JP2006202781A - 波長選択ミラーユニット、レーザ装置、ビームスプリッタおよび光センサ - Google Patents

波長選択ミラーユニット、レーザ装置、ビームスプリッタおよび光センサ Download PDF

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Abstract

【課題】 構造が複雑にならずかつ小型化することが可能な波長選択ミラーユニットを提供する。
【解決手段】 波長選択ミラーユニット(100)は、入射光に対する屈折率が可変である第1のエタロン(10)と、第1のエタロンを透過した入射光を反射するミラー(20)とを備え、第1のエタロン(10)は、ミラー(20)に固定されている。波長選択ミラーユニット(100)においては、第1のエタロン(10)の傾斜を変化させることなく入射光のピーク波長を変化させることができる。それにより、第1のエタロン(10)の傾斜を変化させるためのスペースが必要ない。その結果、本発明に係る波長選択ミラーユニット(100)の構造を単純化することができる。また、本発明に係る波長選択ミラーユニット(100)を小型化することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、波長選択ミラーユニット、レーザ装置、ビームスプリッタおよび光センサに関する。
近年、半導体レーザを応用した情報処理機器等が開発されている。外部共振器付波長可変レーザ装置は、回折格子ミラーによって特定の波長の光をレーザダイオードへ反射する。この外部共振器付波長可変レーザ装置においては、回折格子ミラーの角度を変化することによりレーザダイオードに反射される光の波長が変化する。それにより、外部共振器付可変レーザ装置が出力するレーザ光の波長が変化する(例えば、非特許文献1参照)。
Broad−Band Tunable Two−Section Laser Diode with External Grating Feedback(IEEE PHOTONICS TECHNOLOGY LETTERS,VOL.2,NO.2,FEBRUARY 1990 P85〜P87)
しかしながら、非特許文献1の技術では、回折格子の角度を変化させるためのスペースが必要になる。その結果、上記外部共振器付波長可変レーザ装置の構造が複雑になるとともに、上記外部共振器付波長可変レーザ装置を小型化することができない。
本発明は、構造が複雑にならずかつ小型化することが可能な波長選択ミラーユニットを提供することを目的とする。
本発明に係る波長選択ミラーユニットは、入射光に対する屈折率が可変である第1のエタロンと、第1のエタロンを透過した入射光を反射するミラーとを備え、第1のエタロンはミラーに固定されていることを特徴とするものである。
本発明に係る波長選択ミラーユニットにおいては、第1のエタロンの傾斜を変化させることなく入射光のピーク波長を変化させることができる。それにより、第1のエタロンの傾斜を変化させるためのスペースが必要ない。その結果、本発明に係る波長選択ミラーユニットの構造を単純化することができる。また、本発明に係る波長選択ミラーユニットを小型化することができる。
第1のエタロンは、スペーサを介してミラーに固定されていてもよい。また、ミラーと第1のエタロンとは、非平行であることが好ましい。この場合、第1のエタロンを透過しない光は、ミラーから反射される光と異なる方向に反射される。それにより、本発明に係るミラーと外部に配置されるミラーとの間に複合共振が発生することが防止される。
ミラーは、所定の波長の光に対して相対的に高い反射強度を有し、第1のエタロンの周期的な透過波長ピークのうち一部の波長ピークに対して高い反射強度を有していてもよい。この場合、第1のエタロンのエタロンピークのうち、不要なピークがミラーにより反射されることが防止される。それにより、本発明に係る波長選択ミラーユニットの波長選択精度が向上する。
ミラーは、所望の反射光の中心波長の実質的に1/4の厚さの誘電体が複数積層されていてもよい。この場合、ミラーにより所望の中心波長を有する光が反射される。
第1のエタロンの入射光に対する屈折率は、第1のエタロンの温度または第1のエタロンに印加される電圧に応じて変化してもよい。この場合、第1のエタロンの傾斜を変化させることなく入射光のピーク波長を変化させることができる。それにより、第1のエタロンの傾斜を変化させるためのスペースが必要ない。その結果、本発明に係る波長選択ミラーユニットの構造を単純化することができる。
第2のエタロンをさらに備えていてもよい。この場合、第1のエタロンおよび第2のエタロンにより所望の波長ピークをより正確に選択することができる。
第2のエタロンの入射光に対する屈折率は一定であり、第2のエタロンの周期的な透過波長ピークの周期は、第1のエタロンの周期的な透過波長ピークの周期よりも小さくてもよい。この場合、第1のエタロンおよび第2のエタロンにより所望の波長ピークをより正確に選択することができる。
第2のエタロンは、入射光に対する屈折率が可変であるエタロンであってもよい。この場合、第1のエタロンおよび第2のエタロンにより幅広い波長範囲から所望の波長ピークをより正確に選択することができる。
第2のエタロンは、スペーサを介して波長選択ミラーユニットに固定されていてもよい。また、ミラーと第2のエタロンとは、非平行であることが好ましい。この場合、第2のエタロンを透過しない光は、ミラーから反射される光と異なる方向に反射される。それにより、本発明に係るミラーと外部に配置されるミラーとの間に複合共振が発生することが防止される。
入射される光のピーク波長の位相を調整する位相調整手段をさらに備え、位相調整手段は波長選択ミラーユニットに固定されていてもよい。この場合、位相調整手段の傾斜を変化させることなく入射光のピーク波長を変化させることができる。それにより、本発明に係る波長選択ミラーユニットの構造を複雑化することなく、所望の波長ピークをより正確に選択することができる。
本発明に係るレーザ装置は、光増幅器と、入射光に対する屈折率が可変である第1のエタロンに光増幅器からの光の少なくとも一部を反射するミラーが固定された波長選択ミラーユニットとを備え、波長選択ミラーユニットは光増幅器を含む外部共振器の外部ミラーとして機能することを特徴とするものである。
本発明に係るレーザ装置においては、光増幅器により増幅された光のピーク波長は、第1のエタロンにより変化する。この場合、第1のエタロンの傾斜を変化させることなく、光増幅器により増幅された光のピーク波長が変化する。それにより、エタロンの傾斜を変化させるためのスペースが必要ない。その結果、本発明に係るレーザ装置の構造を単純化することができる。また、本発明に係るレーザ装置を小型化することができる。
ミラーは、所定の波長の光に対して相対的に高い反射強度を有していてもよい。この場合、第1のエタロンのエタロンピークのうち、不要なピークがミラーにより反射されることが防止される。それにより、本発明に係るレーザ装置の波長選択精度が向上する。
第2のエタロンをさらに備えていてもよい。この場合、第1のエタロンおよび第2のエタロンにより所望の波長ピークをより正確に選択することができる。
第2のエタロンの入射光に対する屈折率は一定であり、第2のエタロンの周期的な透過波長ピークの周期は、第1のエタロンの周期的な透過波長ピークの周期よりも小さくてもよい。この場合、第1のエタロンおよび第2のエタロンにより所望の波長ピークをより正確に選択することができる。
第2のエタロンの入射光に対する屈折率は、第2のエタロンに印加される電圧に応じて変化してもよい。この場合、第1のエタロンおよび第2のエタロンにより幅広い波長範囲から所望の波長ピークをより正確に選択することができる。
第2のエタロンは、スペーサを介して波長選択ミラーユニットに固定されていてもよい。また、入射される光のピーク波長の位相を調整する位相調整手段をさらに備え、位相調整手段は波長選択ミラーユニットに固定されていてもよい。この場合、位相調整手段の傾斜を変化させることなく入射光のピーク波長を変化させることができる。それにより、本発明に係る波長選択ミラーユニットの構造を複雑化することなく、所望の波長ピークをより正確に選択することができる。
第1のエタロンの入射光に対する屈折率は、第1のエタロンの温度および第1のエタロンに印加される電圧に応じて変化し、第1のエタロンの温度を制御する温度制御装置と、温度制御装置により第1のエタロンの温度を制御しかつ第1のエタロンに印加する電圧を制御する制御手段とをさらに備えていてもよい。この場合、第1のエタロンの入射光に対する屈折率を、第1のエタロンの温度および第1のエタロンに印加される電圧を個別に用いて制御することができる。したがって、本発明に係るレーザ装置の波長選択精度が向上する。
本発明に係るビームスプリッタは、入射光に対する屈折率が可変であり、入射光の一部を透過するとともに入射光の一部を反射するエタロンと、第1のエタロンを透過した入射光を反射するミラーとを備え、エタロンはミラーに固定されており、エタロンとミラーとは、非平行であることを特徴とするものである。
本発明に係るビームスプリッタにおいては、エタロンとミラーとが非平行であることから、エタロンにより反射される光は、ミラーにより反射されてエタロンを透過する光とは異なる方向に進む。それにより、所望の波長ピークを有する光を取り出すことができる。また、エタロンの傾斜を変化させることなく入射光のピーク波長を変化させることができる。それにより、エタロンの傾斜を変化させるためのスペースが必要ない。その結果、本発明に係るビームスプリッタの構造を単純化することができる。また、本発明に係るビームスプリッタを小型化することができる。
エタロンは、スペーサを介してミラーに固定されていてもよい。また、ミラーは、所定の波長の光に対して相対的に高い反射強度を有していてもよい。この場合、エタロンピークのうち、不要なピークがミラーにより反射されることが防止される。それにより、本発明に係るビームスプリッタの波長選択精度が向上する。
ミラーは、エタロンのエタロンピークの少なくとも一部のピークに対して相対的に高い反射強度を有していてもよい。この場合、エタロンピークのうち、必要なピークがミラーにより反射される。それにより、本発明に係るビームスプリッタの波長選択精度がさらに向上する。
本発明に係る光センサは、入射光に対する屈折率が可変であり、入射光の一部を透過するとともに入射光の一部を反射するエタロンと、第1のエタロンを透過した入射光を反射するミラーと、エタロンにより反射された光の光強度を検知する検知手段とを備え、エタロンはミラーに固定されており、エタロンと前記ミラーとは非平行であることを特徴とするものである。
本発明に係る光センサにおいては、エタロンとミラーとが非平行であることから、エタロンにより反射される光は、ミラーにより反射されてエタロンを透過する光とは異なる方向に進む。それにより、所望の波長ピークを有する光の光強度を検知することができる。また、エタロンの傾斜を変化させることなく光増幅器により増幅された光のピーク波長を変化させることができる。それにより、エタロンの傾斜を変化させるためのスペースが必要ない。その結果、本発明に係る光センサの構造を単純化することができる。また、本発明に係る光センサを小型化することができる。
エタロンは、スペーサを介してミラーに固定されていてもよい。また、ミラーは、所定の波長の光に対して相対的に高い反射強度を有していてもよい。この場合、エタロンピークのうち、不要なピークがミラーにより反射されることが防止される。それにより、本発明に係る光センサの波長選択精度が向上する。
ミラーは、エタロンのエタロンピークの少なくとも一部のピークに対して相対的に高い反射強度を有していてもよい。この場合、エタロンピークのうち、必要なピークがミラーにより反射される。それにより、本発明に係る光センサの波長選択精度がさらに向上する。
本発明に係る波長選択ミラーユニットの制御方法は、印加される電圧および温度により入射光に対する屈折率が変化する第1のエタロンと、第1のエタロンに固定されかつ第1のエタロンを透過した入射光を反射するミラーとを備える波長選択ミラーユニットにおいて、第1のエタロンの温度および第1のエタロンに印加する電圧を制御することにより第1のエタロンの入射光に対する屈折率を制御することを特徴とするものである。
本発明に係る波長選択ミラーユニットの制御方法においては、第1のエタロンの傾斜を変化させることなく入射光のピーク波長を変化させることができる。それにより、第1のエタロンの傾斜を変化させるためのスペースが必要ない。その結果、本発明に係る波長選択ミラーユニットの構造を単純化することができる。また、本発明に係る波長選択ミラーユニットを小型化することができる。さらに、第1のエタロンの入射光に対する屈折率を、第1のエタロンの温度および第1のエタロンに印加される電圧を個別に用いて制御することができる。したがって、本発明に係る波長選択ミラーユニットの波長選択精度が向上する。
第1のエタロンの温度を制御することにより、第1のエタロンを透過する光の波長の絶対値を所望値に制御してもよい。この場合、第1のエタロンの取付誤差等による波長選択精度の悪化を防止することができる。したがって、本発明に係る波長選択ミラーユニットの波長選択精度が向上する。
波長選択ミラーユニットは外部共振器を構成する外部ミラーとして光増幅器とともに温度制御装置上に搭載されており、第1のエタロンの温度の制御は温度制御装置によりなされてもよい。この場合、第1のエタロンの温度の制御精度が向上する。したがって、本発明に係る波長選択ミラーユニットの波長選択精度が向上する。また、波長選択ミラーユニットは、温度制御装置上に光増幅器と個別に配置されていてもよい。
本発明によれば、第1のエタロンの傾斜を変化させるためのスペースが必要ない。その結果、本発明に係るミラーユニットの構造を単純化することができる。また、本発明に係るミラーユニットを小型化することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を説明する。
図1は、第1実施例に係る波長選択ミラーユニット100を説明する図である。図1(a)は波長選択ミラーユニット100の全体構成を示す模式図であり、図1(b)は波長選択ミラー20の模式的断面図である。
図1(a)に示すように、波長選択ミラーユニット100は、屈折率可変エタロン10および波長選択ミラー20を含む。屈折率可変エタロン10は、所定の波長周期で光を透過する液晶型バンドパスフィルタからなる。それにより、屈折率可変エタロン10に入射された光は、所定の周期の波長ピークを有する光となって屈折率可変エタロン10を透過する。以下、エタロンが透過光に与える波長ピークのことをエタロンピークと呼ぶ。
また、屈折率可変エタロン10は、液晶11を備える。液晶11の屈折率は、波長選択ミラーユニットの外部に設けられた電圧制御部30から印加される電圧に応じて変化する。液晶11の屈折率が変化することにより、屈折率可変エタロン10のエタロンピークの位相が変化する。
図1(b)に示すように、波長選択ミラー20は、例えば、酸化シリコンからなる誘電体膜20a、酸化チタンからなる誘電体膜20bが複数積層された構造を有する。波長選択ミラー20により反射させる所望の反射光の中心波長をλとすると、誘電体膜20a,20bは、所望の光学的膜厚(例えば、λ/4)を有する。この場合、各誘電体膜20a,20bの界面に入射された光のうち波長λの光は相互に強めあう。それにより、波長λの光の反射率が高くなる。また、各誘電体膜20a,20bの界面に入射された光のうち波長λ近傍の波長の光も相互に強めあう。その結果、波長選択ミラー20は、波長λを中心にその近傍の波長帯域の光を反射する。以上のことから、波長選択ミラーユニット100の波長選択精度が向上する。
なお、波長選択ミラー20は、所定の波長において強い反射率を有し、実質的に中心波長のλ/4付近で反射するものであればよい。したがって、波長選択ミラー20において、各誘電体膜20a,20bを任意に組み合わせることが可能である。この場合、波長選択ミラー20を構成する各誘電体膜20a,20bは、屈折率が異なる同じ材料からなるものであってもよい。
このように、屈折率可変エタロン10は、エタロンピークの波長を変化させることができる。この場合、屈折率可変エタロン10の傾きを変化させる必要がない。それにより、スペーサ等を介さずに、屈折率可変エタロン10の一面に波長選択ミラー20を接着させることができる。また、屈折率可変エタロン10の傾きを変化させるための駆動部を設ける必要がない。さらに、屈折率可変エタロン10を傾斜させるための空間を設ける必要がない。以上のことから、波長選択ミラーユニット100を小型化することができる。
なお、本実施例に係る屈折率可変エタロンは、温度に応じて屈折率が変化するエタロンであってもよいし、印加される電圧に応じて屈折率が変化する誘電体膜からなるエタロンであってもよい。また、波長選択ミラーは、入射光を全反射するミラーであってもよい。
本実施例においては、屈折率可変エタロン10が第1のエタロンに相当し、波長選択ミラー20がミラーに相当する。
図2は、第2実施例に係る波長選択ミラーユニット100aの全体構成を示す模式図である。図2に示すように、波長選択ミラーユニット100aが図1の波長選択ミラーユニット100と異なる点は、屈折率可変エタロン10と波長選択ミラー20との間にスペーサ40が設けられている点および屈折率可変エタロン10が波長選択ミラー20に対して傾斜している点である。スペーサ40は、透過性の高いガラス等から構成される。
波長選択ミラーユニット100aにおいては、屈折率可変エタロン10の傾きを変化させることなくエタロンピークの波長を変化させることができる。したがって、屈折率可変エタロン10を傾斜させる空間を設ける必要がない。その結果、波長選択ミラーユニット100aを小型化することができる。また、屈折率可変エタロン10が波長選択ミラー20に対して傾斜していることから、屈折率可変エタロン10を透過しない光は、ミラー20から反射される光と異なる方向に反射される。それにより、ミラー20と外部に配置されるミラーとの間に複合共振が発生することが防止される。
図3は、第3実施例に係る波長選択ミラーユニット100bの全体構成を示す模式図である。波長選択ミラーユニット100bが図2の波長選択ミラーユニット100aと異なる点は、屈折率可変エタロン10の一面側に固定エタロン50が固定されている点である。ここで、固定エタロンとは、屈折率が一定である波長フィルタのことをいう。
固定エタロン50は、所定の波長周期で光を透過するバンドパスフィルタからなる。それにより、固定エタロン50に入射された光は、所定の周期の波長ピークを有する光となって固定エタロン50から射出される。また、固定エタロン50のエタロンピークの波長は、入射光に対する固定エタロン50の傾斜角度によって変化する。
図4は、波長選択ミラーユニット100bから反射される光の波長の一例を説明する図である。図4(a)に示すように、波長選択ミラーユニット100aから反射される光は、固定エタロン50を透過する光と屈折率可変エタロン10を透過する光との合成光になる。それにより、波長選択ミラーユニット100aから反射される光の波長ピークは、固定エタロン50のエタロンピークと屈折率可変エタロン10のエタロンピークとの重複ピークになる。
以上のことから波長選択ミラーユニット100aは、屈折率可変エタロン10の屈折率を変化させることにより、固定エタロン50のエタロンピークのうち所望のピーク波長を選択することができる。
また、固定エタロン50の代わりに、他の屈折率可変エタロンを用いることもできる。図4(b)に示すように、波長選択ミラーユニット100aから反射される光は、屈折率可変エタロン10を透過する光と他の屈折率可変エタロンを透過する光との合成光になる。この場合、屈折率可変エタロン10のエタロンピークと他の屈折率可変エタロンのエタロンピークとの組合せにより、波長選択ミラーユニット100aは、所望のピーク波長の光を反射することができる。
また、固定エタロン50の代わりに、位相調整素子を用いることもできる。位相調整素子としては、与えられる電圧により屈折率が変化する液晶型フェイズシフタ等を用いることができる。この場合、波長選択ミラーユニット100aから反射される光が位相調整素子を透過することにより、屈折率可変エタロン10の透過光の位相を調整することができる。
本実施例においては、固定エタロン50が第2のエタロンに相当し、位相調整素子が位相調整手段に相当する。
図5は、第4実施例に係る波長選択ミラーユニット100cの全体構成を示す模式図である。図5に示すように、波長選択ミラーユニット100cは、波長選択ミラー20、複数のスペーサ60および複数の波長フィルタ70を含む。また、波長選択ミラーユニット100cは、波長選択ミラー20と波長フィルタ70の間および波長フィルタ70と他の波長フィルタ70との間に少なくとも一つのスペーサ60を備える構造を有する。
波長フィルタ70としては、固定エタロン、屈折率可変エタロンおよび位相調整素子のいずれを用いることもできる。また、各波長フィルタ70は、波長選択ミラー20と平行であっても、非平行であってもよい。波長フィルタ70として固定エタロンを用いる場合、波長フィルタ70と波長選択ミラー20とがなす角度は、波長選択ミラーユニット100cの反射光が所望の波長ピークを有するように設定される。
また、波長フィルタ70として屈折率可変エタロンまたは位相調整素子を用いる場合には、屈折率可変エタロンまたは位相調整素子に印加する電圧に応じて波長選択ミラーユニット100cの反射光の波長ピークを設定することができる。
波長選択ミラーユニット100cに波長フィルタ70が複数備わっていることから、波長選択ミラーユニット100cの反射光の波長ピークはより正確に設定される。
図6は、第5実施例に係るレーザ装置200の全体構成を示す模式図である。レーザ装置200は、図2の波長選択ミラーユニット100a、光増幅器201、温度制御装置202、電圧制御部203および温度制御部204を含む。波長選択ミラーユニット100aおよび光増幅器201は、温度制御装置202上に個別に搭載されている。
光増幅器201としては、レーザ光を増幅する半導体光増幅器等を用いることができる。光増幅器201により出力されたレーザ光は、波長選択ミラーユニット100aに対して出射される。電圧制御部203は、屈折率可変エタロン10の液晶11に印加する電圧を変化させることにより、液晶11の屈折率を変化させる。それにより、光増幅器201から出力されたレーザ光は、波長選択ミラーユニット100aにより所定の波長ピークを有するレーザ光に変換され、レーザ装置200の外部に出力される。温度制御装置202は、温度制御部204の指示に従って、波長選択ミラーユニット100aおよび光増幅器201の温度を制御する。
ここで、本実施例に係るレーザ装置200においては、波長選択ミラーユニット100aと光増幅器201とが個別に温度制御装置202上に搭載されていることから、複数のレーザ装置200を比較すると、取付誤差等により波長選択ミラーユニット100aの波長選択精度に個体差が発生するおそれがある。したがって、レーザ装置200において波長選択ミラーユニット100aを用いる場合、屈折率可変エタロン10のエタロンピークの初期値をあらかじめ定め、初期波長光の出力が実現してからピーク波長を変化させることが効率の良い波長制御方法になる。なお、本発明に係る屈折率可変エタロン10が液晶、誘電体等から構成されていることから、屈折率可変エタロン10の屈折率は、屈折率可変エタロンに印加する電圧および屈折率可変エタロン10の温度により制御することが可能である。
図7は、温度制御装置202によるレーザ装置200の出力レーザの波長制御を説明する図である。まず、温度制御部204は、図7(a)に示すように温度制御装置202の温度を制御することにより屈折率可変エタロン10のエタロンピークを初期化する。次に、電圧制御部203は、図7(b)に示すように屈折率可変エタロン10に印加する電圧を制御することにより屈折率可変エタロン10のエタロンピークを変化させる。
このように、屈折率可変エタロン10の温度を一定に保持しつつ屈折率可変エタロン10に印加する電圧によって屈折率可変エタロン10の屈折率を制御することができることから、上記固体差による波長選択精度の悪化を防止することができる。また、屈折率可変エタロン10のエタロンピークは、共通の電圧情報を用いて制御することができる。なお、屈折率可変エタロン10に印加する電圧によって屈折率可変エタロン10のエタロンピークを初期化し、屈折率可変エタロン10の温度によって屈折率可変エタロン10の屈折率を変化させることもできる。
なお、本実施例における波長選択ミラーユニットとして、波長選択ミラーユニット100b,100cを用いることもできる。波長選択ミラーユニット100bを用いる場合、固定エタロン50および屈折率可変エタロン10を用いて所望のピーク波長を選択することは、レーザ装置200の波長選択手段として有用である。また、位相調整素子および屈折率可変エタロン10を用いて透過光の位相を調整することは、レーザ装置200の位相調整手段として有用である。
また、屈折率可変エタロン10のエタロンピークを初期化する方法は、本実施例に係るレーザ装置200に適用する場合に限らず、他の装置に利用する場合であっても有効な方法である。また、本実施例においては、電圧制御部203および温度制御部204が制御手段に相当する。
図8は、第6実施例に係るビームスプリッタ300の模式図である。図8に示すように、ビームスプリッタ300として、図2の波長選択ミラーユニット100aを用いることができる。上述したように、屈折率可変エタロン10は、特定の波長の光を透過し、屈折率可変エタロン10を透過しない光を反射する。この場合、屈折率可変エタロン10と波長選択ミラー20とが非平行であることから、屈折率可変エタロン10により反射される光は、波長選択ミラー20により反射されて屈折率可変エタロン10を透過する光とは異なる方向に進む。
以上のことから、ビームスプリッタ300に入射される光は、屈折率可変エタロン10を透過する光と屈折率可変エタロン10により反射される光とに分割される。したがって、ビームスプリッタ300を用いることにより、ピーク波長情報を有する光を取り出すことができる。
なお、ビームスプリッタ300として、波長選択ミラーユニット100b,100cを用いることもできる。
図9は、第7実施例に係る光センサ400の模式図である。図9に示すように、光センサ400は、図2の波長選択ミラーユニット100aおよび光検知素子401を含む。
上述したように、屈折率可変エタロン10により反射される光は、屈折率可変エタロン10を透過する光とは異なる方向に進む。光検知素子401は、屈折率可変エタロン10により反射される光の光路上に配置される。それにより、光検知素子401は、屈折率可変エタロン10により反射される光の強度を検知する。以上のことから、光センサ400は、ピーク波長情報を有する光の光強度を検知することができる。なお、波長選択ミラーユニットとして、波長選択ミラーユニット100b,100cを用いることもできる。
第1実施例に係る波長選択ミラーユニットを説明する図である。 第2実施例に係る波長選択ミラーユニットの全体構成を示す模式図である。 第3実施例に係る波長選択ミラーユニットの全体構成を示す模式図である。 波長選択ミラーユニットから反射される光の波長の一例を説明する図である。 第4実施例に係る波長選択ミラーユニットの全体構成を示す模式図である。 第5実施例に係るレーザ装置の全体構成を示す模式図である。 温度制御装置によるレーザ装置の出力レーザの波長制御を説明する図である。 第6実施例に係るビームスプリッタの模式図である。 第7実施例に係る光センサの模式図である。
符号の説明
10 屈折率可変エタロン
11 液晶
20 波長選択ミラー
30,203 電圧制御部
40,60 スペーサ
50 固定エタロン
70 波長フィルタ
100,100a,100b,100c 波長選択ミラーユニット
200 レーザ装置
201 光増幅器
202 温度制御装置
204 温度制御部
300 ビームスプリッタ
400 光センサ

Claims (32)

  1. 入射光に対する屈折率が可変である第1のエタロンと、
    前記第1のエタロンを透過した入射光を反射するミラーとを備え、
    前記第1のエタロンは、前記ミラーに固定されていることを特徴とする波長選択ミラーユニット。
  2. 前記第1のエタロンは、スペーサを介して前記ミラーに固定されていることを特徴とする請求項1記載の波長選択ミラーユニット。
  3. 前記ミラーと前記第1のエタロンとは、非平行であることを特徴とする請求項2記載の波長選択ミラーユニット。
  4. 前記ミラーは、所定の波長の光に対して相対的に高い反射強度を有し、前記第1のエタロンの周期的な透過波長ピークのうち一部の波長ピークに対して高い反射強度を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の波長選択ミラーユニット。
  5. 前記ミラーは、所望の反射光の中心波長の実質的に1/4の厚さの誘電体が複数積層されていることを特徴とする請求項4記載の波長選択ミラーユニット。
  6. 前記第1のエタロンの入射光に対する屈折率は、前記第1のエタロンの温度または前記第1のエタロンに印加される電圧に応じて変化することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の波長選択ミラーユニット。
  7. 第2のエタロンをさらに備えることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の波長選択ミラーユニット。
  8. 前記第2のエタロンの入射光に対する屈折率は一定であり、前記第2のエタロンの周期的な透過波長ピークの周期は、前記第1のエタロンの周期的な透過波長ピークの周期よりも小さいことを特徴とする請求項7記載の波長選択ミラーユニット。
  9. 前記第2のエタロンは、入射光に対する屈折率が可変であるエタロンであることを特徴とする請求項7記載の波長選択ミラーユニット。
  10. 前記第2のエタロンは、スペーサを介して前記波長選択ミラーユニットに固定されていることを特徴とする請求項7記載の波長選択ミラーユニット。
  11. 前記ミラーと前記第2のエタロンとは、非平行であることを特徴とする請求項7記載の波長選択ミラーユニット。
  12. 入射される光のピーク波長の位相を調整する位相調整手段をさらに備え、
    前記位相調整手段は、前記波長選択ミラーユニットに固定されていることを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載の波長選択ミラーユニット。
  13. 光増幅器と、
    入射光に対する屈折率が可変である第1のエタロンに前記光増幅器からの光の少なくとも一部を反射するミラーが固定された波長選択ミラーユニットとを備え、
    前記波長選択ミラーユニットは、前記光増幅器を含む外部共振器の外部ミラーとして機能することを特徴とするレーザ装置。
  14. 前記ミラーは、所定の波長の光に対して相対的に高い反射強度を有することを特徴とする請求項13記載のレーザ装置。
  15. 第2のエタロンをさらに備えることを特徴とする請求項13または14記載のレーザ装置。
  16. 前記第2のエタロンの入射光に対する屈折率は一定であり、前記第2のエタロンの周期的な透過波長ピークの周期は、前記第1のエタロンの周期的な透過波長ピークの周期よりも小さいことを特徴とする請求項15記載のレーザ装置。
  17. 前記第2のエタロンの入射光に対する屈折率は、前記第2のエタロンに印加される電圧に応じて変化することを特徴とする請求項15記載のレーザ装置。
  18. 前記第2のエタロンは、スペーサを介して前記波長選択ミラーユニットに固定されていることを特徴とする請求項15記載のレーザ装置。
  19. 入射される光のピーク波長の位相を調整する位相調整手段をさらに備え、
    前記位相調整手段は、前記波長選択ミラーユニットに固定されていることを特徴とする請求項13〜18のいずれかに記載のレーザ装置。
  20. 前記第1のエタロンの入射光に対する屈折率は、前記第1のエタロンの温度および前記第1のエタロンに印加される電圧に応じて変化し、
    前記第1のエタロンの温度を制御する温度制御装置と、
    前記温度制御装置により前記第1のエタロンの温度を制御し、かつ、前記第1のエタロンに印加する電圧を制御する制御手段とをさらに備えることを特徴とする請求項13〜19のいずれかに記載のレーザ装置。
  21. 入射光に対する屈折率が可変であり、入射光の一部を透過するとともに入射光の一部を反射するエタロンと、
    前記第1のエタロンを透過した入射光を反射するミラーとを備え、
    前記エタロンは、前記ミラーに固定されており、
    前記エタロンと前記ミラーとは、非平行であることを特徴とするビームスプリッタ。
  22. 前記エタロンは、スペーサを介して前記ミラーに固定されていることを特徴とする請求項21記載のビームスプリッタ。
  23. 前記ミラーは、所定の波長の光に対して相対的に高い反射強度を有することを特徴とする請求項21または22記載のビームスプリッタ。
  24. 前記ミラーは、前記エタロンのエタロンピークの少なくとも一部のピークに対して相対的に高い反射強度を有することを特徴とする請求項21〜23のいずれかに記載のビームスプリッタ。
  25. 入射光に対する屈折率が可変であり、入射光の一部を透過するとともに入射光の一部を反射するエタロンと、
    前記第1のエタロンを透過した入射光を反射するミラーと、
    前記エタロンにより反射された光の光強度を検知する検知手段とを備え、
    前記エタロンは、前記ミラーに固定されており、
    前記エタロンと前記ミラーとは非平行であることを特徴とする光センサ。
  26. 前記エタロンは、スペーサを介して前記ミラーに固定されていることを特徴とする請求項25記載の光センサ。
  27. 前記ミラーは、所定の波長の光に対して相対的に高い反射強度を有することを特徴とする請求項25または26記載の光センサ。
  28. 前記ミラーは、前記エタロンのエタロンピークの少なくとも一部のピークに対して相対的に高い反射強度を有することを特徴とする請求項25〜27のいずれかに記載の光センサ。
  29. 印加される電圧および温度により入射光に対する屈折率が変化する第1のエタロンと、前記第1のエタロンに固定されかつ前記第1のエタロンを透過した入射光を反射するミラーとを備える波長選択ミラーユニットにおいて、
    前記第1のエタロンの温度および前記第1のエタロンに印加する電圧を制御することにより前記第1のエタロンの入射光に対する屈折率を制御することを特徴とする波長選択ミラーユニットの制御方法。
  30. 前記第1のエタロンの温度を制御することにより、前記第1のエタロンを透過する光の波長の絶対値を所望値に制御することを特徴とする請求項29記載の波長選択ミラーユニットの制御方法。
  31. 前記波長選択ミラーユニットは、外部共振器を構成する外部ミラーとして光増幅器とともに温度制御装置上に搭載されており、
    前記第1のエタロンの温度の制御は、前記温度制御装置によりなされることを特徴とする請求項30記載の波長選択ミラーユニットの制御方法。
  32. 前記波長選択ミラーユニットは、前記温度制御装置上に前記光増幅器と個別に配置されていることを特徴とする請求項31記載の波長選択ミラーユニットの制御方法。
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