JP2006203609A - 情報処理装置、サーバ装置、及び情報処理方法 - Google Patents

情報処理装置、サーバ装置、及び情報処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】通信処理装置を介して反復して送信される反復パケットが、通信処理装置のポート維持時間よりも長い間隔で送信されていることを情報処理装置に通知する。
【解決手段】サーバ装置3は、情報処理装置1から通信処理装置2を介して反復して送信される反復パケットを受信する反復パケット受信部31と、反復パケットが、通信処理装置2のポート維持時間よりも長い間隔で送信されているかどうかを判断する判断部32と、判断部32によって、反復パケットがポート維持時間よりも長い間隔で送信されていると判断された場合に、その判断結果に関する情報である判断結果情報を情報処理装置1に送信する判断結果情報送信部33と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、反復してパケットを送信する情報処理装置等に関する。
情報処理装置、通信処理装置、及びサーバ装置を含む情報処理システムにおいて、例えば、家庭用のPC(Personal Computer)や家電機器などの情報処理装置から通信処理装置を介して、所定のパケットをサーバ装置に定期的に送信することが行われている(例えば、特許文献1参照)。ここで、通信処理装置は、例えば、NAT(Network Address Translation)機能を有するルータなどである。また、その所定のパケット(「反復パケット」とする)は、携帯電話等の外部の装置から情報処理装置にサーバ装置を経由してアクセスすることができるように、通信処理装置のポートを維持する(すなわち、WAN側からのパケットが通信処理装置を経由して情報処理装置に送信されるようにしておく)ために定期的に送信される。
ルータ等のNAT機能を有する通信処理装置では、LAN(Local Area Network)側からWAN側へパケットを送信するときにLAN側のプライベートIPアドレスとポート番号を、WAN側のグローバルIPアドレスとポート番号に変換する。また、WAN側からの返信パケットを受信した場合には、その逆変換を行うことによって、情報処理装置にパケットを渡す。ここで、通信処理装置では、そのようなアドレス変換を行う時間が設定されている。具体的には、WAN側とLAN側との間において、あるアドレス変換が最後になされてから所定の期間経過した後には、WAN側から受け取ったパケットに対するそのアドレス変換は行われなくなる(LAN側から受け取ったパケットに対しては、新たなアドレス変換がなされることになる)。すなわち、そのWAN側からのパケットは情報処理装置で受信されないことになり、携帯電話等の外部の装置から情報処理装置にサーバ装置を経由してアクセスできないことになる。その所定の期間のことをポート維持時間と呼ぶことにする。
国際公開第2004/030292号パンフレット(第1頁、第1図等)
上述した情報処理システムにおいて、情報処理装置がサーバ装置からの情報を受信できるようにするには、通信処理装置において絶えずサーバ装置からの(すなわち、WAN側からの)パケットに対してアドレス変換をできるようにしておかなければならない。したがって、情報処理装置とサーバ装置との間で情報のやり取りを行う必要がない場合であっても、情報処理装置から通信処理装置を介して、サーバ装置にパケットを定期的に送信することによって、サーバ装置から送信されたパケットに対して、通信処理装置がアドレス変換を行うことができるようにしておく必要がある。
しかしならが、情報処理装置において通信処理装置のポート維持時間が正しく設定されていない場合や、たとえ正しく設定されていたとしても、通信処理装置がポート維持時間の異なるものに交換された場合などには、反復パケットの送信間隔がポート維持時間よりも長くなる場合がありうる。反復パケットの送信間隔が通信処理装置のポート維持時間よりも長い場合には、サーバ装置から送信されたパケットを情報処理装置が受信できない期間が存在することになる。具体的には、反復パケットが通信処理装置を通過してからポート維持時間だけ経過した時点から、次の反復パケットが通信処理装置を通過する時点までの期間については、サーバ装置から送信されたパケットを情報処理装置が受信できないこ
とになる(ただし、反復パケット以外、情報処理装置とサーバ装置との間で通信が行われていない場合であるとする)。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、反復パケットを、通信処理装置を介して反復して送信する情報処理装置と、反復パケットが通信処理装置のポート維持時間よりも長い間隔で送信されている旨を情報処理装置に通知可能なサーバ装置とを備える情報処理システム等を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明によるサーバ装置は、情報処理装置から通信処理装置を介して反復して送信されるパケットである反復パケットを受信する反復パケット受信部と、前記反復パケットが、前記通信処理装置のポート維持時間よりも長い間隔で送信されているかどうかを判断する判断部と、前記判断部によって、前記反復パケットが前記ポート維持時間よりも長い間隔で送信されていると判断された場合に、当該判断結果に関する情報である判断結果情報を前記情報処理装置に送信する判断結果情報送信部と、を備えたものである。
このような構成により、情報処理装置から送信されている反復パケットが、通信処理装置のポート維持時間よりも長い間隔で送信されており、サーバ装置から送信された情報を情報処理装置が受信できない期間が存在する場合に、その旨を情報処理装置に通知することができる。その結果、例えば、情報処理装置において、反復パケットの送信間隔が適切なものに変更されることによって、サーバ装置から送信された情報を情報処理装置が受信できない期間がないようにすることができうる。
また、本発明によるサーバ装置では、前記判断部が、前記反復パケットの送信元のポート番号を少なくとも含む情報である送信元情報を記憶している送信元情報記憶部と、前記反復パケット受信部が受信した反復パケットの送信元のポート番号が、前記送信元情報に含まれている送信元のポート番号と異なる場合に、前記反復パケットが前記ポート維持時間よりも長い間隔で送信されていると判断する変更判断部と、を備えてもよい。
このような構成により、判断部は、反復パケットの送信元のポート番号が変化したかどうか判断することによって、反復パケットが、通信処理装置のポート維持時間よりも長い間隔で送信されているかどうかを判断することができる。
また、本発明によるサーバ装置では、前記判断結果情報には、前記反復パケットの送信間隔の変更に関する情報である送信間隔変更情報が含まれてもよい。
このような構成により、情報処理装置においてどのように反復パケットの送信間隔を変更するのかについて、サーバ装置が指示することができる。
本発明による情報処理装置は、通信処理装置を介して通信を行う情報処理装置であって、前記通信処理装置のポート維持時間を示す情報であるポート維持時間情報を記憶しているポート維持時間情報記憶部と、反復して送信するパケットである反復パケットを、前記ポート維持時間情報に基づいて、前記通信処理装置を介して反復して送信する反復パケット送信部と、前記反復パケットが前記通信処理装置のポート維持時間よりも長い間隔で送信されていると判断された判断結果に関する情報である判断結果情報を受信する判断結果情報受信部と、前記判断結果情報受信部が前記判断結果情報を受信した場合に、前記ポート維持時間情報を変更するポート維持時間情報変更部と、を備えたものである。
このような構成により、反復パケットの送信間隔が通信処理装置のポート維持時間よりも長い場合に、その反復パケットを送信する間隔が適切なものとなりうるように、ポート
維持時間情報を変更することができる。そのポート維持時間情報の変更の結果、反復パケットの送信間隔をポート維持時間よりも短くすることができた場合には、サーバ装置から送信された情報を情報処理装置が受信できない期間がないようにすることができる。
また、本発明による情報処理装置では、前記判断結果情報受信部が前記判断結果情報を受信した場合に、前記通信処理装置のポート維持時間を検出するポート維持時間検出部をさらに備え、前記ポート維持時間情報変更部が、前記ポート維持時間情報記憶部が記憶しているポート維持時間情報を、前記ポート維持時間検出部が検出したポート維持時間に基づいて変更してもよい。
このような構成により、例えば、通信処理装置が交換されることなどによって通信処理装置のポート維持時間が変化していた場合であっても、新たに検出されたポート維持時間に基づいて反復パケットを送信することができ、その結果、サーバ装置から送信された情報を情報処理装置が受信できない期間がないようにすることができる。
また、本発明による情報処理装置では、前記ポート維持時間情報変更部が、前記ポート維持時間情報が示すポート維持時間が減少するように前記ポート維持時間情報を変更してもよい。
このような構成により、サーバ装置から送信された情報を情報処理装置が受信できない期間をなくすように、ポート維持時間情報を変更することができうる。なお、1回のポート維持時間情報の変更によって、サーバ装置から送信された情報を情報処理装置が受信できない期間をなくことができてもよく、あるいは、2回以上のポート維持時間情報の変更によって、サーバ装置から送信された情報を情報処理装置が受信できない期間をなくすことができてもよい。
また、本発明による情報処理装置では、前記ポート維持時間情報変更部が、前記ポート維持時間情報の示すポート維持時間が所定の時間だけ減少するように前記ポート維持時間情報を変更してもよい。
このような構成により、ポート維持時間情報の変更によって、反復パケットの送信間隔を、所定の時間だけ短くすることができうる。
また、本発明による情報処理装置では、前記ポート維持時間情報変更部が、前記ポート維持時間情報の示すポート維持時間が所定の割合だけ減少するように前記ポート維持時間情報を変更してもよい。
このような構成により、ポート維持時間情報の変更によって、反復パケットの送信間隔を、所定の割合だけ短くすることができうる。
本発明による情報処理装置は、通信処理装置を介して通信を行う情報処理装置であって、前記通信処理装置のポート維持時間を示す情報であるポート維持時間情報を記憶しているポート維持時間情報記憶部と、反復して送信するパケットである反復パケットを、前記ポート維持時間情報に基づいて、前記通信処理装置を介して反復して送信する反復パケット送信部と、前記反復パケットが前記通信処理装置のポート維持時間よりも長い間隔で送信されていると判断された判断結果に関する情報である判断結果情報を受信する判断結果情報受信部と、前記判断結果情報受信部が前記判断結果情報を受信した場合に、当該判断結果情報に関する情報を出力する出力部と、を備えたものである。
このような構成により、反復パケットの送信間隔が通信処理装置のポート維持時間よりも長い場合に、その旨を出力することができる。その出力の結果に応じて、例えば、ユーザがポート維持時間情報記憶部で記憶されているポート維持時間を適切なものになるよう
に変更することにより、反復パケットの送信間隔をポート維持時間よりも短くすることができうる。
本発明による情報処理システム等によれば、情報処理装置から通信処理装置を介して反復して送信される反復パケットの送信間隔が、通信処理装置のポート維持時間よりも長いかどうかを判断することができ、その判断結果を示す情報を情報処理装置に送信することができる。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1による情報処理システムについて、図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施の形態による情報処理システムの構成を示すブロック図である。図1において、本実施の形態による情報処理システムは、情報処理装置1と、通信処理装置2と、サーバ装置3とを備える。通信処理装置2と、サーバ装置3とは、有線または無線の通信回線100で接続されている。この通信回線100は、例えば、インターネットやイントラネット、公衆電話回線などである。
情報処理装置1は、ポート維持時間情報記憶部11と、反復パケット送信部12と、判断結果情報受信部13と、ポート維持時間情報変更部14とを備え、通信処理装置2を介して通信を行う。なお、情報処理装置1は、例えば、コンピュータ、電子レンジ、電話機、プリンタ、ファクシミリ装置、冷蔵庫、洗濯機、空調装置、テレビ、映像録画装置、セットトップボックス等である。
ポート維持時間情報記憶部11は、通信処理装置2のポート維持時間を示す情報であるポート維持時間情報を記憶している。ここで、ポート維持時間情報記憶部11が記憶しているポート維持時間情報の示すポート維持時間は、通信処理装置2の実際のポート維持時間と同じであってもよく、あるいは、それよりも短い時間であってもよい。例えば、通信処理装置2のポート維持時間が5分である場合に、ポート維持時間情報記憶部11が記憶しているポート維持時間情報の示すポート維持時間は、3分や4分であってもよい。ポート維持時間情報記憶部11は、所定の記録媒体(例えば、半導体メモリや磁気ディスク、光ディスクなど)によって実現され得る。
反復パケット送信部12は、通信処理装置2を介して反復して反復パケットを送信する。ここで、反復パケットとは、反復パケット送信部12が反復して送信するパケットである。「反復して送信する」とは、繰り返して何度も送信することであり、その送信の間隔は一定(例えば、5分ごとなど)であってもよく、不定(例えば、4分から5分の間で変化するなど)であってもよい。反復パケット送信部12は、反復パケットを、ポート維持時間情報記憶部11が記憶しているポート維持時間情報に基づいて送信する。「ポート維持時間情報に基づいて」とは、ポート維持時間情報の示すポート維持時間の間隔で反復パケットを送信すること、ポート維持時間情報の示すポート維持時間と異なる間隔(例えば、ポート維持時間情報の示すポート維持時間よりも短い間隔)で反復パケットを送信することなどを含む。反復パケットのペイロードには、何らかの情報が含まれていてもよく、何も情報が含まれていなくてもよい。反復パケットは、例えば、UDP(User Datagram Protocol)やTCP(Transmission Control Protocol)のパケットである。なお、反復パケット送信部12は、送信を行うための送信デバイス(例えば、モデムやネットワークカードなど)を含んでもよく、あるいは含まなくてもよい(この場合には、反復パケット送信部12と通信処理装置2との間に図示しない送信デバイスが存在することとなる)。また、反復パケット送信部12は
、ハードウェアによって実現されてもよく、あるいは送信デバイスを駆動するドライバ等のソフトウェアによって実現されてもよい。
判断結果情報受信部13は、サーバ装置3から送信された判断結果情報を受信する。ここで、判断結果情報とは、反復パケットが通信処理装置2のポート維持時間よりも長い間隔で送信されていると判断された結果に関する情報である。この判断結果情報は、例えば、その判断結果そのものを示す情報であってもよく、ポート維持時間情報の変更を指示する情報であってもよく、情報処理装置1が、反復パケットが通信処理装置2のポート維持時間よりも長い間隔で送信されていることを知ることができる情報であれば、どのような内容であってもよい。なお、判断結果情報受信部13は、受信を行うための受信デバイス(例えば、モデムやネットワークカードなど)を含んでもよく、あるいは含まなくてもよい(この場合には、判断結果情報受信部13と通信処理装置2との間に図示しない受信デバイスが存在することとなる)。また、判断結果情報受信部13は、ハードウェアによって実現されてもよく、あるいは受信デバイスを駆動するドライバ等のソフトウェアによって実現されてもよい。
ポート維持時間情報変更部14は、ポート維持時間情報記憶部11が記憶しているポート維持時間情報を変更する。ポート維持時間情報変更部14は、判断結果情報受信部13が判断結果情報を受信した場合に、そのポート維持時間情報の変更を行う。ポート維持時間情報の変更の具体例については後述する。
通信処理装置2は、情報処理装置1と、サーバ装置3との間の通信に関する処理を行う。通信処理装置2は、プライベートアドレスとグローバルアドレスとの間で相互にアドレス変換を行うNAT機能を有する装置である。通信処理装置2は、NAT機能に加えて、パケットフィルタリングのファイアウォール(Firewall)の機能を有する装置であってもよい。ここで、パケットフィルタリングとは、例えば、受信フィルタルールに基づいた受信パケットの選択を行うものである。受信フィルタルールには、例えば、そのポートからパケットを送信したアドレスからのみしかパケットを受信しないAddress
Sensitiveフィルタ、そのポートからパケットを送信したポートからのみしかパケットを受信しないPort Sensitiveフィルタ、フィルタが存在しないNoフィルタがある。
サーバ装置3は、反復パケット受信部31と、判断部32と、判断結果送信部33とを備える。
反復パケット受信部31は、情報処理装置1から通信処理装置2を介して反復して送信されるパケットである反復パケットを受信する。なお、反復パケット受信部31は、受信を行うための受信デバイス(例えば、モデムやネットワークカードなど)を含んでもよく、あるいは含まなくてもよい(この場合には、反復パケット受信部31と通信回線100との間に図示しない受信デバイスが存在することとなる)。また、反復パケット受信部31は、ハードウェアによって実現されてもよく、あるいは受信デバイスを駆動するドライバ等のソフトウェアによって実現されてもよい。また、本実施の形態では、説明の便宜上、反復パケット受信部31が、情報処理装置1から送信された反復パケットを受信する場合について説明するが、反復パケット受信部31は、情報処理装置1とは別の情報処理装置から送信された反復パケットを受信してもよい。
判断部32は、反復パケットが、通信処理装置2のポート維持時間よりも長い間隔で送信されているかどうかを判断する。判断部32は、送信元情報記憶部34と、変更判断部35とを備える。
送信元情報記憶部34は、送信元情報を記憶している。ここで、送信元情報とは、反復
パケットの送信元のポート番号を少なくとも含む情報である。すなわち、送信元情報には、反復パケットが通過した通信処理装置2のポート番号が含まれている。なお、送信元情報には、反復パケットの送信元のアドレス等が含まれていてもよく、含まれていなくてもよい。また、この送信元情報は、反復パケットの送信元のアドレスやポート番号を管理する情報であってもよく、あるいは、反復パケットの送信元のアドレスやポート番号を管理する情報は、別途記憶されており、送信元情報は、その別途記憶されている情報から変更判断部35による判断のために一時的に読み出されて記憶されている情報であってもよい。送信元情報記憶部34は、所定の記録媒体(例えば、半導体メモリや磁気ディスク、光ディスクなど)によって実現され得る。
変更判断部35は、反復パケット受信部31が受信した反復パケットの送信元のポート番号が、送信元情報記憶部34で記憶されている送信元情報に含まれている送信元のポート番号と異なる場合に、反復パケットがポート維持時間よりも長い間隔で送信されていると判断する。詳細については具体例において説明するが、情報処理装置1から送信される反復パケットが、通信処理装置2のポート維持時間よりも長い間隔で送信されている場合には、反復パケットの送信元のポート番号(厳密には、通信処理装置2の通信回線100側のポート番号)が情報処理装置1から反復パケットが送信されるたびに変更されることになる。したがって、変更判断部35は、反復パケットの送信元のポートが変更されたかどうかを判断することにより、反復パケットがポート維持時間よりも長い間隔で送信されているかどうか判断することができる。
このように、判断部32は、通信処理装置2のポート維持時間よりも長い間隔で反復パケットが送信されているかどうかを直接判断するものでなくてもよい。変更判断部35による判断のように、反復パケットの送信元ポート番号が変化したかどうかを判断することによって、結果として、通信処理装置2のポート維持時間よりも長い間隔で反復パケットが送信されているかどうかを判断するものであってもよい。
判断結果送信部33は、判断部32によって、反復パケットが通信処理装置2のポート維持時間よりも長い間隔で送信されていると判断された場合に、判断結果情報を情報処理装置1に送信する。ここで、判断結果情報は、判断部32による判断結果に関する情報であり、前述のように、例えば、その判断結果そのものを示す情報であってもよく、ポート維持時間情報の変更を指示する情報であってもよい。また、「判断結果情報を情報処理装置1に送信する」ことには、判断結果情報の送信先を通信処理装置2のWAN側のアドレスにする場合を含むものとする。通信処理装置2がNAT機能を有する場合には、判断結果情報の送信先として情報処理装置1のアドレスを指定することはできないが、通信処理装置2のアドレスを指定することによって、通信処理装置2においてアドレス変換が行われ、情報処理装置1に送信されることになるからである。なお、判断結果送信部33は、送信を行うための送信デバイス(例えば、モデムやネットワークカードなど)を含んでもよく、あるいは含まなくてもよい(この場合には、判断結果送信部33と通信回線100との間に図示しない送信デバイスが存在することとなる)。また、判断結果送信部33は、ハードウェアによって実現されてもよく、あるいは送信デバイスを駆動するドライバ等のソフトウェアによって実現されてもよい。
次に、情報処理装置1の動作について、図2のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS101)反復パケット送信部12は、反復パケットを送信するかどうか判断する。例えば、ポート維持時間情報記憶部11が記憶しているポート維持時間情報の示すポート維持時間が5分である場合に、反復パケット送信部12は、5分おきに反復パケットを送信するタイミングであると判断する。反復パケットを送信すると判断した場合には、ステップS102に進み、そうでない場合には、ステップS103に進む。
(ステップS102)反復パケット送信部12は、反復パケットをサーバ装置3に送信する。そして、ステップS101に戻る。
(ステップS103)判断結果情報受信部13は、判断結果情報を受信したかどうか判断する。そして、判断結果情報を受信した場合には、ステップS104に進み、そうでない場合には、ステップS101に戻る。
(ステップS104)ポート維持時間情報変更部14は、ポート維持時間情報記憶部11が記憶しているポート維持時間情報を変更する。このポート維持時間情報の変更は、例えば、判断結果情報に含まれる変更に関する情報(例えば、ポート維持時間を1分減少させる旨の情報など)に基づいてなされてもよく、あるいは、あらかじめポート維持時間情報変更部14に設定されている変更に関する情報(例えば、ポート維持時間を1分減少させる旨の情報など)に基づいてなされてもよい。
なお、図2のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
次に、サーバ装置3の動作について、図3のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS201)反復パケット受信部31は、反復パケットを受信したかどうか判断する。そして、反復パケットを受信した場合には、ステップS202に進み、そうでない場合には、反復パケットを受信するまでステップS201の処理を繰り返す。
(ステップS202)判断部32は、反復パケットがポート維持時間よりも長い間隔で送信されているかどうか判断する。そして、反復パケットがポート維持時間よりも長い間隔で送信されている場合には、ステップS203に進み、そうでない場合には、ステップS201に戻る。
(ステップS203)判断結果送信部33は、判断結果情報を反復パケットの送信元である情報処理装置1に送信する。
なお、図3のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
図4は、図3のフローチャートのステップS202の判断処理の詳細について説明するためのフローチャートである。
(ステップS301)変更判断部35は、反復パケット受信部31が受信した反復パケットの送信元のポート番号を反復パケットのヘッダから取得する。
(ステップS302)変更判断部35は、送信元情報記憶部34が記憶している送信元情報から、反復パケットの送信元のポート番号を取得する。
(ステップS303)変更判断部35は、ステップS301で取得したポート番号と、ステップS302で取得したポート番号とが一致するかどうか判断する。そして、一致する場合には、ステップS304に進み、一致しない場合には、ステップS305に進む。
(ステップS304)変更判断部35は、反復パケットがポート維持時間よりも長い間隔で送信されていないと判断する。すなわち、ステップS202の判断処理において、ステップS201に戻る。
(ステップS305)変更判断部35は、反復パケットがポート維持時間よりも長い間隔で送信されていると判断する。すなわち、ステップS202の判断処理において、ステップS203に進む。
次に、本実施の形態による情報処理システムの動作について、具体例を用いて説明する

まず、ポート維持時間よりも長い間隔で反復パケットが送信された場合に、反復パケットの送信元のポート番号が変更されることについて説明する。図5は、そのことを説明するための図である。図5において、通信処理装置2のポート維持時間が5分であったとする。一方、情報処理装置1は、6分の間隔で反復パケットを送信するとする。情報処理装置1から送信された1個目の反復パケットは、通信処理装置2のWAN側のポートP2が割り当てられてサーバ装置3に送信される。次に、2個目の反復パケットは、その送信時にポートP2に関するポート維持時間がすでに経過しているため、通信処理装置2において新たなポート割り当てが行われ、通信処理装置2のWAN側のポートP4が割り当てられてサーバ装置3に送信される。したがって、サーバ装置3では、同じ情報処理装置1から送信された反復パケットであっても、送信元ポート番号がP2からP4に変更された場合には、通信処理装置2のポート維持時間よりも長い間隔で反復パケットが送信されていると判断することができる。
一方、通信処理装置2のポート維持時間よりも短い間隔で反復パケットが送信されている場合には、通信処理装置2において同じアドレス変換、ポート番号の変換が行われるため、サーバ装置3が受信する反復パケットの送信元ポート番号はいつも同じになる。
この具体例において、通信処理装置2のポート維持時間が5分30秒であるとする。一方、ポート維持時間情報記憶部11は、ポート維持時間「6分」を示すポート維持時間情報を記憶しており、反復パケット送信部12は、そのポート維持時間情報に基づいて、6分ごとに反復パケットを送信するとする。また、情報処理装置1等のアドレスは、以下のとおりであるとする。
情報処理装置1:192.168.0.10
通信処理装置2のLAN側:192.168.0.1
通信処理装置2のWAN側:155.32.10.10
サーバ装置3:222.111.10.10
また、この具体例において、ポート維持時間情報変更部14は、ポート維持時間情報が示すポート維持時間が減少するようにポート維持時間情報を変更するものとする。具体例1では、ポート維持時間情報変更部14がポート維持時間情報を変更する場合に、あらかじめ決められているとおりにポート維持時間情報を変更する場合について説明し、具体例2では、サーバ装置3から送信される判断結果情報に、反復パケットの送信間隔の変更に関する情報である送信間隔変更情報が含まれており、ポート維持時間情報変更部14は、その送信間隔変更情報に基づいてポート維持時間情報を変更する場合について説明する。
[具体例1]
まず、情報処理装置1が起動され、反復パケット送信部12は、反復パケットを送信するタイミングであると判断したとする(ステップS101)。すると、反復パケット送信部12は、図6(a)で示されように、ペイロードに情報処理装置1を識別する情報である装置識別情報「AAA」を含む反復パケットを構成し、その反復パケットをサーバ装置3に送信する(ステップS102)。
その反復パケットは、通信処理装置2においてアドレス変換され、サーバ装置3に送信される。サーバ装置3の反復パケット受信部31は、その反復パケットを受信し、それまでに受信していない反復パケットであるため、図示しない機構により、その反復パケットの送信元のIPアドレス、及びポート番号を送信元情報記憶部34が記憶している送信元情報に登録する。図7は、反復パケットの送信元である通信処理装置2のアドレス「155.32.10.10」、及びポート番号「12345」が登録された送信元情報の一例を示す図である。
反復パケット送信部12は、反復パケットを送信した後に、タイマによる計時をスタートする。そして、そのタイマの値がポート維持時間情報の示すポート維持時間「6分」になると、反復パケットを送信するタイミングであると判断し(ステップS101)、反復パケットを送信する(ステップS102)。
1回目の反復パケットの送信から、2回目の反復パケットの送信までの間に、情報処理装置1とサーバ装置3との間で、他の情報の送受信が行われていなかったとすると、1回目の反復パケットが送信されてから5分経過した時点でポート維持時間を超えることとなり、2回目の反復パケットは、1回目の反復パケットとは異なるポート(ポート番号「12346」とする)を介してサーバ装置3に送信される。
サーバ装置3の反復パケット受信部31は、その反復パケットを受信すると、その反復パケットを変更判断部35に渡す(ステップS201)。変更判断部35は、反復パケットのヘッダに含まれる送信元ポート番号「12346」を取得する(ステップS301)。また、変更判断部35は、反復パケットのペイロードに含まれる装置識別情報「AAA」を取得し、その装置識別情報に対応するポート番号「12345」を、図7で示される送信元情報から取得する(ステップS302)。その両者のポート番号は異なっているため、変更判断部35は、反復パケットがポート維持時間よりも長い間隔で送信されていると判断し(ステップS303)、判断結果情報を送信する旨の指示を判断結果送信部33に渡す(ステップS305、S202)。
すると、判断結果送信部33は、図6(b)で示される、反復パケットの送信間隔がペイロードにポート維持時間を超えている旨の情報を含む判断結果情報のパケットを構成し、その判断結果情報を反復パケットの送信元のアドレス「155.32.10.10」、ポート番号「12346」に送信する(ステップS203)。すると、その判断結果情報は、通信処理装置2でアドレス変換され、情報処理装置1に送信される。なお、この判断結果情報は、反復パケットの受信後すぐに送信されるため、反復パケットが送信されてからポート維持時間が経過するまでに通信処理装置2を通過することができ、情報処理装置1に送信されることになる。
なお、サーバ装置3において、送信元情報記憶部34が記憶している送信元情報の装置識別情報「AAA」に対応するポート番号は、図示しない機構により、新たなポート番号「12346」に変更されるものとする。
情報処理装置1の判断結果情報受信部13は、その判断結果情報を受信すると(ステップS103)、判断結果情報を受信した旨をポート維持時間情報変更部14に渡す。ポート維持時間情報変更部14は、ポート維持時間情報が示すポート維持時間が「1分」だけ減少するようにポート維持時間情報を変更する(ステップS104)。その結果、ポート維持時間情報が示すポート維持時間は「5分」となる。
その後、反復パケット送信部12は、タイマの値が変更後のポート維持時間情報の示すポート維持時間「5分」になると、反復パケットを送信するタイミングであると判断し(ステップS101)、反復パケットを送信する(ステップS102)。
この場合には、反復パケットの送信間隔がポート維持時間よりも短いため、前回と同一のポート番号「12346」を介してサーバ装置3に送信される。サーバ装置3の反復パケット受信部31は、その反復パケットを受信すると、その反復パケットを変更判断部35に渡す(ステップS201)。変更判断部35は、反復パケットのヘッダに含まれる送信元ポート番号「12346」を取得し(ステップS301)、装置識別情報「AAA」
に対応するポート番号「12346」を、送信元情報から取得する(ステップS302)。その両者のポート番号は一致するため、変更判断部35は、反復パケットがポート維持時間よりも長い間隔で送信されていないと判断する(ステップS303、S304、S202)。その結果、判断結果情報の送信等は行われず、その後、ポート維持時間情報記憶部11が記憶しているポート維持時間「5分」の間隔で反復パケットが継続して送信されることになる。
[具体例2]
サーバ装置3から判断結果情報が送信されるまでの処理は、具体例1と同様であり、その説明を省略する。ただし、この具体例では、サーバ装置3から送信される判断結果情報に、反復パケットの送信間隔の変更に関する情報である送信間隔変更情報が含まれているものとする。その送信間隔変更情報は、あらかじめ判断結果送信部33において保持されており、判断結果送信部33が判断結果情報を送信するときに、その保持している送信間隔変更情報をペイロードに含む判断結果情報(図6(c)参照)を構成し、情報処理装置1に送信するものとする。この具体例では、送信間隔変更情報は、ポート維持時間情報を1分減少させる旨の情報であるとする。
判断結果情報受信部13は、図6(c)で示される判断結果情報を受信すると(ステップS103)、判断結果情報に含まれる送信間隔変更情報をポート維持時間情報変更部14に渡す。ポート維持時間情報変更部14は、その送信間隔変更情報に基づいて、ポート維持時間情報記憶部11が記憶しているポート維持時間情報の示すポート維持時間「6分」を1分減少させ、ポート維持時間「5分」に変更する(ステップS104)。
その後、その変更後のポート維持時間「5分」の間隔で反復パケットが送信され、反復パケットの送信間隔がポート維持時間よりも短いため、判断結果情報等が送信されず、そのポート維持時間の間隔で反復パケットの送信が繰り返し行われるのは、具体例1と同様である。
なお、上記各具体例では、ポート維持時間情報変更部14がポート維持時間情報の示すポート維持時間が所定の時間(上記具体例では「1分」)だけ減少するようにポート維持時間情報を変更する場合について説明したが、ポート維持時間情報変更部14は、ポート維持時間情報の示すポート維持時間が所定の割合だけ減少するようにポート維持時間情報を変更してもよい。例えば、ポート維持時間情報の示すポート維持時間「6分」を1割減少させて「5分24秒」としてもよく、ポート維持時間情報の示すポート維持時間「6分」を2で割って「3分」としてもよく、あるいは、ポート維持時間情報の示すポート維持時間「6分」に「0.8」をかけて「4.8分(=4分48秒)」にしてもよい。
また、上記各具体例では、ポート維持時間情報変更部14による1回の変更でポート維持時間情報記憶部11が記憶しているポート維持時間情報の示すポート維持時間が通信処理装置2のポート維持時間よりも短くなる場合について説明したが、ポート維持時間情報変更部14によるポート維持時間情報の変更が何回か行われることにより、ポート維持時間情報記憶部11が記憶しているポート維持時間情報の示すポート維持時間が通信処理装置2のポート維持時間よりも短くなるようにしてもよい。例えば、ポート維持時間情報記憶部11がポート維持時間「8分」のポート維持時間情報を記憶している場合には、ポート維持時間情報変更部14によるポート維持時間を1分減少させるポート維持時間情報の変更が3回繰り返されることにより、適切なポート維持時間「5分」のポート維持時間情報となるようにしてもよい。
以上のように、本実施の形態による情報処理システムでは、情報処理装置1が反復して送信している反復パケットの送信間隔が通信処理装置2のポート維持時間よりも長い場合
に、その旨をサーバ装置3から情報処理装置1に通知することができる。その通知に応じて、情報処理装置1において、反復パケットの送信間隔を変更することにより、反復パケットの送信間隔を、通信処理装置2のポート維持時間よりも短い間隔とすることができる。
したがって、情報処理装置1において何らかのエラーによって通信処理装置2のポート維持時間よりも長いポート維持時間が設定されていた場合や、それまでのポート維持時間よりも短いポート維持時間の通信処理装置2に変更された結果、反復パケットの送信間隔が通信処理装置2のポート維持時間よりも長くなった場合などであっても、反復パケットの送信間隔を通信処理装置2のポート維持時間よりも短くすることができる。その結果、サーバ装置3から送信されたパケットを情報処理装置1が受信できない期間がないようにすることができる。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2による情報処理システムについて、図面を参照しながら説明する。本実施の形態による情報処理システムでは、反復パケットの送信間隔が通信処理装置のポート維持時間よりも長いと判断された場合に、情報処理装置において、通信処理装置のポート維持時間の検出を再度行う。
図8は、本実施の形態による情報処理システムの構成を示すブロック図である。本実施の形態による情報処理システムは、情報処理装置4と、通信処理装置2と、サーバ装置3とを備える。なお、情報処理装置4以外の情報処理システムの構成及び動作は、実施の形態1と同様であり、その説明を省略する。ただし、本実施の形態による情報処理システムでは、サーバ装置3から送信される判断結果情報に送信間隔変更情報が含まれていなくてよい。
情報処理装置4は、ポート維持時間情報記憶部11と、反復パケット送信部12と、判断結果情報受信部13と、ポート維持時間検出部41と、ポート維持時間情報変更部42とを備える。なお、ポート維持時間検出部41、ポート維持時間情報変更部42以外の構成及び動作は、実施の形態1と同様であり、その説明を省略する。
ポート維持時間検出部41は、通信処理装置2のポート維持時間を検出する。このポート維持時間の検出は、判断結果情報受信部が判断結果情報を受信した場合に行われる。具体的なポート維持時間の検出方法については、後述する。なお、ポート維持時間検出部41は、通信処理装置2のポート維持時間と一致するポート維持時間を検出してもよく、通信処理装置2のポート維持時間よりも短い時間を、通信処理装置2のポート維持時間として検出してもよい。また、ポート維持時間検出部41は、通信を行うためのデバイス(例えば、モデムやネットワークカードなど)を含んでもよく、あるいは含まなくてもよい(この場合には、ポート維持時間検出部41と通信処理装置2との間に図示しないデバイスが存在することとなる)。また、ポート維持時間検出部41は、ハードウェアによって実現されてもよく、あるいは通信デバイスを駆動するドライバ等のソフトウェアによって実現されてもよい。
ポート維持時間情報変更部42は、ポート維持時間情報記憶部11が記憶しているポート維持時間情報を、ポート維持時間検出部41が検出したポート維持時間に基づいて変更する。「ポート維持時間検出部41が検出したポート維持時間に基づいて変更する」とは、例えば、ポート維持時間検出部41が検出したポート維持時間を示すポート維持時間情報となるようにポート維持時間情報記憶部11が記憶しているポート維持時間情報を変更することであってもよく、ポート維持時間検出部41が検出したポート維持時間よりも短いポート維持時間を示すポート維持時間となるようにポート維持時間情報記憶部11が記
憶しているポート維持時間情報を変更することであってもよい。
次に、本実施の形態による情報処理装置4の動作について、図9のフローチャートを用いて説明する。図9のフローチャートにおいて、ステップS401、S402の処理以外は、実施の形態1の図2のフローチャートと同様であり、その説明を省略する。
(ステップS401)ポート維持時間検出部41は、通信処理装置2のポート維持時間を検出する。具体的なポート維持時間の検出については、後述する。
(ステップS402)ポート維持時間情報変更部42は、ポート維持時間検出部41が検出したポート維持時間に基づいて、ポート維持時間情報を変更する。そして、ステップS101に戻る。
なお、図9のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
ここで、ポート維持時間検出部41が通信処理装置2のポート維持時間の検出を行う処理について説明する。
まず、ポート維持時間検出部41は、通信処理装置2を介して要求パケットを送信する。この要求パケットは、例えば、図10(a)で示される構造をしており、ペイロードに待ち時間情報を有している。待ち時間情報とは、サーバ装置3が要求パケットを受信してから、返信パケットを送信するまでの時間(「待ち時間」と呼ぶ)を示す情報のことである。サーバ装置3(ここでは、サーバ装置3をポート維持時間の検出に用いる場合について説明するが、サーバ装置3以外のサーバ装置をポート維持時間の検出に用いてもよい)は、ポート維持時間検出部41から送信された要求パケットを受信すると、タイマによる計時を開始する。そして、要求パケットを受信してから、その要求パケットのペイロードに含まれていた待ち時間情報の示す待ち時間が経過すると、要求パケットのペイロードに含まれていた待ち時間情報をペイロードに含む返信パケット(図10(b)参照)を送信する。その返信パケットは、図11で示されるように、要求パケットの送信元である通信処理装置2のポートP12に対して送信される。サーバ装置3は、通信処理装置2のアドレスと、ポートP12のポート番号を、要求パケットのヘッダに含まれる送信元のアドレス、ポート番号から取得することができる。そのポートP12に送信された返信パケットを情報処理装置1が受信することができれば、通信処理装置2のポート維持時間は、要求パケットに含まれる待ち時間情報の示す待ち時間よりも長いことがわかる。
より具体的には、図12で示されるように、まず、ポート維持時間検出部41は、待ち時間「30秒」を示す待ち時間情報を有する要求パケットを送信する。その要求パケットを受信してから30秒後に送信された返信パケットをポート維持時間検出部41が受信したとすると、ポート維持時間検出部41は、次に、待ち時間「1分」を示す待ち時間情報を有する要求パケットを送信する。その1分の待ち時間に対応する返信パケットもポート維持時間検出部41が受信したとすると、ポート維持時間検出部41は、次に、待ち時間「1分30秒」を示す待ち時間情報を有する要求パケットを送信する。その1分30秒の待ち時間に対応する返信パケットをポート維持時間検出部41が受信できなかったとすると、通信処理装置2のポート維持時間は、1分30秒よりも短いことになる。そして、ポート維持時間検出部41は、通信処理装置2のポート維持時間が1分であると検出する。
なお、このポート維持時間の検出方法は、一例であって、その他の方法によってポート維持時間の検出を行ってもよい。例えば、要求パケットのペイロードに、待ち時間情報に代えて、返信パケットを送信する時刻を示す時刻情報が含まれてもよい。また、図12で示されるように、通信処理装置2のポート維持時間が1分と1分30秒との間であることがわかった場合に、1分と1分30秒との間を、例えば、5秒刻みで待ち時間を変化させながら要求パケットを送信して、より細かい(誤差の少ない)ポート維持時間の検出を行
ってもよい。また、例えば、通信処理装置2がUPnP機能を有しており、通信処理装置2で保持されているポート維持時間を、UPnP機能を用いることによって取得できる場合には、ポート維持時間検出部41は、そのUPnP機能を用いてポート維持時間を取得してもよく、そのようなポート維持時間の取得も、ポート維持時間の検出に含まれるものとする。
次に、本実施の形態による情報処理システムの動作について、具体例を用いて説明する。なお、サーバ装置3から判断結果情報が送信されるまでの動作は、実施の形態1の具体例と同様であり、その説明を省略する。
サーバ装置3から送信された判断結果情報は、通信処理装置2においてアドレス変換され、情報処理装置4に送信される。その判断結果情報は、情報処理装置4の判断結果情報受信部13で受信され、ポート維持時間検出部41に判断結果情報が受信された旨が渡される(ステップS103)。
すると、ポート維持時間検出部41は、通信処理装置2のポート維持時間の検出を行う。具体的には、上記説明のようにしてポート維持時間の検出が行われ、通信処理装置のポート維持時間が「1分」と検出されたとする。ポート維持時間検出部41は、その検出したポート維持時間「1分」をポート維持時間情報変更部42に渡す。
ポート維持時間情報変更部42は、ポート維持時間検出部41から受け取ったポート維持時間「1分」に基づいて、ポート維持時間情報記憶部11が記憶しているポート維持時間情報の示すポート維持時間が「1分」となるようにポート維持時間情報を変更する(ステップS402)。その後、反復パケット送信部12により、変更後のポート維持時間「1分」ごとに反復パケットの送信が行われるのは、実施の形態1の具体例と同様であり、その説明を省略する。
以上のように、本実施の形態による情報処理システムでは、情報処理装置4が反復して送信している反復パケットの送信間隔が通信処理装置2のポート維持時間よりも長い場合に、その旨をサーバ装置3から情報処理装置4に通知することができる。その通知に応じて、情報処理装置4において、通信処理装置2のポート維持時間を再度検出し、その検出したポート維持時間に基づいて、反復パケットを送信するようにでき、サーバ装置3から送信された情報が情報処理装置4で受信できない期間を生じないようにすることができる。
なお、上記実施の形態1、2では、ポート維持時間検出部41が検出したポート維持時間や、送信間隔変更情報などに基づいて、ポート維持時間情報記憶部11で記憶されているポート維持時間情報を変更する場合について説明したが、これは一例であって、例えば、他の情報に基づいて、ポート維持時間情報記憶部11で記憶されているポート維持時間情報を変更してもよい。例えば、通信処理装置2のポート維持時間を示すポート維持時間情報を、通信処理装置2のLAN側に接続されている他の情報処理装置(「第2の情報処理装置」とする)が保持しており、情報処理装置1、4が第2の情報処理装置が保持している通信処理装置2のポート維持時間情報を、その第2の情報処理装置から取得し、その取得したポート維持時間情報に基づいて、ポート維持時間情報記憶部11で記憶されているポート維持時間情報を変更してもよい。
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3による情報処理システムについて、図面を参照しながら説明する。本実施の形態による情報処理システムでは、サーバ装置から送信された判断結果情報を情報処理装置が受信し、情報処理装置が、その判断結果情報に関する情報を出力する。
図13は、本実施の形態による情報処理システムの構成を示す図である。図13において、本実施の形態による情報処理システムは、情報処理装置5と、通信処理装置2と、サーバ装置3とを備える。なお、情報処理装置5以外の情報処理システムの構成及び動作は、実施の形態1と同様であり、その説明を省略する。ただし、本実施の形態による情報処理システムでは、サーバ装置3から送信される判断結果情報に送信間隔変更情報が含まれていなくてよい。
情報処理装置5は、ポート維持時間情報記憶部11と、反復パケット送信部12と、判断結果情報受信部13と、出力部51とを備える。なお、出力部51以外の構成及び動作は、実施の形態1と同様であり、その説明を省略する。
出力部51は、判断結果情報受信部13が受信した判断結果情報に関する情報を出力する。この出力は、判断結果情報受信部13が判断結果情報を受信した場合に行われる。ここで、判断結果情報に関する情報とは、判断結果を示す情報、すなわち、情報処理装置5が送信している反復パケットの送信間隔が通信処理装置2のポート維持時間よりも長いことを示す情報であってもよく、ポート維持時間情報記憶部11が記憶しているポート維持時間情報の変更を要求する情報であってもよく、判断結果情報に関係する情報であれば、どのようなものであってもよい。また、この出力は、例えば、所定のランプ(例えば、反復パケットの送信間隔が通信処理装置2のポート維持時間を超えている旨のエラーを示すランプ)の点灯でもよく、表示デバイス(例えば、CRTや液晶ディスプレイなど)への表示でもよく、所定の機器(例えば、情報処理装置1を管理しているユーザのPCなど)への通信回線を介した送信でもよく、プリンタによる印刷でもよく、スピーカによる音声出力でもよく、記録媒体への蓄積でもよい。なお、出力部51は、出力を行うデバイス(例えば、表示デバイスやプリンタなど)を含んでもよく、あるいは含まなくてもよい。また、出力部51は、ハードウェアによって実現されてもよく、あるいは、それらのデバイスを駆動するドライバ等のソフトウェアによって実現されてもよい。
次に、本実施の形態による情報処理装置5の動作について、図14のフローチャートを用いて説明する。図14のフローチャートにおいて、ステップS501の処理以外は、実施の形態1の図2のフローチャートと同様であり、その説明を省略する。
(ステップS501)出力部51は、判断結果情報に関する情報を出力する。そして、ステップS101に戻る。
なお、図14のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
次に、本実施の形態による情報処理システムの動作について、具体例を用いて説明する。この具体例では、情報処理装置5が図15で示される冷蔵庫であるとする。また、出力部51は、判断結果情報に関する情報を冷蔵庫の側面に設けられたタッチパネル52に表示するものとする。また、通信処理装置2のポート維持時間が「5分」であるのに対し、ポート維持時間情報記憶部11がポート維持時間「6分」を示すポート維持時間情報を記憶していたとする。なお、サーバ装置3から判断結果情報が送信されるまでの処理は、実施の形態1の具体例と同様であり、その説明を省略する。
判断結果情報受信部13が判断結果情報を受信すると、その判断結果情報を出力部51に渡す(ステップS103)。出力部51は、判断結果情報が受信された場合にタッチパネル52に表示する表示データを保持しており、その表示データをタッチパネル52に表示する(ステップS501)。その結果、図16の表示がタッチパネルになされる。その表示を見たユーザがパネル右下に表示されている「入力」ボタンを押すと、ポート維持時
間の入力画面がタッチパネル52に表示される。ユーザが、通信処理装置2のマニュアル等を参照することにより、通信処理装置2の正確なポート維持時間を入力すると、図示しない機構により、ポート維持時間情報記憶部11が記憶しているポート維持時間情報が、その入力されたポート維持時間を示すポート維持時間情報に変更される。その結果、反復パケット送信部12は、その変更後のポート維持時間情報に基づいて反復パケットを送信することにより、通信処理装置2のポート維持時間よりも短い適切な間隔で反復パケットの送信が行われることになる。
なお、上記各実施の形態では、反復パケットの送信元のポート番号が変化した場合に、反復パケットの送信間隔が通信処理装置2のポート維持時間よりも長いと判断部32が判断する場合について説明したが、判断部32は、それ以外の場合であっても、反復パケットの送信間隔が通信処理装置2のポート維持時間よりも長いと判断してもよい。例えば、サーバ装置3から情報処理装置に何らかの情報を送信し、その情報を情報処理装置が受信したとすると、受信したことを示す確認情報をサーバ装置3に送信するようになっていた場合に、サーバ装置3がその確認情報を受信できなかった場合には、判断部32は、反復パケットの送信間隔が通信処理装置2のポート維持時間よりも長いと判断し、判断結果情報がサーバ装置3から情報処理装置に送信されるようにしてもよい。また、例えば、サーバ装置3から情報処理装置にUDPのパケットを送信した場合に、通信処理装置2のポート維持時間が経過しており、通信処理装置2からサーバ装置3に対してICMP Port Unreachableのパケットが返された場合にも、判断部32は、反復パケットの送信間隔が通信処理装置2のポート維持時間よりも長いと判断し、判断結果情報がサーバ装置3から情報処理装置に送信されるようにしてもよい。ここで、それらの場合に、サーバ装置3から判断結果情報を送信するタイミングは、サーバ装置3が情報処理装置から送信された反復パケットを受信したタイミングとなる。そうでなければ、サーバ装置3から送信した判断結果情報が通信処理装置2から情報処理装置に送信されないからである。また、反復パケットの送信元ポート番号の変化以外の事象によって通信処理装置2のポート維持時間よりも長い間隔で反復パケットが送信されていると判断する場合には、通信処理装置2は、NAT機能を有さないもの、すなわち、ファイアウォールの機能のみを有するものであってもよい。
また、本実施の形態では、情報処理装置が1個の通信処理装置2を介して通信を行う場合について説明したが、情報処理装置は、2以上の通信処理装置を介して通信を行ってもよい。その場合には、各通信処理装置のポート維持時間のうち、最も短いポート維持時間よりも長い間隔で反復パケットが送信されているときに、判断部32によって、反復パケットの送信間隔が通信処理装置のポート維持時間よりも長いと判断されることになる。
また、上記各実施の形態において、各処理(各機能)は、単一の装置(システム)によって集中処理されることによって実現されてもよく、あるいは、複数の装置によって分散処理されることによって実現されてもよい。
また、上記各実施の形態において、各構成要素は専用のハードウェアにより構成されてもよく、あるいは、ソフトウェアにより実現可能な構成要素については、プログラムを実行することによって実現されてもよい。例えば、ハードディスクや半導体メモリ等の記録媒体に記録されたソフトウェア・プログラムをCPU等のプログラム実行部が読み出して実行することによって、各構成要素が実現され得る。なお、上記各実施の形態におけるサーバ装置を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、コンピュータに、情報処理装置から通信処理装置を介して反復して送信されるパケットである反復パケットを受信する反復パケット受信ステップと、前記反復パケットが、前記通信処理装置のポート維持時間よりも長い間隔で送信されているかどうかを判断する判断ステップと、前記判断ステップにおいて、前記反復パケットが前記ポート維持時
間よりも長い間隔で送信されていると判断された場合に、当該判断結果に関する情報である判断結果情報を前記情報処理装置に送信する判断結果情報送信ステップと、を実行させるためのものである。
また、上記実施の形態における情報処理装置を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、コンピュータに、通信処理装置を介して通信を行う情報処理装置における処理を実行させるためのプログラムであって、前記通信処理装置のポート維持時間を示す情報であるポート維持時間情報に基づいて、反復して送信するパケットである反復パケットを、前記通信処理装置を介して反復して送信する反復パケット送信ステップと、前記反復パケットが前記通信処理装置のポート維持時間よりも長い間隔で送信されていると判断された判断結果に関する情報である判断結果情報を受信する判断結果情報受信ステップと、前記判断結果情報受信ステップで前記判断結果情報を受信した場合に、前記ポート維持時間情報を変更するポート維持時間情報変更ステップと、を実行させるためのものである。
また、上記実施の形態における情報処理装置を実現する他のソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、コンピュータに、通信処理装置を介して通信を行う情報処理装置における処理を実行させるためのプログラムであって、前記通信処理装置のポート維持時間を示す情報であるポート維持時間情報に基づいて、反復して送信するパケットである反復パケットを、前記通信処理装置を介して反復して送信する反復パケット送信ステップと、前記反復パケットが前記通信処理装置のポート維持時間よりも長い間隔で送信されていると判断された判断結果に関する情報である判断結果情報を受信する判断結果情報受信ステップと、前記判断結果情報受信ステップで前記判断結果情報を受信した場合に、当該判断結果情報に関する情報を出力する出力ステップと、を実行させるためのものである。
なお、上記プログラムにおいて、情報を送信する送信ステップや、情報を受信する受信ステップなどでは、ハードウェアによって行われる処理、例えば、送信ステップにおけるモデムやインターフェースカードなどで行われる処理(ハードウェアでしか行われない処理)は含まれない。
また、このプログラムは、サーバなどからダウンロードされることによって実行されてもよく、所定の記録媒体(例えば、CD−ROMなどの光ディスクや磁気ディスク、半導体メモリなど)に記録されたプログラムが読み出されることによって実行されてもよい。
また、このプログラムを実行するコンピュータは、単数であってもよく、複数であってもよい。すなわち、集中処理を行ってもよく、あるいは分散処理を行ってもよい。
また、本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
以上より、本発明による情報処理システムでは、情報処理装置が通信処理装置のポート維持時間よりも長い間隔で反復パケットを送信していた場合に、その旨を情報処理装置に通知することができ、反復パケットを送信する情報処理装置を備えた情報処理システム等において有用である。
本発明の実施の形態1による情報処理システムの構成を示す図 同実施の形態による情報処理装置の動作を示すフローチャート 同実施の形態によるサーバ装置の動作を示すフローチャート 同実施の形態によるサーバ装置の動作を示すフローチャート 同実施の形態における反復パケットの送信について説明するための図 同実施の形態におけるパケットの構成の一例を示す図 同実施の形態における送信元情報の構成の一例を示す図 本発明の実施の形態2による情報処理システムの構成を示す図 同実施の形態による情報処理装置の動作を示すフローチャート 同実施の形態におけるパケットの構成の一例を示す図 同実施の形態におけるポート維持時間の検出について説明するための図 同実施の形態におけるポート維持時間の検出について説明するための図 本発明の実施の形態3による情報処理システムの構成を示す図 同実施の形態による情報処理装置の動作を示すフローチャート 同実施の形態における情報処理装置の一例を示す図 同実施の形態における判断結果情報に基づいた情報の出力の一例を示す図
符号の説明
1,4,5 情報処理装置
2 通信処理装置
3 サーバ装置
11 ポート維持時間情報記憶部
12 反復パケット送信部
13 判断結果情報受信部
14,42 ポート維持時間情報変更部
31 反復パケット受信部
32 判断部
33 判断結果送信部
34 送信元情報記憶部
35 変更判断部
41 ポート維持時間検出部
51 出力部

Claims (17)

  1. 情報処理装置から通信処理装置を介して反復して送信されるパケットである反復パケットを受信する反復パケット受信部と、
    前記反復パケットが、前記通信処理装置のポート維持時間よりも長い間隔で送信されているかどうかを判断する判断部と、
    前記判断部によって、前記反復パケットが前記ポート維持時間よりも長い間隔で送信されていると判断された場合に、当該判断結果に関する情報である判断結果情報を前記情報処理装置に送信する判断結果情報送信部と、を備えたサーバ装置。
  2. 前記判断部は、
    前記反復パケットの送信元のポート番号を少なくとも含む情報である送信元情報を記憶している送信元情報記憶部と、
    前記反復パケット受信部が受信した反復パケットの送信元のポート番号が、前記送信元情報に含まれている送信元のポート番号と異なる場合に、前記反復パケットが前記ポート維持時間よりも長い間隔で送信されていると判断する変更判断部と、を備えた、請求項1記載のサーバ装置。
  3. 前記判断結果情報には、前記反復パケットの送信間隔の変更に関する情報である送信間隔変更情報が含まれる、請求項1または2記載のサーバ装置。
  4. 通信処理装置を介して通信を行う情報処理装置であって、
    前記通信処理装置のポート維持時間を示す情報であるポート維持時間情報を記憶しているポート維持時間情報記憶部と、
    反復して送信するパケットである反復パケットを、前記ポート維持時間情報に基づいて、前記通信処理装置を介して反復して送信する反復パケット送信部と、
    前記反復パケットが前記通信処理装置のポート維持時間よりも長い間隔で送信されていると判断された判断結果に関する情報である判断結果情報を受信する判断結果情報受信部と、
    前記判断結果情報受信部が前記判断結果情報を受信した場合に、前記ポート維持時間情報を変更するポート維持時間情報変更部と、を備えた情報処理装置。
  5. 前記判断結果情報受信部が前記判断結果情報を受信した場合に、前記通信処理装置のポート維持時間を検出するポート維持時間検出部をさらに備え、
    前記ポート維持時間情報変更部は、前記ポート維持時間情報記憶部が記憶しているポート維持時間情報を、前記ポート維持時間検出部が検出したポート維持時間に基づいて変更する、請求項4記載の情報処理装置。
  6. 前記ポート維持時間情報変更部は、前記ポート維持時間情報が示すポート維持時間が減少するように前記ポート維持時間情報を変更する、請求項4記載の情報処理装置。
  7. 前記ポート維持時間情報変更部は、前記ポート維持時間情報の示すポート維持時間が所定の時間だけ減少するように前記ポート維持時間情報を変更する、請求項6記載の情報処理装置。
  8. 前記ポート維持時間情報変更部は、前記ポート維持時間情報の示すポート維持時間が所定の割合だけ減少するように前記ポート維持時間情報を変更する、請求項6記載の情報処理装置。
  9. 前記判断結果情報には、前記反復パケットの送信間隔の変更に関する情報である送信間隔
    変更情報が含まれており、
    前記ポート維持時間情報変更部は、前記判断結果情報受信部が受信した判断結果情報に含まれる前記送信間隔変更情報に基づいて、前記ポート維持時間情報を変更する、請求項6から8のいずれか記載の情報処理装置。
  10. 前記ポート維持時間情報変更部は、前記ポート維持時間情報を変更する場合に、あらかじめ決められているとおりに前記ポート維持時間情報を変更する、請求項6から8のいずれか記載の情報処理装置。
  11. 通信処理装置を介して通信を行う情報処理装置であって、
    前記通信処理装置のポート維持時間を示す情報であるポート維持時間情報を記憶しているポート維持時間情報記憶部と、
    反復して送信するパケットである反復パケットを、前記ポート維持時間情報に基づいて、前記通信処理装置を介して反復して送信する反復パケット送信部と、
    前記反復パケットが前記通信処理装置のポート維持時間よりも長い間隔で送信されていると判断された判断結果に関する情報である判断結果情報を受信する判断結果情報受信部と、
    前記判断結果情報受信部が前記判断結果情報を受信した場合に、当該判断結果情報に関する情報を出力する出力部と、を備えた情報処理装置。
  12. 情報処理装置から通信処理装置を介して反復して送信されるパケットである反復パケットを受信する反復パケット受信ステップと、
    前記反復パケットが、前記通信処理装置のポート維持時間よりも長い間隔で送信されているかどうかを判断する判断ステップと、
    前記判断ステップにおいて、前記反復パケットが前記ポート維持時間よりも長い間隔で送信されていると判断された場合に、当該判断結果に関する情報である判断結果情報を前記情報処理装置に送信する判断結果情報送信ステップと、を備えた情報処理方法。
  13. 通信処理装置を介して通信を行う情報処理装置において用いられる情報処理方法であって、
    前記通信処理装置のポート維持時間を示す情報であるポート維持時間情報に基づいて、反復して送信するパケットである反復パケットを、前記通信処理装置を介して反復して送信する反復パケット送信ステップと、
    前記反復パケットが前記通信処理装置のポート維持時間よりも長い間隔で送信されていると判断された判断結果に関する情報である判断結果情報を受信する判断結果情報受信ステップと、
    前記判断結果情報受信ステップで前記判断結果情報を受信した場合に、前記ポート維持時間情報を変更するポート維持時間情報変更ステップと、を備えた情報処理方法。
  14. 通信処理装置を介して通信を行う情報処理装置において用いられる情報処理方法であって、
    前記通信処理装置のポート維持時間を示す情報であるポート維持時間情報に基づいて、反復して送信するパケットである反復パケットを、前記通信処理装置を介して反復して送信する反復パケット送信ステップと、
    前記反復パケットが前記通信処理装置のポート維持時間よりも長い間隔で送信されていると判断された判断結果に関する情報である判断結果情報を受信する判断結果情報受信ステップと、
    前記判断結果情報受信ステップで前記判断結果情報を受信した場合に、当該判断結果情報に関する情報を出力する出力ステップと、を備えた情報処理方法。
  15. コンピュータに、
    情報処理装置から通信処理装置を介して反復して送信されるパケットである反復パケットを受信する反復パケット受信ステップと、
    前記反復パケットが、前記通信処理装置のポート維持時間よりも長い間隔で送信されているかどうかを判断する判断ステップと、
    前記判断ステップにおいて、前記反復パケットが前記ポート維持時間よりも長い間隔で送信されていると判断された場合に、当該判断結果に関する情報である判断結果情報を前記情報処理装置に送信する判断結果情報送信ステップと、を実行させるためのプログラム。
  16. コンピュータに、
    通信処理装置を介して通信を行う情報処理装置における処理を実行させるためのプログラムであって、
    前記通信処理装置のポート維持時間を示す情報であるポート維持時間情報に基づいて、反復して送信するパケットである反復パケットを、前記通信処理装置を介して反復して送信する反復パケット送信ステップと、
    前記反復パケットが前記通信処理装置のポート維持時間よりも長い間隔で送信されていると判断された判断結果に関する情報である判断結果情報を受信する判断結果情報受信ステップと、
    前記判断結果情報受信ステップで前記判断結果情報を受信した場合に、前記ポート維持時間情報を変更するポート維持時間情報変更ステップと、を実行させるためのプログラム。
  17. コンピュータに、
    通信処理装置を介して通信を行う情報処理装置における処理を実行させるためのプログラムであって、
    前記通信処理装置のポート維持時間を示す情報であるポート維持時間情報に基づいて、反復して送信するパケットである反復パケットを、前記通信処理装置を介して反復して送信する反復パケット送信ステップと、
    前記反復パケットが前記通信処理装置のポート維持時間よりも長い間隔で送信されていると判断された判断結果に関する情報である判断結果情報を受信する判断結果情報受信ステップと、
    前記判断結果情報受信ステップで前記判断結果情報を受信した場合に、当該判断結果情報に関する情報を出力する出力ステップと、を実行させるためのプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008083826A (ja) * 2006-09-26 2008-04-10 Matsushita Electric Works Ltd 通信コネクションの確立方法
JP2012175338A (ja) * 2011-02-21 2012-09-10 Oki Electric Ind Co Ltd フロー監視装置、フロー監視方法およびプログラム

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