JP2006201404A - 光学素子の支持機構 - Google Patents

光学素子の支持機構 Download PDF

Info

Publication number
JP2006201404A
JP2006201404A JP2005012064A JP2005012064A JP2006201404A JP 2006201404 A JP2006201404 A JP 2006201404A JP 2005012064 A JP2005012064 A JP 2005012064A JP 2005012064 A JP2005012064 A JP 2005012064A JP 2006201404 A JP2006201404 A JP 2006201404A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical element
support
support mechanism
adjustment
mirror
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005012064A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4633484B2 (ja
Inventor
Tetsuyuki Sakamoto
哲幸 坂本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Corp filed Critical Olympus Corp
Priority to JP2005012064A priority Critical patent/JP4633484B2/ja
Publication of JP2006201404A publication Critical patent/JP2006201404A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4633484B2 publication Critical patent/JP4633484B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Lens Barrels (AREA)
  • Mounting And Adjusting Of Optical Elements (AREA)

Abstract

【課題】 光学素子の支持機構において、簡素な機構により、光学素子を高精度に支持するとともに光学素子の位置、姿勢を任意方向に調整できるようにする。
【解決手段】 自由曲面ミラー1に互いに平行でない裏面1b、側面1e、側面1fを形成し、裏面1bの調整ねじ7a、7b、7cを当接させ、側面1eに調整ねじ8a、8bを当接させ、側面1fに調整ねじ9を当接させて、押えバネ3、4、5、6により付勢することにより、自由曲面ミラー1を調整支持機構50に保持する。そして、各調整ねじを適宜移動させることにより、自由曲面ミラー1の位置、姿勢を調整できるようにする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光学素子の位置および角度を調整することができる光学素子の支持機構に関する。例えば、光アンテナ、光偏向器、光結合器などの光通信用装置や、光記録媒体(例えば、光磁気ディスクドライブ、CD−ROM、DVD、光カードなど)に対して情報を記録および/再生する情報記録装置などに好適に用いることができる光学素子の支持機構に関する。
従来、例えば光通信用装置の光偏向器などでは、光を偏向したり集光したりするために反射鏡や集光レンズなどの光学素子を装置内に高精度に配置し、その位置・姿勢を保持する必要がある。そのため光学素子を支持機構に支持して固定するのが一般的である。そして、支持された光学素子の光学面が歪まないようにするために、光学素子を互いに異なる6箇所で点支持により拘束することが知られている。これは剛体の自由度が6であることに基づく。
例えば、特許文献1の従来の技術には、このような支持機構として、キネマティックマウントの一種であるケルビン・クランプが記載されている。この支持機構は、被支持部材から先端が球形の脚部が3箇所設けられ、そのうち1脚が台座上の三角錐穴を構成する3つの支持面に当接され、他の1脚が台座上のV字溝を構成する2つの支持面に当接され、さらに他の1脚が台座上の平面に当接されたものである。
また、特許文献1には、このケルビン・クランプの支持面に代えて軸間距離を可変できる2つの円柱部材により脚部を支持し、円柱部材の軸間を変えることにより、脚部の高さ方向の位置を可変して位置姿勢を調整するようにした支持機構が記載されている。
特開平9−210293号公報(第2−5頁、図1、4、11)
しかしながら、上記のような従来の光学素子の支持機構には以下のような問題があった。
特許文献1の従来の技術に記載されたケルビン・クランプは固定支持機構なので、例えば光通信用装置などに用いる光学素子のように位置調整が必要となる支持機構に用いることができないという問題がある。また、脚部を被支持部材に設けるので、構造上あるいは製造上、脚部を設けにくい光学素子の支持には適さないという問題がある。
また、特許文献1に記載された他の技術では、脚部の支持面に代えて2つの円柱部材の組合せにより脚部の支持高さを可変して位置調整できるものの、3箇所の脚部の高さ方向を可変するので、調整は高さ方向の並進移動および2軸方向まわりの回転移動に限られるものである。したがって、平面ミラーや軸対称光学素子の調整には対応できるが、自由曲面を有する光学素子や偏心光学系を構成する光学素子などの場合には調整自由度が不足するという問題がある。また、脚部を被支持部材に設けなければならない点はケルビン・クランプと同様であり、構造上あるいは製造上、脚部を設けにくい光学素子の支持に適さないという問題がある。
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたものであり、光学素子を高精度に支持するとともに、光学素子の位置、姿勢を任意方向に調整できる簡素な光学素子の支持機構を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の光学素子の支持機構は、同一平面上にない異なる3方向をそれぞれの法線方向とする支持面を有する光学素子と、該光学素子を前記支持面のいずれかに当接して支持するための6つの支持部材と、前記光学素子を前記支持部材に対してそれぞれ付勢する弾性部材と、該弾性部材および前記支持部材を保持するための保持部材とを備え、前記支持部材が前記保持部材に対してそれぞれ所定方向に移動可能に保持され、前記支持面をそれぞれ異なる3方向ごとに、第1支持面、第2支持面、第3支持面と称するとき、前記支持部材のうち3つが前記第1支持面に当接され、前記支持部材のうち2つが前記第2支持面に当接され、前記支持部材のうち1つが前記第3支持面に当接され、前記支持部材が移動する所定方向が、それぞれ当接する前記支持面に交差する方向とされた構成とする。
このような構成によれば、光学素子が弾性部材により6つの支持部材に対して付勢されて支持された状態で保持部材に保持される。
そして、光学素子の第1支持面に3つの支持部材が当接されることで、第1支持面の姿勢が決定される。また、第1支持面に交差する位置関係にある第2支持面に2つの支持部材が当接されて第1支持面の面内方向の1つと面内の回転角度が決定される。また、第1および第2支持面に交差する位置関係にある第3支持面に1つの支持部材が当接されて第2支持面の面内方向の位置が決定される。そのため、光学素子の6自由度がそれぞれ拘束され、光学素子が剛体と見なしうる状態で、位置、姿勢が固定される。そのため、光学素子が正確に位置決めされる。
そして、6つの支持部材が、それぞれ当接する支持面に交差する方向に移動可能に保持部材に支持されているので、これら支持部材を適宜移動することにより、保持部材に対する光学素子の位置、姿勢を6自由度すべてにわたって可変できる。
また、位置、姿勢の調整を6つの支持部材の移動により行うことができるので、簡素な機構とすることができる。
なお、異なる3方向をそれぞれ法線方向とする支持面は、それぞれの法線方向の支持面を、それに当接する支持部材の数に応じた複数としてもよい。
本発明の光学素子の支持機構では、前記支持部材の移動を組み合わせることにより、前記光学素子が、互いに直交する3軸方向にそれぞれ沿う並進移動および前記3軸方向まわりのそれぞれの回転移動が可能となるように支持した構成とすることが好ましい。
この場合、互いに直交する3軸方向にそれぞれ沿う並進移動および3軸方向まわりのそれぞれの回転移動が可能となるように支持するので、XYZ直角座標系における位置と、XYZ直角座標系のX、Y、Z各軸まわりの回転角度とにより光学素子の位置、姿勢を可変できるので、調整作業が容易となる。
また、本発明の光学素子の支持機構では、前記光学素子の位置および角度姿勢を検出する位置姿勢検出センサと、前記支持部材を前記それぞれの所定方向に移動する移動手段とを備え、前記位置姿勢検出センサの検出出力に基づいて前記移動手段を制御して、前記光学素子の位置および角度姿勢を目標値に自動調整できるようにした構成とすることが好ましい。
この場合、位置姿勢検出センサの検出出力に基づいて移動手段を制御して光学素子の位置および角度姿勢を目標値に自動調整できるので、光学素子の位置、姿勢を高精度かつ容易に調整できる。
また、本発明の光学素子の支持機構では、前記光学素子を一定方向に付勢する前記弾性部材が、前記一定方向に交差する方向に沿って付勢力が可変できるようにした構成とすることが好ましい。
この場合、弾性部材が、光学素子を一定方向に付勢する際、一定方向に交差する方向に沿って付勢力を可変できるので、光学素子が一定方向に交差する方向において傾斜角度を変えるような回転移動をしようとする場合でも、付勢力がその移動に合わせて可変できるので、一定方向への付勢を維持しつつそのような回転移動を許容することができる。したがって、並進移動および回転移動が混在した調整を行う場合でも、確実な付勢を行うことができるから、高精度な位置、姿勢の調整を行うことができる。
また、本発明の光学素子の支持機構のうち、弾性部材が一定方向に交差する方向に沿って付勢力を可変できるようにした構成では、前記弾性部材が、前記一定方向に交差する方向を幅方向とし、該幅方向に複数のスリットが設けられた板バネからなる構成とすることが好ましい。
この場合、弾性部材を、複数のスリットが設けられた板バネから構成するので、弾性部材を安価かつ簡素な構成とすることができる。
また、本発明の光学素子の支持機構では、前記光学素子が、自由曲面ミラーであることが好ましい。
この場合、自由曲面ミラーの3次元的な位置、姿勢を簡素かつコンパクトな機構で正確に調整して支持することが可能となる。
本発明の光学素子の支持機構によれば、光学素子に設けられた3つの支持面を合計6つの支持部材で支持するので、光学素子が歪むことなく正確に位置決めされ、これら支持部材をそれぞれ1軸方向に移動することにより保持部材に対する光学素子の位置、姿勢を6自由度すべてにわたって可変できるから、簡素な機構により、光学素子を高精度に支持しその位置、姿勢を任意方向に調整できるという効果を奏する。
以下では、本発明の実施の形態について添付図面を参照して説明する。すべての図面において、実施形態が異なる場合であっても、同一または相当する部材には同一の符号を付し、共通する説明は省略する。
[第1の実施形態]
本発明の第1の実施形態に係る光学素子の支持機構について説明する。
図1(a)は、本発明の第1の実施形態に係る光学素子の支持機構の概略構成について説明するための斜視説明図である。図1(b)は、同じく図1(a)と反対方向から見た斜視説明図である。図2は、本発明の第1の実施形態に係る光学素子の支持機構の分解斜視図である。図3(a)、(b)は、本発明の第1の実施形態に係る光学素子について説明するための正面説明図および側面説明図である。図4(a)、(b)は、本発明の第1の実施形態に係る弾性部材について説明するための斜視説明図である。図5(a)は、本発明の第1の実施形態に係る支持部材について説明するための側面説明図である。図5(b)、(c)は、同じく支持部材の変形例について説明するための側面説明図および斜視説明図である。
なお、以下では便宜上、方向を参照するために各図面共通のXYZ直角座標系を用いる場合がある。この座標系は右手系であり、X軸、Y軸、Z軸の正方向に右ねじが進む回転方向を正として、それぞれの軸まわりの回転角をα、β、θと称する。
本実施形態の調整支持機構50(光学素子の支持機構)は、例えば、反射ミラー、ハーフミラー、レンズ、プリズム、DOE(Diffractive Optical Element、回折光学素子)、ホログラム素子などの位置、姿勢の調整を要する光学素子を所定位置、姿勢に調整し、その状態を保持するための機構である。以下では光学素子の一例として、自由曲面ミラー1を用いるとして説明する。
調整支持機構50の概略構成は、図1(a)、(b)に示すように、ミラーホルダ2(保持部材)、自由曲面ミラー1(光学素子)、押えバネ3、4、5、6(弾性部材)、調整ねじ7a、7b、7c(支持部材)、調整ねじ8a、8b(支持部材)、および調整ねじ9(支持部材)からなる。
ミラーホルダ2は、図1、2に示すように、ZX平面に平行な固定面2nを有する固定部2Aの上部(Y軸正方向)にXY平面に平行に延ばされた壁2bが形成されたX軸方向視略L字状の部材である。
固定部2Aには、調整支持機構50を装置に取り付けるための取付孔2j、2jが厚さ方向に貫通して設けられている。
壁2bの外周には、Z軸正方向から見て略矩形状に配置され、それぞれZ軸正方向に延ばされた側壁2c、2d、2e、2fが形成されている。すなわち、壁2b、側壁2c、2d、2e、2fは、Z軸正方向に開口する函状の空間を形成している。この空間は、後述する自由曲面ミラー1を適宜の隙間を空けて納めることができる大きさとされる。
壁2bの略中央には、自由曲面ミラー1が取り付けられたときその裏面1bが露出可能な開口2kが形成され、その近傍に調整ねじ7a、7b、7cをZ軸方向(所定方向)に移動可能に保持するための3箇所のねじ穴2gが厚さ方向に貫通して形成されている(図2参照)。
ねじ穴2g…は、例えば、1つが開口2kの上方側(Y軸正方向)、他の2つが開口2kの下方側(Y軸負方向)の左右(X軸方向)に配置され、それらを結ぶ仮想線が略正三角形をなす位置で壁2bに略直交するZ軸方向に形成されている。
開口2kは、本実施形態では、例えば検知ビームを裏面1bに照射して、自由曲面ミラー1の位置姿勢検出を行えるように設けられたものである。その場合、検知ビームが入出射できる程度の大きさの矩形状に形成される。一方、例えば、光学素子として、例えばレンズなどの光透過性の光学素子を用いる場合には、光学素子の透過光を通過させるための開口として用いることもできる。
側壁2c、2eは、それぞれX軸方向の負側、正側に配置されY軸方向に沿って互いに略平行に延ばされている。
側壁2c、2eには、それぞれ固定ねじ穴2m、2mが設けられ、押えバネ3、5をそれぞれねじ12、12で固定できるようになっている。
また側壁2eには、調整ねじ8a、8bをX軸方向(所定方向)に移動可能に保持するねじ穴2h、2hが厚さ方向に貫通して設けられている
側壁2d、2fは、それぞれY軸方向の負側、正側に配置されY軸方向に沿って互いに略平行に延ばされている。
側壁2c、2eには、それぞれ固定ねじ穴2m、2mが設けられ、押えバネ3、5をそれぞれねじ12、12で固定できるようになっている。
また側壁2fには、調整ねじ9をY軸方向(所定方向)に移動可能に保持するねじ穴2iが厚さ方向に貫通して設けられている
ミラーホルダ2は、自由曲面ミラー1を精度よく保持できる材質であれば、どのような材質でもよく、例えば金属、合成樹脂などを採用することができる。金属の場合、例えば、超ジュラルミンを切削加工するなどして製造することができる。
自由曲面ミラー1は、図3(a)、(b)に示すように、略矩形状の平面からなる裏面1b(第1支持面)を有するフランジ部1Bの表面側の中央部に、自由曲面形状の反射面1a(光学面)を有するミラー部1Aが突出して設けられた反射光学素子である。
フランジ部1Bの側方の端部には、裏面1bと直交し、平面視(Z軸方向視)の矩形の各辺をなす側面1c、1d、側面1e(第2支持面)、側面1f(第3支持面)が形成されている。フランジ部1Bの表面側には、側面1e、1fに隣接して裏面1bと平行なフランジ上面1i、1jが形成されるとともに、側面1c、1dに隣接して矩形の稜線を面取りした形成した傾斜面である面取り部1g、1hがそれぞれ設けられている。
フランジ上面1i、1jは、押えバネ5、6によるZ軸負方向への付勢力の受け面である。また、面取り部1g(1h)は、押えバネ3(4)によるZ軸負方向およびX軸正方向(Y軸正方向)への付勢力の受け面である(図3(b)参照)。
そして、自由曲面ミラー1は、ミラーホルダ2の壁2b、側壁2c、2d、2e、2fからなる函状空間に対して、裏面1b、側面1c、1d、1e、1fがそれぞれ壁2b、側壁2c、2d、2e、2fに対向する位置関係となるように収容される。
自由曲面ミラー1とミラーホルダ2との間の隙間は、位置姿勢調整に要する可動範囲に応じて設定する。例えば、フランジ部1Bの一辺の長さが50mmとし、例えばX軸方向の並進移動に1mm、θ回転移動に2°の可動範囲を設ける場合、側面1eと側壁2eとの間の隙間は、1mm+50mm×sin2°=2.75mm以上の隙間に設定する。
フランジ部1Bの厚さは、ミラーホルダ2へ保持する際に反射面1aの変形が許容範囲となる程度の剛性を備えていればよいが、本実施形態では、保持時に側壁2cなどのZ軸正方向側の端面より突出しないような厚さに設定されている。
反射面1aは、必要に応じて回転非対称な自由曲面や対称性を有しない自由曲面など、3次元的な湾曲を有する自由曲面を採用できる。このような自由曲面を光学系の設計上の位置に配置するためには、自由曲面上の各点の位置を基準座標に対して一意に決まる位置に合わせる必要がある。そのため、3方向の並進移動と3軸まわりの回転移動とを組み合わせた6自由度の位置姿勢調整を行う必要がある。
調整の自由度が6より少ないと位置が不定となり、6より多いと調整時に移動が拘束され自由曲面ミラー1に変形が生じる。
自由曲面ミラー1は、反射面1aが加工可能で、必要な寸法安定性と剛性とが得られる材質であれば、どのような材質でもよい。例えば、ガラス、合成樹脂、金属などを採用することができる。
例えば、光通信用装置などに用いる自由曲面ミラー1を合成樹脂で製造する場合、一例として日本ゼオン社製ZEONEX480R(商品名)などの成形品を切削加工してから、波長800nm〜1600nmの光に対して高い反射率を有する例えば金コートなどの反射コーティングを施した構成を好適に採用することができる。
押えバネ3、4、5、6は、ミラーホルダ2の函状空間に納められた自由曲面ミラー1をそれぞれ面取り部1g、1h、フランジ上面1i、1fにおいて押圧し、自由曲面ミラー1を支持部材に向けて付勢するための弾性部材である。
本実施形態では、図2に示すように、押えバネ5、6とは略同様の形状を有し、押えバネ3、4は同一形状を有する。
押えバネ6は、図4(a)に示すように、ねじ12、12を用いて固定するための取付孔6b、6bを有する平板状の固定部6Bと、固定部6Bから固定部6Bの幅方向(X軸方向)の両端部で、それぞれ固定部6Bに対して側面視(X軸方向視)略直角方向に延ばされたそれぞれ幅Wのバネ部6A、6Aとからなる。固定部6Bの幅方向の中間部には、後述する調整ねじ9の取付スペースを設けるための切欠きが設けられている。
バネ部6Aは、本実施形態の場合、側面視でZ軸負方向に凸の湾曲を有する波形とされ、Z軸方向に撓むことによりフランジ上面1jに押圧され、自由曲面ミラー1をZ軸方向に付勢できるようになっている。そして、平面視(Z軸方向視)で幅方向に沿って適宜ピッチ(例えば3mm間隔)で設けられたスリット6a…により櫛形状に分割された複数の(例えば4つの)板バネからなる。このため、バネ部6Aは幅方向の複数の板バネが外力に応じてそれぞれ独立に撓むことができるようになっている。
押えバネ5は、図2に示すように、バネ部6Aと同様のバネ部5Aを備え、固定部6Bに代えて、その中間部の切欠きの代りに幅方向(図2のY軸方向)の両端部に、後述する調整ねじ8a、8bを通すための切欠きを設けた固定部5Bとからなる。
押えバネ3(4)は、図4(b)に示すように、ねじ12、12を用いて固定するための取付孔4b(3b)、4b(3b)を有する平板状の固定部4B(3B)と、固定部4B(3B)から固定部4B(3B)の幅方向(X軸方向)の両端部で、それぞれ固定部4B(3B)に対して側面視(X軸方向視)でZ軸負方向に凸となるように屈曲された幅Wのバネ部4A(3A)、4A(3B)とからなる。
バネ部4A(3A)は、本実施形態の場合、凸部が面取り部1h(1g)に押圧されZ軸方向に撓むことにより、面取り部1h(1g)の傾斜に応じて、自由曲面ミラー1をZ軸方向負方向およびY軸正方向(X軸正方向)に付勢できるようになっている。
またバネ部4A(3A)は、Z軸方向視では幅方向に沿って適宜ピッチ(例えば3mm間隔)で設けられたスリット4a(3a)…により櫛形状に分割された複数(例えば4つ)の板バネからなる。このため、バネ部4A(3A)は幅方向の複数の板バネが外力に応じてそれぞれ独立に撓むことができるようになっている。
押えバネ3、4、5、6は、例えば、ステンレス板、りん青銅板などのバネ性に優れた金属板をプレス加工して製造することができる。
調整ねじ7a、7b、7c、8a、8b、9は、本実施形態の場合、図2に示すように、同一形状とされている。そこで、調整ねじ7aの例により詳細形状を説明する。
調整ねじ7aは、図5(a)に示すように、長手方向の先端に自由曲面ミラー1の裏面1bに当接して支持する当接部70a、同じく中間部にねじ穴2gと螺合する雄ネジ部70b、同じく後端に調整ねじ7aを軸方向まわりに回転させるためのねじ頭部70cが形成された軸状のねじである。
当接部70aは、裏面1bに対してガタなく安定して当接するとともに、摺動抵抗が低減され摺動抵抗の方向性も発生しないように略点接触となる形状とすることが好ましい。本実施形態では、当接部70aを半球面としている。ただし、裏面1bの当接面の曲率より小さな曲率を有する曲面であれば、半球面に限定されない。
ねじ頭部70cは、本実施形態では六角穴付き形状とし、例えばヘクスキーなどの工具・治具を用いて回転できる構成としている。ただし、調整ねじ7aを軸方向まわりに回転させることができれば、どのような形状であってもよく、例えば、六角ボルト頭形状、十字穴付き形状などが好適に採用できる。
また、工具や治具を用いることなく手動回転できるようにするために、支持部材として、図5(c)に示す調整ねじ17などを採用してもよい。
調整ねじ17は、調整ねじ7aのねじ頭部70cに代えて、雄ネジ部70bに比べて大径を有する円板状の操作把持部17cを備えるものである。操作把持部17cの外周部には手動回転しやすいように滑り止めのためのローレットなどを形成しておくことが好ましい。
例えば、雄ネジ部70bの直径が2mm、ねじピッチが0.4mmに対して操作把持部17cの直径を20mmとする。この場合、操作把持部17cを周方向に2mm回転させると、回転角が2mm/(20mm/2)=0.2radとなるから、当接部70aが螺進する量は、0.4mm×0.2/(2π)=0.0127mmとなり、手動回転であっても、微調整が容易となる。例えば、操作把持部17cの直径を倍にすれば、螺進量は半分の約0.006mmとなるので、粗微調の程度を適宜に設定することができる。
この場合、図5(b)に示すように、ミラーホルダ2のホルダ部2Bと操作把持部17cとの間に、ねじ部17bに外挿されたコイルバネ10を配置し、ホルダ部2Bに対して調整ねじ17を操作把持部17c側(図示矢印方向)に付勢できるようにすることが好ましい。このようにすれば、ねじ部17bがねじ穴2gに対して軸方向に付勢されるからねじ嵌合の軸方向のガタが解消され、ミラーホルダ2に対する当接部70aの位置がより安定し、高精度な調整を行うことができるという利点がある。
次に調整支持機構50の作用について説明する。
図6(a)、(b)は、調整支持機構50の作用について説明するための正面視および平面視の模式的な動作説明図である。
調整支持機構50は、組立状態で図1(a)に示すように、ミラーホルダ2の壁2b、側壁2c、2d、2e、2fで形成される函状空間内に自由曲面ミラー1のフランジ部1Bが配置され、フランジ上面1j、1iが押えバネ6、5によりZ軸負方向に付勢され、面取り部1g、1h(図3(a)参照)がそれぞれ、押えバネ3、4によりZ軸負方向、およびX軸正方向、Y軸正方向に付勢される。
そのため、図6(a)、(b)に示すように、自由曲面ミラー1の裏面1bが調整ねじ7a、7b、7cに対して押圧されることによりそれぞれ当接部70aに当接しそれらにより3点支持される。また、側面1eが調整ねじ8a、8bに対して押圧されることによりそれぞれ当接部70aに当接しそれらにより2点支持される。また側面1fが調整ねじ9に対して押圧されることにより当接部70aに当接し1点支持される。
したがって、自由曲面ミラー1は、Z軸方向に3点支持され、X軸方向に2点支持され、Y軸方向に1点支持されることにより、6点支持されるので、剛体の6自由度がすべて拘束された状態でミラーホルダ2に保持される。
このため、各調整ねじをそれぞれ独立に移動することにより、自由曲面ミラー1の位置、姿勢が一意的に決まる。そして、1つの調整ねじ(例えば調整ねじ8a)を移動すると、それが当接する支持面(例えば側面1e)が所定方向(例えばX軸負方向)に移動する。その際、弾性部材により自由曲面ミラー1がそれぞれの調整ねじに対して付勢されているので、各調整ねじの当接部70aと各支持面とは当接した状態で摺動移動可能に保持されている。
各支持面は他の調整ねじ(例えば調整ねじ7a、7b、7c、8b、9)に点接触しながらそれぞれの調整ねじの移動方向と交差する方向に移動する。例えば、図6(a)に示すように、調整ねじ7a、7b、7cで決定される平面内で自由曲面ミラー1がθ=θの回転移動を行うことなどが可能となる。
つまり、自由曲面ミラー1は、調整ねじ7a、7b、7cを同方向に同距離だけ移動させることにより、Z軸方向の並進移動が可能となり、調整ねじ8a、8bを同方向に同距離だけ移動させることにより、X軸方向の並進移動が可能となり、調整ねじ9を移動させることによりY軸方向の並進移動が可能となる。
また、自由曲面ミラー1は、図6(b)に示すように、調整ねじ7aの位置を固定し、調整ねじ7b、7cをそれぞれ反対方向に同距離だけ移動することにより、例えばβ=βのようなY軸まわりの回転移動が可能となる。また、調整ねじ8a、8bをそれぞれ反対方向に同距離だけ移動することによりZ軸まわりの回転移動が可能となる。また、調整ねじ7b、7cを同方向に同距離だけ移動し、調整ねじ7aをそれらと反対方向に同距離だけ移動することにより、X軸まわりの回転移動が可能となる。
そして、これらを適宜組み合わせることにより、それぞれの可動範囲内で、任意方向への並進移動と回転移動とを同時に実現することができる。
フランジ部1Bは、光学面である反射面1aの外周側に、反射面1aと段差をなして十分な剛性を有するように設けられるので、弾性部材からの付勢力が、フランジ上面1i、1j、面取り部1g、1hにそれぞれ分布荷重として加わる。したがって比較的大きな付勢力が点荷重として加わることがないため、付勢力による反射面1aの変形を防止できる。また、自由曲面ミラー1の位置が移動しても付勢力の作用点は、全体として変わらないから、バランスよく付勢することが可能となる。
また本実施形態では、各押えバネにスリット3a、4a、5a、6aが設けられているため、付勢力の方向と交差する方向に付勢力を可変できる。そのため、自由曲面ミラー1の回転移動が容易となり、かつ確実な付勢を行うことができるという利点がある。
なお、付勢力は、自由曲面ミラー1の変形が許容範囲内であれば、集中荷重に近いものとして与えてもよい。その場合、フランジ部1Bの変形を抑制するために調整ねじ7a、7b、7cに対してフランジ部1Bを挟んで当接部70a…に略対向する位置に付勢力を加えることができるように、弾性部材、支持部材の位置を配置することが好ましい。
このような集中荷重に近い付勢力を加える弾性部材としては、例えばコイルバネ、ワイヤースプリングなどが採用できる。また合成ゴム、エラストマーなどを適宜形状に成形した部材なども採用できる。
このように本実施形態によれば、光学素子の位置姿勢を任意方向に調整することができ、例えば自由曲面を有する光学素子などの支持機構として好適である。
その調整・支持の際、光学素子に移動を妨げる拘束が発生しないので、光学素子の光学面を歪むことがなく、高精度に支持することができる。
また、このような支持機構は、支持部材として6本の調整ねじ、弾性部材として3つの押えバネを用いて簡素かつ安価に構成することができるという利点がある。
[第2の実施形態]
本発明の第2の実施形態に係る光学素子の支持機構について説明する。
図7は、本発明の第2の実施形態に係る光学素子の支持機構の概略構成について説明するための斜視説明図である。図8は、本発明の第2の実施形態に係る光学素子の支持機構の移動手段の概略構成について説明するための軸方向の断面説明図である。図9は、本発明の第2の実施形態に係る光学素子の支持機構に用いる位置姿勢検出センサの概略構成を説明するための図7のA−A断面図および検出動作について説明するための動作説明図である。図10は、本発明の第2の実施形態に係る光学素子の支持機構の位置姿勢調整制御手段の概略構成を説明するための機能ブロック図である。
本実施形態の調整支持機構51(光学素子の支持機構)は、光学素子の位置および角度姿勢を検出する位置姿勢検出センサと、光学素子を移動可能に支持する支持部材の移動手段とを備え、光学素子の位置および角度姿勢を自動調整可能としたものである。
調整支持機構51の概略構成は、図7に示すように、第1の実施形態の調整支持機構50のミラーホルダ2に代えて、ミラーホルダ20を備え、調整ねじ7a、7b、7c、8a、8b、9に代えて、調整ピン28(支持部材)を有するアクチュエータ21a、21b、21c、22a、22b、23(移動手段)を備え、それらに加えて位置姿勢検出センサ24、25、26、および図7に図示しない自動調整制御手段100(図10参照)を備えたものである。
以下、第1の実施形態と異なる点を中心に説明する。
ミラーホルダ20は、ZX平面に平行な固定面2nを有する固定部20Aの上部(Y軸正方向)にXY平面に平行に延ばされた壁20bが形成され、壁20bと対向してセンサ取付部20Eが設けられた部材である。
固定部20Aには、調整支持機構51を装置に取り付けるための取付孔2jが厚さ方向に貫通して設けられている。
壁20bの外周には、ミラーホルダ2の側壁2c、2d、2e、2fと略同様の側壁20c、20d、20e、20fが形成されている。すなわち、壁20b、側壁20c、20d、20e、20fは、Z軸正方向に開口する函状の空間を形成している。この空間は、自由曲面ミラー1を第1の実施形態と同様の隙間を空けて納めることができる大きさとされる。
また、側壁20c、20d、20e、20fには、裏面側となるため全部は図示されていないが、固定部2Aと同様に押えバネ3、4、5、6が、ねじ12…により取り付けられている。
固定部2Aと異なる点として、固定部20Aでは、ねじ穴2g、2i、2hに代えて、同様の位置に調整ピン28が貫通できる貫通孔29…が設けられている。
また、側壁20c、20fの長手方向の略中央部には、それぞれ側面1c、側面1fが見える位置に、開口20q、20pが設けられている。
そして、開口20q(20p)の近傍には、側壁20c(20f)からX軸視(Z軸視)で逆L字状とされたセンサ取付部20C(20D)が、Y軸正方向(X軸負方向)から見て開口20q(20p)を覆うように設けられている。開口20q(20p)とそれを多うセンサ取付部20C(20D)との間、Y軸方向(X軸方向)に一定距離だけ離間されている。
また、壁20bには、開口2kに代えて、開口20kが設けられている。
本実施形態の場合、自由曲面ミラー1は、少なくとも開口20k、20q、20pにより露出される部分の裏面1b、側面1c、1fは、鏡面が形成されているものとする。
そして、開口20k、20q、20pは、斜め方向から所定径の光ビームを入射したとき、裏面1b、側面1c、1f上のスポットおよびその反射光がけられることのないような大きさ・形状とされている。
また、貫通孔29…の軸上には、それぞれ、アクチュエータ21a、21b、21c、22a、22b、23が設けられている。
アクチュエータ21a、21b、21cは壁2b上に、アクチュエータ22a、22bは側壁20e上に、アクチュエータ23は側壁20f上にそれぞれ設けられている。
これらアクチュエータは、図8に示すように、調整ピン28(支持部材)と駆動部27とからなる共通の構成を有している。
調整ピン28は、先端に当接部70aを備えた軸状部材であり、駆動部27により軸方向に進退可能とされている。
駆動部27は、自動調整制御手段100の制御信号により調整ピン28を取付面である壁20b、側壁20e、20fに直交する方向に進退させることができる機構である。
例えば、駆動部27としてステッピングモータなど定角回転駆動機構を採用する場合、調整ピン28として軸部に雄ネジを形成し、駆動部27側に雌ねじを形成し、調整ピン28を回転駆動することにより進退させる機構を構成することができる。
また例えば、駆動部27として、リニアモータなどの直動機構を採用する場合、調整ピン28としては、リニアモータの可動部に接合されたピン部材としてもよいし、調整ピン28自体を例えば着磁された棒部材などとして、リニアモータの可動部を形成する構成としてもよい。
位置姿勢検出センサ24、25、26は、図9(a)に示すように、所定径に整形された検知ビーム32を、それぞれ鏡面が形成された自由曲面ミラー1の側面1f、1c、裏面1bに向けて投射するビーム光源31と、各鏡面で反射される検知ビーム32のスポット形状を撮像する2次元撮像素子としてのCCD30とからなる。
本実施形態では、ビーム光源31から投射される検知ビーム32は、断面が円形の平行ビームとされる。例えば半導体レーザにより発生させたレーザ光束をコリメートレンズで平行光束とする構成が採用できる。
CCD30は、その撮像面30aの位置、姿勢が、各鏡面が位置決めの基準位置にあるとき各鏡面からそれぞれ適宜の所定距離だけ離間された位置にあり、各鏡面により反射される検知ビーム32の光軸に直交する姿勢となるように配置されている。
自動調整制御手段100は、図10に示すように、画像処理部101、位置検出部102、移動量演算部103、および駆動制御部104により構成されている。
画像処理部101は、位置姿勢検出センサ24、25、26の各CCD30に接続され、各CCD30から送られる画像信号を位置検出演算を行えるように画像処理するためのものである。例えば、各CCD30で撮像された画像信号を二値化し、エッジ部の平滑化などの整形処理を行うものである。
位置検出部102は、画像処理部101により画像処理されたスポットの画像信号から、スポットの中心位置とスポットの外形状を算出するためのものである。スポットの中心位置は、例えば画像信号の重心を演算することにより算出される。また、スポットの外形状は、例えば外形線のデータをエッジ抽出処理により抽出し、そのデータを楕円の曲線当てはめを行うことにより算出される。例えば楕円の主軸方向、長径、短径などが算出される。
移動量演算部103は、位置検出部102により算出されたスポットの中心位置、スポットの外形状から、鏡面の並進移動量と回転移動量を算出するためのものである。
本実施形態では、検知ビーム32が断面円形の平行光束とされているので、鏡面が基準位置にある場合、検知ビーム32は、中心が撮像面30a上で位置Pとなる円形のスポット32Aを形成する(図9(b)、(c)参照)。
そして、図9(a)に面Sで示すように、自由曲面ミラー1が位置姿勢検出センサ25に対して基準位置から平行移動する場合、撮像面30a上では、図9(b)に示すように、スポット32Aと同様の円形で、中心位置が位置Pに移動したスポット32Bが形成される。
また、図9(a)に面Sで示すように、自由曲面ミラー1が位置姿勢検出センサ25に対して基準位置から回転移動する場合、撮像面30aが反射光の光軸に対して傾斜するために、図9(c)に示すように、スポット形状が楕円となり、中心位置がPに移動したスポット32Cが形成される。
このように、スポットの楕円の度合は鏡面の基準位置に対する傾斜角度に対応し、中心位置の移動量は鏡面の並進移動量および傾斜角度に対応する。そのため、それらの量を検出すれば、鏡面に対するCCD30の距離および検知ビーム32の投射角度に基づいて、鏡面の基準位置に対する傾斜角度および並進移動量が算出できる。
上記では、簡単のため、1軸方向の並進移動と回転移動の場合について説明したが、一般的な並進移動、回転移動においても同様である。
すなわち、移動量演算部103により、X軸、Y軸、Z軸方向の並進移動量と、X軸まわり、Y軸まわり、Z軸まわりの回転移動量とからなる6つの移動量が算出される。
例えば、3軸方向の複合的な移動ではスポットの楕円の主軸方向の回転角度や楕円の短径、長径の絶対値の変化を検出することにより、各移動成分が正確に算出される。
ただし本実施形態では、位置姿勢検出センサ24、25、26がそれぞれ互いに直交する3つの鏡面に対して設けられているので、それぞれの移動量が微小の場合は、他の移動による影響はより高次の微小量となって無視することができる。そのため位置姿勢検出センサに対して上記の説明の演算を行うのみでも十分である。
駆動制御部104は、移動量演算部103により算出された各鏡面の基準位置からの6つの移動量に基づいて、アクチュエータ21a、21b、21c、22a、22b、23のそれぞれの駆動量を算出し、それに応じた制御信号を生成するためのものである。
駆動量の目標値は、基準位置そのものであってもよいし、基準位置と異なる調整目標位置、姿勢であってもよい。また、これらの目標値は、調整支持機構51が設置される装置から自動調整制御手段100に入力することにより可変されるものであってもよい。
6つの移動量と各アクチュエータの駆動量との間には、例えば各アクチュエータの支持位置に応じて6元連立方程式で表される一定の関係が成り立つから、それを解くことにより、各アクチュエータの駆動量が同時に求めることができる。そのため、必要な調整移動量に基づいて、各アクチュエータを同時に駆動して、自由曲面ミラー1の位置、姿勢を調整することができる。
これらの調整は、必要であれば、適宜間隔でサンプリングして位置姿勢検出を行い、目標値に対するずれ量が許容値以下となるように、常時、位置姿勢調整を行うようにしてもよい。
本実施形態の調整支持機構51によれば、自由曲面ミラー1をミラーホルダ20に組み込んだ状態で、位置姿勢検出センサ24、25,26から検知ビーム32を、それぞれ側面1f、裏面1b、側面1cに投射し、その反射光をそれぞれのCCD30により撮像し、その画像信号を、自動調整制御手段100に送出することにより、基準位置からのずれ量が検出される。そして、そのずれ量に応じて、アクチュエータ21a、21b、21c、22a、22b、23が駆動されることにより、自由曲面ミラー1の位置、姿勢が目標値に向けて自動的に調整される。
したがって、6自由度の調整を容易かつ迅速に行うことができる。
また調整支持機構51は、それが設置される装置からの入力に基づいて、目標値を可変できるようにする場合、例えば光偏向器として用いることができる。
なお、上記の説明では、光学素子として光学面が反射面である場合の反射光学素子として説明したが、透過光学素子として、例えば、ハーフミラー、レンズ、プリズム、DOE、ホログラム素子を用いる場合でも、保持部材に、透過光路を確保するための開口を設ける以外は、上記と略同様の構成とすることができる。
また、上記の説明では、光学素子の互いに平行でない3つの支持面が光学素子の底面、側面となっている例で説明したが、支持面は、支持部材の数に応じた複数であってもよい。
図11(a)は、光学素子の第1変形例について説明するための斜視説明図である。
第1変形例のレンズ40は、略円板状の中央部にレンズ部40Aが形成され、その外周側にフランジ部40Bが設けられている。そして、フランジ部40Bの厚さ方向の一方に第1支持面として図示XY平面に平行な裏面1bが形成され、フランジ部40Bの側方に、凹部40a、40b、40cが設けられている。凹部40a、40bには、第2支持面として図示YZ平面に平行な支持面41、41が形成されている。また凹部40cには、第3支持面として図示ZX平面に平行な支持面42が形成されている。
このような構成により、光学素子の外形が円形であっても、支持面を設けることができ、例えば軸対称面などを有するために、外形を円形とする必要がある光学素子などにも本発明を容易に適用することができる。例えば外形が円形のガラスレンズを用いる場合などに好適である。
図11(b)は、光学素子の第2変形例について説明するための斜視説明図である。
第2変形例のレンズ43は、略円板状の中央部にレンズ部40Aが形成され、その外周側にフランジ部40Bが設けられている。そして、フランジ部40Bの厚さ方向の一方に第1支持面として図示XY平面に平行な裏面1bが形成され、フランジ部40Bの側方に、凸部43a、43bが設けられている。凸部43aには、第2支持面として図示YZ平面に平行な支持面41が形成されている。また凸部43bには、第3支持面として図示ZX平面に平行な支持面42が形成されている。
このような構成により、支持面を必要な箇所に凸部を設けるので、材料の使用効率がよい光学素子とすることができる。例えば、光学面が円形状などの合成樹脂成形レンズを採用する場合に、材料費を低減でき、成形性のよい形状とすることができるという利点がある。
また、上記の第2の実施形態の説明では、位置姿勢検出センサとして、平行光束の反射光の形状を画像処理する場合の例で説明したが、収束光束、拡散光束であっても、算出方法を適宜変更すれば、反射面の位置、姿勢によるスポット形状、位置の変化を特定できるから、平行光束に限定されるものではない。
また、位置姿勢検出センサの方式は、一例であって、光学素子の位置、姿勢を検出できるものであれば、他の方式を採用してもよい。
例えば、検出面に複数の非接触測距センサを配置し、検出面の並進移動と配点移動とを検出する方式を採用できる。非接触測距センサは、例えば光学式、静電式など適宜のセンサを採用することができる。
また、上記の説明では、すべて手動調整するか、すべて自動調整するようにした例で説明したが、位置姿勢検出センサと移動手段とを一部に設け、例えば手動調整しにくい方向を自動化するようにしてもよい。
また、位置姿勢検出センサと移動手段とを着脱可能に設けて、組立時に装着して自動調整を行い、調整後に外せるようにしてもよい。
また、上記の説明では、第1〜3支持面を互いに直交する方向に配置した例で説明した。このようにすれば、調整量が直観的に分かりやすいという利点がある。しかしながら、支持面は、同一平面上にない異なる3方向がそれぞれの法線方向であれば、互いに90°とは異なる角度で交差していてもよい。これらの法線上の移動量は任意の直角座標系成分に分解されるから、移動量を適宜調整することにより、互いに直交する方向に配置した場合と等価な移動を行うことができるものである。
本発明の第1の実施形態に係る光学素子の支持機構の概略構成について説明するための斜視説明図およびその反対方向から見た斜視説明図である。 本発明の第1の実施形態に係る光学素子の支持機構の分解斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係る光学素子について説明するための正面説明図および側面説明図である。 本発明の第1の実施形態に係る弾性部材について説明するための斜視説明図である。 本発明の第1の実施形態に係る支持部材について説明するための側面説明図、ならびにその変形例の側面説明図および斜視説明図である。 本発明の第1の実施形態に係る光学素子の支持機構の作用について説明するための正面視および平面視の模式的な動作説明図である。 本発明の第2の実施形態に係る光学素子の支持機構の概略構成について説明するための斜視説明図である。 本発明の第2の実施形態に係る光学素子の支持機構の移動手段の概略構成について説明するための軸方向の断面説明図である。 本発明の第2の実施形態に係る光学素子の支持機構に用いる位置姿勢検出センサの概略構成を説明するための図7のA−A断面図および検出動作について説明するための動作説明図である。 本発明の第2の実施形態に係る光学素子の支持機構の位置姿勢調整制御手段の概略構成を説明するための機能ブロック図である。 光学素子の第1および第2変形例について説明するための斜視説明図である。
符号の説明
1、40、43 自由曲面ミラー(光学素子)
1b 裏面(第1支持面)
1e 側面(第2支持面)
1f 側面(第3支持面)
1g、1h 面取り部
2、20 ミラーホルダ(保持部材)
2k、20k、20p、20q 開口
3、4、5、6 押えバネ(弾性部材)
3a、4a、5a、6a スリット
7a、7b、7c、8a、8b、9 調整ねじ(支持部材)
10 コイルバネ10
17 調整ねじ(支持部材)
17c 操作把持部
21a、21b、21c、22a、22b、23 アクチュエータ(移動手段)
24、25、26 位置姿勢検出センサ
28 調整ピン(支持部材)
30 CCD
31 ビーム光源
32 検知ビーム
32A、32B、32C スポット
40、43 レンズ(光学素子)
40a、40b、40c 凹部
43a、43b 凸部
41 支持面(第2支持面)
42 支持面(第3支持面)
50、51 調整支持機構(光学素子の支持機構)
70a 当接部
100 自動調整制御手段
101 画像処理部
102 位置検出部
103 移動量演算部
104 駆動制御部

Claims (6)

  1. 同一平面上にない異なる3方向をそれぞれの法線方向とする支持面を有する光学素子と、
    該光学素子を前記支持面のいずれかに当接して支持するための6つの支持部材と、
    前記光学素子を前記支持部材に対してそれぞれ付勢する弾性部材と、
    該弾性部材および前記支持部材を保持するための保持部材とを備え、
    前記支持部材が前記保持部材に対してそれぞれ所定方向に移動可能に保持され、
    前記支持面をそれぞれ異なる3方向ごとに、第1支持面、第2支持面、第3支持面と称するとき、
    前記支持部材のうち3つが前記第1支持面に当接され、
    前記支持部材のうち2つが前記第2支持面に当接され、
    前記支持部材のうち1つが前記第3支持面に当接され、
    前記支持部材が移動する所定方向が、それぞれ当接する前記支持面に交差する方向とされたことを特徴とする光学素子の支持機構。
  2. 前記支持部材の移動を組み合わせることにより、前記光学素子が、互いに直交する3軸方向にそれぞれ沿う並進移動および前記3軸方向まわりのそれぞれの回転移動が可能となるように支持したことを特徴とする請求項1に記載の光学素子の支持機構。
  3. 前記光学素子の位置および角度姿勢を検出する位置姿勢検出センサと、
    前記支持部材を前記それぞれの所定方向に移動する移動手段とを備え、
    前記位置姿勢検出センサの検出出力に基づいて前記移動手段を制御して、前記光学素子の位置および角度姿勢を目標値に自動調整できるようにしたことを特徴とする請求項1または2に記載の光学素子の支持機構。
  4. 前記光学素子を一定方向に付勢する前記弾性部材が、前記一定方向に交差する方向に沿って付勢力を可変できるようにしたことを特徴とした請求項1〜3のいずれかに記載の光学素子の支持機構。
  5. 前記弾性部材が、前記一定方向に交差する方向を幅方向とし、該幅方向に複数のスリットが設けられた板バネからなることを特徴とする請求項4に記載の光学素子の支持機構。
  6. 前記光学素子が、自由曲面ミラーであることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の光学素子の支持機構。
JP2005012064A 2005-01-19 2005-01-19 光学素子の支持機構 Expired - Fee Related JP4633484B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005012064A JP4633484B2 (ja) 2005-01-19 2005-01-19 光学素子の支持機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005012064A JP4633484B2 (ja) 2005-01-19 2005-01-19 光学素子の支持機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006201404A true JP2006201404A (ja) 2006-08-03
JP4633484B2 JP4633484B2 (ja) 2011-02-16

Family

ID=36959465

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005012064A Expired - Fee Related JP4633484B2 (ja) 2005-01-19 2005-01-19 光学素子の支持機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4633484B2 (ja)

Cited By (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008176013A (ja) * 2007-01-18 2008-07-31 Sony Corp 撮像装置およびレンズ装置
WO2008156037A1 (ja) * 2007-06-20 2008-12-24 Hamamatsu Photonics K.K. 固浸レンズホルダ
CN100451714C (zh) * 2007-10-11 2009-01-14 中国科学院长春光学精密机械与物理研究所 反射镜三维调整机构
JP2009170443A (ja) * 2008-01-10 2009-07-30 Mitsubishi Electric Corp レーザ発振器
JP2012163899A (ja) * 2011-02-09 2012-08-30 Mitsubishi Electric Corp 光学調整装置及び光学調整方法
US8582202B2 (en) 2007-06-20 2013-11-12 Hamamatsu Photonics K.K. Observing device and method
JP2014026013A (ja) * 2012-07-25 2014-02-06 Hitachi High-Technologies Corp 回折格子ホルダ、回折格子評価装置、および測定装置
JP2014517354A (ja) * 2011-06-17 2014-07-17 中国科学院上海光学精密机械研究所 三次元角度調整機構
JP2014145894A (ja) * 2013-01-29 2014-08-14 Nitto Kogaku Kk 光学部材および反射ミラー
JP2015230324A (ja) * 2014-06-03 2015-12-21 日東光学株式会社 曲面ミラーの調整装置
JP2017189408A (ja) * 2016-04-14 2017-10-19 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技機の調整装置及び製造方法
JP2018005117A (ja) * 2016-07-07 2018-01-11 キヤノン株式会社 保持装置、投影光学系、露光装置、および物品製造方法
AU2016200298B2 (en) * 2011-01-10 2018-01-18 Illumina, Inc. Systems, methods, and apparatuses to image a sample for biological or chemical analysis
JP2019003207A (ja) * 2018-09-10 2019-01-10 株式会社nittoh 光学部材
JP2019005062A (ja) * 2017-06-22 2019-01-17 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技機の製造装置
US10220386B2 (en) 2011-01-10 2019-03-05 Illumina, Inc. Systems, methods, and apparatuses to image a sample for biological or chemical analysis
CN113021223A (zh) * 2021-03-29 2021-06-25 中国工程物理研究院激光聚变研究中心 一种用于大口径平面反射镜的周圈少点夹持框及夹持方法
EP3869254A1 (en) * 2020-02-20 2021-08-25 Hitachi-LG Data Storage, Inc. Light source module
CN113933949A (zh) * 2018-11-30 2022-01-14 日本电产三协株式会社 光学单元

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5326514A (en) * 1976-08-24 1978-03-11 Ricoh Co Ltd Position adjusting unit
JPS61105398A (ja) * 1984-10-22 1986-05-23 グラマン エアロスペース コーポレーシヨン 多重自由度の台架
JPS623157U (ja) * 1985-06-21 1987-01-09
JPH01113216U (ja) * 1988-01-26 1989-07-31
JPH04167994A (ja) * 1990-10-31 1992-06-16 Fanuc Ltd レーザロボットのミラー調整装置
JPH09210293A (ja) * 1996-02-02 1997-08-12 Nikon Corp 支持方法及び支持機構
JP2001296466A (ja) * 2000-04-13 2001-10-26 Mitsubishi Electric Corp 反射鏡調整機構
JP2004327807A (ja) * 2003-04-25 2004-11-18 Canon Inc 光学素子位置決め装置、それを用いた露光装置、デバイスの製造方法
JP2004361589A (ja) * 2003-06-03 2004-12-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd ミラーの調整機構及びミラーの調整保持方法
WO2006019018A1 (ja) * 2004-08-18 2006-02-23 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha 反射体の支持機構および投写装置

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5326514A (en) * 1976-08-24 1978-03-11 Ricoh Co Ltd Position adjusting unit
JPS61105398A (ja) * 1984-10-22 1986-05-23 グラマン エアロスペース コーポレーシヨン 多重自由度の台架
JPS623157U (ja) * 1985-06-21 1987-01-09
JPH01113216U (ja) * 1988-01-26 1989-07-31
JPH04167994A (ja) * 1990-10-31 1992-06-16 Fanuc Ltd レーザロボットのミラー調整装置
JPH09210293A (ja) * 1996-02-02 1997-08-12 Nikon Corp 支持方法及び支持機構
JP2001296466A (ja) * 2000-04-13 2001-10-26 Mitsubishi Electric Corp 反射鏡調整機構
JP2004327807A (ja) * 2003-04-25 2004-11-18 Canon Inc 光学素子位置決め装置、それを用いた露光装置、デバイスの製造方法
JP2004361589A (ja) * 2003-06-03 2004-12-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd ミラーの調整機構及びミラーの調整保持方法
WO2006019018A1 (ja) * 2004-08-18 2006-02-23 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha 反射体の支持機構および投写装置

Cited By (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008176013A (ja) * 2007-01-18 2008-07-31 Sony Corp 撮像装置およびレンズ装置
US8094389B2 (en) 2007-06-20 2012-01-10 Hamamatsu Photonics K.K. Solid immersion lens holder
US8582202B2 (en) 2007-06-20 2013-11-12 Hamamatsu Photonics K.K. Observing device and method
WO2008156037A1 (ja) * 2007-06-20 2008-12-24 Hamamatsu Photonics K.K. 固浸レンズホルダ
CN100451714C (zh) * 2007-10-11 2009-01-14 中国科学院长春光学精密机械与物理研究所 反射镜三维调整机构
JP2009170443A (ja) * 2008-01-10 2009-07-30 Mitsubishi Electric Corp レーザ発振器
AU2016200298B2 (en) * 2011-01-10 2018-01-18 Illumina, Inc. Systems, methods, and apparatuses to image a sample for biological or chemical analysis
US11117130B2 (en) 2011-01-10 2021-09-14 Illumina, Inc. Systems, methods, and apparatuses to image a sample for biological or chemical analysis
US11938479B2 (en) 2011-01-10 2024-03-26 Illumina, Inc. Systems, methods, and apparatuses to image a sample for biological or chemical analysis
US11697116B2 (en) 2011-01-10 2023-07-11 Illumina, Inc. Systems, methods, and apparatuses to image a sample for biological or chemical analysis
US11559805B2 (en) 2011-01-10 2023-01-24 Illumina, Inc. Systems, methods, and apparatuses to image a sample for biological or chemical analysis
US10220386B2 (en) 2011-01-10 2019-03-05 Illumina, Inc. Systems, methods, and apparatuses to image a sample for biological or chemical analysis
JP2012163899A (ja) * 2011-02-09 2012-08-30 Mitsubishi Electric Corp 光学調整装置及び光学調整方法
JP2014517354A (ja) * 2011-06-17 2014-07-17 中国科学院上海光学精密机械研究所 三次元角度調整機構
JP2014026013A (ja) * 2012-07-25 2014-02-06 Hitachi High-Technologies Corp 回折格子ホルダ、回折格子評価装置、および測定装置
JP2014145894A (ja) * 2013-01-29 2014-08-14 Nitto Kogaku Kk 光学部材および反射ミラー
JP2015230324A (ja) * 2014-06-03 2015-12-21 日東光学株式会社 曲面ミラーの調整装置
JP2017189408A (ja) * 2016-04-14 2017-10-19 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技機の調整装置及び製造方法
JP2018005117A (ja) * 2016-07-07 2018-01-11 キヤノン株式会社 保持装置、投影光学系、露光装置、および物品製造方法
WO2018008366A1 (ja) * 2016-07-07 2018-01-11 キヤノン株式会社 保持装置、投影光学系、露光装置、および物品製造方法
JP2019005062A (ja) * 2017-06-22 2019-01-17 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技機の製造装置
JP2019003207A (ja) * 2018-09-10 2019-01-10 株式会社nittoh 光学部材
CN113933949A (zh) * 2018-11-30 2022-01-14 日本电产三协株式会社 光学单元
CN113933949B (zh) * 2018-11-30 2023-04-28 日本电产三协株式会社 光学单元
EP3869254A1 (en) * 2020-02-20 2021-08-25 Hitachi-LG Data Storage, Inc. Light source module
CN113021223A (zh) * 2021-03-29 2021-06-25 中国工程物理研究院激光聚变研究中心 一种用于大口径平面反射镜的周圈少点夹持框及夹持方法
CN113021223B (zh) * 2021-03-29 2022-03-01 中国工程物理研究院激光聚变研究中心 一种用于大口径平面反射镜的周圈少点夹持框及夹持方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4633484B2 (ja) 2011-02-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4633484B2 (ja) 光学素子の支持機構
US5194993A (en) Adjustable mount for cylindrical lens
JP2908677B2 (ja) 光学式ピックアップの対物レンズ姿勢調整機構
US5343332A (en) Apparatus for adjusting optical axis including a beam shaping prism
EP0558743B1 (en) Adjustable mount for cylindrical lens
JP2008139442A (ja) ミラー取付構造
WO2005106385A1 (ja) 検出装置及びステージ装置
US11982870B2 (en) High precision and low cross-coupling laser steering
US20070024870A1 (en) Apparatuses and methods for measuring head suspensions and head suspension assemblies
US7433023B2 (en) Apparatuses and methods for measuring head suspensions and head suspension assemblies
JP4436180B2 (ja) 位置測定装置の走査ユニット
JPH1184283A (ja) マルチビーム走査装置及び光源装置
CN102483358B (zh) 具有可拆卸的小透镜阵列的夏克哈特曼传感器
US7145659B2 (en) Light interference measurement method using computer-generated hologram, and interferometer using this method
JP2002244018A (ja) ミラーの距離、角度調整機構
JP2001228382A (ja) マルチビーム光源ユニットの調整方法、組立方法及び調整装置、これらの対象となるマルチビーム光源ユニット並びにこのマルチビーム光源ユニットを有する画像形成装置
US20050237636A1 (en) Adjustable mount for cylindrical lens
JPH0587548A (ja) 姿勢角検出装置
JP3075236B2 (ja) 光学ヘッド装置および光軸傾き調整治具
JP3413308B2 (ja) 光走査装置の光源装置
JP2001281514A (ja) 光学要素保持機構および該光学要素保持機構を含む光学機器
JP2548928B2 (ja) 多ビ−ム走査式光学装置
JPH0677608A (ja) レーザダイオードモジュール
JPH11271595A (ja) ミラーホルダ装置
JP2725048B2 (ja) レンズ固定機構

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080116

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100401

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101109

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101117

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131126

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees