JP2006199158A - 車両用ドア構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 補強用棒状体の長さを短くすると共に、車両側突時にドアが車室内へ折れ曲がるのを防止する。
【解決手段】 ドアインナパネル22には、その周縁下部に車体外側へ延びドア前後方向に沿った棚部30が形成されており、棚部30の車幅方向外側端部には、下方へ向って直角に延びた第1縦壁部31が形成されている。棚部30の後方には、上方へ向かって円弧状に曲がった湾曲部32が連続して形成されており、湾曲部32の車幅方向外側端部からは車体下方と車体後方へ直角に延びた第2縦壁部33が形成されている。インパクトビーム34の後端部34Aが固定されているリヤガセット36の固定部46からドアインナパネル22の湾曲部32側へ延長部48が形成されており、延長部48がドアインナパネル22の第2縦壁部33の車体外側面に固定されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は自動車等の車両に適用される車両用ドア構造に関する。
従来から、自動車等の車両に適用される車両用ドア構造においては、ドア開口部の一側部を形成する第1ピラーにヒンジで支持された取付けパネルと、このパネルに対向して配置した取付けパネルとに、ガラス動作軌道を境に車外側と車内側とに配置して複数のサイドインパクトバーの両端を固定する構成が知られている(例えば、特許文献1参照)。また、これらサイドインパクトバーは、一端が下ヒンジで第1ピラーに連結して他端がドア閉状態時に車幅方向において第2ピラーと対向しており、他車両が車体側方から自車両に衝突する時に、サイドインパクトバーの他端が第2ピラーに支持されることで、ドアが車室内へ折れ曲がらないようになっている。
特許第3266010号公報
しかしながら、特許文献1の車両用ドア構造では、サイドインパクトバーの後端が延長されており、第2ピラーの断面幅が制約される。
本発明は上記事実を考慮し、サイドインパクトバー等の補強用棒状体の長さを短くできると共に、車両側突時にドアが車室内へ折れ曲がるのを防止できる車両用ドア構造を提供することが目的である。
請求項1記載の本発明の車両用ドア構造は、周縁下部に車体外側へ延びドア前後方向に沿った棚部と、該棚部の車体外側端部から車体下方へ延びた第1縦壁部と、を有し、該棚部の車体前後方向の少なくとも一方には、前記棚部と連続しており、上方へ向かって曲がった湾曲部と、該湾曲部の車体外側端部から車体下方と車体後方へ延び前記第1縦壁部と連続した第2縦壁部と、が形成されていると共にドアの車室側部を構成するドアインナパネルと、前記ドアインナパネルの下部における前記棚部の上方近傍に、長手方向をドア前後方向に沿って配置された補強用棒状体と、前記補強用棒状体の車体前後方向の少なくとも一方の端部が固定された固定部と、前記固定部から前記湾曲部側に延長された延長部と、を備え、前記延長部が前記第2縦壁部の車体外側面に固定された取付部材と、を有することを特徴とする。
この結果、車両側突時の衝突荷重は取付部材の延長部を介して補強用棒状体の端部からドアインナパネル第2縦壁部の車体外側面へ伝達される。このため、車両側突時にドアインナパネルにおける補強用棒状体の端部の位置に車室内方側への折れ力が集中しない。
請求項2記載の本発明は、請求項1に記載の車両用ドア構造において、前記補強用棒状体と前記取付部材とが一体構造であることを特徴とする。
請求項1に記載の内容に加えて、補強用棒状体と取付部材とが一つの部材となっている。
請求項1記載の本発明の車両用ドア構造は上記構成としたので、補強用棒状体の長さを短くできると共に、車両側突時にドアが車室内へ折れ曲がるのを防止できる。
請求項2記載の本発明は、請求項1に記載の車両用ドア構造において、補強用棒状体と取付部材とが一体構造であるため、請求項1に記載の効果に加えて、取付部材を別途設ける必要が無く構成が簡単になる。
本発明における車両用ドア構造の第1実施形態を図1〜図3に従って説明する。
なお、図中矢印FRは車体前方方向を、矢印UPは車体上方方向を、矢印INは車幅内側方向を示す。
図1に示される如く、自動車の車体10の側部には、フロントドア開口部12が形成されており、フロントドア開口部12にはフロントサイドドア16がフロントドア開口部12を開閉可能に取付けられている。
なお、図1は、閉じた状態のフロントサイドドア16を示しており、ドアアウタパネル20を二点鎖線で示している。
図2に示される如く、フロントサイドドア16は、ドアの車体外側部を構成するドアアウタパネル20と、ドアの車室側部を構成するドアインナパネル22と、をそれぞれの周縁部で互いに結合した中空状のドア本体を有する構造となっている。また、ドアアウタパネル20の外周縁部20Aとドアインナパネル22の外周縁部22Aはヘミング加工によって結合されている。
図3に示される如く、ドアインナパネル22には、その周縁下部に車体外側、即ち、フロントサイドドア16を閉じた状態で、車幅方向外側へ延び、ドア前後方向に沿った棚部30がプレス加工等によって形成されている。また、棚部30の車幅方向外側端部には、下方へ向って直角に延びた第1縦壁部31が形成されており、第1縦壁部31の下端縁部は、ドアインナパネル22の外周縁部22Aとなっている。
棚部30の後方には、上方へ向かって円弧状に曲がった湾曲部32が、棚部30に連続して形成されている。また、湾曲部32の車体外側端部となる車幅方向外側端部からは車体下方と車体後方へ直角に延びた第2縦壁部33が形成されている。第2縦壁部33は、第1縦壁部31と連続しており、第2縦壁部33の下端縁部と後端縁部は、それぞれドアインナパネル22の外周縁部22Aとなっている。また、湾曲部32の車幅方向外側端部からは車体後方に延びた第2縦壁部33の部位では、車体前後方向の長さL1が下方から上方へ向って徐々に短くなっており、逆に、車体上下方向の高さは前方から後方へ向かって次第に高くなっている。
ドアインナパネル22の後部には車体外側へ凸とされ、長手方向が略上下方向に沿った凸部35が形成されている。湾曲部32の上端部は、凸部35の前壁部35Aの下端部に連続しており、第2縦壁部33の上端部は、凸部35の縦壁部35Bの下端部に連続している。なお、凸部35の縦壁部35Bの後端縁部は、ドアインナパネル22の外周縁部22Aとなっている。
図1に示される如く、ドアインナパネル22の下部における棚部30の上方には、補強用棒状体としての下部インパクトビーム34が、その長手方向をドア前後方向に沿って配置されている。なお、インパクトビーム34の上方には、インパクトビーム34と略並行に上部インパクトビームが配置されることがあるが図示を省略する。
また、インパクトビーム34の後端部34Aは、取付部材としてのリヤガセット36によってドアインナパネル22の第1縦壁部31の後部に固定されている。
インパクトビーム34の前端部34Bは、フロントガセット38によってドアインナパネル22の第1縦壁部31の前部に固定されており、インパクトビーム34の前後方向中央部34Cは、センタガセット40によってドアインナパネル22の第1縦壁部31の前後方向中央部に固定されている。
図3に示される如く、インパクトビーム34は強度が高い円形のパイプで構成されている。インパクトビーム34は棚部30に接近して配置されており、棚部30はドア前後方向に沿った平坦面とされている。また、インパクトビーム34の後端部34Aを、ドアインナパネル22の棚部30の後部における湾曲部32の近傍までとすることで、インパクトビーム34の後端部34Aがドアインナパネル22の湾曲部32と干渉しないようになっている。このため、インパクトビーム34の長さを短くできると共に、インパクトビーム34を棚部30に接近したフロントサイドドア16の下方の位置に配置できる。
リヤガセット36は板材をプレス加工等によって形成している。また、フロントサイドドア16を閉じた状態における、リヤガセット36の車体前方側はインパクトビーム34の後端部34Aを固定する固定部46となっており、リヤガセット36の車体後方側は、車体後方側へ延長した延長部48となっている。
図2に示される如く、リヤガセット36の固定部46の基部46Aは、フロントサイドドア16を閉じた状態において、車幅方向内側上部から車幅方向外側下部に向かって傾斜しており、基部46Aの略中央部には凹部46Bが車幅方向外側上方から車幅方向内側下方に向かって断面円弧状に形成されている。また、凹部46B内にインパクトビーム34の後端部34Aが半周分挿入されており、その外周部が、固定部46の基部46Aに溶接部P1において溶着されている。
リヤガセット36の固定部46における基部46Aの上端縁部には、車体上方へ向かってフランジ46Cが形成されており、フランジ46Cはドアインナパネル22の基部22Bの下部に溶接部P2において溶着されている。また、リヤガセット36の固定部46における基部46Aの下端縁部には、車幅方向外側へ向かって横壁部46Dが形成されており、横壁部46Dは棚部30に当接している。また、横壁部46Dの車幅方向外側縁部には、車体下方へ向かってフランジ46Eが形成されており、フランジ46Eは、ドアインナパネル22の第1縦壁部31に溶接部P3において溶着されている。
図3に示される如く、リヤガセット36の延長部48の基部48Aは、固定部46における基部46Aに連続しており、車幅方向内側上部から車幅方向外側下部に向かって傾斜している。
リヤガセット36の延長部48における基部48Aの上端縁部には、車体上方へ向かってフランジ48Bが形成されており、フランジ48Bはドアインナパネル22の基部22Bの下部に溶接部P4において溶着されている。また、リヤガセット36の延長部48における基部48Aの下端縁部には、車幅方向外側へ向かって横壁部48Cが形成されており、横壁部48Cは湾曲部32に当接している。なお、横壁部48Cは湾曲部32に沿って車体後上方へ湾曲しており、湾曲部32に密着している。
リヤガセット36の延長部48における横壁部48Cの車幅方向外側縁部には、車体下方へ向かってフランジ48Dが形成されており、フランジ48Dは、ドアインナパネル22の第2縦壁部33に溶接部P5において溶着されている。なお、フランジ48Dは、車体後方にかけて上下寸法が次第に大きくなるように上端が上昇している。
また、延長部48の基部48Aには車幅方向外側上方から車幅方向内側下方に向かって突出した凹部48Eが形成されており、凹部48Eは、その円弧状断面が徐々に大きくなり、固定部46の凹部46Bに連続している。
従って、他車両が車体側方からフロントサイドドア16に衝突する、所謂、車両側突時に、リヤガセット36の延長部48によって、インパクトビーム34の後端部34Aからドアインナパネル22の第2縦壁部33へ衝突荷重を伝達できるようになっている。このため、フロントサイドドア16におけるインパクトビーム34の後端部34Aが固定された位置(図1及び図3の矢印Aで示す位置)に、折れ力が集中しないようになっている。
なお、フロントガセット38とセンタガセット40とは、リヤガセット36における固定部46と同様の形状になっており、インパクトビーム34の前端部34Bと前後方向中央部34Cとが、フロントガセット38とセンタガセット40とを介してドアインナパネル22に取付けられている。
次に、本実施形態の作用を説明する。
本実施形態では、フロントサイドドア16の棚部30の上方に配置されたインパクトビーム34の後端部34Aが、リヤガセット36を介してドアインナパネル22の後部に固定されており、インパクトビーム34を固定するリヤガセット36の固定部46から車体後方へ延長された延長部48が、ドアインナパネル22の湾曲部32の車体外側端部から車体下方と車体後方へ直角に延びた第2縦壁部33に固定されている。
この結果、他車両等が車体側方からフロントサイドドア16に側突した場合には、リヤガセット36の延長部48によって、インパクトビーム34の後端部34Aからドアインナパネル22の第2縦壁部33へ衝突荷重を伝達できる。このため、フロントサイドドア16におけるインパクトビーム34の後端部34Aが固定された位置(図1及び図3の矢印Aで示す位置)に折れ力が集中しないので、車両側突時にフロントサイドドア16が車室内へ折れ曲がるのを防止できる。
また、本実施形態では、インパクトビーム34の後端部34Aを、ドアインナパネル22の棚部30の後部における湾曲部32の近傍までとすることで、インパクトビーム34の後端部34Aがドアインナパネル22の湾曲部32と干渉しないようになっている。この結果、インパクトビーム34を棚部30に接近したフロントサイドドア16の下方の位置に配置できる。このため、フロントサイドドア16の下端近傍に他車両等が側突した場合にも、フロントサイドドア16が車室内へ折れ曲がるのを効果的に防止できる。また、重量が大きくコストも高いインパクトビーム34を短くできるため、重量とコストを低減できる。
次に、本発明における車両用ドア構造の第2実施形態を図4及び図5に従って説明する。
なお、第1実施形態と同一部材に付いては、同一符号を付してその説明を省略する。
図4に示される如く、第1実施形態と異なり、本実施形態では、補強用棒状体と取付部材とが一体構造となっており、補強用棒状体50が、補強用棒状体50の内側壁部50Aと下壁部50Bとを構成するインナパネル52と、外側壁部50Cと上壁部50Dとを構成するアウタパネル54との2枚の板材を折り曲げることで構成されている。
図5に示される如く、インナパネル52の縦壁部52Aは、上下方向に沿って配置されており、縦壁部52Aの上端部には、車体上方へ向ってフランジ52Bが形成されている。また、フランジ52Bは縦壁部52Aに対して車幅方向内側へずれており、縦壁部52Aとフランジ52Bとの間は連結部52Cとなっている。インナパネル52の縦壁部52Aの下端部からは、下壁部52Dが車幅方向外側へ向って形成されており、下壁部52Dの車幅方向外側端部には、車体下方へ向ってフランジ52Eが形成されている。
アウタパネル54の上壁部54Aは車幅方向に沿って配置されており、上壁部54Aの車幅方向内側端部には、車体上方へ向ってフランジ54Bが形成されている。アウタパネル54のフランジ54Bはインナパネル52のフランジ52Bと結合されており、補強用棒状体50の結合フランジ50Eとなっている。また、アウタパネル54の上壁部54Aの車幅方向外側端部からは、縦壁部54Cが下方へ向って形成されている。アウタパネル54の縦壁部54Cの下端部54Dはインナパネル52のフランジ52Eと結合されており、補強用棒状体50の結合フランジ50Fとなっている。また、補強用棒状体50はインナパネル52とアウタパネル54とによって、矩形の閉断面部55を有する長手直角閉断面の棒状体となっている。
図4に示される如く、補強用棒状体50の結合フランジ50Eは、ドアインナパネル22の基部22Bに溶接部P6において溶着されており、補強用棒状体50の結合フランジ50Fは、ドアインナパネル22の第2縦壁部33に溶接部P7において溶着されている。
補強用棒状体50のアウタパネル54の後端部は、ドアインナパネル22の湾曲部32側となる車体後方側へ延長され後端延長部54Eとなっている。アウタパネル54の後端延長部54Eにおいては、上壁部54Aの後端部に車体斜め後方上側へ向ってフランジ54Fが形成されている。フランジ54Fは、ドアインナパネル22の湾曲部32に沿って車体後上方へ湾曲し湾曲部32に密着しており、溶接部P8において湾曲部32に溶着されている。
アウタパネル54の後端延長部54Eにおいては、縦壁部54Cの後端部54Gが、ドアインナパネル22の第2縦壁部33に溶接部P9において溶着されている。また、アウタパネル54の後端延長部54Eにおいては、縦壁部54Cの下端部54Hが、ドアインナパネル22の第2縦壁部33に溶接部P10において溶着されている。また、アウタパネル54の後端延長部54Eにおいては、上壁部54Aの車幅方向内側端部に車体上方へ向ってフランジ54Jが形成されており、フランジ54Jは、ドアインナパネル22の基部22Bに溶接部P11において溶着されている。
従って、補強用棒状体50のアウタパネル54の後端延長部54Eは、ドアインナパネル22の湾曲部32と第2縦壁部33とに結合されており、補強用棒状体50の長手方向の一端が延長され取付部材となっている。この結果、車両側突時に、補強用棒状体50のアウタパネル54の後端延長部54Eによって、補強用棒状体50の閉断面部55からドアインナパネル22の湾曲部32と第2縦壁部33とへ衝突荷重を伝達できるようになっている。このため、フロントサイドドア16における補強用棒状体50の閉断面部55の後端位置(図4の矢印Bで示す位置)に、折れ力が集中しないようになっている。
この実施形態の作用は前記第1実施形態と同様に、車両側突時に、補強用棒状体50のアウタパネル54の後端延長部54Eによって、補強用棒状体50の閉断面部55からドアインナパネル22の第2縦壁部33へ衝突荷重を伝達できる。このため、フロントサイドドア16における補強用棒状体50の閉断面部55の後端位置(図4の矢印Bで示す位置)に折れ力が集中しないので、車両側突時にフロントサイドドア16が車室内へ折れ曲がるのを防止できる。
また、本実施形態では、補強用棒状体50の閉断面部55を、ドアインナパネル22の棚部30の後部における湾曲部32の近傍までとすることで、補強用棒状体50の閉断面部55がドアインナパネル22の湾曲部32と干渉しないようになっている。この結果、補強用棒状体50の閉断面部55を棚部30の上面30Aに接近したフロントサイドドア16の下方の位置に配置できる。このため、フロントサイドドア16の下端近傍に他車両等が側突した場合にも、フロントサイドドア16が車室内へ折れ曲がるのを効果的に防止できる。また、重量が大きくコストも高い補強用棒状体50の閉断面部55を短くできるため、重量とコストを低減できる。
以上に於いては、本発明を特定の実施形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかである。例えば、上記第2実施形態では、補強用棒状体50の閉断面部55の断面形状を矩形としたが、補強用棒状体50の閉断面部55の断面形状は矩形に限定されず、三角形等の他の断面形状としても良い。
また、本発明の車両用ドア構造はフロントサイドドアの車体後方側端部以外にもリヤサイドドアの車体前方側端部等の他の車両用ドアにも適用可能である。
本発明の第1実施形態に係る車両用ドア構造が適用された車体のドア部を示す側面図である。 図1の2−2線に沿った拡大断面図である。 本発明の第1実施形態に係る車両用ドア構造を示す車体斜め外側前方から見た斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る車両用ドア構造を示す車体斜め外側前方から見た斜視図である。 図4の5−5線に沿った拡大断面図である。
符号の説明
16 フロントサイドドア
22 ドアインナパネル
30 ドアインナパネルの棚部
31 ドアインナパネルの第1縦壁部
32 ドアインナパネルの棚部の湾曲部
33 ドアインナパネルの第2縦壁部
34 インパクトビーム(補強用棒状体)
34A インパクトビームの後端部
36 リヤガセット(取付部材)
46 リヤガセットの固定部
48 リヤガセットの延長部
50 補強用棒状体(取付部材)
52 補強用棒状体のインナパネル
54 補強用棒状体のアウタパネル
54E アウタパネルの後端延長部
55 補強用棒状体の閉断面部

Claims (2)

  1. 周縁下部に車体外側へ延びドア前後方向に沿った棚部と、該棚部の車体外側端部から車体下方へ延びた第1縦壁部と、を有し、該棚部の車体前後方向の少なくとも一方には、前記棚部と連続しており、上方へ向かって曲がった湾曲部と、該湾曲部の車体外側端部から車体下方と車体後方へ延び前記第1縦壁部と連続した第2縦壁部と、が形成されていると共にドアの車室側部を構成するドアインナパネルと、
    前記ドアインナパネルの下部における前記棚部の上方近傍に、長手方向をドア前後方向に沿って配置された補強用棒状体と、
    前記補強用棒状体の車体前後方向の少なくとも一方の端部が固定された固定部と、前記固定部から前記湾曲部側に延長された延長部と、を備え、前記延長部が前記第2縦壁部の車体外側面に固定された取付部材と、
    を有することを特徴とする車両用ドア構造。
  2. 前記補強用棒状体と前記取付部材とが一体構造であることを特徴とする請求項1に記載の車両用ドア構造。
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