JP2006196557A - 半導体エピタキシャルウェハ及び電界効果トランジスタ - Google Patents

半導体エピタキシャルウェハ及び電界効果トランジスタ Download PDF

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Abstract

【課題】半導体エピタキシャルウェハの上に高電子移動度トランジスタを含む電界効果トランジスタやヘテロ接合バイポーラトランジスタなどの電子デバイスを作製した際に、エピタキシャル層の中に導電性不純物が混入することによって、バッファ層の中に高い導電性を有する部分(導電層)が形成されるのを防止し、その結果、高い特性を実現する半導体エピタキシャルウェハを提供する。
【解決手段】基板1の上にバッファ層2を有する半導体エピタキシャルウェハにおいて、前記バッファ層2がAlNバッファ層22、GaNバッファ層21を順に形成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、半導体エピタキシャルウェハ、特に、高電子移動度トランジスタ(HEMT)などを含む電界効果トランジスタ(FET)の作製の際に好適に用いられる半導体エピタキシャルウェハ及びそれから得られたFETに関するものである。
HEMTを含むFETでは、ソース電極とドレイン電極との間に流れる電流を、ゲート電極からの空乏層の広がりによって制御する。
しかし、窒化ガリウム(GaN)からなるエピタキシャル層を成長させたエピタキシャルウェハを製造する際には、エピタキシャル層と基板との界面を清浄するための技術が十分に確立されていないことや、原料ガスの一つであるアンモニア(NH3)ガスとして高純度のものが得られないことなどにより、エピタキシャル層への導電性不純物の混入が起こり易い。
そして、その結果、バッファ層においては他の層と比較してより高い絶縁性が求められているのにもかかわらず、バッファ層に導電性不純物が混入した結果、チャネル層の導電性に近い程度に高い導電性を帯びてしまうという問題があり、この傾向は、特に、バッファ層の基板に近い部分において顕著である。
このような問題は、ゲート電極から空乏層を広がりにくくする原因となる。
また、バッファ層に導電性不純物が混入した結果、バッファ層の基板に近い部分に高い導電性を有する部分(導電層)が形成され、そこに電流が流れることにより、良好な特性(図9に示した理想に近いピンチオフ特性)を有する電子デバイスを得ることを難しくしていた。
例えば、特許文献1や特許文献2には、サファイア基板又は炭化珪素(SiC)基板の上にGaNからなるバッファ層を形成した電子デバイス(HEMT、FET)が記載されているが、上記のような理由により十分な特性が得られていないと考えられる。
特開2001−102564号公報 特開2002−50758号公報
本発明は上記のような特性の低下を招くような欠陥、より具体的には、エピタキシャル層の中に導電性不純物が混入することによって、バッファ層の中に高い導電性を有する部分(導電層)が形成されるのを防止し、その結果、高い特性を実現した電界効果トランジスタ(FET、HEMTなど)を作製する際に好適に用いられる半導体エピタキシャルウェハを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は、次のように構成したものである。
請求項1の発明に係る半導体エピタキシャルウェハは、基板の上にバッファ層を有する半導体エピタキシャルウェハにおいて、前記バッファ層がAlNバッファ層、GaNバッファ層を順に形成した構造からなることを特徴とするものである。
請求項2の発明に係る半導体エピタキシャルウェハは、基板の上にバッファ層を有する半導体エピタキシャルウェハにおいて、前記バッファ層がAlNバッファ層、GaNバッファ層を順に形成した構造からなり、且つ前記AlNバッファ層の厚さが0.2μm以上であることを特徴とするものである。
請求項3の発明に係る半導体エピタキシャルウェハは、基板の上にバッファ層を有する半導体エピタキシャルウェハにおいて、前記バッファ層がAlNバッファ層、GaNバッファ層を順に形成した構造からなり、且つ前記AlNバッファ層の厚さが0.2μm以上、前記GaNバッファ層の厚さが0.5μm以上、前記バッファ層の総厚さが0.7μm以上であることを特徴とするものである。
請求項4の発明に係る半導体エピタキシャルウェハは、基板の上にバッファ層を有する半導体エピタキシャルウェハにおいて、前記バッファ層がAlNバッファ層、InXGa1-XNバッファ層(0≦X≦1)、GaNバッファ層を順に形成した構造からなることを特徴とするものである。
請求項5の発明に係る半導体エピタキシャルウェハは、基板の上にバッファ層を有する半導体エピタキシャルウェハにおいて、前記バッファ層がAlNバッファ層、InXGa1-XNバッファ層(0≦X≦1)、GaNバッファ層を順に形成した構造からなり、且つ前記AlNバッファ層の厚さが0.2μm以上であることを特徴とするものである。
請求項6の発明に係る半導体エピタキシャルウェハは、基板の上にバッファ層を有する半導体エピタキシャルウェハにおいて、前記バッファ層がAlNバッファ層、InXGa1-XNバッファ層(0≦X≦1)、GaNバッファ層を順に形成した構造からなり、且つ前記AlNバッファ層の厚さが0.2μm以上、前記InXGa1-XNバッファ層の厚さが0.01μm以上、前記GaNバッファ層の厚さが0.5μm以上、前記バッファ層の総厚さが0.71μm以上であることを特徴とするものである。
請求項7の発明に係る半導体エピタキシャルウェハは、請求項1乃至6のいずれかに記載の半導体エピタキシャルウェハにおいて、上記基板が、サファイア基板又はSiC基板からなることを特徴とするものである。
請求項8の発明に係る半導体エピタキシャルウェハは、請求項1乃至7のいずれかに記載の半導体エピタキシャルウェハにおいて、上記バッファ層における転位密度が1×108cm-2以上であることを特徴とするものである。
請求項9の発明に係る電界効果トランジスタは、請求項1乃至8のいずれかに記載の半導体エピタキシャルウェハ上に、チャネル層、電子供給層、ソース電極、ゲート電極、ドレイン電極を形成し、切り分けることにより作製したことを特徴とするものである。
本発明によれば、エピタキシャル層の中に導電性不純物が混入することによって、バッファ層の中に高い導電性を有する部分(導電層)が形成されるのを防止し、その結果、高い特性を実現した電界効果トランジスタ(FET、HEMTなど)を作製する際に好適に用いられる半導体エピタキシャルウェハを提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて詳述する。
<実施例1>
図1は、本発明の半導体エピタキシャルウェハの第1の実施の形態を示す断面図である。
具体的には、図1に示す構造は、AlNバッファ層22、GaNバッファ層21からなるバッファ層2の特性(導電性、転位密度)を測定するために、本発明の半導体エピタキシャルウェハの第1の実施の形態を用いて作製した特性測定用素子であり、サファイアからなる基板1の上に、アンドープAlNからなるAlNバッファ層22、厚さ2μmのアンドープGaNからなるGaNバッファ層21、そして、その上に形成した測定用電極11、12からなる。そして、上記特性測定用素子構造において、AlNバッファ層22の厚さが、それぞれ0.1、0.2、0.3μmである3つの特性測定用素子を作製した。
この特性測定用素子に用いられている半導体エピタキシャルウェハのエピタキシャル成長には、有機金属気相成長(MOVPE)法を用いた。ここで、ガリウム原料としてはトリメチルガリウム(TMG)を用い、アルミニウム原料としてはトリメチルアルミニウム(TMA)を用い、窒素原料としてはアンモニアガスを用い、キャリアガスとしては水素を用いた。
図5は、この場合における、AlN厚(AlNバッファ層22の厚さ)と、導電性(電流値で示し、単位はA/mmである)、転位密度(単位はcm-2である)との関係を示した図である。なお、導電性の評価方法としては、図1に示した半導体エピタキシャルウェハに、10Vの電圧をかけて、そのときに流れる電流を測定し比較した。
その結果、AlNバッファ層22、GaNバッファ層21からなるバッファ層2を形成した場合、特に、AlNバッファ層22が0.2μm以上の場合においては、非常に小さな電流値(低い導電性)を得ることができた。具体的には、0.1μmのAlN厚においては5×10-7A/mmの電流値であったのに対し、0.2μmのAlN厚においては5×10-8A/mmの電流値が得られ、0.3μmのAlN厚においては1×10-8A/mmの電流値が得られた。
また、このときのAlNバッファ層22の転位密度は、0.1μmのAlN厚においては5×107cm-2であったのに対し、0.2μmのAlN厚においては1×108cm-2の転位密度が得られ、また、0.3μmのAlN厚においては5×108cm-2の転位密度が得られた。
なお、実際に、本発明の半導体エピタキシャルウェハの第1の実施の形態を用いてFETを作製する場合には、AlN厚を0.2μm以上に形成して用いるのがより好ましい。なぜならば、0.2μm以上のAlN厚においても、転位密度が実用上問題を生じないと考えられている1×109cm-2以下にまで低下しているからである。
図2は、本発明の半導体エピタキシャルウェハの第1の実施の形態を用いて作製したHEMTを示す断面図である。
図2に示すHEMTは、サファイアからなる基板1の上に、厚さ0.3μmのアンドープAlNからなるAlNバッファ層22、厚さ2μmのアンドープGaNからなるGaNバッファ層21、厚さ0.1μmのアンドープGaNからなるチャネル層4、厚さ0.025μmのn型AlGaNからなるキャリア供給層5を順次形成し、その上に厚さ0.002μmのキャップ層6を形成した。そして、キャリア供給層5の上にはゲート電極8を形成し、キャップ層6の上にはソース電極7、ドレイン電極9を形成した。
このHEMTのエピタキシャル成長にはMOVPE法を用いた。また、成長の際に用いた原料は、ガリウム原料としてはTMGを用い、アルミニウム原料としてはTMAを用い、窒素原料としてはアンモニアガスを用い、キャリアガスとしては水素を用い、n型ドーパントとしてはモノシランを用いた。エピタキシャル成長は、フェイスアップのヒーター加熱減圧炉(図示せず)を用いて、炉内の圧力を13332Pa(100Torr)に設定して行なった。
このようにして作製したHEMTの特性を測定した結果、バッファ層の導電性が低下した結果、良好なピンチオフ特性(ピンチオフ電圧−4.1V)を有することが確認された。
<実施例2>
図3は、本発明の半導体エピタキシャルウェハの第2の実施の形態を示す断面図である。
具体的には、図3に示す構造は、AlNバッファ層32、InGaNバッファ層33、GaNバッファ層31からなるバッファ層3の特性(導電性、転位密度)を測定するために、本発明の第2の実施の形態を用いて作製した特性測定用素子であり、サファイアからなる基板1の上に、AlNからなるAlNバッファ層32、厚さ0.01μm、In組成比0.05のInGaNからなるInGaNバッファ層33、厚さ2μmのアンドープGaNからなるGaNバッファ層31、そして、その上に形成した測定用電極11、12からなる。そして、上記半導体エピタキシャルウェハの構造において、AlNバッファ層32の厚さが、それぞれ0.1、0.2、0.3μmである3つの半導体エピタキシャルウェハを作製した。
この特性測定用素子に用いられている半導体エピタキシャルウェハのエピタキシャル成長には、実施例1と同様に、MOVPE法を用いた。また、成長の際に用いた原料は、実施例1と同様に、ガリウム原料としてはTMGを用い、アルミニウム原料としてはTMAを用い、インジウム原料としてはトリメチルインジウム(TMI)を用い、窒素原料としてはアンモニアガスを用いた。
このようにして、AlNバッファ層32、InGaNバッファ層33、GaNバッファ層31からなるバッファ層3を形成した結果、実施例1の場合と同じ程度に小さな電流値(低い導電性)を得ることができ、なおかつ、図6に示した通り、AlNバッファ層22、GaNバッファ層21からなるバッファ層2を形成した場合(実施例1)と比較して、より低い転位密度を得ることができた。
図4は、本発明の半導体エピタキシャルウェハの第2の実施の形態を用いて作製したHEMTを示す断面図である。
図4に示すHEMTは、サファイアからなる基板1の上に、厚さ0.3μmのアンドープAlNからなるAlNバッファ層32、厚さ0.01μm、In組成比0.05のアンドープInGaNからなるInGaNバッファ層33、厚さ2μmのアンドープGaNからなるGaNバッファ層31、厚さ0.1μmのアンドープGaNからなるチャネル層4、厚さ0.025μmのn型AlGaNからなるキャリア供給層5を順次形成し、その上に厚さ0.002μmのキャップ層6を形成した。そして、キャリア供給層5の上にはゲート電極8を形成し、キャップ層6の上にはソース電極7、ドレイン電極9を形成した。
このHEMTのエピタキシャル成長には、実施例1と同様に、MOVPE法を用いた。また、成長の際に用いた原料は、実施例1と同様に、ガリウム原料としてはTMGを用い、アルミニウム原料としてはTMAを用い、インジウム原料としてはTMIを用い、窒素原料としてはアンモニアガスを用い、キャリアガスとしては窒素を用い、n型ドーパントとしてはモノシランを用いた。エピタキシャル成長は、フェイスアップのヒーター加熱減圧炉(図示せず)を用いて、炉内の圧力を13332Pa(100Torr)に設定して行なった。
このようにして作製したHEMTの特性を測定した結果、バッファ層の導電性が低下し、良好なピンチオフ特性(ピンチオフ電圧−4.0V)を有することが確認された。
<比較例1>
図7は、上記実施例1、2の半導体エピタキシャルウェハの比較例としての半導体エピタキシャルウェハを示す断面図である。
具体的には、図7に示す構造は、GaNからなるバッファ層10の特性(導電性、転位密度)を測定するために作製された特性測定用素子であり、サファイアからなる基板1の上に、厚さ2μmのGaNからなるバッファ層10、そして、その上に形成した測定用電極11、12からなる。なお、この特性測定用素子に用いられている半導体エピタキシャルウェハのエピタキシャル成長方法及びエピタキシャル成長の際に用いた原料等は、上記実施例1、2においてGaNバッファ層を成長する際に用いたものと同様である。
その結果得られた電流値は1×10-1A/mmであり、上記実施例1、2の場合と比較して、大きい電流値(高い導電性)しか得ることができなかった。
図8は、上記実施例1、2の半導体エピタキシャルウェハの比較例としての半導体エピタキシャルウェハを用いて作製したHEMTを示す断面図である。
図8に示すHEMTは、サファイアからなる基板1の上に、厚さ2μmのアンドープGaNからなるバッファ層21、厚さ0.1μmのアンドープGaNからなるチャネル層4、厚さ0.025μmのn型AlGaNからなるキャリア供給層5を順次形成し、その上に厚さ0.002μmのキャップ層6を形成した。そして、キャリア供給層5の上にはゲート電極8を形成し、キャップ層6の上にはソース電極7、ドレイン電極9を形成した。
このHEMTのエピタキシャル成長には、実施例1、2と同様に、MOVPE法を用いた。また、成長の際に用いた原料は、実施例1と同様に、ガリウム原料としてはTMGを用い、アルミニウム原料としてはTMAを用い、窒素原料としてはアンモニアガスを用い、キャリアガスとしては水素を用い、n型ドーパントとしてはモノシランを用いた。エピタキシャル成長は、フェイスアップのヒーター加熱減圧炉(図示せず)を用いて、炉内の圧力を13332Pa(100Torr)に設定して行なった。
このようにして作製したHEMTの特性を測定した結果、ピンチオフできなかった。つまり、実施例1、2におけるようにバッファ層の導電性が低下することはないので、実施例1、2におけるような良好なピンチオフ特性を有さないことが確認された。
<他の実施例、変形例>
上記実施例1、2においては、基板としてサファイア基板を用いたが、基板として炭化珪素(SiC)基板を用いてもよく、その場合においても、基板1としてサファイア基板を用いた場合と同様な効果を得ることができる。
上記実施例2においては、In組成比0.05のInGaNバッファ層を用いているが、本発明は特にこれに限定されるものではなく、In組成比が0から1までのInGaNバッファ層を含むものである。つまり、In組成比が0の場合(GaN)、In組成比が1の場合(InN)の場合をも含むものである。
本発明の半導体エピタキシャルウェハの第1の実施の形態を用いて作製した特性測定用素子を示す断面図である。 本発明の半導体エピタキシャルウェハの第1の実施の形態を用いて作製した高電子移動度トランジスタ(HEMT)を示す断面図である。 本発明の半導体エピタキシャルウェハの第2の実施の形態を用いて作製した特性測定用素子を示す断面図である。 本発明の半導体エピタキシャルウェハの第2の実施の形態を用いて作製した高電子移動度トランジスタ(HEMT)を示す断面図である。 本発明の半導体エピタキシャルウェハにおけるAlNバッファ層の厚さと転位密度及び電流との関係を示す図である。 本発明の半導体エピタキシャルウェハにおける転位密度と電流との関係を示す図である。 従来例の半導体エピタキシャルウェハを用いて作製した特性測定用素子を示す断面図である。 従来例の半導体エピタキシャルウェハを用いて作製した高電子移動度トランジスタ(HEMT)を示す断面図である。 従来例の半導体エピタキシャルウェハ用いて作製した高電子移動度トランジスタのピンチオフ特性と、高電子移動度トランジスタにおける理想的なピンチオフ特性とを示す図である。
符号の説明
1 基板
2 バッファ層
21 GaNバッファ層
22 AlNバッファ層
3 バッファ層
31 GaNバッファ層
32 AlNバッファ層
33 InGaNバッファ層
4 チャネル層
5 キャリア供給層
6 キャップ層
7 ソース電極
8 ゲート電極
9 ドレイン電極
10 バッファ層
11 測定用電極
12 測定用電極

Claims (9)

  1. 基板の上にバッファ層を有する半導体エピタキシャルウェハにおいて、
    前記バッファ層がAlNバッファ層、GaNバッファ層を順に形成した構造からなることを特徴とする半導体エピタキシャルウェハ。
  2. 基板の上にバッファ層を有する半導体エピタキシャルウェハにおいて、
    前記バッファ層がAlNバッファ層、GaNバッファ層を順に形成した構造からなり、且つ前記AlNバッファ層の厚さが0.2μm以上であることを特徴とする半導体エピタキシャルウェハ。
  3. 基板の上にバッファ層を有する半導体エピタキシャルウェハにおいて、
    前記バッファ層がAlNバッファ層、GaNバッファ層を順に形成した構造からなり、且つ前記AlNバッファ層の厚さが0.2μm以上、前記GaNバッファ層の厚さが0.5μm以上、前記バッファ層の総厚さが0.7μm以上であることを特徴とする半導体エピタキシャルウェハ。
  4. 基板の上にバッファ層を有する半導体エピタキシャルウェハにおいて、
    前記バッファ層がAlNバッファ層、InXGa1-XNバッファ層(0≦X≦1)、GaNバッファ層を順に形成した構造からなることを特徴とする半導体エピタキシャルウェハ。
  5. 基板の上にバッファ層を有する半導体エピタキシャルウェハにおいて、
    前記バッファ層がAlNバッファ層、InXGa1-XNバッファ層(0≦X≦1)、GaNバッファ層を順に形成した構造からなり、且つ、前記AlNバッファ層の厚さが0.2μm以上であることを特徴とする半導体エピタキシャルウェハ。
  6. 基板の上にバッファ層を有する半導体エピタキシャルウェハにおいて、
    前記バッファ層がAlNバッファ層、InXGa1-XNバッファ層(0≦X≦1)、GaNバッファ層を順に形成した構造からなり、且つ前記AlNバッファ層の厚さが0.2μm以上、前記InXGa1-XNバッファ層の厚さが0.01μm以上、前記GaNバッファ層の厚さが0.5μm以上、前記バッファ層の総厚さが0.71μm以上であることを特徴とする半導体エピタキシャルウェハ。
  7. 請求項1乃至6のいずれかに記載の半導体エピタキシャルウェハにおいて、
    上記基板が、サファイア基板又はSiC基板からなることを特徴とする半導体エピタキシャルウェハ。
  8. 請求項1乃至7のいずれかに記載の半導体エピタキシャルウェハにおいて、
    上記バッファ層における転位密度が1×108cm-2以上であることを特徴とする半導体エピタキシャルウェハ。
  9. 請求項1乃至8のいずれかに記載の半導体エピタキシャルウェハ上に、チャネル層、電子供給層、ソース電極、ゲート電極、ドレイン電極を形成し、切り分けることにより作製したことを特徴とする電界効果トランジスタ。
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