JP2006192108A - 踏み台付き洗面化粧台 - Google Patents

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JP2006192108A
JP2006192108A JP2005007193A JP2005007193A JP2006192108A JP 2006192108 A JP2006192108 A JP 2006192108A JP 2005007193 A JP2005007193 A JP 2005007193A JP 2005007193 A JP2005007193 A JP 2005007193A JP 2006192108 A JP2006192108 A JP 2006192108A
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Motoi Makabe
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Abstract

【課題】簡単な構造で、意匠性に優れるとともに、背の低い幼児が一人で手洗い、洗面等を行える踏み台付きの洗面化粧台を提供する。
【解決手段】ミラーキャビネットBと、洗面ボウル7が組み付けられ、内部を収納部6とされた洗面キャビネットAとからなる洗面化粧台であって、上記収納部6の前面には蝶番5で上記洗面キャビネットAの底板4に回動自在に軸支された開閉扉1が設けられ、この開閉扉1を水平状態に下方に回動したとき、上記開閉扉の前面上部に取り付けられた把手2が床面に当止するとともに、開閉扉1の裏面11が踏み台となる踏み台付き洗面化粧台。
【選択図】図4

Description

本発明は、洗面化粧台に関する。さらに詳しくは、幼児が一人で手洗い、洗面等ができるように踏み台が取り付けられた洗面化粧台に関する。
従来、幼児が一人で手洗い、洗面等を行えるように踏み台が取り付けられた洗面化粧台は公知であり、例えば、下記特許文献が知られている。
実開平5−76385号公報(第1−2頁、第1図、第2図)
しかしながら、上記特許文献記載の技術は、その第1図から明らかなように、洗面キャビネットの蹴込み部を利用したものであり、蹴込みスペースに新たに収納装置を設けなければならず、構造が複雑になり、製造コストも高くなるという問題がある。本発明は、このような問題を解決して、簡単な構造で、意匠性に優れるとともに、背の低い幼児が一人で手洗い、洗面等を行うことができる、踏み台付きの洗面化粧台を提供することをその課題とする。
上記課題を解決するために、本発明においては、つぎのような技術的手段を講じている。すなわち、ミラーキャビネットと、洗面ボウルが組み付けられ内部を収納部とされた洗面キャビネットとからなる洗面化粧台であって、上記収納部の前面には蝶番で上記洗面キャビネットの底板に回動自在に軸支された開閉扉が設けられ、この開閉扉を水平状態に回動したとき、上記開閉扉の前面上部に取り付けられた把手が床面に当止するとともに、開閉扉の裏面が踏み台となる踏み台付き洗面化粧台が提供される。
上記開閉扉の裏面には台部が付設されることが好ましい。この台部は例えば、2段とする等、階段状としてもよい。また、上記開閉扉の裏面に椅子部が付設されることが好ましい。上記開閉扉を下方に回動したとき、開閉扉の裏面に、例えば、丸椅子が立設された状態で現れるようにしてもよい。また、上記把手の張り出し長さが洗面キャビネットの蹴込み高さと略同等とされることが好ましい。
請求項1に記載の発明は上記のとおりであり、洗面キャビネットの底板に回動自在に軸支された開閉扉を水平状態に回動したとき、上記開閉扉の前面上部に取り付けられた把手が床面に当止するとともに、開閉扉の裏面が踏み台となり、背の低い幼児が一人で手洗い、洗面等を行うことができる。踏み台として使用しないときは元に戻し、上記収納部の前面を覆う開閉扉として機能するため、外観上は公知の洗面キャビネットと略同等であり、簡単な構造で意匠性に優れた踏み台付き洗面化粧台を提供することができる。
上記開閉扉の裏面が踏み台とされ、さらに台部が付設されているため、幼児の背の高さに応じて、踏み台あるいは台部の上に載り、適当な位置で手洗い、洗面等を行うことができる。この台部を階段状とすることにより、さらに好適な位置を選ぶことができる。また、上記開閉扉の裏面に椅子部が付設されてもよいため、幼児のみならず、高齢者も座って手洗い、洗面等を楽に行うことができる。
上記把手の張り出し長さが洗面キャビネットの蹴込み高さと略同等とされているため、開閉扉を下方に回動したとき、洗面キャビネットの底板と面一となり、幼児が載ったとき、開閉扉の裏面、すなわち踏み台が安定して支持される。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して、詳細に説明する。図1は、本発明にかかる踏み台付き洗面化粧台を示す斜視図であり、図2は図1におけるX−X線に沿う側断面図である。図1、図2からよくわかるように、上記踏み台付き洗面化粧台はミラーキャビネットBと、洗面ボウル7が組み付けられるとともに、内部を収納部6とされた洗面キャビネットAとからなり、上記収納部6の前面には、蝶番5で洗面キャビネットAの底板4に回動自在に軸支された開閉扉1が設けられている。
図2からよくわかるように、上記開閉扉1の上部には把手2が設けられ、把手2の握り手部21は、洗面キャビネットAの蹴込みの高さと略同等に張り出されている。この開閉扉1は踏み台を兼ねており、同図の矢印にしたがって把手2を手前に引いて回動させ、握り手部21を床面F.L.に当止させることにより、裏面11を踏み台とすることができる。踏み台として使用しないときは元に戻し、上記収納部6の前面を覆う開閉扉1として機能する。
図3は、上記開閉扉1の裏面11に台部3を付設した状態を示す側断面図である。図3からよくわかるように、踏み台の上にさらに台部3を設けることにより、背の低い幼児でも一人で手洗い、洗面等を行うことができる。図3には、台部3を1段で設けた状態を示すが、この台部3を階段状とし、例えば、2段に形成してもよい。図4は、図3に示した台部3の上に幼児が載って一人で手洗い、洗面等を行う状態を示す側面図である。
なお、上記は台部3をそのまま、あるいは階段状として使用する場合について述べたが、階段状のみならず、開閉扉1を水平状態に回動させたとき、例えば、丸椅子が現れるように配設してもよい。また、把手2は踏み台の支持脚としても機能するため補助的に更に設けて2つとし、幼児が載ったとき、より安定なものとなるようにしてもよい。このように本発明は種々設計変更可能であり、本発明の特許請求の範囲を逸脱しない限り、いずれも本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明にかかる踏み台付き洗面化粧台を示す斜視図である。 図1におけるX−X線に沿う側断面図である。 図2における開閉扉の裏面に台部を付設した状態を示す側断面図である。 本発明の踏み台付き洗面化粧台の使用状態を示す側面図である。
符号の説明
A 本発明にかかる洗面キャビネット
B ミラーキャビネット
1 開閉扉
11 開閉扉の裏面
2 把手
21 握り手部
3 台部
4 洗面キャビネット底板
5 蝶番
6 収納部
7 洗面ボウル

Claims (4)

  1. ミラーキャビネットと、洗面ボウルが組み付けられ内部を収納部とされた洗面キャビネットとからなる洗面化粧台であって、上記収納部の前面には蝶番で上記洗面キャビネットの底板に回動自在に軸支された開閉扉が設けられ、この開閉扉を水平状態に回動したとき、上記開閉扉の前面上部に取り付けられた把手が床面に当止するとともに、開閉扉の裏面が踏み台となる踏み台付き洗面化粧台。
  2. 上記開閉扉の裏面に台部が付設された請求項1に記載の踏み台付き洗面化粧台。
  3. 上記開閉扉の裏面に椅子部が付設された請求項1に記載の踏み台付き洗面化粧台。
  4. 上記把手の張り出し長さが洗面キャビネットの蹴込み高さと略同等とされた請求項1に記載の踏み台付き洗面化粧台。

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