JP2006201991A - 自走式監視装置およびそのプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】多数のカメラを要することなく、異常が発生した場合に早期に異常状態を検知・確認することが可能となる自走式監視装置を提供することを目的とする。
【解決手段】障害物の壁面に沿った走行をしているかどうかを判定する壁面判定部9が、障害物に沿った走行していると判断した場合、カメラの角度を制御するカメラ制御部12が、壁面とは反対方向にカメラ2の角度を自動的に変更するようにしたものである。これによって、機器本体1が障害物の壁面付近を走行している場合において、壁面の画像を撮影せず反対方向の監視領域のみを多数のカメラを要することなく撮影することが可能で、異常が発生した場合に早期に異常状態を検知・確認することが可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、監視機能を有する自走式監視装置およびそのプログラムに関するものである。
従来、監視装置としては、確実に異常を検知するために、多数の監視カメラを設置したり、侵入者を検知する人感センサや火災を検知する熱センサなどを併用したりすることにより異常状態を撮影する手段を有するもの(例えば、特許文献1参照)、または死角を極力少なくするために自走式監視装置の機器本体を遠隔操作により任意の地点へ移動させ撮影する手段などが搭載されているもの(例えば、特許文献2参照)などが知られている。
特開2004−080090号公報 特開2004−164303号公報
しかしながら、前記従来の構成では、多数のカメラやセンサを設置する必要があるためにコストを要したり、異常が発生しても異常状態を的確に撮影するまでに時間を要したりする、といった課題を有していた。特に、自走式監視装置においては、異常発生時に、カメラが適切な方向を向いているとは限らず、異常状態を撮影するまでに多くの時間を要するといった課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、多数のカメラを要することなく、必要な監視領域を撮影することを可能とし、異常が発生した場合に早期に異常状態を検知・確認することが可能となる自走式監視装置およびそのプログラムを提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の自走式監視装置は、障害物の壁面に沿った走行をしているかどうかを判定する壁面判定部が、障害物に沿った走行していると判断した場合、カメラの角度を制御するカメラ制御部が、壁面とは反対方向にカメラ角度を自動的に変更するようにしたものである。
これによって、自走式監視装置が障害物の壁面付近を走行している場合において、壁面の画像を撮影せず反対方向の監視領域のみを多数のカメラを要することなく撮影することが可能で、異常が発生した場合に早期に異常状態を検知・確認することが可能となる。
本発明の自走式監視装置およびそのプログラムは、多数のカメラを要することなく、必要な監視領域を撮影することを可能とし、異常が発生した場合に早期に異常状態を検知・確認することが可能となる。
第1の発明は、走行手段と、カメラと、障害物との距離を検知する距離検知手段と、前記距離検知手段から取得した信号をもとに障害物の壁面に沿った走行をしているかどうかを判定する壁面判定部と、壁面とは反対方向にカメラを振るためのカメラ角度を算出するカメラ角度算出部と、前記カメラ角度算出部で算出されたカメラ角度に従い前記カメラの角度を制御するカメラ制御部とを備え、前記壁面判定部が、障害物に沿った走行していると判断した場合、カメラ制御部は、壁面とは反対方向にカメラ角度を自動的に変更する自走式監視装置とすることにより、自走式監視装置が障害物の壁面付近を走行している場合において、壁面の画像を撮影せず反対方向の監視領域のみを多数のカメラを要することなく撮影することが可能で、異常が発生した場合に早期に異常状態を検知・確認することが可能となる。
第2の発明は、走行手段と、カメラと、障害物との距離を検知する距離検知手段と、障害物に沿った走行を行なうのか、任意のパターンで走行を行なうのかを選択する走行パターン選択手段と、障害物とは反対方向にカメラを振るためのカメラ角度を算出するカメラ角度算出部と、前記カメラ角度算出部で算出されたカメラ角度に従い前記カメラの角度を制御するカメラ制御部とを備え、前記走行パターン選択手段を介して、障害物に沿った走行を行なう選択をした場合、障害物とは反対方向にカメラ角度を自動的に変更する自走式監視装置とすることにより、走行パターン選択手段の選択によっては、第1の発明と同様、異常が発生した場合に早期に異常状態を検知・確認することが可能となる。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明において、走行距離を検出する走行距離検出手段と、走行方向を検出する走行方向検出手段と、前記走行距離検出手段と走行方向検出手段で得られた情報を元に現在の走行位置を検出する位置検出部と、カメラ角度を変更する位置情報とカメラ角度情報とを記憶するカメラ角度記憶部とを備え、予め設定されたカメラ角度を変更する地点を走行した場合、前記カメラ角度記憶部に記憶されたカメラ角度情報に従い自動的にカメラ角度を変更することにより、異常が発生した場合に早期に異常状態を検知・確認することが可能となる。
第4の発明は、特に、第1〜第4のいずれか1つの発明において、制御部は、障害物に沿った走行を行なっている場合に変更するカメラ角度の範囲を記憶する壁面走行用記憶部と、障害物付近を走行していない場合に変更するカメラ角度の範囲を記憶する通常走行用記憶部とを備え、障害物に沿った走行を行なっている場合、前記壁面走行用記憶部に設定されたカメラ角度の範囲内で変更し、障害物付近を走行していない場合、前記通常走行用記憶部に設定されたカメラ角度の範囲内で変更する機能を備えたことにより、適切なカメラ角度で異常が発生した場合に早期に異常状態を検知・確認することが可能となる。
第5の発明は、特に、第4の発明において、壁面走行用記憶部と通常走行用記憶部において、設定されたカメラ角度範囲内で、定期的にカメラ角度を変更する機能を備えたことにより、確実に異常状態を検知・確認することが可能となる。
第6の発明は、特に、第1〜第5のいずれか1つの発明において、外部通信手段を備え、この外部通信手段を介して遠隔操作が行なわれた場合、現在のカメラ角度が正面になるよう走行方向を変更後、遠隔操作された方向に走行することにより、異常状態を検知・確認することが可能となる。
第7の発明は、特に、第1〜第6のいずれか1つの発明において、外部設定手段と、障害物の壁面に沿った走行をしていると判定する距離情報を記憶する壁面距離記憶部とを備え、外部設定手段を介して壁面距離記憶部に記憶されている障害物に沿った走行をしていると判定する距離情報を任意に設定・変更可能とする機能を備えたことにより、外部設定手段で適切な障害物との距離確保が可能となる。
第8の発明は、特に、第1〜第7のいずれか1つの発明において、外部設定手段を備え、この外部設定手段を介して、カメラ角度記憶部に格納されたカメラ角度を変更する位置情報とそのカメラ角度情報、壁面走行用記憶部に格納された障害物に沿った走行をする場合に変更するカメラ角度の範囲、または通常走行用記憶部に格納された障害物付近を走行していない場合に変更するカメラ角度の範囲、および定期的にカメラ角度を変更するかどうかを任意に設定・変更可能とする機能を備えたことにより、外部設定手段で適切に異常状態を検知・確認することが可能なように設定・変更できる。
第9の発明は、特に、第1〜第8のいずれか1つの発明における自走式監視装置の少なくとも一部をコンピュータに実行させるためのプログラムとすることにより、プログラムであるので、電気・情報機器、コンピュータ、サーバーなどのハードリソースを協働させて本発明の情報報知機器の少なくとも一部を容易に実現することができる。また、記録媒体に記録したり通信回線を用いてプログラムを配信したりすることで、プログラムの配布・更新やそのインストール作業が簡単にできる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1、図2は、本発明の実施の形態1における自走式監視装置およびそのプログラムを示したものである。
図1に示すように、本実施の形態における自走式監視装置は、機器本体1に、監視対象の撮影を行なうカメラ2と、車輪とともに走行手段を構成する駆動モータ4と、障害物との距離を検知する距離検知手段としての超音波センサ6、測距センサ7などの障害物検知センサが接続されている。
そして、機器本体1には、超音波センサ6、測距センサ7などから障害物検知信号を受信し、受信した障害物検知信号をもとに障害物を検出する障害検知部8と、機器本体1の走行を制御する制御部10と、制御部10からの走行指示をもとに駆動モータ4を制御する走行制御部5と、カメラ2の角度を自動制御するカメラ制御部12とを備えている。
前記障害検知部8は、機器本体1が障害物の壁面に沿った走行をしているかどうかを判定する壁面判定部9を有し、制御部10は、壁面判定部9において機器本体1が障害物の壁面に沿った走行をしていると判定された場合、壁面とは反対方向にカメラ2を自動的に変更するためのカメラ角度を算出するカメラ角度算出部13を有している。カメラ制御部12は、カメラ角度算出部13で算出されたカメラ角度に従いカメラ2の角度を自動制御する。
ここで、カメラ角度算出部13には予め変更するカメラ角度情報が設定されているものとする。また、壁面判定部9には、機器本体1が障害物に沿った走行をしている障害物の壁面からの距離情報が予め設定されているものとする。
以上のように構成された自走式監視装置について、以下その動作・作用を図2のフローチャートを使用して説明する。
まず、自走式監視装置が自動走行中に、超音波センサ6と測距センサ7は機器本体1と障害物の壁面との距離を算出する(ステップ1)。壁面判定部9において、算出された機器本体1と障害物の壁面との距離が予め設定された距離情報以下であった場合(ステップ2)、機器本体1が障害物に沿った走行をしていると判定する(ステップ3)。制御部10のカメラ角度算出部13は、機器本体1が障害物に沿った走行をしている場合、カメラ制御部12へ予め設定されているカメラ角度の変更角度情報を通知する(ステップ4)。ここで、機器本体1の右側に障害物の壁面がある場合、右壁面とは反対方向にカメラ角度を自動的に変更し、左側に障害物壁面がある場合、左壁面とは反対方向にカメラ角度を自動的に変更する。さらに、前方に障害物の壁面があると判定した場合は、前方の壁面が写らないように左右の壁面からの距離に応じてカメラ角度を変更する(つまり、右壁面に近い場合は右壁面とは反対方向にカメラ角度を変更し、左壁面に近い場合、左壁面とは反対方向にカメラ角度を変更する)。カメラ制御部12は、前記カメラ角度算出部13で算出されたカメラ角度情報に従い、カメラ2の角度を変更する(ステップ5)。
以上のように、本実施の形態においては、機器本体1が障害物の壁面に沿った走行をしている場合、壁面とは反対方向に自動的にカメラ角度を変更させることにより、少ないカメラで監視領域を常に撮影することが可能となり、居住者、もしくは管理者は異常状態を早期に検知・確認することが可能となる。
(実施の形態2)
図3、図4は、本発明の実施の形態2における自走式監視装置およびそのプログラムを示したものである。実施の形態1と同一要素については同一符号を付してその説明を省略する。
図3に示すように、本実施の形態における自走式監視装置は、機器本体1が障害物に沿った走行を行なうのか、任意のパターンで走行を行なうのかを選択する走行パターン選択手段11を備えたものである。そして、この走行パターン選択手段11を介して、障害物に沿った走行を行なう選択をした場合、障害物とは反対方向にカメラ角度を自動的に変更するようにしている。
以上のように構成された自走式監視装置について、以下その動作・作用を図4のフローチャートを使用して説明する。
まず、自走式監視装置が自動走行中に、超音波センサ6と測距センサ7は機器本体1と障害物の壁面との距離を算出する(ステップ1)。障害検知部8において、算出された機器本体1と障害物の壁面との距離が予め設定された距離情報以下であり(ステップ2)、走行パターン選択手段11によって障害物の壁面に沿った走行を行なうと選択されていた場合(ステップ3)、制御部10のカメラ角度算出部13は、カメラ制御部12へ予め設定されているカメラ角度の変更角度情報を通知する(ステップ4)。ここで、機器本体1の右側に障害物の壁面がある場合、右壁面とは反対方向にカメラ角度を変更し、左側に障害物の壁面がある場合、左壁面とは反対方向にカメラ角度を変更する。さらに、前方に障害物の壁面があると判定した場合は、前方の壁面が写らないように左右の壁面からの距離に応じてカメラ角度を変更する(つまり、右壁面に近い場合は右壁面とは反対方向にカメラ角度を変更し、左壁面に近い場合、左壁面とは反対方向にカメラ角度を変更する)。カメラ制御部12は、前記カメラ角度算出部13で算出されたカメラ角度情報に従い、カメラ2の角度を変更する(ステップ5)。
以上のように、本実施の形態においては、走行パターン選択手段11によって選択され機器本体1が障害物に沿った走行をしている場合、壁面とは反対方向に自動的にカメラ角度を変更させることにより、少ないカメラで監視領域を常に撮影することが可能となり、居住者、もしくは管理者は異常状態を早期に検知・確認することが可能となる。
(実施の形態3)
図5、図6は、本発明の実施の形態3における自走式監視装置およびそのプログラムを示したものである。実施の形態1と同一要素については同一符号を付してその説明を省略する。
図5に示すように、本実施の形態における自走式監視装置は、機器本体1の走行距離を検出する走行距離検出手段として走行センサ14と、機器本体1の走行方向を検出する走行方向検出手段としてジャイロセンサ19と、前記走行センサ14と前記ジャイロセンサ19で得られた情報をもとに現在の機器本体1の走行位置を検出する位置検出部15と、カメラ2を制御するために必要な情報を記憶する記憶部16と、前記記憶部16において、変更するカメラ角度を変更する位置情報と変更するカメラ角度情報とを記憶するカメラ角度記憶部17とを備えた構成とする。位置検出部15、記憶部16、カメラ角度記憶部17は、制御部10に配置されている。ここで、前記カメラ角度記憶部17においては、予めカメラ角度を変更する位置情報と変更するカメラ角度情報が設定されているものとする。
そして、予め設定されたカメラ角度を変更する地点を走行した場合、カメラ角度記憶部17に記憶されたカメラ角度情報に従い自動的にカメラ角度を変更する。
以上のように構成された自走式監視装置について、以下その動作・作用を図6のフローチャートを使用して説明する。
まず、自走式監視装置が自動走行中に、走行センサ14は機器本体1が走行した距離を測定する(ステップ1)。ジャイロセンサ19は機器本体1の走行方向を測定する(ステップ2)。位置検出部15は、前記走行センサ14において測定された機器本体1の移動情報と、前記ジャイロセンサ19において測定された機器本体1の走行方向をもとに、現在の機器本体1の走行位置を算出する(ステップ3)。制御部10は前記位置検出部15で検出された位置情報と、カメラ角度記憶部17に格納されているカメラ角度を変更する位置情報とを比較し、カメラ角度を変更する地点を走行していると判断した場合(ステップ4)、カメラ角度算出部13は前記カメラ角度記憶部17に記憶された変更するカメラ角度情報を取得し(ステップ5)、カメラ制御部12へ変更するカメラ角度情報を通知する(ステップ6)。前記カメラ制御部12は、前記カメラ角度算出部13から通知されたカメラ角度情報に従い、カメラ2の角度を変更する(ステップ7)。
以上のように、本実施の形態においては、機器本体1が壁面付近を走行している場合、予め設定された地点において、自動的に予め設定されたカメラ角度に変更させることにより、監視領域を常に撮影するだけでなく、壁面上に存在する窓や扉の施錠や、窓からの不審者の侵入に関しても撮影することが可能となる。なお、走行パターン選択手段11は、通信によって選択できるようにしてもよいものである。
(実施の形態4)
図7は、本発明の実施の形態4における自走式監視装置を示したものである。実施の形態3と同一要素については同一符号を付してその説明を省略する。
図に示すように、本実施の形態における自走式監視装置は、図5におけるカメラ角度記憶部17において、障害物に沿った走行を行なっている場合に変更するカメラ角度の範囲を記憶する壁面走行用記憶部20と、障害物付近を走行していない場合に変更するカメラ角度の範囲を記憶する通常走行用記憶部21を備えた構成である。ここで、前記壁面走行用記憶部20と前記通常走行用記憶部21においては、予め変更するカメラ角度情報が設定されているものとする。
そして、障害物に沿った走行を行なっている場合、前記壁面走行用記憶部20に設定されたカメラ角度の範囲内で変更し、障害物付近を走行していない場合、前記通常走行用記憶部21に設定されたカメラ角度の範囲内で変更するようになっている。
これによって、機器本体1は、壁面判定部9を介して障害物に沿った走行を行なっていると判断した場合は、前記カメラ角度算出部13は前記壁面走行用記憶部20から変更するカメラ角度の範囲を取得し、障害物付近を走行していないと判定した場合は、前記カメラ角度算出部13は前記通常走行用記憶部21から変更するカメラ角度の範囲を取得し、それぞれカメラ制御部12へ変更するカメラ角度情報を通知し、前記カメラ制御部12において前記カメラ角度算出部13から取得したカメラ角度の範囲をもとに現在のカメラ角度を変更することが可能となる。
また、本実施の形態においては、前記壁面走行用記憶部20と前記通常走行用記憶部21から取得したカメラ角度範囲内で、定期的にカメラ角度を変更してもよいものとする。
(実施の形態5)
次に、本発明の実施の形態5における自走式監視装置およびそのプログラムについて、図5、図8に基づいて説明する。
図5に示すように、本実施の形態における自走式監視装置は、ユーザーからの遠隔操作により機器本体1を遠隔操作により任意の方向に走行させる外部通信手段18を備えた構成とする。この外部通信手段18を介して遠隔操作が行なわれた場合、現在のカメラ角度が正面になるよう走行方向を変更後、遠隔操作された方向に走行するものである。
以上のように構成された自走式監視装置について、以下その動作・作用を図8のフローチャートを使用して説明する。
まず、自走式監視装置が自動走行中に、壁面判定部9において、機器本体1が障害物に沿った走行を行なっていると判定する(ステップ1)。制御部10のカメラ角度算出部13は、カメラ制御部12へ予め設定されているカメラ角度の変更角度情報を通知する(ステップ2)。ここで、機器本体1の右側に障害物壁面がある場合、右壁面とは反対方向にカメラ角度を変更し、左側に障害物壁面がある場合、左壁面とは反対方向にカメラ角度を変更する。さらに、前方に障害物の壁面があると判定した場合は、前方の壁面が写らないように左右の壁面からの距離に応じてカメラ角度を変更する(つまり、右壁面に近い場合は右壁面とは反対方向にカメラ角度を変更し、左壁面に近い場合、左壁面とは反対方向にカメラ角度を変更する)。カメラ制御部12は、前記カメラ角度算出部13から通知された変更するカメラ角度情報に従い、カメラ2の角度を変更する(ステップ3)。ここで、ユーザーから外部通信手段18を介して機器本体1の遠隔操作による走行方向の変更が行なわれると(ステップ4)、制御部10は前記カメラ角度算出部13からカメラ2の変更角度情報と、ジャイロセンサ19から得られる角度情報を取得し、前記カメラ2の方向が機器本体1の正面となるよう現在の機器本体1の走行方向を変更する指示を走行制御部5へ通知し(ステップ5)、機器本体1の走行方向の変更が完了後、居住者もしくは管理者から外部通信手段18を介して取得した走行方向へ移動するよう走行制御部5へ通知する(ステップ6)。
以上のように、本実施の形態においては、機器本体1が障害物に沿った走行を行なっている場合、もしくは定期的にカメラ方向を変更して走行している場合においても、機器本体1を、外部通信手段18を介して遠隔操作により任意の方向に走行させることが可能となる。
例えば、機器本体1が外部通信手段18を介してネットワーク接続された構成であり、居住者もしくは管理者が遠隔地からモニターを介して前記カメラ2の画像を確認している場合、前記カメラ2が走行方向と異なる方向を向いていると、遠隔操作により任意の方向に走行させることは容易ではない。本実施の形態においては、カメラ方向が変更していることを意識することなく、機器本体1を遠隔操作により走行方向を変更することが可能となる。
(実施の形態6)
図9は、本発明の実施の形態6における自走式監視装置を示したものである。実施の形態1と同一要素については同一符号を付してその説明を省略する。
図に示すように、本実施の形態における自走式監視装置は、実施の形態1における壁面判定部9において、壁面付近を走行していると判定する距離情報を記憶する壁面距離記憶部22を有するとともに、壁面距離記憶部22に記憶されている障害物に沿った走行をしていると判定する距離情報を任意に設定・変更可能とする外部設定手段23とを備えたものである。
これによって、ユーザーは、前記外部設定手段23を介して、障害物に沿った走行をしていると判定する距離情報を任意に設定・変更可能となり、壁面付近まで走行させる必要がない場合においても効率よく監視を行なうことが可能となる。なお、外部設定手段23は、通信による遠隔操作で実現させてもよいものとする。
(実施の形態7)
次に、本発明の実施の形態7における自走式監視装置について、図7、図9に基づいて説明する。
図7に示すように、本実施の形態における自走式監視装置は、カメラ角度記憶部17、壁面走行用記憶部20および通常走行用記憶部21において、図9の外部設定手段23を介して、前記カメラ角度記憶部17に記憶されているカメラ角度を変更する位置情報とそのカメラ角度情報、前記壁面走行用記憶部20に格納された障害物に沿った走行をする場合に変更するカメラ角度の範囲、または前記通常走行用記憶部21に格納された障害物付近を走行していない場合に変更するカメラ角度の範囲、および定期的にカメラ角度を変更するかどうか、を任意に設定・変更可能とするものである。
これによって、ユーザーは、前記外部設定手段23を介して、カメラ角度を変更する位置情報とそのカメラ角度情報、障害物に沿った走行をしている場合に変更するカメラ角度の範囲、障害物付近を走行していない場合に場合に変更するカメラ角度の範囲、および定期的にカメラ角度を変更するかどうか、を任意に設定・変更することが可能となり、居住者の環境に応じて最適な監視を行なうことが可能となる。なお、外部設定手段23は、通信による遠隔操作で実現させてもよいものとする。
(実施の形態8)
次に、本発明の実施の形態8における自走式監視装置のプログラムについて説明する。
本実施の形態においては、各実施の形態における走行制御部5、障害検知部8、壁面判定部9、制御部10、走行パターン選択手段11、カメラ制御部12、カメラ角度算出部13、位置検出部15、記憶部16、カメラ角度記憶部17、外部通信手段18、壁面走行用記憶部20、通常走行用記憶部21、壁面距離記憶部22、外部設定手段23の少なくとも一部をコンピュータに実行させるためのプログラムとしたものである。
なお、実施の形態1〜3で説明した各部、各手段は、CPU(またはマイコン)、RAM、ROM、記憶・記録装置、I/Oなどを備えた電気・情報機器、コンピュータ、サーバーなどのハードリソースを協働させる形態で実施してもよい。プログラムの形態であれば、磁気メディアや光メディアなどの記録媒体に記録したりインターネットなどの通信回路を用いて配信したりすることで新しい機能の配布・更新やそのインストール作業が簡単にできる。
以上のように、本発明にかかる自走式監視装置およびそのプログラムは、多数のカメラを要することなく、必要な監視領域を撮影することを可能とし、異常が発生した場合に早期に異常状態を検知・確認することが可能となるので、監視カメラなどの監視機能を有する自走式監視装置として最適である。
本発明の実施の形態1における自走式監視装置の構成を示すブロック図 同自走式監視装置の動作・作用を示すフローチャート 本発明の実施の形態2における自走式監視装置の構成を示すブロック図 同自走式監視装置の動作・作用を示すフローチャート 本発明の実施の形態3〜5における自走式監視装置の構成を示すブロック図 同実施の形態3における自走式監視装置の動作・作用を示すフローチャート 同実施の形態4、7におけるカメラ角度記憶部の構成を示すブロック図 同実施の形態5における自走式監視装置の動作・作用を示すフローチャート 本発明の実施の形態6における壁面判定部の構成を示すブロック図
符号の説明
1 機器本体
2 カメラ
4 駆動モータ(走行手段)
5 走行制御部
6 超音波センサ(距離検知手段)
7 測距センサ(距離検知手段)
8 障害検知部
9 壁面判定部
10 制御部
11 走行パターン選択手段
12 カメラ制御部
13 カメラ角度算出部
14 走行センサ(走行距離検出手段)
15 位置検出部
16 記憶部
17 カメラ角度記憶部
18 外部通信手段
19 ジャイロセンサ(走行方向検出手段)
20 壁面走行用記憶部
21 通常走行用記憶部
22 壁面距離記憶部
23 外部設定手段

Claims (9)

  1. 走行手段と、カメラと、障害物との距離を検知する距離検知手段と、前記距離検知手段から取得した信号をもとに障害物の壁面に沿った走行をしているかどうかを判定する壁面判定部と、壁面とは反対方向にカメラを振るためのカメラ角度を算出するカメラ角度算出部と、前記カメラ角度算出部で算出されたカメラ角度に従い前記カメラの角度を制御するカメラ制御部とを備え、前記壁面判定部が、障害物に沿った走行していると判断した場合、カメラ制御部は、壁面とは反対方向にカメラ角度を自動的に変更する自走式監視装置。
  2. 走行手段と、カメラと、障害物との距離を検知する距離検知手段と、障害物に沿った走行を行なうのか、任意のパターンで走行を行なうのかを選択する走行パターン選択手段と、障害物とは反対方向にカメラを振るためのカメラ角度を算出するカメラ角度算出部と、前記カメラ角度算出部で算出されたカメラ角度に従い前記カメラの角度を制御するカメラ制御部とを備え、前記走行パターン選択手段を介して、障害物に沿った走行を行なう選択をした場合、障害物とは反対方向にカメラ角度を自動的に変更する自走式監視装置。
  3. 走行距離を検出する走行距離検出手段と、走行方向を検出する走行方向検出手段と、前記走行距離検出手段と走行方向検出手段で得られた情報を元に現在の走行位置を検出する位置検出部と、カメラ角度を変更する位置情報とカメラ角度情報とを記憶するカメラ角度記憶部とを備え、予め設定されたカメラ角度を変更する地点を走行した場合、前記カメラ角度記憶部に記憶されたカメラ角度情報に従い自動的にカメラ角度を変更する請求項1または2に記載の自走式監視装置。
  4. 制御部は、障害物に沿った走行を行なっている場合に変更するカメラ角度の範囲を記憶する壁面走行用記憶部と、障害物付近を走行していない場合に変更するカメラ角度の範囲を記憶する通常走行用記憶部とを備え、障害物に沿った走行を行なっている場合、前記壁面走行用記憶部に設定されたカメラ角度の範囲内で変更し、障害物付近を走行していない場合、前記通常走行用記憶部に設定されたカメラ角度の範囲内で変更する機能を備えた請求項1〜3のいずれか1項に記載の自走式監視装置。
  5. 壁面走行用記憶部と通常走行用記憶部において、設定されたカメラ角度範囲内で、定期的にカメラ角度を変更する機能を備えた請求項4に記載の自走式監視装置。
  6. 外部通信手段を備え、この外部通信手段を介して遠隔操作が行なわれた場合、現在のカメラ角度が正面になるよう走行方向を変更後、遠隔操作された方向に走行する請求項1〜5のいずれか1項に記載の自走式監視装置。
  7. 外部設定手段と、障害物の壁面に沿った走行をしていると判定する距離情報を記憶する壁面距離記憶部とを備え、外部設定手段を介して壁面距離記憶部に記憶されている障害物に沿った走行をしていると判定する距離情報を任意に設定・変更可能とする機能を備えた請求項1〜6のいずれか1項に記載の自走式監視装置。
  8. 外部設定手段を備え、この外部設定手段を介して、カメラ角度記憶部に格納されたカメラ角度を変更する位置情報とそのカメラ角度情報、壁面走行用記憶部に格納された障害物に沿った走行をする場合に変更するカメラ角度の範囲、または通常走行用記憶部に格納された障害物付近を走行していない場合に変更するカメラ角度の範囲、および定期的にカメラ角度を変更するかどうかを任意に設定・変更可能とする機能を備えた請求項1〜7のいずれか1項に記載の自走式監視装置。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の自走式監視装置の少なくとも一部をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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