JP2003308522A - アイリス認識装置 - Google Patents

アイリス認識装置

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JP2003308522A
JP2003308522A JP2002112226A JP2002112226A JP2003308522A JP 2003308522 A JP2003308522 A JP 2003308522A JP 2002112226 A JP2002112226 A JP 2002112226A JP 2002112226 A JP2002112226 A JP 2002112226A JP 2003308522 A JP2003308522 A JP 2003308522A
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JP
Japan
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iris
saturated
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Withdrawn
Application number
JP2002112226A
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English (en)
Inventor
Kenji Nahata
憲治 名畑
Koichi Hatano
晃一 羽多野
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アイリス認識装置の処理速度を向上させる。 【解決手段】 撮像素子15で撮影された目1の画像
は、画像入力バッファ16に一旦保持された後、転送制
御部30からの指示により、画像記憶部20に転送され
る。転送中の画像データDATは、飽和画素計数部70
にも与えられ、輝度が閾値を越えている飽和画素の数が
カウントされる。転送完了時に飽和画素計数部70のカ
ウント値CNTが一定数以上である場合、眼鏡の反射等
による影響が大きくアイリスコードの生成に不適切と判
定して、光源12Aの点灯の切り替えや、インジケータ
17によるユーザへの通知を行い、撮影のやり直しが行
われる。これにより、不適切な画像データの処理が排除
され、全体の処理速度を向上することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
【0002】本発明は、人間の目の虹彩(アイリス)を
認識して個人を識別するアイリス認識装置に関するもの
である。
【0003】
【従来の技術】
【0004】図2は、従来のアイリス認識装置の一例を
示す構成図である。
【0005】このアイリス認識装置は、撮像装置10、
画像記憶部20、転送制御部30、符号化処理部40、
識別処理部50、処理制御部60等で構成されている。
【0006】撮像装置10は、識別対象の人間の目1の
虹彩2を撮影するためのもので、覗き窓11aを有する
手持ち型の筐体11を有している。筐体11の内部に
は、覗き窓11aに向けて赤外光を照射する光源12が
設けられ、この後部にはホットミラー13が配置されて
いる。
【0007】ホットミラー13は、赤外光を正反射し可
視光を通過させるもので、光源12から人間の目1に照
射され、この目1で反射されて戻って来る赤外光の光路
を90°曲げて、レンズ14を介して撮像素子15に導
くためのものである。撮像素子15は、CCDやCMO
Sイメージセンサ等で構成され、処理制御部60からの
制御に従って2次元の画像データを取得するものであ
る。撮像素子15で撮影されて得られた画像データは、
画像入力バッファ16に一時的に保持されるようになっ
ている。
【0008】ホットミラー13の後方には、覗き窓11
aに向かって可視光による表示を行うためのインジケー
タ17が配置されている。光源12及びインジケータ1
7は、それぞれ照明制御部18及び表示制御部19を介
して処理制御部60からその出力が制御されるようにな
っている。
【0009】画像記憶部20は、撮像装置10内の画像
入力バッファ16に保持された画像データを認識処理の
ために読み出して格納するものである。画像入力バッフ
ァ16から画像記憶部20への画像データの転送は、処
理制御部60の制御に基づいて、転送制御部30から与
えられるクロック信号等のタイミングに従って、行われ
るようになっている。画像記憶部20には、符号化処理
部40が接続されている。
【0010】符号化処理部40は、画像記憶部20に格
納された画像データを読み出し、その画像データ中の虹
彩2の画像からアイリスコードを生成するものである。
符号化処理部40には、生成されたアイリスコードに従
って個人の識別を行う識別処理部50が接続されてい
る。これらの符号化処理部40と識別処理部50の動作
は、処理制御部60の制御に基づいて行われるようにな
っている。
【0011】次に動作を説明する。
【0012】ユーザは、撮像装置10の筐体11を手に
持ち、覗き窓11aに目を近付けて撮影できる位置に位
置させる。
【0013】光源12から発光された赤外光が、覗き窓
11aを通してユーザの目1に照射され、この目1で反
射された赤外光が、更にホットミラー13で反射されて
レンズ14を介して撮像素子15の撮像面に焦点を結
ぶ。
【0014】撮像素子15で撮影された目1の画像デー
タは、画像入力バッファ16に一時的に保持された後、
画像記憶部20へ転送されて格納される。画像記憶部2
0に格納された画像データは、符号化処理部40によっ
て読み出され、その虹彩部分の画像からアイリスコード
が生成される。生成されたアイリスコードは、識別処理
部50へ与えられ、この識別処理部50において予め登
録されたものか否かが判定される。
【0015】登録された本人のアイリスコードであれ
ば、電気錠を解錠したりパソコンの使用許可等の本人用
出力が行われる。登録された本人でないと判定されたと
きには、その旨を当人に通知したり、エラーログに記録
を残す等の出力が行われる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
【0017】しかしながら、従来のアイリス認識装置で
は、次のような課題があった。
【0018】即ち、撮像素子15で撮影されたすべての
画像データに対して、符号化処理部40によってアイリ
スコードへの符号化が行われる。この符号化はソフトウ
エア処理で行われ、処理時間が長くかかる。このため、
品質の悪い画像が多数撮影されると、全体の処理時間が
非常に長くなる。また、一定周期で連続的に撮影を行う
場合には、品質の悪い画像の直後に、品質の良い画像が
撮影されても、その画像データを取り込むことができな
い、という問題があった。
【0019】特に、ユーザが眼鏡を着用している場合、
眼鏡のレンズと撮像装置10との相互の角度によって
は、光源12の光がレンズの表面に反射してアイリスの
画像が覆い隠され、認識処理には不適切な品質の悪い画
像が撮影されるおそれが高くなる。
【0020】本発明は、前処理によって品質の悪い画像
を排除することによって、前記従来技術が持っていた課
題を解決し、処理速度を向上させることができるアイリ
ス認識装置を提供するものである。
【0021】
【課題を解決するための手段】
【0022】前記課題を解決するために、本発明の内の
第1の発明は、認識対象者の目を撮影して画像データを
取得する撮影手段と、前記画像データにおけるアイリス
部分の特徴に基づいて前記認識対象者を識別する識別手
段とを備えたアイリス認識装置において、前記画像デー
タの画素の内で、その輝度が一定値を越える飽和画素数
を計数する計数手段を設けると共に、前記識別手段は、
前記飽和画素数が一定数以下のときに前記画像データを
使用して前記認識対象者の識別処理を行い、該飽和画素
数が前記一定数を越えるときには該画像データを用いた
識別処理を行わないように構成している。
【0023】第1の発明によれば、以上のようにアイリ
ス認識装置を構成したので、次のような作用が行われ
る。
【0024】撮影手段によって撮影された認識対象者の
目の画像データは、計数手段によってその輝度が一定値
を越える飽和画素数が計数される。識別手段では、計数
手段で計数された飽和画素数が一定数以下のときに、そ
の画像データが使用されアイリス部分の特徴に基づいて
認識対象者の識別処理が行われる。飽和画素数が一定数
を越えているときは、その画像データによる認識対象者
の識別処理は行われない。
【0025】第4の発明は、認識対象者の目を撮影して
画像データを取得する撮影手段と、前記画像データにお
けるアイリス部分の特徴に基づいて前記認識対象者を識
別する識別手段とを備えたアイリス認識装置において、
前記画像データの画素の内で、その輝度が一定値を越え
る飽和画素が連続する飽和領域の幅の最大値を計測する
計測手段を設けると共に、前記識別手段は、前記飽和領
域の幅の最大値が一定数以下のときに前記画像データを
使用して前記認識対象者の識別処理を行い、該飽和領域
の幅の最大値が前記一定数を越えるときには該画像デー
タを用いた識別処理を行わないように構成している。
【0026】第4の発明によれば、次のような作用が行
われる。
【0027】撮影手段によって撮影された認識対象者の
目の画像データは、計測手段によってその輝度が一定値
を越える飽和画素が連続する飽和領域の幅の最大値が計
測される。識別手段では、計測手段で計測された飽和領
域の幅の最大値が一定数以下のときに、その画像データ
が使用されアイリス部分の特徴に基づいて認識対象者の
識別処理が行われる。飽和領域の幅の最大値が一定数を
越えているときは、その画像データによる認識対象者の
識別処理は行われない。
【0028】第6の発明は、撮影手段で得られた画像デ
ータの品質が識別処理に適していないときに、認識対象
者にその旨を伝える表示手段を設けている。
【0029】第7の発明は、認識対象者の目に複数の照
明パターンを切り替えて照射することができる照明手段
と、撮影手段で得られた画像データの品質が識別処理に
適していないときに、この照明手段の照明パターンを切
り替えて認識対象者の目を撮影するための制御を行う制
御手段を設けている。
【0030】
【発明の実施の形態】
【0031】(第1の実施形態)
【0032】図1は、本発明の第1の実施形態を示すア
イリス認識装置の構成図であり、図2中の要素と共通の
要素には共通の符号が付されている。
【0033】このアイリス認識装置は、図2とは若干構
成の異なる撮像装置10Aと、図2と同様の画像記憶部
20、転送制御部30、識別手段(例えば、符号化処理
部40及び識別処理部50)等と、図2とは若干機能の
異なる制御手段(例えば、処理制御部60A)に加え
て、新たに追加した計数手段(例えば、飽和画素係数部
70)で構成されている。
【0034】撮像装置10Aは、識別対象の人間の目1
の虹彩2を撮影するためのもので、覗き窓11aを有す
る手持ち型の筐体11を有している。筐体11の内部に
は、覗き窓11aに向けて赤外光を照射する複数(例え
ば、4個)のLED等で構成される照明手段(例えば、
光源12A)が設けられている。光源12Aは、表示制
御部19Aを介して処理制御部60Aから点滅が制御さ
れるようになっており、複数の発光素子が処理制御部6
0Aからの制御に基づいて任意の組み合わせでオン/オ
フできるように構成されている。
【0035】光源12Aの後部には、ホットミラー13
が配置されている。ホットミラー13は、光源12Aか
ら識別対象者の目1に照射され、この目1で反射され戻
って来る赤外光の光路を90°曲げて、レンズ14を介
して撮影手段(例えば、撮像素子15)に導くためのも
のである。撮像素子15は、CCDやCMOSイメージ
センサ等で構成され、処理制御部60Aからの制御に従
って、2次元の画像データを取得するものである。撮像
素子15で撮影されて得られた画像データは、画像入力
バッファ16に一時的に保持されるようになっている。
【0036】ホットミラー13の後方には、覗き窓11
aに向かって可視光による表示を行うための表示手段
(例えば、インジケータ17)が配置されている。イン
ジケータ17は、表示制御部19を介して処理制御部6
0Aからその出力が制御されるようになっている。
【0037】画像記憶部20は、撮像装置10A内の画
像入力バッファ16に保持された画像データを認識処理
のために読み出して格納するものである。画像入力バッ
ファ16から画像記憶部20への画像データの転送は、
処理制御部60Aの制御に基づいて、転送制御部30か
ら与えられるクロック信号CLK等のタイミングに従っ
て行われるようになっている。画像記憶部20には、符
号化処理部40が接続されている。
【0038】符号化処理部40は、画像記憶部20に格
納された画像データを読み出し、その画像データ中の虹
彩2の画像からアイリスコードを生成するものである。
符号化処理部40には、生成されたアイリスコードに従
って個人の識別を行う識別処理部50が接続されてい
る。これらの符号化処理部40と識別処理部50の動作
は、処理制御部60Aの制御に基づいて行われるように
なっている。
【0039】図3(a),(b)は、図1中の飽和画素
計数部70の構成図である。
【0040】この飽和画素計数部70は、画像入力バッ
ファ16から画像記憶部20へ、読み取った画像データ
を転送する時に、輝度が一定の値を越えている画素を眼
鏡反射によって生じた飽和画素として、その数をカウン
トするものである。
【0041】図3(a)の飽和画素計数部70Aは、画
像入力バッファ16から画像記憶部20へ画素単位に転
送される画像データDAT(ビットB0〜B7)の、上
位ビットB7,B6,B5を入力とする論理積ゲート
(以下、「AND」という)71を有している。AND
71の出力側は、カウンタ72のイネーブル端子Eに接
続されている。
【0042】カウンタ72は、イネーブル端子Eにレベ
ル“H”の信号が与えられたときに動作可能な状態とな
り、クロック端子Cに印加されるクロック信号CLKの
立ち下がりのタイミングでカウント値CNTを1ずつ増
加させるものである。また、リセット端子Rにリセット
信号RSTが与えられたときには、そのカウント値CN
Tを0にリセットするようになっている。
【0043】リセット信号RSTは、転送動作に先立っ
て転送制御部30から画像入力バッファ16、画像記憶
部20及び飽和画素計数部70Aに、共通に与えられる
信号である。また、クロック信号CLKは、画像データ
DATの画素単位の転送タイミングを制御するために、
転送制御部30から画像入力バッファ16、画像記憶部
20及び飽和画素計数部70Aに、共通に与えられる信
号である。
【0044】この飽和画素計数部70Aでは、画像デー
タDATの上位ビットB7〜B5がすべて“1”、即ち
輝度が208以上の画像データDATの画素数がカウン
トされる。これにより、処理制御部60Aでは、1画面
分の画像データの転送終了後、カウンタ72のカウント
値CNTを読み出すことにより、輝度が208以上とな
っている飽和画素の数を知ることができる。
【0045】一方、図3(b)の飽和画素計数部70B
は、8ビットの閾値THがセットされる閾値レジスタ7
3、及びこの閾値レジスタ73にセットされた閾値TH
と画像入力バッファ16から画像記憶部20へ画素単位
に転送される画像データDAT(ビットB0〜B7)の
値を比較する比較器(CMP)74を有している。
【0046】比較器74は、画像データDATの値が閾
値THを越えたときに、“H”の信号を出力するもの
で、この比較器74の出力側が、カウンタ72のイネー
ブル端子Eに接続されている。その他の構成は、図3
(a)と同様である。従って、この飽和画素計数部70
Bでは、輝度が設定された閾値THを越える画像データ
DATが飽和画素としてカウントされる。
【0047】図4は、本発明の第1の実施形態のアイリ
ス認識処理を示すフローチャートである。以下、この図
4を参照しつつ、図1の動作を説明する。
【0048】まず、ユーザは撮像装置10の筐体11を
手に持ち、覗き窓11aに目を近付けて撮影できる位置
に位置させる。これにより、アイリス認識装置の動作が
開始される。
【0049】ステップS1において、光源12から発光
された赤外光が、覗き窓11aを通してユーザの目1に
照射され、この目1で反射された赤外光が、更にホット
ミラー13で反射されてレンズ14を介して撮像素子1
5の撮像面に焦点を結ぶ。撮像素子15で撮影された目
1の画像データは、画像入力バッファ16に一時的に保
持される。
【0050】ステップS2において、転送制御部30の
制御により、画像入力バッファ16中の画像データが、
1画素単位に順次画像記憶部20へ転送される。この
時、画像入力バッファ16から読み出された画像データ
DATは、画像記憶部20と共に飽和画素計数部70に
も与えられ、この飽和画素計数部70によって輝度が一
定の値(208、または閾値TH)を越えている画素の
数が飽和画素としてカウントされる。これにより、画像
入力バッファ16中の1画面の画像データが画像記憶部
20へ転送されて格納された時点で、飽和画素計数部7
0から出力されるカウント値CNTは、その1画面中の
飽和画素の数に一致する。
【0051】ステップS3において、画像記憶部20に
格納された1画面の画像データ中の飽和画素の数が、予
め設定された閾値以下か否かが判定される。閾値を越え
ている場合は、眼鏡反射等が多くてアイリスコード化に
適さないと判定され、ステップS4へ進む。飽和画素の
数が閾値以下の場合は、アイリスコード化が可能と判定
されてステップS5へ進む。
【0052】ステップS4において、表示制御部19を
介してインジケータ17から、ユーザに対して撮影状態
が不良で撮影し直す旨の表示が行われ、ステップS1へ
戻る。これにより、飽和画素の数が閾値以下になるま
で、ステップS1〜S3の処理が繰り返される。
【0053】飽和画素の数が閾値以下の画像データが得
られるとステップS5へ進み、画像記憶部20に格納さ
れた画像データが、符号化処理部40によって読み出さ
れ、アイリスコード化の処理が行われる。
【0054】ステップS6において、符号化処理部40
で得られたアイリスコードの妥当性が判定される。即
ち、識別処理に必要な量のコードが得られたか、また、
そのコードが異常な値になっていないか等の判定が行わ
れる。ここで、妥当性が無いと判定されると、ステップ
S7へ進む。妥当性が有ると判定されると、ステップS
8へ進む。
【0055】ステップS7において、照明制御部18A
を介して光源12Aの点灯の切り替えが行われる。これ
は、眼鏡反射やコンタクトレンズの影等によって、アイ
リスの主要部のパターンが欠落している場合に、点灯す
る光源12Aの位置を変えることにより、その影響を除
去しようとするための処理である。ステップS7の後、
ステップS1へ戻り、妥当性の有るアイリスコードが得
られるまで、ステップS1〜S6の処理が繰り返され
る。
【0056】妥当性の有るアイリスコードが得られると
ステップS8へ進み、そのアイリスコードを予め登録さ
れた登録者のアイリスコードと比較して、一致する登録
者を特定する識別処理が行われる。ステップS8の後、
ステップS9へ進む。
【0057】ステップS9において、識別処理で特定さ
れた登録者が本人であるか否かの判定が行われる。本人
であればステップS10へ進み、本人でなければステッ
プS11へ進む。
【0058】本人であると判定された場合は、ステップ
S10において、電気錠を解錠したりパソコンの使用許
可をする等の本人用出力が行われ、アイリス認識処理は
終了する。
【0059】一方、本人でないと判定された場合は、ス
テップS11において、その旨をユーザに通知したり、
エラーログに記録を残す等の処理が行われ、アイリス認
識処理は終了する。
【0060】以上のように、この第1の実施形態のアイ
リス認識装置は、次の(1)〜(3)のような利点を有
している。
【0061】(1) 画像入力バッファ16から画像記
憶部20へ画像データを転送するときに、転送中の画像
データにおける飽和画素の数をカウントする飽和画素計
数部70を有している。これにより、転送完了と同時
に、その転送した画像データがアイリスコード化に適し
ているか否かが判明し、不適切な画像データのコード化
処理による処理時間のロスをなくし、アイリス認識の処
理速度を向上させることができる。
【0062】(2) アイリス認識に支障を来すような
画像が撮影された場合に、ユーザに対してその旨を表示
するためのインジケータ17を有している。これによ
り、ユーザが積極的に撮影位置を変更することができ、
結果として全体の処理時間を短縮することができる。
【0063】(3) アイリス認識に支障を来すような
画像が撮影された場合に、照明位置等を変更することが
できる光源12A及び照明制御部18Aを有している。
これにより、照明の点灯パターンを切り替えて正常な画
像を得ることができる確率が高くなり、ユーザの負担を
軽減すると共に処理時間の短縮が可能になる。
【0064】(第2の実施形態)
【0065】図5は、本発明の第2の実施形態を示す飽
和画素計数部の構成図である。
【0066】この計測手段(例えば、飽和画素計数部7
0C)は、図1中の飽和画素計数部70に代えて設ける
ものである。図1中の飽和画素計数部70は、1画面の
画像データにおける飽和画素の総数をカウントしていた
が、この飽和画素計数部70Cでは、眼鏡反射の大きさ
等を調べるために、画像の横方向に連続する飽和画素数
の最大値、即ち飽和領域幅の最大値をカウントするよう
に構成されている。
【0067】飽和画素計数部70Cは、図5に示すよう
に、閾値レジスタ73に設定された閾値THと、転送中
の画像データDAT(ビットB0〜B7)の値を比較す
る比較器74を有している。比較器74の出力側には、
連続数計算回路75が接続されている。連続数計算回路
75は、クロック信号CLKに従って順次読み出されて
来る画像データDATと閾値THとの比較結果に基づい
て、画像データDATの輝度が閾値THを越えている飽
和画素の連続数をカウントするものである。
【0068】連続数計算回路75は、飽和画素の連続が
途絶えたときに、それまでのカウント数を連続数LEN
として出力すると共に、次の飽和画素の連続をカウント
するように構成されている。連続数計算回路75の出力
側には、最大値保持回路76が接続されている。
【0069】最大値保持回路76は、連続数計算回路7
5から与えられる連続数LENの内の最大値MAXを保
持するもので、連続数計算回路75から与えられる連続
数LENと保持している最大値MAXを比較し、与えら
れた連続数LENが保持している最大値MAXを越えて
いる場合に、その最大値MAXを更新するようになって
いる。最大値保持回路76の出力側は、処理制御部60
Aに接続されている。これにより、処理制御部60Aで
は、1画面分の画像データの転送終了後、最大値保持回
路76で保持している最大値MAXを読み出すことによ
り、輝度が閾値THを越える飽和画素の連続する飽和領
域幅の最大値を知ることができる。
【0070】図6は、本発明の第2の実施形態のアイリ
ス認識処理を示すフローチャートであり、図4中の要素
と共通の要素には共通の符号が付されている。
【0071】この第2の実施形態のアイリス認識処理で
は、図4中のステップS2,S3に代えて、処理内容の
異なるステップS2A,S3Aを設けている。これは、
図1中の飽和画素計数部70に代えて、機能の異なる飽
和画素計数部70Cを設けたことによる相違である。
【0072】ステップS2Aでは、転送制御部30の制
御により、画像入力バッファ16中の画像データが、1
画素単位に順次画像記憶部20へ転送される。この時、
画像入力バッファ16から読み出された画像データDA
Tは、画像記憶部20と共に図5の飽和画素計数部70
Cにも与えられ、この飽和画素計数部70Cによって輝
度が閾値THを越えている飽和領域幅、即ち飽和画素の
横方向の連続数の最大値MAXが保持される。そして、
画像入力バッファ16中の1画面の画像データが画像記
憶部20へ転送されて格納された時点で、飽和画素計数
部70Cによって最大値MAXが得られる。この最大値
MAXは、画像データ中に写り込んだ眼鏡反射の直径に
相当している。
【0073】ステップS3Aにおいて、画像記憶部20
に格納された1画面の画像データ中の飽和領域幅(即
ち、最大値MAX)が、予め設定された閾値以下か否か
が判定される。閾値を越えている場合は、眼鏡反射等が
大きくてアイリスコード化には不適切と判定され、ステ
ップS4へ進む。飽和画素の数が閾値以下の場合は、ア
イリスコード化が可能と判定されてステップS5へ進
む。その他の動作は、第1の実施形態と同様である。
【0074】以上のように、この第2の実施形態のアイ
リス認識装置は、前記(2),(3)の利点に加えて、
次の(4)のような利点がある。
【0075】(4) 画像入力バッファ16から画像記
憶部20へ画像データを転送するときに、転送中の画像
データに基づいて、画像データ中に写り込んだ眼鏡反射
の直径に相当する飽和領域幅を計測する飽和画素計数部
70Cを有している。従って、転送完了と同時に、その
転送した画像データがアイリスコード化に適しているか
否かを、第1の実施形態よりも更に的確に判定すること
ができる。これにより、不適切な画像データのコード化
処理による処理時間のロスをなくし、アイリス認識の処
理速度を、更に向上させることができる。
【0076】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
ず、種々の変形が可能である。この変形例としては、例
えば、次の(a)〜(d)のようなものがある。
【0077】(a) 符号化処理部40及び識別処理部
50は、独立した処理部として説明したが、処理制御部
60Aに中央処理装置(CPU)を用いて、プログラム
制御によって処理するように構成することが一般的であ
る。
【0078】(b) 飽和画素計数部70A〜70C
は、図3や図5に示すようにハードウエアで構成してい
るが、処理制御部60Aに中央処理装置を用いて、プロ
グラム制御で計数するように構成しても良い。プログラ
ム制御による場合は、1画面の画像データすべてではな
く、アイリス画像の存在する領域のみを対象とすること
により、処理時間を短縮することができる。
【0079】(c) 図4及び図6中のステップS4,
S7の処理を入れ替えて、ステップS4において光源の
点灯切り替えを行い、ステップS7においてインジケー
タ表示を行うようにしても良い。
【0080】(d) 図5の飽和画素計数部70Cにお
いて、閾値レジスタ73と比較器74に代えて、図3
(a)と同様のAND71を用いても良い。
【0081】
【発明の効果】
【0082】以上詳細に説明したように、第1の発明に
よれば、認識対象者の目を撮影して得られた画像データ
の画素の内で、その輝度が一定値を越える飽和画素数を
計数する計数手段を有している。これにより、飽和画素
数が一定数を越えた画像データを用いた識別処理を行わ
ないようにして、不適切な画像データによる無駄な識別
処理を回避し、処理速度を向上させることができる。
【0083】第2の発明によれば、第1の発明における
計数手段を、画素毎の輝度の上位ビットによって一定値
を越えるか否かを出力する論理ゲートと、この論理ゲー
トから出力される信号の回数をカウントして飽和画素数
を出力するカウンタとで構成している。これにより、撮
影手段から識別手段への画像データの転送と同時に、飽
和画素数がカウントされるので、処理速度を更に向上す
ることができる。
【0084】第3の発明によれば、第1の発明における
計数手段を、画素毎にその輝度の値と、レジスタに設定
された一定値とを比較する比較器と、この比較器から出
力される信号の回数をカウントして飽和画素数を出力す
るカウンタとで構成している。これにより、撮影手段か
ら識別手段への画像データの転送と同時に、輝度が任意
の一定値を越える飽和画素数がカウントされるので、処
理速度と処理精度の向上を図ることができる。
【0085】第4の発明によれば、認識対象者の目を撮
影して得られた画像データの画素の内で、その輝度が一
定値を越える飽和画素が連続する飽和領域の幅の最大値
を計測する計測手段を有している。これにより、飽和領
域の幅の最大値が一定数を越えた画像データを用いた識
別処理を行わないようにして、大きな眼鏡反射を含む不
適切な画像データによる無駄な識別処理を回避し、処理
速度を向上させることができる。
【0086】第5の発明によれば、第4の発明による計
測手段を、画素毎にその輝度が一定値を越えるか否かを
出力する比較回路と、この比較回路から出力される信号
の連続数をカウントする連続数計数回路と、この連続数
の最大値を保持する最大値保持回路とで構成している。
これにより、撮影手段から識別手段への画像データの転
送と同時に、飽和領域の幅の最大値が計測されるので、
処理速度と処理精度の向上を図ることができる。
【0087】第6の発明は、認識対象者に対して、撮影
された画像データが識別処理に適していないことを表示
する表示手段を設けている。これにより、認識対象者の
協力により迅速に正常な画像データを撮影することが可
能になる。
【0088】第7の発明は、認識対象者の目に撮影用の
光を複数の照明パターンを切り替えて照射することがで
きる照明手段を設けている。これにより、撮影された画
像データが識別処理に適していないときに、照明手段の
照明パターンを切り替えて撮影を行うことにより、迅速
に正常な画像データを取得することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示すアイリス認識装
置の構成図である。
【図2】従来のアイリス認識装置の一例を示す構成図で
ある。
【図3】図1中の飽和画素計数部70の構成図である。
【図4】本発明の第1の実施形態のアイリス認識処理を
示すフローチャートである。
【図5】本発明の第2の実施形態を示す飽和画素計数部
の構成図である。
【図6】本発明の第2の実施形態のアイリス認識処理を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 目 2 虹彩 10A 撮像装置 12A 光源 13 ホットミラー 14 レンズ 15 撮像素子 16 画像入力バッファ 17 インジケータ 18A 照明制御部 19 表示制御部 20 画像記憶部 30 転送制御部 40 符号化処理部 50 識別処理部 60A 処理制御部 70 飽和画素計数部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 認識対象者の目を撮影して画像データを
    取得する撮影手段と、前記画像データにおけるアイリス
    部分の特徴に基づいて前記認識対象者を識別する識別手
    段とを備えたアイリス認識装置において、 前記画像データの画素の内で、その輝度が一定値を越え
    る飽和画素数を計数する計数手段を設けると共に、 前記識別手段は、前記飽和画素数が一定数以下のときに
    前記画像データを使用して前記認識対象者の識別処理を
    行い、該飽和画素数が該一定数を越えるときには該画像
    データを用いた識別処理を行わないように構成したこと
    を特徴とするアイリス認識装置。
  2. 【請求項2】 前記計数手段は、 前記撮影手段から前記識別手段へ転送される前記画像デ
    ータの画素毎に、その輝度の上位ビットの論理和に基づ
    いて前記一定値を越えるか否かを出力する論理ゲート
    と、 前記論理ゲートから出力される前記一定値を越える旨の
    信号の回数をカウントするカウンタとで、 構成したことを特徴とする請求項1記載のアイリス認識
    装置。
  3. 【請求項3】 前記計数手段は、 前記一定値を設定するためのレジスタと、 前記撮影手段から前記識別手段へ転送される前記画像デ
    ータの画素毎に、その輝度の値と前記レジスタに設定さ
    れた前記一定値を比較する比較器と、 前記比較器から出力される前記一定値を越える旨の信号
    の回数をカウントするカウンタとで、 構成したことを特徴とする請求項1記載のアイリス認識
    装置。
  4. 【請求項4】 認識対象者の目を撮影して画像データを
    取得する撮影手段と、前記画像データにおけるアイリス
    部分の特徴に基づいて前記認識対象者を識別する識別手
    段とを備えたアイリス認識装置において、 前記画像データの画素の内で、その輝度が一定値を越え
    る飽和画素が連続する飽和領域の幅の最大値を計測する
    計測手段を設けると共に、 前記識別手段は、前記飽和領域の幅の最大値が一定数以
    下のときに前記画像データを使用して前記認識対象者の
    識別処理を行い、該飽和領域の幅の最大値が該一定数を
    越えるときには該画像データを用いた識別処理を行わな
    いように構成したことを特徴とするアイリス認識装置。
  5. 【請求項5】 前記計測手段は、 前記撮影手段から前記識別手段へ転送される前記画像デ
    ータの画素毎に、その輝度が前記一定値を越えるか否か
    を出力する比較回路と、 前記比較回路から出力される前記一定値を越える旨の信
    号の連続数をカウントする連続数計数回路と、 前記連続数計数回路でカウントされた前記連続数の内の
    最大値を保持して出力する最大値保持回路とで、 構成したことを特徴とする請求項4記載のアイリス認識
    装置。
  6. 【請求項6】 前記識別手段において前記撮影手段で撮
    影された画像データを使用して識別処理を行わないとき
    に、前記認識対象者に対してその旨を伝える表示を行う
    表示手段を設けたことを特徴とする請求項1乃至5のい
    ずれかに記載したアイリス認識装置。
  7. 【請求項7】 前記認識対象者の目に撮影用の光を複数
    の照明パターンを切り替えて照射することができる照明
    手段と、 前記識別手段において前記撮影手段で撮影された画像デ
    ータを使用して識別処理を行わないときに、前記照明手
    段の照明パターンを切り替えて再度該撮影手段で前記認
    識対象者の目を撮影するように制御する制御手段とを、 設けたことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記
    載したアイリス認識装置。
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