JP2006198348A - 装身具用留め具及びこれを備える装身具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 一対の挟持体が何らかのはずみで少し開いてしまっても、装身具用留め具が線状装飾部から容易には脱落しないような装身具用留め具を提供する。
【解決手段】 複数個の装飾部材160を連ねてなる線状装飾部170を備える装身具150における線状装飾部170に留め付けられる装身具用留め具100である。相互に回動可能に軸支され、線状装飾部170を構成する装飾部材160のうち、相互に隣り合う何れか2つの装飾部材160の間の部分を挟持する一対の挟持体1、2を備える。一対の挟持体1,2により何れか2つの装飾部材160の間の部分を挟持させるべく該一対の挟持体1,2を付勢するバネ4を備える。一対の挟持体1,2には、何れか2つの装飾部材160をそれぞれ位置決めさせるための半球状の凹部13,23が形成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、装身具用留め具及びこれを備える装身具に関する。
複数個の装飾部材を連ねてなる線状装飾部を備える装身具としては、例えば、ネックレス、ブレスレット、ペンダント、アンクレットなどが知られている。
各装飾部材は、例えば珠型に形成され、各装飾部材に対して芯糸を順次挿通することにより、線状装飾部が構成されている。
〔第1の従来例〕
従来、そのような装身具の線状装飾部に留め付けられる装身具用留め具としては、例えば、図20に示すように、ヒンジ機構101を介して相互に開閉可能に連結された一対の挟持体102,103を備えるタイプの装身具用留め具1000ものが知られている。
装身具用留め具1000の一対の挟持体102,103のうち、一方の挟持体102における回動先端側の端部には、他方の挟持体103における回動先端側の端部に係合する係止爪104が形成されている。
また、挟持体102,103には、線状装飾部を構成する装飾部材を保持する保持部105,106が、それぞれ形成されている。
保持部105と保持部106との間の空間に線状装飾部を通し、挟持体102の係止爪104が挟持体103の端部に係合するまで挟持体102,103を閉じることにより、一対の挟持体102,103が閉じた状態に維持され、装身具用留め具1000が線状装飾部に対して留め付けられる。
〔第2の従来例〕
また、従来の装身具用留め具としては、他に、例えば、図21に示すように、係止爪ではなく、相互に吸着する磁石201、202により一対の挟持体102,103を閉じた状態に維持させるようにしたタイプの装身具用留め具2000が知られている。
なお、装身具用留め具2000の挟持体103には、例えば、装飾部材を保持する保持凹部203が形成されている。
しかしながら、上記の第1の従来例の装身具用留め具1000においては、 係止爪104が何らかのはずみで外れてしまうと、一対の挟持体102,103が簡単に全開してしまい、装身具用留め具1000が線状装飾部から脱落してしまうという問題がある。
また、上記の第2の従来例の装身具用留め具2000においては、一対の挟持体102,103が何らかのはずみで少し開くと、一対の挟持体102,103が簡単に全開してしまい、装身具用留め具2000が脱落してしまうという問題がある。
なぜなら、磁石201,202は、一対の挟持体102,103が閉じた状態で最大の力で引きつけ合うようになっており、距離が開くほど引きつけ合う力が弱くなってしまうためである。
更に、上記の第2の従来例の装身具用留め具2000には、磁石201,202を挟持体102,103に対して接着する接着剤の劣化などにより挟持体102,103から磁石201,202が脱落してしまうと使い物にならないという問題もある。
本発明は、上記のような問題点を解決するためになされたもので、一対の挟持体が何らかのはずみで少し開いてしまっても、装身具用留め具が線状装飾部から容易には脱落しないような装身具用留め具及びこれを備える装身具を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の装身具用留め具は、複数個の装飾部材を連ねてなる線状装飾部を備える装身具における前記線状装飾部に留め付けられる装身具用留め具において、相互に回動可能に軸支され、前記線状装飾部の一部を挟持する一対の挟持体と、前記一対の挟持体により前記線状装飾部の前記一部を挟持させるべく該一対の挟持体を付勢するバネと、を備えることを特徴としている。
また、本発明の装身具用留め具は、複数個の装飾部材を連ねてなる線状装飾部を備える装身具における前記線状装飾部に留め付けられる装身具用留め具において、相互に回動可能に軸支され、前記線状装飾部を構成する装飾部材のうち、相互に隣り合う何れか2つの装飾部材の間の部分を挟持する一対の挟持体と、前記一対の挟持体により前記何れか2つの装飾部材の間の部分を挟持させるべく該一対の挟持体を付勢するバネと、を備えることを特徴としている。
本発明の装身具用留め具においては、前記一対の挟持体には、前記何れか2つの装飾部材をそれぞれ位置決めさせるための凹部が形成されていることが好ましい。
本発明の装身具用留め具においては、前記一対の挟持体のうち一方の挟持体の前記凹部よりも、他方の挟持体の前記凹部の方が、前記一対の挟持体により前記線状装飾部を挟持した状態で該線状装飾部の長手方向となる深さが浅く形成されていることが好ましい。
本発明の装身具用留め具においては、前記凹部は、球体の一部分に沿うような凹曲面状に形成されていることが好ましい。
また、本発明の装身具用留め具は、複数個の装飾部材を連ねてなる線状装飾部を備える装身具における前記線状装飾部に留め付けられる装身具用留め具において、相互に回動可能に軸支され、前記線状装飾部を構成する装飾部材のうち、何れかの装飾部材を挟持する一対の挟持体と、前記一対の挟持体により前記何れかの装飾部材を挟持させるべく該一対の挟持体を付勢するバネと、を備えることを特徴としている。
本発明の装身具用留め具においては、前記一対の挟持体は、前記何れかの装飾部材をくわえ込むようにして挟持することが好ましい。
本発明の装身具用留め具においては、前記一対の挟持体は、それぞれ半球状の凹室を備え、これら凹室により、前記何れかの装飾部材をくわえ込むようにして挟持することが好ましい。
本発明の装身具用留め具においては、前記一対の挟持体は、同時に複数個の装飾部材を挟持するように構成されていることが好ましい。
本発明の装身具用留め具においては、前記一対の挟持体は、回動軸方向において並んで位置する複数個の装飾部材を同時に挟持するように構成されていることが好ましい。
或いは、本発明の装身具用留め具においては、前記一対の挟持体は、回動軸方向に対する直交方向において並んで位置する複数個の装飾部材を同時に挟持するように構成されていることも好ましい。
本発明の装身具用留め具においては、前記一対の挟持体は、何れか2つの装飾部材の間の部分を同時に複数箇所挟持するように構成されていることが好ましい。
本発明の装身具用留め具においては、前記一対の挟持体は、回動軸方向において並んで位置する複数箇所を同時に挟持するように構成されていることが好ましい。
或いは、本発明の装身具用留め具においては、前記一対の挟持体は、回動軸方向に対する直交方向において並んで位置する複数箇所を同時に挟持するように構成されていることも好ましい。
本発明の装身具用留め具においては、前記一対の挟持体のうち、一方の挟持体における回動先端部には他方の挟持体側に向けて突出する突起部が形成され、他方の挟持体における回動先端部には前記一対の挟持体が閉じた際に前記突起部が嵌入する凹部が形成されていることが好ましい。
本発明の装身具用留め具においては、前記一対の挟持体において、回動軸を中心として、前記線状装飾部を挟持する部分とは反対側は、使用者により押圧操作される操作部を構成していることが好ましい。
また、本発明の装身具は、複数個の装飾部材を連ねてなる線状装飾部を備える装身具において、本発明の装身具用留め具が、前記線状装飾部の何れかの箇所に連結されてなることを特徴としている。
本発明の装身具においては、前記線状装飾部の一端部に連結された第1の前記装身具用留め具と、前記線状装飾部の他端部に連結された第2の前記装身具用留め具と、を備えることが好ましい。
或いは、本発明の装身具においては、前記装身具用留め具が、前記線状装飾部の両端部に連結されていることも好ましい。
本発明によれば、一対の挟持体をバネにより付勢し、該一対の挟持体により線状装飾部を挟持させるので、一対の挟持体が何らかのはずみで少し開いてしまったとしても、装身具用留め具が線状装飾部から容易には脱落しない。
以下、図面を参照して、本発明に係る実施形態について説明する。
〔第1の実施形態〕
図1は第1の実施形態に係る装身具用留め具100を示す側面図、図2は装身具用留め具100の一対の挟持体を相互に開いた状態を示す側面図、図3は装身具用留め具100を示す正面図、図4は装身具用留め具100を示す背面図、図5は装身具用留め具100により連珠体を挟み込んだ状態を示す上面図、図6は装身具用留め具100を備える装身具として例示するネックレス150を示す全体図、図7は装身具用留め具100が備えるバネ4を示す斜視図である。
なお、本実施形態では、ネックレス150の連珠体(線状装飾部)170を構成する装飾部材160の間隔部分を装身具用留め具100により挟持する例を説明する。
先ず、図6を参照して、本実施形態に係るネックレス150の構成について説明する。
ネックレス150は、複数個の珠型の装飾部材160を連ねて構成された連珠体170と、この連珠体170の両端部にそれぞれ連結された装身具用留め具100と、を備えて構成されている。
なお、図6においては、簡単のため、一部の装飾部材160にのみ符号を付している。
各装飾部材160には、各々の中心を直線状に貫く貫通穴(図示略)が形成されている。そして、各装飾部材160の貫通穴に対して順次、芯糸(図示略)を通すことにより、該芯糸により各装飾部材160が相互に連結されている。これにより、各装飾部材160により連珠体170が構成されている。なお、各装飾部材160を連結する芯糸としては、例えば、ナイロン糸或いは絹糸などが用いられている。
次に、本実施形態に係る装身具用留め具100の構成について説明する。
第1の実施形態に係る装身具用留め具100は、図6及び図5に示すようにネックレス150の連珠体170に留め付けられるものであり、図1及び図2に示すように、連珠体170の一部を挟持する一対の挟持体1,2と、一対の挟持体1,2を相互に連結するとともに該挟持体1,2の相対的な回動を実現させる軸支体3と、この一対の挟持体1,2により連珠体170を挟持させるべく該挟持体1,2を付勢するバネ4(図4、図7参照)と、を備えて構成されている。
なお、装身具用留め具100において、図1及び図2に示すのとは反対側の側面も、例えば、図1及び図2に示す方の側面と同様に構成されている。
図1及び図2に示すように、一対の挟持体1,2は、例えばピン状の軸支体3により相互に軸支され、該軸支体3を回動軸として相対的に回動可能とされている。
挟持体1、2は、使用者により、例えばつまむようにして押圧操作される操作部11、21と、軸支体3を中心として操作部11,21とは反対側の部分を構成し、操作部11,21に対する操作に連動して開閉動作する開閉部12,22と、を備えている。
なお、挟持体1,2は、例えば、金属からなることが挙げられるが、挟持体1,2の材質はその他(例えば樹脂など)であっても良い。
バネ4は、例えば、図7に示すように、弾性体からなる1本の線材4A(例えば、金属の線材)を屈曲形成したものであり、軸支体3が内部に挿通される挿通部41と、操作部11における操作部21側の面を該操作部21から遠ざかる方向に付勢する第1付勢部42と、操作部21における操作部11側の面を該操作部11から遠ざかる方向に付勢する第2付勢部43と、を備えて構成されている。なお、挿通部41は、例えば、線材4Aを複数回巻回して構成されている。
従って、図2に示すように、操作部11,21を(バネ4の第1及び第2付勢部42,43による付勢力に抗して)相互に近づけるように押圧操作することにより、軸支体3を回動軸として一対の挟持体1,2が相対的に回動し、開閉部12,22が開く(互いに遠ざかる)。
他方、操作部11,21に対する操作を解除すると、バネ4の第1及び第2付勢部42,43による付勢力に従って、軸支体3を回動軸として一対の挟持体1,2が相対的に回動し、操作部11,21が互いに遠ざかる一方で、開閉部12,22が互いに近づく(閉じる)。
ここで、開閉部12,22は、連珠体170を挟持する部分である。
開閉部12,22の側面には、該開閉部12,22により連珠体170を挟持した際に装飾部材160を位置決めするための凹部13,23が形成されている。
この凹部13,23は、開閉部12,22が相互に閉じた際には、総体として半球状の凹部を構成するような形状及び配置とされている。
なお、本実施形態の場合、例えば、開閉部12の凹部13と、開閉部22の凹部23とは、略同一の寸法及び形状に形成されている。
また、両凹部13,23の境界部には、開閉部12,22により連珠体170を挟持した際に、連珠体170の内部に挿通された芯糸(図示略)を通すための切欠部14,24が形成されている。
なお、開閉部12,22には、図1及び図2に示す方の側面とは反対側の側面にも、凹部13,23が形成されている(図3参照)。
従って、開閉部12,22の側面のうち図1及び図2に示す方の側面に形成された凹部13,23によって、連珠体170を構成する装飾部材160のうち何れか1つが位置決めされる一方で、この装飾部材160の隣の装飾部材160が、開閉部12,22の側面のうち図1及び図2に示すのとは反対側の側面に形成された凹部13,23によって位置決めされるようになっている(図5参照)。
また、開閉部12,22の先端部15,25は、開閉部12,22が相互に閉じた際に相互に当接するようになっている。
更に、図2に示すように、先端部15,25のうち、例えば、先端部15には、先端部25側に向けて突出する突起部15Aが形成されている一方で、先端部25には、開閉部12,22が相互に閉じた際に突起部15Aが嵌入する凹部(図示略)が形成されている。従って、開閉部12,22が相互に閉じた際には、突起部15A及び凹部が嵌合することにより、先端部15,25どうしのずれが防止される。
また、図5に示すように、先端部15,25は、その先端側ほど左右幅(図5における左右幅)が次第に細くなるように形成されている。
ここで、先端部15,25の左右幅(図5における左右幅)を先細に形成するほど、凹部13,23がフィット可能な装飾部材160の外径の許容範囲が広がるため好ましい(汎用性が向上する)。
なお、図4に示すように、装身具用留め具100には、該装身具用留め具100に対して連珠体170の端部を連結するための連結用穴5が形成されている。この連結用穴5は、例えば、操作部11の後端部に形成されている。
そして、図5及び図6に示すように、連結用穴5には、ネックレス150の連珠体170の端部が連結されている。
なお、本実施形態の場合、例えば、ネックレス150の連珠体170の両端部に、それぞれ装身具用留め具100が1つずつ連結されている。
次に、以上のような構成の装身具用留め具100及びこれを備えるネックレス150の使用方法の例について説明する。
例えば、ネックレス150が備える2つの装身具用留め具100のうち、何れか一方の装身具用留め具100の開閉部12,22により、連珠体170の何れかの箇所(任意の何れか2つの装飾部材160の間隔部分)を挟持することにより、図6に示すように、ネックレス150により1つの環状部を形成される。この環状部に使用者の首を通すことにより、ネックレス150を使用者の首にかけることができる。
或いは、双方の装身具用留め具100を連珠体170に留め付けることにより、ネックレス150により1つの環状部を形成し、該ネックレス150を首にかけることもできる。
以上のような第1の実施形態によれば、一対の挟持体1,2をバネ4により付勢し、該一対の挟持体1,2により連珠体(線状装飾部)170を挟持させるので、一対の挟持体1,2が何らかのはずみで少し開いてしまったとしても、装身具用留め具100が連珠体170から容易には脱落しない。
〔第2の実施形態〕
次に、図8を参照して、第2の実施形態に係る装身具用留め具を説明する。
図8は第2の実施形態に係る装身具用留め具200を示す正面図である。
第2の実施形態に係る装身具用留め具200は、以下に説明する点でのみ、上記の第1の実施形態に係る装身具用留め具100と異なり、その他の点では、上記の第1の実施形態に係る装身具用留め具100と同様に構成されているため、第2の実施形態に係る装身具用留め具200の各構成要素のうち、上記の第1の実施形態に係る装身具用留め具100におけるのと同様の構成要素には、同一の符号を付し、その説明を省略する。
上記の第1の実施形態では、開閉部12の凹部13と、開閉部22の凹部23とが、略同一の寸法及び形状に形成されている例を説明したが、この場合、凹部13,23の寸法と装飾部材160の寸法とが一致しないとうまく噛み合わない場合があるという問題がある。
そこで、第2の実施形態の場合、図8に示すように、例えば、開閉部22の凹部23の深さ(連珠体170の挿通方向における深さ:回動軸方向の深さでもある)を、開閉部12の凹部13よりも浅く形成することにより、凹部13,23がフィット可能な装飾部材160の外径の許容範囲をより広げている。
以上のような第2の実施形態によれば、上記の第1の実施形態と同様の効果が得られる他に、以下の効果が得られる。
すなわち、一対の挟持体1,2のうち一方の挟持体1の凹部13よりも、他方の挟持体2の凹部23の方が、一対の挟持体1,2により連珠体170を挟持した状態で該連珠体170の長手方向となる深さが浅く形成されているので、凹部13,23がフィット可能な装飾部材160の外径の許容範囲が、上記の第1の実施形態よりも広範となっている。
〔第3の実施形態〕
次に、図9を参照して、第3の実施形態に係る装身具用留め具を説明する。
図9は第3の実施形態に係る装身具用留め具300を示す正面図である。
第3の実施形態に係る装身具用留め具300は、以下に説明する点でのみ、上記の第1の実施形態に係る装身具用留め具100と異なり、その他の点では、上記の第1の実施形態に係る装身具用留め具100と同様に構成されているため、第3の実施形態に係る装身具用留め具300の各構成要素のうち、上記の第1の実施形態に係る装身具用留め具100におけるのと同様の構成要素には、同一の符号を付し、その説明を省略する。
上記の第1の実施形態では、先端部15,25のうち、例えば、先端部15には、先端部25側に向けて突出する突起部15Aが形成されている一方で、先端部25には、開閉部12,22が相互に閉じた際に突起部15Aが嵌入する凹部(図示略)が形成されている例を説明したが、第3の実施形態の場合、先端部15,25には、突起部15A及び該突起部15Aが嵌入する凹部が形成されていない。
以上のような第3の実施形態によれば、開閉部12,22が相互に閉じた際に、先端部15,25どうしのずれが防止されるという効果を除いては、上記の第1の実施形態の場合と同様の効果が得られる。
〔第4の実施形態〕
次に、図10乃至図13を参照して、第4の実施形態に係る装身具用留め具400について説明する。
上記の各実施形態では、ネックレス150の連珠体(線状装飾部)170を構成する装飾部材160の間隔部分を装身具用留め具により挟持する例を説明したが、第4の実施形態では、装飾部材160自体を装身具用留め具400により挟持する例を説明する。
図10は第4の実施形態に係る装身具用留め具400を示す側面図、図11は装身具用留め具400を示す正面図、図12は装身具用留め具400の一対の挟持体を相互に開いた状態を示す斜視図、図13は装身具用留め具400により連珠体の装飾部材を挟み込んだ状態を示す上面図である。
第4の実施形態に係る装身具用留め具400は、以下に説明するように、その開閉部12,22の構造が上記の第1の実施形態に係る装身具用留め具100と異なり、その他の点では上記の第1の実施形態に係る装身具用留め具100と同様に構成されているため、第4の実施形態に係る装身具用留め具400の各構成要素のうち、上記の第1の実施形態に係る装身具用留め具100におけるのと同様の構成要素には、同一の符号を付し、その説明を省略する。
なお、装身具用留め具400において、図10に示すのとは反対側の側面も、例えば、図10に示す方の側面と同様に構成されている。
本実施形態の場合、開閉部12,22は、連珠体170を構成する装飾部材160のうち、任意の何れか1つの装飾部材160を挟持する部分である。
すなわち、開閉部12,22は、半球状の内空領域の凹室6(図12参照)をそれぞれ備えている。
これら凹室6は、開閉部12,22が相互に閉じられた際には、総体として球状の内空領域の凹室を構成するような形状及び配置とされている。
そして、開閉部12,22は、これら凹室6により、何れかの装飾部材160をくわえ込むようにして挟持する。
なお、例えば、開閉部12の凹室6と、開閉部22の凹室6とは、略同一の寸法及び形状に形成されている。
また、図10及び図12に示すように、開閉部12、22の両側部において、両凹室6の境界部には、開閉部12,22により装飾部材160を挟持した際に連珠体170の内部に挿通された芯糸(図示略)を通すための切欠部14,24が、それぞれ形成されている。
更に、図11に示すように、開閉部12、22の先端部において、両凹室6の境界部にも、開閉部12,22により装飾部材160を挟持した際に連珠体170の内部に挿通された芯糸(図示略)を通すための切欠部7、8が、それぞれ形成されている。
本実施形態の場合、例えば、開閉部12,22は、それぞれ籠状に形成され、多数の孔部を有している。従って、開閉部12,22の内部に装飾部材160を挟持した状態では、これら孔部を介して、内部の装飾部材160を視認可能な状態となる。
また、本実施形態の場合、上記の第1の実施形態とは異なり、例えば、先端部15及び先端部25には、突起部15A及び凹部が形成されていない。
次に、以上のような構成の装身具用留め具400及びこれを備えるネックレス150(図13参照)の使用方法の例について説明する。
例えば、ネックレス150が備える装身具用留め具400の開閉部12,22により、図13に示すように連珠体170の何れかの装飾部材160を挟持することにより、ネックレス150により環状部を形成し、該環状部に使用者の首を通すことにより、該ネックレスを使用者の首にかけることができる。
ここで、本実施形態の場合、装身具用留め具400は、ネックレス150の一端部にのみ連結することも好ましい。
この場合、図13に示すように連珠体170が開閉部12,22の両側部の切欠部14、24を通るようにして装身具用留め具400により連珠体170の装飾部材160を挟持することができるほか、ネックレス150の他端部に位置する装飾部材160を装身具用留め具400により挟持する際に、連珠体170が切欠部7,8(図11参照)を通るようにして挟持することもできる。
以上のような第4の実施形態によれば、上記の第1の実施形態と同様の効果が得られる。
また、開閉部12,22が籠状に形成され、内部を視認可能であるので、装身具用留め具400を備える装身具の装飾性をより高めることができる。
〔第5の実施形態〕
次に、図14を参照して、第5の実施形態に係る装身具用留め具500について説明する。
図14は第5の実施形態に係る装身具用留め具500を示す側面図である。
上記の第4の実施形態では、装身具用留め具400により何れか1つの装飾部材160のみを挟持する例を説明したが、第5の実施形態では、装身具用留め具500により何れか2つの装飾部材160を同時に挟持する例を説明する。
第5の実施形態に係る装身具用留め具500は、以下に説明するように、その開閉部12,22の構造が上記の第4の実施形態に係る装身具用留め具400と異なり、その他の点では上記の第4の実施形態に係る装身具用留め具400と同様に構成されているため、第5の実施形態に係る装身具用留め具500の各構成要素のうち、上記の第4の実施形態に係る装身具用留め具400におけるのと同様の構成要素には、同一の符号を付し、その説明を省略する。
なお、装身具用留め具500において、図14に示すのとは反対側の側面も、例えば、図14に示す方の側面と同様に構成されている。
図14に示すように、装身具用留め具500の開閉部12,22は、軸支体3の軸方向(回動軸方向)に対する直交方向において並んで位置する2個の装飾部材160を同時に挟持するように構成されている。
すなわち、開閉部12及び開閉部22は、それぞれ凹室6(図14においては図示略:図12参照)を、軸支体3の軸方向(回動軸方向)に対する直交方向において2つずつ備えて構成されている。
以上のような第5の実施形態によれば、一対の挟持体1,2は、回動軸方向に対する直交方向おいて並んで位置する2個の装飾部材160を同時に挟持するように構成されているので、上記の第4の実施形態と比べて、より多様な使用方法で装身具用留め具500を使用することができる。
なお、上記の第5の実施形態では、一対の挟持体1,2が、回動軸方向に対する直交方向おいて並んで位置する2個の装飾部材160を同時に挟持する例を説明したが、回動軸方向に対する直交方向において並んで位置する3個以上の装飾部材160を同時に挟持するようにしても良い。
〔第6の実施形態〕
次に、図15を参照して、第6の実施形態に係る装身具用留め具600について説明する。
図15は第6の実施形態に係る装身具用留め具600により連珠体170の装飾部材160を挟持した状態を示す上面図である。
上記の第5の実施形態では、装身具用留め具500の開閉部12,22が、軸支体3の軸方向(回動軸方向)に対する直交方向において並んで位置する2個の装飾部材160を同時に挟持する例を説明したが、第6の実施形態では、装身具用留め具600の開閉部12,22が、軸支体3の軸方向(回動軸方向)において並んで位置する2個の装飾部材160を同時に挟持する例を説明する。
なお、装身具用留め具500において、図14に示すのとは反対側の側面も、例えば、図14に示す方の側面と同様に構成されている。
図15に示すように、第6の実施形態に係る装身具用留め具600は、上記の第4の実施形態に係る装身具用留め具400(図13など)を、回動軸方向において2つ繋げて相互に一体化したような構造となっている。
以上のような第6の実施形態によれば、一対の挟持体1,2は、回動軸方向において並んで位置する2個の装飾部材160を同時に挟持するように構成されているので、上記の第4の実施形態と比べて、より多様な使用方法で装身具用留め具600を使用することができる。
なお、上記の第6の実施形態では、一対の挟持体1,2が、回動軸方向において並んで位置する2個の装飾部材160を同時に挟持する例を説明したが、回動軸方向において並んで位置する3個以上の装飾部材160を同時に挟持するようにしても良い。
〔第7の実施形態〕
次に、図16を参照して、第7の実施形態に係る装身具用留め具700について説明する。
図16は第7の実施形態に係る装身具用留め具700を示す側面図である。
上記の第1の実施形態では、装身具用留め具100により、連珠体170を構成する装飾部材160の間隔部分のうちの何れか1つのみを挟持する例を説明したが、第7の実施形態では、連珠体170を構成する装飾部材160の間隔部分を複数箇所同時に挟持する例を説明する。
第7の実施形態に係る装身具用留め具700は、以下に説明するように、その開閉部12,22の構造が上記の第1の実施形態に係る装身具用留め具100と異なり、その他の点では上記の第1の実施形態に係る装身具用留め具100と同様に構成されているため、第7の実施形態に係る装身具用留め具700の各構成要素のうち、上記の第1の実施形態に係る装身具用留め具100におけるのと同様の構成要素には、同一の符号を付し、その説明を省略する。
なお、装身具用留め具700において、図16に示すのとは反対側の側面も、例えば、図16に示す方の側面と同様に構成されている。
図16に示すように、装身具用留め具700の開閉部12,22は、連珠体170を構成する装飾部材160の間隔部分のうち、軸支体3の軸方向(回動軸方向)に対する直交方向において並んで位置する2箇所を同時に挟持するように構成されている。
すなわち、開閉部12及び開閉部22は、それぞれ凹部13,23を、軸支体3の軸方向(回動軸方向)に対する直交方向において2つずつ備えて構成されている。
以上のような第7の実施形態によれば、一対の挟持体1,2は、連珠体170を構成する装飾部材160の間隔部分のうち、軸支体3の軸方向(回動軸方向)に対する直交方向において並んで位置する2箇所を同時に挟持するように構成されているので、上記の第1の実施形態と比べて、より多様な使用方法で装身具用留め具700を使用することができる。
なお、上記の第7の実施形態では、一対の挟持体1,2が、連珠体170を構成する装飾部材160の間隔部分のうち、軸支体3の軸方向(回動軸方向)に対する直交方向において並んで位置する2箇所を同時に挟持する例を説明したが、連珠体170を構成する装飾部材160の間隔部分のうち、軸支体3の軸方向(回動軸方向)に対する直交方向において並んで位置する3箇所以上を同時に挟持するようにしても良い。
〔第8の実施形態〕
次に、図17を参照して、第8の実施形態に係る装身具用留め具800について説明する。
図17は第8の実施形態に係る装身具用留め具800により連珠体170を挟持した状態を示す上面図である。
上記の第7の実施形態では、装身具用留め具700の開閉部12,22が、連珠体170を構成する装飾部材160の間隔部分のうち、軸支体3の軸方向(回動軸方向)に対する直交方向において並んで位置する2箇所を同時に挟持する例を説明したが、第8の実施形態では、装身具用留め具800の開閉部12,22が、連珠体170を構成する装飾部材160の間隔部分のうち、軸支体3の軸方向(回動軸方向)において並んで位置する2箇所を同時に挟持する例を説明する。
なお、装身具用留め具800において、図17に示すのとは反対側の側面も、例えば、図17に示す方の側面と同様に構成されている。
図17に示すように、第8の実施形態に係る装身具用留め具800は、上記の第1の実施形態に係る装身具用留め具100(図5など)を、回動軸方向において2つ繋げて相互に一体化したような構造となっている。
以上のような第8の実施形態によれば、一対の挟持体1,2は、連珠体170を構成する装飾部材160の間隔部分のうち、軸支体3の軸方向(回動軸方向)に対する直交方向において並んで位置する2箇所を同時に挟持するように構成されているので、上記の第1の実施形態と比べて、より多様な使用方法で装身具用留め具800を使用することができる。
なお、上記の第8の実施形態では、一対の挟持体1,2が、連珠体170を構成する装飾部材160の間隔部分のうち、軸支体3の軸方向(回動軸方向)において並んで位置する2箇所を同時に挟持する例を説明したが、連珠体170を構成する装飾部材160の間隔部分のうち、軸支体3の軸方向(回動軸方向)において並んで位置する3箇所以上を同時に挟持するようにしても良い。
〔第9の実施形態〕
次に、図18及び図19を参照して、第9の実施形態に係る装身具用留め具900A、900Bを説明する。
なお、第9の実施形態に係る装身具用留め具900A、900Bは、以下に説明する点でのみ、上記の第1の実施形態に係る装身具用留め具100と異なり、その他の点では、上記の第1の実施形態に係る装身具用留め具100と同様に構成されているため、第9の実施形態に係る装身具用留め具900A、900Bの各構成要素のうち、上記の第1の実施形態に係る装身具用留め具100におけるのと同様の構成要素には、同一の符号を付し、その説明を省略する。
図18及び図19に示すように、第9の実施形態に係る装身具用留め具900A、900Bの挟持体1は、装飾が施された装飾部900Cを備えている。
すなわち、図18に示す装身具用留め具900Aの装飾部900Cは、例えば、立体的な花の模様をかたどっており、図19に示す装身具用留め具900Bの装飾部900Cは、例えば、立体的な蝶の模様をかたどっており、
なお、装飾部900Cは、例えば、挟持体1と一体形成されている。
以上のような第9の実施形態に係る装身具用留め具900A、900Bによれば、例えば挟持体1は、装飾が施された装飾部900Cを備えるので、上記の各実施形態に係る装身具用留め具と比べて、装飾性が向上する。
なお、上記の各実施形態では、本発明に係る装身具の好適な一例として、ネックレス150を例示したが、本発明はこの例に限らず、例えば、ブレスレット、ペンダント、アンクレットなど、線状装飾部を備える装身具であれば、如何なる装身具であっても良い。
また、上記の各実施形態では、線状装飾部を構成する装飾部材160が珠型である例(線状装飾部が連珠体170である例)を説明したが、この例に限らず、装飾部材160は、例えば、円筒形状、円柱形状、紡錘形など、その他の形状であっても良く、挟持体1,2の形状は、装飾部材160の形状に応じて、適宜に変更可能である。
また、装身具用留め具が備えるバネ4として、図7に示すような形状のものを例示したが、この例に限らず、一対の挟持体1,2により連珠体(線状装飾部)170を挟持させるべく該一対の挟持体1,2を付勢することができるようなバネであれば、形状は任意である。
また、上記の各実施形態では、装身具用留め具がバネ4を1つのみ備える例を説明したが、例えば、2つ或いは3つ以上備えるようにしても良い。
第1の実施形態に係る装身具用留め具を示す側面図である(一対の挟持体を閉じた状態)。 第1の実施形態に係る装身具用留め具を示す側面図である(一対の挟持体を開いた状態)。 第1の実施形態に係る装身具用留め具を示す正面図である。 第1の実施形態に係る装身具用留め具を示す背面図である。 第1の実施形態に係る装身具用留め具を示す上面図である(連珠体を挟み込んだ状態)。 第1の実施形態に係る装身具用留め具を備える装身具を示す全体図である。 装身具用留め具が備えるバネの一例を示す斜視図である。 第2の実施形態に係る装身具用留め具を示す正面図である。 第3の実施形態に係る装身具用留め具を示す側面図である(一対の挟持体を開いた状態)。 第4の実施形態に係る装身具用留め具を示す側面図である(一対の挟持体を閉じた状態)。 第4の実施形態に係る装身具用留め具を示す正面図である。 第4の実施形態に係る装身具用留め具を示す斜視図である(一対の挟持体を開いた状態)。 第4の実施形態に係る装身具用留め具を示す上面図である(連珠体を挟み込んだ状態)。 第5の実施形態に係る装身具用留め具を示す側面図である(一対の挟持体を閉じた状態)。 第6の実施形態に係る装身具用留め具を示す上面図である(連珠体を挟み込んだ状態)。 第7の実施形態に係る装身具用留め具を示す側面図である(一対の挟持体を閉じた状態)。 第8の実施形態に係る装身具用留め具を示す上面図である(連珠体を挟み込んだ状態)。 第9の実施形態に係る装身具用留め具の第1の例を示す斜視図である。 第9の実施形態に係る装身具用留め具の第2の例を示す斜視図である。 第1の従来例の装身具用留め具を示す側面図である(一対の挟持体を閉じた状態)。 第2の従来例の装身具用留め具を示す斜視図である(一対の挟持体を開いた状態)。
符号の説明
1 挟持体
2 挟持体
3 軸支体(回動軸を構成する)
4 バネ
11 操作部
21 操作部
13 凹部
23 凹部
15A 突起部
100 装身具用留め具
150 ネックレス(装身具)
160 装飾部材
170 連珠体(線状装飾部)
6 凹室
200 装身具用留め具
300 装身具用留め具
400 装身具用留め具
500 装身具用留め具
600 装身具用留め具
700 装身具用留め具
800 装身具用留め具
900A 装身具用留め具
900B 装身具用留め具

Claims (19)

  1. 複数個の装飾部材を連ねてなる線状装飾部を備える装身具における前記線状装飾部に留め付けられる装身具用留め具において、
    相互に回動可能に軸支され、前記線状装飾部の一部を挟持する一対の挟持体と、
    前記一対の挟持体により前記線状装飾部の前記一部を挟持させるべく該一対の挟持体を付勢するバネと、
    を備えることを特徴とする装身具用留め具。
  2. 複数個の装飾部材を連ねてなる線状装飾部を備える装身具における前記線状装飾部に留め付けられる装身具用留め具において、
    相互に回動可能に軸支され、前記線状装飾部を構成する装飾部材のうち、相互に隣り合う何れか2つの装飾部材の間の部分を挟持する一対の挟持体と、
    前記一対の挟持体により前記何れか2つの装飾部材の間の部分を挟持させるべく該一対の挟持体を付勢するバネと、
    を備えることを特徴とする装身具用留め具。
  3. 前記一対の挟持体には、前記何れか2つの装飾部材をそれぞれ位置決めさせるための凹部が形成されていることを特徴とする請求項2に記載の装身具用留め具。
  4. 前記一対の挟持体のうち一方の挟持体の前記凹部よりも、他方の挟持体の前記凹部の方が、前記一対の挟持体により前記線状装飾部を挟持した状態で該線状装飾部の長手方向となる深さが浅く形成されていることを特徴とする請求項3に記載の装身具用留め具。
  5. 前記凹部は、球体の一部分に沿うような凹曲面状に形成されていることを特徴とする請求項3又は4に記載の装身具用留め具。
  6. 複数個の装飾部材を連ねてなる線状装飾部を備える装身具における前記線状装飾部に留め付けられる装身具用留め具において、
    相互に回動可能に軸支され、前記線状装飾部を構成する装飾部材のうち、何れかの装飾部材を挟持する一対の挟持体と、
    前記一対の挟持体により前記何れかの装飾部材を挟持させるべく該一対の挟持体を付勢するバネと、
    を備えることを特徴とする装身具用留め具。
  7. 前記一対の挟持体は、前記何れかの装飾部材をくわえ込むようにして挟持することを特徴とする請求項6に記載の装身具用留め具。
  8. 前記一対の挟持体は、それぞれ半球状の凹室を備え、これら凹室により、前記何れかの装飾部材をくわえ込むようにして挟持することを特徴とする請求項7に記載の装身具用留め具。
  9. 前記一対の挟持体は、同時に複数個の装飾部材を挟持するように構成されていることを特徴とする請求項6乃至8の何れか一項に記載の装身具用留め具。
  10. 前記一対の挟持体は、回動軸方向において並んで位置する複数個の装飾部材を同時に挟持するように構成されていることを特徴とする請求項9に記載の装身具用留め具。
  11. 前記一対の挟持体は、回動軸方向に対する直交方向において並んで位置する複数個の装飾部材を同時に挟持するように構成されていることを特徴とする請求項9に記載の装身具用留め具。
  12. 前記一対の挟持体は、何れか2つの装飾部材の間の部分を同時に複数箇所挟持するように構成されていることを特徴とする請求項2乃至5の何れか一項に記載の装身具用留め具。
  13. 前記一対の挟持体は、回動軸方向において並んで位置する複数箇所を同時に挟持するように構成されていることを特徴とする請求項12に記載の装身具用留め具。
  14. 前記一対の挟持体は、回動軸方向に対する直交方向において並んで位置する複数箇所を同時に挟持するように構成されていることを特徴とする請求項12に記載の装身具用留め具。
  15. 前記一対の挟持体のうち、一方の挟持体における回動先端部には他方の挟持体側に向けて突出する突起部が形成され、他方の挟持体における回動先端部には前記一対の挟持体が閉じた際に前記突起部が嵌入する凹部が形成されていることを特徴とする請求項1乃至14の何れか一項に記載の装身具用留め具。
  16. 前記一対の挟持体において、回動軸を中心として、前記線状装飾部を挟持する部分とは反対側は、使用者により押圧操作される操作部を構成していることを特徴とする請求項1乃至15の何れか一項に記載の装身具用留め具。
  17. 複数個の装飾部材を連ねてなる線状装飾部を備える装身具において、
    請求項1乃至16の何れか一項に記載の装身具用留め具が、前記線状装飾部の何れかの箇所に連結されてなることを特徴とする装身具。
  18. 前記線状装飾部の一端部に連結された第1の前記装身具用留め具と、
    前記線状装飾部の他端部に連結された第2の前記装身具用留め具と、
    を備えることを特徴とする請求項17に記載の装身具。
  19. 前記装身具用留め具が、前記線状装飾部の両端部に連結されていることを特徴とする請求項17に記載の装身具。

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