JP2003224621A - パケット伝送システム及びパケット伝送方法 - Google Patents

パケット伝送システム及びパケット伝送方法

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JP2003224621A
JP2003224621A JP2002358175A JP2002358175A JP2003224621A JP 2003224621 A JP2003224621 A JP 2003224621A JP 2002358175 A JP2002358175 A JP 2002358175A JP 2002358175 A JP2002358175 A JP 2002358175A JP 2003224621 A JP2003224621 A JP 2003224621A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 送受信間のデータ再送回数を少なくし、
伝送効率の向上を図ること。 【解決手段】 送信信号切替え部104は、新規データ
送信を要求する信号を入力した場合、誤り訂正符号化部
102の出力信号を変調部106に出力し、データ再送
を要求する信号を入力した場合、バッファ103に蓄積
されている信号を変調部106に出力する。変調方式決
定部105は、新規データ送信を要求する信号を入力し
た場合、最大レートの変調方式で変調するように変調部
106を制御する。一方、変調方式決定部105は、デ
ータ再送を要求する信号を入力した場合、再送用の変調
方式で変調するように変調部106を制御する。再送用
の変調方式の決定方法として、最大レートに所定の定数
(例えば0.5)を乗じたレートとする方法や、BPS
K、QPSK等の位相変調方式に固定する方法等が考え
られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パケット伝送通信
に用いられるデータ伝送システム及びパケット伝送方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、パケット通信においては、誤
りが検出されたパケットを再送すること(ARQ:Auto
matic repeat request)により所定の品質を保証してい
る。以下、従来のARQを用いたパケット伝送システム
の装置間での信号のやりとりについて簡単に説明する。
なお、以下の説明において、ARQ対象データを送信す
る装置を送信側装置といい、ARQ対象データを受信す
る装置を受信側装置という。
【0003】まず、送信側装置が、その時点で使用でき
る最大レートで受信側装置にデータを送信し、受信側装
置が、受信したデータに対して誤り検出処理を行う。
【0004】そして、誤りが検出された場合、受信側装
置は、送信側装置に対してデータの再送を要求する信号
(以下、「NACK信号」という)を送信する。一方、
誤りが検出されない場合、受信側装置は、送信側装置に
対して次のデータの送信を要求する信号(以下、「AC
K信号」という)を送信する。
【0005】送信側装置は、NACK信号を受信した場
合、その時点で使用できる最大レートで前回と同一のデ
ータを受信側装置に再送する。一方、送信側装置は、A
CK信号を受信した場合、その時点で使用できる最大レ
ートで次のデータを受信側装置に送信する。
【0006】このように、従来のパケット伝送システム
においては、受信側装置で受信データに誤りが検出され
た場合に再送要求を行い、送信側装置が再送要求を受信
すると同一データを再送している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
パケット伝送システムにおいては、送信側装置が、再送
時の送信方式を新規送信時と同一の基準で選択している
ため、再送時も劣悪な状況の回線である場合に再度誤り
となり、その結果、再送回数が多くなり伝送効率が悪化
するという問題がある。特に、16QAM等の多値変調
においては、マルチパスが存在すると劣化が激しく、送
信電力を上げても各ビットの尤度は効果的に高められな
い。通常、送信方式の切替えはフェージングに追従する
ほど高速に行えないので、このようなことが頻繁に起こ
りうる。
【0008】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、送受信間のデータ再送回数を少なくすることがで
き、伝送効率の向上を図ることができるパケット伝送シ
ステム及びパケット伝送方法を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のパケット伝送シ
ステムは、送信方式を適応的に制御してデータを送信す
る送信側装置と、この送信側装置から送信されたデータ
を受信する受信側装置とを具備し、前記受信側装置は、
誤りが検出された受信データの再送を要求する信号を前
記送信側装置に送信し、前記送信側装置は、新規送信時
と異なる基準で選択された送信方式で再送データを送信
する構成を採る。
【0010】本発明のパケット伝送システムは、送信側
装置は、所望品質を得る最大レートの送信方式で新規デ
ータを送信し、所望品質を得る最大レートの送信方式よ
りも誤り率特性が良い送信方式で再送データを送信する
構成を採る。
【0011】本発明のパケット伝送システムは、送信側
装置は、所望品質を得る最大レートに所定の定数を乗じ
たレートの送信方式で再送データを送信する構成を採
る。
【0012】これらの構成により、再送時において新規
送信時と異なる基準を用いて、誤り率特性が良い送信方
式を採用することができるので、送受信間のデータ再送
回数を少なくすることができ、伝送効率の向上を図るこ
とができる。
【0013】本発明のパケット伝送システムは、送信側
装置は、所望品質を得る最大レートの送信方式を長時間
観測した結果に基づいて再送用の送信方式を決定する構
成を採る。
【0014】本発明のパケット伝送システムは、送信側
装置は、所望品質を得る最大レートの平均値に基づいて
再送用の送信方式を決定する構成を採る。
【0015】これらの構成により、送信方式の切替えが
フェージングに追従するほど高速に行えないことに鑑
み、最適な送信方式でデータを再送することができるの
で、さらに伝送効率の向上を図ることができる。
【0016】本発明のパケット伝送システムは、送信側
装置は、再送データを位相変調方式で変調して送信する
構成を採る。
【0017】本発明のパケット伝送システムは、送信側
装置は、再送データをQPSK変調して送信する構成を
採る。
【0018】本発明のパケット伝送システムは、送信側
装置は、再送を要求されたデータをBPSK変調して送
信する構成を採る。
【0019】これらの構成により、最も誤り率特性が良
好となり、最も効率良く再送後の受信品質を向上するこ
とができる。
【0020】本発明のパケット伝送システムは、受信側
装置は、受信品質に基づいて送信側装置における再送時
の送信方式を決定する構成を採る。
【0021】本発明のパケット伝送システムは、受信側
装置は、受信SIRから所定の固定値を減算した値にお
いて所望品質を得る最大レートの送信方式を再送時の送
信方式とする構成を採る。
【0022】これらの構成により、受信側装置において
受信品質に基づいて再送時の送信方式を決定することが
できる。
【0023】本発明のパケット伝送システムは、送信側
装置は、送信データに対して誤り訂正符号化処理を行っ
て送信し、受信側装置は、再送された受信データと既受
信データとを合成して誤り訂正復号処理を行う構成を採
る。
【0024】本発明のパケット伝送システムは、送信側
装置は、再送時に誤り訂正符号化処理を行った送信デー
タの特定ビットのみを送信する構成を採る。
【0025】これらの構成により、誤り率特性が良い送
信方式で送信するとデータレートが下がってしまうとい
う欠点を補うことができ、ハイブリッドARQに対応し
たパケット伝送を行うことができる。
【0026】本発明の基地局装置は、上記いずれかに記
載のパケット伝送システムの送信側装置を具備する構成
を採る。また、本発明の通信端末装置は、上記いずれか
のパケット伝送システムの受信側装置を具備する構成を
採る。
【0027】これらの構成により、送受信間のデータ再
送回数を少なくすることができるので、伝送効率の向上
を図ることができる。
【0028】本発明のパケット伝送方法は、データ受信
側装置においてデータに誤りが検出された場合、データ
送信側装置において新規送信時と異なる基準で選択され
た送信方式で前記データを再送する。
【0029】この方法により、再送時において新規送信
時と異なる基準を用いて、誤り率特性が良い送信方式を
採用することができるので、送受信間のデータ再送回数
を少なくすることができ、伝送効率の向上を図ることが
できる。
【0030】
【発明の実施の形態】本発明の骨子は、再送時において
新規送信時と異なる基準を用いて、誤り率特性が良い送
信方式を選択することである。
【0031】以下、本発明の実施の形態について、図面
を参照して詳細に説明する。なお、以下の各実施の形態
では、送信方式の1つである変調方式を制御する場合に
ついて説明する。
【0032】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1に係るパケット伝送システムの構成を示すブロッ
ク図である。図1に示すパケット伝送システムは、送信
側装置100及び受信側装置150とから構成されてい
る。
【0033】送信側装置100は、誤り検出ビット付加
部101と、誤り訂正符号化部102と、バッファ10
3と、送信信号切替え部104と、変調方式決定部10
5と、変調部106と、送信無線部107と、アンテナ
108と、アンテナ共用部109と、受信無線部110
と、復調部111と、分離部112とを備えて構成され
ている。
【0034】誤り検出ビット付加部101は、ARQ対
象の送信データに誤り検出用ビットを付加する。誤り訂
正符号化部102は、誤り検出ビット付加部101の出
力信号に対して誤り訂正符号化処理を行う。バッファ1
03は、誤り訂正符号化部102の出力信号を一時的に
蓄積する。
【0035】送信信号切替え部104は、分離部112
から次のデータの送信を要求する信号(以下、「ACK
信号」という)が入力された場合、誤り訂正符号化部1
02にて符号化された信号を変調部106に出力する。
一方、送信信号切替え部104は、分離部112からデ
ータの再送を要求する信号(以下、「NACK信号」と
いう)が入力された場合、バッファ103に蓄積されて
いる信号を変調部106に出力する。
【0036】変調方式決定部105は、分離部112か
ら入力したACK信号/NACK信号および受信信号の
品質を示す信号(以下、「受信品質信号」という)に基
づいて変調方式を決定し、変調部106を制御する。な
お、変調方式決定部105における変調方式の決定方法
の詳細については後述する。
【0037】変調部106は、変調方式決定部105の
制御に基づく変調方式で、送信信号切替え部104の出
力信号を変調する。送信無線部107は、変調部106
の出力信号に対してアップコンバート等の所定の無線処
理を施す。
【0038】アンテナ共用部109は、送信無線部10
7の出力信号をアンテナ108から無線送信し、アンテ
ナ108に受信された信号を受信無線部110に出力す
る。
【0039】受信無線部110は、アンテナ共用部10
9の出力信号に対してダウンコンバート等の所定の無線
処理を施す。復調部111は、受信無線部110の出力
信号を復調する。
【0040】分離部112は、復調部111の出力信号
を受信データ、ACK信号/NACK信号及び受信品質
信号の3つに分離し、受信データは図示せぬ後段の受信
処理回路に出力し、ACK信号あるいはNACK信号を
送信信号切替え部104及び変調方式決定部105に出
力し、受信品質信号を変調方式決定部105に出力す
る。
【0041】受信側装置150は、アンテナ151と、
アンテナ共用部152と、受信無線部153と、復調部
154と、誤り訂正復号部155と、誤り検出部156
と、受信品質測定部157と、送信フレーム作成部15
8と、変調部159と、送信無線部160とを備えて構
成されている。
【0042】アンテナ共用部152は、送信無線部16
0の出力信号をアンテナ151から無線送信し、アンテ
ナ151に受信された信号を受信無線部153に出力す
る。
【0043】受信無線部153は、アンテナ共用部15
2の出力信号に対してダウンコンバート等の所定の無線
処理を施す。復調部154は、受信無線部153の出力
信号を復調する。誤り訂正復号部155は、復調部15
4から出力された復調データに対して誤り訂正用の復号
処理を行う。
【0044】誤り検出部156は、誤り訂正復号部15
5から出力された復号データに対して誤り検出を行う。
そして、誤り検出部156は、誤りを検出しなかった場
合に送信フレーム作成部158にACK信号を出力し、
誤りを検出した場合に送信フレーム作成部158にNA
CK信号を出力する。
【0045】受信品質測定部157は、SIR(受信信
号対干渉電力比)又は受信電界強度等の測定によって受
信信号の品質を求め、この受信信号の品質を示す受信品
質信号を送信フレーム作成部158に出力する。
【0046】送信フレーム作成部158は、ACK信号
/NACK信号及び受信品質信号を送信データに多重す
るフレーム化を行い、フレーム化された信号である送信
フレーム信号を変調部159に出力する。
【0047】変調部159は、送信フレーム信号を変調
する。送信無線部160は、変調部159の出力信号に
対してアップコンバート等の所定の無線処理を施す。
【0048】次に、送信側装置100と受信側装置15
0との間で行われるデータ伝送処理の流れを説明する。
まず、送信側装置100の誤り検出ビット付加部101
でARQ対象の送信データに誤り検出用ビットが付加さ
れ、誤り訂正符号化部102で誤り訂正符号化処理され
る。誤り訂正符号化処理された送信信号は、バッファ1
03に蓄積されるとともに送信信号切替え部104を介
して変調部106に出力される。
【0049】変調部106では変調方式決定部105の
制御により送信信号がその時点で最大レートの変調方式
で変調され、変調された送信信号は、送信無線部107
で所定の無線処理を施され、アンテナ共用部109を介
してアンテナ108から無線送信される。
【0050】送信側装置100から無線送信された信号
は、受信側装置150のアンテナ151で受信され、ア
ンテナ共用部152を介して受信無線部153に出力さ
れる。受信無線部153では、無線周波数の受信信号に
対して所定の無線処理が施され、ベースバンドの受信信
号が受信品質測定部157及び復調部154へ出力され
る。受信品質測定部157では、受信信号の品質が求め
られ、この受信信号の受信品質信号が送信フレーム作成
部158へ出力される。
【0051】また、復調部154では受信信号が復調さ
れる。復調データは、誤り訂正復号部155で誤り訂正
用の復号処理が施され、誤り検出部156で誤り検出が
行われる。ここで、誤りが検出されたとすると、誤り検
出部156から送信フレーム作成部158へNACK信
号が出力される。
【0052】送信フレーム作成部158では、受信品質
信号及びNACK信号を送信データに多重するフレーム
化が行われ、送信フレーム信号が変調部159に出力さ
れる。
【0053】送信フレーム信号は、変調部159で変調
され、送信無線部160で所定の無線処理が施されたの
ち、アンテナ共用部152を介してアンテナ151から
無線送信される。
【0054】受信側装置150から無線送信された信号
は、送信側装置100のアンテナ108で受信され、ア
ンテナ共用部109を介して受信無線部110に出力さ
れる。受信無線部110で所定の無線処理が施され、復
調部111で復調され、分離部112へ出力される。
【0055】分離部112では、復調信号が、受信デー
タ、NACK信号及び受信品質信号の3つに分離され、
受信データは図示せぬ後段の受信処理回路へ出力され、
NACK信号は送信信号切替え部104及び変調方式決
定部105に出力され、受信品質信号は変調方式決定部
105に出力される。
【0056】送信信号切替え部104でNACK信号か
ら再送要求が認識されると、バッファ103に蓄積され
た信号(以下、「再送信号」という)が送信信号切替え
部104を介して変調部106に出力される。
【0057】また、変調方式決定部105でNACK信
号から再送要求が認識されると、再送用の変調方式が決
定される。変調部106では変調方式決定部105の制
御により再送信号が再送用の変調方式で変調され、変調
された再送信号は、送信無線部107で所定の無線処理
を施され、アンテナ共用部109を介してアンテナ10
8から無線送信される。
【0058】送信側装置100から無線送信された再送
信号は、受信側装置150のアンテナ151で受信さ
れ、アンテナ共用部152を介して受信無線部153に
出力される。受信無線部153では、無線周波数の受信
再送信号に対して所定の無線処理が施され、ベースバン
ドの受信再送信号が受信品質測定部157及び復調部1
54へ出力される。
【0059】受信品質測定部157では、受信再送信号
の品質が求められ、この受信再送信号の受信品質信号が
送信フレーム作成部158へ出力される。復調部154
では受信再送信号が復調される。
【0060】復調再送データは、誤り訂正復号部155
で誤り訂正用の復号処理が施され、誤り検出部156で
誤り検出が行われる。ここで、誤りが検出されなかった
とすると、誤り検出部156から送信フレーム作成部1
58へACK信号が出力され、受信復調データは図示せ
ぬ後段の受信処理回路へ出力される。
【0061】送信フレーム作成部158では、ACK信
号及び受信品質信号を送信データに多重するフレーム化
が行われ、変調部159、送信無線部160、アンテナ
共用部152を介してアンテナ151から無線送信され
る。
【0062】送信側装置100のアンテナ108に受信
された信号は、アンテナ共用部109、受信無線部11
0、復調部111を介して分離部112に出力され、分
離されたACK信号は送信信号切替え部104及び変調
方式決定部105に出力され、分離された受信品質信号
は変調方式決定部105に出力される。
【0063】その後、送信信号切替え部104の切替え
制御により、誤り訂正符号化部102から新規の送信信
号が変調部106に出力され、バッファ103に新規の
送信信号が蓄えられる。
【0064】変調部106では、変調方式決定部105
の制御により送信信号がその時点で最大レートの変調方
式で変調され、変調された送信信号は、送信無線部10
7で所定の無線処理を施され、アンテナ共用部109を
介してアンテナ108から無線送信される。
【0065】このように、本発明の実施の形態1に係る
パケット伝送システムでは、新規送信時と再送時とで変
調方式を異ならせる。
【0066】次に、変調方式決定部105における変調
方式の決定方法の詳細について説明する。まず、変調方
式決定部105は、受信品質信号に基づいて所定の受信
品質を得ることができる最大レートの変調方式を求め
る。例えば、受信品質が良好な場合には16QAMや6
4QAM等の高速レートの変調方式とし、受信品質が劣
悪な場合にはQPSK等の低速レートの変調方式とす
る。
【0067】そして、変調方式決定部105は、ACK
信号が入力された場合、求めた最大レートの変調方式で
変調するように変調部106を制御する。一方、変調方
式決定部105は、NACK信号が入力された場合、再
送用の変調方式で変調するように変調部106を制御す
る。
【0068】再送用の変調方式の決定方法として、最大
レートに所定の定数(例えば0.5)を乗じたレートと
する方法や、BPSK、QPSK等の位相変調方式に固
定する方法等が考えられる。
【0069】再送時のレートを最大レートよりも下げる
ことにより、誤り訂正復号における精度を高めて再送後
の受信品質を向上することができる。特に、BPSKあ
るいはQPSKによる変調を行うと最も誤り率特性が良
好となり、最も効率良く再送後の受信品質を向上するこ
とができる。
【0070】ただし、新規送信時の多値数が多い場合、
再送時にBPSKあるいはQPSKを用いるとかなりの
データの間引き(パンクチャ)が必要となる。したがっ
て、誤り訂正符号によっては、BPSK、QPSKより
も誤り率特性が多少劣るがビット数の多い8PSKを使
用するほうが有利となる場合がある。ターボ符号や畳み
込み符号等は、尤度の低いビットを多数再送するよりも
確実に尤度の高いビットを再送する方が性能的に良くな
ることがあるので、ビット当たりのエネルギーが少なく
て済むQPSK、BPSKあるいは8PSK程度の少な
い多値数の変調方式が有利である。
【0071】図2は、本実施の形態に係るパケット伝送
システムの送信パケットの変調方式と受信結果との関係
を説明する図である。図2では、パケットA、Dで誤り
が検出され(NG)、他のパケットは正しく受信された
(OK)場合を示す。また、図2において、区間201
における最大レートの変調方式は16QAMであり、区
間202における最大レートの変調方式は8PSKであ
る。
【0072】図2の場合、受信側装置は、送信側装置に
パケットAおよびDの再送を要求するためにNACK信
号を送信する。送信側装置は、パケットAおよびDの再
送をする場合、最大レートの変調方式ではなく、再送用
の変調方式であるQPSKで変調する。
【0073】このように、再送時において新規送信時と
異なる基準を用いて、誤り率特性が良い変調方式を採用
することにより、送受信間のデータ再送回数を少なくす
ることができ、伝送効率の向上を図ることができる。
【0074】ここで、変調方式決定部105に入力され
る最大レートの変調方式は、その時点(瞬時)のもので
あり、刻々と変化するものである。この点を考慮し、変
調方式決定部105が、最大レートの変調方式を長時間
観測した結果に基づいて再送用の変調方式を決定しても
良い。
【0075】長時間観測して変調方式を決定する具体的
な方法として、変調方式を変調多値数の少ないほうから
数値化し(例えば、「BPSKを0、QPSKを1、8
PSKを2、16QAMを3、…」とし)、長時間に渡
って平均化し、平均値に最も近い数値の変調方式を用い
る方法が考えられる。この場合、時間的に古いもの程小
さく重み付けしてから平均化しても良い。また、所定時
間内でのヒストグラムを取って最も多い変調方式を用い
る方法も考えられる。
【0076】このように、変調方式の切替えがフェージ
ングに追従するほど高速に行えないことから、最大レー
トの変調方式を長時間観測した結果に基づいて再送時に
おける変調方式を設定することにより、最適な変調方式
でデータを再送することができるので、さらに伝送効率
の向上を図ることができる。
【0077】なお、上記の説明では、受信側装置にて受
信品質を測定しているが、本発明はこれに限られず、T
DD方式等において、送信側装置が逆回線の品質を測定
して受信側装置の受信品質を推定しても良い。
【0078】(実施の形態2)実施の形態2は、受信側
装置が変調方式を決定する場合について説明する。図3
は、本発明の実施の形態2に係るパケット伝送システム
の構成を示すブロック図である。なお、図3に示すパケ
ット伝送システムにおいて、上記図1と共通する構成部
分には図1と同一符号を付し、その説明を省略する。
【0079】図3に示すパケット伝送システムは、送信
側装置300が図1に示した送信側装置100から変調
方式決定部105を削除した構成を採り、受信側装置3
50が図1に示した受信側装置150に変調方式決定部
351を追加した構成を採る。
【0080】受信側装置350において、誤り検出部1
56は、誤りを検出しなかった場合に送信フレーム作成
部158及び変調方式決定部351にACK信号を出力
し、誤りを検出した場合に送信フレーム作成部158及
び変調方式決定部351にNACK信号を出力する。受
信品質測定部157は、受信品質信号を変調方式決定部
351に出力する。
【0081】変調方式決定部351は、ACK信号/N
ACK信号および受信品質信号に基づいて変調方式を決
定し、決定した変調方式を示す変調方式信号を送信フレ
ーム作成部158に出力する。なお、変調方式決定部3
51における変調方式の決定方法として、上記実施の形
態1で説明した変調方式決定部105におけるもの全て
を適用することができる。さらに、変調方式決定部35
1は、再送時(NACK信号入力時)において、受信品
質測定部157によって測定されたSIRから所定の固
定値を減算し、減算値での最大レートの変調方式を再送
時の変調方式として決定することもできる。
【0082】送信フレーム作成部158は、ACK信号
/NACK信号及び変調方式信号を送信データに多重す
るフレーム化を行う。送信フレーム信号は、変調部15
9、送信無線部160、アンテナ共用部152を介して
アンテナ151から無線送信される。
【0083】そして、送信側装置300のアンテナ10
8に受信された信号は、アンテナ109、受信無線部1
10、復調部111を介して分離部112に出力され、
分離されたACK信号/NACK信号は送信信号切替え
部104に出力され、分離された変調方式信号は変調部
106に出力される。
【0084】送信信号切替え部104は、ACK信号が
入力された場合に誤り訂正符号化部102にて符号化さ
れた信号を変調部106に出力し、NACK信号が入力
された場合にバッファ103に蓄積されている信号を変
調部106に出力する。変調部106は、変調方式信号
に基づく変調方式で、送信信号切替え部104の出力信
号を変調し、送信無線部107に出力する。
【0085】このように、受信側装置において受信品質
に基づいて再送時の変調方式を決定することもできる。
【0086】(実施の形態3)ここで、ターボ符号等で
誤り訂正符号化する場合、特定ビットのみの品質を向上
させただけでも誤り訂正効果が大きくなる。そして、送
信側装置が再送時に特定のビットのみを選択して受信側
装置に送信し、受信側装置において再送信号と既受信信
号とを合成することにより性能を向上するハイブリッド
ARQが最近注目されている。実施の形態3は、本発明
をハイブリッドARQに応用する場合について説明す
る。
【0087】図4は、本発明の実施の形態3に係るパケ
ット伝送システムの構成を示すブロック図である。な
お、図4に示すパケット伝送システムにおいて、上記図
1と共通する構成部分には図1と同一符号を付し、その
説明を省略する。
【0088】図4に示すパケット伝送システムは、送信
側装置400が図1に示した送信側装置100にパンク
チャリング部401を追加した構成を採り、受信側装置
450が図1に示した受信側装置150にデータ保持部
451を追加した構成を採る。
【0089】分離部112は、NACK信号を送信信号
切替え部104、変調方式決定部105及びパンクチャ
リング部401に出力する。
【0090】パンクチャリング部401は、NACK信
号が入力された時に、バッファ103に蓄積された信号
の特定ビットのみを抽出し、送信信号切替え部104に
出力する。
【0091】送信信号切替え部104は、ACK信号が
入力された場合に誤り訂正符号化部102にて符号化さ
れた信号を変調部106に出力し、NACK信号が入力
された場合にパンクチャリング部401にて抽出された
信号を変調部106に出力する。
【0092】誤り訂正復号部155は、復調部154か
ら出力された復調データに対して誤り訂正用の復号処理
を行い、復号データを誤り検出部156及びデータ保持
部451に出力する。また、誤り訂正復号部155は、
誤り検出部156からNACK信号を入力した場合、復
調部154から出力された復調データとデータ保持部4
51に保持されているデータとを合成して誤り訂正用の
復号処理を行う。
【0093】誤り検出部156は、復号データに誤りを
検出した場合に送信フレーム作成部158及び誤り訂正
復号部155にNACK信号を出力する。
【0094】データ保持部451は、誤り訂正復号部1
55の出力データを既に保持されているデータに上書き
して保持する。
【0095】このように、再送時に特定ビットのみを抽
出して送信することにより、誤り率特性が良い送信方式
で送信するとデータレートが下がってしまうという欠点
を補うことができる。例えば、新規送信時の変調方式が
16QAMであり再送時の変調方式がQPSKである場
合、データを全て再送すると新規送信時の2倍の時間が
必要となるが、パンクチャリングにより再送するデータ
量を半分にすれば、再送時と新規送信時の時間を等しく
することができる。
【0096】なお、上記各実施の形態では、送信方式と
して変調方式のみを取り上げ、新規送信時と再送時とで
変調方式のみを異ならせているが、本発明はこれに限ら
れず、送信方式として、CDMAにおける拡散率、誤り
訂正符号の符号化率あるいはパンクチャの比率等、送信
レートと受信品質とがトレードオフとなるパラメータに
関して全て適用することができる。パンクチャリングに
よってビット数は減るが、多値変調で全ての信号を伝送
する際の受信側への寄与度より、尤度の高い半分のビッ
トが受信側へ与える寄与度の方が大きい場合があるの
で、この方法が有効である。
【0097】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
再送時に誤り率特性が良い送信方式で送信することがで
きるので、送受信間のデータ再送回数を少なくすること
ができ、伝送効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係るパケット伝送シス
テムの構成を示すブロック図
【図2】上記実施の形態に係るパケット伝送システムの
送信パケットの変調方式と受信結果との関係を説明する
【図3】本発明の実施の形態2に係るパケット伝送シス
テムの構成を示すブロック図
【図4】本発明の実施の形態3に係るパケット伝送シス
テムの構成を示すブロック図
【符号の説明】
100、300、400 送信側装置 103 バッファ 104 送信信号切替え部 105、351 変調方式決定部 106、159 変調部 111、154 復調部 112 分離部 150、350、450 受信側装置 155 誤り訂正復号部 156 誤り検出部 157 受信品質測定部 158 送信フレーム作成部 401 パンクチャリング部 451 データ保持部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成15年1月22日(2003.1.2
2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の送信側装置は、
ARQを用いたパケット伝送システムに用いられる送信
側装置であって、受信側装置からの要求に従って新規デ
ータあるいは再送データを選択するデータ選択手段と、
新規データ送信時あるいはデータ再送時にそれぞれ前記
受信側装置における受信品質に基づいて送信レートを設
定するレート設定手段と、前記データ選択手段にて選択
されたデータを前記レート設定手段にて設定された送信
レートに変調する変調手段とを具備し、前記レート設定
手段は、データを再送するときの伝送レートを当該デー
タの新規送信時の伝送レートとは独立に設定する構成を
採る。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】本発明の送信側装置は、ARQを用いたパ
ケット伝送システムに用いられる送信側装置であって、
受信側装置からの要求に従って新規データあるいは再送
データを選択するデータ選択手段と、前記受信側装置に
おける受信品質に基づいて送信レートを設定するレート
設定手段と、前記データ選択手段にて選択されたデータ
を前記レート設定手段にて設定された送信レートに変調
する変調手段とを具備し、前記レート設定手段は、新規
データ送信時には前記受信側装置において所望品質を得
ることができる最大レートを設定し、データ再送時には
データ再送時に前記受信側装置において所望品質を得る
ことができる最大レートよりも低いレートを設定する
成を採る。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】本発明の送信側装置におけるレート設定手
段は、データ再送時に、受信側装置において所望品質を
得る最大レートに所定の定数を乗じて算出したレートを
設定する構成を採る。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】削除
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】削除
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】削除
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】削除
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】削除
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】削除
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】削除
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】削除
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】削除
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】削除
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】削除
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】削除
【手続補正17】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】削除
【手続補正18】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】本発明の基地局装置は、上記いずれかの送
信側装置を具備する構成を採る。また、本発明の通信端
末装置は、上記いずれかに記載の送信側装置を具備する
構成を採る。
【手続補正19】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】本発明のパケット伝送方法は、ARQを用
いたパケット伝送システムに用いられる送信側装置のパ
ケット伝送方法であって、受信側装置からの要求に従っ
て新規データあるいは再送データを選択するデータ選択
工程と、前記受信側装置における受信品質に基づいて送
信レートを設定するレート設定工程と、前記データ選択
工程にて選択されたデータを前記レート設定工程にて設
定された送信レートに変調する変調工程とを有し、前記
レート設定工程は、新規データ送信時には前記受信側装
置において所望品質を得ることができる最大レートを設
定し、データ再送時にはデータ再送時に前記受信側装置
において所望品質を得ることができる最大レートよりも
低いレートを設定する
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K030 GA03 HC09 JL01 JT09 LA02 MB04 5K034 AA06 AA09 DD01 EE03 EE11 HH01 HH02 MM08

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信方式を適応的に制御してデータを送
    信する送信側装置と、この送信側装置から送信されたデ
    ータを受信する受信側装置とを具備し、前記受信側装置
    は、誤りが検出された受信データの再送を要求する信号
    を前記送信側装置に送信し、前記送信側装置は、新規送
    信時と異なる基準で選択された送信方式で再送データを
    送信することを特徴とするパケット伝送システム。
  2. 【請求項2】 送信側装置は、所望品質を得る最大レー
    トの送信方式で新規データを送信し、所望品質を得る最
    大レートの送信方式よりも誤り率特性が良い送信方式で
    再送データを送信することを特徴とする請求項1記載の
    パケット伝送システム。
  3. 【請求項3】 送信側装置は、所望品質を得る最大レー
    トに所定の定数を乗じたレートの送信方式で再送データ
    を送信することを特徴とする請求項2記載のパケット伝
    送システム。
  4. 【請求項4】 送信側装置は、所望品質を得る最大レー
    トの送信方式を長時間観測した結果に基づいて再送用の
    送信方式を決定することを特徴とする請求項1から請求
    項3のいずれかに記載のパケット伝送システム。
  5. 【請求項5】 送信側装置は、所望品質を得る最大レー
    トの平均値に基づいて再送用の送信方式を決定すること
    を特徴とする請求項4記載のパケット伝送システム。
  6. 【請求項6】 送信側装置は、再送データを位相変調方
    式で変調して送信することを特徴とする請求項1又は請
    求項2記載のパケット伝送システム。
  7. 【請求項7】 送信側装置は、再送データをQPSK変
    調して送信することを特徴とする請求項6記載のパケッ
    ト伝送システム。
  8. 【請求項8】 送信側装置は、再送を要求されたデータ
    をBPSK変調して送信することを特徴とする請求項6
    記載のパケット伝送システム。
  9. 【請求項9】 受信側装置は、受信品質に基づいて送信
    側装置における再送時の送信方式を決定することを特徴
    とする請求項1から請求項8のいずれかに記載のパケッ
    ト伝送システム。
  10. 【請求項10】 受信側装置は、受信SIRから所定の
    固定値を減算した値において所望品質を得る最大レート
    の送信方式を再送時の送信方式とすることを特徴とする
    請求項9記載のパケット伝送システム。
  11. 【請求項11】 送信側装置は、送信データに対して誤
    り訂正符号化処理を行って送信し、受信側装置は、再送
    された受信データと既受信データとを合成して誤り訂正
    復号処理を行うことを特徴とする請求項1から請求項1
    0のいずれかに記載のパケット伝送システム。
  12. 【請求項12】 送信側装置は、再送時に誤り訂正符号
    化処理を行った送信データの特定ビットのみを送信する
    ことを特徴とする請求項11記載のパケット伝送システ
    ム。
  13. 【請求項13】 請求項1から請求項12のいずれかに
    記載のパケット伝送システムの送信側装置を具備するこ
    とを特徴とする基地局装置。
  14. 【請求項14】 請求項1から請求項12のいずれかに
    記載のパケット伝送システムの受信側装置を具備するこ
    とを特徴とする通信端末装置。
  15. 【請求項15】 データ受信側装置においてデータに誤
    りが検出された場合、データ送信側装置において新規送
    信時と異なる基準で選択された送信方式で前記データを
    再送することを特徴とするパケット伝送方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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