JP2006200727A - 車両の変速制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】変速制御手段をマニュアル変速モードにした場合には,運転者の意志を的確に反映した変速制御を行うことを可能にした車両の変速制御装置を提供する。
【解決手段】変速機T1の自動変速を可能にする自動変速モードDと,変速機T1の複数段のマニュアル変速を可能にするマニュアル変速モードMとに切り換え得る変速制御手段1を備えた,車両の変速制御装置において,変速制御手段1を,これがマニュアル変速モードMのとき,エンジン回転数Neが所定値N1 以下となり,且つ運転者に加速意志があると判断すると,変速機T1の変速段をシフトダウンさせるように構成した。これによりエンジン回転数が運転者の加速意志に沿って素早く上昇し,車両の加速性を高めることができる。
【選択図】 図7

Description

本発明は,変速機の自動変速を可能にする自動変速モードと,変速機の複数段のマニュアル変速を可能にするマニュアル変速モードとに切り換え得る変速制御手段を備えた,車両の変速制御装置の改良に関する。
従来,かゝる車両の変速制御装置において,変速制御手段をマニュアル変速モードにした場合でも,エンジン回転数が所定値未満となると,変速制御手段が変速機の変速段を自動的に1段シフトダウンさせて,エンジンブレーキを確保し得るようにしたものが,特許文献1に開示されるように既に知られている。
特表平10−500376号公報
ところで,上記の従来装置では,運転者のスロットル弁もしくはそれに連なるアクセル部材に対する操作に関係なく,エンジン回転数のみに依存して上記シフトダウン制御が行われるため,運転者が減速しようとする意志がない場合や,これから加速しようとするする場合に無用なエンジンブレーキが働くことがあり,結局,運転者の意志と実際の変速制御とにずれが生じる場合が考えられる。
本発明は,かゝる事情に鑑みてなされたもので,変速制御手段をマニュアル変速モードにした場合には,運転者の意志を的確に反映した変速制御を行うことを可能にした車両の変速制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために,本発明は,変速機の自動変速を可能にする自動変速モードと,変速機の複数段のマニュアル変速を可能にするマニュアル変速モードとに切り換え得る変速制御手段を備えた,車両の変速制御装置において,エンジンの回転数を検知して,その検知信号を変速制御手段に入力するエンジン回転数センサと,運転者の加速意志を検知して変速制御手段に入力する加速意志センサとを備えると共に,変速制御手段を,これがマニュアル変速モードのとき,前記両検知信号からエンジン回転数が所定値以下となり,且つ運転者に加速意志があると判断すると,変速機の変速段をシフトダウンさせるように構成したことを第1の特徴とする。
尚,前記変速制御手段は,後述する本発明の実施例中の電子制御ユニット1に対応し,また前記加速意志センサは,同実施例中のスロットルセンサ5に対応する。
また本発明は,第1の特徴に加えて,エンジン及び変速機間には,エンジンの回数数の増加に応じて接続状態となる自動発進クラッチが介装され,エンジン回転数の前記所定値を,自動発進クラッチをオン状態にする回転数以上に設定したことを第2の特徴とする。
さらに本発明は,第2の特徴に加えて,変速制御手段を,これがエンジン回転数センサの検知信号からエンジン回転数が自動発進クラッチをオフ状態にする回転数以下となったと判断すると,変速機の変速段を1速にシフトさせるように構成したことを第3の特徴とする。
本発明の第1の特徴によれば,エンジンの低速運転中,運転者がスロットル弁もしくはアクセル部材による加速操作を行ったときは,変速機の変速段が1段自動的にシフトダウンされることになるから,エンジンのノッキング等による振動を低減すると共に,エンジン回転数が運転者の加速意志に沿って素早く上昇し,車両の加速性を高めることができる。
また本発明の第2の特徴によれば,エンジンの低速運転中,自動発進クラッチが半クラッチ状態となることを未然に回避して,自動発進クラッチの耐久性の向上を図ることもできる。
さらに本発明の第3の特徴によれば,エンジンの低速運転中,自動発進クラッチがオフ状態になったときは,変速機の変速段が1速(Low)に自動的にシフトされるので,そのシフト時のショックは,オフ状態の自動発進クラッチにより遮断されてエンジン側には伝達されず,しかも,それらからの加速時には,必然的に変速機は1速(Low)から作動を開始することになるから,自動発進クラッチ及び変速機に過大な負荷をかけることなく,スムーズな加速状態を確保することができる。
以下,本発明の実施の形態を,添付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
図1は本発明の第1実施例に係る自動二輪車のパワーユニットの縦断平面図,図2は同パワーユニットにおける無段変速機のモード切換機構をニュートラルモードで示す縦断平面図,図3は同モード切換機構をドライブモードで示す縦断平面図,図4は図2の4−4線断面図,図5は図2の5−5線断面図,図6は上記無段変速機の変速制御系の概要図,図7は図6中の電子制御ユニットが変速制御を実行するためのフローチャート,図8は上記変速制御の様子を示す線図,図9は本発明の第2実施例を示す自動二輪車の無段変速機の縦断平面図,図10は同無段変速機の油圧回路図,図11は本発明の第3実施例を示す自動二輪車の無段変速機の縦断平面図である。
先ず,図1〜図8に示す本発明の第1実施例の説明より始める。
図1において,自動二輪車のパワーユニットPは,エンジンEと,その動力を後輪Wrに伝達するべルト式無段変速機T1とで構成される。その無段変速機T1は,エンジンEのクランクケース10一側に連設されるミッションケース11と,エンジンEのクランク軸12の一端部に一体に形成されてミッションケース11内の前部に配設される入力軸13と,この入力軸13と平行してミッションケース11内の後部に支持される出力軸14と,入力軸13に取り付けられる可変径の駆動プーリ15と,出力軸14に相対回転可能に取り付けられる可変径の従動プーリ16と,両プーリ15,16に巻き掛けられるベルト17と,従動プーリ16の所定回転数以上に応動して従動プーリ16及び出力軸14間を連結する遠心式の自動発進クラッチ18とから構成される。駆動プーリ15の可動プーリ半体には,その有効直径を変えるねじ機構27が連結され,このねじ機構27を駆動するための変速用電動モータ19がミッションケース11に取り付けられる。出力軸14には,モード切換機構20を介して後輪Wrに連結される。
而して,クランク軸12から出力されるエンジンEの動力は,入力軸13から駆動プーリ15,ベルト17,従動プーリ16へと伝達し,従動プーリ16の回動数が所定値を超えると,自動発進クラッチ18がオン状態となって従動プーリ16及び出力軸14間を連結するので,従動プーリ16に伝達した動力は自動発進クラッチ18を介して出力軸14,モード切換機構20,そして後輪Wrへと伝達することになる。
図1〜図5により,上記モード切換機構20について説明する。
図1〜図3に示すように,ミッションケース11内の後部一側にはリダクション室21が形成され,該室21にモード切換機構20が配設される。このモード切換機構20は,ミッションケース11に回動自在に且つ前記出力軸14と平行に支持される中間軸22と,同じくミッションケース11に回動自在に且つ中間軸22と平行に支持される駆動軸23と,前記出力軸14の,リダクション室21に突入した端部にスプライン結合される1次駆動ギヤ24と,中間軸22に回転自在に支承されて1次駆動ギヤ24に噛合する1次従動ギヤ24′と,この1次従動ギヤ24′の一側に隣接して中間軸22に摺動可能にスプライン嵌合されるドグクラッチ部材25と,1次従動ギヤ24′の他側に隣接して中間軸22にスプライン結合される2次駆動ギヤ26と,駆動軸23にスプライン結合され,2次駆動ギヤ26から減速駆動される2次従動ギヤ26′とを備え,駆動軸23の,ミッションケース11外に突出した外端部に後輪Wrが,駆動軸23と共に回転するように取り付けられる。
1次従動ギヤ24′は,その一側面に複数の連結孔30,30…を開口しており,ドグクラッチ部材25は,その一側面に突設した複数のドグ爪31,31…を上記連結孔30,30…に係合,離脱させるように中間軸22上を摺動し得るようになっている。
而して,ドグクラッチ部材25を,そのドグ爪31,31…が1次従動ギヤ24′の連結孔30,30…に係合するドライブモード位置Dにシフトすれば,出力軸14の動力は1次駆動ギヤ24から1次従動ギヤ24′,ドグクラッチ部材25,中間軸22,2次駆動ギヤ26,2次従動ギヤ26′,駆動軸23へと伝達し,後輪Wrを駆動することになり,このような状態が無段変速機T1のドライブモードである。またドグクラッチ部材25を,そのドグ爪31,31…が1次従動ギヤ24′の連結孔30,30…から離脱するニュートラルモード位置Nに戻せば,1次従動ギヤ24′及び中間軸22間での伝動が遮断されるので,無段変速機T1から後輪Wrへの伝動は行われず,無段変速機T1はニュートラルモードとなる。
図2〜図4に示すように,またリダクション室21においてミッションケース11には,前記中間軸22と平行なシフタ軸32が支持され,このシフタ軸32には,前記ドグクラッチ部材25の外周の環状溝33にフォーク部を係合するシフトフォーク34のボス34aが摺動可能に取り付けられる。さらにリダクション室21においてミッションケース11には,シフタ軸32と平行なドラム軸35が回転可能に支持され,このドラム軸35に回転可能に取り付けられるシフトドラム45の外周のカム溝36に,シフトフォーク34のボス34aの外周面から突出した従動ピン37が係合される。シフトドラム45を往復回動すると,カム溝36の誘導作用により従動ピン37を介してシフトフォーク34を図2及び図3に示すように左右に動かし,ドグクラッチ部材25をドライブモード位置D又はニュートラルモード位置Nにシフトすることができる。
ドラム軸35には,シフトドラム45の一端面に隣接する駆動アーム38が固着され,この駆動アーム38に相対回動可能に隣接する従動アーム39がシフトドラム45に固着される。これら駆動及び従動アーム38,39を,それらの回動方向に沿って挟圧する,捩じりコイルばねからなるロストモーションばね40がドラム軸35に装着される。
従動アーム39の外周面には,その周方向に並ぶ第1及び第2ディテントノッチ41,42が形成されており,これらディテントノッチ41,42に順次係合し得るローラ43aを先端に有するディテントアーム43がミッションケース11に揺動自在に軸支され,このディテントアーム43には,これをディテントノッチ41,42側に付勢するディテントばね44が接続され,シフトドラム45がドグクラッチ部材25のドライブモード位置Dとの対応位置にあるとき,ローラ43aを第1ディテントノッチ41に弾発係合させ,シフトドラム45がドグクラッチ部材25のニュートラルモード位置Nとの対応位置にあるとき,ローラ43aを第2ディテントノッチ42に弾発係合させ,シフトドラム45をそれぞれの位置に安定させるようになっている。
ドラム軸35の,ミッションケース11外に突出した一端部には従動ドラム50が固着され,自動二輪車の車体の適所に設置される減速機付きのモード切換用電動モータ51の出力軸51aに駆動ドラム49が固着され,両ドラム49,50には,駆動ドラム49の正転及び逆転を従動ドラム50に伝達する第1及び第2ワイヤ52,53が接続される。
而して,電動モータ51の正転によれば,駆動ドラム49を介して第1ワイヤ52を牽引し,従動ドラム50を正転させ,ドラム軸35,駆動アーム38,ロストモーションばね40及び従動アーム39を介してシフトドラム45を,シフトフォーク34が図2で左動する方向に回転させ,ドグクラッチ部材25をニュートラルモード位置Nから図3のドライブモード位置Dへシフトするようになっている。また電動モータ51の逆転によれば,駆動ドラム49を介して第2ワイヤ53を牽引し,従動ドラム50,ドラム軸35及び駆動アーム38を所定角度逆転させ,今度は,駆動アーム38の戻し爪38aが従動アーム39を逆転方向に直接押圧するので,シフトドラム45は即座に逆転し,シフトフォーク34を介してドグクラッチ部材25を図2のニュートラルモード位置Nに戻すようになっている。
図2及び図3において,ミッションケース11の外側面には,従動ドラム50がドグクラッチ部材25をニュートラルモード位置Nからドライブモード位置Dまでシフトするに足る角度だけ回転したとき作動されるリミットスイッチ54が設置され,このリミットスイッチ54の作動信号は,電動モータ51の正転停止用信号に利用される。
図2,図3及び図5において,ミッションケース11には,シフトドラム45がドグクラッチ部材25のドライブモード位置Dとの対応位置にあるとき,シフトドラム45の外周面から突出して突起45aの位置からドグクラッチ部材25のドライブモード位置Dを検知するドライブモード検知センサ55と,シフトドラム45がドグクラッチ部材25のニュートラルモード位置Nとの対応位置にあるとき,同突起45aの位置からドグクラッチ部材25のニュートラルモード位置Nを検知するニュートラルモード検知センサ56とが取り付けられる。
上記モード切換用電動モータ51は,後述のモードスイッチ6で自動変速モードD又はマニュアル変速モードMを選択したとき正転し,ニュートラルモードNを選択したとき逆転するようになっている。
次に図6により,上記無段変速機T1の変速制御系について説明する。その変速制御系は,エンジンEの回転数Neを検知するエンジン回転数センサ2と,エンジンEのスロットル弁開度θを検知するスロットルセンサ5と,駆動プーリ15の可動プーリ半体の変速位置を検知するプーリ変速位置センサ3と,出力軸14の回転数を検知する出力軸回転数センサ4と,モードスイッチ6と,シフトスイッチ7と,上記センサ2〜5並びにスイッチ6,7の出力信号に基いて変速用電動モータ19及びモード切換用電動モータ51の作動を制御する電子制御ユニット1とを備える。
モードスイッチ6は,変速機T1を自動的に変速させる自動変速モードD,変速機T1の複数段のマニュアル変速を可能にするマニュアル変速モードM及び,モード切換機構20をニュートラルにするニュートラルモードNを選択するものであり,またシフトスイッチ7は,モードスイッチ6でマニュアル変速モードMを選択したとき,変速機T1の変速段を1段宛シフトダウン(−)又はシフトアップ(+)させるためのものであり,これらモードスイッチ6及びシフトスイッチ7は,運転者による操作性を良好にすべく自動二輪車の操向ハンドルのグリップ近傍に設けられる。
尚,図6中,符号8は電子制御ユニット1及び電動モータ19,51の電源としてのバッテリであり,また符号9は,変速機T1の変速モードD,N,M及びマニュアル変速位置I〜VIを表示するモード表示部で,運転者が目視できるように自動二輪車のメータパネル上に設けられる。
こゝで本発明上,特に重要な電子制御ユニット1の自動変速機能及びマニュアル変速機能について説明する。
[シフトスイッチ7で自動変速モードDを選択した場合]
電子制御ユニット1は,スロットルセンサ5及び出力軸回転数センサ4の出力信号に基づいて先ず出力軸14の目標回転数を算出する。次に,この目標回転数と,エンジン回転数センサ2の出力信号から得た現在のエンジン回転数との差分を求め,この差分から変速制御指令値を決定し,それをもって変速用電動モータ19に対する通電を制御し,この電動モータ19の作動により駆動プーリ15の可動プーリ半体を動かして,変速を自動的且つ無段階に行う。この場合,表示部9には自動変速モードを示す記号「D」が表示される。
[シフトスイッチ7でマニュアル変速モードMを選択した場合]
電子制御ユニット1は,図8から明らかなように,変速用電動モータ19の作動を段階的に制御して,駆動プーリ15の可動プーリ半体に複数の変速位置を与え得ること,即ち変速機T1に複数の変速段(図示例ではI〜VIの6変速段)を与え得る機能を有する。而
して,運転者がシフトスイッチ7をシフトダウン(−)側又はシフトアップ(+)側に操作したとき,それに対応したシフトスイッチ7の出力信号に基づいて電子制御ユニット1は,変速用電動モータ19への通電方向及び通電時間を制御し,この電動モータ19の作動により駆動プーリ15の可動プーリ半体を段階的に動かして,変速機T1の現在の変速段を1段宛シフトダウン又はシフトアップさせる。この場合,表示部9には,そのときの変速段を示す記号「I」〜「VI」が表示される。
またシフトスイッチ7でのマニュアル変速モードM選択時でも,変速機T1が2速以上の変速段にあるとき,一定の条件が成立すると,変速機T1の変速段を1段宛シフトダウンさせる自動シフトダウン機能を電子制御ユニット1は有しており,その自動シフトダウン機能について,図7のフローチャートに基づき説明する。
電子制御ユニット1は,第1ステップS1でプーリ変速位置センサ3の出力信号から変速機T1の現在の変速段が2速以上か否かを判断し,YESであれば第2ステップS2に進む。第2ステップS2ではエンジン回転数センサ2の出力信号からエンジン回転数Neが比較的低い所定値,例えばストール回転数N1 以下か否かを判断し,YESであれば第3ステップS3に進む。第3ステップS3ではエンジン回転数センサ2の出力信号からエンジン回転数Neが自動発進クラッチ18をオン状態にする回転数N2 以上か否かを判断し,YESであれば第4ステップS4に進む。第4ステップS4では,スロットルセンサ5の出力信号からスロットル弁開度θが運転者の加速意志を示す所定開度θ1 以上であるか否かを判断し,YESであれば第5ステップS5に進み,現在の変速段を1段シフトダウンさせる(図8の線b−c参照)。
したがって,エンジンEの低速運転中,ストール域に入ったとき,運転者がスロットル弁を開く加速操作を行えば,変速機T1の変速段が1段自動的にシフトダウンされることになるから,エンジンEのノッキング等による振動を低減すると共に,エンジン回転数Neが運転者の加速意志に沿って素早く上昇し,車両の加速性を高めることができる。また上記シフトダウンによれば,自動発進クラッチ18が半クラッチ状態となることを未然に回避して,自動発進クラッチ18の耐久性の向上を図ることもできる。
一方,電子制御ユニット1が第3ステップS3でNOと判断した場合には,第6ステップS6に進む。第6ステップS6ではエンジン回転数センサ2の出力信号からエンジン回転数Neが自動発進クラッチ18をオフ状態にする回転数N3 以下か否かを判断し,YESであれば第7ステップS7に進み,そこで変速機T1を変速段を1速(Low)にシフトする(図8の線e−f参照)。
したがって,自動発進クラッチ18がオフ状態になったときは,変速機T1の変速段が1速(Low)に自動的にシフトされることになるから,そのシフト時のショックは,オフ状態の自動発進クラッチ18により遮断されてエンジンE側には伝達されず,しかも,それらからの加速時(スロットル弁の開放時)には,必然的に変速機T1は1速(Low)から作動を開始することになるから,自動発進クラッチ18及び変速機T1に過大な負荷をかけることなく,スムーズな加速状態を確保することができる。
次に,図8及び図9に示す本発明の第2実施例について説明する。
この第2実施例では無段変速機T2が静油圧式に構成される。即ち静油圧式無段変速機T2は,定容量型の斜板式油圧ポンプ61と,可変容量型の斜板式油圧モータ62と,これら油圧ポンプ61及び油圧モータ62間を接続する油圧閉回路85とからなっている。油圧ポンプ61は,ミッションケース11に回転自在に支承される入力筒軸63と,この入力筒軸63に相対回転自在に支承されるポンプシリンダ64と,このポンプシリンダ64にその回転軸線を囲むように設けられた環状配列の複数のポンプシリンダ孔65,65…にそれぞれ摺動自在に嵌装される複数のポンププランジャ66,66…と,これらポンププランジャ66,66…の外端に前面を当接させて入力筒軸63に相対回転自在に保持されるポンプ斜板67とから構成される。
入力筒軸63の外周には,エンジンEのクランク軸12に固着された駆動ギヤ68に噛合する入力ギヤ69が固設される。
而して,ポンプ斜板67は,エンジンEの動力による入力筒軸63の回転時,各ポンププランジャ66,66…に往復動を与えて吸入及び吐出行程を繰り返させることができる。
一方,油圧モータ62は,ポンプシリンダ64と同軸上でその右方に配置されると共に,ミッションケース11に回転自在に支承されるモータシリンダ71と,このモータシリンダ71にその回転軸線を囲むように設けられた環状配列の複数のモータシリンダ孔72,72…にそれぞれ摺動自在に嵌装される複数のモータプランジャ73,73…と,これらモータプランジャ73,73…の外端に前面を当接させるモータ斜板74と,このモータ斜板74を回転自在に支承するモータ斜板ホルダ75と,このモータ斜板ホルダ75の背面を支承するモータ斜板アンカ76とから構成されており,モータ斜板アンカ76はミッションケース11に固定される。
モータ斜板ホルダ75及びモータ斜板アンカ76の当接対向面75a,76aはモータシリンダ71の軸線と直交するトラニオン軸線77を中心とした半球面になっていて,モータ斜板ホルダ75がトラニオン軸線77周りに傾動し得るようになっている。このモータ斜板ホルダ75の外周面から変速レバー78が突出しており,この変速レバー78には,モータ斜板ホルダ75を介してモータ斜板74を傾動させるための変速アクチュエータ79が連結される。
而して,モータ斜板74の傾斜状態でモータプランジャ73,73…に往復動を与えて,膨張及び収縮行程を繰り返させれば,モータ斜板74を介してモータシリンダ71を回動させることができ,またモータ斜板74を傾動させれば,モータプランジャ73,73…のストロークが変化して,油圧モータ62の容量を変えることができる。
ポンプシリンダ64及びモータシリンダは一体に結合されてシリンダブロック80を構成し,このシリンダブロック80の中心部には,これを貫通する出力軸81がスプライン結合される。
ポンプシリンダ64及びモータシリンダ71間において,シリンダブロック80には,出力軸81を囲繞する環状の低圧油路85Lと,この低圧油路85Lを囲繞する環状の高圧油路85Hとが形成されると共に,シリンダブロック80の回転位置に応じて低圧及び高圧油路85L,85Hを,ポンプシリンダ孔65,65…及びモータシリンダ孔72,72…の各内端部に交互に連通切り換えする分配弁機構87が設けられる。低圧及び高圧油路85L,85Hにより前記閉回路85が構成される。る
而して,油圧ポンプ61及び油圧モータ62間では,上記低圧油路85L,高圧油路85H及び分配弁機構87を介して油圧の授受が行われ,エンジンEの動力を油圧ポンプ61から油圧モータ62へと油圧を介して伝達することができ,またモータ斜板74を傾動して油圧ポンプ61の容量を変えることにより,変速を行うことができる。
出力軸81に中心には,図8で左右に摺動し得るスプール型のクラッチ弁88が配設される。このクラッチ弁88は,左方位置で低圧油路85L及び高圧油路85H間を短絡させ,右方位置で低圧油路85L及び高圧油路85H間の短絡を解除するようになっている。
このクラッチ弁88の,出力軸81外に突出した外端部には遠心機構89が連結される。遠心機構89は,入力筒軸63にボルト90で固着されてそれと共に回転する回転ハウジング91と,この回転ハウジング91の,出力軸81と同軸に並ぶガイド孔92に摺動自在に支承される作動板93とを備えており,この作動板93にクラッチ弁88の外端部が連結される。回転ハウジング91の,作動板93との対向部には,半径方向外方に向かって作動板93に近づくように傾斜した複数の楔面94(図には,その一つを示す。)が形成され,この楔面94及び作動板93間にローラ状の遠心重錘95が挿入される。また回転ハウジング91内には,作動板93を楔面94側に所定のセット荷重をもって付勢する戻しばね96が収容される。この遠心機構89及びクラッチ弁88により自動発進クラッチ97が構成される。
而して,エンジンのアイドリング時には,入力筒軸63及び回転ハウジング91の回転数が低いため,クラッチ弁88は,戻しばね96のセット荷重により作動板93を介して左方位置,即ちクラッチオフ位置に保持され,これによって低圧油路85L及び高圧油路85H間が短絡され,したがって油圧ポンプ61から油圧モータ62への油圧による伝動は行われない。
エンジンEの回転数を上げていき,入力筒軸63及び回転ハウジング91が所定回転数以上になると,遠心重錘95が増大する遠心力により回転ハウジング91の楔面94を登り始めながら,戻しばね96のセット荷重に抗して作動板93を右方へ押動するので,この作動板93によりクラッチ弁88も右方へ徐々に動かされ,それにより低圧油路85L及び高圧油路85H間の短絡が徐々に解除され,即ち半クラッチ状態を経て,クラッチ弁88が右方のクラッチオン位置に達したとき,両油路85L,85H間の短絡は完全に解除される。こうして油圧ポンプ61及び油圧モータ62間での油圧による伝動がスムーズに開始される。
前記出力軸81にはモード切換機構20が連結される。このモード切換機構20並びにその他の変速制御系は前記第1実施例と同様の構成であるので,図8中,第1実施例と対応する部分には,同一の参照符号を付して,重複する説明を省略する。
この第2実施例においても,第1実施例と同様の効果を達成することができる。
最後に,図10に示す本発明の第3実施例について説明する。
この第3実施例は,前記第2実施例のクラッチ弁88を使用した自動発進クラッチ97に代えて,エンジンEのクランク軸12と,静油圧式無段変速機T3を駆動する駆動ギヤ68との間に,公知の多板遠心式の自動発進クラッチ98を介装したものであり,その他の構成は,第2実施例と同様であるので,図10中,第2実施例と対応する部分には同一の参照符号を付して,重複する説明を省略する。
この第3実施例においても,第1実施例と同様の効果を達成することができる。
以上,本発明の実施例を説明したが,本発明は上記実施例に限定されるものではなく,本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことができる。例えば,運転者の加速意志を検知するセンサであるスロットルセンサ5に代えて,スロットル弁に連なるアクセルレバーやアクセルグリップ等のアクセル部材の操作量を検知するアクセルセンサを使用することもできる。
本発明の第1実施例に係る自動二輪車のパワーユニットの縦断平面図。 同パワーユニットにおける無段変速機のモード切換機構をニュートラルモードで示す縦断平面図。 同モード切換機構をドライブモードで示す縦断平面図。 図2の4−4線断面図。 図2の5−5線断面図。 上記無段変速機の変速制御系の概要図。 図6中の電子制御ユニットが変速制御を実行するためのフローチャート。 同モード切換機構の作動を制御するための真理値表。 本発明の第2実施例を示す自動二輪車の無段変速機の縦断平面図。 同無段変速機の油圧回路図。 本発明の第3実施例を示す自動二輪車の無段変速機の縦断平面図。
符号の説明
E・・・・・・エンジン
T1〜T3・・変速機
Ne・・・・・エンジン回転数
1 ・・・・・エンジン回転数の所定値(ストール回転数)
2 ・・・・・エンジンの自動発進クラッチオン回転数
3 ・・・・・エンジンの自動発進クラッチオフ回転数
1・・・・・・変速制御手段(電子制御ユニット)
2・・・・・・エンジン回転数センサ
5・・・・・・加速意志センサ(スロットルセンサ)
4・・・・・・スロットルセンサ

Claims (3)

  1. 変速機(T1〜T3)の自動変速を可能にする自動変速モード(D)と,変速機(T1〜T3)の複数段のマニュアル変速を可能にするマニュアル変速モード(M)とに切り換え得る変速制御手段(1)を備えた,車両の変速制御装置において,
    エンジン(E)の回転数(Ne)を検知して,その検知信号を変速制御手段(1)に入力するエンジン回転数センサ(2)と,運転者の加速意志を検知して変速制御手段(1)に入力する加速意志センサ(5)とを備えると共に,変速制御手段(1)を,これがマニュアル変速モード(M)のとき,前記両検知信号からエンジン回転数(Ne)が所定値(N1 )以下となり,且つ運転者に加速意志があると判断すると,変速機(T1〜T3)の変速段をシフトダウンさせるように構成したことを特徴とする,車両の変速制御装置。
  2. 請求項1記載の車両の変速制御装置において,
    エンジン(E)及び変速機(T1〜T3)間には,エンジン回数数の増加に応じて接続状態となる自動発進クラッチ(18,97,98)が介装され,エンジン回転数の前記所定値を,自動発進クラッチ(18,97,98)をオン状態にする回転数(N2 )以上に設定したことを特徴とする,車両の変速制御装置。
  3. 請求項1又は2記載の車両の変速制御装置において,
    変速制御手段(1)を,これがエンジン回転数センサ(2)の検知信号からエンジン回転数(Ne)が自動発進クラッチ(18,97,98)をオフ状態にする回転数(N3 )以下となったと判断すると,変速機(T1〜T3)の変速段を1速にシフトさせるように構成したことを特徴とする,車両の変速制御装置。
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