JP2006198628A - アーク溶接装置及びアーク溶接ロボットシステム - Google Patents

アーク溶接装置及びアーク溶接ロボットシステム Download PDF

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Abstract

【課題】 アーク溶接装置のワイヤ送給装置を小型且つ軽量にする。
【解決手段】 アーク溶接装置12は、単極型溶接トーチ18と、複数の溶接ワイヤの供給を受けており且つ該複数の溶接ワイヤの各々をそれぞれ駆動するための複数のワイヤ駆動手段を有している一つのワイヤ送給装置24と、溶接トーチ18及びワイヤ送給装置24の動作を制御する溶接制御装置26を備える。溶接制御装置26は、複数のワイヤ駆動手段46のいずれか一つを選択的に作動させ、選択されたワイヤ駆動手段46によって一つの溶接ワイヤのみを溶接トーチに送給し、アーク溶接を行う。また、アーク溶接ロボットシステム10は、アーク溶接装置12と、アーク溶接装置12の溶接トーチ18を保持するロボット機構部14と、ロボット機構部14の動作を制御するロボット制御装置16とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、アーク溶接装置に関し、特にはアーク溶接ロボット及びそれを含むアーク溶接ロボットシステムに関する。
従来のアーク溶接装置200は、例えば図12(a)及び(b)に示すように、多電極型の溶接トーチ202と、第1のワイヤ送給装置204a及び第2のワイヤ送給装置204bと、第1のトーチケーブル206a及び第2のトーチケーブル206bとを備え、それらはロボット機構部208に搭載される。溶接トーチ202はロボット機構部208の手首要素210に固定され、複数の種類(図示例では2種類)の溶接ワイヤを溶接トーチ202に送給するために、第1のワイヤ送給装置204a及び第2のワイヤ送給装置204bがそれぞれ第1のトーチケーブル206a及び第2のトーチケーブル206bによりと溶接トーチ202に接続される。第1のワイヤ送給装置204a及び第2のワイヤ送給装置204bは、図示しない溶接制御装置からの指令に応じて択一的に溶接ワイヤを溶接トーチ202に送給する。
また、別のアーク溶接ロボットとして、溶接トーチと、トーチケーブルと、ワイヤ送給装置とを含むセットを複数用意し、各セットの溶接トーチのみを、図示しないツール交換手段によりロボット機構部に付替え可能に構成したものもある。このアーク溶接ロボットにおいては、例えば、使用するセットの溶接トーチをロボットの手首要素に固定する一方、使用しない他のセットの溶接トーチを、各セットのトーチケーブルとワイヤ送給装置とをそれぞれ接続した状態にしたまま、保持手段に固定し、2つの溶接トーチを必要に応じて交換し、溶接に使用できるようにしている。
特開2004−223576号公報
従来のアーク溶接ロボットでは、ロボット先端に多電極溶接トーチが固定され、複数のトーチケーブル及びこれらトーチケーブルの各々に対応する複数のワイヤ送給装置が必要となるため、ワイヤ送給部が大きくなって他の周辺機器や構造物と干渉しやすくなると共に、ワイヤ送給部が重くなってロボット機構部に対する負荷が大きくなるという問題があった。
よって、本発明の目的は、従来技術に存する問題を解消して、アーク溶接装置のワイヤ送給装置を小型且つ軽量にすることにある。
本発明は、上記目的に鑑み、溶接ワイヤを用いて溶接を行うための単極型溶接トーチと、複数の溶接ワイヤの供給を受けており且つ該複数の溶接ワイヤの各々をそれぞれ駆動するための複数のワイヤ駆動手段を有する一つのワイヤ送給装置と、前記溶接トーチ及び前記ワイヤ送給装置の動作を制御する溶接制御装置を備え、前記溶接制御装置は、前記複数のワイヤ駆動手段のいずれか一つを選択的に作動させ、選択されたワイヤ駆動手段によって一つの溶接ワイヤのみを前記溶接トーチに送給し、アーク溶接を行うようにしたアーク溶接装置を提供する。
本発明のアーク溶接装置によれば、一つのワイヤ送給装置に複数のワイヤ駆動手段が設けられているので、一つのワイヤ供給装置のみで複数の溶接ワイヤのうちの一つを択一的に溶接トーチに送給できる。
上記アーク溶接装置では、前記複数のワイヤ駆動手段の各々が、対向して配置された駆動ローラと従動ローラとを含み、前記複数のワイヤ駆動手段の駆動ローラは全て一つの原動機によって駆動され、選択されたワイヤ駆動手段において、前記駆動ローラと前記従動ローラとの間に溶接ワイヤを挟持する挟持位置に前記駆動ローラと前記従動ローラを相対移動させる一方、前記選択されたワイヤ駆動手段以外のワイヤ駆動手段において、前記駆動ローラと前記従動ローラとが離間する離間位置に前記駆動ローラと前記従動ローラとを相対移動させることにより、前記ワイヤ駆動手段のうちの一つを選択的に作動させることが好ましい。また、前記複数のワイヤ駆動手段の各々が駆動ローラと従動ローラとを含み、前記複数のワイヤ駆動手段の各々は駆動ローラと従動ローラの間にそれぞれ異なる溶接ワイヤを挟持しており、前記複数のワイヤ駆動手段のうちの一つの駆動ローラを支持する回転シャフトに一つのモータの駆動シャフトを選択的に係合させることによって、前記複数のワイヤ駆動手段のうちの一つの駆動ローラを選択的に作動させるようにしてもよい。このように構成することにより簡単な構造で複数の溶接ワイヤのうちの一つを選択的に駆動することが可能となる。
好ましくは、前記溶接トーチと前記ワイヤ送給装置の前記複数のワイヤ駆動手段との間は溶接ワイヤが内部を通るワイヤ送給路によって接続されており、該ワイヤ送給路は、前記複数のワイヤ駆動手段からそれぞれ溶接ワイヤを受容する複数のワイヤ導入路部と、前記溶接トーチに接続される一つのワイヤ導出路部と、前記複数のワイヤ導入路を結合させ前記一つのワイヤ導出路に接続する合流部とを含む。溶接トーチとワイヤ送給装置とをこのようなワイヤ送給路によって接続することにより、簡単な構造で複数の溶接ワイヤのうちの一つのみを溶接トーチに送給することが可能となる。
本発明は、さらに、上記のようなアーク溶接装置と、該アーク溶接装置の前記溶接トーチを保持するロボット機構部と、前記ロボット機構部の動作を制御するロボット制御装置とを備えるアーク溶接ロボットシステムを提供する。
上記アーク溶接ロボットシステムでは、前記アーク溶接装置の前記ワイヤ送給装置が前記ロボット機構部上に設置されてもよく、前記ロボット機構部の外部に設置されてもよい。
本発明のアーク溶接装置及びアーク溶接ロボットシステムによれば、一つのワイヤ供給装置のみで複数の溶接ワイヤのうちの一つを択一的に溶接トーチに送給できるので、ワイヤ送給部を小型化でき、周辺装置との干渉の可能性を低減させることができる。また、ワイヤ送給部が軽量になるので、ロボット機構部に対する負荷を軽減させることが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
図1(a)及び(b)は、本発明による第1の実施形態の産業用アーク溶接ロボットシステム10の全体構成を示している。アーク溶接ロボットシステム10は、アーク溶接装置12と、ロボット機構部14と、ロボット機構部14の動作を制御するロボット制御装置16とを備える。アーク溶接装置12は、溶接トーチ18と、トーチケーブル20a,20bを通して溶接トーチ18に複数種類の溶接ワイヤ22a、22bのうちの一つを選択的に送給する一つのワイヤ送給装置24と、溶接トーチ18及びワイヤ送給装置24の動作を制御する溶接制御装置26とを備える。溶接トーチ18並びにワイヤ送給装置24は、ロボット機構部14に搭載されている。
ロボット機構部14は、例えば垂直多関節型が好ましく、溶接トーチ18を保持する手首要素142と、ワイヤ送給装置24を担持するとともに一端に手首要素142を有する前腕144と、前腕144の他端に接続される上腕146と、上腕146を旋回させる旋回胴148とを備える。
溶接制御装置26は、ワイヤ送給装置24の動作を制御するためにワイヤ送給装置24に接続ケーブル28を介して接続されていると共に、ロボット機構部14の動作と溶接動作との同期ととるために別の接続ケーブル30を介してロボット制御装置16とも接続されている。また、溶接制御装置26は、溶接電源を内蔵しており、接続ケーブル28、ワイヤ送給装置24及びトーチケーブル20a、20b内を通って延びる給電ケーブル32(図2参照)によって溶接トーチ18と溶接電源とが接続されている。このような構成により、溶接制御装置26は、ロボット機構部14の動作に応じて、ワイヤ送給装置24の動作を制御すると共に、溶接電源から給電ケーブル32を通して溶接トーチ18に供給する溶接電流及び溶接電圧を制御する。なお、図示されている例では、ワイヤ送給装置24は、ロボット機構部14の前腕144の後方に搭載されているが、前腕144の前方、上腕146、旋回胴148等のロボット機構部14の他の部位に設けられてももちろん構わない。別の形態として、ワイヤ送給装置24をロボット機構部18の外部に配置することも可能である。
溶接トーチ18は、一つの溶接ワイヤのみを受容できる単電極型の溶接トーチによって構成されている。溶接トーチ18とワイヤ送給装置24とは、トーチケーブル20a,20bによって接続されている。図2に詳細に示されているように、トーチケーブル20a,20bの内部には、それぞれ、ワイヤ送給路のワイヤ導入路部を構成するワイヤライナ34a,34bが延びており、各溶接ワイヤ22a,22bはそれぞれ対応するワイヤライナ34a,34b内を通って溶接トーチ18に供給される。また、トーチケーブル20a,20bは、溶接時に使用するアシストガスの供給管としても機能する。詳細には、トーチケーブル20a,20b内には、ワイヤライナ34a.34bを取り囲むようにしてアシストガスチューブ36a,36bが配置され、二重管構造をなしており、アシストガスはワイヤライナ34a,34bの外周面とアシストガスチューブ36a,36bの内周面との間の環状空間を通るようになっている。ワイヤライナ34a,34bとアシストガスチューブ36a,36bとは、同心に配置されていることが好ましい。
図3に示されているように、溶接トーチ18の後端部(ワイヤ送給装置側端部)には、各トーチケーブル20a,20bを通って延びるワイヤライナ34a,34b及びアシストガスチューブ36a,36bに接続され且つワイヤ導入路の一部を構成する複数の入口側通路38a,38bが形成されている一方、溶接トーチ18の先端部には、溶接トーチ18の先端に形成されたノズル口44から延び且つワイヤ送給路のワイヤ導出路部を形成する一つの出口側通路40が形成されており、入口側通路38a,38bと出口側通路40との間に形成された遷移部42によって複数の入口側通路38a,38bを結合させ一つの出口側通路40に接続している。すなわち、遷移部42がワイヤ送給路の複数のワイヤ導入路部38の合流部として機能している。こうして、入口側通路38a又は38b、中継部42、及び出口側通路40を通して、選択された一つの溶接ワイヤ22a又は22bをノズル口44から突出させ、溶接に使用する。
また、本実施形態では、アシストガスチューブ36a,36bを通して供給されるアシストガスは、入口側通路38、中継部42及び出口側通路40を通してノズル口44から噴出させ、溶接に使用する。なお、上記実施形態では、二つのトーチケーブル20a,20b内をそれぞれワイヤライナ34a,34bが延びているが、一本のトーチケーブル内を二つのワイヤライナ20a,20bが延びるようにしてもよいことはもちろんである。この場合、必要なトーチケーブルが一本のみとなるので、構造が簡単化され、周辺装置とトーチケーブルとの干渉の可能性を低減させる効果を奏する。
ワイヤ送給装置24は、図4に示されているように、複数の溶接ワイヤドラム(図示せず)から複数種類の溶接ワイヤ22a,22bを供給され、ワイヤ送給装置24の出口側に接続されたトーチケーブル20a,20bのワイヤライナ34a,34b内に各溶接ワイヤ22a,22bを送給する。ワイヤ送給装置24は、このように各溶接ワイヤ22a,22bを駆動して送給するためのワイヤ駆動手段46として、対向して配置された駆動ローラ46aと従動ローラ46bとを複数組(図示例では2組)備え、図4(b)に示されているように、各溶接ワイヤ22a,22bが対向する駆動ローラ46aと従動ローラ46bとの間を延びるようになっている。図5に示されているように、複数のワイヤ駆動手段46の駆動ローラ46aは全て、一つの駆動シャフト48上に固定されており、駆動シャフト48に減速器50を介して接続された一つのモータ(原動機)52によって、同時に回転させられる。一方、複数の従動ローラ46bは全て、一つのクランクシャフト54に回転可能に取り付けられており、このクランクシャフト54はエアロータリアクチュエータ(図示せず)などによって回転させることができるようになっている。
各従動ローラ46bは、クランクシャフト54の回転軸線56周りに周方向に等間隔で(すなわち、等角度間隔で)配置されている。クランクシャフト54を回転軸線56周りに回転させることによって、複数のワイヤ駆動手段46のうちの一つにおいてのみ、駆動ローラ46aと従動ローラ46bとが接触し且つその間に溶接ワイヤ22a又は22bを挟持する挟持位置に、従動ローラ46bが移動させられる一方、他のワイヤ駆動手段46では、駆動ローラ46aと従動ローラ46bとが溶接ワイヤ22a,22bの直径以上の距離だけ離間する離間位置に、従動ローラ46bが移動させられる。挟持位置にある駆動ローラ46aと従動ローラ46bとの間の溶接ワイヤ22a又は22bは二つのローラの間に挟持されるので、駆動ローラ46aの回転に伴って溶接ワイヤ22a又は22bが駆動される。他方、離間位置にある駆動ローラ46aと従動ローラ46bの間の溶接ワイヤ22b又は22aは二つのローラの間に挟持されないので、駆動ローラ46aの駆動力が溶接ワイヤ22b又は22aに伝達せず、溶接ワイヤ22b又は22aは駆動されない。したがって、クランクシャフト54の回転軸線56周りの回転角度を制御することによって、複数のワイヤ駆動手段46のうちの一つを選択的に作動させることができる。
図4に示されているように、ワイヤ送給装置24が二つのワイヤ駆動手段46を備える場合には、二つの従動ローラ46bがクランクシャフト54の回転軸線56周りに180度の角度間隔で配置されるようにクランクシャフト54を形成すればよい。また、三つのワイヤ駆動手段46が用いられる場合には、三つの従動ローラ46bがクランクシャフト54の回転軸線56周りに120度の角度間隔で配置されるようにクランクシャフト54を形成すればよい。
このように、一つのモータ52によって複数の駆動手段46の駆動ローラ46aの全てを回転させることによって、各駆動ローラ46a毎に一つのモータを設ける必要がなくなり、構造の簡単化と軽量化を実現できる。また、各ワイヤ駆動手段46の駆動ローラ46a及び従動ローラ46bの挟持位置と離間位置との間の移動は一つのエアロータリアクチュエータ等(図示せず)によってなされるので、複数のワイヤ駆動手段46のうちの一つのみを選択的に作動させることを可能とさせることに伴う構造の複雑化を最小限に抑えることができる。しかしながら、複数のモータを設け、各駆動ローラ46aをそれぞれ別のモータで駆動することも可能であることはもちろんである。また、図6に示されているように、各従動ローラ46bを別個のエアシリンダ58によって挟持位置と離間位置との間で移動させてもよい。この場合、各従動ローラ46bをエアシリンダ58のロッド58aの先端部に回転可能に支持し、ロッド58aを伸縮させることによって従動ローラ46bの移動を行う。
図7は、ワイヤ送給装置24の他の実施形態を示している。この実施形態では、各々に駆動ローラ46aと歯車60とを取り付けた二つの回転シャフト62が溶接ワイヤ22a,22bの送給方向に離間して配置され、移動可能な支持部材64に回転可能に支持されている。また、二つの回転シャフト62の間には、モータ66によって駆動され且つピニオン68の取り付けられた駆動シャフト70が配置されている。二つの歯車60とピニオン68とは溶接ワイヤ22a,22bの送給方向に整列しており、他のアクチュエータ(図示せず)によって支持部材64を駆動シャフト70に対して溶接ワイヤ22a,22bの送給方向に前後移動させることによって、何れか一方の回転シャフト62に取り付けられた歯車60を駆動シャフト70に取り付けられたピニオン68に係合させ、ピニオン68に係合した歯車60が取り付けられている回転シャフト62に取り付けられた駆動ローラ46aを選択的に駆動させるようになっている。従動ローラ46bについては、図5又は図6に示されているような構成をとればよい。このような構成を用いても、一つのモータによって複数のワイヤ駆動手段46のうちの一つを選択的に作動させることが可能となる。
次に、ワイヤ送給装置として図4及び図5に示されているタイプのものを使用した場合を例として、図1の溶接ロボットシステム10の溶接動作について説明する。
ワークを溶接する場合、対象となるワークはロボット機構部14の前に配置された溶接ジグ(図示せず)に取り付けられる。ロボット制御装置16からの指令に応じ、ロボット機構部14はワークの種類を識別し、溶接制御装置26と協働して、ワークに応じた条件で溶接を行う。詳細には、溶接制御装置26は、ワークの種類に応じて、ワイヤ送給装置24に対して、使用する溶接ワイヤの種類やワイヤ送給速度、使用するアシストガスの種類を指令すると共に、溶接トーチ18に供給する溶接電流及び溶接電圧等を制御する。また、ロボット制御装置16は、溶接制御装置26が指令した溶接電流や溶接電圧などの情報に基づいて、ロボット機構部14の動作を制御し、適した溶接速度で溶接を行わせる。
ここで、本発明においてワークの種類毎に使用するワイヤの種類を変更する方法について説明する。図示しないワークA及びワークBに対し、それぞれ溶接ワイヤ22a及び溶接ワイヤ22bが指定されているとする。ロボット機構部14がロボット制御装置16からワークAを溶接するよう指令を受けた場合、溶接トーチ18に対して溶接ワイヤ22aを送給する必要があるから、溶接制御装置26はワイヤ送給装置24に対し溶接ワイヤ22aの送給指令を出力する。この指令は、上述のように接続ケーブル28を介してワイヤ送給装置24に送信される。すると、ワイヤ送給装置24は、作動させるべきワイヤ駆動手段46を選択し、選択されたワイヤ駆動手段46の作動準備を行う。すなわち、エアロータリアクチュエータ等によってクランクシャフト54を回転させ、使用する溶接ワイヤ22aに対応するワイヤ駆動手段46の従動ローラ46bを駆動ローラ46aに接近させ従動ローラ46bと駆動ローラ46aの間に溶接ワイヤ22aを挟持させる。このとき、溶接ワイヤ22bに対応するワイヤ駆動手段46の従動ローラ46bと駆動ローラ46aとの間は溶接ワイヤ22bの直径以上の距離に離間した状態になっている。
次に、ワイヤ送給装置24のモータ52を作動させて駆動ローラ46aを回転させることにより、選択されたワイヤ駆動手段46を作動させ、使用すべき溶接ワイヤ22aをこれに対応するトーチケーブル20aのワイヤライナ34a内に送給し、ワイヤライナ34aに接続されている溶接トーチ18の入口側通路38a、遷移部42及び出口側通路40を通して、溶接トーチ18のノズル口44から溶接ワイヤ22aを所定量だけ突出させる。なお、送給量は、ワイヤ送給装置24のモータ52の回転量に比例するので、モータ52の回転量を監視することによって制御することができる。また、ノズル口44からの溶接ワイヤ22aの突出量の制御が困難である場合には、ロボット機構部14の周辺にワイヤカット(図示せず)を用意し、ロボット機構部14によってワイヤカットに対して所定の位置に溶接ワイヤ22aを移動させ、その溶接ワイヤ22aをワイヤカットで切断するようにしてもよい。
次に、溶接制御装置26は、指令された溶接電流又は溶接電流を給電ケーブル32を通じて溶接トーチ18に供給しつつ、指令されたワイヤ送給速度でワイヤ送給装置24により溶接ワイヤ22aを送給し、送給された溶接ワイヤ22aを用いてワークAに対して溶接を行う。溶接の際には、溶接トーチ18のノズル口44からアシストガスが同時に放出され、溶接に使用される。そして、ワークAの溶接が完了すると、次に溶接するワークの種類に関する情報がロボット制御装置16からロボット機構部14及び溶接制御装置26に送られる。
次に溶接するワークがワークAであれば同じ溶接ワイヤ22aを用いて溶接を行うが、次に溶接すべきワークがワークBである場合は、溶接を開始する前に以下の手順で溶接トーチ18に供給する溶接ワイヤの種類を変更する。溶接制御装置26は、まず、ワイヤ送給装置24のモータ52を送給時と逆方向に回転させ、ワイヤ送給装置24に対し溶接ワイヤ22aを溶接トーチ18からワイヤ送給装置24側に後退させる。このとき、溶接ワイヤ22aの先端は、遷移部42の分岐点をワイヤ送給装置24側に越えた位置まで後退させられる。
次に、溶接制御装置26はワイヤ送給装置24に対しワークBに適した溶接ワイヤ22bの送給指令を出力する。すると、ワイヤ送給装置24は、上記と同様にして、クランクシャフト54を回転させ、使用する溶接ワイヤ22bに対応するワイヤ駆動手段46の従動ローラ46bを駆動ローラ46aに接近させ、従動ローラ46bと駆動ローラ46aの間に溶接ワイヤ22bを挟持させる。次に、ワイヤ送給装置24のモータ52を作動させて駆動ローラ46aを回転させることにより、選択されたワイヤ駆動手段46を作動させ、使用すべき溶接ワイヤ22bをこれに対応するトーチケーブル20bのワイヤライナ34b内に送給し、ワイヤライナ34bに接続されている溶接トーチ18の入口側通路38b、遷移部42、及び出口側通路40を通して、溶接トーチ18のノズル口44から溶接ワイヤ22bを所定量だけ突出させる。
また、使用する溶接ワイヤ22a,22bの種類の切り替えの際に、同時にアシストガスの種類も変更することが望ましい場合は、ワイヤ送給装置24にそれぞれ電磁弁(図示せず)を搭載し、溶接制御装置26によってそれらの電磁弁の開閉を制御し、アシストガスの種類の切り替えを行う。必要に応じ、アシストガスの成分が十分に入れ替わるまでプリフローを行うこともできる。
そして、溶接制御装置26は、指令された溶接電流又は溶接電流を給電ケーブル32を通じて溶接トーチ18に供給しつつ、指令されたワイヤ送給速度でワイヤ送給装置24により溶接ワイヤ22bを送給し、送給された溶接ワイヤ22bを用いてワークBに対して溶接を行う。
さらに、次に処理すべきワークがワークAとなる場合には、前述と同様にワークAに対応する溶接ワイヤ22bの先端を溶接トーチ18の遷移部42の分岐点を越えたワイヤ送給装置24側の位置まで後退させ、同様にしてワークAに対応する溶接ワイヤ22aを溶接トーチ18に送給し、溶接を行えばよい。
図8(a)及び(b)は、本発明による第2の実施形態の産業用アーク溶接ロボットシステム10’の全体構成を示している。アーク溶接ロボットシステム10’は、ワイヤ送給路の複数のワイヤ導入路部が一つに合流する合流部が溶接トーチ72内ではなくトーチケーブル74内に設けられている点において、第1の実施形態と異なる。他の構成については、アーク溶接ロボットシステム10と同様であり、ここでは詳しく説明しない。なお、第2の実施形態において、第1の実施形態の各部分と対応する部分には同じ参照符号を用いている。
ここで、図9を参照して、トーチケーブル74及びワイヤライナ76の合流部74c,76cの構造を詳細に説明する。第2の実施形態においては、ワイヤ送給路のワイヤ導入路部が、溶接トーチ72内ではなくトーチケーブル74の領域内で合流している。図示されている場合では、二股すなわちY字形状のトーチケーブル72及びワイヤライナ76を用いることによって二つのワイヤ導入路部が合流しワイヤ導出路部に接続されている。より詳細には、Y字形状のトーチケーブル74の合流部74cには、Y字形状の内部通路80を形成された中継ブロック78が配置されており、トーチケーブル74の各分岐74a,74b内を通って延びるワイヤライナ76a,76bは、中継ブロック78の内部通路80を通り、内部通路80と同じようにY字形状になって合流しており、一つになったワイヤライナ76cが溶接トーチ72に形成された内部通路82をさらに通って溶接トーチ72の先端部に形成されたノズル口84に接続されている。また、中継ブロック78の内部通路80のワイヤ送給装置24側端部には、コネクタ等を用いてアシストガスチューブ36a,36bが接続されており、アシストガスが中継ブロック78の内部通路80の内周面及び溶接トーチ72の内部通路82の内周面とワイヤライナ76c,76dの外周面との間を通って溶接トーチ72の先端のアシストガス噴射口86に供給されるようになっている。
この第2の実施形態では、トーチケーブル74内の中継ブロック78手前までのワイヤライナ76a,76bがワイヤ導入路を形成し、中継ブロック78の内部通路80及びその内部のワイヤライナ76cが合流部を形成し、溶接トーチ72内の内部通路82及びその内部のワイヤライナ76dがワイヤ導出路を形成する。
ワイヤ送給装置14から送られてトーチケーブル74a,74bの内部のワイヤライナ76a,76b内を通過した溶接ワイヤ22a,22bは、中継ブロック78の内部通路80及び溶接トーチ72の内部通路80内のワイヤライナ76c、86dを通り、ノズル口84から突出して溶接に使用される。一方、アシストガスは、図示しないガス供給源から供給されて各トーチケーブル74のアシストガスチューブ36a,36bを通り、中継ブロック78の内部通路80及び溶接トーチ72の内部通路82の内周面とワイヤライナの外周面との間の空間を通って、溶接トーチ72のアシストガス噴射口86から放出されて溶接に使用される。
ここで溶接電流・溶接電圧を供給する給電ケーブル32は、それぞれ、アシストガスチューブ36a,36bに沿ってトーチケーブル74a,74b内を延び、給電ブロックとしても機能する中継ブロック78に接続される。中継ブロック78は導電材料から形成されており、この中継ブロック78を通して溶接トーチ72に給電されるようになっている。もちろん、前述のように、各給電ケーブルも1つにまとめることもできる。なお、ワイヤライナ76は絶縁材料から形成されており、溶接ワイヤ22a,22bはノズル口84に配設されたチップ88に到達するまで電流の流れる溶接トーチ72に接触することはない。
使用する溶接ワイヤ22a,22bの種類の切り替えの際に、同時にアシストガスの種類も変更することが望ましい場合は、ワイヤ送給装置24にそれぞれ電磁弁(図示せず)を搭載し、それらの電磁弁の開閉を制御することによってアシストガスの種類の切り替えを行えばよい。必要に応じ、アシストガスの成分が十分に入れ替わるまでプリフローを行うこともできる。電磁弁を使用しているのでアシストガスが逆流することはないが、さらに万全を期すために逆止弁(図示せず)を中継ブロック78のワイヤ送給装置側に配置することも可能であり、これにより、アシストガスの切り替え時間を短縮することが可能となる。
また、このアーク溶接ロボットシステム10’において、例えば、特許文献1に説明されているように、手首要素142の出力フランジに対し、出力フランジ回転軸から所定距離隔てた軸線回りに溶接トーチ72を回転可能に設け、前腕144に設けられてトーチケーブル74を移動可能に支持するスライド機構と、そのスライド機構を作業ツールと反対方向に引き寄せる張力発生装置とを有する構成を採用することにより、溶接時のトーチケーブル74の挙動を安定させることが可能である。二股のトーチケーブル74は通常は嵩張るので周辺装置との干渉が問題となる場合があるが、上記構成によれば、溶接姿勢が大きく変化する溶接動作であっても、トーチケーブル74の動きは少なくなり、トーチケーブル74が周辺装置と干渉することなく溶接することが可能となる。
上記第2の実施形態では、Y字形状トーチケーブル74の合流部74cが溶接トーチ72に隣接して設けられている。このような、構成は、溶接ワイヤ22a,22bの種類の切り替えの際に、それまで使用していた溶接ワイヤ22a,22bを溶接トーチ72のノズル口84から合流部74cまで後退させるのに必要な距離を短くし、切り替え作業に要する時間を短くする利点がある。しかしながら、Y字形状トーチケーブル74の合流部74cはワイヤ送給装置24に隣接して設けられてもよい。このような構成は、ワイヤ送給装置24と溶接トーチ72との間に延びるトーチケーブル74はほとんどの部分において一本のみとなるので、他の周辺装置などとの干渉の可能性を低減させる利点を有する。
また、図9及び図10に示されている第3の実施形態のアーク溶接ロボットシステム10”のように、ワイヤ送給装置24内にワイヤ送給路の合流部を設け、ワイヤ送給装置24からは一本のワイヤ送給路のみが延びるようにしてもよい。この場合、図10に示されているように、図8に示されている第2の実施形態の中継ブロック78と同様の中継ブロック90をワイヤ送給装置24のワイヤ駆動手段46の出口側に配置すればよい。この第3の実施形態では、中継ブロック90がワイヤ送給路のワイヤ導入路及び合流部を形成し、トーチケーブル92及び溶接トーチ72の内部通路内のワイヤライナがワイヤ導出路を形成する。
本発明による第1の実施形態の産業用アーク溶接ロボットシステムの全体構成を示しており、(a)は正面図、(b)は右側面図である。 トーチケーブルの断面図である。 図1のアーク溶接ロボットシステムに使用される溶接トーチ及びトーチケーブルの構成を示す概略図である。 図1のアーク溶接ロボットシステムに使用されるワイヤ送給装置の構成の概略を示しており、(a)は平面図、(b)は側面図である。 図4のワイヤ送給装置のローラ駆動機構の一例を示している斜視図である。 図4のワイヤ送給装置のローラ駆動機構の他の例を示している斜視図である。 図4のワイヤ送給装置のローラ駆動機構の他の例を示しており、(a)は従動ローラを省略した状態の平面図、(b)は側面図である。 本発明による第2の実施形態の産業用アーク溶接ロボットシステムの全体構成を示しており、(a)は正面図、(b)は右側面図である。 図8のロボットシステムに使用されるワイヤライナ合流部の構造を示す断面図である。 本発明による第3の実施形態の産業用アーク溶接ロボットシステムの全体構成を示しており、(a)は正面図、(b)は右側面図である。 図10のアーク溶接ロボットシステムに使用されるワイヤ送給装置の構成の概略を示しており、(a)は平面図、(b)は側面図である。 従来のアーク溶接ロボットシステムの全体構成を示しており、(a)は正面図、(b)は右側面図である。
符号の説明
10 アーク溶接ロボットシステム
12 アーク溶接装置
14 ロボット機構部
16 ロボット制御装置
18 溶接トーチ
20a,20b トーチケーブル
22a,22b 溶接ワイヤ
24 ワイヤ送給装置
26 溶接制御装置
46 ワイヤ駆動手段
46a 駆動ローラ
46b 従動ローラ
52 モータ
72 溶接トーチ
74 トーチケーブル
74a 分岐
74b 分岐
74c 合流部
92 トーチケーブル

Claims (8)

  1. 溶接ワイヤを用いて溶接を行うための単極型溶接トーチと、複数の溶接ワイヤの供給を受けており且つ該複数の溶接ワイヤの各々をそれぞれ駆動するための複数のワイヤ駆動手段を有する一つのワイヤ送給装置と、前記溶接トーチ及び前記ワイヤ送給装置の動作を制御する溶接制御装置を備え、前記溶接制御装置は、前記複数のワイヤ駆動手段のいずれか一つを選択的に作動させ、選択されたワイヤ駆動手段によって一つの溶接ワイヤのみを前記溶接トーチに送給し、アーク溶接を行うことを特徴とするアーク溶接装置。
  2. 前記複数のワイヤ駆動手段の各々が、対向して配置された駆動ローラと従動ローラとを含む、請求項1に記載のアーク溶接装置。
  3. 前記複数のワイヤ駆動手段の駆動ローラは全て一つの原動機によって駆動され、選択されたワイヤ駆動手段において、前記駆動ローラと前記従動ローラとの間に溶接ワイヤを挟持する挟持位置に前記駆動ローラと前記従動ローラを相対移動させる一方、前記選択されたワイヤ駆動手段以外のワイヤ駆動手段において、前記駆動ローラと前記従動ローラとが離間する離間位置に前記駆動ローラと前記従動ローラとを相対移動させることにより、前記複数のワイヤ駆動手段のうちの一つを選択的に作動させる、請求項2に記載のアーク溶接装置。
  4. 前記複数のワイヤ駆動手段の各々が駆動ローラと従動ローラの間にそれぞれ異なる溶接ワイヤを挟持しており、前記複数のワイヤ駆動手段のうちの一つの駆動ローラを支持する回転シャフトに一つのモータの駆動シャフトを選択的に係合させることによって、前記複数のワイヤ駆動手段のうちの一つの駆動ローラを選択的に作動させる、請求項2に記載のアーク溶接装置。
  5. 前記溶接トーチと前記ワイヤ送給装置の前記複数のワイヤ駆動手段との間は溶接ワイヤが内部を通るワイヤ送給路によって接続されており、該ワイヤ送給路は、前記複数のワイヤ駆動手段からそれぞれ溶接ワイヤを受容する複数のワイヤ導入路部と、前記溶接トーチに接続される一つのワイヤ導出路部と、前記複数のワイヤ導入路を結合させ前記一つのワイヤ導出路に接続する合流部とを含む、請求項1に記載のアーク溶接装置。
  6. 請求項1から請求項5の何れか一項に記載のアーク溶接装置と、該アーク溶接装置の前記溶接トーチを保持するロボット機構部と、前記ロボット機構部の動作を制御するロボット制御装置とを備えるアーク溶接ロボットシステム。
  7. 前記アーク溶接装置の前記ワイヤ送給装置が前記ロボット機構部上に設置される、請求項6に記載のアーク溶接ロボットシステム。
  8. 前記アーク溶接装置の前記ワイヤ送給装置が前記ロボット機構部の外部に設置される、請求項6に記載のアーク溶接ロボットシステム。
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