JP2006194453A - 吸収式冷凍機 - Google Patents
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Abstract
【課題】吸収液を移送する溶液ポンプの駆動用電力の低減化を図り得る吸収式冷凍機を提供する。
【解決手段】冷媒の蒸発器、冷媒蒸気を吸収液に吸収させる吸収器1、吸収器内の濃吸収液を第1吸収液移送管12を介して導き加熱し吸収液を再生する再生器2、再生器で分離された冷媒蒸気を凝縮させる凝縮器、再生器からの稀吸収液を吸収器に移送する第2吸収液移送管14、および第1吸収液移送管12途中に介装されて電動機22により駆動される溶液ポンプ23が具備され、上記再生器における吸収液の液面位置を計測するとともに当該液面位置を所定値に維持するように指示信号を出力する液面調節計24および溶液ポンプを駆動する電動機の回転数を制御するインバータ制御部21を設け、上記液面調節計からの指示信号をインバータ制御部に入力させて、再生器内の液面位置が所定値となるように、溶液ポンプの電動機を制御するようにしたものである。
【選択図】 図1
【解決手段】冷媒の蒸発器、冷媒蒸気を吸収液に吸収させる吸収器1、吸収器内の濃吸収液を第1吸収液移送管12を介して導き加熱し吸収液を再生する再生器2、再生器で分離された冷媒蒸気を凝縮させる凝縮器、再生器からの稀吸収液を吸収器に移送する第2吸収液移送管14、および第1吸収液移送管12途中に介装されて電動機22により駆動される溶液ポンプ23が具備され、上記再生器における吸収液の液面位置を計測するとともに当該液面位置を所定値に維持するように指示信号を出力する液面調節計24および溶液ポンプを駆動する電動機の回転数を制御するインバータ制御部21を設け、上記液面調節計からの指示信号をインバータ制御部に入力させて、再生器内の液面位置が所定値となるように、溶液ポンプの電動機を制御するようにしたものである。
【選択図】 図1
Description
本発明は、吸収式冷凍機に関するものである。
冷凍機の中には吸収式のものがあり、その中でも、冷媒としてアンモニアを用いるとともに吸収液としてアンモニア水溶液を用いたアンモニア吸収式冷凍機がある。
このアンモニア吸収式冷凍機は、アンモニア液を蒸発させる蒸発器と、アンモニア蒸気を濃度の薄いアンモニア水溶液(以下、稀吸収液ともいう)に吸収する吸収器と、アンモニア蒸気を吸収して濃度が濃くなったアンモニア水溶液(以下、濃吸収液ともいう)を加熱してアンモニア蒸気を分離して吸収液の再生を行う再生器と、この分離されたアンモニア蒸気を凝縮する凝縮器とが具備されたもので、蒸発器にて被冷却流体の冷却を行うようにしたものである。なお、凝縮器にて凝縮されたアンモニア液は蒸発器に移送されるとともに、再生器で再生された吸収液は吸収器に移送される。
このアンモニア吸収式冷凍機は、アンモニア液を蒸発させる蒸発器と、アンモニア蒸気を濃度の薄いアンモニア水溶液(以下、稀吸収液ともいう)に吸収する吸収器と、アンモニア蒸気を吸収して濃度が濃くなったアンモニア水溶液(以下、濃吸収液ともいう)を加熱してアンモニア蒸気を分離して吸収液の再生を行う再生器と、この分離されたアンモニア蒸気を凝縮する凝縮器とが具備されたもので、蒸発器にて被冷却流体の冷却を行うようにしたものである。なお、凝縮器にて凝縮されたアンモニア液は蒸発器に移送されるとともに、再生器で再生された吸収液は吸収器に移送される。
そして、図2に示すように、吸収器51内の濃吸収液は第1吸収液移送管61を介して再生器52に移送されるとともに、再生器52内の稀吸収液も第2吸収液移送管62を介して吸収器51に移送されている。
ところで、冷凍運転時においては、再生器52内の圧力(例えば、1.6MPaG)の方が吸収器51内の圧力(例えば、0MPaG、所謂大気圧である)よりも高いため、その圧力差により、再生された稀吸収液は第2吸収液移送管62を介して吸収器51に移送されるが、圧力が低い吸収器51から圧力が高い再生器52に濃吸収液を移送するために、第1吸収液移送管61の途中には電動機53により駆動される溶液ポンプ54が設けられていた。また、第1吸収液移送管61の途中には、濃吸収液の流量が所定値となるように、流量調節計71および当該流量調節計71からの指示信号により制御される流量制御弁72が設けられており、さらに第2吸収液移送管62の途中には、吸収器51内の液面が所定高さとなるように、吸収器51に設けられた液面検出計73からの検出信号により制御される液面調節弁(例えば、開閉弁が用いられる)74が設けられている。
特開平11−201575号公報
上記従来の構成によると、第1吸収液移送管61の途中に設けられた溶液ポンプ54の能力は、再生器52と吸収器51との圧力差が最大であっても、吸収液が所定値(所定量)以上流れるように決められていた。
このため、再生器52内の圧力が最大でない場合[例えば、凝縮器での冷却水温度が低いとき(凝縮器での平衡温度が下がり、それに伴い再生器内の圧力も下がる)、部分負荷運転のときなど、殆どの場合がそうである]でも、溶液ポンプ54は最大能力で運転されており、溶液ポンプ54の駆動用電力が必要以上に消費されてしまうという問題があった。なお、再生器52の圧力が低い場合には、溶液ポンプ54の能力が過大となるため、第1吸収液移送管61途中に設けられた流量制御弁72によりその流量が絞られており、したがって溶液ポンプ54の駆動用電力が無駄に消費されていた。
そこで、本発明は、溶液ポンプの駆動用電力の低減化を図り得る吸収式冷凍機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の吸収式冷凍機は、冷媒を蒸発させる蒸発器、この蒸発器にて蒸発した冷媒蒸気を吸収液に吸収させる吸収器、この吸収器にて冷媒を吸収した吸収液を第1吸収液移送管を介して導き加熱し冷媒を蒸発させて吸収液の再生を行う再生器、この再生器で分離された冷媒蒸気を導き凝縮させる凝縮器、および上記再生器で再生された吸収液を上記吸収器に移送する第2吸収液移送管、並びに上記第1吸収液移送管途中に介装されて電動機により駆動される溶液ポンプが具備された吸収式冷凍機であって、
上記再生器における吸収液の液面位置を計測するとともに当該液面位置を所定値に維持するような指示信号を出力する液面調節計および上記溶液ポンプを駆動する電動機の回転数を制御するインバータ制御部を設けるとともに、
上記液面調節計からの指示信号をインバータ制御部に入力させて、再生器内の液面位置が所定値となるように、上記溶液ポンプの電動機を制御するようにしたものである。
上記再生器における吸収液の液面位置を計測するとともに当該液面位置を所定値に維持するような指示信号を出力する液面調節計および上記溶液ポンプを駆動する電動機の回転数を制御するインバータ制御部を設けるとともに、
上記液面調節計からの指示信号をインバータ制御部に入力させて、再生器内の液面位置が所定値となるように、上記溶液ポンプの電動機を制御するようにしたものである。
上記の構成によると、溶液ポンプを駆動する電動機は、再生器に設けられた液面調節計からの指示信号に基づき、再生器内の液面位置が所定値となるようにインバータ制御部にてその回転数が制御されており、したがって再生器内の液面位置に応じて、言い換えるなら、再生器内の圧力に応じて、溶液ポンプが適正な能力でもって運転されることになるため、従来のように、常に、溶液ポンプが、再生器内の最高圧力に対向し得るように駆動されている場合に比べて、溶液ポンプを駆動する電動機の消費電力、すなわち駆動用電力の低減化を図ることができる。
また、第2吸収液移送管を流れる吸収液の流量は再生器と吸収器との圧力差に応じて変化するが、再生器内の液面位置が所定値となるように溶液ポンプの電動機が制御されるため、結果的に、第1吸収液移送管を流れる吸収液の流量も変化して、系全体の流量バランスが保たれるので、従来のように、各吸収液移送管の途中に設けられていた制御弁、調節弁などが不要となり、冷凍システムの簡素化を図ることができる。
[実施の形態]
以下、本発明の実施の形態に係る吸収式冷凍機を、図1に基づき説明する。
本実施の形態においては、冷媒としてアンモニアを用いるとともに吸収液としてアンモニア水溶液を用いたアンモニア吸収式冷凍機について説明する。
以下、本発明の実施の形態に係る吸収式冷凍機を、図1に基づき説明する。
本実施の形態においては、冷媒としてアンモニアを用いるとともに吸収液としてアンモニア水溶液を用いたアンモニア吸収式冷凍機について説明する。
図1に示すように、この吸収式冷凍機には、冷媒であるアンモニア液を蒸発させる蒸発器(図示せず)と、この蒸発器にて蒸発した冷媒蒸気であるアンモニア蒸気を第1冷媒蒸気移送管11を介して導き吸収液である濃度が薄いアンモニア水溶液(以下、稀吸収液ともいう)に吸収する吸収器1と、この吸収器1にてアンモニア蒸気を吸収して濃度が濃くなったアンモニア水溶液(以下、濃吸収液ともいう)を第1吸収液移送管12介して導き加熱しアンモニアを蒸発させて吸収液の再生を行う再生器2と、この再生器2で分離されたアンモニア蒸気を第2冷媒蒸気移送管13を介して導き凝縮させる凝縮器(図示せず)と、上記再生器2にて再生された稀吸収液を吸収器1に移送する第2吸収液移送管14とが具備されている。
そして、上記第1吸収液移送管12の途中には、インバータ制御部21によりその回転数が制御される電動機22にて駆動される溶液ポンプ23が設けられている。
さらに、上記再生器2内の吸収液の液面位置(液位)を計測するとともにその液面を所定高さ(所定値)に維持させる指示信号を出力する液面調節計24が設けられており、この液面調節計24からの指示信号が上記インバータ制御部21に入力されて、再生器2内の液面が所定高さとなるように、電動機22の回転数すなわち溶液ポンプ23が駆動される。
さらに、上記再生器2内の吸収液の液面位置(液位)を計測するとともにその液面を所定高さ(所定値)に維持させる指示信号を出力する液面調節計24が設けられており、この液面調節計24からの指示信号が上記インバータ制御部21に入力されて、再生器2内の液面が所定高さとなるように、電動機22の回転数すなわち溶液ポンプ23が駆動される。
また、上記吸収器1には、その許容最低液面位置を検出するための液面検出計(液面スイッチともいう)25が設けられるとともに、この液面検出計25からの許容最低液面位置の検出信号が上記電動機22の制御部分、例えばインバータ制御部21に入力されて、溶液ポンプ23の空運転が防止されている。
なお、吸収器1には、アンモニア蒸気を吸収した際に発生した熱を除去するための冷却水配管15が設けられるとともに、再生器2には、吸収液を加熱するための蒸気配管16が設けられている。また、第1吸収液移送管12と第2吸収液移送管14との間には、第2吸収液移送管14を流れる稀吸収液が有する熱を回収するための熱交換器(熱回収器でもある)17が設けられている。なお、第2吸収液移送管14の溶液ポンプ23の下流側には、逆止弁27が介装されている。
上記構成において、蒸発器にて蒸発されたアンモニア蒸気が第1冷媒蒸気移送管11を介して吸収器1に導かれて吸収液であるアンモニア水溶液に吸収され、そして吸収器1でアンモニア蒸気を吸収して濃度が濃くなったアンモニア水溶液すなわち濃吸収液は、溶液ポンプ23により第1吸収液移送管12を介して再生器2に移送されて、冷凍サイクルが行われる。勿論、蒸発器に供給される被冷却流体(冷凍負荷)が冷却される。
そして、上記溶液ポンプ23を駆動する電動機22は、再生器2に設けられた液面調節計24からの指示信号に基づき、再生器2内の液面が所定高さとなるようにインバータ制御部21にて、その回転数が制御されている。すなわち、再生器2内の液面位置に応じて、言い換えるなら、再生器2内の圧力に応じて、溶液ポンプ23が適正に運転される。
例えば、冷凍負荷が大きい場合には、再生器2内の圧力が高くなるとともに吸収液の液面もそれに応じて低くなり、このことが、液面調節計24にて検出されるとともに、その液面の低下に応じた指示信号がインバータ制御部21に出力されて電動機22の回転数が高くされ、したがって溶液ポンプ23の能力が増大される。
一方、凝縮器での冷却水温度が低い場合、部分負荷運転の場合には、再生器2内の圧力が設計値より低くなるとともに吸収液の液面もそれに応じて高くなり(再生器内の吸収液の量が多くなるため)、すなわち溶液ポンプ23の能力が最大値を必要としない場合には、やはり、液面調節計24からの指示信号により、インバータ制御部21を介して溶液ポンプ23の能力が抑えられる。
すなわち、従来のように、常に、溶液ポンプ23が、再生器2内の最高圧力に対向し得るように駆動されている場合に比べて、溶液ポンプ23を駆動する電動機22の消費電力(駆動用電力)の低減化を図ることができる。
また、再生器2で再生された吸収液の吸収器1への移送流量、すなわち循環流量については、再生器2と吸収器1との圧力差に応じた成行き流量でもってバランスが保たれている。
すなわち、インバータ制御部21による溶液ポンプ23の能力の制御だけで、系全体における吸収液の循環流量の連続した安定化が図られている。
なお、吸収器1内の吸収液の液面が許容最低液面位置より低下した場合には、液面検出計25からの検出信号がインバータ制御部21に送られて、電動機22すなわち溶液ポンプ23の駆動が停止される。そして、液面が許容最低液面位置に戻った場合には、溶液ポンプ23が駆動される。
なお、吸収器1内の吸収液の液面が許容最低液面位置より低下した場合には、液面検出計25からの検出信号がインバータ制御部21に送られて、電動機22すなわち溶液ポンプ23の駆動が停止される。そして、液面が許容最低液面位置に戻った場合には、溶液ポンプ23が駆動される。
勿論、再生器2で蒸発されたアンモニア蒸気は凝縮器に導かれて凝縮された後、蒸発器に移送されて蒸発に供される。
上述したように、上記溶液ポンプを駆動する電動機は、再生器に設けられた液面調節計からの指示信号に基づき、再生器内の液面が所定高さ(液面位置が所定値)となるようにインバータ制御部にてその回転数が制御されており、したがって再生器内の液面位置に応じて、言い換えるなら、再生器内の圧力に応じて、溶液ポンプが適正な能力でもって運転されることになるため、従来のように、常に、溶液ポンプが、再生器内の最高圧力に対向し得るように最大能力でもって運転されている場合に比べて、溶液ポンプを駆動する電動機の消費電力すなわち駆動用電力の低減化を図ることができる。
上述したように、上記溶液ポンプを駆動する電動機は、再生器に設けられた液面調節計からの指示信号に基づき、再生器内の液面が所定高さ(液面位置が所定値)となるようにインバータ制御部にてその回転数が制御されており、したがって再生器内の液面位置に応じて、言い換えるなら、再生器内の圧力に応じて、溶液ポンプが適正な能力でもって運転されることになるため、従来のように、常に、溶液ポンプが、再生器内の最高圧力に対向し得るように最大能力でもって運転されている場合に比べて、溶液ポンプを駆動する電動機の消費電力すなわち駆動用電力の低減化を図ることができる。
また、第2吸収液移送管を流れる吸収液の流量は再生器と吸収器との圧力差に応じて変化するが、再生器内の液面が所定高さとなるように溶液ポンプの電動機が制御されるため、結果的に、第1吸収液移送管を流れる吸収液の流量も変化して、系全体の流量バランスが保たれるので、従来のように、各吸収液移送管の途中に設けられていた制御弁、調節弁(図2の72,74にて示す)などが不要となり、冷凍システムの簡素化を図ることができる。
詳しく説明すれば、従来の構成においては、再生器と吸収器との圧力差が小さい起動時においては、吸収器から再生器への吸収液の移送流量が、再生器から吸収器への吸収液の移送流量よりも非常に多くなるため、吸収器内の液面が低くなった溶液ポンプのオン・オフが繰り返されて、中々、安定した運転に入ることができなかった。これに対処するために、吸収器から再生器への吸収液の移送流量が所定量以上に流れないように流量制御弁を設置していたが、溶液ポンプの電動機をインバータ制御することにより、吸収器から再生器に流れる吸収液の流れ過ぎを防止することができ、したがって流量制御弁を設ける必要がなく、しかも再生器内の液面位置についてもインバータ制御部にて制御されているため液面調節弁についても不要となる。
なお、上記液面調節計24は、再生器2内の吸収液の液面が所定高さとなるように、現在の液面との差に基づく信号を出力するものであるが、この液面調節計24の概念には、これと同等の機能、すなわち液面計と、この液面計からの計測値を入力して設定高さとの差を信号として出力する演算部とから構成したものについても含まれる。
ところで、上記実施の形態においては、吸収式冷凍機として、冷媒がアンモニアで、吸収液がアンモニア水溶液である場合について説明したが、例えば冷媒が水で、吸収液が臭化リチウム水溶液である場合についても適用することができる。
1 吸収器
2 再生器
12 第1吸収液移送管
14 第2吸収液移送管
21 インバータ制御部
22 電動機
23 溶液ポンプ
24 液面調節計
25 液面検出計
26 定流量弁
2 再生器
12 第1吸収液移送管
14 第2吸収液移送管
21 インバータ制御部
22 電動機
23 溶液ポンプ
24 液面調節計
25 液面検出計
26 定流量弁
Claims (1)
- 冷媒を蒸発させる蒸発器、この蒸発器にて蒸発した冷媒蒸気を吸収液に吸収させる吸収器、この吸収器にて冷媒を吸収した吸収液を第1吸収液移送管を介して導き加熱し冷媒を蒸発させて吸収液の再生を行う再生器、この再生器で分離された冷媒蒸気を導き凝縮させる凝縮器、および上記再生器で再生された吸収液を上記吸収器に移送する第2吸収液移送管、並びに上記第1吸収液移送管途中に介装されて電動機により駆動される溶液ポンプが具備された吸収式冷凍機であって、
上記再生器における吸収液の液面位置を計測するとともに当該液面位置を所定値に維持するような指示信号を出力する液面調節計および上記溶液ポンプを駆動する電動機の回転数を制御するインバータ制御部を設けるとともに、
上記液面調節計からの指示信号をインバータ制御部に入力させて、再生器内の液面位置が所定値となるように、上記溶液ポンプの電動機を制御するようにしたことを特徴とする吸収式冷凍機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005003275A JP2006194453A (ja) | 2005-01-11 | 2005-01-11 | 吸収式冷凍機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005003275A JP2006194453A (ja) | 2005-01-11 | 2005-01-11 | 吸収式冷凍機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006194453A true JP2006194453A (ja) | 2006-07-27 |
Family
ID=36800677
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005003275A Pending JP2006194453A (ja) | 2005-01-11 | 2005-01-11 | 吸収式冷凍機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006194453A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104930768A (zh) * | 2015-07-03 | 2015-09-23 | 烟台荏原空调设备有限公司 | 汽水分离器的补水装置、第二类吸收式热泵及方法 |
-
2005
- 2005-01-11 JP JP2005003275A patent/JP2006194453A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN104930768A (zh) * | 2015-07-03 | 2015-09-23 | 烟台荏原空调设备有限公司 | 汽水分离器的补水装置、第二类吸收式热泵及方法 |
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