JP2006194004A - チャック装置、杭圧入装置及び杭圧入工法 - Google Patents
チャック装置、杭圧入装置及び杭圧入工法 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】より効率良く杭を圧入することができ、また、チャック部を駆動させるエネルギーを電力とした場合でも、充電時間を要さず、装置の大型化を防止することのできるチャック装置、杭圧入装置及び杭圧入工法を提供する。
【解決手段】地中に杭Pを圧入する杭圧入装置100に設けられるチャック装置1は、装置本体6と、装置本体6に対して回転可能に設けられた回転部7と、回転部7に設けられて杭Pを掴むとともに回転するチャック部9とを備える。そして、装置本体6と回転部7の連結部分において、装置本体6及び回転部7のうちいずれか一方に、導電性を有する電力レール82が回転部7の回転中心を中心とした円周方向に沿って設けられ、他方に、電力レール82に接触する導電性を有する集電ブラシ87が設けられ、装置本体6から電力レール82及び集電ブラシ87を介して回転部7のチャック部9を駆動させる動力ユニット81に電力を供給する。
【選択図】図1
【解決手段】地中に杭Pを圧入する杭圧入装置100に設けられるチャック装置1は、装置本体6と、装置本体6に対して回転可能に設けられた回転部7と、回転部7に設けられて杭Pを掴むとともに回転するチャック部9とを備える。そして、装置本体6と回転部7の連結部分において、装置本体6及び回転部7のうちいずれか一方に、導電性を有する電力レール82が回転部7の回転中心を中心とした円周方向に沿って設けられ、他方に、電力レール82に接触する導電性を有する集電ブラシ87が設けられ、装置本体6から電力レール82及び集電ブラシ87を介して回転部7のチャック部9を駆動させる動力ユニット81に電力を供給する。
【選択図】図1
Description
本発明は、既設の杭から反力を取って地中に杭を圧入する杭圧入装置に設けられるチャック装置、このチャック装置を備える杭圧入装置、及び、この杭圧入装置を用いた杭圧入工法に関する。
従来より、鋼管杭壁の構築に用いられる装置として、既設の鋼管杭から反力を取って地中に鋼管杭を圧入する杭圧入装置が知られている。このような杭圧入装置には、既に打ち込まれた鋼管杭を掴むクランプと、地中に圧入する鋼管杭を掴んで支持するチャック部が設けられている。クランプにより既設の鋼管杭を掴んで反力をとった状態で、圧入する鋼管杭を掴んだ状態のチャック部を降下させることによって鋼管杭を地中に圧入できるようになっている。
ところで、従来の杭圧入装置では、杭は回転させないか、所定角度範囲内で鋼管杭を揺動回転させながら地中に圧入していたが、鋼管杭の周面抵抗が大きく、鋼管杭を圧入しづらいという問題が生じていたため、チャック部を少なくとも一つの回転方向に連続的に回転させることによってチャック部により掴まれた鋼管杭も連続的に回転させながら地中に圧入する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
具体的には、油圧シリンダによってチャック部を駆動させて、チャック部によって鋼管杭を掴み、チャック部を連続的に回転させながら鋼管杭を地中に圧入している。そして、この際のチャック部の回転力をギヤ、増速機、発電機、バッテリー、油圧タンク、油圧ポンプ、油圧バルブ等によって鋼管杭を掴むための力に変換し、その力を再び油圧シリンダに供給する構成とされている。
特開2003−138563号公報
ところで、従来の杭圧入装置では、杭は回転させないか、所定角度範囲内で鋼管杭を揺動回転させながら地中に圧入していたが、鋼管杭の周面抵抗が大きく、鋼管杭を圧入しづらいという問題が生じていたため、チャック部を少なくとも一つの回転方向に連続的に回転させることによってチャック部により掴まれた鋼管杭も連続的に回転させながら地中に圧入する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
具体的には、油圧シリンダによってチャック部を駆動させて、チャック部によって鋼管杭を掴み、チャック部を連続的に回転させながら鋼管杭を地中に圧入している。そして、この際のチャック部の回転力をギヤ、増速機、発電機、バッテリー、油圧タンク、油圧ポンプ、油圧バルブ等によって鋼管杭を掴むための力に変換し、その力を再び油圧シリンダに供給する構成とされている。
しかしながら、上述のようにチャック部を駆動させるエネルギーを電力とし、その電力を供給する電力源としてチャック部の回転力から得られるエネルギーを蓄電するバッテリーを用いた場合、その充電に時間を要するという問題があった。また、電力の絶対的な出力を上げようとするとバッテリー自体を大きくしなければならず、装置が大型化するという問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、より効率良く杭を圧入することができ、また、チャック部を駆動させるエネルギーを電力とした場合でも、充電時間を要さず、装置の大型化を防止することのできるチャック装置、杭圧入装置及び杭圧入工法を提供することを目的としている。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、より効率良く杭を圧入することができ、また、チャック部を駆動させるエネルギーを電力とした場合でも、充電時間を要さず、装置の大型化を防止することのできるチャック装置、杭圧入装置及び杭圧入工法を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、例えば、図1〜図3に示すように、地中に杭(例えば、鋼管杭P)を圧入する杭圧入装置100に設けられるチャック装置1であって、
装置本体6と、
この装置本体に対して回転可能に設けられた回転部7と、
この回転部に設けられて杭を掴むとともに回転するチャック部9とを備え、
前記装置本体と前記回転部の連結部分において、前記装置本体及び前記回転部のうちいずれか一方に、導電性を有する電力レール82が前記回転部の回転中心を中心とした円周方向に沿って設けられ、他方に、前記電力レールに接触する導電性を有する集電ブラシ87が設けられ、
前記装置本体から前記電力レール及び前記集電ブラシを介して前記回転部の前記チャック部を駆動させる動力ユニット(例えば、電動アクチュエータ81)に電力を供給することを特徴とする。
装置本体6と、
この装置本体に対して回転可能に設けられた回転部7と、
この回転部に設けられて杭を掴むとともに回転するチャック部9とを備え、
前記装置本体と前記回転部の連結部分において、前記装置本体及び前記回転部のうちいずれか一方に、導電性を有する電力レール82が前記回転部の回転中心を中心とした円周方向に沿って設けられ、他方に、前記電力レールに接触する導電性を有する集電ブラシ87が設けられ、
前記装置本体から前記電力レール及び前記集電ブラシを介して前記回転部の前記チャック部を駆動させる動力ユニット(例えば、電動アクチュエータ81)に電力を供給することを特徴とする。
請求項1の発明によれば、装置本体と回転部との連結部分において装置本体及び回転部のいずれか一方に設けられた電力レールと、他方に設けられた集電ブラシとが互いに接触することによって、装置本体から動力ユニットへと電力が供給される。これによって、動力ユニットがチャック部を駆動し、チャック部が杭を掴むとともに回転部の回転に連動して回転しながら地中に圧入することができる。
このとき、チャック部が回転しながら杭が圧入されるため、杭圧入時の抵抗力を軽減して杭の圧入を補助することができ、より効率良く杭を圧入することができる。さらに、杭圧入時の抵抗力を軽減できることから、外周に羽根や突条などが設けられた回転鋼管杭などであっても良いに地中に圧入することができる。
このようにして本発明では、チャック部を駆動させるエネルギーを電力とした場合でも、その電力を供給する電力源として従来のようにバッテリーを使用せずに、例えば装置外に設けられた電源部の電力を、装置本体から電力レール及び集電ブラシを介して直接、動力ユニットに供給する構成であるので、充電に時間を要する必要もなく、常に電力を十分に供給することができる。
また、電力の出力を上げる場合にも電力を十分に供給することができるため、従来のようにバッテリーを大型化する必要がない。
しかも、本発明では、電力レールと集電ブラシとは、装置本体と回転部の連結部分において接触することによって導電されるので、電力レールの配線と集電ブラシの配線とが装置本体側と回転部側とで独立し、配線が装置本体と回転部との連結部分に跨っていない構造となる。そのため、例えば、チャック部に杭を掴むための油圧シリンダが設けられ、油圧シリンダへ油を供給するためのホースが装置本体から回転部へと跨って接続されていた場合は、回転部が回転することによって接続されたホースも一緒に回転してしまうので、回転部の回転範囲が制限されるという問題があったが、本発明では回転部が回転してもその連結部分における配線が回転するといった問題が生じることがない。よって、回転部の回転範囲が制限されずに、電力レールと集電ブラシとの接触によって動力ユニットへ確実に導電することができる。
このとき、チャック部が回転しながら杭が圧入されるため、杭圧入時の抵抗力を軽減して杭の圧入を補助することができ、より効率良く杭を圧入することができる。さらに、杭圧入時の抵抗力を軽減できることから、外周に羽根や突条などが設けられた回転鋼管杭などであっても良いに地中に圧入することができる。
このようにして本発明では、チャック部を駆動させるエネルギーを電力とした場合でも、その電力を供給する電力源として従来のようにバッテリーを使用せずに、例えば装置外に設けられた電源部の電力を、装置本体から電力レール及び集電ブラシを介して直接、動力ユニットに供給する構成であるので、充電に時間を要する必要もなく、常に電力を十分に供給することができる。
また、電力の出力を上げる場合にも電力を十分に供給することができるため、従来のようにバッテリーを大型化する必要がない。
しかも、本発明では、電力レールと集電ブラシとは、装置本体と回転部の連結部分において接触することによって導電されるので、電力レールの配線と集電ブラシの配線とが装置本体側と回転部側とで独立し、配線が装置本体と回転部との連結部分に跨っていない構造となる。そのため、例えば、チャック部に杭を掴むための油圧シリンダが設けられ、油圧シリンダへ油を供給するためのホースが装置本体から回転部へと跨って接続されていた場合は、回転部が回転することによって接続されたホースも一緒に回転してしまうので、回転部の回転範囲が制限されるという問題があったが、本発明では回転部が回転してもその連結部分における配線が回転するといった問題が生じることがない。よって、回転部の回転範囲が制限されずに、電力レールと集電ブラシとの接触によって動力ユニットへ確実に導電することができる。
請求項2の発明は、請求項1に記載のチャック装置において、
前記回転部にバッテリーが設けられ、前記動力ユニットは前記バッテリーを介して電力が供給されることを特徴とする。
前記回転部にバッテリーが設けられ、前記動力ユニットは前記バッテリーを介して電力が供給されることを特徴とする。
なお、請求項2では、装置本体から電力レール及び集電ブラシによってバッテリーを介して動力ユニットに電力を供給する場合を示しているが、この構成とは別に装置本体から電力レール及び集電ブラシを介して直接、動力ユニットに電力を供給する構成も備えているものとする。
請求項2の発明によれば、チャック部を駆動させない場合に、例えば発電機等の電源部からの電力を一旦バッテリーに蓄電しておくことができる。よって、省エネルギーに貢献でき、また、電源部が故障した場合にもバッテリーを使用して装置を駆動させることができ、早急に対応することができる。
さらに、電源部に負荷がかかり、通常出力以上の電力が出力された場合でもバッテリーによって、その電源部の容量を確保することができる。
さらに、電源部に負荷がかかり、通常出力以上の電力が出力された場合でもバッテリーによって、その電源部の容量を確保することができる。
請求項3の発明は、例えば、図1に示すように、請求項1又は2に記載のチャック装置と、このチャック装置を昇降させる昇降手段(例えば、上下油圧シリンダ51等)とを備え、
前記既設の杭から反力を取った状態で、前記杭を掴んだ状態のチャック部を回転部によって回転させながら杭を地中に圧入することを特徴とする。
前記既設の杭から反力を取った状態で、前記杭を掴んだ状態のチャック部を回転部によって回転させながら杭を地中に圧入することを特徴とする。
請求項3の発明によれば、既設の杭から反力を取った状態で、杭を掴んだ状態のチャック部が回転部により回転しながら、昇降手段により昇降する。これによって、チャック部によって掴まれた杭が回転しながら地中に圧入される。したがって、杭圧入時の抵抗力を軽減して杭の圧入を補助できるのでより効率良く杭を圧入することができる。また、杭圧入時の抵抗力を軽減できることから、外周に羽根や突条などが設けられた回転鋼管杭などであっても、容易に地中に圧入することができる。
また、上述のチャック装置を使用しているので、従来のようにバッテリーを使用せずに、例えば電源部の電力を、装置本体から直接、動力ユニットに供給する構成であるため、充電に時間を要する必要もなく、常に電力を十分に供給することができる。
また、電力の出力を上げる場合にも電力を十分に供給することができるため、従来のようにバッテリーを大型化する必要がない。
さらに、回転部の回転範囲が制限されずに、電力レールと集電ブラシとの接触によって動力ユニットへ確実に導電することができる。
また、上述のチャック装置を使用しているので、従来のようにバッテリーを使用せずに、例えば電源部の電力を、装置本体から直接、動力ユニットに供給する構成であるため、充電に時間を要する必要もなく、常に電力を十分に供給することができる。
また、電力の出力を上げる場合にも電力を十分に供給することができるため、従来のようにバッテリーを大型化する必要がない。
さらに、回転部の回転範囲が制限されずに、電力レールと集電ブラシとの接触によって動力ユニットへ確実に導電することができる。
請求項4の発明は、請求項3に記載の杭圧入装置を用いて、既設の杭から反力を取った状態で、前記杭を掴んだ状態のチャック部を回転部によって回転させながら杭を地中に圧入することを特徴とする。
請求項4の発明によれば、請求項3と同様の効果を得ることができる。
本発明によれば、電力が集電ブラシに供給されて集電ブラシが電力レールに接触することによって、装置本体から動力ユニットへと電力が供給される。これによって、動力ユニットがチャック部を駆動し、チャック部が杭を掴むとともに回転部の回転に連動して回転しながら、杭圧入時の抵抗力を軽減し、効率良く杭を圧入することができる。
このようにチャック部を駆動させるエネルギーを電力とした場合でも、バッテリーを使用せずに、例えば電源部の電力を装置本体から直接、動力ユニットに供給できるため、充電に時間を要さず、常に電力を十分に供給することができる。これに伴って、装置の大型化も防止できる。
また、回転部の回転範囲が制限されずに、電力レールと集電ブラシとの接触によって動力ユニットへ確実に導電することができる。
このようにチャック部を駆動させるエネルギーを電力とした場合でも、バッテリーを使用せずに、例えば電源部の電力を装置本体から直接、動力ユニットに供給できるため、充電に時間を要さず、常に電力を十分に供給することができる。これに伴って、装置の大型化も防止できる。
また、回転部の回転範囲が制限されずに、電力レールと集電ブラシとの接触によって動力ユニットへ確実に導電することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の杭圧入装置を示した側面図であり、チャック装置の一部を断面図としている。図2は、チャック装置の平面図、図3は、図2に示す電力レールと集電ブラシとの拡大図である。
図1、図2に示すように、本発明の実施の形態に係るチャック装置1は、地中に打ち込まれた既設の鋼管杭Pから反力をとって鋼管杭Pを地中に圧入する杭圧入装置100に設けられている。
杭圧入装置100は、従来の杭圧入装置と同様に、既設の鋼管杭Pを掴むクランプ2を下部に備えたサドル3と、サドル3に対して前後にスライド移動するスライドベース4と、スライドベース4上で旋回する旋回部5と、旋回部5の前方に設けられるチャック装置1とを備えて構成されている。旋回部5の先端側には、上下方向に延在する2つのガイド溝52がその開口側を互いに向き合わせて、間隔をあけて設けられている。
図1は、本発明の杭圧入装置を示した側面図であり、チャック装置の一部を断面図としている。図2は、チャック装置の平面図、図3は、図2に示す電力レールと集電ブラシとの拡大図である。
図1、図2に示すように、本発明の実施の形態に係るチャック装置1は、地中に打ち込まれた既設の鋼管杭Pから反力をとって鋼管杭Pを地中に圧入する杭圧入装置100に設けられている。
杭圧入装置100は、従来の杭圧入装置と同様に、既設の鋼管杭Pを掴むクランプ2を下部に備えたサドル3と、サドル3に対して前後にスライド移動するスライドベース4と、スライドベース4上で旋回する旋回部5と、旋回部5の前方に設けられるチャック装置1とを備えて構成されている。旋回部5の先端側には、上下方向に延在する2つのガイド溝52がその開口側を互いに向き合わせて、間隔をあけて設けられている。
チャック装置1は、装置本体6と、この装置本体6の内部で装置本体6に対して回転可能に保持された回転部7とを備えている。装置本体6は、前方側(図1において右側)に突出し、穴が上下方向に貫通するように形成された環状部61を有している。装置本体6は上下油圧シリンダ51に取り付けられており、上下油圧シリンダ51によって上下に駆動されて昇降するようになっている。
装置本体6には、旋回部5側へ突出する突部62が形成されている。突部62の左右両端には、上下方向に延在する突条63が、互いに離れる方向へ向けて突出するようにして設けられている。突部62は、旋回部5の2つのガイド溝52の間に配置されており、2つの突条63は2つのガイド溝52に対して、それぞれ上下方向に摺動可能に嵌合されている。これにより、装置本体6の移動方向が上下方向に規制されている。
また、装置本体6の環状部61の周縁には、環状部61の内側へ向けて開口したコ字状ガイド部65が設けられている。また、装置本体6の旋回部5側(図1の左側)には、その内部に油圧モータ66が設けられている。油圧モータ66の下方には、この油圧モータ66によって回転駆動されるギヤ67が設けられている。
なお、上下油圧シリンダ51や油圧モータ66等の油圧機器は、地上に設置された油圧供給装置(図示しない)からそれぞれ油圧ホース(図示しない)を介して油が供給されて駆動するようになっている。
回転部7は、管形状であり、図2に示すように穴が上下方向に貫通するよう、装置本体6の環状部61の内側に配置されている。回転部7の上縁部には、外側へ向けて突出した形状の旋回ギヤ68が設けられている。
旋回ギヤ68は、コ字状ガイド部65の内部に配置されている。これによって回転部7の上下・水平方向への移動が規制されている。また、旋回ギヤ68は、旋回部5側において、油圧モータ66下方のギヤ67と噛み合っており、油圧モータ66によってギヤ67が回転駆動すると、回転部7の軸心を略中心として回転部7が連続的に回転するようになっている。
図2に示すように、回転部7には、中心に向かって伸長可能な電動アクチュエータ81(動力ユニット)が、周方向において略等間隔に4つ設けられている。そして、これら4つの電動アクチュエータ81には鋼管杭Pを掴むチャック部9が設けられており、4つの電動アクチュエータ81が回転部7の内側に押圧することによって、回転部7の内側において鋼管杭Pを挟持して掴めるようになっている。
また、回転部7の装置本体6との連結部分における外周面には、回転部7の円周方向に沿って電動アクチュエータ81を駆動させるための電力を供給する導電性の電力レール82が上下に3列並んで取り付けられている。
これら3つの電力レール82は、図3に示すように、その基端部をそれぞれ棒状の連結部材83に貫通させて上下で締結することにより連結されたうえで、回転部7の外周面に取り付けられている。
電力レール82は、回転部7の円周方向に沿って取り付けられた円環状のレール部84と、レール部84に嵌合されて内部に導電体85を保持する円環状の導電保持材86とを有している。レール部84及び導電保持材86は絶縁性である。
また、導電保持材86には開口部86aが形成され、内部に導電保持材86に沿って円環状の導電体85が収容されている。導電体85には、導電可能に各電動アクチュエータ81に配線89b(図2参照)が接続されている。
一方、このような導電体85に接触するように導電保持材86の開口部86aに集電ブラシ87が挿入されている。
これら3つの電力レール82は、図3に示すように、その基端部をそれぞれ棒状の連結部材83に貫通させて上下で締結することにより連結されたうえで、回転部7の外周面に取り付けられている。
電力レール82は、回転部7の円周方向に沿って取り付けられた円環状のレール部84と、レール部84に嵌合されて内部に導電体85を保持する円環状の導電保持材86とを有している。レール部84及び導電保持材86は絶縁性である。
また、導電保持材86には開口部86aが形成され、内部に導電保持材86に沿って円環状の導電体85が収容されている。導電体85には、導電可能に各電動アクチュエータ81に配線89b(図2参照)が接続されている。
一方、このような導電体85に接触するように導電保持材86の開口部86aに集電ブラシ87が挿入されている。
集電ブラシ87は導電性を有し、装置本体6の旋回部5側の下面から下方に突出し、電力レール82に対向して設けられた取付部64に上下に3列並んで取り付けられている(図1参照)。そして、集電ブラシ87の先端部が各電力レール81の導電体85に接触している。
この集電ブラシ87の基端部には、地上に設けられた発電機88(電源部)に接続される配線89aが設けられている。すなわち、この配線89aは発電機88から旋回部5を通って装置本体6の外周面に配された後、集電ブラシ87の基端部に接続されている。
このように、発電機88から集電ブラシ87に接続される配線89aと、電力レール82から電動アクチュエータ81に接続される配線89bとが、装置本体6と回転部7との連結部分に跨っておらず独立した構造とされている。
この集電ブラシ87の基端部には、地上に設けられた発電機88(電源部)に接続される配線89aが設けられている。すなわち、この配線89aは発電機88から旋回部5を通って装置本体6の外周面に配された後、集電ブラシ87の基端部に接続されている。
このように、発電機88から集電ブラシ87に接続される配線89aと、電力レール82から電動アクチュエータ81に接続される配線89bとが、装置本体6と回転部7との連結部分に跨っておらず独立した構造とされている。
そして、発電機88から出力した電力は、旋回部5に配された配線89aを介して集電ブラシ87に導電された後、集電ブラシ87の先端部が接触する電力レール82に導電され、さらに、電力レール82に接続された配線89bを介して各電動アクチュエータ81に電力が供給されるようになっている。これによって電動アクチュエータ81が駆動する。
次に、以上の構成の杭圧入装置100により鋼管杭Pを地中に圧入する杭圧入工法について説明する。杭圧入装置100は、クランプ2により既設の鋼管杭Pを掴んで既設の鋼管杭Pから反力を取った状態で、新たな鋼管杭Pを圧入する。
まず、発電機88を駆動させて配線89aを介して集電ブラシ87に電力を供給すると、集電ブラシ87の先端部に接触した電力レール82に導電され、配線89bを介して電動アクチュエータ81へと導電される。
これによって電動アクチュエータ81が駆動し、チャック部9は鋼管杭Pを挟持する方向に押圧することによってチャック部9で鋼管杭Pが掴まれた状態となる。この状態で、上下油圧シリンダ51によりチャック装置1を下降させるとともに、油圧モータを駆動させてチャック部9を少なくとも一つの回転方向に回転させる。すなわち、例えば、チャック部9を図2中における右回りに連続的に回転させたり、左回りに連続的に回転させたり、右回りへの連続回転と左回りの連続回転を連続して行ったりする。これによって、チャック部9により掴まれた鋼管杭Pは、少なくとも一つの回転方向に連続的に回転しながら、地中に圧入される。
これによって電動アクチュエータ81が駆動し、チャック部9は鋼管杭Pを挟持する方向に押圧することによってチャック部9で鋼管杭Pが掴まれた状態となる。この状態で、上下油圧シリンダ51によりチャック装置1を下降させるとともに、油圧モータを駆動させてチャック部9を少なくとも一つの回転方向に回転させる。すなわち、例えば、チャック部9を図2中における右回りに連続的に回転させたり、左回りに連続的に回転させたり、右回りへの連続回転と左回りの連続回転を連続して行ったりする。これによって、チャック部9により掴まれた鋼管杭Pは、少なくとも一つの回転方向に連続的に回転しながら、地中に圧入される。
なお、このように回転部7及びチャック部6が回転している最中は、電力レール82の導電体85に集電ブラシ87が接触したまま、固定された状態の集電ブラシ87に対して電力レール82が円周方向に沿って回転することとなり、常に電力が供給可能な状態となっている。また、配線89a、89bが装置本体6と回転部7との連結部分に跨って設けられてないので回転部7は自在に回転できるようになっている。
次いで、チャック装置1が、上下油圧シリンダ51により下降できる最下位置まで下降すると、電動アクチュエータ81による鋼管杭Pの保持が解除される。
そして、上下油圧シリンダ51によりチャック装置1が上昇し、その後再び、電動アクチュエータ81が駆動して、電動アクチュエータ81により鋼管杭Pが掴まれた状態となる。
再びチャック部9により鋼管杭Pが掴まれると、上述と同様にして鋼管杭Pが回転しながらさらに地中に圧入される。この動作を繰り返し行うことにより、鋼管杭Pが予め決められた深さまで圧入される。
そして、上下油圧シリンダ51によりチャック装置1が上昇し、その後再び、電動アクチュエータ81が駆動して、電動アクチュエータ81により鋼管杭Pが掴まれた状態となる。
再びチャック部9により鋼管杭Pが掴まれると、上述と同様にして鋼管杭Pが回転しながらさらに地中に圧入される。この動作を繰り返し行うことにより、鋼管杭Pが予め決められた深さまで圧入される。
以上、本発明の実施の形態によれば、装置本体6と回転部7との連結部分において、回転部7の外周面に円周方向に沿って導電性の電力レール82が設けられ、装置本体6に、導電性の集電ブラシ87が電力レール82の導電体85に接触可能に設けられており、電力レール82は回転部7の電動アクチュエータ81に配線され、集電ブラシ87は外部に設置された発電機88に配線されているので、集電ブラシ87が電力レール82の導電体85に接触することによって、発電機88からの電力が電動アクチュエータ81へと供給される。これによって、電動アクチュエータ81がチャック部9を駆動し、チャック部9が鋼管杭Pを掴むとともに回転部7の回転に連動して回転しながら地中に圧入することができる。
また、このときチャック部9が回転しながら鋼管杭Pが圧入されるため、杭圧入時の抵抗力を軽減して鋼管杭Pの圧入を補助することができ、より効率良く鋼管杭Pを圧入することができる。さらに、外周に羽根や突条などが設けられた回転鋼管杭などであっても良いに地中に圧入することができる。
このようにして本発明では、チャック部9を駆動させるエネルギーを電力とした場合でも、その電力を供給する電力源として従来のようにバッテリーを使用せずに、発電機88からの電力を、直接、電動アクチュエータ81に供給する構成であるので、充電に時間を要する必要もなく、常に発電機88から電力を十分に供給することができる。
また、電力の出力を上げる場合にも、発電機88から電力を十分に供給することができるため、従来のようにバッテリーを大型化する必要がない。
しかも、本発明では、電力レール82が電動アクチュエータ81に配線され、集電ブラシ83は発電機88に配線され、電力レール82の配線89b又は集電ブラシ87の配線89aが、装置本体6内あるいは回転部7内でそれぞれ配線され、各配線89a、89bが独立した構造とされる。したがって、回転部7が回転してもその連結部分における配線89a、89bが回転するといった問題が生じることがなく、回転部7の回転範囲が制限されずに、電力レール82と集電ブラシ87との接触によって電動アクチュエータ81へ確実に導電することができる。
また、このときチャック部9が回転しながら鋼管杭Pが圧入されるため、杭圧入時の抵抗力を軽減して鋼管杭Pの圧入を補助することができ、より効率良く鋼管杭Pを圧入することができる。さらに、外周に羽根や突条などが設けられた回転鋼管杭などであっても良いに地中に圧入することができる。
このようにして本発明では、チャック部9を駆動させるエネルギーを電力とした場合でも、その電力を供給する電力源として従来のようにバッテリーを使用せずに、発電機88からの電力を、直接、電動アクチュエータ81に供給する構成であるので、充電に時間を要する必要もなく、常に発電機88から電力を十分に供給することができる。
また、電力の出力を上げる場合にも、発電機88から電力を十分に供給することができるため、従来のようにバッテリーを大型化する必要がない。
しかも、本発明では、電力レール82が電動アクチュエータ81に配線され、集電ブラシ83は発電機88に配線され、電力レール82の配線89b又は集電ブラシ87の配線89aが、装置本体6内あるいは回転部7内でそれぞれ配線され、各配線89a、89bが独立した構造とされる。したがって、回転部7が回転してもその連結部分における配線89a、89bが回転するといった問題が生じることがなく、回転部7の回転範囲が制限されずに、電力レール82と集電ブラシ87との接触によって電動アクチュエータ81へ確実に導電することができる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、集電ブラシ87は装置本体6側に取り付けられ、電力レール82は回転部7に取り付けられているとしたが、これに限らず、電力レール82を装置本体6側に取り付け、集電ブラシ87を回転部7に取り付けるようにしても構わない。具体的に、装置本体6の内周面に電力レール82を円周方向に沿って取り付け、装置本体6に嵌合する回転部7の外周面の一箇所に集電ブラシ87を取り付け、その先端部が電力レール82に接触するように構成すれば良い。このように構成した場合も同様に、電力レール82の配線89bと集電ブラシ87の配線89aとが独立した構造となるので、回転部7の回転範囲が制限されずに、集電ブラシ87と電力レール82との接触によって確実に電力を電動アクチュエータ81へと供給することできる。
例えば、集電ブラシ87は装置本体6側に取り付けられ、電力レール82は回転部7に取り付けられているとしたが、これに限らず、電力レール82を装置本体6側に取り付け、集電ブラシ87を回転部7に取り付けるようにしても構わない。具体的に、装置本体6の内周面に電力レール82を円周方向に沿って取り付け、装置本体6に嵌合する回転部7の外周面の一箇所に集電ブラシ87を取り付け、その先端部が電力レール82に接触するように構成すれば良い。このように構成した場合も同様に、電力レール82の配線89bと集電ブラシ87の配線89aとが独立した構造となるので、回転部7の回転範囲が制限されずに、集電ブラシ87と電力レール82との接触によって確実に電力を電動アクチュエータ81へと供給することできる。
また、上記実施の形態において、電力レール82には電動アクチュエータ81に直接配線89bが接続されていたが、この配線89bの他に、例えば回転部7にバッテリー(図示しない)を設け、電力レール82からバッテリーを介して電動アクチュエータ81に接続する配線を新たに設けても良い。この場合、上記実施の形態のように集電ブラシ87及び電力レール82を介して直接、電動アクチュエータ81に電力を供給する構成と併用する。
また、回転部7側に集電ブラシ87が取り付けられている場合にも同様にして、新たにバッテリーに接続する配線を設けても良い。
このようにバッテリーを設けることによって、例えば、チャック部9を駆動させない場合に発電機88からの電力を一旦バッテリーに蓄電しておくことができる。よって、省エネルギーに貢献でき、また、発電機88が故障した場合にもバッテリーを使用して杭圧入装置100を駆動させることができ、早急に対応することができる。さらに、発電機88に負荷がかかり、通常出力以上の電力が出力された場合でもバッテリーによって、その発電機88の容量を確保することができる。
また、回転部7側に集電ブラシ87が取り付けられている場合にも同様にして、新たにバッテリーに接続する配線を設けても良い。
このようにバッテリーを設けることによって、例えば、チャック部9を駆動させない場合に発電機88からの電力を一旦バッテリーに蓄電しておくことができる。よって、省エネルギーに貢献でき、また、発電機88が故障した場合にもバッテリーを使用して杭圧入装置100を駆動させることができ、早急に対応することができる。さらに、発電機88に負荷がかかり、通常出力以上の電力が出力された場合でもバッテリーによって、その発電機88の容量を確保することができる。
また、電力レール82や集電ブラシ87の形状等は図示したものに限定されるものではなく、電力レール82と集電ブラシ87とが導電可能であれば適宜変更可能である。
さらに、電動アクチュエータ81の個数も4つに限定されるものではない。
さらに、電動アクチュエータ81の個数も4つに限定されるものではない。
1 チャック装置
6 装置本体
7 回転部
9 チャック部
51 上下油圧シリンダ(昇降手段)
81 電動アクチュエータ(動力ユニット)
82 電力レール
87 集電ブラシ
100 杭圧入装置
P 鋼管杭(既設の杭)
6 装置本体
7 回転部
9 チャック部
51 上下油圧シリンダ(昇降手段)
81 電動アクチュエータ(動力ユニット)
82 電力レール
87 集電ブラシ
100 杭圧入装置
P 鋼管杭(既設の杭)
Claims (4)
- 地中に杭を圧入する杭圧入装置に設けられるチャック装置であって、
装置本体と、
この装置本体に対して回転可能に設けられた回転部と、
この回転部に設けられて杭を掴むとともに回転するチャック部とを備え、
前記装置本体と前記回転部の連結部分において、前記装置本体及び前記回転部のうちいずれか一方に、導電性を有する電力レールが前記回転部の回転中心を中心とした円周方向に沿って設けられ、他方に、前記電力レールに接触する導電性を有する集電ブラシが設けられ、
前記装置本体から前記電力レール及び前記集電ブラシを介して前記回転部の前記チャック部を駆動させる動力ユニットに電力を供給することを特徴とするチャック装置。 - 前記回転部にバッテリーが設けられ、前記動力ユニットは前記バッテリーを介して電力が供給されることを特徴とする請求項1に記載のチャック装置。
- 請求項1又は2に記載のチャック装置と、このチャック装置を昇降させる昇降手段とを備え、
前記既設の杭から反力を取った状態で、前記杭を掴んだ状態のチャック部を回転部によって回転させながら杭を地中に圧入することを特徴とする杭圧入装置。 - 請求項3に記載の杭圧入装置を用いて、既設の杭から反力を取った状態で、前記杭を掴んだ状態のチャック部を回転部によって回転させながら杭を地中に圧入することを特徴とする杭圧入工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005007858A JP2006194004A (ja) | 2005-01-14 | 2005-01-14 | チャック装置、杭圧入装置及び杭圧入工法 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2005007858A JP2006194004A (ja) | 2005-01-14 | 2005-01-14 | チャック装置、杭圧入装置及び杭圧入工法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006194004A true JP2006194004A (ja) | 2006-07-27 |
Family
ID=36800301
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- 2005-01-14 JP JP2005007858A patent/JP2006194004A/ja active Pending
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