JP2006197160A - 通信システム、送信装置および受信装置 - Google Patents

通信システム、送信装置および受信装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006197160A
JP2006197160A JP2005005843A JP2005005843A JP2006197160A JP 2006197160 A JP2006197160 A JP 2006197160A JP 2005005843 A JP2005005843 A JP 2005005843A JP 2005005843 A JP2005005843 A JP 2005005843A JP 2006197160 A JP2006197160 A JP 2006197160A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication data
power line
data via
radio
receiving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005005843A
Other languages
English (en)
Inventor
Takehiro Sugita
武弘 杉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2005005843A priority Critical patent/JP2006197160A/ja
Publication of JP2006197160A publication Critical patent/JP2006197160A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Abstract

【課題】 送信装置において無線および電力線の両者を併用して送信を行い、受信装置において無線および電力線で受信されたデータを併合して利用する。
【解決手段】 送信装置100は分配器190を備え、同一の通信データを分配してアンテナ163および結合器164に供給する。アンテナ163から無線300を介して送信された通信データはアンテナ263により受信され、結合器164から電力線400を介して送信された通信データは結合器264により受信される。アンテナ263および結合器264によって受信された通信データは判定器280において誤り率に基づく指標によりそれぞれの通信品質が判断される。この判断結果に従って、アンテナ263および結合器264によって受信された通信データが併合器290により併合される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、通信システム、送信装置および受信装置に関し、特に無線と電力線とを併用する通信システム、送信装置および受信装置に関する。
インターネットの普及に伴い、家庭内へのネットワークの敷設をどのように実現するかが課題となっている。例えばADSLモデムやケーブルモデム等のモデムとパーソナルコンピュータ等の通信装置とを接続する必要がある。しかし、通信装置がモデムとは別の部屋にある場合も多く、そのような場合には部屋間をLAN(ローカルエリアネットワーク)等によって結ぶ必要があり、配線が煩雑になるおそれがある。そこで、このLANを無線通信により実現する無線LANが普及している。
この無線LANによれば、ある程度近い場所同士で間に障害物等がなければ良好な通信品質を得ることができる。しかし、距離が離れる程に通信品質が悪化してしまい、最悪の場合には通信できないところもある。また、壁や天井を1〜2枚程度通過するのであれば一般的には問題なく通信できるが、壁や天井を多く通過するような位置関係の場合や、間に金属板や水分を多く含んだ障害物がある場合には通信が困難になることがある。
これに対し、近年、家庭内の部屋間の接続手段として電力線が注目されている。家庭内で電力供給のために敷設されている電力線であれば、新たに敷設する必要もなく、配線が煩雑になるおそれもない。ただし、この電力線通信もどこでも良好に通信できるとは限らず、伝搬損失の大きな場所では通信速度が小さくなるという課題を抱えている。家庭の電力線には互いに逆相の関係の配線があり、逆相の関係にあるコンセント同士では通信しにくいと一般的に言われている。
無線を用いた場合に通信しにくい場所と電力線通信を用いた場合に通信しにくい場所は、相関性が少ないため、両者をうまく組み合わせることにより通信品質の向上が期待できる。例えば、無線通信と電力線通信のうち良好な手段を選択して通信を行うことにより通信品質を向上させる技術が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2003−229790号公報(図1)
しかしながら、上述の従来技術のように無線または電力線の何れか一方を選択して通信を行うためには、送信装置と受信装置で同時に通信回線の切り換えを行わなければならず、そのような切り換えを行った上で通信回線を確立してようやく送信を開始することが可能となる。すなわち、通信を行うに際して複雑な手順と時間を要することになる。また、そのような切り換えを行っている間に通信状態が変わり、元の方が良好に通信できたというような判断ミスを生じる可能性もある。
そこで、本発明は、送信装置において無線および電力線の両者を併用して送信を行い、受信装置において無線および電力線で受信されたデータを併合して利用することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その第1の側面は、無線および電力線を介してデータ通信を行う送信装置および受信装置を具備する通信システムであって、上記送信装置は、同一の通信データを少なくとも2つに分配する分配手段と、上記通信データの分配された一方を上記無線により送信する無線送信手段と、上記通信データの分配された他方を上記電力線により送信する電力線送信手段とを備え、上記受信装置は、上記通信データを上記無線により受信する無線受信手段と、上記通信データを上記電力線により受信する電力線受信手段と、上記無線受信手段および上記電力線受信手段において受信された上記通信データについて誤り率に基づく指標によりそれぞれの通信品質を判定する判定手段と、上記判定手段による判定結果に従って上記無線受信手段および上記電力線受信手段において受信された上記通信データを併合する併合手段とを備えることを特徴とする通信システムである。これにより、送信装置において無線および電力線の両者を併用して送信を行わせ、受信装置において無線および電力線で受信されたデータを併合して利用させるという作用をもたらす。
また、本発明の第2の側面は、同一の通信データを少なくとも2つに分配する分配手段と、上記通信データの分配された一方を上記無線により送信する無線送信手段と、上記無線送信手段による送信と併せて上記通信データの分配された他方を上記電力線により送信する電力線送信手段とを具備することを特徴とする送信装置である。これにより、同一の通信データについて無線および電力線の両者を併用した送信を行わせるという作用をもたらす。
また、本発明の第3の側面は、同じ符号化方式により符号化されかつ同じ変調方式により変調された同一の通信データを2つに分配する分配手段と、上記通信データの分配された一方を上記無線により送信する無線送信手段と、上記無線送信手段による送信と併せて上記通信データの分配された他方を上記電力線により送信する電力線送信手段とを具備することを特徴とする送信装置である。これにより、同一の通信データについて、同一の符号化方式および同一の変調方式により、無線および電力線の両者を併用した送信を行わせるという作用をもたらす。なお、この第3の側面において、分配手段により分配される通信データとしてOFDM信号を用いることができる。
また、本発明の第4の側面は、同じ符号化方式により符号化された同一の通信データを2つに分配する分配手段と、上記分配された2つの通信データをそれぞれ個別に変調する変調手段と、上記通信データの変調された一方を上記無線により送信する無線送信手段と、上記無線送信手段による送信と併せて上記通信データの変調された他方を上記電力線により送信する電力線送信手段とを具備することを特徴とする送信装置である。これにより、同一の通信データについて、同一の符号化方式および個別の変調方式により、無線および電力線の両者を併用した送信を行わせるという作用をもたらす。なお、この第4の側面においては、分配された2つの通信データを互いに異なる変調方式により変調することができる。
また、本発明の第5の側面は、同一の通信データを2つに分配する分配手段と、上記分配された2つの通信データをそれぞれ個別に符号化する符号化手段と、上記符号化された2つの通信データをそれぞれ個別に変調する変調手段と、上記通信データの変調された一方を上記無線により送信する無線送信手段と、上記無線送信手段による送信と併せて上記通信データの変調された他方を上記電力線により送信する電力線送信手段とを具備することを特徴とする送信装置である。これにより、同一の通信データについて、個別の符号化方式および個別の変調方式により、無線および電力線の両者を併用した送信を行わせるという作用をもたらす。なお、この第5の側面においては、分配された2つの通信データを互いに異なる符号化方式により符号化することができ、また、分配された2つの通信データを互いに異なる変調方式により変調することができる。
また、本発明の第6の側面は、無線を介して通信データを受信する無線受信手段と、電力線を介して通信データを受信する電力線受信手段と、上記無線を介した通信データおよび上記電力線を介した通信データについて誤り率に基づく指標によりそれぞれの通信品質を判定する判定手段と、上記判定手段による判定結果に従って上記無線を介した通信データと上記電力線を介した通信データとを併合する併合手段とを具備することを特徴とする受信装置である。これにより、無線および電力線で受信されたデータを誤り率に基づく指標により併合して利用させるという作用をもたらす。
なお、この第6の側面において、上記判定手段が、上記無線を介した通信データおよび上記電力線を介した通信データの受信電力強度を計測することにより上記誤り率を求めて上記通信品質を判定するようにしてもよい。また、上記併合手段が、上記無線を介した通信データおよび上記電力線を介した通信データの受信電力強度に基づいて上記無線を介した通信データおよび上記電力線を介した通信データを合成するようにしてもよい。また、分配手段により分配される通信データとしてOFDM信号を用いることができる。
また、本発明の第7の側面は、無線を介して通信データを受信する無線受信手段と、電力線を介して通信データを受信する電力線受信手段と、上記無線を介した通信データと上記電力線を介した通信データとを併合する併合手段と、上記併合手段により併合された通信データの復号を行う復号手段と、上記復号手段における復号の際に検出された誤り率によって上記併合された通信データの通信品質を判定する判定手段とを具備し、上記併合手段が、上記無線を介した通信データおよび上記電力線を介した通信データの一方について上記判定手段において判定された通信品質が所定の基準より悪化した場合に他方の通信データに切り換えることを特徴とする受信装置である。これにより、無線および電力線で受信されたデータを復号の際に検出された誤り率に基づいて相互に切り換えさせるという作用をもたらす。
また、本発明の第8の側面は、無線を介して通信データを受信する無線受信手段と、電力線を介して通信データを受信する電力線受信手段と、上記無線を介した通信データおよび上記電力線を介した通信データの復号を行う復号手段と、上記復号手段における復号の際に検出された誤り率によって上記無線を介した通信データおよび上記電力線を介した通信データの通信品質を判定する判定手段と、上記復号手段により復号された上記無線を介した通信データおよび上記電力線を介した通信データを上記判定手段における判定結果によって併合する併合手段とを具備することを特徴とする受信装置である。これにより、無線および電力線で受信されたデータを復号の際に検出された誤り率に基づいて併合させるという作用をもたらす。
なお、この第8の側面において、上記併合手段が、上記無線を介した通信データおよび上記電力線を介した通信データの受信電力強度に基づいて上記無線を介した通信データおよび上記電力線を介した通信データを合成するようにしてもよい。
本発明によれば、送信装置において無線および電力線の両者を併用して送信を行い、受信装置において無線および電力線で受信されたデータを併合して利用するという優れた効果を奏し得る。
次に本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態における通信システムの一例を示す図である。この通信システムでは、送信装置100から送信された通信データを受信装置200が受信する。送信装置100は、無線300を介した通信を行うためのアンテナ163および電力線400を介した通信を行うための結合器164を備えている。同様に、受信装置200は、無線300を介した通信を行うためのアンテナ263および電力線400を介した通信を行うための結合器264を備えている。ここで、アンテナ163および263は電気回路における電磁エネルギーと電磁波とを相互に変換するものである。また、結合器164および264はカップラーとも呼ばれ、電気回路における電気信号を電力線に重ね合せまたは電力線から分離するために用いられる。
送信装置100は、分配器190を備える。この分配器190は、同一の通信データを少なくとも2つに分配するものである。分配器190によって分配された通信データの一方はアンテナ163によって無線送信される。また、分配器190によって分配された通信データのもう一方は結合器164によって電力線に向けて送信される。なお、この送信装置100における分配器190の位置としては、後述のように様々な配置が考えられる。
受信装置200は、判定器280および併合器290を備えている。判定器280は、アンテナ263および結合器264において受信された通信データについてそれぞれの通信品質を判定するものである。併合器290は、判定器280における判定結果に従ってアンテナ263および結合器264において受信された通信データを併合するものである。なお、この受信装置200における併合器290の位置としては、後述のように様々な配置が考えられる。
以下では、まず送信装置100の具体的な構成例について図面を参照して説明する。
図2は、本発明の実施の形態における送信装置100の第1の実施例を示す図である。この第1の実施例による送信装置100では、符号化器111と、変調器121と、RF(Radio Frequency:高周波)回路141と、分配器190と、増幅器153および154とが順番に接続されている。
符号化器111は、通信データについて誤り訂正符号または誤り検出符号を付加するものである。変調器121は、符号化器111から入力された通信データについて所定の変調を行うものである。ここでは、無線通信および電力線通信に同じ変調方式を用いるため、変調器121は共通のものとなっている。RF回路141は、変調された通信データを所定の周波数帯に変換するものである。分配器190は、上述のように、同一の通信データを少なくとも2つに分配するものである。分配された通信データは、それぞれ増幅器153および154に入力される。増幅器153は、無線通信の規格に準ずる送信出力に応じた増幅を行う。増幅器154は、電力線通信の規格に準ずる送信出力に応じた増幅を行う。
図3は、本発明の実施の形態における送信装置100の第2の実施例を示す図である。この第2の実施例による送信装置100では、符号化器111と、変調器121と、分配器190と、RF回路143および144と、増幅器153および154とが順番に接続されている。この第2の実施例による送信装置100は、図2の第1の実施例と比べて、分配器190がRF回路の前段に接続されている点が異なる。
すなわち、この第2の実施例による送信装置100では、変調器121によって変調された同一の通信データが分配器190によって分配され、RF回路143および144に入力される。RF回路143および144は、同一の通信データについて別々に所定の周波数帯に変換し、それぞれ対応する増幅器153および154に出力する。
但し、電力線において短波帯周波数が用いられる場合には、ベースバンド信号のままで送信するのが一般的であるため、RF回路144において特に周波数変換を行う必要はない。従って、電力線において短波帯周波数が用いられる場合には、送信装置100として第1の実施例ではなく第2の実施例の構成を採用した上で、RF回路144としての機能を削除もしくはRF回路144自体を削除することが考えられる。
これら送信装置100の第1および第2の実施例では、同一の変調方式による同一の通信データが分配器190によって分配され、アンテナ163および結合器164を介して無線300および電力線400の両者によって送信される。
図4は、本発明の実施の形態における送信装置100の第3の実施例を示す図である。この第3の実施例による送信装置100では、符号化器111と、分配器190と、変調器123および124と、RF回路143および144と、増幅器153および154とが順番に接続されている。この第3の実施例による送信装置100は、図3の第2の実施例と比べて、分配器190が変調器の前段に接続されている点が異なる。
すなわち、この第3の実施例による送信装置100では、符号化器111によって符号化が施された同一の通信データが分配器190によって分配され、変調器123および124に入力される。変調器123および124は、同一の通信データについて別々に所定の変調を行い、それぞれ対応するRF回路143および144に出力する。従って、この場合、アンテナ163および結合器164を介して無線300および電力線400によって送信される通信データは、互いに異なる変調方式により変調されたものとすることができる。もっとも、変調器123および124のそれぞれにより同一の変調方式により変調するようにしても特に問題はない。
図5は、本発明の実施の形態における送信装置100の第4の実施例を示す図である。この第4の実施例による送信装置100では、分配器190と、符号化器113および114と、変調器123および124と、RF回路143および144と、増幅器153および154とが順番に接続されている。この第4の実施例による送信装置100は、図4の第3の実施例と比べて、分配器190が符号化器の前段に接続されている点が異なる。
すなわち、この第4の実施例による送信装置100では、入力された同一の通信データが分配器190によって分配されて、符号化器113および114に入力される。符号化器113および114は、同一の通信データについて別々に符号化を行い、それぞれ対応する変調器123および124に出力する。従って、この場合、アンテナ163および結合器164を介して無線300および電力線400によって送信される通信データは、互いに異なる符号化方式により符号化されたものとすることができる。もっとも、符号化器113および114のそれぞれにより同一の符号化方式により符号化するようにしても特に問題はない。
また、この第4の実施例による送信装置100では、変調器123および124は、符号化器113および114からの通信データについて別々に所定の変調を行い、それぞれ対応するRF回路143および144に出力する。従って、この場合、アンテナ163および結合器164を介して無線300および電力線400によって送信される通信データは、互いに異なる変調方式により変調されたものとすることができる。もっとも、変調器123および124のそれぞれにより同一の変調方式により変調するようにしても特に問題はない。
図6は、本発明の実施の形態における送信装置100の第5の実施例を示す図である。この第5の実施例による送信装置100はOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing:直交波周波数分割多重)方式による通信を行う場合の例であり、符号化器111と、変調器121と、OFDM生成回路131と、分配器190と、RF回路143および144と、増幅器153および154とが順番に接続されている。
この第5の実施例では、第2の実施例と同様に符号化器111によって誤り訂正符号または誤り検出符号が付加されて、変調器121によって変調が行われた後、OFDM生成回路131が変調器121からの変調シンボルを各サブキャリアに割り当ててFFT(Fast Fourier Transform:高速フーリエ変換)を施すことによってOFDM信号を生成する。そして、この同一のOFDM信号が分配器190によって分配され、RF回路143および144に入力される。RF回路143および144は、同一のOFDM信号について別々に所定の周波数帯に変換し、それぞれ対応する増幅器153および154に出力する。
このように、これら本発明の実施の形態における送信装置100によれば、同一の通信データについて同一または異なる符号化方式および同一または異なる変調方式に基づいて、無線300および電力線400の両者によって送信が行われる。
次に、受信装置200の具体的な構成例について図面を参照して説明する。
図7は、本発明の実施の形態における受信装置200の第1の実施例を示す図である。この第1の実施例による受信装置200では、アンテナ263および結合器264に対応して設けられる増幅器253および254と、RF回路243および244と、併合器290と、復調器221と、復号器211とが順番に接続されている。
増幅器253および254は、アンテナ263および結合器264における受信信号を通信データとしてそれぞれ増幅して、対応するRF回路243および244に供給する。RF回路243および244は、入力された通信データをそれぞれ所定の周波数帯に変換する。但し、電力線において短波帯周波数が用いられる場合には、ベースバンド信号のままで送信されるのが一般的であるため、受信装置200のRF回路244においても特に周波数変換を行う必要はない。従って、電力線において短波帯周波数が用いられる場合には、受信装置200としてRF回路244としての機能を削除もしくはRF回路244自体を削除することが考えられる。
併合器290は、RF回路243および244からの通信データを併合して復調器221に供給する。復調器221は、併合器290によって併合された通信データを復調して復号器211に供給する。復号器211は、復調された通信データについて誤り訂正もしくは誤り検出を行う。誤り訂正符号として畳み込み符号が用いられる場合、復号器211としては、例えばビタビ復号回路を用いることができる。
図8は、受信装置200の第1の実施例における併合器290の構成例を示す図である。図8(a)は、RF回路243および244において検出された受信電力情報に基づいて、RF回路243および244からの通信データを併合する場合の併合器290の構成例を示す図である。RF回路243および244では、高周波レベルもしくは中間周波数レベルにおいてAGC(Automatic Gain Control:自動利得制御)を行っており、そのAGCのための制御電圧としてRSSI(Received Signal Strength Indicator:受信信号強度表示)が検出される。図8(a)の例では、このRSSIを用いて、無線300を介した通信データまたは電力線400を介した通信データの何れか一方を選択する。
図8(a)の併合器290は、比較器292および選択器291を備えている。比較器292は、RF回路243および244から無線300におけるRSSIおよび電力線400におけるRSSIを受け取り、無線300を介した通信データまたは電力線400を介した通信データの何れを選択するべきかを誤り率に基づく指標によって判断する。選択器291は、この比較器292における判断結果に応じてRF回路243および244からの通信データを選択する。
比較器292における判断方法として様々な方法が考えられるが、一例として、受け取ったRSSIからC/N比(Carrier to Noise ratio)を算出する方法がある。このC/N比とは、キャリア信号と雑音との比と表すパラメータであり、数値が大きいほど良好な状態を表す。このC/N比は、無線300を介した通信データおよび電力線400を介した通信データのそれぞれについて、信号有りの状態のRSSIと信号無しの状態のRSSIとの比を求めることにより算出される。これにより、無線300および電力線400のうちC/N比が高い方を選択するという判断をすることができる。
図9は、C/N比とビット誤り率との関係を示す図である。図9(a)を参照すると、C/N比は変調方式毎にビット誤り率との相関関係を有している。すなわち、同じ変調方式であれば、C/N比が高い程、ビット誤り率は低くなることがわかる。
ビット誤り率として許容される目安は、例えば通常の無線LANの場合には、10−5程度、AV伝送の場合には10−10程度と言われている。そこで、図9(a)において一例としてビット誤り率が10−5のC/N比を抽出すると、図9(b)のように、QPSK変調の場合には約6デシベル、16QAM変調の場合には約12デシベル、64QAM変調の場合には約18デシベルとなることがわかる。
図8(a)の比較器292においては、上述のように無線300および電力線400のうちC/N比が高い方を選択するようにしてもよいが、信号が頻繁に切り替わることを避けるために、所定のC/N比を決めておき、その所定のC/N比よりも悪化した場合に、もう一方に切り換えるようにしてもよい。また、ここでは、C/N比を基準とした比較を想定したが、RSSI自体を基準として比較することも可能である。
図8(b)の併合器290は、反転器293および選択器291を備えている。反転器293は、復号器211における誤り訂正または誤り検出の際に判明した誤り率を受けて、その誤り率の状態に応じて無線300を介した通信データまたは電力線400を介した通信データの何れを選択するべきかを判断する。選択器291は、この反転器293における判断結果に応じてRF回路243および244からの通信データを選択する。
ここで、反転器293は、復号器211から供給される誤り率を参照して、現在復号されている信号の誤り率が例えば10−5より悪化した場合に、他方の通信データを選択するよう切り換えるようにすることができる。
なお、ここでは、図8(a)のようにRF回路243および244において抽出された値(RSSI)を用いた例や、図8(b)のように復号器211において抽出された値(誤り率)を用いた例について説明したが、一般には判断基準となる値が後段で抽出されたものである程、判断の精度が向上することが期待される。
このように、図7の受信装置200の第1の実施例によれば、復調器221および復号器211を共有して、無線300を介した通信データおよび電力線400を介した通信データを適宜選択して使用することができる。この場合、無線300および電力線400による通信データは同一の変調方式かつ同一の符号化方式であることが要求される。従って、この場合に組み合わせることのできる送信装置100は、図2に示した第1の実施例または図3に示した第2の実施例の何れかの構成になる。
図10は、本発明の実施の形態における受信装置200の第2の実施例を示す図である。この第2の実施例による受信装置200では、アンテナ263および結合器264に対応して設けられる増幅器253および254と、RF回路243および244と、復調器223および224と、併合器290と、復号器211とが順番に接続されている。この第2の実施例による受信装置200は、図7の第1の実施例と比べて、併合器290が復調器の後段に接続されている点が異なる。
すなわち、この第2の実施例による受信装置200では、復調器223および224によって別々に復調された通信データが併合器290によって併合され、復号器211に入力される。復号器211は、このようにして併合された通信データを復号する。
図11は、受信装置200の第2の実施例における併合器290の構成例を示す図である。図11(a)は、RF回路243および244において検出された受信電力情報に基づいて、RF回路243および244からの通信データを併合する場合の併合器290の構成例を示す図である。この図11(a)の併合器290は、比較器292と、バッファ294および295と、選択器291とを備えている。すなわち、選択器291の入力側にバッファ294および295を備えている点を除けば、図8(a)の構成と同様の構成になっている。
この受信装置200の第2の実施例では、復調器223および224の後段に併合器290が設けられているため、無線300を介した通信データおよび電力線400を介した通信データを相互に切り換える際には、復調された通信データの境目で切り換えなければならない。この切り換えタイミングを統一するため、選択器291の入力側にバッファ294および295が設けられている。なお、図7の受信装置200の第1の実施例では復調される前の段階でパケット毎に切り換えることが可能なため、選択器291の入力側のバッファは特に設けられていない。
比較器292における判断方法も図8(a)の構成と同様であり、C/N比が高い方を選択するかもしくは所定のC/N比よりも悪化した場合に他方に切り換えるようにすることができる。
図11(b)の併合器290は、バッファ294および295と、選択器291と、反転器293と備えている。すなわち、選択器291の入力側にバッファ294および295を備えている点を除けば、図8(b)の構成と同様の構成になっている。
また、反転器293における判断方法も図8(b)の構成と同様であり、復号器211から供給される誤り率が悪化した場合に、他方の通信データを選択するよう切り換えるようにすることができる。
図12は、受信装置200の第2の実施例における併合器290の他の構成例を示す図である。ここまでに説明した併合器290では、無線300を介した通信データおよび電力線400を介した通信データの何れか一方を選択して使用していたが、この図12の構成例は各通信データを合成することにより信号のC/N比を向上させようとするものである。この併合器290は、バッファ294および295と、受信電力算出回路296および297と、合成器298とを備えている。
復調器223および224からの通信データはそれぞれ対応するバッファ294および295に入力されるとともに、受信電力算出回路296および297に入力される。受信電力算出回路296および297は、復調器223および224からの通信データの受信電力を計算し、その結果を合成器298に供給する。合成器298は、受信電力算出回路296および297によって算出された受信電力に基づいてバッファ294および295からの通信データの合成比を決定して合成する。このような合成手法については既存の技術によるものと同様であり、例えば、最大比合成などの手法を採用することができる。
このように、図10の受信装置200の第2の実施例によれば、別々の復調器223および224と、共通の復号器211とによって、無線300を介した通信データおよび電力線400を介した通信データを適宜選択もしくは合成して使用することができる。この場合、無線300および電力線400による通信データは同一の符号化方式であることが要求されるが、変調方式については同一でも異なるものであってもよい。従って、この場合に組み合わせることのできる送信装置100は、図2に示した第1の実施例、図3に示した第2の実施例または図4に示した第3の実施例の何れかの構成になる。
図13は、本発明の実施の形態における受信装置200の第3の実施例を示す図である。この第3の実施例による受信装置200では、アンテナ263および結合器264に対応して設けられる増幅器253および254と、RF回路243および244と、復調器223および224と、復号器213および214と、併合器290とが順番に接続されている。この第3の実施例による受信装置200は、図10の第2の実施例と比べて、併合器290が復号器の後段に接続されている点が異なる。
すなわち、この第3の実施例による受信装置200では、復調器223および224によって別々に復調され、復号器213および214によって別々に復号された通信データが併合器290によって併合される。
図14は、受信装置200の第3の実施例における併合器290の構成例を示す図である。この構成例では、復号器213および214において判明した誤り率に基づいて、復号器213および214からの通信データを併合する。この併合器290は、比較器292と、バッファ294および295と、選択器291とを備えている。すなわち、接続先が異なるものの、図11(a)の構成と同様の構成になっている。
また、比較器292における判断方法も図11(a)の構成と同様であり、C/N比が高い方を選択するかまたは所定のC/N比よりも悪化した場合に他方に切り換えるようにすることができる。
このように、図13の受信装置200の第3の実施例によれば、別々の復調器223および224と、別々の復号器213および214とによって、無線300を介した通信データおよび電力線400を介した通信データを適宜選択し、もしくは、合成して使用することができる。この場合、無線300および電力線400による通信データの符号化方式および変調方式については同一でも異なるものであってもよい。従って、この場合に組み合わせることのできる送信装置100は、図2に示した第1の実施例、図3に示した第2の実施例、図4に示した第3の実施例または図5に示した第4の実施例の何れかの構成になる。
図15は、本発明の実施の形態における受信装置200の第4の実施例を示す図である。この第4の実施例による受信装置200はOFDM方式による通信を行う場合の例であり、アンテナ263および結合器264に対応して設けられる増幅器253および254と、RF回路243および244と、OFDM受信器233および234と、併合器290と、復調器221と、復号器211とが順番に接続されている。
この第4の実施例では、第1の実施例と同様に、増幅器253および254が、アンテナ263および結合器264における受信信号を通信データとしてそれぞれ増幅して、対応するRF回路243および244に供給する。RF回路243および244は、入力された通信データをそれぞれ所定の周波数帯に変換する。
OFDM受信器233および234は、通信データからサブキャリア毎の変調信号を分離して併合器290に供給する。併合器290は、OFDM受信器233および234からのサブキャリア毎の変調信号を併合して復調器221に供給する。復調器221は、併合器290によって併合された通信データを復調して復号器211に供給する。復号器211は、復調された通信データについて誤り訂正もしくは誤り検出を行う。
図16は、受信装置200の第4の実施例における併合器290の構成例を示す図である。図16(a)は、OFDM受信器233および234からのサブキャリア毎の変調信号について選択により併合する場合の併合器290の構成例を示す図である。この図16(a)の併合器290は、受信電力算出回路296および297と、比較器292と、バッファ294および295と、選択器291とを備えている。
OFDM受信器233および234からのサブキャリア毎の変調信号はそれぞれバッファ294および295に入力されるとともに、受信電力算出回路296および297に入力される。受信電力算出回路296および297は、サブキャリア毎の変調信号の受信電力を計算し、その結果を比較器292に供給する。比較器292はサブキャリア毎の変調信号を比較して、無線300を介した通信データおよび電力線400を介した通信データの何れを選択すべきかを選択器291に指示する。選択器291は、比較器292からの指示に従って、バッファ294および295から供給されたサブキャリア毎の変調信号について無線300を介した通信データおよび電力線400を介した通信データの何れか一方を選択する。
また、図16(a)の併合器290では、OFDM受信器233および234からのサブキャリア毎の変調信号について無線300を介した通信データおよび電力線400を介した通信データの何れか一方を選択して使用していたが、図16(b)の構成例のように各通信データを合成することにより信号のC/N比を向上させることができる。この図16(b)の併合器290は、図12の併合器290と同様の構成を備えている。また、合成手法についても同様に既存の技術を利用することができる。
この図16の受信装置200の第4の実施例によれば、OFDM方式による通信を行う場合に、サブキャリア毎の変調信号について無線300を介した通信データおよび電力線400を介した通信データの何れか一方を選択し、もしくは、両者を合成して使用することができる。この場合に組み合わせることのできる送信装置100は、図6に示した第5の実施例の構成になる。
このように、これら本発明の実施の形態における受信装置200によれば、同一または異なる符号化方式および同一または異なる変調方式による同一の通信データを無線300および電力線400の両者により受信して、何れか一方を選択し、もしくは、両者を合成して使用することができる。
すなわち、本発明の実施の形態によれば、送信装置において無線および電力線の両者を併用して送信を行い、受信装置において無線および電力線で受信されたデータを併合して利用するため、送信装置と受信装置との間で予め送信手順を定めることなく高速に通信を行うことができ、一方向の伝送の場合においても通信品質の向上を図ることができる。
なお、本発明の実施の形態は本発明を具現化するための一例を示したものであり、以下に示すように特許請求の範囲における発明特定事項とそれぞれ対応関係を有するが、これに限定されるものではなく本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変形を施すことができる。
すなわち、請求項1において、分配手段は例えば分配器190に対応する。また、無線送信手段は例えばアンテナ163に対応する。また、電力線送信手段は例えば結合器164に対応する。また、無線受信手段は例えばアンテナ263に対応する。また、電力線受信手段は例えば結合器264に対応する。また、判定手段は例えば判定器280に対応する。また、併合手段は例えば併合器290に対応する。
また、請求項2乃至9において、分配手段は例えば分配器190に対応する。また、無線送信手段は例えばアンテナ163に対応する。また、電力線送信手段は例えば結合器164に対応する。
また、請求項10乃至16において、無線受信手段は例えばアンテナ263に対応する。また、電力線受信手段は例えば結合器264に対応する。また、判定手段は例えば判定器280に対応する。また、併合手段は例えば併合器290に対応する。
なお、本発明の実施の形態において説明した処理手順は、これら一連の手順を有する方法として捉えてもよく、また、これら一連の手順をコンピュータに実行させるためのプログラム乃至そのプログラムを記憶する記録媒体として捉えてもよい。
本発明の活用例として、例えば通信システムにおいて無線と電力線を併用して通信を行う際に本発明を適用することができる。
本発明の実施の形態における通信システムの一例を示す図である。 本発明の実施の形態における送信装置100の第1の実施例を示す図である。 本発明の実施の形態における送信装置100の第2の実施例を示す図である。 本発明の実施の形態における送信装置100の第3の実施例を示す図である。 本発明の実施の形態における送信装置100の第4の実施例を示す図である。 本発明の実施の形態における送信装置100の第5の実施例を示す図である。 本発明の実施の形態における受信装置200の第1の実施例を示す図である。 受信装置200の第1の実施例における併合器290の構成例を示す図である。 C/N比とビット誤り率との関係を示す図である。 本発明の実施の形態における受信装置200の第2の実施例を示す図である。 受信装置200の第2の実施例における併合器290の構成例を示す図である。 受信装置200の第2の実施例における併合器290の他の構成例を示す図である。 本発明の実施の形態における受信装置200の第3の実施例を示す図である。 受信装置200の第3の実施例における併合器290の構成例を示す図である。 本発明の実施の形態における受信装置200の第4の実施例を示す図である。 受信装置200の第4の実施例における併合器290の構成例を示す図である。
符号の説明
100 送信装置
111、113、114 符号化器
121、123、124 変調器
131 OFDM生成回路
141、143、144 RF回路
153、154 増幅器
163 アンテナ
164 結合器
190 分配器
200 受信装置
211、213、214 復号器
221、223、224 復調器
233、234 OFDM受信器
243、244 RF回路
253、254 増幅器
263 アンテナ
264 結合器
280 判定器
290 併合器
291 選択器
292 比較器
293 反転器
294、295 バッファ
296、297 受信電力算出回路
298 合成器
300 無線
400 電力線

Claims (16)

  1. 無線および電力線を介してデータ通信を行う送信装置および受信装置を具備する通信システムであって、
    前記送信装置は、
    同一の通信データを少なくとも2つに分配する分配手段と、
    前記通信データの分配された一方を前記無線により送信する無線送信手段と、
    前記通信データの分配された他方を前記電力線により送信する電力線送信手段と
    を備え、
    前記受信装置は、
    前記通信データを前記無線により受信する無線受信手段と、
    前記通信データを前記電力線により受信する電力線受信手段と、
    前記無線受信手段および前記電力線受信手段において受信された前記通信データについて誤り率に基づく指標によりそれぞれの通信品質を判定する判定手段と、
    前記判定手段による判定結果に従って前記無線受信手段および前記電力線受信手段において受信された前記通信データを併合する併合手段と
    を備えることを特徴とする通信システム。
  2. 同一の通信データを少なくとも2つに分配する分配手段と、
    前記通信データの分配された一方を前記無線により送信する無線送信手段と、
    前記無線送信手段による送信と併せて前記通信データの分配された他方を前記電力線により送信する電力線送信手段と
    を具備することを特徴とする送信装置。
  3. 同じ符号化方式により符号化されかつ同じ変調方式により変調された同一の通信データを2つに分配する分配手段と、
    前記通信データの分配された一方を前記無線により送信する無線送信手段と、
    前記無線送信手段による送信と併せて前記通信データの分配された他方を前記電力線により送信する電力線送信手段と
    を具備することを特徴とする送信装置。
  4. 前記分配手段により分配される通信データはOFDM信号であることを特徴とする請求項3記載の送信装置。
  5. 同じ符号化方式により符号化された同一の通信データを2つに分配する分配手段と、
    前記分配された2つの通信データをそれぞれ個別に変調する変調手段と、
    前記通信データの変調された一方を前記無線により送信する無線送信手段と、
    前記無線送信手段による送信と併せて前記通信データの変調された他方を前記電力線により送信する電力線送信手段と
    を具備することを特徴とする送信装置。
  6. 前記変調手段は、前記分配された2つの通信データを互いに異なる変調方式により変調することを特徴とする請求項5記載の送信装置。
  7. 同一の通信データを2つに分配する分配手段と、
    前記分配された2つの通信データをそれぞれ個別に符号化する符号化手段と、
    前記符号化された2つの通信データをそれぞれ個別に変調する変調手段と、
    前記通信データの変調された一方を前記無線により送信する無線送信手段と、
    前記無線送信手段による送信と併せて前記通信データの変調された他方を前記電力線により送信する電力線送信手段と
    を具備することを特徴とする送信装置。
  8. 前記符号化手段は、前記分配された2つの通信データを互いに異なる符号化方式により符号化することを特徴とする請求項7記載の送信装置。
  9. 前記変調手段は、前記分配された2つの通信データを互いに異なる変調方式により変調することを特徴とする請求項7記載の送信装置。
  10. 無線を介して通信データを受信する無線受信手段と、
    電力線を介して通信データを受信する電力線受信手段と、
    前記無線を介した通信データおよび前記電力線を介した通信データについて誤り率に基づく指標によりそれぞれの通信品質を判定する判定手段と、
    前記判定手段による判定結果に従って前記無線を介した通信データと前記電力線を介した通信データとを併合する併合手段と
    を具備することを特徴とする受信装置。
  11. 前記判定手段は、前記無線を介した通信データおよび前記電力線を介した通信データの受信電力強度を計測することにより前記誤り率を求めて前記通信品質を判定することを特徴とする請求項10記載の受信装置。
  12. 前記併合手段は、前記無線を介した通信データおよび前記電力線を介した通信データの受信電力強度に基づいて前記無線を介した通信データおよび前記電力線を介した通信データを合成することを特徴とする請求項10記載の受信装置。
  13. 前記無線を介した通信データおよび前記電力線を介した通信データはOFDM信号であることを特徴とする請求項10記載の送信装置。
  14. 無線を介して通信データを受信する無線受信手段と、
    電力線を介して通信データを受信する電力線受信手段と、
    前記無線を介した通信データと前記電力線を介した通信データとを併合する併合手段と、
    前記併合手段により併合された通信データの復号を行う復号手段と、
    前記復号手段における復号の際に検出された誤り率によって前記併合された通信データの通信品質を判定する判定手段とを具備し、
    前記併合手段は、前記無線を介した通信データおよび前記電力線を介した通信データの一方について前記判定手段において判定された通信品質が所定の基準より悪化した場合に他方の通信データに切り換える
    ことを特徴とする受信装置。
  15. 無線を介して通信データを受信する無線受信手段と、
    電力線を介して通信データを受信する電力線受信手段と、
    前記無線を介した通信データおよび前記電力線を介した通信データの復号を行う復号手段と、
    前記復号手段における復号の際に検出された誤り率によって前記無線を介した通信データおよび前記電力線を介した通信データの通信品質を判定する判定手段と
    前記復号手段により復号された前記無線を介した通信データおよび前記電力線を介した通信データを前記判定手段における判定結果によって併合する併合手段と
    を具備することを特徴とする受信装置。
  16. 前記併合手段は、前記無線を介した通信データおよび前記電力線を介した通信データの受信電力強度に基づいて前記無線を介した通信データおよび前記電力線を介した通信データを合成することを特徴とする請求項15記載の受信装置。
JP2005005843A 2005-01-13 2005-01-13 通信システム、送信装置および受信装置 Pending JP2006197160A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005005843A JP2006197160A (ja) 2005-01-13 2005-01-13 通信システム、送信装置および受信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005005843A JP2006197160A (ja) 2005-01-13 2005-01-13 通信システム、送信装置および受信装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006197160A true JP2006197160A (ja) 2006-07-27

Family

ID=36802884

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005005843A Pending JP2006197160A (ja) 2005-01-13 2005-01-13 通信システム、送信装置および受信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006197160A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008042314A (ja) * 2006-08-02 2008-02-21 Sumitomo Electric Ind Ltd 送信装置、受信装置、それらを含んだ送受信システムおよびそのデータ伝送方法
JP2008131303A (ja) * 2006-11-20 2008-06-05 Matsushita Electric Works Ltd 電力線搬送通信システム
JP2008236360A (ja) * 2007-03-20 2008-10-02 Sumitomo Electric Ind Ltd 電力線通信装置
CN102111189A (zh) * 2011-04-11 2011-06-29 福建省电力有限公司宁德电业局 远距离高速电力线宽带通信方法
JP2012169966A (ja) * 2011-02-16 2012-09-06 Mega Chips Corp 通信システムおよび送信装置
JP2020194991A (ja) * 2019-05-24 2020-12-03 矢崎総業株式会社 有線/無線混在通信システムのための送信器、受信器および有線/無線混在通信システム

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002246965A (ja) * 2001-02-15 2002-08-30 Ntt Docomo Inc 情報伝送方法及びシステム、並びに送信装置、及び受信装置
JP2003229790A (ja) * 2001-11-27 2003-08-15 Sony Corp 通信システム、通信端末及び通信方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002246965A (ja) * 2001-02-15 2002-08-30 Ntt Docomo Inc 情報伝送方法及びシステム、並びに送信装置、及び受信装置
JP2003229790A (ja) * 2001-11-27 2003-08-15 Sony Corp 通信システム、通信端末及び通信方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008042314A (ja) * 2006-08-02 2008-02-21 Sumitomo Electric Ind Ltd 送信装置、受信装置、それらを含んだ送受信システムおよびそのデータ伝送方法
JP2008131303A (ja) * 2006-11-20 2008-06-05 Matsushita Electric Works Ltd 電力線搬送通信システム
JP2008236360A (ja) * 2007-03-20 2008-10-02 Sumitomo Electric Ind Ltd 電力線通信装置
JP2012169966A (ja) * 2011-02-16 2012-09-06 Mega Chips Corp 通信システムおよび送信装置
CN102111189A (zh) * 2011-04-11 2011-06-29 福建省电力有限公司宁德电业局 远距离高速电力线宽带通信方法
CN102111189B (zh) * 2011-04-11 2013-06-19 国家电网公司 远距离高速电力线宽带通信方法
JP2020194991A (ja) * 2019-05-24 2020-12-03 矢崎総業株式会社 有線/無線混在通信システムのための送信器、受信器および有線/無線混在通信システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5787122A (en) Method and apparatus for transmitting/receiving, encoded data as burst signals using a number of antennas
JP5318299B2 (ja) 中継装置および中継補助装置
JP5288502B2 (ja) 移動通信システム、移動通信装置及び移動通信方法
JP2006197160A (ja) 通信システム、送信装置および受信装置
JP4931921B2 (ja) ダイバーシチ受信装置及びダイバーシチ受信方法
JP4649996B2 (ja) 送信装置および受信装置
JP2002246965A (ja) 情報伝送方法及びシステム、並びに送信装置、及び受信装置
JPWO2006080360A1 (ja) 通信装置及び通信方法
JP2007221357A (ja) 無線中継装置、無線中継方法
JP2005536136A (ja) データの許容伝送遅延に従って2つの異なる符号化方式及び対応する変調方式の間で選択する方式
JP5579070B2 (ja) 無線アクセスネットワークにおいて音声/映像コンテンツを送信/受信するための方法及び装置
JP2006246364A (ja) ダイバーシティ受信装置
WO2020026899A1 (ja) 復号回路
JP4595658B2 (ja) 通信装置と通信方法および電力線搬送通信システム
WO2000060765A1 (fr) Emetteur, recepteur et procede d'emission/reception
KR100758333B1 (ko) 무선 통신 시스템을 위한 모뎀, 이를 이용한 송신 장치 및그의 송신 전력 제어 방법
JP4155585B2 (ja) 変調装置、無線送信装置及び無線受信装置
JP5127065B2 (ja) 無線通信システム、無線通信方法、通信装置および端末装置
JP2006521027A (ja) Ofdm通信システム用の後方互換性送信機ダイバーシチ方式
JP6305255B2 (ja) 水中通信システム及び水中通信装置
JPWO2010070843A1 (ja) 無線通信システムおよび無線装置
JP2009060176A (ja) 無線通信装置および無線受信方法
JP4377624B2 (ja) 送信機、通信システム及びシンボル送信方法
JP2023043653A (ja) 無線通信装置
JP5014322B2 (ja) 基地局装置及び無線通信方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070705

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100119

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100305

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100622