JP2006202822A - 配線板収容用筐体 - Google Patents

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Abstract

【課題】 多数の配線板を収容する配線板収容用筐体において、冷却性能を高める。
【解決手段】 発熱部品9dを有する印刷配線板9aを正面から収容するための正面側開口2k及び発熱部品11dを有する印刷配線板11aを背面から収容するための背面側開口2lを有するサブラックシャーシ2と、前記各開口2k、2lが形成されている面と略沿うようにサブラックシャーシ2に内設され、サブラックシャーシ2の正面から収容される印刷配線板9a、10aが取り付けられる表面及びサブラックシャーシ2の背面から収容される印刷配線板11aが取り付けられる裏面を有するバックボード5とを備え、正面側開口2kが形成された平面若しくは背面側開口2lが形成された平面と同一平面に、表側用吸気口8d及び表側用排気口2j並びに裏側用吸気口2h及び裏側用排気口6dを形成する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、熱源部材が取り付けられた配線板を収容する配線板収容用筐体に関し、特に、筐体内部の温度を冷却するものに関する。
熱源部材が取り付けられた配線板を収容する配線板収容用筐体は、熱源部材によって上昇する筐体内部の温度を低下させる必要がある。
筐体内部の温度低下が不十分であると、内部に収容されている配線板の動作に悪影響を与えることがあるため、筐体内部の温度を低下させる性能を高めることは重要である。
一方、配線板収容用筐体には、多くの配線板を収容することが要求されている。従って、正面から熱源を有する副配線板を収容するための正面側開口及び背面から熱源を有する副配線板を収容するための背面側開口を有する筐体本体と、前記各開口が形成されている面と略沿うように前記筐体本体に内設された主配線板とを備え、この主配線板は、前記筐体本体の正面から収容される副配線板が取り付けられる表面と、前記筐体本体の背面から収容される副配線板が取り付けられる裏面とを有する配線板収容用筐体が、近年存在する。
このような配線板収容用筐体の内部の温度を低下させるものとして、下記非特許文献1に記載された配線板収容用筐体があった。
この配線板収容用筐体は、筐体内部へ吸気を行うための吸気口が、正面側開口及び背面側開口が形成されている平面と略直行する第1側面に形成されている。また前記第1側面と対向する第2側面に、筐体内部から排気を行うための排気口が設けられている。
この配線板収容用筐体は、吸気口が設けられた第1側面から排気口が設けられた第2側面に向かう方向に風が流れて、内部の熱が外部へ放出される。
なお、本願発明とは解決課題及び解決手段が異なるが、参考技術として下記非特許文献2を挙げる。下記非特許文献2に記載された配線板収容用筐体は、配線板収容用筐体に内接されている主配線板の表面のみに複数の副配線板を取り付けるものであり、各副配線板は、配線板収容筐体の高さ方向に積層されて並んでいる。この構成は、主配線板の表面のみに副配線板を取り付ける構成である点で本願発明の構成とは異なる。また、収容する副配線板の枚数が増加した場合に、配線板収容用筐体内の冷却手段を改良することについては何ら開示されていない。従って、この構造に基づいて、各副配線板から生じる熱を十分排気しつつ、副配線板の収容枚数を増加させるとなれば、副配線板を高さ方向に積層する段数が多くなる。
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しかし、上記非特許文献1に記載された配線板収容用筐体では、この配線板収容用筐体がラックに搭載された場合に、筐体内部の冷却効率が、次に説明するように著しく低下する場合がある。
上記非特許文献1に記載された配線板収容用筐体が、この配線板収容用筐体を収容するラックに設けられた略水平方向に延びる板に搭載された場合、略垂直方向に延びる前記配線板収容用筐体の壁面と、略垂直方向に延びる前記ラックの壁面とが重なることが多い。なぜなら、配線板収容用筐体に設けられた正面側開口及び背面側開口が、配線板を収容する作業が可能となるように、ラックの壁面を配置しない正面側又は背面側に配置される一方で、正面側開口及び背面側開口が形成されている平面と略直行する面に設けられた吸気口及び排気口は、略垂直方向に延びる前記ラックの壁面に覆われる位置に配置されることになるからである。
そのため、略垂直方向に延びる前記ラックの壁面に開口が設けられる等の特別な加工が存在しない限り、前記第1側面又は第2側面に設けられた吸気口又は排気口は、略垂直方向に延びる前記ラックの壁面によって塞がれる。
従って、吸気口には外部の空気が流入せず、排気口からは内部の空気が排出されない状態が生じる。
一方で、ラックに収容された場合に、内部の冷却効率を低下させない配線板収容用筐体が仮に得られたとしても、収容できる配線板の枚数が少なくなれば、その配線板収容用筐体を使用できる状況も限られてしまう。
そこで、この発明は、配線板収容筐体に多数の配線板を収容できるようにしつつ、配線板収容用筐体がどのようなラックに搭載された場合であっても、筐体内部の温度を低下させることができるものを実現することを目的にする。
この発明は、熱源を有する副配線板を正面から収容するための正面側開口及び熱源を有する副配線板を背面から収容するための背面側開口を有する筐体本体と、前記各開口が形成されている面と略沿うように前記筐体本体に内設され、前記筐体本体の正面から収容される副配線板が取り付けられる表面及び前記筐体本体の背面から収容される副配線板が取り付けられる裏面を有する主配線板とを備え、正面側開口が形成された平面若しくは背面側開口が形成された平面と同一平面又はこれらの平面と略平行な平面に、前記主配線板の表側に配置された熱源と対応する第1吸気口及び第1排気口並びに前記主配線板の裏側に配置された熱源と対応する第2吸気口及び第2排気口が形成されている配線板収容用筐体である。
この発明は、筐体内に収容する配線板枚数を多くすること及び収容する各配線板に設けられた熱源を冷却することを、正面側開口及び背面側開口から主配線板の表面及び裏面に副配線板を取り付けることが出来るようにすること及び正面側開口が形成された平面若しくは背面側開口が形成された平面と同一平面又はこれらの平面と略平行な平面に、前記主配線の表側に配置された熱源の吸気口及び排気口並びに前記主配線板の裏側に配置された熱源の吸気口及び排気口を配置することにより実現している。
従って、高さ方向に多数の配線板を配置しなくても、多数の配線板を収容できる。
すなわち、各配線板に搭載される熱源を十分冷却すること及び多数の配線板を収容できるようにすることを両立しつつ、高さを低減させる配線板収容筐体を提供することができる。
実施の形態1.
実施の形態1に係るサブラック(配線収容用筐体)の構成について、図1及び図2に基づいて説明する。
図1は、実施の形態1に係るサブラックの正面側を示す分解斜視図、図2は、実施の形態1に係るサブラックの背面側を示す分解斜視図である。
サブラック1は、サブラックシャーシ(筐体本体)2、化粧カバー3、ラック取付用板金4、バックボード5、電源ユニット6、排気ファンユニット7、吸気ファンユニット8、印刷配線板ユニット9〜11を備える。
サブラックシャーシ2は、底板2a上に対し、植立するように螺着されている複数の支柱2b、これら複数の支柱2bによって支持され、底板2aと略平行になるように各支柱に螺着されている天板2c、一対の支柱2b間を架設され、収容する電源ユニット6及び印刷配線板ユニット9〜11をスライド自在に保持するスライドレール2d、複数の支柱のうち、バックボード4の裏側であって、吸気ファン8aから流れる風を外部へ導くために設けられた裏側吸排気安定用仕切り板2e、L字型に折り曲げられた板金であり、折り曲げられた一方の面が天板2cに螺着され、折り曲げられた他方の面が、天板2cの表面と化粧カバー3aの内壁との隙間を仕切る仕切り板2f、天板2c表面のうち、仕切り板2fよりもサブラック1の正面側の位置に形成された開口2g、天板2cの表面と化粧カバー3aの内壁との間に、外部の空気を吸入する裏側用吸気口2h、吸気ファン8bによって生じる風がバックボード5を越えるように、バックボード5の端部と化粧カバー3との間に設けられた隙間2i、隙間2iからバックボード5を越え、裏側吸排気安定用仕切り板2eに沿って流れた風がサブラックシャーシ2から外部へ排出される出口である表側用排気口2j、底板2aと天板2cとの隙間であり、印刷配線板ユニット9、10をサブラックシャーシ2の正面から、サブラックシャーシ2内のバックボード5の表面へ導く正面側開口2k、電源ユニット6及び印刷配線板ユニット11をサブラックシャーシ2の背面から、サブラックシャーシ2内のバックボード5の裏面へ導く裏面側開口2lを備える。
化粧カバー3は、サブラックシャーシ2の天板2cを覆う位置に、天板2cの表面と隙間が生じるように、サブラックシャーシの底板2a及び天板2cの端部に螺着されている。化粧カバー3には、排気口2jを覆うように排気口カバー3aが取り付けられている。、また、化粧カバー3は、サブラック1の美観を高めることを一つの目的として設けられているが、実施の形態1に係る化粧カバー3は、金属部材からなり、サブラック1のシールド性能をさらに高めている。
ラック取付用板金4は、化粧カバー3に螺着されている。
バックボード5は、支柱2bに螺着されることによって、底板2aに対して植立した状態で配置される。バックボード5の表面にはバックボード内の配線と導通している表側コネクタ5aが突設されており、バックボード5の裏面にはバックボード内の配線と導通している裏側コネクタ5bが突設されている。
電源ユニット6は、印刷配線板6a上に、裏側コネクタ5bの一つと嵌合するコネクタ6b、印刷配線板6aの端部に取り付けられ、電源ユニット6がサブラックシャーシ2に取り付けられた場合にサブラックシャーシ2の内部と外部とを仕切るバックパネル6c、バックパネル6cに形成された開口であり、サブラックシャーシ2内部の空気を外部へ放出する裏側用排気口6dを備える。
排気ファンユニット7は、サブラックシャーシ2内部の空気をバックパネル6cの裏側用排気口6dを介して外部へ放出する排気ファン7a、排気ファン7a近傍にサブラックシャーシ2内部の空気を集めるダクト7bを備える。なお、上述した電源ユニット6を構成する印刷配線板6aは、印刷配線板6aに覆われた位置にある空気が、印刷配線板6aの上部に流入できるようにする流入用開口(図1、2において図示せず)が、ダクト7bに覆われた位置に設けられている。
吸気ファンユニット8は、一対の支柱2bの間に架設された取り付け部材8a、取付部材8aを貫通する方向に風を出力する吸気ファン8b、取付部材8aの端部に螺着された表側用吸気板金8c、表側用吸気板金8cに形成された開口である表側用吸気口8dを備える。
印刷配線板ユニット9は、印刷配線板9aの端部に設けられ、バックボード5の表側コネクタ5aの一つと嵌合するコネクタ9b、印刷配線板9aの端部に設けられ、印刷配線板ユニット9がサブラックシャーシ2に取り付けられた場合に、サブラックシャーシ2の内部と外部とを仕切るフロントパネル9c、印刷配線板9a上に設けられた発熱部品9dを備える。
印刷配線板ユニット10は、印刷配線板10aの端部に設けられ、バックボード5の表側コネクタ5aの一つと嵌合するコネクタ10b、印刷配線板10aの端部に設けられ、印刷配線板ユニット10がサブラックシャーシ2に取り付けられた場合に、サブラックシャーシ2の内部と外部とを仕切るフロントパネル10c、印刷配線板10a上に設けられた発熱部品10dを備える。
印刷配線板ユニット11は、印刷配線板11aの端部に設けられ、バックボード5の裏側コネクタ5bの一つと嵌合するコネクタ11b、印刷配線板11aの端部に設けられ、印刷配線板ユニット11がサブラックシャーシ2に取り付けられた場合に、サブラックシャーシの内部と外部とを仕切るバックパネル11c、印刷配線板11a上に設けられた発熱部品11dを備える。なお、バックボード5の裏側には複数のスライドレール2dが積層方向に配置されている。印刷配線板ユニット11は、複数のスライドレール2dのうち、最も低い位置に配置されているスライドレール2dに取り付けられており、冷却風が供給され易くなっている。
実施の形態1に係るサブラック1の動作を、簡略化したサブラック1の構成を四方から示す平面図で説明する。
まず、バックボード5の表側に配置されている発熱部品9cを冷却する例を説明する。
表側用吸気口8dから流入した新鮮な空気は、吸気ファン8bによって発熱部品9cの方向に吸入される。吸気ファン8bによって吸入された新鮮な空気は、発熱部品9dによって熱された空気をバックボード5に沿って化粧カバー3の内壁付近まで流す。化粧カバー3の内壁付近まで流れてきた空気は、隙間2iを通って、バックボード5を越える。バックボード5を越えた空気は裏側吸排気安定用仕切り板2eに沿って流れ、裏側用排気口2j及び排気口カバー3aを介して外部へ放出される。なお、表側用吸気口8dから吸入された風が、バックボード5の表側に配置された発熱部品9d、10d周辺まで供給される通風路を表側供給用通風路2mと呼び、発熱部品9d、10d周辺の空気を表側用排出口2jから排出する通風路を裏側排出用通風路2nと呼ぶ。
次に、バックボード5の裏側に配置されている発熱部品11dを冷却する例を説明する。
吸気口2h周辺にあるサブラック1外部の新鮮な空気は、天板2cの表面と化粧カバー3の内壁との隙間に流入する。この隙間に流入した新鮮な空気は、天板2cに設けられた開口2gによって、バックボード5の裏面に流入する。このように流入した新鮮な空気は、バックボード5の裏側において、電源ユニット6の印刷配線板6aと印刷配線板ユニット11の印刷配線板11aとの間に流れ込む。流れ込んだ空気は、発熱部品11dによって熱された空気をバックパネル11cの方向に排出する。バックパネル11c近傍まで流れてきた空気は、流入用開口6fを通じて、排気ファン7aによって吸入され、裏側用排気口6dを通じてサブラック本体2の外部へ放出される。なお、裏側用吸気口2hから吸入された風が、バックボード5の裏側に配置された発熱部品11dの周辺に供給される通風路を裏側供給用通風路2oと呼び、発熱部品11d周辺の空気を裏側用排気口6dから排出する通風路を裏側排出用通風路と呼ぶ。
実施の形態1に係るサブラック1がラックに搭載された状態を、サブラックとラックとが正面から示された構成図である図4に基づいて説明する。
ラック12には、水平に釣られた棚(図示せず)に設けられており、この棚にサブラック1が搭載される。ラック12に設けられている取付用金具12aに、ラック取付用板金が螺着される。なお、ラック12は、IEC(International Electrotechnical Commision)60297ー1、2又は3に適合しており、ラック12の幅寸法が規格の値に定められたラックである。また、ラック12に釣られた棚(図示せず)と、この棚(図示せず)の上段又は下段に設けられた棚とによって構成されるサブラック収容スペースは、1U(1Uは、1.75インチ)の略自然数倍の長さとなるように形成されている。
また、実施の形態1に係るサブラック1は、サブラック1の幅寸法が、IEC60297ー1、2又は3の幅寸法より僅かに小さく形成されているに留まる。サブラック1の幅寸法は、ラック12内にサブラック1を特に工具を使わずに収容できる程度の隙間を有している。また、サブラック1の幅寸法は、サブラック1内部に配線板を収容する領域を極力増大させるため、ラック12内にサブラック1を特に工具を使わずに収容できる最大限の長さに形成されている。従って、垂直に延びるサブラック1の壁面と、垂直に延びるラック12の壁面との隙間は、この隙間に他のサブラックを収容できるようなスペースは存在しない。
このように、垂直に延びるサブラック1の壁面と、垂直に延びるラック1の壁面とから形成される隙間の間隔は、小さく形成されているから、その隙間に流入するラック12外部の空気の量は少なくなっている。
実施の形態1に係るサブラック1は以上のように、発熱部品(熱源)9d、10dを有する印刷配線板(副配線板)9a、10aを正面から収容するための正面側開口2k及び発熱部品(熱源)11dを有する印刷配線板(副配線板)11aを背面から収容するための背面側開口2lを有するサブラックシャーシ(筐体本体)2と、前記各開口2k、2lが形成されている面と略沿うようにサブラックシャーシ2に内設され、サブラックシャーシ2の正面から収容される印刷配線板9a、10aが取り付けられる表面及びサブラックシャーシ2の背面から収容される印刷配線板11aが取り付けられる裏面を有するバックボード(主配線板)5とを備えている。
従って、サブラック1をラック12に収容した状態において、サブラック1内部から取り出し自在の配線板の枚数を多くすることができる。
また、正面側開口2kが形成された平面若しくは背面側開口2lが形成された平面と同一平面又はこれらの平面と略平行な平面に、前記バックボード5の表側に配置された発熱部品9d、10dと対応する表側用吸気口(第1吸気口)8d及び表側用排気口(第1排気口)2j並びにバックボード5の裏側に配置された発熱部品11dと対応する裏側用吸気口(第2吸気口)2h及び裏側用排気口(第2排気口)6dが形成されている。
正面側開口2k及び背面側開口2lは、サブラック1がこのサブラックを搭載されるラックに収容された場合に、サブラック1内部に配線板を収容・取り出しが自在にできる位置に配置されることが一般的である。すなわち、正面側開口2k及び背面側開口2lは、垂直に延びるラックの壁面に覆われない位置に配置されることが一般的である。
従って、実施の形態1に係るサブラック1のように、表側用吸気口8d、表側用排気口2j、裏側用吸気口2h及び裏側用排気口6dが、正面側開口2kが形成された平面若しくは背面側開口2lが形成された平面と同一平面又はこれらの平面と略平行な平面に設けられていると、表側用吸気口8d、表側用排気口2j、裏側用吸気口2h及び裏側用排気口6dも、垂直に延びるラック12の壁面に覆われなくなり、サブラック1内部に対する吸気及び排気を十分行うことができるようになる。
なお、実施の形態1では、表側用吸気口(第1吸気口)8dと裏側用吸気口(第2吸気口)2hとが分離して形成される例を示したが、表側用吸気口(第1吸気口)8dと裏側用吸気口(第2吸気口)2hとは、互いに共通する1つの開口のうちの、一部分を各々形成するものでも良い。また、表側用表側用排気口(第1排気口)2j及び裏側用排気口(第2排気口)6dも同様に、互いに共通する1つの開口のうちの、一部分を各々形成するものでも良い。
さらに、サブラック1は、奥行き方向に配線板を多数配置することができるので、多数の配線板を低い高さで収容することができる。
また、サブラック1の寸法を小さく収容できるようにすることは、IEC60271−1、2、3のように、サブラック収容領域を所定数の自然数倍に設けなければならないと規定されている場合には、特に顕著な効果を有する。
例えば1Uの自然数倍というように、基準数の自然数倍の高さで、サブラック収容用寸法を設けなければならないラックに収容する場合に特に有効である。なぜなら、このようなラックにサブラックを収容する場合、サブラック1の高さが、基準数のn倍(nは自然数)を若干超える高さであったとしても、サブラック1を収容するサブラック収容用寸法は、基準数の(n+1)倍にする必要が生じるため、基準数の所定自然数倍の高さをその基準数の長さ分越えたことと同等の状況になるからである。
また、サブラック1では、表側用排気口2j及び裏側用排気口6dは、筐体本体の背面側に設けられている。
従って、サブラック1がラック12に取り付けられた状態で、サブラック1内の空気が排出される方向は、一つに集中させることができる。
例えば、サブラック1の正面側を一般ユーザが利用することにし、サブラック1の背面側を保守者が利用することにすれば、サブラック1から排出される気体は、一般ユーザには当たらないようにすることができる。
また、サブラック1は、裏側用吸気口2hから吸入された気体をバックボード5の裏側に配置された発熱部品11d周辺に供給する裏側供給用通風路2o、表側用吸気口8dから吸入された空気をバックボード5の表側に配置された発熱部品9d、10d周辺に供給する表側供給用通風路2m、及びバックボード5の表側に配置された発熱部品9d、10d周辺の空気を表側用排気口2jから排出する表側排出用通風路2nを備え、裏側供給用通風路2oのうち、バックボード5よりも表側に位置する部分と、表側供給用通風路2m又は表側排出用通風路2nとを仕切る裏側供給用仕切り板2qを備えている。
従って、裏側用吸気口2hから吸入された空気が、バックボード5の裏側に供給される前に、表側供給用通風路2m又は表側排出用通風路2nに向かって漏れることを防止できる。すなわち、裏側用吸気口2hから吸入された新鮮な空気がバックボード5の裏側へ十分供給されるので、発熱部品11d周辺の空気を十分冷却することができる。
また、サブラック1は、サブラックシャーシ2を覆う化粧カバー3を備え、サブラックシャーシ2の外壁と化粧カバー3との隙間が裏側供給用通風路2oを形成し、サブラックシャーシ2の外壁が、裏側供給用仕切り板2qとなっている。
なお、サブラック1の美観を高めるために、サブラックシャーシ2は通常化粧カバー3によって覆われている。従って、実施の形態1に係る裏側供給用仕切り板2qは、サブラックに通常用いられる部品を用いて構成したものである。
つまり、サブラック1では、裏側供給用仕切り板2qを設けるにあたって、別部材を追加していないため、サブラック1の寸法を大きくしないという効果を有する。また、別部材が不要な分、製造コストの削減を図ることができる。
また、サブラック1は、バックボード5の表側に配置された発熱部材9d、10d周辺の空気を表側用排気口2jから排出する表側排出用通風路2n、裏側用吸気口2hから吸入された空気を、バックボード5の裏側に配置された発熱部品11d周辺に供給する裏側供給用通風路2o及びバックボード5の裏側に配置された発熱部品11d周辺の空気を裏側用排気口6dから排出する裏側排出用通風路2pを備え、表側排出用通風路2nのうち、バックボード5の裏側に配置された部分と、裏側供給用通風路2o又は裏側排出用通風路2pとを仕切る裏側吸排気安定用仕切り板2eを備える。
従って、バックボード5の表側に配置されている発熱部品9d、10dを冷却した風が裏側排出用通風路2pの流れを乱さない。従って、発熱部品11dによって熱された空気が裏側用排気口6dから十分排気される。
また、バックボード5の表側に配置されている発熱部品9d、10dを冷却した風が裏側供給用通風路2oの流れを乱さない。従って、発熱部品11dに裏側用吸気口6dから吸入された空気を十分供給することができ、発熱部品11d周辺を十分冷却することができる。
また、裏側供給用仕切り板2qは、サブラックシャーシ2の天板2cである。
一方、一般的に、サブラックは、高さ寸法よりも幅寸法が大きい状態でラックに収容されることが一般的である。
従って、サブラック1は、サブラックシャーシ2の側方の面を利用する場合と比べて、裏側供給用通風路を流れる風の風量、風速又は風圧を高くすることができる。
なお、この実施の形態においては、裏側供給用仕切り板2qとして天板2cを利用しているが、底板2aを利用する場合も同様の効果を得ることができる。
また、サブラック1は、表側用吸気口8dから吸入された空気を、バックボード5の表側の発熱部材9d、10d周辺に向けて供給する表側供給用通風路2mと、裏側用吸気口2hから吸入された空気を、バックボード5の表側の発熱部材9d、10d周辺を通らずに、バックボード5の裏側の発熱部材11dに向けて供給する裏側供給用通風路2oとを備える。
従って、バックボード5の裏側に配置された発熱部材11d周辺に供給する空気は、新鮮な空気となるため、バックボード5の表側の発熱部品9d、10d周辺から排出される空気によって発熱部材11d周辺の空気を冷却する場合と比べて、高い冷却性能を得られる。
実施の形態2.
実施の形態2に係るサブラックの構成及び動作を、実施の形態2に係るサブラックを簡略化して示す平面図である図5に基づいて説明する。
実施の形態2に係るサブラック1の構成は、バックボード5の裏側に新鮮な空気を流入させる経路が、天板2cと化粧カバー3との間ではなく、サブラックシャーシ2の底板2aに植立して設けた仕切り板2sと化粧カバー3との隙間である点が異なる。その他の構成及び動作は、実施の形態1に係るサブラックの構成と同様であるので説明を省略する。
このような構成であったとしても、バックボード5の表側に配置されている発熱部材9d、10d及びバックボード5の裏側に配置されている発熱部材11dの周辺に供給される空気は、異なる経路からによるものになる。従って、いずれの発熱部材の周辺であっても、新鮮な空気によって冷却がなされるため、サブラック1内部の温度を十分下げることができる。
実施の形態3.
実施の形態3に係るサブラックの構成及び動作を、実施の形態3に係るサブラックの構成を示す図6に基づいて説明する。
実施の形態3に係るサブラックは、天板2c表面に取り付けられた仕切り板2fが、バックボード5とねじれの位置関係になるように配置されている。また、仕切り板2fよりもサブラック1の背面側であって、バックボード5よりもサブラック1の正面側の位置に、開口2tが設けられている。また、サブラック1の背面側では、天板2cと化粧カバー3とからなる隙間が、表側用排気口2jに利用されている。
また、バックボード5の表側に配置されている発熱部品9d、10d周辺の空気が化粧カバー3付近に到達した場合、バックボード5の大きさに拘わらず、天板2cに設ける開口2tを大きくすることにより、バックボード5の表側の空気を排気する通風路の断面積を大きく保つことが可能になる。従って、バックボード5の表側の空気を効率よく排気することが可能になる。
また、サブラック1は、サブラックシャーシ2を覆う化粧カバー3を備え、サブラックシャーシ2の外壁と化粧カバー3との隙間が表側排出用通風路2mを形成し、サブラックシャーシ2の外壁が、裏側吸排気安定用仕切り板2eとなっている。
なお、サブラック1の美観を高めるために、サブラックシャーシ2は通常化粧カバー3によって覆われている。従って、実施の形態1に係る裏側吸排気安定用仕切り板2eは、サブラックに通常用いられる部品を用いて構成したものである。
つまり、サブラック1では、裏側吸排気安定用仕切り板2eを設けるにあたって、別部材を追加していないため、別部材が不要な分、製造コストの削減を図ることができる。
また、別途ダクトを追加し、裏側吸排気安定用仕切り板2eを設ける場合と比較すると、サブラック1の寸法を大きくしないという効果を有する。
また、サブラック1では、裏側吸排気安定用仕切り板2eは、サブラックシャーシ2の天板2c又は底板2aである。
従って、表側排出用通風路から排出される風について、風量、風速又は風圧が増大する。すなわち、バックボード5の表側に配置された発熱部品9d、10d周辺の空気を表側用排気口2jから十分排出することができる。
また、サブラック1は、バックボード5の表側に配置された発熱部品9d、10d周辺の空気を表側用排気口2jから排出する表側排出用通風路2n及び裏側用吸気口2hから吸入された空気をバックボード5の裏側に配置された発熱部品11d周辺に供給する裏側供給用通風路2oとして、サブラックシャーシ2の外壁と化粧ケース3との隙間が用いられている。
従って、表側排出用通風路2h及び裏側供給用通風路2oが、いずれもサブラックシャーシ2内部を用いていないため、サブラックシャーシ内部に表側排出用通風路2h又は裏側供給用通風路2oのための隙間を形成する必要がなくなり、バックボード5の面積を拡大することができる。その結果、バックボード5に取り付ける配線板収容枚数を増大させることが可能になる。
また、サブラック1では、サブラックシャーシ2の外壁と化粧ケース3との隙間に、表側排出用通風路2nと、裏側供給用通風路2oとを仕切る仕切り板2fが設けられている。
従って、表側排出用通風路2n及び裏側供給用通風路2oを、天板側また底板側の一方に配置することができるので、表側排出用通風路2nを天板2cと化粧ケース3との隙間に形成すると共に、底板2aを覆う位置にも化粧ケースを配置し、底板2aとこの底板と対向する化粧ケースとの隙間を裏側供給用通風路2oに用いる場合と比べると、サブラック1の高さを低減することができる。
実施の形態4.
実施の形態4に係るサブラックの構成及び動作を、実施の形態4に係るサブラックの構成を示す図7に基づいて説明する。
実施の形態4に係るサブラック1は、冷却ファン7aが、天板2cに向かう方向に風を排出している。また、天板2cは、冷却ファン7aと対応する位置に、排気ファン7aから排出された風を貫通させる開口2uを有する。また、天板2c表面に取り付けられた仕切り板2fは、開口2uを囲んでいる。その他の構成は実施の形態3と同様であるので説明を省略する。
実施の形態4に係るサブラック1は以上のように構成されているので、排気ファン7aから排出される風が、裏側用吸気口2hから流入した風や、開口2tから排出された風と混ざり合うことがない。
また、排気ファン7aは、化粧カバー3の内壁に向かって風を出力するものである。
従って、サブラックシャーシ2の外壁と、化粧カバー3の内壁とを単にダクトの一部として用いる場合と比べて、サブラック1から排出する空気を多量にしかつその排出を静かに行うことができる効果を有する。
実施の形態5.
実施の形態5に係るサブラックの構成及び動作を、実施の形態5に係るサブラックの構成を示す図8に基づいて説明する。
実施の形態5に係るサブラック1は、バックボード5の裏側に、発熱部材11cを搭載している印刷配線板ユニット11が複数収容されている。
一方、積層される各印刷配線板ユニット11同士の隙間に風が流入するように、吸気ファンユニット13が設けられている。
この実施の形態5に係るサブラック1は、以上のように構成されているので、発熱部材11cを搭載する印刷配線板11がバックボード5の裏に複数収容されている場合であっても、各発熱部品11cを冷却することができる。
実施の形態6.
実施の形態6に係るサブラックの構成及び動作を、実施の形態6に係るサブラックの構成を示す図9に基づいて説明する。
実施の形態6に係るサブラック1は、バックボード5の表側に配置された発熱部材9d、10d周辺の空気を表側用排気口2jから排出させる表側排出用通風路2nの長さができるだけ長くなるように構成され、表側排出用通風路2n内で風が損失するように構成されている。
具体的には、排気用吸気口8dから吸入された空気をバックボード5の裏側に配置された発熱部品11d周辺に供給する裏側供給用通風路2oと、バックボード5の表側に配置された発熱部材9d、10d周辺の空気を表側用排気口2jから排出させる表側排出用通風路2nとを備え、表側排出用通風路2nは、バックボード5の表側に配置された発熱部品9d、10dの位置からバックボード5の裏面に風が回り込むまでの経路が、バックボード5の端部のうち、バックボード5の表側に配置された発熱部材9d、10dの位置から最も近いものを通らないように構成されている。
以上のように、表側排出用通風路2nの長さをできるだけ長くすることによって、表側排出用通風路2n内を流れる風の風量、風圧又は風速の損失を生じさせ、表側排出用通風路2nを流れる風が、バックボード5の裏側に回りこんだ場合に、バックボード5の裏側を流れる他の風の流れに悪影響を与えなくなる。
従って、裏側吸排気安定用仕切り板2eを設ける必要がなくなるため、部品を追加する必要が生じない分、サブラック1の製造コストを抑えることができる。
実施の形態7.
実施の形態7に係るサブラックの構成及び動作を、実施の形態7に係るサブラックの構成を示す図10に基づいて説明する。
実施の形態7に係るサブラックは、フロントパネル9c、10cの各表面に、外部装置と接続するための外部装置用コネクタ(正面側コネクタ)9e、10eが各々設けられ、バックパネル10cには、同様に外部装置用コネクタ(背面側コネクタ)(図示せず)が設けられている。その他の構成は実施の形態1に係る構成と同様であるので説明を省略する。
このように、例えば光ケーブルのような外部装置を正面から取り付けるための正面側コネクタ(外部装置用コネクタ)9e、10eと、例えば光ケーブルのような外部装置を背面から取り付けるための背面側コネクタ(図示せず)と、発熱部材9d、10d、11dを有する印刷配線板9a10a、11aを収容するサブラックシャーシ(筐体本体)2と、このサブラックシャーシ(筐体本体)2に内設され、サブラックシャーシ(筐体本体)の正面側に収容される印刷配線板9a、10aが取り付けられる表面及びサブラックシャーシ2の背面側に収容される印刷配線板11dが取り付けられる裏面を有するバックボード5(主配線板)とを備え、前記正面側コネクタが形成された平面若しくは背面側コネクタが形成された平面と同一平面又はこれらの平面と略平行な平面に、バックボード5の表側に配置された発熱部材9d、10dと対応する表側用吸気口8d及び表側用排気口2j並びにバックボード5の裏側に配置された発熱部品11dと対応する裏側用吸気口2h及び裏側用排気口6dが形成されている構成であれば、光ケーブル等の外部装置を取り付ける位置は、サブラック1がラック12に収容される際に、垂直に延びるラック12の壁面に覆われる位置にならないため、表側用吸気口2h、表側用排気口2j、裏側用吸気口2h及び裏側用排気口6dも、サブラック1がラック12に収容される際に、垂直に延びるラック12の壁面に覆われないため、サブラック1内部に対して効率良く吸排気することができるようになる。
また、バックボード5の表面及び裏面に印刷配線板9a、10a、11aを収容することができるため、多数の印刷配線板を収容することができる。
また、多数の印刷配線板を収容するに当たって、バックボードの片面にのみ各印刷配線板を高さ方向に積層して配置する場合と比べて、高さを低くすることができる。
実施の形態8。
実施の形態7に記載された例は、サブラックであったが、本実施の形態では、サブラックシャーシとして、ルータ等の他の筐体本体であり、この筐体本体をラック12へ搭載した場合に、各印刷配線板9a、10a、11aを筐体本体から取り外すことができない筐体である。筐体本体以外の構成は、実施の形態7の構成と同様であるので説明を省略する。
このような筐体であっても、表側用吸気口2h、表側用排気口2j、裏側用吸気口2h及び裏側用排気口6dも、筐体がラック12に収容される際に、垂直に延びるラック12の壁面に覆われないため、筐体内部に対して効率良く吸排気することができるようになる。
また、バックボード5の表面及び裏面に印刷配線板9a、10a、11aを収容することができるため、多数の印刷配線板を収容することができる。
また、多数の印刷配線板を収容するに当たって、バックボードの片面にのみ各印刷配線板を高さ方向に積層して配置する場合と比べて、高さを低くすることができる。
この発明の実施の形態1に係るサブラックの構成を正面側から示す斜視図である。 この発明の実施の形態1に係るサブラックの構成を背面側から示す斜視図である。 この発明の実施の形態1に係るサブラックの動作を示す動作説明図である。 この発明の実施の形態1に係るサブラックの使用方法を示す構成図である。 この発明の実施の形態2に係るサブラックの構成図である。 この発明の実施の形態3に係るサブラックの構成図である。 この発明の実施の形態4に係るサブラックの構成図である。 この発明の実施の形態5に係るサブラックの構成図である。 この発明の実施の形態6に係るサブラックの構成図である。 この発明の実施の形態7に係るサブラックの構成図である。
符号の説明
1:サブラック、
2:サブラックシャーシ、2a:底板、2b:支柱、2c:天板、2d:スライドレール、2e:仕切り板、2f:仕切り板、2g:開口、2h:裏側用吸気口、2i:隙間、2j:表側用排気口、2k:正面側開口、2l:背面側開口、2m:仕切り板、2n:開口、2o:表側用排気口、2p:開口、3:化粧カバー、3a:排気口カバー、4:ラック取付用板金、5:バックボード、5a:表側コネクタ、5b:裏側コネクタ、6:電源ユニット、6a:印刷配線板、6b:コネクタ、6c:バックパネル、6d:裏側用排気口、6e:給電用部品、6f:流入用開口、7:排気ファンユニット、7a:排気ファン、7b:排気用ダクト、8:吸気ファンユニット、8a:取付部材、8b:吸気ファン、8c:表側用吸気板金、8d:表側用吸気口、9:印刷配線板ユニット、9a:印刷配線板、9b:コネクタ、9c:フロントパネル、9d:発熱部品、10:印刷配線板ユニット、10a:印刷配線板、10b:コネクタ、10c:フロントパネル、10d:発熱部品、11:印刷配線板ユニット、11a:印刷配線板、11b:コネクタ、11c:バックパネル、11d:発熱部品、12:ラック、12a:取付用金具、13:吸気ファンユニット、13a:取付部材、13b:吸気ファン、


Claims (13)

  1. 熱源を有する副配線板を正面から収容するための正面側開口及び熱源を有する副配線板を背面から収容するための背面側開口を有する筐体本体と、
    前記各開口が形成されている面と略沿うように前記筐体本体に内設され、前記筐体本体の正面から収容される副配線板が取り付けられる表面及び前記筐体本体の背面から収容される副配線板が取り付けられる裏面を有する主配線板とを備え、
    正面側開口が形成された平面若しくは背面側開口が形成された平面と同一平面又はこれらの平面と略平行な平面に、前記主配線板の表側に配置された熱源と対応する第1吸気口及び第1排気口並びに前記主配線板の裏側に配置された熱源と対応する第2吸気口及び第2排気口が形成されていることを特徴とする配線板収容用筐体。
  2. 第1排気口及び第2排気口は、
    筐体本体の背面側に設けられていることを特徴とする請求項1記載の配線板収容用筐体。
  3. 第2吸気口から吸入された気体を主配線板の裏側に配置された熱源周辺に供給する裏側供給用通風路、第1吸気口から吸入された気体を前記主配線板の表側に配置された熱源周辺に供給する表側供給用通風路及び前記主配線板の表側に配置された熱源周辺の気体を第1排気口から排出する表側排出用通風路を備え、
    前記裏側供給用通風路のうち、前記主配線板よりも表側に位置する部分と、
    前記表側供給用通風路又は前記表側排出用通風路とを仕切る裏側供給用仕切り板を備えていることを特徴とする請求項2記載の配線板収容用筐体。
  4. 筐体本体を覆う化粧カバーを備え、
    この筐体本体の外壁と前記化粧カバーとの隙間が裏側供給用通風路を形成し、
    前記筐体本体の外壁が、裏側供給用仕切り板となることを特徴とする請求項3記載の配線板収容用筐体。
  5. 主配線板の表側に配置された熱源周辺の気体を第1排気口から排出する表側排出用通風路、第2吸気口から吸入された気体を、前記主配線板の裏側に配置された熱源周辺に供給する裏側供給用通風路及び前記主配線板の裏側に配置された熱源周辺の気体を第2排気口から排出する裏側排出用通風路を備え、
    前記表側排出用通風路のうち、前記主配線板の裏側に配置された部分と、裏側供給用通風路又は裏側排出用通風路とを仕切る裏側給排気安定用仕切り板を備えることを特徴とする請求項2記載の配線板収容用筐体。
  6. 筐体本体を覆う化粧カバーを備え、
    この筐体本体の外壁と前記化粧カバーとの隙間が表側排出用通風路を形成し、
    前記筐体本体の外壁が、裏側給排気安定用仕切り板となることを特徴する請求項5記載の配線板収容用筐体。
  7. 筐体本体の外壁は、
    該筐体本体の天板又は底板であることを特徴とする請求項4又は6記載の配線板収容用筐体。
  8. 筐体本体内部に、この筐体本体内部の気体を第1排気口又は第2排気口から排出する排出用ファンを備え、
    この排出用ファンは、
    化粧カバーの内壁に向かって気体を出力するものであることを特徴とする請求項4又は6記載の配線板収容用筐体。
  9. 第1吸気口から吸入された気体を、主配線板の表側の熱源周辺に向けて供給する表側供給用通風路と、
    第2吸気口から吸入された気体を、前記主配線板の表側の熱源周辺を通らずに、前記主配線板の裏側の熱源に向けて供給する裏側供給用通風路とを備えることを特徴とする請求項2記載の配線板収容用筐体。
  10. 第2吸気口から吸入された気体を主配線板の裏側の熱源周辺に供給する裏側供給用通風路と、
    前記主配線板の表側に配置された熱源周辺の気体を第1排気口から排出させる表側排出用通風路とを備え、
    前記表側排出用通風路は、
    前記主配線板の表側に配置された熱源の位置から前記主配線板の裏面に風が回り込むまでの経路が、前記主配線板の端部のうち、前記主配線板の表側に配置された熱源の位置から最も近いものを通らないように構成されていることを特徴とする請求項2記載の配線板収容用筐体。
  11. 主配線板の表側に配置された熱源周辺の気体を第1排気口から排出する表側排出用通風路及び第2吸気口から吸入された気体を前記主配線板の裏側に配置された熱源周辺に供給する裏側供給用通風路として、
    筐体本体の外壁と化粧ケースとの隙間が用いられていることを特徴とする請求項2記載の配線板収容用筐体。
  12. 筐体本体の外壁と化粧ケースとの隙間に、
    表側排出用通風路と、裏側供給用通風路とを仕切る仕切り板が設けられていることを特徴とする請求項11記載の配線板収容用筐体。
  13. 外部装置を正面から取り付けるための正面側コネクタと、
    外部装置を背面から取り付けるための背面側コネクタと、
    熱源を有する副配線板を収容する筐体本体と、
    この筐体本体に内設され、前記筐体本体の正面側に収容される副配線板が取り付けられる表面及び前記筐体本体の背面側に収容される副配線板が取り付けられる裏面を有する主配線板とを備え、
    前記正面側コネクタが形成された平面若しくは背面側コネクタが形成された平面と同一平面又はこれらの平面と略平行な平面に、前記主配線板の表側に配置された熱源と対応する第1吸気口及び第1排気口並びに前記主配線板の裏側に配置された熱源と対応する第2吸気口及び第2排気口が形成されていることを特徴とする配線板収容用筐体。

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