の画素との関係で予め決められた範囲内にある他の画素を前記他方の階調から前記一方の階調へ変更する。
上記した本発明に係る印刷方法では、前記濃度は、2階調であり、前記補正工程は、前記一方の階調である複数の第1の画素の階調を、当該複数の第1の画素の前記距離の降順に応じて前記他方の階調に変更するとき、前記複数の第1の画素との関係で予め決められた範囲内にあり、前記他方の階調である第2の複数の画素の階調を、当該複数の画素の前記距離の昇順に応じて前記一方の階調に変更する。
本発明に係る印刷装置は、主走査方向に沿って配列されるべき複数のノズルから液滴を吐出することにより、前記主走査方向に沿って配列されるべき複数の画素からなる画像を印刷すべき媒体に前記複数の画素を形成することによって前記媒体上に前記画像を印刷する印刷装置であって、一の画素と当該一の画素に対応する一のノズルとの間の距離が長いほど、当該一の画素の濃度をより淡くする補正部を含む。
上記した本発明に係る印刷装置では、前記複数の画素の位置を移動させる変換であって、前記複数のノズルと前記変換後の前記複数の画素との間の距離の総和を最小にする前記変換を行う変換部を更に有し、前記補正部は、前記変換工程での変換後の前記一の画素と前記一のノズルとの間の距離が長いほど、前記変換後の一の画素の濃度をより淡くする。
上記した本発明に係る印刷装置では、前記濃度は、2階調であり、前記補正部は、前記一の画素を、前記距離に応じて前記2階調のうちの一方から他方へ変更するとき、当該一の画素との関係で予め決められた範囲内にある他の画素を前記他方の階調から前記一方の階調へ変更する。
上記した本発明に係る印刷装置では、前記濃度は、2階調であり、前記補正部は、前記一方の階調である複数の第1の画素の階調を、当該複数の第1の画素の前記距離の降順に応じて前記他方の階調に変更するとき、前記複数の第1の画素との関係で予め決められた範囲内にあり、前記他方の階調である第2の複数の画素の階調を、当該複数の画素の前記距離の昇順に応じて前記一方の階調に変更する。
本発明に係る印刷プログラムは、コンピュータによる制御下で、印刷装置に、主走査方向に沿って配列されるべき複数のノズルから液滴を吐出させることにより、前記主走査方向に沿って配列されるべき複数の画素からなる画像を印刷すべき媒体に前記複数の画素を形成させることによって前記媒体上に前記画像を印刷させる印刷プログラムであって、補正部に、一の画素と当該一の画素に対応する一のノズルとの間の距離が長いほど、当該一の画素の濃度をより淡くさせる補正工程を含む。
上記した本発明に係る印刷プログラムでは、前記複数の画素の位置を移動させる変換であって、前記複数のノズルと前記変換後の前記複数の画素との間の距離の総和を最小にする前記変換を行わせる変換工程を更に有し、前記補正工程では、前記補正部に、前記変換工程での変換後の前記一の画素と前記一のノズルとの間の距離が長いほど、前記変換後の一の画素の濃度をより淡くさせる。
上記した本発明に係る印刷プログラムでは、前記濃度は、2階調であり、前記補正工程では、前記一の画素を、前記距離に応じて前記2階調のうちの一方から他方へ変更するとき、当該一の画素との関係で予め決められた範囲内にある他の画素を前記他方の階調から前記一方の階調へ変更させる。
上記した本発明に係る印刷プログラムでは、前記濃度は、2階調であり、前記補正工程では、前記一方の階調である複数の第1の画素の階調を、当該複数の第1の画素の前記距離の降順に応じて前記他方の階調に変更するとき、前記複数の第1の画素との関係で予め決められた範囲内にあり、前記他方の階調である第2の複数の画素の階調を、当該複数の画素の前記距離の昇順に応じて前記一方の階調に変更させる。
本発明に係るコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、上記した印刷プログラムを記録する。
本発明に係る印刷装置の実施例について図面を参照して説明する。
《構成》
図1は、実施例の印刷装置の構成を示し、図2は、実施例の画像での画素を示し、図3は、実施例の印刷ヘッドユニットでのノズルの構成を示し、図4は、実施例の画像中の画素(黒丸)と印刷ヘッドユニット中のノズル(白丸)との距離を示す。
図1は、実施例の印刷装置の構成を示し、図2は、実施例の画像での画素を示し、図3は、実施例の印刷ヘッドユニットでのノズルの構成を示し、図4は、実施例の画像中の画素(黒丸)と印刷ヘッドユニット中のノズル(白丸)との距離を示す。
図1に図示の実施例の印刷装置PRTは、コンピュータ(プログラムを含む。)による制御下において、入力される画像IMGを構成する、マトリクス状に配置された画素P(1、1)、P(1、2)、P(1、3)、...(図2に図示)と、当該印刷装置PRTが有する印刷ヘッドユニットにおける、当該画素P(1、1)、P(1、2)、P(1、3)、...を印刷すべき、主走査方向に媒体MEDの長さ一杯に配置された複数の印刷ヘッドユニットPHU(1)、(2)、(3)、...において前記主走査方向に平行に配置されるべき(実際には、ばらついて配置されている)8個のノズルN(1)、N(2)、...(図3に図示)との間の位置的誤差(正確には、位置変換後の画素とノズルとの間の位置的誤差(図4に図示))を勘案して最適な位置変換を行い、かつ当該位置的誤差に応じて前記位置変換後の画素の濃淡を補正することにより、当該濃淡が補正された画像が印刷された媒体MEDを出力すべく、図1に示されるように、入力ユニット10と、処理ユニット20と、記憶ユニット30と、出力ユニット40を有する。
ここで、画素P(1、1)は、印刷ヘッドユニットPHU(1)のノズルN(1)に対応し、画素P(1、2)は、印刷ヘッドユニット(1)のノズルN(2)に対応し、画素P(1、3)は、印刷ヘッドユニット(1)のノズルN(3)に対応し、画素P(1、8)は、印刷ヘッドユニット(1)のノズルN(8)に対応し、画素P(1、9)は、印刷ヘッドユニットPHU(2)のノズルN(1)に対応する。
入力ユニット10は、例えば、スキャナ11、デジタルカメラ12、ビデオカメラ13等からなり、画像IMG(静止画像であるか動画像であるかを問わない。)を例えばビットマップデータに変換して後段の処理ユニット20に受け渡すために用いられる。
処理ユニット20は、階調処理部21と、位置変換部22と、階調補正部23とからなる。
階調処理部21は、入力ユニット10から入力された画像IMGの階調、即ち、解像度や色表現体系(CMYK系、RGB系)について処理を行う。
位置変換部22は、画像IMGの画素P(1、1)、P(1、2)、...、P(1、9)、...に、位置変換PT[1]、PT[2]、PT[3]、...を施すことを順次試みる。ここで、画素P(1、1)、P(1、2)、...、P(1、9)、...に、例えば、位置変換PT[1]が施されることにより、画素P(1、1)・PT[1]、P(1、2)・PT[1]、...、P(1、9)・PT[1]、...に移動される。位置変換PT[1]、PT[2]、...は、例えば、平行移動(主走査方向又は副走査方向)や回転移動(時計廻り及び反時計廻り)であり、さらには、当該平行移動や当該回転移動を基本構成する、例えば、1ドット(1画素分)右、1ドット左、1ドット上、1ドット下、2ドット右、2ドット左、2ドット上、...、1ドット右と1ドット下との組合せ、1ドット右と1ドット上との組合せ、...である。
位置変換部22は、また、位置変換PT[1]に関し、画素P(1、1)・PT[1]、画素P(1、2)・PT[1]、...、画素P(1、9)・PT[1]、...と、印刷ヘッドユニットPHU(1)、(2)、(3)、...のノズルN(1)、(2)、...、P(8)の位置との間の距離である、図4に図示されるような、距離d(P(1、1)・PT[1]、PHU(1)・N(1))、距離d(P(1、2)・PT[1]、PHU(1)・N(2))、...、距離d(P(1、9)・PT[1]、PHU(2)・N(1))、...を算出し、これらの距離の合計値である合計値dSUM(PT[1])を算出する。位置変換部22は、さらに、他の位置変換PT[2]、PT[3]、...についても同様な距離を算出し、合計値dSUM(PT[2])、dSUM(PT[3])、...を算出する。位置変換部22は、合計値dSUM(PT[1])、合計値dSUM(PT[2])、合計値dSUM(PT[3])、...を比較することにより、合計値dSUMを最小にする位置変換(以下、位置変換PT[best]という。)を見つけ出す。
ここで、印刷ヘッドユニットPHU(1)、PHU(2)、...のノズルN(1)、N(2)、...、N(8)の位置は、工場でのプリンタの製造時に予め測定されており、当該位置を表すデータが書き込まれたROMから読み出すことにより又は当該データが蓄積されたデータベースにネットワーク経由でアクセスすることにより取得することが可能であり、また、工場からの出荷後にテスト印刷を行うことにより、経年変化に起因する位置ずれを考慮した上で取得することが可能である。
階調補正部23は、画素P(1、1)に位置変換PT[best]が施された後の画素P(1、1)・PT[best]の階調の濃淡を、当該画素P(1、1)・PT[best]と、対応する印刷ヘッドユニットPHU(1)のノズルN(1)との間の距離である距離d(P(1、1)・PT[best]、PHU(1)・N(1))に応じて補正する。階調補正部23は、同様にして、画素P(1、2)・PT[best]の階調の濃淡を、距離d(P(1、2)・PT[best]、PHU(1)・N(2))に応じて補正し、さらには、画素P(1、9)・PT[best]の階調の濃淡を、距離d(P(1、9)・PT[best]、PHU(2)・N(1))に応じて補正する。
記憶ユニット30は、画像IMGを一時的に保存し、また、フレキシブル・ディスク又はCD−ROMのような記録媒体50から、印刷装置PRTが行う処理を規定するプログラムPRG(図6に図示)がインストールされる。
出力ユニット40は、例えば、プリンタ41、ディスプレイ(液晶、CRT)42等からなり、処理ユニット20により階調処理、位置変換、階調補正を施された後の画像IMGを媒体MEDに印刷し、又は表示するために用いられる。ここで、プリンタ41は、図3に図示のような印刷ヘッドユニットPHU(1)、PHU(2)、PHU(3)、...を有し、印刷ヘッドユニットPHU(1)、PHU(2)、PHU(3)、...の各々は、液滴を吐出する8個のノズルN(1)〜N(8)を備えている。
図5は、コンピュータ装置の構成を示す。図1に図示の印刷装置PRTと図5に図示の一般的なコンピュータ装置COMと関係について、図1の入力ユニット10は、図5の入力インターフェイス110から構成されており、図1の処理ユニット20は、図5のCPU120から構成されており、図1の記憶ユニット30は、図5のROM、RAM130から構成されており、図1の出力ユニット40は、図5の出力インターフェイス140から構成されている。
《動作》
図6は、実施例の印刷装置の動作を示すフローチャートである。以下、実施例の印刷装置PRTの動作について図6のフローチャートに沿って説明する。
図6は、実施例の印刷装置の動作を示すフローチャートである。以下、実施例の印刷装置PRTの動作について図6のフローチャートに沿って説明する。
ステップS10:印刷装置PRTのユーザは、入力ユニット10を用いて画像IMGを入力する。
ステップS11:画像IMGが入力されると、処理ユニット20では、階調処理部21は、画像IMGの色系について、従来知られているように、加色系であるRGBを混色系であるCMYKに変換する。
ステップS12:階調処理部21は、また、画像IMGの解像度を、従来知られた方法により、印刷ヘッドユニットPHU(1)、PHU(2)、PHU(3)、...のノズルN(1)〜N(8)に合致するように変換する。
ステップS13:階調処理部21は、さらに、画像IMGに誤差拡散及びディザ処理等を施すことにより、画像IMGを2値化する。
ステップS14:位置変換部22は、画像IMGにおける全ての画素P(1、1)、画素P(1、2)、...、画素P(1、9)、...に、位置変換PT[1]、PT[2]、PT[3]、...を施すことを順次試みる。
ステップS15:位置変換部22は、位置変換PT[1]について、距離d(P(1、1)・PT[1]、PHU(1)・N(1))、距離d(P(1、2)・PT[1]、PHU(1)・N(2))、...、距離d(P(1、9)・PT[1]、PHU(2)・N(1))、...を算出する。位置変換部22は、同様にして、位置変換PT[2]について、距離d(P(1、1)・PT[2]、PHU(1)・N(1))、距離d(P(1、2)・PT[2]、PHU(1)・N(2))、...、距離d(P(1、9)・PT[2]、PHU(2)・N(1))、...を算出し、他の位置変換PT[3]、...についても、同様にして距離d(P(1、1)・PT[3]、PHU(1)・N(1))、...を算出する。
ステップS16:位置変換部22は、位置変換PT[1]について、距離d(P(1、1)・PT[1]、PHU(1)・N(1))、距離d(P(1、2)・PT[1]、PHU(1)・N(2))、...、距離d(P(1、9)・PT[1]、PHU(2)・N(1))、...の合計値である合計値dSUM(PT[1])を算出する。位置変換部22は、同様にして、位置変換PT[2]、位置変換PT[3]、...について、合計値dSUM(PT[2])、合計値dSUM(PT[3])、...を算出する。
ステップS17:位置変換部22は、合計値dSUM(PT[1])、合計値dSUM(PT[2])、合計値dSUM(PT[3])、...のうち最小のものを検索することにより、当該最小の合計値を与える位置変換である位置変換PT[best]を見つけ出す。
ステップS18:階調補正部23は、位置変換PT[best]を施した画素P(1、1)・PT[best]、画素P(1、1)・PT[best]、...、画素P(1、9)・PT[best]、...の階調を、当該画素P(1、1)・PT[best]、P(1、2)・PT[best]、...、P(1、9)・PT[best]、...及び対応の印刷ヘッドユニットPHU(1)のノズルN(1)、印刷ヘッドユニットPHU(1)のノズルN(2)、...、印刷ヘッドユニットPHU(2)のノズルN(1)、...間の距離d(P(1、1)・PT[best]、PHU(1)・N(1))、距離d(P(1、2)・PT[best]、PHU(1)・N(2))、...、距離d(P(1、9)・PT[best]、PHU(2)・N(1))、...に応じて補正し、即ち、画素P(1、1)・PT[best]の階調を距離d(P(1、1)・PT[best]、PHU(1)・N(1))が大きいほど淡くなるように補正し、同様にして、画素P(1、2)・PT[best]の階調を距離d(P(1、2)・PT[best]、PHU(1)・N(2))に応じて補正し、画素P(1、9)・PT[best]の階調を距離d(P(1、9)・PT[best]、PHU(2)・N(1))に応じて補正する。
ステップS19:出力ユニット40では、プリンタ41は、階調を補正された画素P(1、1)・PT[1]、画素P(1、2)・PT[1]、...、画素P(1、9)・PT[1]、...を媒体MEDに印刷する。
《効果》
上述したように、実施例の印刷装置PRTでは、位置変換部22は、画素P(1、1)、画素P(1、2)、...、画素P(1、9)、...に位置変換PT[1]、PT[2]、PT[3]、...を次々に施すことを試み、位置変換後の画素及び対応のノズル間の距離の合計値である合計d(PT[1])、合計値(PT[2])、合計値(PT[3])、...のうちの最小の合計値を与える最適な位置変換PT[best]を見つけ出す。さらに、階調補正部23は、位置変換PT[best]を施された後の画素P(1、1)・PT[best]、画素P(1、2)・PT[best]、...、画素P(1、9)・PT[best]、...の階調を、当該画素及び対応のノズル間の距離である距離d(P(1、1)・PT[best]、PHU(1)・N(1))、距離d(P(1、2)・PT[best]、PHU(1)・N(2))、...、距離d(P(1、9)・PT[best]、PHU(2)・N(1))、...に応じて補正し、即ち、距離が大きいほど淡くし、距離が短いほど濃く補正する。これにより、本来1本に印刷されなければならない線が、ギャップが存在する2本の直線に印刷されるという事態そのものを回避することはできないけれども、当該2本の直線間のギャップをユーザが認識し難くすることが可能となり、これにより、実質的に、1本の直線が印刷されているかのような印象をユーザに与えることが可能となる。
上述したように、実施例の印刷装置PRTでは、位置変換部22は、画素P(1、1)、画素P(1、2)、...、画素P(1、9)、...に位置変換PT[1]、PT[2]、PT[3]、...を次々に施すことを試み、位置変換後の画素及び対応のノズル間の距離の合計値である合計d(PT[1])、合計値(PT[2])、合計値(PT[3])、...のうちの最小の合計値を与える最適な位置変換PT[best]を見つけ出す。さらに、階調補正部23は、位置変換PT[best]を施された後の画素P(1、1)・PT[best]、画素P(1、2)・PT[best]、...、画素P(1、9)・PT[best]、...の階調を、当該画素及び対応のノズル間の距離である距離d(P(1、1)・PT[best]、PHU(1)・N(1))、距離d(P(1、2)・PT[best]、PHU(1)・N(2))、...、距離d(P(1、9)・PT[best]、PHU(2)・N(1))、...に応じて補正し、即ち、距離が大きいほど淡くし、距離が短いほど濃く補正する。これにより、本来1本に印刷されなければならない線が、ギャップが存在する2本の直線に印刷されるという事態そのものを回避することはできないけれども、当該2本の直線間のギャップをユーザが認識し難くすることが可能となり、これにより、実質的に、1本の直線が印刷されているかのような印象をユーザに与えることが可能となる。
〈変形例〉
上記したステップS14〜S17で、位置変換PT[best]を見つけ出し、当該位置変換PT[best]を施した後の画素P(1、1)・PT[best]等の階調を対応する距離d(P(1、1)・PT[best]、PHU(1)・N(1))等に従って補正することに代えて、何らの位置変換PTを行うことなく、当初の画素P(1、1)等の階調を対応する距離d(P(1、1)、PHU(1)・N(1)等に従って補正することも可能である。
上記したステップS14〜S17で、位置変換PT[best]を見つけ出し、当該位置変換PT[best]を施した後の画素P(1、1)・PT[best]等の階調を対応する距離d(P(1、1)・PT[best]、PHU(1)・N(1))等に従って補正することに代えて、何らの位置変換PTを行うことなく、当初の画素P(1、1)等の階調を対応する距離d(P(1、1)、PHU(1)・N(1)等に従って補正することも可能である。
上記したステップS17で、上記した最適な位置変換PT[best]として、最小の合計値dSUMを与える位置変換PTを用いることに代えて、位置変換PT[1]、PT[2]、PT[3]、...の実行を順次試みる過程において、対応する合計値dSUM(PT[1])、dSUM(PT[2])、dSUM(PT[3])、...を併行して求め、即ち、例えば、位置変換PT[2]を行った時点で合計値dSUM(PT[2])を算出し、次に、位置変換PT[3]を行った時点で合計値dSUM(PT[3])を算出するというような、位置変換PTの実施と合計値dSUMの算出とを併行的に行い、合計値dSUMが予め実験等により決定された所定の閾値d(TH)より小さくなった時点での当該dSUMを与える位置変換PTを位置変換PT[best]として用いることも可能である。
上記したステップS17で、上記した最適な位置変換PT[best]として、予め決められた所定の回数(位置変換PT[1]、PT[2]、...の種類の数より小さい回数)だけ合計値dSUM(PT[1])、dSUM(PT[2])、dSUM(PT[3])、...を算出し、算出されたいずれのdSUMもが前記所定の閾値d(TH)を下回らないときには、前記所定の回数に相当する個数の前記合計値dSUM(PT[1])、dSUM(PT[2])、dSUM(PT[3])、...のうち最小の合計値dSUMを与える位置変換PTを用いることも可能である。
上記したステップS17で、上記した最適な位置変換PT[best]を見つけ出すときに、位置変換PT[1]、PT[2]、PT[3]、...を順次試みる過程でより好適な位置変換PTを次々に模索し、当該好適な位置変換PTに共通する変換量の傾向を増強するというような分岐処理的な方法を用いることも可能である。
上記したステップS14で、画像IMGの「全体」に位置変換PT[1]、PT[2]、PT[3]、...を施すことに代えて、画像IMGの「一部」に位置変換PT[1]、PT[2]、PT[3]、...を施すことによっても上記したと同様な効果を得ることができる。例えば、画像IMGのうち、図7(A)に図示されるように、主走査方向に延びる直線状の部分画像img1についてのみ位置変換PT[1]、PT[2]、PT[3]、...を行うことにより、主走査方向に伸びる他の直線状の部分画像img2、img3についての位置変換PT[1]、PT[2]、PT[3]、...を省略したり、図7(B)に図示されるように、画像IMGのうち、視覚的に最も注意を引く中央に位置する部分画像img4に重点的に位置変換PT[1]、PT[2]、PT[3]、...を施したり、図7(C)に図示されるように、画像IMGを複数の領域ar1、ar2、ar3、...に分割し、当該複数の領域ar1、ar2、ar3、...のうち一又は二以上の領域に代表的に位置変換PT[1]、PT[2]、PT[3]、...を施したりすることにより、画像IMGの全体について位置変換PT[1]、PT[2]、PT[3]、...を行うことに比して、位置変換PT[1]、PT[2]、PT[3]、...の作業量を低減することが可能となる。
上記したステップS18で、画素P(1、1)・PT[best]、画素P(1、2)・PT[best]、...画素P(1、9)・PT[best]、...の階調を、距離d(P(1、1)・PT[best]、PHU(1)・N(1))、距離d(P(1、2)・PT[best]、PHU(1)・N(2))、...、距離d(P(1、9)・PT[best]、PHU(2)・N(1))、...に応じて忠実に補正し、即ち、アナログ的に補正することに代えて、前記階調として、有限個(例えば、2個、4個、8個等)の濃度のうち最も近似する濃度をデジタル的に、即ち離散的に付与することも可能である。例えば、図8に示されるように、2個の濃度、即ち、濃インク及び淡インクを用意しておき、例えば、距離d(P(1、1)・PT[best]の階調として、距離d(P(1、1)・PT[best]、PHU(1)・N(1))が閾値d_th(予め経験等により決められた値)より大きいか小さいかに従って、濃インク又は淡インクを付与することも可能であり、他の画素についても同様である。
上記したステップS18で、画素P(1、1)・PT[best]等の階調を、距離d(P(1、1)・PT[best]、PHU(1)・N(1))等に応じて補正することに加えて、補正後の画像IMGでの階調のバランスが崩れることを回避すべく、例えば、2階調において、画像IMG中の一の画素の階調を「濃」から「淡」に補正するとき(又は「淡」から「濃」に補正するとき)、誤差拡散上の規則又はディザ処理上の規則に従いつつ、画像IMG中の他の画素の階調を「淡」から「濃」に補正する(又は「濃」から「淡」に補正する)こと(以下、「交換補正」という。)を行うことが望ましい。
また、例えば、図9に図示のような64階調の赤の各々が、合計で64個の「淡」又は「濃」画素で表現されることを前提に、一例として、「赤4」を構成する60個の「淡」画素のうちの一の画素の階調を「淡」から「濃」に補正するとき、前記「赤4」を構成する4個の「濃」画素のうちの一の画素の階調を「濃」から「淡」に「交換補正」することにより、「淡」の画素数(60個)及び「濃」の画素数(4個)が何ら変わらないようにすることが望ましい。
図10は、交換補正の動作を示すフローチャートである。以下、交換補正について図10のフローチャートに沿って説明する。説明及び理解を容易にすべく、(1)図11(A)に示されるように、8行8列のディザマスク(図示せず)に対応する、画像IMG中の64個の画素P(1、1)〜画素P(8、8)が、図9に図示の64階調の赤のうち「赤4」(「淡」の画素数が60であり、「濃」の画素数が4である。)を構成し(図11(A)の画素P(1、1)〜画素P(8、8)は、図2の画素P(1、1)〜画素P(8、8)と同一。)、(2)画素P(1、1)〜画素P(8、8)の各々が、図11(B)に示されるような「淡」(白丸)又は「濃」(黒丸)であり、(3)ステップS18で、一の画素の階調を当該一の画素についての距離d(ステップS15で算出)に従って「淡」から「濃」に変更することに伴い、当該ステップS18で、他の画素を「淡」から「濃」に変更するという交換補正を行うことを前提にする。
ステップS18a:画素P(1、1)、画素P(1、2)、画素P(1、3)、...、画素P(8、8)を、距離d(P(1、1)、PHU(1)・N(1))、距離d(P(1、2)、PHU(1)・N(2))、距離d(P(1、3)、PHU(1)・N(3))、...、距離d(P(8、8)、PHU(1)・N(8))の昇順に従って、図11(C)に示されるように、左から右へ一列に並べる。
ステップS18b:その距離dが最も長い画素P(1、3)の濃度(階調)を「濃」から「淡」に変更する。画素P(1、3)の濃度の変更に対応すべく、距離dが最も短い画素P(1、5)の濃度を「淡」から「濃」に変更する。
ステップS18c:その距離dが画素P(1、3)の距離dの次ぎに最も長い画素P(8、7)の濃度を「濃」から「淡」に変更する。画素P(8、7)の濃度の変更に対応すべく、その距離dが画素P(1、5)の距離dの次ぎに最も短い画素P(2、8)に着目するが、その濃度が「濃」であることから、当該画素P(2、8)をスキップし、当該画素P(2、8)の距離dに次いでその距離dが短い画素P(7、3)の濃度を「淡」から「濃」に変更する。
ステップS18d:その距離dが画素P(8、7)の距離dに次いで長い画素P(4、6)の濃度が「淡」であることから、上記した前提に従って、何らの補正を行なわない。
ステップS18e:その距離dが画素P(4、6)の距離dに次ぎに長い画素P(6、5)の濃度を「濃」から「淡」に変更する。画素P(6、5)の変更に対応すべく、その距離dが画素P(7、3)の距離dに次いで短い画素P(1、2)の濃度を「淡」から「濃」に変更する。
ステップS18f:その距離が画素P(6、5)の距離dに次いで長い画素P(3、4)の濃度が「淡」であることから、その濃度を何ら変更しない。従って、その距離dが画素P(1、2)に次いで短い画素P(5、5)の濃度についても何らの変更を行わない。
以後、上記したステップS18b〜18fを適宜行う。
上述したように、距離dが最も長い画素P(1、3)から順々にその濃度を「濃」から「淡」に変更すると共に、当該変更に対応するように、距離dが最も短い画素P(1、5)から順々にその濃度を「淡」から「濃」に変更することから、当初の64個の画素P(1、1)〜画素P(8、8)が表示すべき「赤4」を、当該「赤4」を構成すべき「淡」の画素数60及び「濃」の画素数4を何ら変更することなく精度高く表すことが可能となる。
PRT 印刷装置 10 入力ユニット 20 処理ユニット 30 記憶ユニット 40 出力ユニット 50 記録媒体 22 位置変換部 23 階調補正部。
Claims (13)
- 主走査方向に沿って配列されるべき複数のノズルから液滴を吐出することにより、前記主走査方向に沿って配列されるべき複数の画素からなる画像を印刷すべき媒体に前記複数の画素を形成することによって前記媒体上に前記画像を印刷する印刷方法であって、
一の画素と当該一の画素に対応する一のノズルとの間の距離が長いほど、当該一の画素の濃度をより淡くする補正工程を含むことを特徴とする印刷方法。 - 前記複数の画素の位置を移動させる変換であって、前記複数のノズルと前記変換後の前記複数の画素との間の距離の総和を最小にする前記変換を行う変換工程を更に有し、
前記補正工程は、前記変換工程での変換後の前記一の画素と前記一のノズルとの間の距離が長いほど、前記変換後の一の画素の濃度をより淡くすることを特徴とする請求項1記載の印刷方法。 - 前記濃度は、2階調であり、
前記補正工程は、前記一の画素を、前記距離に応じて前記2階調のうちの一方から他方へ変更するとき、当該一の画素との関係で予め決められた範囲内にある他の画素を前記他方の階調から前記一方の階調へ変更することを特徴とする請求項1記載の印刷方法。 - 前記濃度は、2階調であり、
前記補正工程は、前記一方の階調である複数の第1の画素の階調を、当該複数の第1の画素の前記距離の降順に応じて前記他方の階調に変更するとき、前記複数の第1の画素との関係で予め決められた範囲内にあり、前記他方の階調である第2の複数の画素の階調を、当該複数の画素の前記距離の昇順に応じて前記一方の階調に変更することを特徴とする請求項1記載の印刷方法。 - 主走査方向に沿って配列されるべき複数のノズルから液滴を吐出することにより、前記主走査方向に沿って配列されるべき複数の画素からなる画像を印刷すべき媒体に前記複数の画素を形成することによって前記媒体上に前記画像を印刷する印刷装置であって、
一の画素と当該一の画素に対応する一のノズルとの間の距離が長いほど、当該一の画素の濃度をより淡くする補正部を含むことを特徴とする印刷装置。 - 前記複数の画素の位置を移動させる変換であって、前記複数のノズルと前記変換後の前記複数の画素との間の距離の総和を最小にする前記変換を行う変換部を更に有し、
前記補正部は、前記変換工程での変換後の前記一の画素と前記一のノズルとの間の距離が長いほど、前記変換後の一の画素の濃度をより淡くすることを特徴とする請求項5記載の印刷装置。 - 前記濃度は、2階調であり、
前記補正部は、前記一の画素を、前記距離に応じて前記2階調のうちの一方から他方へ変更するとき、当該一の画素との関係で予め決められた範囲内にある他の画素を前記他方の階調から前記一方の階調へ変更することを特徴とする請求項5記載の印刷装置。 - 前記濃度は、2階調であり、
前記補正部は、前記一方の階調である複数の第1の画素の階調を、当該複数の第1の画素の前記距離の降順に応じて前記他方の階調に変更するとき、前記複数の第1の画素との関係で予め決められた範囲内にあり、前記他方の階調である第2の複数の画素の階調を、当該複数の画素の前記距離の昇順に応じて前記一方の階調に変更することを特徴とする請求項5記載の印刷装置。 - コンピュータによる制御下で、印刷装置に、主走査方向に沿って配列されるべき複数のノズルから液滴を吐出させることにより、前記主走査方向に沿って配列されるべき複数の画素からなる画像を印刷すべき媒体に前記複数の画素を形成させることによって前記媒体上に前記画像を印刷させる印刷プログラムであって、
補正部に、一の画素と当該一の画素に対応する一のノズルとの間の距離が長いほど、当該一の画素の濃度をより淡くさせる補正工程を含むことを特徴とする印刷プログラム。 - 前記複数の画素の位置を移動させる変換であって、前記複数のノズルと前記変換後の前記複数の画素との間の距離の総和を最小にする前記変換を行わせる変換工程を更に有し、
前記補正工程では、前記補正部に、前記変換工程での変換後の前記一の画素と前記一のノズルとの間の距離が長いほど、前記変換後の一の画素の濃度をより淡くさせることを特徴とする請求項9記載の印刷プログラム。 - 前記濃度は、2階調であり、
前記補正工程では、前記一の画素を、前記距離に応じて前記2階調のうちの一方から他方へ変更するとき、当該一の画素との関係で予め決められた範囲内にある他の画素を前記他方の階調から前記一方の階調へ変更させることを特徴とする請求項9記載の印刷プログラム。 - 前記濃度は、2階調であり、
前記補正工程では、前記一方の階調である複数の第1の画素の階調を、当該複数の第1の画素の前記距離の降順に応じて前記他方の階調に変更するとき、前記複数の第1の画素との関係で予め決められた範囲内にあり、前記他方の階調である第2の複数の画素の階調を、当該複数の画素の前記距離の昇順に応じて前記一方の階調に変更することを特徴とする請求項9記載の印刷プログラム。 - 請求項9に記載の印刷プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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JP2005016491A JP2006205365A (ja) | 2005-01-25 | 2005-01-25 | 印刷方法、印刷装置、印刷プログラム、及び記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
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