JP2006195659A - 画像取得装置および有価カード本発明は、薄型でありながら高解像度で接触体の光学検出ができる、画像取得装置および有価カードに関する。 - Google Patents

画像取得装置および有価カード本発明は、薄型でありながら高解像度で接触体の光学検出ができる、画像取得装置および有価カードに関する。 Download PDF

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隆志 黒川
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Abstract

【課題】
薄型でありながら高解像度で接触体の光学検出ができる、画像取得装置および有価カードを提供する。
【解決手段】
光源11と、一次元の撮像デバイス12と、検出対象押接スリット132を有する透明体から構成され、検出用光が検出対象押接スリットに全反射する角度で照射される第1光学部13と、検出対象押接スリットからの全反射光を導入する光導入口141、および全反射光を出射する光出射口142を有する第2光学部14とを備えた画像取得装置1であって、第2光学部14は、間隔を設けて配置された平行なプレート1431,1432の一端に光導入口141を有し、導光路上の少なくとも一部に空隙が形成され、空隙中に一次元凸レンズ15が設けられている。
【選択図】 図5

Description

従来、画像取得装置は、一般的には光学式のものが用いられている。たとえば、指紋センサとして使用される光学式画像取得装置は、ピエゾ素子への押圧を利用した感圧式センサや、検出対象との間の静電容量を検出する静電式センサに比べて耐水性に優れ、劣化しにくく、故障率も低い。
図22に、光ファイバーを用いた従来の光学式指紋センサ(特許文献1)の概要を示す。図22において、光学式指紋センサ(指紋センサモジュール)9は、光源91と、光源91から出た光を入射するガラス93と、ガラス93面上に置かれた指の反射光を先端から入射する光ファイバー94の群と、光ファイバー94を通った光が入射する位置に置かれた画像取得装置95とからなる。光源91は、支持板921に固定され、画像取得装置95は支持板922に固定され、光ファイバー94は画像取得装置95に取り付けられている。
特開2003−317085
ところで、図22の光学式指紋センサ9では、傾斜した支持板921,922に光源91,画像取得装置95を実装しなくてはならないため、製造が容易ではない。また、ガラス93面上に置かれた指の反射点(P)と、光ファイバー94の先端P′までの距離を小さくしないと実用的な解像度を得ることはできないが、図22の構成では限界があり、この実用的な解像度を得ることができない。
一般に光学式指紋センサには、指紋からの反射光を画像として認識する方式と、指紋押圧部分が全反射することを利用した方式とがあり、検出精度は後者の方式の方が各段に優れている。図22の光学式指紋センサ9は、前者の方式(ガラス93を透過した光の指における反射光を通常の画像として認識する)を採用しているため、画像認識精度が低い。
本発明は、薄型でありながら高解像度で指紋等の接触体の光学検出ができる画像取得装置およびこの画像取得装置を搭載した有価カードを提供することにある。
本発明の導光装置は、以下の(1)から(5)を要旨とする。
(1)「間隔を設けて配置された平行な2枚のプレートの一端に光入射口を有し、前記光入射口に対向する他端に光出射口を有するとともに、前記2枚のプレート間が導光路として構成された導光装置であって、
前記導光路上の少なくとも一部に空隙が形成され、当該空隙中に前記各プレートに平行な面内で屈折する少なくとも1つの一次元レンズが形成されている、
ことを特徴とする導光装置。」
(2)「間隔を設けて配置された平行な2枚のプレートの一端に光入射口を有し、前記光入射口に対向する他端に光出射口を有するとともに、前記2枚のプレート間が導光路として構成された導光装置であって、
前記導光路が空隙と導光材により形成され、前記導光材の前記空隙との境界面のうち、少なくとも1つの面が、前記各プレートに平行な面内で屈折する一次元レンズとして形成されている、
ことを特徴とする導光装置。」
(3)「前記一次元レンズは、一次元凸レンズであることを特徴とする(1)または(2)に記載の導光装置。」
(4)「前記2枚のプレートは光吸収性材料からなり、または前記2枚のプレートの前記空隙を構成する面には光吸収処理が施されている(たとえば、光吸収材が塗布されている)、
ことを特徴とする(1)から(3)の何れかに記載の導光装置。」
(5)「間隔を設けて配置された平行な2枚のプレートの一端に光入射口を有し、前記光入射口に対向する他端に光出射口を有するとともに、前記2枚のプレート間が導光路として構成された導光装置であって、
前記導光路は、複数の光ファイバーが並列に連結されてなるファイバーシートからなることを特徴とする導光装置。」
本発明の画像取得装置は、以下の(6)から(21)を要旨とする。
(6)「光源と、
一次元の撮像デバイスと、
前記光源から検出用光を入射する光入射面および透明部が露出したストリップライン状の検出対象押接スリットを有する透明体から構成され、前記検出用光が(前記透明体の内部側から)前記検出対象押接スリットに全反射する角度で照射される第1光学部と、
前記検出対象押接スリットからの全反射光を導入する光導入口、および前記全反射光を出射する光出射口を有する第2光学部と、
を備えた画像取得装置であって、
前記第2光学部は、
間隔を設けて配置された平行な2枚のプレートの一端に前記光導入口を有し、前記光導入口に対向する他端に前記光出射口を有するとともに、
前記導光路上の少なくとも一部に空隙が形成され、前記空隙中に前記各プレートに平行な面内で屈折する少なくとも1つのレンズが設けられている、
ことを特徴とする画像取得装置。」
(7)「本発明の第2態様の画像取得装置は、
光源と、
一次元の撮像デバイスと、
前記光源から検出用光を入射する光入射面および透明部が露出したストリップライン状の平行なNの検出対象押接スリットを有する透明体から構成され、前記検出用光が(前記透明体の内部側から)前記各検出対象押接スリットに全反射する角度で照射される第1光学部と、
前記各検出対象押接スリットからの全反射光をそれぞれ導入するNの光導入口、および前記各全反射光を出射するNの光出射口を有する第2光学部と、
を備えた画像取得装置であって、
前記第2光学部は、
間隔を設けて配置された平行なN+1枚のプレートの一端に前記各光導入口を有し、前記各光導入口に対向する他端に前記各光出射口を有するとともに、
前記各導光路上の少なくとも一部に空隙がそれぞれ形成され、前記各空隙中に前記各プレートに平行な面内で屈折する少なくとも1つの一次元レンズが設けられている、
ことを特徴とする。」
(8)「光源と、
一次元の撮像デバイスと、
前記光源から検出用光を入射する光入射面および透明部が露出したストリップライン状の検出対象押接スリットを有する透明体から構成され、前記検出用光が
(前記透明体の内部側から)前記検出対象押接スリットに全反射する角度で照射される第1光学部と、
前記検出対象押接スリットからの全反射光を導入する光導入口、および前記全反射光を出射する光出射口を有する第2光学部と、
を備えた画像取得装置であって、
前記第2光学部は、
間隔を設けて配置された平行な2枚のプレートの一端に前記光導入口を有し、前記光導入口に対向する他端に前記光出射口を有するとともに、
前記導光路が空隙と導光材により形成され、前記導光材の前記空隙との境界面のうち、少なくとも1つの面が、前記各プレートに平行な面内で屈折する一次元レンズとして形成されている、
ことを特徴とする画像取得装置。」
(9)「光源と、
一次元の撮像デバイスと、
前記光源から検出用光を入射する光入射面および透明部が露出したストリップライン状の平行なNの検出対象押接スリットを有する透明体から構成され、前記検出用光が前記各検出対象押接スリットに全反射する角度で照射される第1光学部と、
前記各検出対象押接スリットからの全反射光をそれぞれ導入するNの光導入口、および前記各全反射光を出射するNの光出射口を有する第2光学部と、
を備えた画像取得装置であって、
前記第2光学部は、
間隔を設けて配置された平行なN+1枚のプレートの一端に前記各光導入口を有し、前記各光導入口に対向する他端に前記各光出射口を有するとともに、
前記各導光路が空隙と導光材によりそれぞれ形成され、前記各導光材の前記各空隙との境界面のうち、少なくとも1つの面が、前記各プレートに平行な面内で屈折する一次元レンズとして形成されている、
ことを特徴とする画像取得装置。」
(10)「前記第1光学部の前記光導入口側、前記光導入口の前記第1光学部側、または前記第1光学部と前記光導入口との間にはミラーが設けられていることを特徴とする(6)から(9)の何れかに記載の画像取得装置。」
(11)「前記一次元レンズは、一次元凸レンズであることを特徴とする(6)から(10)の何れかに記載の画像取得装置。」
(12)「前記2枚のプレートは光吸収性材料からなり、または前記2枚のプレートの前記空隙を構成する面には光吸収処理が施されている(たとえば、光吸収材が塗布されている)、
ことを特徴とする(6)から(11)の何れかに記載の画像取得装置。」
(13)「前記光出射口には、前記2枚のプレート間の前記導光路を導通する光を入射し、当該入射光を直角下方に反射させるミラーが設けられ、前記ミラーの光出射面に前記一次元の撮像デバイスが設けられていることを特徴とする(6)から(12)の何れかに記載の画像取得装置。」
(14)「光源と、
一次元の撮像デバイスと、
前記光源から検出用光を入射する光入射面および透明部が露出したストリップライン状の検出対象押接スリットを有する透明体から構成され、前記検出用光が(前記透明体の内部側から)前記検出対象押接スリットに全反射する角度で照射される第1光学部と、
前記検出対象押接スリットからの全反射光を導入する光導入口、および前記全反射光を出射する光出射口を有する第2光学部と、
を備えた画像取得装置であって、
前記第2光学部は、
複数の光ファイバーが並列に連結されてなるファイバーシートからなり、前記ファイバーシートの一端が前記光導入口であり、前記光導入口に対向する他端が前記光出射口である、
ことを特徴とする画像取得装置。」
(15)「光源と、
一次元の撮像デバイスと、
前記光源から検出用光を入射する光入射面および透明部が露出したストリップライン状の平行なNの検出対象押接スリットを有する透明体から構成され、前記検出用光が(前記透明体の内部側から)前記各検出対象押接スリットに全反射する角度で照射される第1光学部と、
前記各検出対象押接スリットからの全反射光をそれぞれ導入するNの光導入口、および前記各全反射光を出射するNの光出射口を有する第2光学部と、
を備えた画像取得装置であって、
前記第2光学部は、
複数の光ファイバーが並列に連結されてなるN枚のファイバーシートからなり、前記各ファイバーシートの一端が前記各光導入口であり、前記各光導入口に対向する他端が前記各光出射口である、
ことを特徴とする画像取得装置。」
(16)「前記光出射口には、前記ファイバーシートの前記各光ファイバーを導通する光を入射し、当該入射光を直角下方に反射させるミラーが設けられ、前記ミラーの光出射面に前記一次元の撮像デバイスが設けられていることを特徴とする(14)または(15)に記載の画像取得装置。」
(17)「前記第1光学部の前記光導入口側、前記光導入口の前記第1光学部側、または前記第1光学部と前記光導入口との間にはミラーが設けられていることを特徴とする(14)から(16)の何れかに記載の画像取得装置。」
(18)「複数の光ファイバーが並列に連結されてなるファイバーシートと、光源と、一次元の撮像デバイスとを備えた画像取得装置であって、
前記ファイバーシートの一端側の光導入口側に光源が設けられ、
前記光導入口に対向する他端の前記各光出射口側に一次元の撮像デバイスが設けられ
前記ファイバーシートの上面部に前記光源から検出用光を入射するファイバーシート透明部が露出したストリップライン状の検出対象押接スリットが形成されていることを特徴とする画像取得装置。」
(19)「 前記ファイバーシート検出対象押接スリット部分に溝が形成されていることを特徴とする請求項18に記載の画像取得装置。」
(20)「前記ファイバーシート検出対象押接スリット部分が折り曲げて形成されていることを特徴とする請求項18または19に記載の画像取得装置。」
(21)「前記光出射口には、前記ファイバーシートの前記各光ファイバーを導通する光を入射し、当該入射光を直角下方に反射させるミラーが設けられ、前記ミラーの光出射面に前記一次元の撮像デバイスが設けられていることを特徴とする請求項18から20の何れかに記載の画像取得装置。」
本発明の有価カードは、(22)および(23)を要旨とする。
(22)「(1)から(5)の何れかに記載の導光装置が搭載された有価カード。」
(23)「(6)から(21)の何れかに記載の画像取得装置が搭載された有価カード。」
本発明の導光装置は、薄型にできるので、薄型の画像取得装置への適用に好適である。
本発明の画像取得装置は、全反射方式により指紋等を検出するようにしたので、薄型でありながら高解像度で接触体の光学検出ができ、しかも各光源等の実装が容易である。
本発明の有価カードは、本発明の画像取得装置または本発明の画像取得装置を搭載しているので、薄型化が容易である。
以下本発明の実施形態を詳細に説明する。以下の実施形態では、説明の便宜上、各構成要素(レンズの大きさ,光ファイバーの大きさ等)は実際のものと異なる寸法等で示してある。
本発明の導光装置の第1実施形態を図1の断面図および図2の分解図により説明する。図1,図2において、導光装置8Aは、光入射口81と、光出射口82(図2では図示していない)とを有している。光入射口81(図2では図示していない)は、数μm〜数百μmの間隔を設けて配置された平行なプレート831,832の一端に形成され、光出射口82は光入射口81に対向する他端に形成されている。
プレート831,832間の空隙は導光路84(図2では図示していない)として構成されており、導光路84上にプレート831,832に平行な面内で屈折する一次元凸レンズ85が設けられている。プレート831,832は光吸収性材料から構成することができる。なお、プレート831,832が光吸収性材料から構成されていない場合には、プレート831,832の導光路84を構成する面に光吸収材を塗布する等、光吸収処理を施すことができる。
図1,図2の導光装置8Aは、画像取得装置として使用されるもので、プレート831,832の光入射口81の近傍は透明に構成され、この透明部分86,86の内部に光源(LED等)87,87が取り付けられている。また、光入射
口81には一次元の撮像デバイス88が設けられている。なお、透明部分86,86を設けずに、プレート831,832の撮像デバイス88が設けられていない側の端部(図1では下端)の内部に光源(LED等)87,87を取り付けることもできる。
本発明の導光装置の第2実施形態を図3の断面図および図4の分解図により説明する。図1において、導光装置8Bは、第1実施形態の導光装置8Aと同様、光入射口81と、光出射口82とを有している。光入射口81は、平行なプレート831,832の一端に形成され、光出射口82は光入射口81に対向する他端に形成されている。
プレート831,832間の空隙は導光路として構成されており、この導光路は、複数の光ファイバーが並列に連結されてなるファイバーシート89からなる。
ファイバーシート89を構成する光ファイバーは、コア層とクラッド層からなるものを使用することもできるし、単層のものを使用することもできる。各光ファイバーは光吸収性材料により被覆することができる。この被覆は、単層の光ファイバーを使用する場合には、隣接する光ファイバー同士の干渉(隣接する光ファイバーの一方から他方への光の漏洩)を防止するために、効果的である。
図3,図4の導光装置8Bは、第1実施形態と同様、画像取得装置として使用される。
本発明の指紋スキャナとして使用される画像取得装置の第1実施形態を図5、図6、図7および図8により説明する。
図5(A)(断面説明図),(B)(平面図)、図6の分解図において、画像取得装置1Aは、光源11と、一次元の撮像デバイス12と、第1光学部13と、第2光学部14とを備えている。
第1光学部13は、光源11から検出用光を入射する光入射面131および透明部が露出したストリップライン状の検出対象押接スリット132を有する透明体から構成され、検出用光が透明体の内部側から検出対象押接スリット132に全反射する角度で照射される。第1光学部13のストリップライン状の検出対象押接スリット132を除く部分には光吸収材料からなる被覆膜133が形成されている。
第2光学部14は、検出対象押接スリット132からの全反射光を導入する光導入口141、および全反射光を出射する光出射口142を有している。第1光学部13と第2光学部14との間(光導入口141部分の空間)には、全反射光を反射するミラー1411が形成されている。
第2光学部14は、数μm〜数百μmの間隔を設けて配置された平行なプレート1431,1432を有しており、その一端が光導入口141であり、光導入口141に対向する他端が光出射口142である。プレート1431,1432間の空隙は導光路144として構成され、導光路144上にプレート1431,1432に平行な面内で屈折する一次元凸レンズ15が設けられている。第1実施形態では、プレート1431,1432は光吸収性材料からなる(ミラー1411を除く)。なお、プレート1431,1432が光吸収性材料から構成されていない場合には、プレート1431,1432の導光路144を構成する面(ミラー1411を除く)には光吸収材を塗布する等、光吸収処理を施すことができる。なお、一次元凸レンズ15の焦点は適宜設定でき、これに応じて一次元の撮像デバイス12上の像の大きさ(長さ)を調整できる。
図7(A)は第1光学部13の、検出対象押接スリット132の近傍の部分断面拡大図である。被覆膜133に溝Sが形成され、この溝Sにシリコン樹脂等の合成樹脂材が充填されて検出対象押接スリット132が形成されている。第1実施形態では、検出対象押接スリット132の広さは、全反射(指が押接されているときは乱反射)する光の入反射角αの大きさを考慮して定められる。すなわち、被覆膜133の厚みにより入反射角αに死角が生じる。検出対象押接スリット132の幅を狭くしすぎると検出ができなくなるし、広くしすぎると検出精度が落ちる。被覆膜133の溝S部分には、図7(B),(C)に示すようにテーパーを形成することができる。
ミラー1411は、第1光学部13と第2光学部14との間(第1光学部13と光導入口141との間)に設けてもよいし、図8(A)に示すように第1光学部13の光導入口141に全反射ミラーとして設けてもよい。
一次元の撮像デバイス12は、図5(A),(B)に示したように光出射口142に直接設けてもよいし、図8(B)に示すように光出射口142に設けたプリズム16を介して設けてもよい。図8(B)では、プリズム16により導通光の向きを下方に90°変換させている。
図9(A),(B)は、第1光学部13の作用説明図である。
図9(A)に示すように、検出対象押接スリット132に指紋の凸部(図9(A)では指を符号Fで示す)が押接されていないときは、光源11からの光のうち検出対象押接スリット132に照射された光は全反射する。この全反射光Pはミラー1411に向かい、当該ミラー1411で反射され、導光路144を通って一次元の撮像デバイス12に照射される。
一方、図9(B)に示すように、検出対象押接スリット132に指紋の凸部が押接されているときは、光源11からの光のうち検出対象押接スリット132に照射された光は乱反射する。この乱反射光Qは、第1光学部13内の側面(プレート1431,1432との界面等)に吸収される。したがって、この光が一次元の撮像デバイス12により検出されることはない。
本発明の画像取得装置の第2実施形態を図10(A),(B)により説明する。
図10(A)(断面説明図),(B)(プレート1431を除去した平面図)において、画像取得装置1Bは、第1実施形態の画像取得装置1Aと同様、光源11と、一次元の撮像デバイス12と、第1光学部13と、第2光学部14とを備えている。
第2実施形態の第1光学部13は、第1実施形態の第1光学部13の構成とほぼ同じである。
第2実施形態の第2光学部14は、第1実施形態と同様のプレート1431,1432を有しており、その一端が光導入口141であり、光導入口141に対向する他端が光出射口142として形成されている。第2実施形態では、ミラー1411が、第1光学部13と第2光学部14との連結部分に全反射ミラーとして形成されている。なお、第1光学部13と導光材1441とは、第1実施形態と同様、別体としてもよい。この場合には、第1光学部13と導光材1441との間の空間にミラー1411が設けられる。
また、第2実施形態の第2光学部14では、導光路144が空隙1443と導光材1441,1442とにより形成され、第1光学部13は導光材1441と一体に形成され、導光材1441,1442の空隙1443中に一次元凸レンズ15が設けられている。
本発明の画像取得装置の第3実施形態を図11(A),(B)により説明する。
図11(A)(断面説明図),(B)(プレート1431を除去した平面図)において、画像取得装置1Cは、第1,第2実施形態の画像取得装置1A,1Bと同様、光源11と、一次元の撮像デバイス12と、第1光学部13と、第2光学部14とを備えている。
第3実施形態の第1光学部13は、第1,第2実施形態の第1光学部13の構成とほぼ同じである。
第3実施形態の第2光学部14は、第1,第2実施形態と同様のプレート1431,1432を有しており、その一端が光導入口141であり、光導入口141に対向する他端が光出射口142として形成されている。第3実施形態では、ミラー1411が、第1光学部13と第2光学部14との間(光導入口141部分の空間)に形成されている。なお、第1光学部13と導光材1441とは、第2実施形態と同様一体に形成し、ミラー1411を全反射ミラーとして形成してもよい。
また、第3実施形態の第2光学部14では、導光路144が空隙1443と導光材1441,1442とにより形成され、導光材1441,1442の空隙1443との境界面のうち、少なくとも1つの面(第3実施形態では両方の面)が、各プレート1431,1432に平行な面内で屈折する一次元凸レンズとして形成されている。
本発明の画像取得装置の第4実施形態を図12の断面図により説明する。
図12において、画像取得装置1Dは、2ラインを読み取ることができる指紋センサであり、光源11と、一次元の撮像デバイス121,122と、第1光学部13と、第2光学部14とを備えている。
第1光学部13は、光源11から検出用光を入射する光入射面131および透明部が露出したストリップライン状の平行な2つの検出対象押接スリット132a,132bを有する透明体から構成され、検出用光が(前記透明体の内部側から)検出対象押接スリット132a,132bに全反射する角度で照射される。
第2光学部14は、各検出対象押接スリット132a,132bからの全反射光をそれぞれ導入する2つの光導入口1411a,1411bおよび各全反射光を出射する2つの光出射口1411a,1411bおよび一次元の撮像デバイス12a,12bを有している。第2光学部14は、間隔を設けて配置された平行な3枚のプレート1431,1432,1433の一端に光導入口1421a,1421bを有し、光導入口1411a,1411bに対向する他端に光出射口1411a,1411bを有している。
プレート1431,1432間,プレート1433,1432間は導光路144a,144bとして形成され、導光路144a,144bには一次元凸レンズがそれぞれ形成されている。なお、導光路144a,144bを、空隙と導光材によりそれぞれ形成し、この空隙に一次元凸レンズを設けることもできるし、各導光材の各空隙との境界面のうち、少なくとも1つの面を、各プレート1431,1432に平行な面内で屈折する一次元凸レンズとして形成することができる。
第4実施形態では、撮像デバイス121,122からの画像情報に基づいて指のスライド速度を各検出することができるので、指紋の画像再生をより正確に行うことができる。
本発明の画像取得装置の第5実施形態を図13(A),(B)により説明する。
図13(A)(断面説明図),(B)(後述するプレート2431を除去した平面図)において、画像取得装置2は、光源21と、一次元の撮像デバイス22と、第1光学部23と、第2光学部24とを備えている。
第1光学部23の構成は第1実施形態の第1光学部13の構成と同じである。
第2光学部24は、間隔を設けて配置された平行なプレート2431,2432を有している。プレート2431,2432間にはファイバーシート244が設けられている。ファイバーシート244の一端が光導入口241であり、光導入口241に対向する他端が光出射口242である。光導入口241には、全反射光を反射するミラー2411が形成されている。
ファイバーシート244は、複数の光ファイバーが並列に連結されて構成されている。光ファイバーとしてコアとクラッドとから構成されるものも使用できるしクラッドを有しない単一組成のものも使用できる。これらの光ファイバー244は接着材により簾状に接合され、この接着材として光吸収性を有するものを使用できる。
なお、図14に示すように、画像取得装置2では、ファイバーシート244の光出射口242側端を狭くするようにも構成でき、この場合にはセンサの大きさを小さくすることができる。
図15(A),(B)に、画像取得装置の第6実施形態を示す。第6実施形態では、画像取得装置3は、光源31と、一次元の撮像デバイス32と、第1光学部33と、第2光学部34とを備えている。図15(A)は、画像取得装置3の第1光学部33を示しており、第1光学部33には、ファイバーシート344が挿着されるスリット39を有している。このスリット39は、検出対象押接スリット332近傍から、当該検出対象押接スリット332における全反射光の光路に沿って穿設されている。図15(B)に示すように、プレート3431,3432間に配置されたファイバーシート344の一端は、このスリット39に挿着されている。
第6実施形態では、図15(A)に示したミラー3411は使用されず、検出対象押接スリット332からの全反射光は直接ファイバーシート344に入射される、撮像デバイス32により検出される。
本発明の画像取得装置の第7実施形態を図16(A),(B)により説明する。
第7実施形態では、画像取得装置4は、光源41と、一次元の撮像デバイス42と、第1光学部43と、第2光学部44と、ファイバーシート45とを備えている。
図16(A)では、第1光学部43には、ファイバーシート45が、検出対象押接スリット431部分にまで挿着されるスリット46を有している。このスリット46は、検出対象押接スリット431近傍から、当該検出対象押接スリット431における全反射光の光路に沿って穿設されている。図16(B)に示すように、プレート441,442間に配置されたファイバーシート45の一端は、このスリット46に挿着されている。
第7実施形態では、検出対象押接スリット431の外部からの光はファイバーシート45の端部に入射され、撮像デバイス42により検出される。
本発明の画像取得装置の第8実施形態を図17(A),(B),(C)により説明する。図17(A)はファイバーシート(画像取得装置)の全体を示す図、図17(B)はファイバーシートの端面を示す図、図17(C)は斜視図である。
図17(A),(B),(C)示すように、画像取得装置5は、複数の光ファイバーが並列に連結されてなるファイバーシート51(光ファイバーを符号511で示す)と、図示しない光源と、一次元の撮像デバイス53とを備え、ファイバーシート51の一端側の光導入口側に図示しない光源が設けられ、光導入口に対向する他端の光出射口側に撮像デバイス53が設けられている。ファイバーシート51の上面部に光源から検出用光を入射するファイバーシート透明部が露出したストリップライン状の検出対象押接スリットが形成されている。本実施形態では、このスリットは、溝55が穿設されることで形成されており、当該溝55には指紋押接部52が形成されている。
第6実施形態では、光入射面54からの図示しない光源からの光は、指紋押接部52に指が押接されていないときは、ファイバーシート51に入射され、指紋押接部52に指が押接されているときは乱反射して、一次元の撮像デバイス53により検出される。なお、第8実施形態では光出射口には、ファイバーシート51の各光ファイバー511を導通する光を入射し、当該入射光を直角下方に反射させるミラーを設け、ミラーの光出射面に一次元の撮像デバイス53を設けることができる。
本発明の画像取得装置の第9実施形態を図18(A),(B)により説明する。図18(A)はファイバーシートの第1例を示す側面説明図、(B)はファイバーシートの第2例を示す側面説明図である。
図18(A),(B)において、画像取得装置6は、複数の光ファイバーが並列に連結されてなるファイバーシート61からなり、ファイバーシート61(光ファイバーを符号62で示す)の一端側の光導入口側に光源64が設けられ、光導入口に対向する他端の光出射口側に一次元の撮像デバイス63が設けられている。ファイバーシート61は、部材651,652に挟まれており、ファイバーシート61の上面部に光源から検出用光を入射するファイバーシート透明部が露出したストリップライン状の検出対象押接スリット62が形成されている。本実施形態は、ファイバーシート検出対象押接スリット部分に溝が形成されている。図18(A),(B)ではファイバーシート検出対象押接スリット部分が折り曲げて形成されている。図18(B)では、折り曲げ部分が削られている。なお、図18(A),(B)では光出射口には、ファイバーシート61の各光ファイバー62を導通する光を入射し、当該入射光を直角下方に反射させるミラーを設け、ミラーの光出射面に一次元の撮像デバイス63を設けることができる。
図19は、上述した画像取得装置(ここでは、図5の画像取得装置1A)を応用した指紋センサ付き有価カード100の側面部分説明図である。指紋センサ付き有価カード100は、画像取得装置1Aと、回路部71と、これらが実装された基板部Bと、押圧センサ72とを含んで構成されている。
図20(A)に有価カード100の構造を示し、図20(B)に表面図を示す。図20(A)に示すように、有価カード100には、画像取得装置1Aおよび回路部71,押圧センサ72のほか、アンテナ73,電池74,スイッチ75,インタフェース76が搭載されている。
図21に示すように、回路部71は、CPU711、EEPROM712、RAM713、DSP714、通信回路715を備えており、この回路部71には、押圧センサ72、アンテナ73、電池74、スイッチ75およびインタフェース76が接続されている。
CPU711は、回路部71全体を制御する。EEPROM712には、システムプログラム、各種設定値、登録指紋データ等が記憶されている。RAM713には、CPU711の作業エリアが確保される。DSP714は、固体撮像デバイス13により取得したデータを処理して(具体的には、コントラスト処理、分離ドット接続処理等をして)、検出イメージを生成する。有価カード100はDSP714を備えないようにもでき、この場合には、CPU711がEEPROM712に格納された検出イメージ生成プログラムにより画像生成処理を行う。
スイッチ75は、操作されると電池74からの電力が画像取得装置1A、回路部71に供給され、一定時間経過後にオフするように制御される。押圧センサ72が、指の押圧を検出したときは、光源14が駆動され、指紋の検出が行われる。
本実施形態では、指紋照合処理はDSP714が行うようにできるし、CPU711がEEPROM712内の指紋照合プログラムにより指紋照合処理を行うようにできる。有価カード100がDSP714を備えない場合は、CPU21がEEPROM712内の指紋照合プログラムにより指紋照合処理を行うことができる。
通信回路715はアンテナ73を介して、たとえばEEPROM712に格納された情報を外部機器に出力することができるし、通信回路715は、外部機器から受信した情報をEEPROM712に書き込むことができる。
画像取得装置1Aが、携帯型電話機の一部として構成される場合には、CPU、ROM、RAM、電池等として携帯型電話機に付属のものを使用することができる。
本発明実施形態では、250〜500dpi、あるいは500dpiより高い解像度の指紋検出が可能となる。
本発明の導光装置の第1実施形態を示す断面図である。 本発明の導光装置の第1実施形態を示す分解図である。 本発明の導光装置の第2実施形態を断面図である。 本発明の導光装置の第2実施形態を示す分解図である。 (A)は本発明の画像取得装置の第1実施形態を示す断面説明図、(B)は同じく平面図である。 本発明の画像取得装置の第1実施形態を示す分解図である。 (A)は第1光学部の検出対象押接スリット近傍の部分断面拡大図、(B),(C)は被覆膜のスリット部分にテーパーを形成した例を示す図である。 (A)は第1光学部の光導入口に全反射ミラーを設けた例を示す図である、(B)(B)は、出射光にプリズムを設け導通光の向きを下方に90°変換させた例を示す図である。 (A),(B)は、第1光学部の作用説明図である。 (A)は本発明の画像取得装置の第2実施形態を示す断面説明図、(B)は同じくプレートを除去した平面図である。 (A)は本発明の画像取得装置の第3実施形態を示す断面説明図、(B)は同じくプレートを除去した平面図である。 本発明の画像取得装置の第4実施形態を示す断面説明図である。 (A)はファイバーシートを用いた本発明の画像取得装置の第5実施形態を示す断面説明図、(B)は同じくプレートを除去した平面図である。 第5実施形態において、ファイバーシートの光出射口側端を狭くした例を示す図である。 ファイバーシートを用いた画像取得装置の第6実施形態を示す図であり、(A)は第1光学部33を示す図、(B)は断面説明図である。 ファイバーシートを用いた画像取得装置の第7実施形態を示す図であり、(A)は第1光学部33を示す図、(B)は断面説明図である。 本発明のファイバーシートを用いた画像取得装置の第8実施形態を示す図であり、(A)はファイバーシート(画像取得装置)の全体を示す図、(B)はファイバーシートの端面を示す図、(C)は斜視図である。 本発明のファイバーシートを用いた画像取得装置の第9実施形態を示す図であり、(A)はファイバーシートの第1例を示す側面説明図、(B)はファイバーシートの第2例を示す側面説明図である。 本発明の指紋センサ付き有価カードの一実施形態を示す側面部分説明図である。 (A)は図19の有価カードの全体構造を示す図、(B)は同じく断面図である。 図19の有価カードの回路部を示す図である。 従来の指紋センサを示す図である。
符号の説明
1A,1B,1C,1D,2,3,4 画像取得装置
8A,8B 導光装置
11,21,31,41,64,87 光源
12,12a,12b,22,32,42,53,63,88 撮像デバイス
13,23,33,43 第1光学部
14,24,34、44 第2光学部
15,85 一次元凸レンズ
16 プリズム
39,46 スリット
45,51,61 ファイバーシート
54 光入射面
511 光ファイバー
55 溝
52 指紋押接部
71 回路部
72 押圧センサ
73 アンテナ
74 電池
75 スイッチ
76 インタフェース
81 光入射口
82,142,242,1421a,1421b 光出射口
84,144,144a,144b 導光路
86 透明部分
89,244,344 ファイバーシート
100 指紋センサ付き有価カード
131 光入射面
132,332,132a,132b,431 検出対象押接スリット
133 被覆膜
141,241,1411a,1411b 光導入口
441,442,831,832,1431,1432,1433,2431,2432,3431,3432 プレート
511 光ファイバー
711 CPU
712 EEPROM
713 RAM
714 DSP
715 通信回路
1411,2411 ミラー
1441,1442 導光材
1443 空隙
B 基板部
S 溝

Claims (23)

  1. 間隔を設けて配置された平行な2枚のプレートの一端に光入射口を有し、前記光入射口に対向する他端に光出射口を有するとともに、前記2枚のプレート間が導光路として構成された導光装置であって、
    前記導光路上の少なくとも一部に空隙が形成され、当該空隙中に前記各プレートに平行な面内で屈折する少なくとも1つの一次元レンズが形成されている、
    ことを特徴とする導光装置。
  2. 間隔を設けて配置された平行な2枚のプレートの一端に光入射口を有し、前記光入射口に対向する他端に光出射口を有するとともに、前記2枚のプレート間が導光路として構成された導光装置であって、
    前記導光路が空隙と導光材により形成され、前記導光材の前記空隙との境界面のうち、少なくとも1つの面が、前記各プレートに平行な面内で屈折する一次元レンズとして形成されている、
    ことを特徴とする導光装置。
  3. 前記一次元レンズは、一次元凸レンズであることを特徴とする請求項1または2に記載の導光装置。
  4. 前記2枚のプレートは光吸収性材料からなり、または前記2枚のプレートの前記空隙を構成する面には光吸収処理が施されている、
    ことを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の導光装置。
  5. 間隔を設けて配置された平行な2枚のプレートの一端に光入射口を有し、前記光入射口に対向する他端に光出射口を有するとともに、前記2枚のプレート間が導光路として構成された導光装置であって、
    前記導光路は、複数の光ファイバーが並列に連結されてなるファイバーシートからなることを特徴とする導光装置。
  6. 光源と、
    一次元の撮像デバイスと、
    前記光源から検出用光を入射する光入射面および透明部が露出したストリップライン状の検出対象押接スリットを有する透明体から構成され、前記検出用光が前記検出対象押接スリットに全反射する角度で照射される第1光学部と、
    前記検出対象押接スリットからの全反射光を導入する光導入口、および前記全反射光を出射する光出射口を有する第2光学部と、
    を備えた画像取得装置であって、
    前記第2光学部は、
    間隔を設けて配置された平行な2枚のプレートの一端に前記光導入口を有し、前記光導入口に対向する他端に前記光出射口を有するとともに、
    前記導光路上の少なくとも一部に空隙が形成され、前記空隙中に前記各プレートに平行な面内で屈折する少なくとも1つのレンズが設けられている、
    ことを特徴とする画像取得装置。
  7. 光源と、
    一次元の撮像デバイスと、
    前記光源から検出用光を入射する光入射面および透明部が露出したストリップライン状の平行なNの検出対象押接スリットを有する透明体から構成され、前記検出用光が前記各検出対象押接スリットに全反射する角度で照射される第1光学部と、
    前記各検出対象押接スリットからの全反射光をそれぞれ導入するNの光導入口、および前記各全反射光を出射するNの光出射口を有する第2光学部と、
    を備えた画像取得装置であって、
    前記第2光学部は、
    間隔を設けて配置された平行なN+1枚のプレートの一端に前記各光導入口を有し、前記各光導入口に対向する他端に前記各光出射口を有するとともに、
    前記各導光路上の少なくとも一部に空隙がそれぞれ形成され、前記各空隙中に前記各プレートに平行な面内で屈折する少なくとも1つの一次元レンズが設けられている、
    ことを特徴とする画像取得装置。
  8. 光源と、
    一次元の撮像デバイスと、
    前記光源から検出用光を入射する光入射面および透明部が露出したストリップライン状の検出対象押接スリットを有する透明体から構成され、前記検出用光が前記検出対象押接スリットに全反射する角度で照射される第1光学部と、
    前記検出対象押接スリットからの全反射光を導入する光導入口、および前記全反射光を出射する光出射口を有する第2光学部と、
    を備えた画像取得装置であって、
    前記第2光学部は、
    間隔を設けて配置された平行な2枚のプレートの一端に前記光導入口を有し、前記光導入口に対向する他端に前記光出射口を有するとともに、
    前記導光路が空隙と導光材により形成され、前記導光材の前記空隙との境界面のうち、少なくとも1つの面が、前記各プレートに平行な面内で屈折する一次元レンズとして形成されている、
    ことを特徴とする画像取得装置。
  9. 光源と、
    一次元の撮像デバイスと、
    前記光源から検出用光を入射する光入射面および透明部が露出したストリップライン状の平行なNの検出対象押接スリットを有する透明体から構成され、前記検出用光が前記各検出対象押接スリットに全反射する角度で照射される第1光学部と、
    前記各検出対象押接スリットからの全反射光をそれぞれ導入するNの光導入口、および前記各全反射光を出射するNの光出射口を有する第2光学部と、
    を備えた画像取得装置であって、
    前記第2光学部は、
    間隔を設けて配置された平行なN+1枚のプレートの一端に前記各光導入口を有し、前記各光導入口に対向する他端に前記各光出射口を有するとともに、
    前記各導光路が空隙と導光材によりそれぞれ形成され、前記各導光材の前記各空隙との境界面のうち、少なくとも1つの面が、前記各プレートに平行な面内で屈折する一次元レンズとして形成されている、
    ことを特徴とする画像取得装置。
  10. 前記第1光学部の前記光導入口側、前記光導入口の前記第1光学部側、または前記第1光学部と前記光導入口との間にはミラーが設けられていることを特徴とする請求項6から9の何れかに記載の画像取得装置。
  11. 前記一次元レンズは、一次元凸レンズであることを特徴とする請求項6から10の何れかに記載の画像取得装置。
  12. 前記2枚のプレートは光吸収性材料からなり、または前記2枚のプレートの前記空隙を構成する面には光吸収処理が施されている、
    ことを特徴とする請求項6から11の何れかに記載の画像取得装置。
  13. 前記光出射口には、前記2枚のプレート間の前記導光路を導通する光を入射し、当該入射光を直角下方に反射させるミラーが設けられ、前記ミラーの光出射面に前記一次元の撮像デバイスが設けられていることを特徴とする請求項請求項6から12の何れかに記載の画像取得装置。
  14. 光源と、
    一次元の撮像デバイスと、
    前記光源から検出用光を入射する光入射面および透明部が露出したストリップライン状の検出対象押接スリットを有する透明体から構成され、前記検出用光が前記検出対象押接スリットに全反射する角度で照射される第1光学部と、
    前記検出対象押接スリットからの全反射光を導入する光導入口、および前記全反射光を出射する光出射口を有する第2光学部と、
    を備えた画像取得装置であって、
    前記第2光学部は、
    複数の光ファイバーが並列に連結されてなるファイバーシートからなり、前記ファイバーシートの一端が前記光導入口であり、前記光導入口に対向する他端が前記光出射口である、
    ことを特徴とする画像取得装置。
  15. 光源と、
    一次元の撮像デバイスと、
    前記光源から検出用光を入射する光入射面および透明部が露出したストリップライン状の平行なNの検出対象押接スリットを有する透明体から構成され、前記検出用光が前記各検出対象押接スリットに全反射する角度で照射される第1光学部と、
    前記各検出対象押接スリットからの全反射光をそれぞれ導入するNの光導入口、および前記各全反射光を出射するNの光出射口を有する第2光学部と、
    を備えた画像取得装置であって、
    前記第2光学部は、
    複数の光ファイバーが並列に連結されてなるN枚のファイバーシートからなり、前記各ファイバーシートの一端が前記各光導入口であり、前記各光導入口に対向する他端が前記各光出射口である、
    ことを特徴とする画像取得装置。
  16. 前記光出射口には、前記ファイバーシートの前記各光ファイバーを導通する光を入射し、当該入射光を直角下方に反射させるミラーが設けられ、前記ミラーの光出射面に前記一次元の撮像デバイスが設けられていることを特徴とする請求項14または15に記載の画像取得装置。
  17. 前記第1光学部の前記光導入口側、前記光導入口の前記第1光学部側、または前記第1光学部と前記光導入口との間にはミラーが設けられていることを特徴とする請求項14から16の何れかに記載の画像取得装置。
  18. 複数の光ファイバーが並列に連結されてなるファイバーシートと、光源と、一次元の撮像デバイスとを備えた画像取得装置であって、
    前記ファイバーシートの一端側の光導入口側に光源が設けられ、
    前記光導入口に対向する他端の前記各光出射口側に一次元の撮像デバイスが設けられ
    前記ファイバーシートの上面部に前記光源から検出用光を入射するファイバーシート透明部が露出したストリップライン状の検出対象押接スリットが形成されていることを特徴とする画像取得装置。
  19. 前記ファイバーシート検出対象押接スリット部分に溝が形成されていることを特徴とする請求項18に記載の画像取得装置。
  20. 前記ファイバーシート検出対象押接スリット部分が折り曲げて形成されていることを特徴とする請求項18または19に記載の画像取得装置。
  21. 前記光出射口には、前記ファイバーシートの前記各光ファイバーを導通する光を入射し、当該入射光を直角下方に反射させるミラーが設けられ、前記ミラーの光出射面に前記一次元の撮像デバイスが設けられていることを特徴とする請求項18から20の何れかに記載の画像取得装置。
  22. 請求項1から5の何れかに記載の導光装置が搭載された有価カード。
  23. 請求項6から21の何れかに記載の画像取得装置が搭載された有価カード。
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