JP2006195103A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】低温環境でクリーニングブレードに塗布された潤滑剤要因のクリーニング不良が発生せず、かつ、ブレードめくれ、鳴き等も発生しない画像形成装置を提供する。
【解決手段】像担持体の駆動制御手段と、画像形成装置内の温度を検知する温度検知手段と、像担持体及びクリーニングブレードの新品を検知する新品検知手段とを備え、前記温度検知手段により所定の温度以下を検知し、かつ、前記新品検知手段により像担持体及びクリーニングブレードの新品状態を検知した場合に、前記駆動制御手段により画像形成前に前記像担持体の駆動時間延長を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば電子写真方式を利用して形成された像担持体上の現像剤像をクリーニング部材にて除去する構成の画像形成装置に関するものである。
従来の、例えば非磁性一成分非接触現像方式を用いた電子写真方式の画像形成装置P2について、図8を用いて説明する。
像担持体としての通常ドラム状とされる電子写真感光体(以下「感光ドラム」という。)50は、一次帯電器51にて一様に帯電される。次に、外部装置により入力された画像情報に対応して露光装置52より感光ドラム50上に光照射を行い、静電潜像を形成する。
この感光ドラム50上の静電潜像は、現像装置60において、一次帯電器51の印加電圧と同極性の摩擦帯電極性を有する現像剤(以下「トナー」という。)Tにより現像し、現像剤像(トナー像)とされる。このトナー像は、転写帯電器53にて転写材Qに転写される。転写材Qは感光体50より分離され、続いて定着装置55に搬送されて、定着後に永久像となる。
また、転写帯電器53で転写されずに残った感光体ドラム50上の現像剤Tは、クリーニング装置54にて除去され、感光ドラム50は次の画像形成プロセスに供される。
現像装置60について更に説明すると、現像装置60内にはトナー収納部、即ち、現像容器60Aにトナーが収容されている。通常、トナーTは負帯電性とされ、また、イエロー色、マゼンタ色、シアン色、ブラック色等とされる各色いずれかの顔料を含有した負帯電性非磁性一成分トナーが使用される。
現像装置60内には、攪拌部材として、各種形状に加工された板状或いはスクリュー等からなるトナー第1攪拌部材64、トナー第2攪拌部材65が図中矢印の方向に回転して存在しており、現像容器60A内のトナーTを現像剤担持体としての現像ローラ61へ搬送している。
本例で、撹拌部材は2個、即ち、トナー第1攪拌部材64及びトナー第2攪拌部材65が配置されている。しかし、攪拌部材は2個である必要はなく、各種現像器構成に合わせて、現像容器60Aの端部から現像ローラ61近傍までトナーを搬送することができれば、攪拌部材の個数は任意とされる。
本例の現像装置60では、現像容器仕切り板66が設けられている。この仕切り板66の高さは、常に一定量のトナーを現像ローラ61近傍の現像剤供給、剥ぎ取り部材(以下、「RSローラ」という。)62上に供給すべく適正化されている。
非磁性一成分現像法においては、磁力によるトナー供給が不可能となるため、現像ローラ61にはウレタンスポンジ製のRSローラ62が当接されている。RSローラ62は、現像ローラ61とニップ部でカウンタ方向に回転することで、現像ローラ61上のトナーを剥ぎ取っている。
現像ローラ61には、トナー量規制部材として規制ブレード63が当接されており、現像ローラ61上のトナーを規制してトナー薄層を形成し、現像領域(ドラム対向位置)に搬送されるトナー量を規定している。現像領域に搬送されるトナー量は、現像ローラ61上に接触する規制ブレード63の当接圧や当接長さ等により決定される。
規制ブレード63は、厚さ数百μmのリン青銅、ステンレス等の金属薄板上に接着或いは溶着されたチップブレードであり、金属薄板の弾性によって均一に現像ローラ61に当接されている。このとき、金属薄板の材質、厚さ、侵入量、設定角によって規制ブレード63の当接条件が決定される。
また上記現像ローラ61は現像領域で上記感光ドラム表面と所定の間隔(以下、「SDギャップ」という。)をおいて対向し、バイアスを印加することで交流電界を形成している。
上記構成において、トナーは所望の帯電量と所望の層厚で現像ローラ表面に付着して現像領域に搬送されてくる。そして、前記トナーは交流電界によって、現像ローラ表面に付着したトナーTが現像ローラ61と感光ドラム63との間で往復運動を行うことで感光ドラム表面に形成された静電潜像を可視化する。
ところで、一般的に、クリーニング装置54のクリーニング部材としてのクリーニングブレード56にはウレタンゴム等の弾性体が用いられている。さらに、ブレード56は感光ドラム50の回転方向に対向するような方向からブレード56のエッジ56aを圧接させるものが多く、ブレードエッジ56aには感光ドラム50との間に大きな摩擦が生ずる。特に、ユーザーが使用を開始する新品状態の画像形成装置においては、クリーニングブレード56と感光ドラム50の間には、転写残留現像剤のような潤滑剤として働くようなものが何も無い。よって、ブレードエッジ56aと感光ドラム50との間に大きな摩擦力が生じブレードめくれやびびり等の問題が発生しやすい。このためブレードエッジ56aには初期に粉末状の潤滑剤を塗布し、ブレードめくれ防止しているものが多い(特許文献1参照)。
このようなブレードめくれ等の問題は、特に、ブレード材であるウレタンゴムの粘弾性率tanδ値が低く、感光ドラム50に対する追従性が高くなる高温環境で発生しやすい。
特開昭62‐262885号公報
しかしながら、画像形成装置が低温環境、特に5℃以下になると、上記ブレードエッジ56aに塗布された潤滑剤の影響でクリーニング不良を起こすことがあった。
これは、ブレードに用いられるゴムの特性として低温では粘弾性率tanδが高くなり、感光ドラムに対する追従性が低くなり、転写残留現像剤の掻き取り性が低下するのでクリーニング性は悪化するからである。
更に、ユーザーが使用を開始する新品状態の画像形成装置では、クリーニングブレードに潤滑剤が塗布されているため、ブレードと感光ドラムとの間に多くの潤滑剤が存在し、さらに、感光ドラムに対する追従性が低下するので、転写残留現像剤の掻き取り性は悪化しクリーニング不良が発生しやすくなっていた。
クリーニング不良が発生すると、画像上に黒筋等の画像不良が発生するだけでなく、画像形成装置内に廃現像剤が漏れ出る可能性も有り、その場合は画像形成装置装置の故障にも繋がるおそれがある。
従って、本発明の目的は、低温環境でクリーニング部材に塗布された潤滑剤に起因したクリーニング不良が発生せず、かつ、クリーニング部材のめくれ、鳴き等も発生することがなく、常に高品質の画像を形成することのできる画像形成装置を提供することである。
上記目的は本発明に係る画像形成装置にて達成される。即ち、本発明は、静電潜像が形成される像担持体と、前記像担持体上の静電潜像を現像剤にて現像し、現像剤像とするための現像装置と、前記像担持体上の現像剤を転写材又は中間転写体に転写した後の前記像担持体上に当接し、前記像担持体上に残留した現像剤を除去するためのクリーニング部材と、を有するプロセスカートリッジを着脱可能な画像形成装置において、
前記像担持体の駆動を制御する駆動制御手段と、画像形成装置内の温度を検知する温度検知手段と、前記像担持体及び前記クリーニング部材が新品状態であることを検知する新品検知手段とを備え、
前記クリーニング部材には、新品状態において、少なくとも前記像担持体との当接部に粉末状の潤滑剤が塗布されており、
前記温度検知手段により所定の温度以下を検知し、かつ、前記新品検知手段により前記像担持体及び前記クリーニング部材が新品状態であることを検知した場合に、前記駆動制御手段により、画像形成前に前記像担持体の駆動時間を延長することを特徴とする画像形成装置である。
本発明の一実施態様によれば、前記駆動制御手段による前記像担持体の駆動時間延長中に、前記像担持体駆動動作方向を少なくとも1回以上順方向とは逆方向に動作させるか、又は、前記駆動制御手段による前記像担持体の駆動時間延長中に、前記像担持体駆動動作の停止、開始動作を少なくとも1回以上行うことができる。
本発明の他の態様によると、静電潜像が形成される像担持体と、前記像担持体上の静電潜像を現像剤にて現像し、現像剤像とするための現像装置と、前記像担持体上の現像剤を転写材又は中間転写体に転写した後の前記像担持体上に当接し、前記像担持体上に残留した現像剤を除去するためのクリーニング部材と、前記像担持体に当接、離間可能で通常は離間されている可撓性シート状の掻き取り部材と、を有するプロセスカートリッジを着脱可能な画像形成装置において、
前記像担持体を駆動を制御する駆動制御手段と、画像形成装置内の温度を検知する温度検知手段と、前記像担持体及び前記クリーニング部材が新品状態であることを検知する新品検知手段とを備え、
前記クリーニング部材には、新品状態において、少なくとも前記像担持体との当接部に粉末状の潤滑剤が塗布されており、
前記温度検知手段により所定の温度以下を検知し、かつ、前記新品検知手段により前記像担持体及び前記クリーニング部材が新品状態であることを検知した場合に、前記掻き取り部材を前記像担持体に当接させ、前記像担持体上の前記潤滑剤を除去することを特徴とする画像形成装置が提供される。
本発明によれば、特定の温度以下で、かつ像担持体及びクリーニング部材の新品状態で発生しやすいクリーニング不良を有効に防ぐことができる。従って、低温環境でクリーニング部材に塗布された潤滑剤に起因したクリーニング不良が発生せず、かつ、クリーニング部材のめくれ、鳴き等も発生することがなく、常に高品質の画像を形成することができる。
以下、本発明に係る画像形成装置を図面に則して更に詳しく説明する。
実施例1
図1に本発明の画像形成装置の一実施例を示す。本実施例にて画像形成装置は、像担持体としてのドラム状の電子写真感光体、即ち、感光ドラム1を有する。感光ドラム1は、回転自在に担持され、矢印R1方向に回転駆動される。
回転駆動される感光ドラム1は、一次帯電器2にて一様に帯電される。次に、外部装置より入力された画像情報に対応して露光装置3より感光ドラム1上に光照射を行い、静電潜像を形成する。
この感光ドラム1上の静電潜像は、現像装置10において、一次帯電器2の印加電圧と同極性の摩擦帯電極性を有するトナーTにより現像し、現像剤像、即ち、トナー像とされる。
前記トナー像は、給紙カセットSから供給される転写材Qに転写手段としての転写帯電器4にて転写される。転写材Qは、感光ドラム1より分離され、続いて定着装置6に搬送されて、定着後に永久像となる。
また、転写帯電器4で転写されずに残った感光ドラム1上の現像剤Tは、感光ドラム1に当接されたクリーニング装置5にて除去され、感光ドラム1は次の画像形成プロセスに供される。
尚、本実施例では、複数の画像プロセス手段、即ち、感光ドラム1、一次帯電器2、現像装置10、クリーニング装置5を一体にしてプロセスカートリッジ20としている。プロセスカートリッジ20は、画像形成装置本体Pに取り外し可能に装着されている。
次に、クリーニング装置5について説明する。
クリーニング装置5は、クリーニング部材としてクリーニングブレード7(以下、「ブレード7」という。)を備えている。ブレード7は、図1に示すように、感光ドラム1の回転方向R1に対しカウンタ方向に当接されている。
更に、ブレード7には、新品(又は、新品状態)時に感光ドラム1に当接する部分7aに粉末の潤滑剤が塗布されている。本実施例では、潤滑剤としては、粒径が約1μmで球形のシリコン粒子を用いた。本願明細書にて、「新品」又は「新品状態」とは、画像形成装置が工場より出荷され、ユーザーが最初にプロセスカートリッジ20を画像形成装置本体Pに装着して、使用を開始するまでの「未使用状態」を意味する。
次に、現像装置10について説明する。
本実施例にて、現像装置10は、非磁性一成分非接触現像方式の現像装置とされる。
現像装置10は、絶縁性の非磁性一成分現像剤であるトナーTを収容した現像容器10Aを有する。そして、現像容器10A内には、感光ドラム1に対向して矢印R2方向に回転する現像剤担持体としての現像ローラ11と、矢印R3方向に回転する現像剤供給、剥ぎ取り部材としてのRSローラ12と、トナー量規制部材としての規制ブレード13と、矢印R4方向に回転する板状のトナー攪拌部材14が設けられる。
本実施例では、感光ドラム1としては、直径30mmのアルミニウム素管の周表面に、OPC等の感光材料を塗工して構成されている部材を用いた。また、現像ローラ11としては、直径16mmのアルミニウム素管の周表面に、カーボン、グラファイトを分散したフェノール樹脂溶液をスプレー塗工した部材を用いた。
現像ローラ11の両端部には、感光ドラム1と現像ローラ11との間隙を所定距離に設定するSDコロ(図示せず)を設置し、感光ドラム表面に突き当てることで、SDギャップを保つ。SDギャップとして300μmとした。
RSローラ12としては、直径5mmの金属芯金に、厚さ4.5mmのウレタンフォームを外周に形成した部材を用いた。規制ブレード13としては、厚さ0.1mmのリン青銅板を用いた。
上記構成の現像装置10の動作について説明する。
本実施例にて、トナーTは負帯電性であり、かつ、イエロー色、マゼンタ色、シアン色、ブラック色の各色のいずれかの顔料を含有した負帯電性非磁性一成分トナーである。
トナー撹拌部材14は、上述のように、図中矢印R4の方向に回転し、トナー収納部、即ち、現像容器10A中のトナーTを現像ローラ11へ搬送している。現像容器10Aに現像容器仕切り板15が配置されている。仕切り板15の高さは、常に一定量のトナーを現像ローラ11近傍のRSローラ12上に供給するように適正化されている。
RSローラ12は、現像ローラ11に当接されており、ニップ部でカウンタ方向に回転する。そして、RSローラ12は、トナーTを現像ローラ11上に供給すると同時に、感光ドラム1との対向位置を通過しても現像されなかった現像ローラ11上のトナーを剥ぎ取っている。
現像ローラ11には、上述のように、トナー量規制部材として規制ブレード13が当接されており、現像ローラ11上のトナーを規制してトナー薄層を形成する。そして、規制ブレード13は、現像領域に搬送されるトナー量を規定すると同時に、トナーを帯電させている。
上記構成において、トナーは、所望の帯電量と所望の層厚で現像ローラの周表面に付着して現像領域に搬送されてくる。そして前記トナーは、現像バイアス電源18から印加された交流バイアスと直流バイアスが重畳された現像バイアスによって現像ローラの周表面に付着したトナーが現像ローラ11と感光ドラム1との間で往復運動を行うことで感光ドラム表面に形成された静電潜像を可視化する。
本実施例にて、画像形成装置は、感光ドラム1の駆動を制御する駆動制御手段40を有している。そして、温度検知手段19により画像形成装置内の所定の温度以下を検知し、かつ、新品検知手段30によりプロセスカートリッジ(以下、「カートリッジ」という。)20の新品状態を検知した場合には、前記駆動制御手段40により感光ドラム1の駆動時間を延長する構成となっている。
感光ドラム1及びブレード7の新品検知は、新品検知手段30により、カートリッジ20に設けた、例えばヒューズ(不図示)のような識別部材により、新品であるか否かを判断して行う。
つまり、新品検知手段30によって、ヒューズが溶断されていないことを検知した時は、カートリッジ20が新品であると判断する。そして、その後カートリッジ20が新品であるとの識別をしないようにヒューズを溶断する。このカートリッジ20の新品検知動作は、本体電源投入時、又は、本体ドア開閉時に行われる。
尚、識別部材は、カートリッジ20に設けられた情報を記憶できるメモリ(不図示)であってもよい。即ち、カートリッジ20が新品であるときは、新品の情報をメモリが記憶している。そして、カートリッジ20を装置本体に装着した際に、本体に設けられた本体電気接点(不図示)で、メモリの情報を読みにいく。そして、メモリの情報が新品であるときは、カートリッジ20を新品と判断する。そして、その後、メモリ内の情報を新品でない情報に書き換える。そして、このメモリの情報を読みにいく動作は、本体電源投入時、又は、本体ドア開閉時に行われる。
図2に、本実施例のイニシャル回転での制御の流れをフローチャートで示す。
電源ON又はドア開閉後(S11)、新品検知手段30によりカートリッジ20が新品かどうか検知する(S12)。プロセスカートリッジが新品でなければ(S12のNoの場合)、通常のイニシャル回転を行い(S14)、スタンバイ状態となる(S16)。
一方、カートリッジ20が新品であれば(S12のYesの場合)、温度検知手段19により画像形成装置が10℃未満かどうか判定する(S13)。
温度検知手段19により画像形成装置が10℃未満を検知した場合は(S13のYesの場合)、イニシャル回転時に感光ドラム駆動時間延長を行い(S15)、スタンバイ状態となる(S16)。温度検知手段19が画像形成装置が10℃以上を検知した場合は(S13のNoの場合)、通常のイニシャル回転を行い(S14)、スタンバイ状態となる(S16)。
ここで、「イニシャル回転」とは、印刷可能なスタンバイ状態(S16)に移行するための諸動作の準備及び調整シーケンスであり、電源ONやドア開閉後に行われるものである。
イニシャル回転時の感光ドラム駆動時間延長シーケンスを、図3を用いて説明する。
通常のイニシャル回転で感光ドラム1は、初期動作チェックや感光ドラムクリーニングのために数十秒駆動する。しかし、プロセスカートリッジ新品と、所定の温度と、を検知した場合には、前述のようにイニシャル回転において感光ドラム駆動時間延長を行う。
ここで、イニシャル回転における感光ドラム駆動の延長時間と前記所定の温度について述べる。
表1に、5℃における延長時間に対するクリーニング性の検討結果を示す。クリーニング性結果において、「○」はクリーニング不良の発生無し、「△」は軽微にクリーニング不良が発生し画像上縦黒筋が2本以内であるもの、「×」はクリーニング不良が発生し画像上に縦黒筋が3本以上入った画像である。
表1に示すように、延長時間が90秒以下の場合にクリーニング不良が発生した。
Figure 2006195103
また、0℃においても同様の検討を行ったところ5℃の場合と同様の結果になった。更に、10℃、15℃にそれぞれにおいて同様の検討を行った。10℃では延長時間が30秒以下でクリーニング不良の発生があり(表2)、15℃ではすべての場合においてクリーニング不良は発生しなかった(表3)。
Figure 2006195103
Figure 2006195103
これらの検討結果で、低温環境になるほどクリーニング性が悪いのは、ブレードに用いられるゴムの特性として低温では粘弾性率tanδが高くなり、感光ドラムに対する追従性が低くなり、転写残留トナーの掻き取り性が低下するためである。
以上の結果より本実施例では、前記所定の温度は10℃、感光ドラム駆動延長時間は120秒としている。
以上説明してきたように、温度検知手段19により画像形成装置内の所定の温度を検知し、かつ、新品検知手段30によりカートリッジ20の新品状態を検知した場合には、前記駆動制御手段40により感光ドラム駆動時間を延長する。それによって、感光ドラム1とブレード7の間に介在する潤滑剤がブレード7により徐々に掻き落とされ減少していく。そして、感光ドラム駆動時にブレードエッジ7aが感光ドラム1と直接的に当接するようになり、転写残留現像剤の掻き取り性が増す。
これにより、クリーニング性が向上し、特定の温度以下、かつ、感光ドラム1及びブレード7の新品状態で発生しやすいクリーニング不良を防ぐことができる。
また、特定の温度以上では駆動時間延長を行わないので、逆に高温環境下で発生しやすいブレードめくれや鳴き等の発生を防ぐことができる。またプリント開始までの待機時間も延びることがなくなるので、ユーザーの印刷終了までのかかる時間を増やすことも無い。
また、本発明は、上記構成の画像形成装置に限定されるものではなく、一つの感光ドラムの周辺に本実施例で説明してきた現像装置10を4つ並べ、さらにそれぞれの現像装置10にイエロー色、マゼンタ色、シアン色、ブラック色の各トナーを内包して構成されるカラー画像形成装置であってもよい。また、上記構成のカートリッジ20を4つ並べ、それぞれの現像装置10にイエロー色、マゼンタ色、シアン色、ブラック色の各トナーを内包して構成されるカラー画像形成装置においても、本実施例で述べてきたような制御を行うことにより、同様の作用効果を達成し得る。
又、上記実施例では、画像形成装置は、感光ドラム1上の現像剤像は、直接転写材Qに転写される構成であるとして説明したが、感光ドラム1上の現像剤を一旦中間転写体上に転写し、その後、転写材に転写する構成の中間転写方式の画像形成装置とすることもできる。
実施例2
次に、本発明に係る画像形成装置の第二の実施例について説明する。
本実施例に示す画像形成装置の構成は図1と同様の構成とされるので、画像形成装置の構成についての説明は、実施例1の説明を援用し、ここでの説明は省略する。
実施例1では、温度検知手段19により画像形成装置内の所定の温度以下を検知し、かつ、新品検知手段30によりカートリッジ20の新品状態を検知した場合には、駆動制御手段40により感光ドラム1の駆動を延長する構成とした。しかし、本実施例2では、感光ドラム駆動延長中に、感光ドラム駆動動作方向を少なくとも1回以上順方向とは逆方向に動作させる(以下、「感光ドラム逆回転」という。)構成とされる。
本実施例のイニシャル回転での制御の流れは、実施例1の説明で用いた図2のフローチャートで、ステップS15にて「イニシャル回転時に感光ドラム回転時間延長」を「イニシャル回転時に感光ドラム逆回転」と置き換えたものと同様である。
本実施例でのイニシャル回転時の感光ドラム逆回転シーケンスを、図4を用いて説明する。
通常のイニシャル回転で感光ドラム1は、初期動作チェックや感光ドラムクリーニングのために数十秒回転する。しかしプロセスカートリッジ新品と所定の温度を検知した場合には、前述のように、感光ドラム1の駆動を延長すると共に、イニシャル回転において感光ドラム逆回転を行う。
ここで、イニシャル回転における感光ドラム逆回転回数と前記所定の温度について述べる。
表4に、5℃における逆回転回数に対するクリーニング性の検討結果を示す。クリーニング性結果において、「○」はクリーニング不良の発生無し、「△」は軽微にクリーニング不良が発生し画像上縦黒筋が2本以内であるもの、「×」はクリーニング不良が発生し画像上に縦黒筋が3本以上入った画像である。
表4に示すように、逆回転回数が3回以下の場合にクリーニング不良が発生した。
Figure 2006195103
さらに、10℃、15℃にそれぞれにおいて同様の検討を行った。10℃では感光ドラム逆回転回数が1回以下でクリーニング不良の発生があり(表5)、15℃ではすべての場合においてクリーニング不良の発生はなかった(表6)。
Figure 2006195103
Figure 2006195103
以上の結果より本実施例では、前記所定の温度は10℃、感光ドラム逆回転回数は4回としている。
本実施例によれば、感光ドラム駆動延長中に、感光ドラム駆動動作方向を順方向とは逆方向に動作させるので、実施例1のように順方向のみに動作しているときよりブレード7に付着している潤滑剤が剥れる効果が高まる。
そのために、感光ドラム駆動時にブレードエッジ7aが感光ドラム1により直接的に当接するようになる。そして、ブレード7の転写残留現像剤の掻き取り性が増すことでクリーニング性が向上し、特定の温度以下、かつ、感光ドラム1及びブレード7の新品状態で発生しやすい潤滑剤要因のクリーニング不良を防ぐことができる。
更に、実施例1の順方向のみに動作させるのと比べ感光ドラム回転時間を短縮することができるので、感光ドラム1に対するダメージを軽減することができる。
また、逆方向に動作させる回数を増やすほど、潤滑剤が剥れる効果がさらに高まる。また、特定の温度以上では駆動時間延長を行わないので、逆に高温環境下で発生しやすいブレードめくれや鳴き等の発生を防ぐことができる。
また、プリント開始までの待機時間も延びることがなくなるので、ユーザーの印刷終了までのかかる時間を増やすことも無い。
また、本発明は、上記構成の画像形成装置に限定されるものではなく、一つの感光ドラムの周辺に本実施例で説明してきた現像装置10を4つ並べ、さらにそれぞれの現像装置10にイエロー色、、マゼンタ色、シアン色、ブラック色の各トナーを内包して構成されるカラー画像形成装置であても良い。また、上記構成のカートリッジ20を4つ並べ、それぞれの現像装置10にイエロー色、マゼンタ色、シアン色、ブラック色の各トナーを内包して構成されるカラー画像形成装置においても、本実施例で述べてきたような制御を行うことにより、同様の作用効果を達成し得る。
又、上記実施例では、画像形成装置は、感光ドラム1上の現像剤像は、直接転写材Qに転写される構成であるとして説明した。しかし、感光ドラム1上の現像剤を一旦中間転写体上に転写し、その後、転写材に転写する構成の中間転写方式の画像形成装置とすることもできる。
実施例3
次に、本発明に係る画像形成装置の第三の実施例について説明する。
本実施例に示す画像形成装置の構成は図1と同様の構成とされるので、画像形成装置の構成についての説明は、実施例1の説明を援用し、ここでの説明は省略する。
実施例1では、温度検知手段19により画像形成装置内の所定の温度以下を検知し、かつ、新品検知手段30によりカートリッジ20の新品状態を検知した場合には、駆動制御手段40により感光ドラム1の駆動を延長する構成とされた。しかし、本実施例3では、感光ドラム駆動延長中に、感光ドラム駆動の停止・開始を繰り返す構成とされる。
本実施例のイニシャル回転での制御の流れは、実施例1の説明で用いた図2のフローチャートで、ステップS15にて「イニシャル回転時に感光ドラム回転時間延長」を「イニシャル回転時に感光ドラム駆動停止・開始動作」と置き換えたものと同様である。
本実施例でのイニシャル回転時の感光ドラム駆動停止・開始シーケンスを、図5を用いて説明する。
通常のイニシャル回転で感光ドラムは、初期動作チェックや感光ドラムクリーニングのために数十秒回転する。しかしプロセスカートリッジ新品と所定の温度を検知した場合には前述のようにイニシャル回転において、感光ドラム1の駆動を延長すると共に、感光ドラム駆動の停止・開始動作を行う。
ここで、イニシャル回転における感光ドラム停止・開始動作回数と前記所定の温度について述べる。
表7に、5℃における逆回転回数に対するクリーニング性の検討結果を示す。クリーニング性結果において、「○」はクリーニング不良の発生無し、「△」は軽微にクリーニング不良が発生し画像上縦黒筋が2本以内であるもの、「×」はクリーニング不良が発生し画像上に縦黒筋が3本以上入った画像である。
表7に示すように、停止・開始動作回数が3回以下の場合にクリーニング不良が発生した。
Figure 2006195103
さらに、10℃、15℃にそれぞれにおいて同様の検討を行った。10℃では感光ドラム停止・開始動作回数が1回以下でクリーニング不良の発生があり(表8)、15℃ではすべての場合においてクリーニング不良は発生しなかった(表9)。
Figure 2006195103
Figure 2006195103
以上の結果より、本実施例では、前記所定の温度は10℃、感光ドラム停止・開始動作回数は4回としている。
本実施例によれば、感光ドラムの停止・開始動作するときにブレードが像担持体への当接具合が変化する。よって、実施例1のように感光ドラムが駆動動作だけしているときよりブレードに付着している潤滑剤が剥れる効果が高まる。
それによって、像担持体駆動時にブレードエッジが像担持体により直接的に当接する。そして、ブレードの転写残留現像剤の掻き取り性が増すことでクリーニング性が向上し、特定の温度以下かつ像担持体及びブレードの新品状態で発生しやすい潤滑剤要因のクリーニング不良を防ぐことができる。
さらに、実施例1の順方向のみに動作させるのと比べ感光ドラム回転時間を短縮することができるので、感光ドラムに対するダメージを軽減することができる。
また、特定の温度以上では駆動時間延長を行わないので、逆に高温環境下で発生しやすいブレードめくれや鳴き等の発生を防ぐことができる。
また、プリント開始までの待機時間も延びることがなくなるので、ユーザーの印刷終了までのかかる時間を増やすことも無い。
また、本発明は、上記構成の画像形成装置に限定されるものではなく、一つの感光ドラムの周辺に本実施例で説明してきた現像装置10を4つ並べ、さらにそれぞれの現像装置10にイエロー色、マゼンタ色、シアン色、ブラック色の各トナーを内包して構成されるカラー画像形成装置であっても良い。また、上記構成のカートリッジ20を4つ並べ、それぞれの現像装置10にイエロー色、マゼンタ色、シアン色、ブラック色の各トナーを内包して構成されるカラー画像形成装置においても、本実施例で述べてきたような制御を行うことにより、同様の作用効果を達成し得る。
又、上記実施例では、画像形成装置は、感光ドラム1上の現像剤像は、直接転写材Qに転写される構成であるとして説明した。しかし、感光ドラム1上の現像剤を一旦中間転写体上に転写し、その後、転写材に転写する構成の中間転写方式の画像形成装置とすることもできる。
実施例4
図6に、本発明に係る画像形成装置の他の実施例を示す。
本実施例にて、画像形成装置は、実施例1の説明で用いた図1に示す画像形成装置と同様の構成とされ、ただ、感光ドラム1に当接、離間可能で通常は離間している掻き取り部材21を追加した構成において異なるのみである。従って、図6に示す本実施例の画像形成装置にて、実施例1の画像形成装置と同じ構成及び機能をなす部材には、同じ参照番号を付して、実施例1の説明を援用し、ここでの説明は省略する。
本実施例にて追加された掻き取り部材21について説明する。掻き取り部材21は弾性シート状材料とされ、例えば、ポリエチレンテレフタレートで厚み0.8mmの長方形のシートを用いている。そして、掻き取り部材21は、感光ドラム1に当接、離間可能とされ、当接される場合は、回転移動方向に対しカウンタ方向に当接される。通常は、掻き取り部材21は、感光ドラム1から離間されている。
本実施例では、温度検知手段19により画像形成装置内の所定の温度以下を検知し、かつ、新品検知手段30によりカートリッジ20の新品状態を検知した場合には、掻き取り部材21を感光ドラム1に当接させる構成とする。
本実施例のイニシャル回転での制御の流れは、実施例1の説明で用いた図2のフローチャートで、ステップS15にて「イニシャル回転時に感光ドラム回転時間延長」を「イニシャル回転時に掻き取り部材を感光ドラムに当接させる」と置き換えたものと同様である。
本実施例でのイニシャル回転時での掻き取り部材を感光ドラムに当接させるシーケンスを、図5を用いて説明する。
通常のイニシャル回転で感光ドラム1は、初期動作チェックや感光ドラムクリーニングのために数十秒回転する。しかしプロセスカートリッジ新品と所定の温度を検知した場合には前述のようにイニシャル回転において、感光ドラム1の駆動を延長すると共に、掻き取り部材21を感光ドラム1に当接させる動作を行う。
ここでイニシャル回転における掻き取り部材21を感光ドラム1に当接させる時間と、前記所定の温度について述べる。
表10に、5℃における掻き取り部材を感光ドラムに当接させる時間に対するクリーニング性の検討結果を示している。クリーニング性結果において、「○」はクリーニング不良の発生無し、「△」は軽微にクリーニング不良が発生し画像上縦黒筋が2本以内であるもの、「×」はクリーニング不良が発生し画像上に縦黒筋が3本以上入った画像である。
表10に示すように、逆回転回数が3回以下の場合にクリーニング不良が発生した。
Figure 2006195103
さらに、10℃、15℃にそれぞれにおいて同様の検討を行った。10℃では掻き取り部材当接時間が10秒以下の場合クリーニング不良の発生があり(表11)、15℃ではすべての場合においてクリーニング不良は発生しなかった(表12)。
Figure 2006195103
Figure 2006195103
以上の結果より本実施例では、前記所定の温度は10℃、掻き取り部材21を感光ドラムに当接させる時間は40秒としている。
本実施例によれば、掻き取り部材21を感光ドラム1に当接させることで感光ドラム上に付着している潤滑剤を除去することができ、感光ドラム1とブレード7の間に介在する潤滑剤を減少させることができる。
これによって、感光ドラム駆動時にブレードエッジ7aが感光ドラム1に直接的に当接するようになる。そして、ブレード7の転写残留現像剤の掻き取り性が増すことでクリーンニング性が向上し、特定の温度以下、かつ、感光ドラム1及びブレード7の新品状態で発生しやすいクリーニング不良を防ぐことができる。
また特定の温度以上では駆動時間延長を行わないので、逆に高温環境下で発生しやすいブレードめくれや鳴き等の発生を防ぐことができる。
またプリント開始までの待機時間も延びることがなくなるので、ユーザーの印刷終了までのかかる時間を増やすことも無い。
また、本発明は、上記構成の画像形成装置に限定されるものではなく、一つの感光ドラムの周辺に本実施例で説明してきた現像装置10を4つ並べ、さらにそれぞれの現像装置10にイエロー色、マゼンタ色、シアン色、ブラック色の各トナーを内包して構成されるカラー画像形成装置であっても良い。また、上記構成のカートリッジ20を4つ並べ、それぞれの現像装置10にイエロー色、マゼンタ色、シアン色、ブラック色の各トナーを内包して構成されるカラー画像形成装置においても、本実施例で述べてきたような制御を行うことにより、同様の作用効果を達成し得る。
又、上記実施例では、画像形成装置は、感光ドラム1上の現像剤像は、直接転写材Qに転写される構成であるとして説明したが、感光ドラム1上の現像剤を一旦中間転写体上に転写し、その後、転写材に転写する構成の中間転写方式の画像形成装置とすることもできる。
本発明に係る画像形成装置の一実施例の概略構成を示す図である。 本発明の実施例1におけるイニシャル回転での制御の流れを示すフローチャート図である。 本発明の実施例1におけるイニシャル回転を示すシーケンス図である。 本発明の実施例2におけるイニシャル回転を示すシーケンス図である。 本発明の実施例3におけるイニシャル回転を示すシーケンス図である。 本発明の実施例4に係る画像形成装置の構成を示す図である。 本発明の実施例4におけるイニシャル回転を示すシーケンス図である。 従来の画像形成装置の構成を示す図である。
符号の説明
1 感光ドラム(像担持体)
2 一次帯電器)
3 露光装置
4 転写帯電器
5 クリーニング装置
7 クリーニングブレード(クリーニング部材)
10 現像装置
11 現像ローラ(現像剤担持体)
12 RSローラ(現像剤供給、剥ぎ取り部材)
13 規制ブレード(トナー量規制部材)
14 トナー攪拌部材
19 温度検知手段
20 プロセスカートリッジ
21 掻き取り部材
P 画像形成装置本体

Claims (5)

  1. 静電潜像が形成される像担持体と、前記像担持体上の静電潜像を現像剤にて現像し、現像剤像とするための現像装置と、前記像担持体上の現像剤を転写材又は中間転写体に転写した後の前記像担持体上に当接し、前記像担持体上に残留した現像剤を除去するためのクリーニング部材と、を有するプロセスカートリッジを着脱可能な画像形成装置において、
    前記像担持体の駆動を制御する駆動制御手段と、画像形成装置内の温度を検知する温度検知手段と、前記像担持体及び前記クリーニング部材が新品状態であることを検知する新品検知手段とを備え、
    前記クリーニング部材には、新品状態において、少なくとも前記像担持体との当接部に粉末状の潤滑剤が塗布されており、
    前記温度検知手段により所定の温度以下を検知し、かつ、前記新品検知手段により前記像担持体及び前記クリーニング部材が新品状態であることを検知した場合に、前記駆動制御手段により、画像形成前に前記像担持体の駆動時間を延長することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記駆動制御手段による前記像担持体の駆動時間延長中に、前記像担持体駆動動作方向を少なくとも1回以上順方向とは逆方向に動作させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記駆動制御手段による前記像担持体の駆動時間延長中に、前記像担持体駆動動作の停止、開始動作を少なくとも1回以上行うことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 静電潜像が形成される像担持体と、前記像担持体上の静電潜像を現像剤にて現像し、現像剤像とするための現像装置と、前記像担持体上の現像剤を転写材又は中間転写体に転写した後の前記像担持体上に当接し、前記像担持体上に残留した現像剤を除去するためのクリーニング部材と、前記像担持体に当接、離間可能で通常は離間されている弾性シート状の掻き取り部材と、を有するプロセスカートリッジを着脱可能な画像形成装置において、
    前記像担持体を駆動を制御する駆動制御手段と、画像形成装置内の温度を検知する温度検知手段と、前記像担持体及び前記クリーニング部材が新品状態であることを検知する新品検知手段とを備え、
    前記クリーニング部材には、新品状態において、少なくとも前記像担持体との当接部に粉末状の潤滑剤が塗布されており、
    前記温度検知手段により所定の温度以下を検知し、かつ、前記新品検知手段により前記像担持体及び前記クリーニング部材が新品状態であることを検知した場合に、前記掻き取り部材を前記像担持体に当接させ、前記像担持体上の前記潤滑剤を除去することを特徴とする画像形成装置。
  5. 前記掻き取り部材は、前記像担持体の移動方向に対してカウンター方向に当接していることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
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