JP2006197039A - 移動通信システム、無線基地局及び移動局 - Google Patents

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Abstract

【課題】 Ackを用いてユーザデータの伝送速度を制御する場合に、ユーザデータの伝送速度の上昇が妨げられることなく、ユーザデータの伝送効率を向上させる。
【解決手段】 本発明は、データ送信側装置が、データ受信側装置から送信された送達確認信号に基づいて、データチャネル及び制御チャネルを用いて送信データブロックを再送するように構成されている移動通信システムに関する。かかる移動通信システムにおいて、データ送信側装置は、データ受信側装置から送信された送達確認信号に基づいて送信データブロックの伝送速度を制御するように構成されており、データ受信側装置は、送信データブロックの再送回数が最大再送回数に達した場合であっても送達確認信号を送信するように構成されている。
【選択図】 図12

Description

本発明は、データ送信側装置がデータ受信側装置から送信された送達確認信号に基づいてデータチャネル及び制御チャネルを用いて送信データブロックを再送するように構成されている移動通信システム、及び、かかる移動通信システムで用いられる無線基地局及び移動局に関する。
従来、移動通信システムでは、マルチパスフェージング等により、データ受信側装置において瞬時に受信信号レベルが変動するため、無線基地局による上りリンク信号の受信品質や、移動局による下りリンク信号の受信品質が大幅に劣化し、受信誤りが多くなるという問題点があった。
かかる問題点を克服する技術として、ハイブリッドARQ(Auto Repeat reQuest。以下、HARQとする。)が知られている。
HARQは、図14に示すように、データ受信側装置(無線基地局NodeB又は移動局UE)が、受信した送信データブロックに対して、送達確認信号(Ack又はNack)を、データ送信側装置(移動局UE又は無線基地局NodeB)に送信する。
通常、データ送信側装置は、送信データブロック(例えば、送信データブロック#1)が正しく受信されたことを示す送達確認信号(Ack)を受信した場合にのみ、次の送信データブロック(例えば、送信データブロック#2)を送信する。
一方、データ送信側装置は、送信データブロックが正しく受信出来なかったことを示す送達確認信号(Nack)を受信した場合には、再度、当該送信データブロックの送信を行う。
HARQは、通信相手に確実に信号を送るという点で優れているが、一方で、送達確認信号(Ack又はNack)を、逆側回線(上りリンクにおけるデータ通信であれば下りリンク、下りリンクにおけるデータ通信であれば上りリンク)で送信するため、逆側回線における無線容量の負荷となるという問題点があった。
そこで、かかる問題点を解決するために、データ送信側装置による送信データブロックの再送回数が、最大再送回数に達した場合には、データ受信側装置が、送達確認信号を送信しないことにより、逆側回線における無線容量へのインパクトを抑える方法が提案されている(非特許文献1参照)。
また、従来の移動通信システムにおいて、無線回線の空き具合や無線通信品質等に基づいて伝送速度を制御する(送信データブロックサイズを変更する)技術が知られている。
例えば、かかる技術として、3GPPにおいて標準化が行われている「上り回線エンハンスメント(EUL:Enhanced Uplink)」が知られている。なお、上り回線エンハンスメントが適用されている移動通信システムは、HARQが適用されるように構成されている(非特許文献2参照)。
また、従来の移動通信システムでは、移動局(データ送信側装置)が、無線基地局(データ受信側装置)に対して所定の伝送速度でユーザデータを送信し、無線基地局によって返信された当該ユーザデータに対応する送達確認信号に基づいて当該ユーザデータの伝送速度を制御する伝送速度制御方法が知られている(非特許文献3参照)。
図15を用いて、かかる伝送速度制御方法について説明する。
図15に示すように、移動局(データ送信側装置)UEは、システムから予め与えられる初期最大許容伝送速度(初期最大許容送信データブロック又は初期最大許容送信電力比等)で、ユーザデータを構成する送信データブロックの送信を開始する。
無線基地局(データ受信側装置)NodeBは、送信データブロックを受信して、誤り判定処理を行う。無線基地局(データ受信側装置)NodeBは、誤り判定結果がOKであれば、移動局UEに対して肯定的な送達確認信号(Ack)を送信するとともに、送信データブロックを受信する際に用いられる受信リソースを所定量だけ大きくする。
移動局UEは、Ackを受けたことによって、無線基地局NodeBが、所定量だけ受信リソースを大きくしたことを認識し、送信データブロックの伝送速度を、上述の所定量に対応する分だけ増加させる。
無線基地局NodeBは、セル共通の最大許容伝送速度を報知しており、移動局UEは、かかる最大許容伝送速度を超えない範囲で、上りユーザデータの伝送速度を制御する。
3GPP TSG-RAN R1-041439 3GPP TSG-RAN TS25.309 v6.1.0 3GPP TSG-RAN R1-04773
しかしながら、上述のような従来の移動通信システムでは、データ送信側装置による送信データブロックの再送回数が、最大再送回数に達した場合には、データ受信側装置が、送達確認信号を送信しないことにより、逆側回線における無線容量へのインパクトを抑えるように構成されているため、データ受信側装置がAckを送信する機会が少なくなるため、ユーザデータの伝送速度の上昇が妨げられ、ユーザデータの伝送効率が低下するという問題点があった。
そこで、本発明は、以上の点に鑑みてなされたもので、Ackを用いてユーザデータの伝送速度を制御する場合に、ユーザデータの伝送速度の上昇が妨げられることなく、ユーザデータの伝送効率を向上させることができる移動通信システム、及び、かかる移動通信システムで用いられる無線基地局及び移動局を提供することを目的とする。
本発明の第1の特徴は、データ送信側装置が、データ受信側装置から送信された送達確認信号に基づいて、データチャネル及び制御チャネルを用いて送信データブロックを再送するように構成されている移動通信システムであって、前記データ送信側装置が、前記データ受信側装置から送信された前記送達確認信号に基づいて前記送信データブロックの伝送速度を制御するように構成されており、前記データ受信側装置が、前記送信データブロックの再送回数が最大再送回数に達した場合であっても、前記送達確認信号を送信するように構成されていることを要旨とする。
本発明の第2の特徴は、移動局が、無線基地局から送信された送達確認信号に基づいて、データチャネル及び制御チャネルを用いて送信データブロックを再送するように構成されている移動通信システムで用いられる無線基地局であって、前記移動局が、前記無線基地局から送信された前記送達確認信号に基づいて前記送信データブロックの伝送速度を制御するように構成されている場合、前記送信データブロックの再送回数が最大再送回数に達した場合であっても、前記送達確認信号を送信するように構成されている再送処理部を具備することを要旨とする。
本発明の第3の特徴は、無線基地局が、移動局から送信された送達確認信号に基づいて、データチャネル及び制御チャネルを用いて送信データブロックを再送するように構成されている移動通信システムで用いられる移動局であって、前記無線基地局が、前記移動局から送信された前記送達確認信号に基づいて前記送信データブロックの伝送速度を制御するように構成されている場合、前記送信データブロックの再送回数が最大再送回数に達した場合であっても、前記送達確認信号を送信するように構成されている再送処理部を具備することを要旨とする。
以上説明したように、本発明によれば、Ackを用いてユーザデータの伝送速度を制御する場合に、ユーザデータの伝送速度の上昇が妨げられることなく、ユーザデータの伝送効率を向上させることができる移動通信システム、及び、かかる移動通信システムで用いられる無線基地局及び移動局を提供することができる。
(本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの構成)
図1乃至図11を参照して、本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの構成について説明する。図1に示すように、本実施形態に係る移動通信システムは、複数の移動局UE#1乃至#8と、複数の無線基地局NodeB#1乃至#5と、無線回線制御局RNCとを具備している。
本実施形態に係る移動通信システムでは、データ送信側装置(移動局UE又は無線基地局NodeB)が、データ受信側装置(無線基地局NodeB又は移動局UE)から送信された送達確認信号(Ack又はNack)に基づいて、データチャネル及び制御チャネルを用いて、送信データブロックを再送するように構成されている。
また、本実施形態に係る移動通信システムでは、データ受信側装置(無線基地局NodeB又は移動局UE)が、データ送信側装置(移動局UE又は無線基地局NodeB)によって再送された当該送信データブロックに対してソフトコンバイニングを適用するように構成されていてもよい。
本発明は、上りリンクにおける移動通信(データ送信側装置が移動局UEであり、データ受信側装置が無線基地局NodeBである移動通信)及び下りリンクにおける移動通信(データ送信側装置が無線基地局NodeBであり、データ受信側装置が移動局UEである移動通信)のそれぞれに適用することが可能である。
なお、本発明が、どちらの移動通信に適用される場合であっても、データ送信側装置及びデータ受信側装置の構成は同様であるため、本実施形態では、本発明が、データ送信側装置が移動局UEであり、データ受信側装置が無線基地局NodeBである上りリンクにおける移動通信に適用された場合について説明する。
また、本実施形態に係る移動通信システムでは、下りリンクにおいて「HSDPA」が用いられており、上りリンクにおいて「EUL(上り回線エンハンスメント)」が用いられている。なお、「HSDPA」及び「EUL」の両者において、HARQによる再送制御が行われるものとする。
したがって、上りリンクにおいて、エンハンスト個別物理データチャネル(E-DPDCH:Enhanced Dedicated Physical Data Channel)及びエンハンスト個別物理制御チャネル(E-DPCCH:Enhanced Dedicated Physical Control Channel)から構成されるエンハンスト個別物理チャネル(E-DPCH:Enhanced Dedicated Physical Channel)と、個別物理データチャネル(DPDCH:Dedicated Physical Data Channel)及び個別物理制御チャネル(DPCCH:Dedicated Physical Control Channel)から構成される個別物理チャネル(DPCH:Dedicated Physical Channel)とが用いられている。
ここで、エンハンスト個別物理制御チャネル(E-DPCCH)は、E-DPDCHの送信フォーマット(送信ブロックサイズ等)を規定するための送信フォーマット番号や、HARQに関する情報(再送回数等)や、スケジューリングに関する情報(移動局UEにおける送信電力やバッファ滞留量等)等のEUL用制御データを送信する。
また、エンハンスト個別物理データチャネル(E-DPDCH)は、エンハンスト個別物理制御チャネル(E-DPCCH)にマッピングされており、当該エンハンスト個別物理制御チャネル(E-DPCCH)で送信されるEUL用制御データに基づいて、移動局UE用のユーザデータを送信する。
個別物理制御チャネル(DPCCH)は、RAKE合成やSIR測定等に用いられるパイロットシンボルや、上り個別物理データチャネル(DPDCH)の送信フォーマットを識別するためのTFCI(Transport Format Combination Indicator)や、下りリンクにおける送信電力制御ビット等の制御データを送信する。
また、個別物理データチャネル(DPDCH)は、個別物理制御チャネル(DPCCH)にマッピングされており、当該個別物理制御チャネル(DPCCH)で送信される制御データに基づいて、移動局UE用のユーザデータを送信する。ただし、移動局UEにおいて送信すべきユーザデータが存在しない場合には、個別物理データチャネル(DPDCH)は送信されないように構成されていてもよい。
また、上りリンクでは、HSPDAが適用されている場合に必要な高速個別物理制御チャネル(HS-DPCCH:High Speed Dedicated Physical Control Channel)や、ランダムアクセスチャネル(RACH)も用いられている。
高速個別物理制御チャネル(HS-DPCCH)は、下り品質識別子(CQI:Channel Quality Indicator)や、高速個別物理データチャネル用送達確認信号(Ack又はNack)を送信する。
なお、本実施形態では、HARQによる再送制御が行われるように構成されているエンハンスト個別物理チャネル(E-DPCH)に対して、本発明が適用するものとして説明する。
図2に示すように、本実施形態に係る無線基地局NodeBは、HWYインターフェース11と、ベースバンド信号処理部12と、呼制御部13と、1つ又は複数の送受信部14と、1つ又は複数のアンプ部15と、1つ又は複数の送受信アンテナ16とを備える。
HWYインターフェース11は、無線回線制御局RNCとのインターフェースである。具体的には、HWYインターフェース11は、無線回線制御局RNCから、下りリンクを介して移動局UEに送信するユーザデータを受信して、ベースバンド信号処理部12に入力するように構成されている。また、HWYインターフェース11は、無線回線制御局RNCから、無線基地局NodeBに対する制御データを受信して、呼制御部13に入力するように構成されている。
また、HWYインターフェース11は、ベースバンド信号処理部12から、上りリンクを介して移動局UEから受信した上りリンク信号に含まれるユーザデータを取得して、無線回線制御局RNCに送信するように構成されている。さらに、HWYインターフェース11は、無線回線制御局RNCに対する制御データを呼制御部13から取得して、無線回線制御局RNCに送信するように構成されている。
ベースバンド信号処理部12は、HWYインターフェース11から取得したユーザデータに対して、RLC処理やMAC処理(MAC-d処理やMAC-e処理)やレイヤ1処理を施してベースバンド信号を生成して、送受信部14に転送するように構成されている。
ここで、下りリンクにおけるMAC処理には、HARQ処理やスケジューリング処理や伝送速度制御処理等が含まれる。また、下りリンクにおけるレイヤ1処理には、ユーザデータのチャネル符号化処理や拡散処理等が含まれる。
また、ベースバンド信号処理部12は、送受信部14から取得したベースバンド信号に対して、レイヤ1処理やMAC処理(MAC-e処理やMAC-d処理)やRLC処理を施してユーザデータを抽出して、HWYインターフェース11に転送するように構成されている。
ここで、上りリンクにおけるMAC処理には、HARQ処理やスケジューリング処理や伝送速度制御処理やヘッダ廃棄処理等が含まれる。また、上りリンクにおけるレイヤ1処理には、逆拡散処理やRAKE合成処理や誤り訂正復号処理等が含まれる。
なお、ベースバンド信号処理部12の具体的な機能については後述する。また、呼制御部13は、HWYインターフェース11から取得した制御データに基づいて呼制御処理を行うものである。
送受信部14は、ベースバンド信号処理部12から取得したベースバンド信号を無線周波数帯の信号(下りリンク信号)に変換する処理を施してアンプ部15に送信するように構成されている。また、送受信部14は、アンプ部15から取得した無線周波数帯の信号(上りリンク信号)をベースバンド信号に変換する処理を施してベースバンド信号処理部12に送信するように構成されている。
アンプ部15は、送受信部14から取得した下りリンク信号を増幅して、送受信アンテナ16を介して移動局UEに送信するように構成されている。また、アンプ部15は、送受信アンテナ16によって受信された上りリンク信号を増幅して、送受信部14に送信するように構成されている。
図3に示すように、ベースバンド信号処理部12は、RLC処理部121と、MAC-d処理部122と、MAC-e及びレイヤ1処理部123とを具備している。
MAC-e及びレイヤ1処理部123は、送受信部14から取得したベースバンド信号に対して、逆拡散処理やRAKE合成処理や誤り訂正復号処理やHARQ処理等を行うように構成されている。
MAC-d処理部122は、MAC-e及びレイヤ1処理部123からの出力信号に対して、ヘッダの廃棄処理等を行うように構成されている。
RLC処理部121は、MAC-d処理部122からの出力信号に対して、RLCレイヤにおける再送制御処理やRLC-SDUの再構築処理等を行うように構成されている。
ただし、これらの機能は、ハードウエアで明確に分けられておらず、ソフトウエアによって実現されていてもよい。
図4に示すように、MAC-e及びレイヤ1処理部(上りリンク用構成)123は、DPCCH RAKE部123aと、DPDCH RAKE部123bと、E-DPCCH RAKE部123cと、E-DPDCH RAKE部123dと、HS-DPCCH RAKE部123eと、RACH処理部123fと、TFCIデコーダ部123gと、バッファ123h、123mと、再逆拡散部123i、123nと、FECデコーダ部123j、123oと、E-DPCCHデコーダ部123kと、MAC-e機能部123lと、MAC-hs機能部123pとを具備している。
E-DPCCH RAKE部123cは、送受信部14から送信されたベースバンド信号内のエンハンスト個別物理制御チャネル(E-DPCCH)に対して、逆拡散処理と、個別物理制御チャネル(DPCCH)に含まれているパイロットシンボルを用いたRAKE合成処理を施すように構成されている。
E-DPCCHデコーダ部123kは、E-DPCCH RAKE部123cのRAKE合成出力に対して復号処理を施して、送信フォーマット番号やHARQに関する情報やスケジューリングに関する情報等を取得してMAC-e機能部123lに入力するように構成されている。
E-DPDCH RAKE部123dは、送受信部14から送信されたベースバンド信号内のエンハンスト個別物理データチャネル(E-DPDCH)に対して、MAC-e機能部123lから送信された送信フォーマット情報(コード数)を用いた逆拡散処理と、個別物理制御チャネル(DPCCH)に含まれているパイロットシンボルを用いたRAKE合成処理を施すように構成されている。
バッファ123mは、MAC-e機能部123lから送信された送信フォーマット情報(シンボル数)に基づいて、E-DPDCH RAKE部123dのRAKE合成出力を蓄積するように構成されている。
再逆拡散部123nは、MAC-e機能部123lから送信された送信フォーマット情報(拡散率)に基づいて、バッファ123mに蓄積されているE-DPDCH RAKE部123dのRAKE合成出力に対して、逆拡散処理を施すように構成されている。
FECデコーダ部123oは、MAC-e機能部123lから送信された送信フォーマット情報(送信データブロックサイズ)に基づいて、HARQバッファ123oに蓄積されている再逆拡散部123nの逆拡散処理出力に対して、誤り訂正復号処理(FEC復号処理)を施すように構成されている。
MAC-e機能部123lは、E-DPCCHデコーダ部123kから取得した送信フォーマット番号やHARQに関する情報やスケジューリングに関する情報等に基づいて、送信フォーマット情報(コード数やシンボル数や拡散率や送信データブロックサイズ等)を算出して出力するように構成されている。
また、MAC-e機能部123lは、図5に示すように、受信処理命令部123l1と、HARQ管理部123l2と、スケジューリング部123l3とを具備している。
受信処理命令部123l1は、E-DPCCHデコーダ部123kから入力された送信フォーマット番号やHARQに関する情報やスケジューリングに関する情報を、HARQ管理部123l2に送信するように構成されている。
また、受信処理命令部123l1は、E-DPCCHデコーダ部123kから入力されたスケジューリングに関する情報を、スケジューリング部123l3に送信するように構成されている。
さらに、受信処理命令部123l1は、E-DPCCHデコーダ部123kから入力された送信フォーマット番号に対応する送信フォーマット情報(送信データブロックサイズや送信電力比(後述)等)を出力するように構成されている(図6参照)。
HARQ管理部123l2は、FECデコーダ部123oから入力されたCRC結果に基づいて、上りユーザデータの受信処理が成功したか否かについて判定する。そして、HARQ管理部123l2は、かかる判定結果に基づいて送達確認信号(Ack又はNack)を生成して、ベースバンド信号処理部12の下りリンク用構成に送信する。また、HARQ管理部123l2は、上述の判定結果がOKであった場合、FECデコーダ部123oから入力された上りユーザデータを無線回線制御局RNCに送信する。
また、HARQ管理部123l2は、上述の判定結果がOKである場合には、HARQバッファ123oに蓄積されている軟判定情報をクリアする。一方、HARQ管理部123l2は、上述の判定結果がNGである場合には、HARQバッファ123oに、上りユーザデータを蓄積する。
また、HARQ管理部123l2は、上述の判定結果を受信処理命令部123l1に転送し、受信処理命令部123l1は、受信した判定結果に基づいて、次のTTIに備えるべきハードウエアリソースをE-DPDCH RAKE部123d及びバッファ123mに通知する。
また、HARQ管理部123l2は、移動局UEが、無線基地局NodeBから送信された送達確認信号(Ack/Nack)に基づいて送信データブロックの伝送速度を制御するように構成されている場合、当該送信データブロックの再送回数が最大再送回数に達した場合であっても、送達確認信号(Ack/Nack)を送信するように構成されている。
一方、HARQ管理部123l2は、移動局UEが、無線基地局NodeBから送信された送達確認信号(Ack/Nack)に基づいて送信データブロックの伝送速度を制御するように構成されていない場合、当該送信データブロックの再送回数が最大再送回数に達した場合、送達確認信号(Ack/Nack)を送信しないように構成されている。
また、スケジューリング部123l3は、無線基地局NodeBの上りリンクにおける無線リソースや、上りリンクにおける干渉量(ノイズライズ)等に基づいて、最大許容伝送速度(最大許容送信データブロックサイズや最大許容送信電力比等)を含むスケジューリング信号を通知するように、ベースバンド信号処理部12の下りリンク用構成に指示する。
ここで、スケジューリング信号は、当該移動局UEにおけるユーザデータの最大許容伝送速度(例えば、最大許容送信データブロックサイズや、エンハンスト個別物理データチャネル(E-DPDCH)と個別物理制御チャネル(DPCCH)との送信電力比の最大値(最大許容送信電力比)等)、又は、当該最大許容伝送速度に関するパラメータを含むものである。本明細書において、特段の断りがない場合、最大許容伝送速度には、最大許容伝送速度に関するパラメータが含まれるものとする。
かかるスケジューリング信号は、当該移動局UEが在圏しているセルにおいて報知されている情報であり、当該セルに在圏している全ての移動局、又は、当該セルに在圏している特定グループの移動局に対する制御情報を含む。
以下、ハードウエアリソースに基づく制御方式及び上りリンクにおける干渉量に基づく制御方式について具体的に説明する。
ハードウエアリソースに基づく制御方式では、スケジューリング部123l3は、配下のセルに接続している移動局UEに対して、絶対速度割当チャネル(AGCH)によって最大許容伝送速度を報知するように構成されている。
スケジューリング部123l3は、配下のセルに接続している移動局UEにおけるユーザデータの伝送速度が高くなり、ハードウエアリソースが足りなくなってきた場合には、最大許容伝送速度を低く設定し、ハードウエアリソース不足が生じないようにしている。
一方、スケジューリング部123l3は、配下のセルに接続している移動局におけるユーザデータ伝送が終了した場合等、ハードウエアリソースに余裕が出てきた場合には、再び最大許容伝送速度を高く設定する。
また、上りリンクにおける干渉量に基づく制御方式では、スケジューリング部123l3は、配下のセルに接続している移動局UEに対して、絶対速度割当チャネル(AGCH)によって最大許容伝送速度を報知するように構成されている。
スケジューリング部123l3は、配下のセルに接続している移動局UEにおけるユーザデータの伝送速度が高くなり、上りリンクにおける干渉量(例えば、ノイズライズ)が許容値(例えば、最大許容ノイズライズ)を超えた場合には、最大許容伝送速度を低く設定し、上りリンクにおける干渉量が許容値内に収まるようにしている。
一方、スケジューリング部123l3は、配下のセルに接続している移動局UEにおけるユーザデータ伝送が終了した場合等、上りリンクにおける干渉量(例えば、ノイズライズ)が許容値(例えば、最大許容ノイズライズ)内に収まっており余裕が出ている場合には、再び最大許容伝送速度を高く設定する。
図7に示すように、本実施形態に係る移動局UEは、バスインターフェース31と、呼処理部32と、ベースバンド処理部33と、RF部34と、送受信アンテナ36とを具備している。
ただし、かかる機能は、ハードウェアとして独立して存在していてもよいし、一部又は全部が一体化していてもよいし、ソフトウェアのプロセスによって構成されていてもよい。
バスインターフェース31は、呼処理部32から出力されたユーザデータを他の機能部(例えば、アプリケーションに関する機能部)に転送するように構成されている。また、バスインターフェース31は、他の機能部(例えば、アプリケーションに関する機能部)から送信されたユーザデータを呼処理部32に転送するように構成されている。
呼処理部32は、ユーザデータを送受信するための呼制御処理を行うように構成されている。
ベースバンド信号処理部33は、RF部34から送信されたベースバンド信号に対して、逆拡散処理やRAKE合成処理やFEC復号処理を含むレイヤ1処理と、MAC-e処理やMAC-d処理を含むMAC処理と、RLC処理とを施して取得したユーザデータを呼処理部32に送信するように構成されている。
また、ベースバンド信号処理部33は、呼処理部32から送信されたユーザデータに対してRLC処理やMAC処理やレイヤ1処理を施してベースバンド信号を生成してRF部34に送信するように構成されている。
なお、ベースバンド信号処理部33の具体的な機能については後述する。RF部34は、送受信アンテナ35を介して受信した無線周波数帯の信号に対して、検波処理やフィルタリング処理や量子化処理等を施してベースバンド信号を生成して、ベースバンド信号処理部33に送信するように構成されている。また、RF部34は、ベースバンド信号処理部33から送信されたベースバンド信号を無線周波数帯の信号に変換するように構成されている。
図8に示すように、ベースバンド信号処理部33は、RLC処理部33aと、MAC-d処理部33bと、MAC-e処理部33cと、レイヤ1処理部33dとを具備している。
RLC処理部33aは、呼処理部32から送信されたユーザデータに対して、レイヤ2の上位レイヤにおける処理(RLC処理)を施して、MAC-d処理部33bに送信するように構成されている。
MAC-d処理部33bは、チャネル識別子ヘッダを付与し、上りリンクにおける送信電力の限度に基づいて、上りリンクにおける送信フォーマットを作成するように構成されている。
図9に示すように、MAC-e処理部33cは、E-TFC選択部33c1と、HARQ処理部33c2とを具備している。
E-TFC選択部33c1は、無線基地局NodeBから送信されたスケジューリング信号に基づいて、エンハンスト個別物理データチャネル(E-DPDCH)及びエンハンスト個別物理制御チャネル(E-DPCCH)の送信フォーマット(E-TFC)を決定するように構成されている。
また、E-TFC選択部33c1は、決定した送信フォーマットについての送信フォーマット情報(送信データブロックサイズや、エンハンスト個別物理データチャネル(E-DPDCH)と個別物理制御チャネル(DPCCH)との送信電力比等)をレイヤ1処理部33dに送信すると共に、決定した送信データブロックサイズ又は送信電力比をHARQ処理部33c2に送信する。
また、E-TFC選択部33c1は、無線基地局NodeBからスケジュール信号によって通知された最大許容伝送速度に到達するまで、上りリンクにおけるユーザデータの伝送速度を増加させていくように構成されている。
ここで、E-TFC選択部33c1は、無線基地局NodeBから肯定的な送達確認信号(AcK)を受信した場合に、所定ステップだけ、上りユーザデータの伝送速度を増加させるように構成されている。
HARQ処理部33c2は、「Nプロセスのストップアンドウエイト(N process Stop and Wait)」のプロセス管理を行い、無線基地局NodeBから受信される送達確認信号(上りデータ用のAck/Nack)に基づいて、上りユーザデータの伝送を行うように構成されている。
また、HARQ処理部33c2は、Nackが受信された場合で、且つ、特定の送信データブロック(ユーザデータ)の再送回数が最大再送回数を下回る場合には、当該送信データブロックについての再送を行い、Ackを受けた場合、或いは、特定の送信データブロックの再送回数が最大再送回数に達している場合には、次の送信データブロックを送信する。
また、HARQ処理部33c2は、レイヤ1処理部33dから入力されたCRC結果に基づいて下りユーザデータの受信処理が成功したか否かについて判定する。そして、HARQ処理部33c2は、かかる判定結果に基づいて送達確認信号(下りユーザデータ用のAck又はNack)を生成して、レイヤ1処理部33dに送信する。また、HARQ処理部33c2は、上述の判定結果がOKであった場合、レイヤ1処理部33dから入力された下りユーザデータをMAC-d処理部33dに送信する。
図10に示すように、レイヤ1処理部33dは、DPCCH RAKE部33d1と、DPDCH RAKE部33d2と、RGCH RAKE部33d4と、拡散部33d6と、FEC符号化部33d7と、FECデコーダ部33d3、33d5とを具備している。
DPDCH RAKE部33d2は、RF部34から送信された下りリンク信号内の個別物理データチャネルDPDCHに対して逆拡散処理及びRAKE合成処理を施して、FECデコーダ部33d3に出力するように構成されている。
FECデコーダ部33d3は、DPDCH RAKE部33d2のRAKE合成出力に対してFEC復号処理を施して、下りユーザデータを抽出してMAC-e処理部33cに送信するように構成されている。なお、FECデコーダ部33d3は、かかるFEC復号処理を施す際に、ソフトコンバイニングを適用するように構成されていてもよい。
また、FECデコーダ部33d3は、下りユーザデータについて施したCRC結果をMAC-e処理部33cに送信するように構成されている。
RGCH RAKE部33d4は、RF部34から送信された下りリンク信号内の相対速度割当チャネル(RGCH)に対して逆拡散処理及びRAKE合成処理を施して、FECデコーダ部33d5に出力するように構成されている。
FECデコーダ部33d5は、RGCH RAKE部33d4のRAKE合成出力に対してFEC復号処理を施して、スケジューリング信号を抽出してMAC-e処理部33cに送信するように構成されている。
FEC符号化部33d7は、MAC-e処理部33cから送信された送達確認信号(下りユーザデータ用Ack/Nack)に応じて、MAC-e処理部33cから送信された送信フォーマット情報を用いて、MAC-e処理部33cから送信された上りユーザデータに対してFEC符号化処理を施して、拡散部33d6に送信するように構成されている。
拡散部33d6は、FEC符号化部33d7から送信された上りユーザデータに対して拡散処理を施して、RF部34に送信するように構成されている。
本実施形態に係る無線回線制御局RNCは、無線基地局NodeBの上位に位置する装置であり、無線基地局NodeBと移動局UEとの間の無線通信を制御するように構成されている。
図10に示すように、本実施形態に係る無線回線制御局RNCは、交換局インターフェース51と、LLCレイヤ処理部52と、MACレイヤ処理部53と、メディア信号処理部54と、基地局インターフェース55と、呼制御部56とを具備している。
交換局インターフェース51は、交換局1とのインターフェースである。交換局インターフェース51は、交換局1から送信された下りリンク信号をLLCレイヤ処理部52に転送し、LLCレイヤ処理部52から送信された上りリンク信号を交換局1に転送するように構成されている。
LLCレイヤ処理部52は、シーケンス番号等のヘッダ又はトレーラの合成処理等のLLC(論理リンク制御:Logical Link Control)サブレイヤ処理を施すように構成されている。LLCレイヤ処理部52は、LLCサブレイヤ処理を施した後、上りリンク信号については交換局インターフェース51に送信し、下りリンク信号についてはMACレイヤ処理部53に送信するように構成されている。
MACレイヤ処理部53は、優先制御処理やヘッダ付与処理等のMAC処理を施すように構成されている。MACレイヤ処理部53は、MAC処理を施した後、上りリンク信号についてはLLCレイヤ処理部52に送信し、下りリンク信号については基地局インターフェース55(又は、メディア信号処理部54)に送信するように構成されている。
メディア信号処理部54は、音声信号やリアルタイムの画像信号に対して、メディア信号処理を施すように構成されている。メディア信号処理部54は、メディア信号処理を施した後、上りリンク信号についてはMACレイヤ処理部53に送信し、下りリンク信号については基地局インターフェース55に送信するように構成されている。
基地局インターフェース55は、無線基地局NodeBとのインターフェースである。基地局インターフェース55は、無線基地局NodeBから送信された上りリンク信号をMACレイヤ処理部53(又は、メディア信号処理部54)に転送し、MACレイヤ処理部53(又は、メディア信号処理部54)から送信された下りリンク信号を無線基地局NodeBに転送するように構成されている。
呼制御部56は、呼受付制御処理や、レイヤ3シグナリングによるチャネルの設定及び開放処理等を施すように構成されている。
また、呼制御部56は、移動局UEに対して、送信データブロックの最大再送回数を指示するように構成されている。また、呼制御部56は、無線基地局NodeBに対して、送信データブロックの最大再送回数を指示するように構成されていてもよい。
また、呼制御部56は、送信データブロックの種類ごとに異なる最大再送回数を決定するように構成されていてもよい。
(本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの動作)
図12及び図13を参照して、本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの動作について説明する。
図12に示すように、ステップS101において、無線基地局NodeBに設けられているHARQ処理部123l2は、移動局UEから送信されたユーザデータ(送信ブロック単位)を受信する。
ステップS102において、HARQ処理部123l2は、受信した送信データブロックの再送回数と最大再送回数とを比較する。
送信データブロックの再送回数と最大再送回数とが同一である場合、本動作は、ステップS103に進み、送信データブロックの再送回数が最大再送回数よりも小さい場合、本動作は、ステップS104に進む。
ステップS103において、HARQ処理部123l2は、移動局UEが、無線基地局NodeBから送信された送達確認信号(Ack/Nack)に基づいて送信データブロックの伝送速度を制御するように構成されているか否かについて(すなわち、所定の伝送速度制御方法が用いられているか否かについて)判断する。
判断結果が肯定的である場合、ステップS104において、HARQ処理部123l2は、送信データブロックの受信結果に基づく送達確認信号(Ack/Nack)を移動局UEに送信する。
一方、判断結果が否定的である場合、HARQ処理部123l2は、送信データブロックの受信結果に基づく送達確認信号(Ack/Nack)を移動局UEに送信することなく、本動作は終了する。
図13に、本実施形態にかかる移動通信システムにおいて、移動局UEが、無線基地局NodeBから送信された送達確認信号(Ack/Nack)に基づいて送信データブロックの伝送速度を制御するように構成されている場合の動作について示す。
(本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの作用・効果)
本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムによれば、データ送信側装置が送達確認信号(Ack/Nack)を用いてユーザデータの伝送速度を制御する場合に限って、当該ユーザデータの再送回数が最大再送回数に達した場合にも、送達確認信号を送信することにより、ユーザデータの伝送効率を向上させることができる。
また、本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムによれば、データ送信側装置が送達確認信号(Ack/Nack)を用いてユーザデータの伝送速度を制御する方式を採用していない場合には、当該ユーザデータの再送回数が最大再送回数に達したときには、送達確認信号を送信しないことにより、逆側回線の負荷を軽減することができる。
本発明の一実施形態に係る移動通信システムの全体構成図である。 本発明の一実施形態に係る移動通信システムの無線基地局の機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係る移動通信システムの無線基地局におけるベースバンド信号処理部の機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係る移動通信システムの無線基地局のベースバンド信号処理部におけるMAC-e及びレイヤ1処理部(上りリンク用構成)の機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係る移動通信システムの無線基地局のベースバンド信号処理部におけるMAC-e及びレイヤ1処理部(上りリンク用構成)のMAC-e機能部の機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係る移動通信システムの無線基地局のベースバンド信号処理部におけるMAC-e及びレイヤ1処理部(上りリンク用構成)のMAC-e機能部のスケジューリング部が送信データブロックサイズを決定する際に用いるテーブルの一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る移動通信システムの移動局の機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係る移動通信システムの移動局におけるベースバンド信号処理部の機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係る移動通信システムの移動局におけるベースバンド信号処理部のMAC-e処理部の機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係る移動通信システムの移動局におけるベースバンド信号処理部のレイヤ1処理部の機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係る移動通信システムの無線回線制御局の機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係る移動通信システムの動作を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る移動通信システムの動作を示すシーケンス図である。 従来の移動通信システムにおける再送制御処理の動作を示すシーケンス図である。 従来の移動通信システムにおけるストップアンドウエイトを説明するための図である。
符号の説明
1…交換局、NodeB…無線基地局、11…HWYインターフェース、12、33…ベースバンド信号処理部、121、33a…RLC処理部、122、33b…MAC-d処理部、123…MAC-e及びレイヤ1処理部、123a…DPCCH RAKE部、123b…DPDCH RAKE部、123c…E-DPCCH RAKE部、123d…E-DPDCH RAKE部、123e…HS-DPCCH RAKE部、123f…RACH処理部、123g…TFCIデコーダ部、123h、123m…バッファ、123i、123n…再逆拡散部、123j、123o、33d3、33d5…FECデコーダ部、123k…E-DPCCHデコーダ部、123l…MAC-e機能部、123l1…受信処理命令部、123l2…HARQ管理部、123l3…スケジューリング部、123p…MAC-hs機能部、13、56…呼制御部、14…送受信部、15…アンプ部、16、35…送受信アンテナ、UE…移動局、31…バスインターフェース、32…呼処理部、34…RF部、33c…MAC-e処理部、33c1…E-TFCI選択部、33c2…HARQ処理部、33d…レイヤ1処理部、33d1…DPCCH RAKE部、33d2…DPDCH RAKE部、33d4…RGCH RAKE部、33d6…拡散部、33d7…FEC符号化部、RNC…無線回線制御局、51…交換局インターフェース、52…LLCレイヤ処理部、53…MACレイヤ処理部、54…メディア信号処理部、55…基地局インターフェース

Claims (3)

  1. データ送信側装置が、データ受信側装置から送信された送達確認信号に基づいて、データチャネル及び制御チャネルを用いて送信データブロックを再送するように構成されている移動通信システムであって、
    前記データ送信側装置は、前記データ受信側装置から送信された前記送達確認信号に基づいて前記送信データブロックの伝送速度を制御するように構成されており、
    前記データ受信側装置は、前記送信データブロックの再送回数が最大再送回数に達した場合であっても、前記送達確認信号を送信するように構成されていることを特徴とする移動通信システム。
  2. 移動局が、無線基地局から送信された送達確認信号に基づいて、データチャネル及び制御チャネルを用いて送信データブロックを再送するように構成されている移動通信システムで用いられる無線基地局であって、
    前記移動局が、前記無線基地局から送信された前記送達確認信号に基づいて前記送信データブロックの伝送速度を制御するように構成されている場合、前記送信データブロックの再送回数が最大再送回数に達した場合であっても、前記送達確認信号を送信するように構成されている再送処理部を具備することを特徴とする無線基地局。
  3. 無線基地局が、移動局から送信された送達確認信号に基づいて、データチャネル及び制御チャネルを用いて送信データブロックを再送するように構成されている移動通信システムで用いられる移動局であって、
    前記無線基地局が、前記移動局から送信された前記送達確認信号に基づいて前記送信データブロックの伝送速度を制御するように構成されている場合、前記送信データブロックの再送回数が最大再送回数に達した場合であっても、前記送達確認信号を送信するように構成されている再送処理部を具備することを特徴とする移動局。
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