JP2006201920A - 本人認証システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 利用者が再撮像の指示を受けるのに時間が掛かり、認証完了までに多大な時間を要した。
【解決手段】 利用者の眼画像を撮像して、眼画像データを取得する撮影部と取得した眼画像データから、その濃淡に基づいて抽出すべき虹彩領域を示す虹彩領域情報を生成する虹彩領域情報生成部とを有する携帯端末と、虹彩領域情報に基づいて虹彩データを生成すると共に、虹彩データに基づいて認証を行う本人認証装置とを備える本人認証システムで、携帯端末は生成した虹彩領域情報に基づいて虹彩領域を示す眼画像を表示する表示部と、眼画像に対して利用者が虹彩領域の有効及び無効のいずれかを示す信号を入力する入力部と、入力部から虹彩領域有効信号を受けると、虹彩領域情報を本人認証装置に送信し、虹彩領域無効信号を受けると、撮影部を起動させ、再撮影を利用者に指示する指示制御部とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、利用者の虹彩データを利用して本人認証を行う本人認証システムに関し、特に、カメラ等の撮影部を有する携帯端末により取得される眼画像データから生成される虹彩領域情報に基づいた虹彩領域を示す眼画像を利用者に対して表示する本人認証システムに関する。
精巧な本人認証ができることから人間の虹彩を利用して本人認証を行う本人認証システムが知られている。この本人認証システムには、例えば、下記の特許文献1及び2に記載されているように、カメラ等の撮影部により利用者の眼画像を撮像して、眼画像データを取得する携帯端末と、眼画像データから、その濃淡に基づいて抽出すべき虹彩領域を示す虹彩領域情報を生成し、該生成された虹彩領域情報に基づいて、虹彩データを生成すると共に、該虹彩データに基づいて、利用者の認証を行う本人認証装置とから構成されているものが知られている。
特開2002−330318公報 特開平11−347016公報
しかしながら、上述したようなカメラ等の撮影部を有した携帯端末を用いる本人認証システムでは、次のような解決すべき課題があった。即ち、撮影場所や撮影方向等の多様な撮影環境が存在するため、利用者が撮影環境に応じて携帯端末を操作することが難しく、従って、所望の眼画像データを取得することが困難であった。また、本人認証装置は、照明の映り込み等を含む不良眼画像データであっても、眼画像データを受信すると、該眼画像データに基づいて、一連の認証処理を実行し、虹彩データを不良と判定してから、利用者に再撮像の指示を行う。このため、利用者は、再撮像の指示を受けるのに時間がかかり、本人認証に多大な時間を要してしまう問題があった。
本発明は、以上の点を解決するために、次の構成を採用する。
〈構成1〉
利用者の眼画像を撮像して、眼画像データを取得する撮影部と前記取得した眼画像データから、その濃淡に基づいて抽出すべき虹彩領域を示す虹彩領域情報を生成する虹彩領域情報生成部とを有する携帯端末と、前記虹彩領域情報が示す虹彩領域に基づいて虹彩データを生成すると共に、前記虹彩データに基づいて、利用者の認証を行う本人認証装置とを備える本人認証システムにおいて、前記携帯端末は、前記生成した虹彩領域情報に基づいて、前記虹彩領域を示す眼画像の表示を行う表示部と、前記眼画像に対して、利用者が前記虹彩領域の有効及び無効のいずれかを示す信号を入力する入力部と、前記入力部から虹彩領域有効信号を受けると、前記虹彩領域情報を前記本人認証装置に送信し、虹彩領域無効信号を受けると、前記撮影部を起動させ、眼画像の再撮影を利用者に指示する指示制御部とを備えることを特徴とする。
〈構成2〉
利用者の眼画像を撮像して、眼画像データを取得する撮影部を有する携帯端末と、前記取得した眼画像データから、その濃淡に基づいて抽出すべき虹彩領域を示す虹彩領域情報を生成する虹彩領域情報生成部と前記虹彩領域情報が示す虹彩領域に基づいて虹彩データを生成する虹彩データ生成部と前記生成された虹彩データに基づいて、利用者の認証を行う認証部とを有する本人認証装置とを備える本人認証システムにおいて、前記携帯端末は、前記生成した虹彩領域情報に基づいて、前記虹彩領域を示す眼画像の表示を行う表示部と、前記眼画像に対して、利用者が前記虹彩領域の有効及び無効のいずれかを示す信号を入力する入力部と、前記入力部から虹彩領域有効信号を受けると、虹彩領域情報を前記本人認証装置に送信し、虹彩領域無効信号を受けると、前記撮影部を起動させ、眼画像の再撮影を利用者に指示する指示制御部とを備えることを特徴とする。
〈構成3〉
構成1及び2のいずれかの本人認証システムにおいて、前記携帯端末は、予め所定の虹彩領域を示す設定虹彩領域情報を保持しており、前記入力部より虹彩領域無効信号を受けると、前記表示部の眼画像に示された虹彩領域を設定虹彩領域情報が示す虹彩領域に変更する虹彩領域変更部を備え、前記表示部は、前記虹彩領域変更部が前記虹彩領域を変更すると、前記変更された虹彩領域を示す眼画像の表示を行うことを特徴とする。
〈構成4〉
構成1及び2のいずれかの本人認証システムにおいて、前記携帯端末は、前記表示部が前記虹彩領域を示す眼画像を表示すると、利用者の操作で、前記虹彩領域を調整するための調整制御信号を出力する調整操作部と、前記調整操作部より調整制御信号を受けると、該調整制御信号に基づいて前記虹彩領域を調整する虹彩領域調整部とを備え、前記表示部は、前記虹彩領域調整部が前記虹彩領域を調整する毎に前記調整された虹彩領域を示す眼画像の表示を行うことを特徴とする。
〈構成5〉
構成1及び2のいずれかの本人認証システムにおいて、前記表示部は、前記撮影部により眼画像データが取得されると、前記眼画像の表示を行い、前記携帯端末は、前記表示部が眼画像を表示すると、利用者の操作で、前記眼画像の中心位置を調整するための中心位置調整信号を出力する操作部と、前記操作部より中心位置調整信号を受けると、該中心位置調整信号に基づいて前記眼画像の中心位置を調整する中心位置移動部とを備えることを特徴とする。
〈構成6〉
構成1及び2のいずれかの本人認証システムにおいて、前記本人認証装置は、前記撮影部が取得した眼画像データの補正量を前記眼画像データに含まれる画像ドット数で示した補正画像ドットを取得する補正画像ドット取得部と、前記本人認証装置が眼画像データの補正量が大きいために本人認証不可と判定することを防止できる画像ドット数を示した基準補正画像ドットを予め保持しており、前記補正画像ドット取得部が補正画像ドットを取得すると、前記補正画像ドット及び前記基準補正画像ドットを比較し、前記補正画像ドットが前記基準補正画像ドットより大きいと、警告要と判定する警告要否判定部と、前記警告要否判定部が警告要と判定すると、前記表示部に眼画像の再撮影を指示する警告を表示させる警告部とを備えることを特徴とする。
〈構成7〉
構成6の本人認証システムにおいて、前記本人認証装置は、前記警告要否判定部が警告要と判定すると、前記眼画像データにおける補正画像ドットの位置を示す補正ドット位置情報を取得する補正画像ドット位置取得部を備え、前記警告部は、補正画像ドット位置取得部から補正ドット位置情報を受けると、該補正ドット位置情報に基づいて、補正画像ドットが眼画像データに散在していると判定すると、前記表示部に撮影場所の変更を指示する警告画面を表示させるべく、撮影場所の変更を示す場所変更警告情報を携帯端末に送信し、補正画像ドットが眼画像データの特定領域に集中的に存在していると判定すると、前記表示部に撮影方向の変更を指示する警告画面を表示させるべく、撮影方向の変更を示す方向変更警告情報を携帯端末に送信することを特徴とする。
本発明の本人認証システムによれば、携帯端末の撮影部により取得される眼画像データから、その濃淡に基づいて虹彩領域情報が生成されると、該生成された虹彩領域情報に基づいて虹彩領域を示す眼画像を利用者に対して、虹彩領域が有効か否かの判定をできるように表示すると共に、本人認証装置の認証処理を一時的に停止させ、携帯端末より有効信号及び無効信号を本人認証装置へ送信するようにしたので、有効の場合、本人認証装置によりそのまま認証を続行させることができ、無効の場合には、利用者に対して眼画像の再撮像を指示することができる。従って、利用者は、不良な眼画像を撮像しても瞬時に再撮像を行うことができ、従って、本人認証に要する時間を短縮できる。
以下、本発明の実施形態を図を用いて詳細に説明する。
〈実施例1の構成〉
図1及び図2は、本発明の一実施の形態を示す図である。
図1に示すように、本発明の本人認証システムは、携帯端末100及び本人認証装置200から構成されている。
本人認証装置200は、図2に示すように、利用者の虹彩を利用して本人認証を行う装置であり、制御部21、眼画像データ補正部22、虹彩領域情報生成部23、虹彩データ生成部24、登録虹彩データ記憶部25、認証部26を有している。
登録虹彩データ記憶部25は、認証部26により参照される記憶部であり、予め生成された利用者の虹彩データが登録虹彩データとして格納されている。
制御部21は、いわゆるCPUであり、本人認証装置200を統括制御する。この制御部21は、後述するように携帯端末100から眼画像データを受信すると、該眼画像データを眼画像データ補正部22に転送する。
眼画像データ補正部22は、該眼画像データの補正を行う部であり、該眼画像データを受けると、該眼画像データに含まれる照明の映り込み等の画像ノイズを消し込む補正を行う。
虹彩領域情報生成部23は、該眼画像データから抽出すべき虹彩領域を示す虹彩領域情報を生成する部であり、眼画像データ補正部22より眼画像データを受けると、該眼画像データの濃淡に基づいて、図19に示すように、虹彩の外周部及び内周部(輪郭)を決定することで、抽出すべき虹彩領域を示す虹彩領域情報を生成する。
以下の説明において、眼画像に対して、図19の(a)に示されるように、虹彩の外周部及び内周部が特定されたものを有効な虹彩領域とし、眼画像に対して、例えば、図19の(b)に示されるように、虹彩に対して内周部が外周部方向にズレて特定されているものを無効な虹彩領域とする。
また、利用者が上述した有効、或いは、無効な虹彩領域を判断するために、予め利用者に配布されたマニュアル等により、後述の表示部11より表示される有効な虹彩領域を示す眼画像及び無効な虹彩領域を示す眼画像に関する説明がなされているものとする。
制御部21は、虹彩領域情報生成部23が虹彩領域情報を生成すると、該生成された虹彩領域情報を図示しないメモリに保持すると共に、該虹彩領域情報を携帯端末100に送信し、後述するように、利用者により撮像された自己の眼画像から抽出された虹彩領域が有効か否かの判定がなされ、携帯端末100より認証処理の中止、又は継続を指示するいずれかの信号を受信するまで認証処理を停止する。
携帯端末100から認証中止信号を受信すると、制御部21は、停止していた認証処理を中止すると共に、メモリに保持していた眼画像データ及び虹彩領域情報を破棄する。
認証継続信号を受信すると、制御部21は、停止していた認証処理を継続すべく、保持していた虹彩領域情報を虹彩データ生成部24に転送する。
虹彩データ生成部24は、本人認証に必要な虹彩データを生成する部であり、制御部21より、虹彩領域情報を受信すると、眼画像データから虹彩領域情報が示す虹彩領域を抽出し、虹彩データを生成する。
認証部26は、利用者の本人認証を行う部であり、虹彩データ生成部24より生成された虹彩データを受けると、登録虹彩データ記憶部25を参照し、虹彩データに一致又は一定レベル以上の類似する登録虹彩データが存在すると、認証有効と判定し、虹彩データに一致する虹彩登録データが存在しないと、認証無効と判定する。
携帯端末100は、本人認証を行うべく、本人認証装置200と通信する端末であり、図2に示すように、撮影部10、表示部11、入力部12、指示制御部13、制御部14を有している。
制御部14は、いわゆるCPUであり、携帯端末100を統括制御する。
撮影部10は、利用者の眼画像を撮像して、眼画像データを取得する部であり、レンズ及びCCD等の撮像素子等から構成されている。この撮影部10は、入力部12より撮影指示信号を受けると、利用者の眼画像を撮像して、眼画像データを取得する。
表示部11は、液晶等から構成される部であり、上述したように、本人認証装置200より生成された虹彩領域情報を受けると、該虹彩領域情報に基づいて虹彩領域が示された眼画像を表示する。これにより、利用者は撮像された自己の眼画像から抽出される虹彩領域が有効か否かを判定することができる。
入力部12は、利用者からの入力を受け付ける部であり、表示部11に表示された眼画像に対して、利用者が虹彩領域の有効及び無効のいずれかを示す信号を入力する。
指示制御部13は、利用者からの指示を制御する部であり、入力部12から入力した虹彩領域有効信号を受けると、本人認証装置200で停止している認証処理の継続を指示する認証継続信号を本人認証装置200に送信する。これにより、上記したように、本人認証装置200は、該認証継続信号を受信すると、停止していた認証処理を保持していた眼画像データ及び虹彩領域情報に基づいて継続する。
虹彩領域無効信号を受けると、指示制御部13は、利用者に対して眼画像の再撮影を促す画面を表示部11に表示させると共に、撮影部10を起動させ、眼画像の再撮影を利用者に指示する。この際に、指示制御部13は、本人認証装置200で停止している認証処理の中止を指示する認証中止信号を本人認証装置200に送信する。これにより、上記したように、本人認証装置200は、該認証中止信号を受信すると、停止していた認証処理を中止すると共に、保持していた眼画像データ及び虹彩領域情報を破棄する。
〈実施例1の動作〉
実施例1における本人認証システムの動作について説明を行う。
図3は、実施例1の本人認証システムの動作フローチャートである。
まず、利用者は携帯端末100を操作して眼画像の撮影を行う。即ち、携帯端末100の制御部14は、利用者の操作で撮影部10を起動させると、撮影部10は、入力部12からの撮影指示信号の入力を待つ(ステップS1)。
撮影部10は、利用者の操作で、入力部12より撮影指示信号を受けると、利用者の眼画像を撮像して、眼画像データを取得する(ステップS2)。
制御部14は、撮影部10が眼画像データを取得すると、該取得した眼画像データを本人認証装置200に送信する。
本人認証装置200の制御部21は、携帯端末100から眼画像データを受信すると、該眼画像データを図示しないメモリに格納した上で眼画像データ補正部22に転送する。
眼画像データ補正部22は、眼画像データを受けると、該眼画像データに含まれる照明の映り込み等による画像ノイズの消し込み補正を行う(ステップS3)。
虹彩領域情報生成部23は、眼画像データ補正部22より眼画像データを受けると、該眼画像データの濃淡に基づいて、虹彩の外周部及び内周部(輪郭)を決定することで、抽出すべき虹彩領域を示す虹彩領域情報を生成する(ステップS4)。
制御部21は、虹彩領域情報生成部23が虹彩領域情報を生成すると、該生成された虹彩領域情報を図示しないメモリに保持すると共に、該虹彩領域情報を携帯端末100に送信し、利用者により撮像された自己の眼画像から抽出された虹彩領域が有効か否かの判定がなされ、携帯端末100より認証処理の中止、又は継続を指示するいずれかの信号を受信するまで認証処理を停止する。
携帯端末100の制御部14は、本人認証装置200より生成された虹彩領域情報を受信すると、該虹彩領域情報を表示部11に転送する。
表示部11は、虹彩領域情報を受けると、該虹彩領域情報に基づいて虹彩領域が示された眼画像を表示する(ステップS5)。これにより、利用者は撮像された自己の眼画像から抽出される虹彩領域が有効か否かを判定することができる。
利用者が表示部11に表示された眼画像に対して、無効な虹彩領域が示されていると判定すると、携帯端末100の入力部12を操作して、虹彩領域無効信号を指示制御部13に出力する(ステップS6)。
指示制御部13は、入力部12から虹彩領域無効信号を受けると、利用者に対して眼画像の再撮影を促す画面を表示部11に表示させると共に、撮影部10を起動させ、眼画像の再撮影を利用者に指示する。この際に、指示制御部13は、本人認証装置200で停止している認証処理の中止を指示する認証中止信号を本人認証装置200に送信する。これにより、本人認証装置200は、該認証中止信号を受信すると、停止していた認証処理を中止すると共に、保持していた眼画像データ及び虹彩領域情報を破棄する。
指示制御部13は、入力部12から虹彩領域有効信号を受けると、本人認証装置200で停止している認証処理の継続を指示する認証継続信号を本人認証装置200に送信する。
本人認証装置200の制御部21は、該認証継続信号を受信すると、停止していた認証処理を継続すべく、保持していた虹彩領域情報を虹彩データ生成部24に転送する。
虹彩データ生成部24は、虹彩領域情報を受けると、図示しないメモリに保持された眼画像データを取得し、眼画像データから虹彩領域情報が示す虹彩領域に基づいて虹彩データを生成する(ステップS7)。
認証部26は、虹彩データ生成部24より虹彩データを受けると、該虹彩データに基づいて、登録虹彩データ記憶部25を参照し、虹彩データに一致する登録虹彩データが存在すると、認証有効と判定し、虹彩データに一致する虹彩登録データが存在しないと、認証無効と判定することで本人認証を行う(ステップS8)。
本人認証装置200の制御部21は、認証部26が本人認証を完了すると、認証結果画面を図示しない表示部を介して利用者に対して表示する(ステップS9)。
〈実施例1の効果〉
実施例1の本人認証システムによれば、携帯端末100の撮影部10により取得される眼画像データから、その濃淡に基づいて虹彩領域情報が生成されると、該生成された虹彩領域情報に基づいて虹彩領域を示す眼画像を利用者に対して虹彩領域が有効か否かの判定をできるように表示すると共に、本人認証装置200の認証処理を一時的に停止させ、携帯端末100より有効信号及び無効信号を本人認証装置200へ送信するようにしたので、有効の場合、本人認証装置200によりそのまま認証を続行させることができ、無効の場合には、利用者に対して眼画像の再撮像を指示することができる。従って、利用者は、不良な眼画像を撮像しても瞬時に再撮像を行うことができ、従って、本人認証に要する時間を短縮できる。
本実施例では、良好な眼画像データであっても、その眼画像データにおける瞳孔の境界周辺の濃淡が不明瞭である場合がしばしばあり、この場合、虹彩領域情報生成部23が同様に無効な虹彩領域情報を生成してしまう虞があるのを解消すべく以下のような構成を備えることとした。
〈実施例2の構成〉
図4は、実施例2の本人認証システムのブロック構成図である。
図4に示すように、実施例2の本人認証システムでは、実施例1の構成に加え、本人認証装置200に設定虹彩領域情報記憶部27及び虹彩領域変更部28を備えている。
設定虹彩領域情報記憶部27は、設定虹彩領域情報が格納された記憶部である。この設定虹彩領域情報とは、実施例1における虹彩領域情報と同様に、虹彩の内周部及び外周部に基づいて虹彩領域を示した情報であり(図19参照)、設定虹彩領域情報記憶部27には、予め虹彩の内周部及び外周部(輪郭)の直径の大きさが異なる複数の設定虹彩領域情報が保持されている。さらに、各設定虹彩領域情報には、各設定虹彩領域情報が虹彩領域の変更に使用されたか否かを示すフラグ情報が対応付けられており、初期設定として、未使用を示すフラグ情報が設定されている。
実施例2の指示制御部13は、虹彩領域無効信号を受けると、本人認証装置200に虹彩領域変更を指示する虹彩領域変更信号を送信する。
虹彩領域変更部28は、虹彩領域の変更を行う部であり、制御部21を介して虹彩領域変更指示信号を受信すると、設定虹彩領域情報記憶部27の最先アドレスに格納されている設定虹彩領域情報から順番にフラグ情報を参照していき、未使用を示すフラグ情報があると、対応する設定虹彩領域情報を虹彩領域情報生成部23に供給する。この際に、虹彩領域変更部28は、供給した設定虹彩領域情報に対応するフラグ情報を未使用から使用済に変更する。
虹彩領域情報生成部23は、設定虹彩領域情報を受けると、この設定虹彩領域情報を利用して眼画像データに対し再切り出し処理を実行し、該処理が不能であると、供給要求信号を虹彩領域変更部28に出力し、該処理を繰り返す。そして、切り出し処理ができた場合、制御部21は、この設定虹彩領域情報を携帯端末100に送信する。
携帯端末100の制御部14は、設定虹彩領域情報を受信すると、設定虹彩領域情報を表示部11に転送し、表示部11は、設定虹彩領域情報を受けると、該設定虹彩領域情報に基づく虹彩領域を示した眼画像を表示する。これにより、利用者は、再度、虹彩領域情報が有効に特定されているか否かの判定ができる。
虹彩領域変更部28は、全てのフラグ情報が使用済となった場合、変更不可と判定し、虹彩領域情報生成部23に終了通知を行う。一方、制御部21は、変更不可信号を携帯端末100に送信すると共に、眼画像データ等を破棄する。この際に、虹彩領域変更部28は、全てのフラグ情報の初期化を行う。
携帯端末100の指示制御部13は、本人認証装置200より変更不可信号を受信すると、利用者に眼画像の再撮影を指示する画面を表示部11に表示させると共に、撮影部10を起動させる。
〈実施例2の動作〉
実施例2における本人認証システムの動作について説明を行う。
図5は、実施例2の本人認証システムの動作フローチャートである。
図5において、ステップS1〜S5、S7〜S9までは、実施例1と同様であるので、ここでは、利用者が虹彩領域を無効と判定した場合、虹彩領域が変更される動作について説明を行う。
図6は、実施例2における虹彩領域の変更動作の例示図である。
本実施例では、携帯端末100の撮影部10により、図6の(a)に示すような正常な眼画像データが取得され、本人認証装置200に送信されたが、該眼画像データにおける瞳孔の境界周辺の濃淡が不明瞭であることから、虹彩領域情報生成部23が誤って虹彩の虹彩領域よりも内周部の直径が小さい虹彩領域情報を生成してしまい、図9の(b)に示すような虹彩領域を示した眼画像が表示部11に表示されていることとする。
利用者が表示部11に表示された眼画像にしたがって、該虹彩領域を無効と判定すべく、携帯端末100の入力部12を操作して、虹彩領域無効信号を指示制御部13に出力する(ステップS6)。
指示制御部13は、虹彩領域無効信号を受けると、本人認証装置200に虹彩領域変更指示信号を送信する。
本人認証装置200の虹彩領域変更部28は、制御部21を介して虹彩領域変更指示信号を受信すると、設定虹彩領域情報記憶部27の最先アドレスに格納されている設定虹彩領域情報から順番にフラグ情報を参照していき、未使用を示すフラグ情報があると、対応する設定虹彩領域情報を虹彩領域情報生成部23に供給する。虹彩領域情報生成部23は、この設定虹彩領域情報を利用して眼画像データに対し再切り出し処理を実行し、該処理が不能であると、供給要求信号を虹彩領域変更部28に出力し、該処理を繰り返す。そして、切り出し処理ができた場合、制御部21は、この設定虹彩領域情報を携帯端末100に送信する。この際に、虹彩領域変更部28は、送信した設定虹彩領域情報に対応するフラグ情報を未使用から使用済に変更する(ステップS10&11)。
携帯端末100の制御部14は、本人認証装置200より設定虹彩領域情報を受信すると、設定虹彩領域情報を表示部11に転送し、表示部11は、設定虹彩領域情報を受けると、該設定虹彩領域情報に基づく虹彩領域を示す眼画像を表示する。
利用者は表示部11に眼画像が表示されると、(c)に示すような虹彩領域が特定されているか否かの判定を行い、利用者が有効と判定した場合、以降、実施例1と同様に動作する。この際、虹彩領域変更部28は、全てのフラグ情報の初期化を行う。
虹彩領域変更部28は、全てのフラグ情報が使用済となった場合、変更不可と判定し、虹彩領域情報生成部23に終了通知を行う。一方、制御部21は、変更不可信号を携帯端末100に送信すると共に、眼画像データ等を破棄する。この際に、虹彩領域変更部28は、全てのフラグ情報の初期化を行う。
携帯端末100の指示制御部13は、本人認証装置200より変更不可信号を受信すると、利用者に眼画像の再撮影を指示する画面を表示部11に表示させると共に、撮影部10を起動させる。尚、上記した切り出し処理のリトライ動作は、二回以上であってもよい。
〈実施例2の効果〉
実施例2の本人認証システムによれば、携帯端末100の撮影部10により取得される眼画像データから、その濃淡に基づいて虹彩領域情報が生成されると、該生成された虹彩領域情報に基づいて虹彩領域を示す眼画像を利用者に対して虹彩領域が有効か否かの判定をできるように表示すると共に、本人認証装置200の認証処理を一時的に停止させ、有効の場合、携帯端末100より有効信号を本人認証装置200へ送信するようにしたので、本人認証装置200によりそのまま認証を続行させることができ、無効の場合、虹彩領域変更部28で瞬時に虹彩領域の調整を行い、所望の虹彩領域に変更できると、携帯端末100より有効信号を本人認証装置200へ送信し、認証を続行させることができ、さらに、虹彩領域の変更が不可であると、携帯端末100より無効信号を本人認証装置200へ送信し、利用者に対して瞬時に眼画像の再撮像を指示することができる。従って、本人認証に要する時間を短縮できる。
本実施例では、携帯端末側で虹彩領域の設定を行うべく以下のような構成を備えている。
〈実施例3の構成〉
図7は、実施例3の本人認証システムのブロック構成図である。
図7に示すように、実施例3の本人認証システムでは、実施例1の構成に加え、携帯端末100に虹彩領域の調整操作ボタン16、虹彩領域調整部15を備えている。
この調整操作ボタン16は、虹彩領域情報に基づいて示される虹彩領域の調整指示を行う部であり、表示部11の表示画面に対して、上、下、左、右位置を押下可能な操作ボタンを用いており、該操作ボタンを左位置に押下させると、内周部から外周部へ、或いは、外周部から内周部へと調整すべき対象の切り替えを制御する対象切替信号を出力し、上位置を押下させると、調整対象となっている内周部又は外周部の直径を大きく変更させる拡大変更信号を出力し、下位置を押下させると、調整対象となっている内周部又は外周部の直径を小さく変更させる縮小変更信号を出力し、右位置を押下させると、虹彩領域の調整完了を示す調整完了信号を出力する。
実施例3における指示制御部13は、虹彩領域無効信号を受けると、虹彩領域調整部15に虹彩領域の調整を指示する調整指示信号を出力する。
虹彩領域調整部15は、調整操作ボタン16より出力される制御信号に基づいて、虹彩領域を調整する部であり、指示制御部13より調整指示信号を受けると、虹彩領域の調整を開始する。即ち、利用者の操作で調整操作ボタン16から出力される制御信号に基づいて、虹彩領域の内周部又は外周部の直径を変更する。虹彩領域調整部15には、初期設定として、調整対象は外周部に設定されていることとする。
〈実施例3の動作〉
実施例3における本人認証システムの動作について説明を行う。
図8は、実施例3の本人認証システムの動作フローチャートである。
図8において、ステップS1〜S5、S7〜S9までは、実施例1と同様であるので、ここでは、利用者が虹彩領域を無効と判定した場合に虹彩領域が変更される動作について説明を行う。
図9は、実施例3の虹彩領域の調整動作を示す例示図である。
実施例3では、携帯端末100の撮影部10により、図9の(a)に示すような正常な眼画像データが取得され、本人認証装置200に送信されたが、該眼画像データにおける瞳孔の境界周辺の濃淡が不明瞭であることから、虹彩領域情報生成部23が誤って虹彩の虹彩領域よりも内周部の直径が小さい虹彩領域情報を生成してしまい、図9の(b)に示すような虹彩領域を示した眼画像が表示部11に表示されていることとする。
利用者が表示部11に表示された眼画像の虹彩領域を無効と判定すると、携帯端末100の入力部12を操作して、虹彩領域無効信号を指示制御部13に出力する(ステップS6)。
指示制御部13は、虹彩領域無効信号を受けると、虹彩領域調整部15に虹彩領域の調整を指示する調整指示信号を出力する。
虹彩領域調整部15は、指示制御部13より虹彩領域調整指示信号を受けると、虹彩領域の調整を開始する(ステップS10)。
即ち、利用者は、まず、調整操作ボタン16の左位置を押下させ、調整すべき対象を初期設定の外周部から内周部へとすべく、対象切替信号を虹彩領域調整部15に出力し、虹彩領域調整部15は、対象切替信号を受けると、調整対象を内周部に設定する。
次に、利用者は、調整対象である内周部の直径を拡大するために、調整操作ボタン16の上位置を押下させ、拡大変更信号を出力し、虹彩領域調整部15は、拡大変更信号を受ける毎に内周部の直径を拡大調整し、該調整された虹彩領域情報を表示部11に転送する。
表示部11は、調整された虹彩領域情報を受ける毎に該虹彩領域情報に基づいて虹彩領域を示す眼画像の表示を行う。
利用者は、表示部11に表示される眼画像にしたがって眼画像が(c)に示すような虹彩領域を示すまで、虹彩領域の調整を繰り返し、表示部11が(c)に示すような眼画像を表示すると、調整操作ボタン16の右位置を押下させ、虹彩領域の調整完了と制御する調整完了信号を虹彩領域調整部15に出力する。
虹彩領域調整部15は、調整完了信号を受けると、該調整完了信号を指示制御部13に転送し、指示制御部13は、該調整完了信号を受けると、該調整された虹彩領域情報を本人認証装置200に送信する。
本人認証装置200の制御部21は、携帯端末100より虹彩領域情報を受信すると、該調整された虹彩領域情報を虹彩データ生成部24に転送し、以降は実施例1と同様に動作する。
〈実施例3の効果〉
実施例3の本人認証システムによれば、携帯端末100の撮影部10により取得される眼画像データから、その濃淡に基づいて虹彩領域情報を生成されると、該生成された虹彩領域情報に基づいて虹彩領域を示す眼画像を利用者に対して虹彩領域が有効か否かの判定をできるように表示すると共に、本人認証装置200の認証処理を一時的に停止させ、有効の場合、携帯端末100より有効信号を本人認証装置200へ送信するようにしたので、本人認証装置200によりそのまま認証を続行させることができ、無効の場合、瞬時に利用者が調整操作ボタン16の操作で虹彩領域の調整を開始し、該調整された虹彩領域情報を本人認証装置200へ送信するようにしたので、本人認証装置200は、調整された虹彩領域情報により認証を続行させることができる。従って、利用者は、人的に虹彩領域を正しく設定すれば利用可能な眼画像を撮像した場合には、再撮像をすることなく虹彩領域を調整することにより、本人認証に要する時間を短縮できる。
一般に虹彩領域は、撮影部10が取得した眼画像データをその濃淡に基づいて解析することで抽出され、この濃淡解析は、眼画像データの開始位置から順番に解析される。しかし、上述したように濃淡解析が行われると、眼画像データにおける虹彩の含まれていない領域を多く解析する必要があることから解析に時間がかかる問題があった。そこで、本実施例では、上記の問題を解消すべく以下のような構成を備えている。
〈実施例4の構成〉
図10は、実施例4の本人認証システムのブロック構成図である。
図10に示すように、実施例4の本人認証システムでは、実施例1の構成に加え、携帯端末100に眼画像中心位置の操作ボタン17、中心位置移動部18を備えている。
操作ボタン17は、撮影部10により取得された眼画像データに含まれる虹彩の中心位置を調整するための移動方向を示す信号を中心位置移動部18に出力するものである。
この操作ボタン17は、表示部11の表示画面に対して、上、下、左、右、中央位置を押下可能であり、左位置を押下させると、中心位置を指定するためのカーソル(図12参照)を左方向に移動させる左方向移動信号を出力し、上位置を押下させると、カーソルを上方向に移動させる上方向移動信号を出力し、下位置を押下させると、カーソルを下方向に移動させる下方向移動信号を出力し、右位置を押下させると、カーソルを右方向に移動させる右方向移動信号を出力し、中心位置を押下すると、カーソルが指定する位置を中心として調整完了を指示する調整完了信号を出力する。
中心位置移動部18は、上述したように、該操作ボタン17より出力される各信号に基づいて、眼画像の中心位置を移動させる部であり、撮影部10が眼画像データを取得し、表示部11に眼画像が表示されると、該操作ボタン17から各信号の受け付けを開始する。そして、中心位置移動部18は、操作ボタン17から調整完了信号を受けると、虹彩の中心位置を示す虹彩中心位置情報を付与した眼画像データを本人認証装置200に送信する。
実施例4において、虹彩領域情報生成部23は、虹彩の中心位置を示す虹彩中心位置情報を付与した眼画像データを受けると、虹彩中心位置情報に示される中心位置から放射線状に、その濃淡を解析し、抽出すべき虹彩領域を示す虹彩領域情報を生成する機能を有していることから、より高速に虹彩領域情報を生成することができる。
〈実施例4の動作〉
図11は、実施例3の本人認証システムの動作フローチャートである。
図11において、ステップS1〜S2、S4〜S10は、実施例1と同様であるので、ここでは、撮影部10が取得した眼画像データの中心位置を調整する動作について説明する。
まず、利用者は携帯端末100を操作して眼画像の撮影を行う。即ち、携帯端末100の制御部14は、利用者の操作で撮影部10を起動すると共に、利用者から入力部12を介して出力される撮影指示信号の入力を待つ(ステップS1)。
撮影部10は、利用者の操作で入力部12より撮影指示信号を受けると、利用者の眼画像を撮像して、眼画像データを取得する(ステップS2)。
制御部14は、撮影部10が眼画像データを取得すると、該取得した眼画像データを表示部11に転送する(ステップS3)。表示部11は、眼画像データを受けると、該眼画像データに基づいた眼画像を表示する。
中心位置移動部18は、表示部11に眼画像が表示されると、操作ボタン17から虹彩の中心位置の調整を行うための移動方向を示す信号の受け付けを開始する。
中心位置移動部18は、利用者の操作で、該操作ボタン17が左位置に押下され、左方向移動信号を受けると、表示部11に表示される中心位置を指定するためのカーソルを左方向に移動させ、該操作ボタン17が上位置に押下され、上方向移動信号を受けると、カーソルを上方向に移動させ、該操作ボタン17が下位置に押下され、下方向移動信号を受けると、カーソルを下方向に移動させ、右位置に押下され、右方向移動信号を受けると、カーソルを右方向に移動させる。そして、利用者により操作ボタン17の中心位置が押下され、カーソルが指定する位置を中心として調整完了を指示する調整完了信号を受けると、虹彩の中心位置を示す虹彩中心位置情報を付与した眼画像データを本人認証装置200に送信する。
本人認証装置200の制御部21は、携帯端末100から虹彩中心位置情報を付与した眼画像データを受信すると、該眼画像データを眼画像データ補正部22に転送する。
眼画像データ補正部22は、眼画像データを受けると、該眼画像データに含まれる照明の映り込み等による画像ノイズの消し込み補正を行う(ステップS4)。
虹彩領域情報生成部23は、眼画像データ補正部22より虹彩の中心位置を示す虹彩中心位置情報を付与した眼画像データを受けると、虹彩中心位置情報に示される中心位置から放射線状に、その濃淡を解析し、虹彩の外周部及び内周部(輪郭)を決定することで、より高速に抽出すべき虹彩領域を示す虹彩領域情報を生成する(ステップS5)。以降の動作は実施例1と同様である。
〈実施例4の効果〉
実施例4の本人認証システムによれば、携帯端末100の撮影部10により取得される眼画像データの中心位置を示す虹彩中心位置情報を利用者の操作で付与した眼画像データを虹彩領域情報生成部23が受信すると、虹彩中心位置情報に示される中心位置から放射線状に、その濃淡を解析することで高速に虹彩領域を示す虹彩領域情報を生成することができる。さらに、該生成された虹彩領域情報に基づいて虹彩領域を示す眼画像を利用者に対して虹彩領域が有効か否かの判定をできるように表示すると共に、本人認証装置200の認証処理を一時的に停止させ、携帯端末100より有効信号及び無効信号を本人認証装置200へ送信するようにしたので、有効の場合、本人認証装置200によりそのまま認証を続行させることができ、無効の場合には、利用者に対して眼画像の再撮像を指示することができる。従って、利用者は、不良な眼画像を撮像しても瞬時に再撮像を行うことができ、従って、本人認証に要する時間を短縮できる。
〈実施例5の構成〉
図13は、実施例5の本人認証システムのブロック構成図である。
図13に示すように、実施例5の本人認証システムでは、実施例1の構成に加え、本人認証装置200に補正画像ドット取得部29、警告要否判定部30、警告部31を備えている。
本実施例において、眼画像データ補正部22は、眼画像データを補正すると共に、該補正した補正量を画像ドット数で示した補正画像ドット情報を生成する。
補正画像ドット取得部29は、眼画像データの補正量を示した補正画像ドット情報を取得する部であり、補正画像ドット取得部29は、眼画像データ補正部22が、眼画像データを補正し、補正画像ドット情報を生成すると、該補正画像ドット情報を取得する。
警告要否判定部30は、眼画像データの補正画像ドット情報より、再度、眼画像データを取得すべき警告が必要か否かを判定する部であり、図示しないメモリに本人認証装置200が眼画像データの補正量が大きいために認証不可と判定するための基準となる画像ドット数を示した基準画像ドット情報を保持している。
この警告要否判定部30は、補正画像ドット取得部29より補正画像ドット情報を受けると、該メモリを参照し、補正画像ドット情報及び基準画像ドット情報を比較し、補正画像ドット情報が基準画像ドット情報より大きいと、警告要と判定する。
警告部31は、警告要否判定部30の判定に応じて、携帯端末100に対して警告指示を行う部であり、警告要否判定部30が警告要と判定すると、再撮影を指示する警告情報を携帯端末100に送信する。携帯端末100の表示部11は、制御部14を介して警告情報を受けると、眼画像の再撮影を指示する警告画面を表示する。
これに対して、補正画像ドット情報が基準画像ドット情報より小さいと、警告要否判定部30は、警告不要と判定し、警告部31は、警告要否判定部30が警告不要と判定すると、眼画像データを虹彩領域情報生成部23に転送し、以降は実施例1と同様の認証処理を実施する。
〈実施例5の動作〉
図14は、実施例5の本人認証システムの動作フローチャートである。
図14において、ステップS1〜S3、S5〜S10は、実施例1と同様であるので、ここでは、利用者の判定に基づいて警告画面を表示部11に表示する動作について説明する。
補正画像ドット取得部29は、眼画像データ補正部22が眼画像データを補正した補正量を画像ドット数で示した補正画像ドット情報を生成する。
警告要否判定部30は、補正画像ドット取得部29より補正画像ドット情報を受けると、該補正画像ドット情報及び基準画像ドット情報を比較し、補正画像ドット数が基準画像ドット数より大きいと、警告要と判定する(ステップS4)。
警告部31は、警告要否判定部30が警告要と判定すると、再撮影を指示する警告情報を携帯端末100に送信する。携帯端末100の表示部11は、制御部14を介して警告情報を受けると、眼画像の再撮影を指示する警告画面(図15−b参照)を表示する(ステップS11)。
これに対して、警告要否判定部30は、補正画像ドット情報が基準画像ドット情報より小さいと、警告不要と判定し、警告部31は、警告要否判定部30が警告不要と判定すると、眼画像データを虹彩領域情報生成部23に転送し、以降は実施例1と同様の認証処理を実施する。
〈実施例5の効果〉
実施例5の本人認証システムによれば、携帯端末100の撮影部10により取得される眼画像データの補正量を画像ドット数で示した補正画像ドット情報を取得し、該補正画像ドット数と、判定するための基準となる画像ドット数とを比較して、補正画像ドット数が基準画像ドット数よりも大きいと、本人認証装置200の認証処理を一時的に停止させると共に、利用者に再撮影を指示する警告を行い、利用者に対して眼画像の再撮像を指示することができ、さらに、補正画像ドット数が基準画像ドット数よりも小さいと、該取得される眼画像データから、その濃淡に基づいて虹彩領域情報が生成し、該生成された虹彩領域情報に基づいて虹彩領域を示す眼画像を利用者に対して虹彩領域が有効か否かの判定をできるように表示すると共に、本人認証装置200の認証処理を一時的に停止させ、携帯端末100より有効信号及び無効信号を本人認証装置200へ送信するようにしたので、有効の場合、本人認証装置200によりそのまま認証を続行させることができ、無効の場合には、利用者に対して眼画像の再撮像を指示することができる。従って、利用者は、不良な眼画像を撮像しても瞬時に再撮像を行うことができ、従って、本人認証に要する時間を短縮できる。また、警告情報を表示させるので、撮影位置、方向を変える等により正常な眼画像データの取得が可能となる。
〈実施例6の構成〉
図16は、実施例6の本人認証システムのブロック構成図である。
図16に示すように、実施例6の本人認証システムでは、実施例5の構成に加え、本人認証装置200に補正画像ドット位置取得部32を備えている。
本実施例において、眼画像データ補正部22は、眼画像データを補正すると共に、該補正した画像ドット数を示す補正画像ドット情報及び補正した画像ドットの位置を示す補正ドット位置情報を生成し、該補正ドット位置情報を図示しないメモリに保持する。
補正画像ドット位置取得部32は、眼画像データにおける補正された画像ドットの位置情報を取得する部であり、警告要否判定部30が警告要と判定すると、図示しないメモリより補正ドット位置情報を取得する。
本実施例の警告部31は、補正画像ドット位置取得部32から補正ドット位置情報を受けると、該補正ドット位置に基づいて補正画像ドットが眼画像データに散在していると判定すると、撮影場所の変更を指示する警告情報を携帯端末100に送信する。携帯端末100の表示部11は、制御部14を介して該警告情報を受けると、眼画像の撮影場所の変更を指示する警告画面を表示する。
該補正ドット位置情報に基づいて、補正画像ドットが眼画像データの特定領域に集中的に存在していると判定すると、撮影方向の変更を指示する警告情報を携帯端末100に送信する。携帯端末100の表示部11は、制御部14を介して該警告情報を受けると、眼画像の撮影方向の変更を指示する警告画面を表示する。
〈実施例6の動作〉
図17は、実施例6の本人認証システムの動作フローチャートである。
図17において、ステップS1〜S3、S5〜S10は、実施例1と同様であるので、ここでは、利用者の判定に基づいて警告画面を表示部11に表示する動作について説明する。
眼画像データ補正部22は、眼画像データを補正すると共に、該補正した画像ドット数を示す補正画像ドット情報及び補正した画像ドットの位置を示す補正ドット位置情報を生成し、該補正ドット位置情報を図示しないメモリに保持する。
補正画像ドット位置取得部32は、警告要否判定部30が警告要と判定すると、図示しないメモリより補正ドット位置情報を取得する。
警告部31は、補正画像ドット位置取得部32から補正ドット位置情報を受けると、該補正ドット位置に基づいて、補正画像ドットが眼画像データに散在していると判定すると、撮影場所の変更を指示する警告情報を携帯端末100に送信する(ステップS11)。携帯端末100の表示部11は、制御部14を介して該警告情報を受けると、眼画像の撮影場所の変更を指示する警告画面(図18−c参照)を表示する(ステップS12)。
これに対して、該補正ドット位置に基づいて補正画像ドットが眼画像データの特定領域に集中的に存在していると判定すると、撮影方向の変更を指示する警告情報を携帯端末100に送信する(ステップS11)。携帯端末100の表示部11は、制御部14を介して該警告情報を受けると、眼画像の撮影方向の変更を指示する警告画面(図18−b参照)を表示する(ステップS13)。
〈実施例6の効果〉
実施例6の本人認証システムによれば、携帯端末100の撮影部10により取得される眼画像データの補正すべき量を画像ドット数で示した補正画像ドット情報を取得し、該補正画像ドット数と、判定するための基準となる画像ドット数とを比較して、補正画像ドット数が基準画像ドット数よりも大きいと、本人認証装置200の認証処理を停止させると共に、眼画像データにおける補正画像ドットの位置にしたがって警告内容を選択し、利用者に再撮影を指示する警告を行うので、利用者に対して再撮像を適切に指示することができる。さらに、補正画像ドット数が基準画像ドット数よりも小さいと、該取得された眼画像データから、その濃淡に基づいて虹彩領域情報が生成し、該生成された虹彩領域情報に基づいて虹彩領域を示す眼画像を利用者に対して虹彩領域が有効か否かの判定をできるように表示すると共に、本人認証装置200の認証処理を一時的に停止させ、携帯端末より有効信号及び無効信号を本人認証装置200へ送信するようにしたので、有効の場合、本人認証装置200によりそのまま認証を続行させることができ、無効の場合には、利用者に対して眼画像の再撮像を指示することができる。従って、利用者は、不良な眼画像を撮像しても瞬時に再撮像を行うことができ、従って、本人認証に要する時間を短縮できる。また、補正画像ドット位置に基づいた警告情報を表示させるので、撮影位置、方向を変える等によりさらに正常な眼画像データの取得が可能となる。
上記したいずれの実施例においても携帯端末にて眼画像データの取得から虹彩領域を特定するまでを行っていたが、眼画像データの取得から本人認証まで携帯端末にて行う構成としてもよい。また、携帯端末にて眼画像データの取得までを行い、虹彩領域を特定から本人認証までを本人認証装置にて行う構成としてもよい。
上記したいずれの実施例においても携帯端末にて取得する眼画像データに虹彩の中心位置を示す中心位置情報を付加する構成を設けてもよい。これにより、本人認証装置200の虹彩領域情報生成部23は、該中心位置情報に基づいて虹彩領域情報を生成することにより高速に虹彩領域情報が生成できる。
上記した実施例5及び6において、利用者に対する警告は、表示部11に警告内容を表示することにより実現されていたが、警告内容をスピーカ等により音声にて警告してもよい。
利用者には、有効な虹彩領域又は無効な虹彩領域を判断するための説明を事前に配布されたマニュアル等により説明がなされていたが、虹彩領域の判定時に、有効な虹彩領域及び無効な虹彩領域の説明を示す説明画面を表示部に表示する構成としてもよい。
また、図20に示すように、利用者が携帯端末100の撮影部10により撮影を行う際に、表示部11に眼画像及び撮影すべき虹彩の中心位置及び有効な虹彩サイズを示す指示線を示す画面を合成表示してもよい。これにより、利用者は、表示部11に表示される眼画像を指示線にしたがって位置調整できる。
さらに、図21に示すように、撮影部10が表示部11の反対側に設けられている携帯端末100であった場合に、予め撮影すべき虹彩の中心位置及び有効な虹彩サイズを示す指示線が描画された反射シートを撮影部10の下方位置に貼り付けてもよい。これにより、利用者は、反射シートに写る眼画像を指示線にしたがって位置調整できる。
本発明の一実施の形態を示す概略構成図。 実施例1の本人認証システムのブロック構成図。 実施例1の本人認証システムの動作フローチャート。 実施例2の本人認証システムのブロック構成図。 実施例2の本人認証システムの動作フローチャート。 実施例2の表示部による眼画像の調整動作例を示す図。 実施例3の本人認証システムのブロック構成図。 実施例3の本人認証システムの動作フローチャート。 実施例3の表示部による眼画像の調整動作例を示す図。 実施例4の本人認証システムのブロック構成図。 実施例4の本人認証システムの動作フローチャート。 実施例4の表示部による眼画像の中心位置の調整例を示す図。 実施例5の本人認証システムのブロック構成図。 実施例5の本人認証システムの動作フローチャート。 実施例5の表示部による警告表示例を示す図。 実施例6の本人認証システムのブロック構成図。 実施例6の本人認証システムの動作フローチャート。 実施例6の表示部による警告表示例を示す図。 有効な虹彩領域及び無効な虹彩領域の説明図。 眼画像の位置調整についての説明図。 眼画像の位置調整についての説明図。
符号の説明
100 携帯端末
10 撮影部
11 表示部
12 入力部
13 指示制御部
14 制御部
15 虹彩領域調整部
16 調整操作ボタン
17 操作ボタン
18 中心位置移動部
200 本人認証装置
21 制御部
22 眼画像データ補正部
23 虹彩領域情報生成部
24 虹彩データ生成部
25 登録虹彩データ記憶部
26 認証部
27 設定虹彩領域情報記憶部
28 虹彩領域変更部
29 補正画像ドット取得部
30 警告要否判定部
31 警告部
32 補正画像ドット位置取得部

Claims (7)

  1. 利用者の眼画像を撮像して、眼画像データを取得する撮影部と前記取得した眼画像データから、その濃淡に基づいて抽出すべき虹彩領域を示す虹彩領域情報を生成する虹彩領域情報生成部とを有する携帯端末と、前記虹彩領域情報が示す虹彩領域に基づいて虹彩データを生成すると共に、前記虹彩データに基づいて、利用者の認証を行う本人認証装置とを備える本人認証システムにおいて、
    前記携帯端末は、
    前記生成した虹彩領域情報に基づいて、前記虹彩領域を示す眼画像の表示を行う表示部と、
    前記眼画像に対して、利用者が前記虹彩領域の有効及び無効のいずれかを示す信号を入力する入力部と、
    前記入力部から虹彩領域有効信号を受けると、前記虹彩領域情報を前記本人認証装置に送信し、虹彩領域無効信号を受けると、前記撮影部を起動させ、眼画像の再撮影を利用者に指示する指示制御部とを備えることを特徴とする本人認証システム。
  2. 利用者の眼画像を撮像して、眼画像データを取得する撮影部を有する携帯端末と、前記取得した眼画像データから、その濃淡に基づいて抽出すべき虹彩領域を示す虹彩領域情報を生成する虹彩領域情報生成部と前記虹彩領域情報が示す虹彩領域に基づいて虹彩データを生成する虹彩データ生成部と前記生成された虹彩データに基づいて、利用者の認証を行う認証部とを有する本人認証装置とを備える本人認証システムにおいて、
    前記携帯端末は、
    前記生成した虹彩領域情報に基づいて、前記虹彩領域を示す眼画像の表示を行う表示部と、
    前記眼画像に対して、利用者が前記虹彩領域の有効及び無効のいずれかを示す信号を入力する入力部と、
    前記入力部から虹彩領域有効信号を受けると、虹彩領域情報を前記本人認証装置に送信し、虹彩領域無効信号を受けると、前記撮影部を起動させ、眼画像の再撮影を利用者に指示する指示制御部とを備えることを特徴とする本人認証システム。
  3. 前記携帯端末は、
    予め所定の虹彩領域を示す設定虹彩領域情報を保持しており、前記入力部より虹彩領域無効信号を受けると、前記表示部の眼画像に示された虹彩領域を設定虹彩領域情報が示す虹彩領域に変更する虹彩領域変更部を備え、
    前記表示部は、前記虹彩領域変更部が前記虹彩領域を変更すると、前記変更された虹彩領域を示す眼画像の表示を行うことを特徴とする請求項1及び2のいずれかに記載の本人認証システム。
  4. 前記携帯端末は、
    前記表示部が前記虹彩領域を示す眼画像を表示すると、利用者の操作で、前記虹彩領域を調整するための調整制御信号を出力する調整操作部と、
    前記調整操作部より調整制御信号を受けると、該調整制御信号に基づいて前記虹彩領域を調整する虹彩領域調整部とを備え、
    前記表示部は、前記虹彩領域調整部が前記虹彩領域を調整する毎に前記調整された虹彩領域を示す眼画像の表示を行うことを特徴とする請求項1及び2のいずれかに記載の本人認証システム。
  5. 前記表示部は、前記撮影部により眼画像データが取得されると、前記眼画像の表示を行い、
    前記携帯端末は、
    前記表示部が眼画像を表示すると、利用者の操作で、前記眼画像の中心位置を調整するための中心位置調整信号を出力する操作部と、
    前記操作部より中心位置調整信号を受けると、該中心位置調整信号に基づいて前記眼画像の中心位置を調整する中心位置移動部とを備えることを特徴とする請求項1及び2のいずれかに記載の本人認証システム。
  6. 前記本人認証装置は、
    前記撮影部が取得した眼画像データの補正量を前記眼画像データに含まれる画像ドット数で示した補正画像ドット情報を取得する補正画像ドット取得部と、
    前記本人認証装置が眼画像データの補正量が大きいために認証不可と判定することを防止できる画像ドット数を示した基準画像ドット情報を予め保持しており、前記補正画像ドット取得部が補正画像ドット情報を取得すると、前記補正画像ドット情報及び前記基準画像ドット情報を比較し、前記補正画像ドット情報が前記基準画像ドット情報より大きいと、警告要と判定する警告要否判定部と、
    前記警告要否判定部が警告要と判定すると、前記表示部に眼画像の再撮影を指示する警告を表示させる警告部とを備えることを特徴とする請求項1及び2のいずれかに記載の本人認証システム。
  7. 前記本人認証装置は、
    前記警告要否判定部が警告要と判定すると、前記眼画像データにおける補正画像ドットの位置を示す補正ドット位置情報を取得する補正画像ドット位置取得部を備え、
    前記警告部は、補正画像ドット位置取得部から補正ドット位置情報を受けると、該補正ドット位置情報に基づいて、補正画像ドットが眼画像データに散在していると判定すると、撮影場所の変更を指示する警告情報を携帯端末に送信し、補正画像ドットが眼画像データの特定領域に集中的に存在していると判定すると、撮影方向の変更を指示する警告情報を携帯端末に送信することを特徴とする請求項6記載の本人認証システム。
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