JP2006191440A - 撮像システム及びその制御方法、通信装置、通信装置の制御方法、撮像装置、撮像装置の制御方法 - Google Patents

撮像システム及びその制御方法、通信装置、通信装置の制御方法、撮像装置、撮像装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 BT対応使い切りデジタルカメラシステムで、再認証不要な仕組みと回収再販売に起因する不正アクセスの問題を解決する。
【解決手段】 デジカメ(DC)、Bluetooth(BT)、携帯電話(T)からなる構成において、DCとTは相互に認証を行い、相手の機器アドレスを自分の登録機器情報一覧に登録。認証開始から所定日時が経過したならば、DCは自分の機器アドレスをTの登録機器情報一覧から削除することをTに依頼。DCからの削除依頼に応じて、Tは登録機器情報一覧からDCの機器アドレスを削除。その際、DCに機種種別を問い合わせ、使い切りカメラであることを確認しても良い。最後に撮影してから所定日時経過した場合に削除依頼するようにしても良い。Tが認証開始から所定日時経過したことを判断しても良い。
【選択図】 図1

Description

本発明は、静止画像や動画像を撮像、記憶、通信、記録、再生する撮像システム及びその制御方法、通信装置、通信装置の制御方法、撮像装置、撮像装置の制御方法に関する。
従来、固体メモリ素子を有するメモリカードを記録媒体として、静止画像や動画像を記録再生する電子カメラ等の撮像装置は既に市販されており、音声や画像を通信する携帯電話等の通信装置も販売されている。
これらの電子カメラや携帯電話からなる撮像システムを携行することにより、事務所や家庭等の屋内での作業に拘束されずに、屋外において機動的な業務推進を行うことが可能となっている。
特に、電子カメラにより撮影した画像データを携帯電話に転送するなど、電子カメラと携帯電話を協調して動作させることにより、利便性の良い撮像システムを構築することが可能となっている。
ここで、電子カメラ等の撮像装置及び携帯電話等の通信装置は機器アドレスを備え、相互に認証を行うことにより、撮影画像を含むデータの通信が可能となる仕組みとなっている。
一度、認証が行われれば、認証された機器アドレスは相互に登録されるため、以降、毎回認証手続きを行う必要を省くことが可能である。
また、電子カメラ等の撮像装置を、例えば外出先のコンビニエンスストアや観光地等で比較的安価に販売し、撮影を行った後に、撮影した画像データと共に撮像装置をプリントラボ業者に回収して写真プリントサービスを利用させることにより収益を上げ、安価に販売した撮像装置のコストを回収するビジネスモデルを実現する撮像システムも検討され始めている。
回収した撮像装置は、プリントラボから工場に送られ、再整備を実施して、再び店頭で販売される。
工場出荷時においては、撮像装置の各種設定は初期状態に設定されており、販売店において、撮像装置の購入者は、常に同じ設定状態の撮像装置を購入することが可能である。
特開2001−94960号公報
このような従来の撮像システムにおいては、回収型カメラである撮像装置を販売店で新たに購入して撮影を行い、撮影を終えてプリントラボに撮像装置を渡すことを繰り返した場合に、不要となった撮像装置の機器アドレスが次々と登録されて残ったままとなり、この場合、これらの機器アドレスを備えた撮像装置が工場に送られて整備された後に新たに第三者に販売されて使用されると、これらの機器アドレスを備えた撮像装置は認証の必要なく通信装置に接続可能なままであり、不正アクセスの恐れがあるという問題があった。
すなわち本発明は、BT対応使い切りデジタルカメラシステムで、再認証不要な仕組みと回収再販売に起因する不正アクセスの問題を解決することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、撮像装置と通信装置が相互に通信可能に構成された撮像システムであって、前記撮像装置は、撮像手段と、前記撮像装置の識別情報を前記通信装置に通知する識別情報通知手段とを有し、前記通信装置は、前記撮像装置との認証を行う認証手段と、前記認証手段での認証結果に応じて前記撮像装置の識別情報を登録管理する識別情報管理手段と、前記認証手段での認証結果に応じて認証開始からの日時経過を判定する認証経過日時判定手段と、前記認証経過日時判定手段の判定結果に応じて前記識別情報管理手段から前記撮像装置の識別情報を削除する識別情報削除手段とを有することを特徴とする。
上記目的を達成するため、請求項2記載の発明は、撮像装置と通信装置が相互に通信可能に構成された撮像システムであって、前記撮像装置は、撮像手段と、前記撮像装置の識別情報を前記通信装置に通知する識別情報通知手段と、前記通信装置との認証を行う第1の認証手段と、前記第1の認証手段での認証結果に応じて認証開始からの日時経過を判定する認証経過日時判定手段と、前記認証経過日時判定手段の判定結果に応じて前記通知した撮像装置の識別情報の削除を前記通信装置に依頼する識別情報削除依頼通知手段とを有し、前記通信装置は、前記撮像装置との認証を行う第2の認証手段と、前記第2の認証手段での認証結果に応じて前記撮像装置の識別情報を登録管理する識別情報管理手段と、前記識別情報削除依頼通知手段からの前記撮像装置の識別情報の削除依頼通知に応じて前記識別情報管理手段から前記撮像装置の識別情報を削除する識別情報削除手段とを有することを特徴とする。
上記目的を達成するため、請求項3記載の発明は、前記撮像装置は更に識別情報削除設定手段を備え、前記識別情報削除依頼通知手段により前記識別情報管理手段から前記撮像装置の識別情報を削除することの依頼可否を設定可能とすることを特徴とする。
上記目的を達成するため、請求項4記載の発明は、前記撮像装置は更に機種種別通知手段を備え、前記通信装置は前記機種種別通知手段からの機種種別通知に応じて、前記識別情報削除手段により前記識別情報管理手段から前記撮像装置の識別情報を削除することの可否を判定することを特徴とする。
上記目的を達成するため、請求項5記載の発明は、前記機種種別通知が回収型の撮像装置を表す通知であり、前記可否の判定が前記回収型の撮像装置を表す通知において前記撮像装置の識別情報を削除する判定であることを特徴とする。
上記目的を達成するため、請求項6記載の発明は、前記通信装置は更に識別情報削除設定手段を備え、前記識別情報削除手段により前記識別情報管理手段から前記撮像装置の識別情報を削除することの可否を設定可能とすることを特徴とする。
上記目的を達成するため、請求項7記載の発明は、撮像装置と通信装置が相互に通信可能に構成された撮像システムの制御方法であって、前記撮像装置において、前記撮像装置の識別情報を前記通信装置に通知する識別情報通知工程と、前記通信装置において、前記撮像装置との認証を行う認証工程と、前記認証工程での認証結果に応じて前記撮像装置の識別情報を登録管理する識別情報管理工程と、前記認証工程での認証結果に応じて認証開始からの日時経過を判定する認証経過日時判定工程と、前記認証経過日時判定工程の判定結果に応じて前記識別情報管理工程から前記撮像装置の識別情報を削除する識別情報削除工程とを有することを特徴とする。
上記目的を達成するため、請求項8記載の発明は、撮像装置と通信装置が相互に通信可能に構成された撮像システムの制御方法であって、前記撮像装置において、前記撮像装置の識別情報を前記通信装置に通知する識別情報通知工程と、前記通信装置との認証を行う第1の認証工程と、前記第1の認証工程での認証結果に応じて認証開始からの日時経過を判定する認証経過日時判定工程と、前記認証経過日時判定工程の判定結果に応じて前記通知した撮像装置の識別情報の削除を前記通信装置に依頼する識別情報削除依頼通知工程と、前記通信装置において、前記撮像装置との認証を行う第2の認証工程と、前記第2の認証工程での認証結果に応じて前記撮像装置の識別情報を登録管理する識別情報管理工程と、前記識別情報削除依頼通知工程からの前記撮像装置の識別情報の削除依頼通知に応じて前記識別情報管理工程から前記撮像装置の識別情報を削除する識別情報削除工程とを有することを特徴とする。
上記目的を達成するため、請求項9記載の発明は、前記撮像装置は更に識別情報削除設定工程を備え、前記識別情報削除依頼通知工程により前記撮像装置の識別情報を削除することの依頼可否を設定可能とすることを特徴とする。
上記目的を達成するため、請求項10記載の発明は、前記撮像装置は更に機種種別通知工程を備え、前記通信装置は前記機種種別通知工程からの機種種別通知に応じて、前記識別情報削除工程により前記撮像装置の識別情報を削除することの可否を判定することを特徴とする。
上記目的を達成するため、請求項11記載の発明は、前記機種種別通知が回収型の撮像装置を表す通知であり、前記可否の判定が前記回収型の撮像装置を表す通知において前記撮像装置の識別情報を削除する判定であることを特徴とする。
上記目的を達成するため、請求項12記載の発明は、前記通信装置は更に識別情報削除設定工程を備え、前記識別情報削除工程により前記識別情報管理工程から前記撮像装置の識別情報を削除することの可否を設定可能とすることを特徴とする。
上記目的を達成するため、請求項13記載の発明は、撮像装置と通信装置が相互に通信可能に構成された撮像システムを制御する制御プログラムを格納した記憶媒体であって、該制御プログラムが、前記撮像装置において、前記撮像装置の識別情報を前記通信装置に通知する識別情報通知工程と、前記通信装置において、前記撮像装置との認証を行う認証工程と、前記認証工程での認証結果に応じて前記撮像装置の識別情報を登録管理する識別情報管理工程と、前記認証工程での認証結果に応じて認証開始からの日時経過を判定する認証経過日時判定工程と、前記認証経過日時判定工程の判定結果に応じて前記識別情報管理工程から前記撮像装置の識別情報を削除する識別情報削除工程のコードを具備することを特徴とする。
上記目的を達成するため、請求項14記載の発明は、撮像装置と通信装置が相互に通信可能に構成された撮像システムを制御する制御プログラムを格納した記憶媒体であって、該制御プログラムが、前記撮像装置において、前記撮像装置の識別情報を前記通信装置に通知する識別情報通知工程と、前記通信装置との認証を行う第1の認証工程と、前記第1の認証工程での認証結果に応じて認証開始からの日時経過を判定する認証経過日時判定工程と、前記認証経過日時判定工程の判定結果に応じて前記通知した撮像装置の識別情報の削除を前記通信装置に依頼する識別情報削除依頼通知工程と、前記通信装置において、前記撮像装置との認証を行う第2の認証工程と、前記第2の認証工程での認証結果に応じて前記撮像装置の識別情報を登録管理する識別情報管理工程と、前記識別情報削除依頼通知工程からの前記撮像装置の識別情報の削除依頼通知に応じて前記識別情報管理工程から前記撮像装置の識別情報を削除する識別情報削除工程のコードを具備することを特徴とする。
上記目的を達成するため、請求項15記載の発明は、前記撮像装置は更に識別情報削除設定工程を備え、前記識別情報削除依頼通知工程により前記撮像装置の識別情報を削除することの依頼可否を設定可能とすることを特徴とする。
上記目的を達成するため、請求項16記載の発明は、前記撮像装置は更に機種種別通知工程を備え、前記通信装置は前記機種種別通知工程からの機種種別通知に応じて、前記識別情報削除工程により前記撮像装置の識別情報を削除することの可否を判定することを特徴とする。
上記目的を達成するため、請求項17記載の発明は、前記機種種別通知が回収型の撮像装置を表す通知であり、前記可否の判定が前記回収型の撮像装置を表す通知において前記撮像装置の識別情報を削除する判定であることを特徴とする。
上記目的を達成するため、請求項18記載の発明は、前記通信装置は更に識別情報削除設定工程を備え、前記識別情報削除工程により前記識別情報管理工程から前記撮像装置の識別情報を削除することの可否を設定可能とすることを特徴とする。
上記目的を達成するため、請求項19記載の発明は、撮像装置と通信可能に構成された通信装置であって、前記撮像装置との認証を行う認証手段と、前記認証手段での認証結果に応じて、前記撮像装置から通知された前記撮像装置の識別情報を登録管理する識別情報管理手段と、前記認証手段での認証結果に応じて認証開始からの日時経過を判定する認証経過日時判定手段と、前記認証経過日時判定手段の判定結果に応じて前記識別情報管理手段から前記撮像装置の識別情報を削除する識別情報削除手段とを有することを特徴とする。
上記目的を達成するため、請求項20記載の発明は、撮像装置と通信可能に構成された通信装置であって、前記撮像装置との認証を行う認証手段と、前記認証手段での認証結果に応じて前記撮像装置から通知された前記撮像装置の識別情報を登録管理する識別情報管理手段と、前記撮像装置と前記通信装置との間の認証開始からの日時経過に伴い前記撮像装置から通知された前記撮像装置の識別情報の削除依頼通知に応じて前記識別情報管理手段から前記撮像装置の識別情報を削除する識別情報削除手段とを有することを特徴とする。
上記目的を達成するため、請求項21記載の発明は、前記通信装置は前記撮像装置からの機種種別通知に応じて、前記識別情報削除手段により前記識別情報管理手段から前記撮像装置の識別情報を削除することの可否を判定することを特徴とする。
上記目的を達成するため、請求項22記載の発明は、前記機種種別通知が回収型の撮像装置を表す通知であり、前記可否の判定が前記回収型の撮像装置を表す通知において前記撮像装置の識別情報を削除する判定であることを特徴とする。
上記目的を達成するため、請求項23記載の発明は、前記通信装置は更に識別情報削除設定手段を備え、前記識別情報削除手段により前記識別情報管理手段から前記撮像装置の識別情報を削除することの可否を設定可能とすることを特徴とする。
上記目的を達成するため、請求項24記載の発明は、撮像装置と通信可能に構成された通信装置の制御方法であって、前記撮像装置との認証を行う認証工程と、前記認証工程での認証結果に応じて、前記撮像装置から通知された前記撮像装置の識別情報を登録管理する識別情報管理工程と、前記認証工程での認証結果に応じて認証開始からの日時経過を判定する認証経過日時判定工程と、前記認証経過日時判定工程の判定結果に応じて前記識別情報管理工程から前記撮像装置の識別情報を削除する識別情報削除工程とを有することを特徴とする。
上記目的を達成するため、請求項25記載の発明は、撮像装置と通信可能に構成された通信装置の制御方法であって、前記撮像装置との認証を行う認証工程と、前記認証工程での認証結果に応じて前記撮像装置から通知された前記撮像装置の識別情報を登録管理する識別情報管理工程と、前記撮像装置と前記通信装置との間の認証開始からの日時経過に伴い前記撮像装置から通知された前記撮像装置の識別情報の削除依頼通知に応じて前記撮像装置の識別情報を削除する識別情報削除工程とを有することを特徴とする。
上記目的を達成するため、請求項26記載の発明は、前記通信装置は前記撮像装置からの機種種別通知に応じて、前記識別情報削除工程により前記撮像装置の識別情報を削除することの可否を判定することを特徴とする。
上記目的を達成するため、請求項27記載の発明は、前記機種種別通知が回収型の撮像装置を表す通知であり、前記可否の判定が前記回収型の撮像装置を表す通知において前記撮像装置の識別情報を削除する判定であることを特徴とする。
上記目的を達成するため、請求項28記載の発明は、前記通信装置は更に識別情報削除設定工程を備え、前記識別情報削除工程により前記撮像装置の識別情報を削除することの可否を設定可能とすることを特徴とする。
上記目的を達成するため、請求項29記載の発明は、撮像装置と通信可能に構成された通信装置を制御する制御プログラムを格納した記憶媒体であって、該制御プログラムが、前記撮像装置との認証を行う認証工程と、前記認証工程での認証結果に応じて、前記撮像装置から通知された前記撮像装置の識別情報を登録管理する識別情報管理工程と、前記認証工程での認証結果に応じて認証開始からの日時経過を判定する認証経過日時判定工程と、前記認証経過日時判定工程の判定結果に応じて前記識別情報管理工程から前記撮像装置の識別情報を削除する識別情報削除工程のコードを具備することを特徴とする。
上記目的を達成するため、請求項30記載の発明は、撮像装置と通信可能に構成された通信装置を制御する制御プログラムを格納した記憶媒体であって、該制御プログラムが、前記撮像装置との認証を行う認証工程と、前記認証工程での認証結果に応じて前記撮像装置から通知された前記撮像装置の識別情報を登録管理する識別情報管理工程と、前記撮像装置と前記通信装置との間の認証開始からの日時経過に伴い前記撮像装置から通知された前記撮像装置の識別情報の削除依頼通知に応じて前記撮像装置の識別情報を削除する識別情報削除工程のコードを具備することを特徴とする。
上記目的を達成するため、請求項31記載の発明は、前記通信装置は前記撮像装置からの機種種別通知に応じて、前記識別情報削除工程により前記撮像装置の識別情報を削除することの可否を判定することを特徴とする。
上記目的を達成するため、請求項32記載の発明は、前記機種種別通知が回収型の撮像装置を表す通知であり、前記可否の判定が前記回収型の撮像装置を表す通知において前記撮像装置の識別情報を削除する判定であることを特徴とする。
上記目的を達成するため、請求項33記載の発明は、前記通信装置は更に識別情報削除設定工程を備え、前記識別情報削除工程により前記撮像装置の識別情報を削除することの可否を設定可能とすることを特徴とする。
上記目的を達成するため、請求項34記載の発明は、通信装置と通信可能に構成された撮像装置であって、撮像手段と、前記撮像装置の識別情報を前記通信装置に通知する識別情報通知手段とを有し、前記通信装置が、前記撮像装置との認証結果に応じて前記撮像装置の識別情報を登録管理し、前記撮像装置との認証結果によって認証開始からの日時経過を判定した結果に応じて前記撮像装置の識別情報を削除することを特徴とする。
上記目的を達成するため、請求項35記載の発明は、通信装置と通信可能に構成された撮像装置であって、撮像手段と、前記撮像装置の識別情報を前記通信装置に通知する識別情報通知手段と、前記通信装置との認証を行う認証手段と、前記認証手段での認証結果に応じて認証開始からの日時経過を判定する認証経過日時判定手段と、前記認証経過日時判定手段の判定結果に応じて前記通知した撮像装置の識別情報の削除を前記通信装置に依頼する識別情報削除依頼通知手段とを有し、前記通信装置が、前記撮像装置との認証結果に応じて前記撮像装置の識別情報を登録管理し、前記識別情報削除依頼通知手段からの前記撮像装置の識別情報の削除依頼通知に応じて前記撮像装置の識別情報を削除することを特徴とする。
上記目的を達成するため、請求項36記載の発明は、前記撮像装置は更に識別情報削除設定手段を備え、前記識別情報削除依頼通知手段により前記識別情報管理手段から前記撮像装置の識別情報を削除することの依頼可否を設定可能とすることを特徴とする。
上記目的を達成するため、請求項37記載の発明は、前記撮像装置は更に機種種別通知手段を備え、前記通信装置が前記機種種別通知手段からの機種種別通知に応じて前記撮像装置の識別情報を削除することの可否を判定することを特徴とする。
上記目的を達成するため、請求項38記載の発明は、前記機種種別通知が回収型の撮像装置を表す通知であり、前記可否の判定が前記回収型の撮像装置を表す通知において前記撮像装置の識別情報を削除する判定であることを特徴とする。
上記目的を達成するため、請求項39記載の発明は、通信装置と通信可能に構成された撮像装置の制御方法であって、前記撮像装置の識別情報を前記通信装置に通知する識別情報通知工程を有し、前記通信装置が、前記撮像装置との認証結果に応じて前記撮像装置の識別情報を登録管理し、前記撮像装置との認証結果によって認証開始からの日時経過を判定した結果に応じて前記撮像装置の識別情報を削除することを特徴とする。
上記目的を達成するため、請求項40記載の発明は、通信装置と通信可能に構成された撮像装置の制御方法であって、前記撮像装置の識別情報を前記通信装置に通知する識別情報通知工程と、前記通信装置との認証を行う認証工程と、前記認証工程での認証結果に応じて認証開始からの日時経過を判定する認証経過日時判定工程と、前記認証経過日時判定工程の判定結果に応じて前記通知した撮像装置の識別情報の削除を前記通信装置に依頼する識別情報削除依頼通知工程とを有し、前記通信装置が、前記撮像装置との認証結果に応じて前記撮像装置の識別情報を登録管理し、前記識別情報削除依頼通知工程での前記撮像装置の識別情報の削除依頼通知に応じて前記撮像装置の識別情報を削除することを特徴とする。
上記目的を達成するため、請求項41記載の発明は、前記撮像装置は更に識別情報削除設定工程を備え、前記識別情報削除依頼通知工程により前記識別情報管理工程での前記撮像装置の識別情報を削除することの依頼可否を設定可能とすることを特徴とする。
上記目的を達成するため、請求項42記載の発明は、前記撮像装置は更に機種種別通知工程を備え、前記通信装置が前記機種種別通知工程での機種種別通知に応じて前記撮像装置の識別情報を削除することの可否を判定することを特徴とする。
上記目的を達成するため、請求項43記載の発明は、前記機種種別通知が回収型の撮像装置を表す通知であり、前記可否の判定が前記回収型の撮像装置を表す通知において前記撮像装置の識別情報を削除する判定であることを特徴とする。
上記目的を達成するため、請求項44記載の発明は、通信装置と通信可能に構成された撮像装置を制御する制御プログラムを格納した記憶媒体であって、該制御プログラムが、前記撮像装置の識別情報を前記通信装置に通知する識別情報通知工程のコードを具備し、前記通信装置が、前記撮像装置との認証結果に応じて前記撮像装置の識別情報を登録管理し、前記撮像装置との認証結果によって認証開始からの日時経過を判定した結果に応じて前記撮像装置の識別情報を削除することを特徴とする。
上記目的を達成するため、請求項45記載の発明は、通信装置と通信可能に構成された撮像装置を制御する制御プログラムを格納した記憶媒体であって、該制御プログラムが、前記撮像装置の識別情報を前記通信装置に通知する識別情報通知工程と、前記通信装置との認証を行う認証工程と、前記認証工程での認証結果に応じて認証開始からの日時経過を判定する認証経過日時判定工程と、前記認証経過日時判定工程の判定結果に応じて前記通知した撮像装置の識別情報の削除を前記通信装置に依頼する識別情報削除依頼通知工程のコードを具備し、前記通信装置が、前記撮像装置との認証結果に応じて前記撮像装置の識別情報を登録管理し、前記識別情報削除依頼通知工程での前記撮像装置の識別情報の削除依頼通知に応じて前記撮像装置の識別情報を削除することを特徴とする。
上記目的を達成するため、請求項46記載の発明は、前記撮像装置は更に識別情報削除設定工程を備え、前記識別情報削除依頼通知工程により前記識別情報管理工程での前記撮像装置の識別情報を削除することの依頼可否を設定可能とすることを特徴とする。
上記目的を達成するため、請求項47記載の発明は、前記撮像装置は更に機種種別通知工程を備え、前記通信装置が前記機種種別通知工程での機種種別通知に応じて前記撮像装置の識別情報を削除することの可否を判定することを特徴とする。
上記目的を達成するため、請求項48記載の発明は、前記機種種別通知が回収型の撮像装置を表す通知であり、前記可否の判定が前記回収型の撮像装置を表す通知において前記撮像装置の識別情報を削除する判定であることを特徴とする。
上記手段により、回収型カメラである撮像装置を販売店で新たに購入して撮影を行い、撮影を終えてプリントラボに撮像装置を渡すことを繰り返した場合に、不要となった撮像装置の機器アドレスが次々と登録されて残ったままとなり、この場合、これらの機器アドレスを備えた撮像装置が工場に送られて整備された後に新たに第三者に販売されて使用されると、これらの機器アドレスを備えた撮像装置は認証の必要なく通信装置に接続可能なままであり、不正アクセスの恐れがあるという問題の無い撮像システム及びその制御方法及び記憶媒体を提供することが可能となる。
以上の説明から容易に理解できるように、請求項1記載の発明によれば、撮像装置と通信装置が相互に通信可能に構成された撮像システムであって、前記撮像装置は、撮像手段と、前記撮像装置の識別情報を前記通信装置に通知する識別情報通知手段とを有し、前記通信装置は、前記撮像装置との認証を行う認証手段と、前記認証手段での認証結果に応じて前記撮像装置の識別情報を登録管理する識別情報管理手段と、前記認証手段での認証結果に応じて認証開始からの日時経過を判定する認証経過日時判定手段と、前記認証経過日時判定手段の判定結果に応じて前記識別情報管理手段から前記撮像装置の識別情報を削除する識別情報削除手段とを有することを特徴とする撮像システムを提供することが可能となる。
請求項2記載の発明によれば、撮像装置と通信装置が相互に通信可能に構成された撮像システムであって、前記撮像装置は、撮像手段と、前記撮像装置の識別情報を前記通信装置に通知する識別情報通知手段と、前記通信装置との認証を行う第1の認証手段と、前記第1の認証手段での認証結果に応じて認証開始からの日時経過を判定する認証経過日時判定手段と、前記認証経過日時判定手段の判定結果に応じて前記通知した撮像装置の識別情報の削除を前記通信装置に依頼する識別情報削除依頼通知手段とを有し、前記通信装置は、前記撮像装置との認証を行う第2の認証手段と、前記第2の認証手段での認証結果に応じて前記撮像装置の識別情報を登録管理する識別情報管理手段と、前記識別情報削除依頼通知手段からの前記撮像装置の識別情報の削除依頼通知に応じて前記識別情報管理手段から前記撮像装置の識別情報を削除する識別情報削除手段とを有することを特徴とする撮像システムを提供することが可能となる。
請求項3記載の発明によれば、前記撮像装置は更に識別情報削除設定手段を備え、前記識別情報削除依頼通知手段により前記識別情報管理手段から前記撮像装置の識別情報を削除することの依頼可否を設定可能とすることを特徴とする撮像システムを提供することが可能となる。
請求項4記載の発明によれば、前記撮像装置は更に機種種別通知手段を備え、前記通信装置は前記機種種別通知手段からの機種種別通知に応じて、前記識別情報削除手段により前記識別情報管理手段から前記撮像装置の識別情報を削除することの可否を判定することを特徴とする撮像システムを提供することが可能となる。
請求項5記載の発明によれば、前記機種種別通知が回収型の撮像装置を表す通知であり、前記可否の判定が前記回収型の撮像装置を表す通知において前記撮像装置の識別情報を削除する判定であることを特徴とする撮像システムを提供することが可能となる。
請求項6記載の発明によれば、前記通信装置は更に識別情報削除設定手段を備え、前記識別情報削除手段により前記識別情報管理手段から前記撮像装置の識別情報を削除することの可否を設定可能とすることを特徴とする撮像システムを提供することが可能となる。
請求項7記載の発明によれば、撮像装置と通信装置が相互に通信可能に構成された撮像システムの制御方法であって、前記撮像装置において、前記撮像装置の識別情報を前記通信装置に通知する識別情報通知工程と、前記通信装置において、前記撮像装置との認証を行う認証工程と、前記認証工程での認証結果に応じて前記撮像装置の識別情報を登録管理する識別情報管理工程と、前記認証工程での認証結果に応じて認証開始からの日時経過を判定する認証経過日時判定工程と、前記認証経過日時判定工程の判定結果に応じて前記識別情報管理工程から前記撮像装置の識別情報を削除する識別情報削除工程とを有することを特徴とする撮像システムの制御方法を提供することが可能となる。
請求項8記載の発明によれば、撮像装置と通信装置が相互に通信可能に構成された撮像システムの制御方法であって、前記撮像装置において、前記撮像装置の識別情報を前記通信装置に通知する識別情報通知工程と、前記通信装置との認証を行う第1の認証工程と、前記第1の認証工程での認証結果に応じて認証開始からの日時経過を判定する認証経過日時判定工程と、前記認証経過日時判定工程の判定結果に応じて前記通知した撮像装置の識別情報の削除を前記通信装置に依頼する識別情報削除依頼通知工程と、前記通信装置において、前記撮像装置との認証を行う第2の認証工程と、前記第2の認証工程での認証結果に応じて前記撮像装置の識別情報を登録管理する識別情報管理工程と、前記識別情報削除依頼通知工程からの前記撮像装置の識別情報の削除依頼通知に応じて前記識別情報管理工程から前記撮像装置の識別情報を削除する識別情報削除工程とを有することを特徴とする撮像システムの制御方法を提供することが可能となる。
請求項9記載の発明によれば、前記撮像装置は更に識別情報削除設定工程を備え、前記識別情報削除依頼通知工程により前記撮像装置の識別情報を削除することの依頼可否を設定可能とすることを特徴とする撮像システムの制御方法を提供することが可能となる。
請求項10記載の発明によれば、前記撮像装置は更に機種種別通知工程を備え、前記通信装置は前記機種種別通知工程からの機種種別通知に応じて、前記識別情報削除工程により前記撮像装置の識別情報を削除することの可否を判定することを特徴とする撮像システムの制御方法を提供することが可能となる。
請求項11記載の発明によれば、前記機種種別通知が回収型の撮像装置を表す通知であり、前記可否の判定が前記回収型の撮像装置を表す通知において前記撮像装置の識別情報を削除する判定であることを特徴とする撮像システムの制御方法を提供することが可能となる。
請求項12記載の発明によれば、前記通信装置は更に識別情報削除設定工程を備え、前記識別情報削除工程により前記識別情報管理工程から前記撮像装置の識別情報を削除することの可否を設定可能とすることを特徴とする撮像システムの制御方法を提供することが可能となる。
請求項13記載の発明によれば、撮像装置と通信装置が相互に通信可能に構成された撮像システムを制御する制御プログラムを格納した記憶媒体であって、該制御プログラムが、前記撮像装置において、前記撮像装置の識別情報を前記通信装置に通知する識別情報通知工程と、前記通信装置において、前記撮像装置との認証を行う認証工程と、前記認証工程での認証結果に応じて前記撮像装置の識別情報を登録管理する識別情報管理工程と、前記認証工程での認証結果に応じて認証開始からの日時経過を判定する認証経過日時判定工程と、前記認証経過日時判定工程の判定結果に応じて前記識別情報管理工程から前記撮像装置の識別情報を削除する識別情報削除工程のコードを具備することを特徴とする記憶媒体を提供することが可能となる。
請求項14記載の発明によれば、撮像装置と通信装置が相互に通信可能に構成された撮像システムを制御する制御プログラムを格納した記憶媒体であって、該制御プログラムが、前記撮像装置において、前記撮像装置の識別情報を前記通信装置に通知する識別情報通知工程と、前記通信装置との認証を行う第1の認証工程と、前記第1の認証工程での認証結果に応じて認証開始からの日時経過を判定する認証経過日時判定工程と、前記認証経過日時判定工程の判定結果に応じて前記通知した撮像装置の識別情報の削除を前記通信装置に依頼する識別情報削除依頼通知工程と、前記通信装置において、前記撮像装置との認証を行う第2の認証工程と、前記第2の認証工程での認証結果に応じて前記撮像装置の識別情報を登録管理する識別情報管理工程と、前記識別情報削除依頼通知工程からの前記撮像装置の識別情報の削除依頼通知に応じて前記識別情報管理工程から前記撮像装置の識別情報を削除する識別情報削除工程のコードを具備することを特徴とする記憶媒体を提供することが可能となる。
請求項15記載の発明によれば、前記撮像装置は更に識別情報削除設定工程を備え、前記識別情報削除依頼通知工程により前記撮像装置の識別情報を削除することの依頼可否を設定可能とすることを特徴とする記憶媒体を提供することが可能となる。
請求項16記載の発明によれば、前記撮像装置は更に機種種別通知工程を備え、前記通信装置は前記機種種別通知工程からの機種種別通知に応じて、前記識別情報削除工程により前記撮像装置の識別情報を削除することの可否を判定することを特徴とする記憶媒体を提供することが可能となる。
請求項17記載の発明によれば、前記機種種別通知が回収型の撮像装置を表す通知であり、前記可否の判定が前記回収型の撮像装置を表す通知において前記撮像装置の識別情報を削除する判定であることを特徴とする記憶媒体を提供することが可能となる。
請求項18記載の発明によれば、前記通信装置は更に識別情報削除設定工程を備え、前記識別情報削除工程により前記識別情報管理工程から前記撮像装置の識別情報を削除することの可否を設定可能とすることを特徴とする記憶媒体を提供することが可能となる。
請求項19記載の発明によれば、撮像装置と通信可能に構成された通信装置であって、前記撮像装置との認証を行う認証手段と、前記認証手段での認証結果に応じて、前記撮像装置から通知された前記撮像装置の識別情報を登録管理する識別情報管理手段と、前記認証手段での認証結果に応じて認証開始からの日時経過を判定する認証経過日時判定手段と、前記認証経過日時判定手段の判定結果に応じて前記識別情報管理手段から前記撮像装置の識別情報を削除する識別情報削除手段とを有することを特徴とする通信装置を提供することが可能となる。
請求項20記載の発明によれば、撮像装置と通信可能に構成された通信装置であって、前記撮像装置との認証を行う認証手段と、前記認証手段での認証結果に応じて前記撮像装置から通知された前記撮像装置の識別情報を登録管理する識別情報管理手段と、前記撮像装置と前記通信装置との間の認証開始からの日時経過に伴い前記撮像装置から通知された前記撮像装置の識別情報の削除依頼通知に応じて前記識別情報管理手段から前記撮像装置の識別情報を削除する識別情報削除手段とを有することを特徴とする通信装置を提供することが可能となる。
請求項21記載の発明によれば、前記通信装置は前記撮像装置からの機種種別通知に応じて、前記識別情報削除手段により前記識別情報管理手段から前記撮像装置の識別情報を削除することの可否を判定することを特徴とする通信装置を提供することが可能となる。
請求項22記載の発明によれば、前記機種種別通知が回収型の撮像装置を表す通知であり、前記可否の判定が前記回収型の撮像装置を表す通知において前記撮像装置の識別情報を削除する判定であることを特徴とする通信装置を提供することが可能となる。
請求項23記載の発明によれば、前記通信装置は更に識別情報削除設定手段を備え、前記識別情報削除手段により前記識別情報管理手段から前記撮像装置の識別情報を削除することの可否を設定可能とすることを特徴とする通信装置を提供することが可能となる。
請求項24記載の発明によれば、撮像装置と通信可能に構成された通信装置の制御方法であって、前記撮像装置との認証を行う認証工程と、前記認証工程での認証結果に応じて、前記撮像装置から通知された前記撮像装置の識別情報を登録管理する識別情報管理工程と、前記認証工程での認証結果に応じて認証開始からの日時経過を判定する認証経過日時判定工程と、前記認証経過日時判定工程の判定結果に応じて前記識別情報管理工程から前記撮像装置の識別情報を削除する識別情報削除工程とを有することを特徴とする通信装置の制御方法を提供することが可能となる。
請求項25記載の発明によれば、撮像装置と通信可能に構成された通信装置の制御方法であって、前記撮像装置との認証を行う認証工程と、前記認証工程での認証結果に応じて前記撮像装置から通知された前記撮像装置の識別情報を登録管理する識別情報管理工程と、前記撮像装置と前記通信装置との間の認証開始からの日時経過に伴い前記撮像装置から通知された前記撮像装置の識別情報の削除依頼通知に応じて前記撮像装置の識別情報を削除する識別情報削除工程とを有することを特徴とする通信装置の制御方法を提供することが可能となる。
請求項26記載の発明によれば、前記通信装置は前記撮像装置からの機種種別通知に応じて、前記識別情報削除工程により前記撮像装置の識別情報を削除することの可否を判定することを特徴とする通信装置の制御方法を提供することが可能となる。
請求項27記載の発明によれば、前記機種種別通知が回収型の撮像装置を表す通知であり、前記可否の判定が前記回収型の撮像装置を表す通知において前記撮像装置の識別情報を削除する判定であることを特徴とする通信装置の制御方法を提供することが可能となる。
請求項28記載の発明によれば、前記通信装置は更に識別情報削除設定工程を備え、前記識別情報削除工程により前記撮像装置の識別情報を削除することの可否を設定可能とすることを特徴とする通信装置の制御方法を提供することが可能となる。
請求項29記載の発明によれば、撮像装置と通信可能に構成された通信装置を制御する制御プログラムを格納した記憶媒体であって、該制御プログラムが、前記撮像装置との認証を行う認証工程と、前記認証工程での認証結果に応じて、前記撮像装置から通知された前記撮像装置の識別情報を登録管理する識別情報管理工程と、前記認証工程での認証結果に応じて認証開始からの日時経過を判定する認証経過日時判定工程と、前記認証経過日時判定工程の判定結果に応じて前記識別情報管理工程から前記撮像装置の識別情報を削除する識別情報削除工程のコードを具備することを特徴とする記憶媒体を提供することが可能となる。
請求項30記載の発明によれば、撮像装置と通信可能に構成された通信装置を制御する制御プログラムを格納した記憶媒体であって、該制御プログラムが、前記撮像装置との認証を行う認証工程と、前記認証工程での認証結果に応じて前記撮像装置から通知された前記撮像装置の識別情報を登録管理する識別情報管理工程と、前記撮像装置と前記通信装置との間の認証開始からの日時経過に伴い前記撮像装置から通知された前記撮像装置の識別情報の削除依頼通知に応じて前記撮像装置の識別情報を削除する識別情報削除工程のコードを具備することを特徴とする記憶媒体を提供することが可能となる。
請求項31記載の発明によれば、前記通信装置は前記撮像装置からの機種種別通知に応じて、前記識別情報削除工程により前記撮像装置の識別情報を削除することの可否を判定することを特徴とする記憶媒体を提供することが可能となる。
請求項32記載の発明によれば、前記機種種別通知が回収型の撮像装置を表す通知であり、前記可否の判定が前記回収型の撮像装置を表す通知において前記撮像装置の識別情報を削除する判定であることを特徴とする記憶媒体を提供することが可能となる。
請求項33記載の発明によれば、前記通信装置は更に識別情報削除設定工程を備え、前記識別情報削除工程により前記撮像装置の識別情報を削除することの可否を設定可能とすることを特徴とする記憶媒体を提供することが可能となる。
請求項34記載の発明によれば、通信装置と通信可能に構成された撮像装置であって、撮像手段と、前記撮像装置の識別情報を前記通信装置に通知する識別情報通知手段とを有し、前記通信装置が、前記撮像装置との認証結果に応じて前記撮像装置の識別情報を登録管理し、前記撮像装置との認証結果によって認証開始からの日時経過を判定した結果に応じて前記撮像装置の識別情報を削除することを特徴とする撮像装置を提供することが可能となる。
請求項35記載の発明によれば、通信装置と通信可能に構成された撮像装置であって、撮像手段と、前記撮像装置の識別情報を前記通信装置に通知する識別情報通知手段と、前記通信装置との認証を行う認証手段と、前記認証手段での認証結果に応じて認証開始からの日時経過を判定する認証経過日時判定手段と、前記認証経過日時判定手段の判定結果に応じて前記通知した撮像装置の識別情報の削除を前記通信装置に依頼する識別情報削除依頼通知手段とを有し、前記通信装置が、前記撮像装置との認証結果に応じて前記撮像装置の識別情報を登録管理し、前記識別情報削除依頼通知手段からの前記撮像装置の識別情報の削除依頼通知に応じて前記撮像装置の識別情報を削除することを特徴とする撮像装置を提供することが可能となる。
請求項36記載の発明によれば、前記撮像装置は更に識別情報削除設定手段を備え、前記識別情報削除依頼通知手段により前記識別情報管理手段から前記撮像装置の識別情報を削除することの依頼可否を設定可能とすることを特徴とする撮像装置を提供することが可能となる。
請求項37記載の発明によれば、前記撮像装置は更に機種種別通知手段を備え、前記通信装置が前記機種種別通知手段からの機種種別通知に応じて前記撮像装置の識別情報を削除することの可否を判定することを特徴とする撮像装置を提供することが可能となる。
請求項38記載の発明によれば、前記機種種別通知が回収型の撮像装置を表す通知であり、前記可否の判定が前記回収型の撮像装置を表す通知において前記撮像装置の識別情報を削除する判定であることを特徴とする撮像装置を提供することが可能となる。
請求項39記載の発明によれば、通信装置と通信可能に構成された撮像装置の制御方法であって、前記撮像装置の識別情報を前記通信装置に通知する識別情報通知工程を有し、前記通信装置が、前記撮像装置との認証結果に応じて前記撮像装置の識別情報を登録管理し、前記撮像装置との認証結果によって認証開始からの日時経過を判定した結果に応じて前記撮像装置の識別情報を削除することを特徴とする撮像装置の制御方法を提供することが可能となる。
請求項40記載の発明によれば、通信装置と通信可能に構成された撮像装置の制御方法であって、前記撮像装置の識別情報を前記通信装置に通知する識別情報通知工程と、前記通信装置との認証を行う認証工程と、前記認証工程での認証結果に応じて認証開始からの日時経過を判定する認証経過日時判定工程と、前記認証経過日時判定工程の判定結果に応じて前記通知した撮像装置の識別情報の削除を前記通信装置に依頼する識別情報削除依頼通知工程とを有し、前記通信装置が、前記撮像装置との認証結果に応じて前記撮像装置の識別情報を登録管理し、前記識別情報削除依頼通知工程での前記撮像装置の識別情報の削除依頼通知に応じて前記撮像装置の識別情報を削除することを特徴とする撮像装置の制御方法を提供することが可能となる。
請求項41記載の発明によれば、前記撮像装置は更に識別情報削除設定工程を備え、前記識別情報削除依頼通知工程により前記識別情報管理工程での前記撮像装置の識別情報を削除することの依頼可否を設定可能とすることを特徴とする撮像装置の制御方法を提供することが可能となる。
請求項42記載の発明によれば、前記撮像装置は更に機種種別通知工程を備え、前記通信装置が前記機種種別通知工程での機種種別通知に応じて前記撮像装置の識別情報を削除することの可否を判定することを特徴とする撮像装置の制御方法を提供することが可能となる。
請求項43記載の発明によれば、前記機種種別通知が回収型の撮像装置を表す通知であり、前記可否の判定が前記回収型の撮像装置を表す通知において前記撮像装置の識別情報を削除する判定であることを特徴とする撮像装置の制御方法を提供することが可能となる。
請求項44記載の発明によれば、通信装置と通信可能に構成された撮像装置を制御する制御プログラムを格納した記憶媒体であって、該制御プログラムが、前記撮像装置の識別情報を前記通信装置に通知する識別情報通知工程のコードを具備し、前記通信装置が、前記撮像装置との認証結果に応じて前記撮像装置の識別情報を登録管理し、前記撮像装置との認証結果によって認証開始からの日時経過を判定した結果に応じて前記撮像装置の識別情報を削除することを特徴とする記憶媒体を提供することが可能となる。
請求項45記載の発明によれば、通信装置と通信可能に構成された撮像装置を制御する制御プログラムを格納した記憶媒体であって、該制御プログラムが、前記撮像装置の識別情報を前記通信装置に通知する識別情報通知工程と、前記通信装置との認証を行う認証工程と、前記認証工程での認証結果に応じて認証開始からの日時経過を判定する認証経過日時判定工程と、前記認証経過日時判定工程の判定結果に応じて前記通知した撮像装置の識別情報の削除を前記通信装置に依頼する識別情報削除依頼通知工程のコードを具備し、前記通信装置が、前記撮像装置との認証結果に応じて前記撮像装置の識別情報を登録管理し、前記識別情報削除依頼通知工程での前記撮像装置の識別情報の削除依頼通知に応じて前記撮像装置の識別情報を削除することを特徴とする記憶媒体を提供することが可能となる。
請求項46記載の発明によれば、前記撮像装置は更に識別情報削除設定工程を備え、前記識別情報削除依頼通知工程により前記識別情報管理工程での前記撮像装置の識別情報を削除することの依頼可否を設定可能とすることを特徴とする記憶媒体を提供することが可能となる。
請求項47記載の発明によれば、前記撮像装置は更に機種種別通知工程を備え、前記通信装置が前記機種種別通知工程での機種種別通知に応じて前記撮像装置の識別情報を削除することの可否を判定することを特徴とする記憶媒体を提供することが可能となる。
請求項48記載の発明によれば、前記機種種別通知が回収型の撮像装置を表す通知であり、前記可否の判定が前記回収型の撮像装置を表す通知において前記撮像装置の識別情報を削除する判定であることを特徴とする記憶媒体を提供することが可能となる。
上記手段により、回収型カメラである撮像装置を販売店で新たに購入して撮影を行い、撮影を終えてプリントラボに撮像装置を渡すことを繰り返した場合に、不要となった撮像装置の機器アドレスが次々と登録されて残ったままとなり、この場合、これらの機器アドレスを備えた撮像装置が工場に送られて整備された後に新たに第三者に販売されて使用されると、これらの機器アドレスを備えた撮像装置は認証の必要なく通信装置に接続可能なままであり、不正アクセスの恐れがあるという問題の無い撮像システム及びその制御方法及び記憶媒体を提供することが可能となる。
以下本発明を実施するための最良の形態を、実施例により詳しく説明する。
(第1の実施例)
図1は、本発明の実施例における全体システム構成を示す図である。
100は電子カメラ等の撮像装置、450は撮像装置100を製造する工場、900は撮像装置100を販売する販売店、800は印刷装置(プリントサービス)である。
撮像装置100の使用者は、撮像装置100を販売店900で購入して撮影を行うと共に、撮影を終えた撮像装置100を印刷装置(プリントサービス)800に持ち込むことにより、写真プリント850を入手することが出来る。
上記構成を詳述すると、撮像装置100は、レンズ10を通して撮像した画像データを、撮像装置100に内蔵する不図示の記録媒体200に記録し、この画像データを記録した撮像装置100を、印刷装置(プリントサービス)800に宅急便(登録商標)等の輸送手段を用いて送付する或いは直接店頭に持ち込むことにより、印刷装置(プリントサービス)800において写真プリント850を印刷し、宅急便(登録商標)等の輸送手段を用いて或いは直接店頭で写真プリント850を受け取ることが可能である。
ここで、印刷装置(プリントサービス)800で何れの撮影画像データを何れのサイズ及び或いはレイアウト及び或いは枚数で印刷するかどうかをプリントオーダーファイルを用いて指定することが可能である。
この場合、撮像装置100において、撮影した画像データに対応したプリントオーダーファイルを作成し、撮像装置100に内蔵する記録媒体200に作成したプリントオーダーファイルを記録した状態で、この撮像装置100を印刷装置(プリントサービス)800に宅急便(登録商標)等の輸送手段を用いて送付する或いは直接店頭に持ち込むことにより、希望するサイズ、レイアウト、枚数で写真プリント850を印刷してもらうことが出来る。
300は携帯電話等の通信装置、400は画像ゲートウェイ等の画像情報管理装置、500は通常ユーザが使用するクライアントコンピュータ或いは携帯情報機器等の情報処理装置、600はインターネット、602はインターネットと画像情報管理装置(画像ゲートウェイ)400を接続するネットワーク、604はインターネットと情報処理装置(クライアントコンピュータ)500を接続するネットワーク、606はインターネットと印刷装置(プリントサービス)800を接続するネットワーク、610及び620は、インターネットに接続され、各種コンテンツ情報を格納配布するWWWサーバー、700は電話基地局等の携帯電話網を含むパケット網、702はパケット網700と画像情報管理装置(画像ゲートウェイ)400を接続するネットワークである。
上記構成を詳述すると、撮像装置100は、通信手段114、アンテナ116、アンテナ332、アンテナ330を介して、無線通信により通信装置300と画像やコマンドの送受をすることが可能に構成されている。
撮像装置100と通信装置300間の無線通信は、Bluetooth等のスペクトラム拡散方式などにより行われている。
また、通信装置300は、通信手段326、アンテナ328、不図示の通信基地局を含むパケット網700、ネットワーク702、画像情報管理装置400、ネットワーク602、インターネット600を介して、WWWサーバー610或いはWWWサーバー620或いは情報処理装置500或いは印刷装置800等の各種ネットワーク機器と画像やコマンドの送受をすることが可能に構成されている。
これにより、印刷装置(プリントサービス)800は、撮像装置100から、パケット網700、ネットワーク702、画像情報管理装置(画像ゲートウェイ)400、ネットワーク602、インターネット600、ネットワーク606を介して送信された画像データを印刷し、宅配便等の物流手段により撮像装置100の所有者に印刷した写真プリント850を届けることが可能である。
また、情報処理装置(クライアントコンピュータ)500は、撮像装置100から、パケット網700、ネットワーク702、画像情報管理装置(画像ゲートウェイ)400、ネットワーク602、インターネット600、ネットワーク604を介して送信された画像データを受け取ることが可能である。
撮像装置100は、工場450において製造或いは再整備され、宅配便等の物流手段により販売店900に出荷される。
ここで、工場450出荷時においては、撮像装置100の各種設定は初期状態に設定され、また拡張機能プログラムのダウンロード設定は初期状態つまり拡張機能プログラムが消去された状態に設定されている。
このように、販売店900において、撮像装置100の購入者は、常に同じ設定状態の撮像装置100を購入することが可能である。
そして、撮像装置100は、撮影を終えた後、必要に応じて、工場450に直接返送され、或いは販売店900を介して工場450に返送され、再整備を行った後、再び販売店900に出荷される。
図2は、本発明の実施例における撮像装置と通信装置のシステム構成を示す図である。
撮像装置100は通信手段114、アンテナ116を介して、通信装置300は通信手段330、アンテナ332を介して、無線通信により相互にコマンド、撮影画像を含むデータを送受している。
撮像装置100と通信装置300間の無線通信は、Bluetooth等のスペクトラム拡散方式などにより行われている。
撮像装置100は識別情報(機器アドレス)58を、通信装置300は識別情報(機器アドレス)356を備え、相互に認証を行うことにより、Bluetooth等のスペクトラム拡散方式などの通信方式によるコマンド、撮影画像を含むデータの通信が可能となる。
なお、認証処理はパスキーと呼ばれる共通の文字列を、撮像装置100の不図示の操作部70と通信装置300の操作手段362のそれぞれに入力し、入力されたそれらのパスキーを撮像装置100と通信装置300の二者間で照合することにより行われる。
一度、認証が行われれば、認証された機器アドレスは、撮像装置100の場合は登録機器情報一覧74に通信装置300の機器アドレスが、通信装置300の場合は登録機器情報一覧358に撮像装置100の機器アドレスが、それぞれ登録されるため、以降、毎回認証手続きを行う必要を省くことが可能である。
<撮像装置100の構成説明>
図3は、本発明の撮像装置100の詳細構成を示す図である。
10は撮影レンズ、12は絞り機能を備えるシャッター、14は光学像を電気信号に変換する撮像素子、16は撮像素子14のアナログ信号出力をディジタル信号に変換するA/D変換器である。
18は撮像素子14、A/D変換器16、D/A変換器26にクロック信号や制御信号を供給するタイミング発生回路であり、メモリ制御回路22及びシステム制御回路50により制御される。
20は画像処理回路であり、A/D変換器16からのデータ或いはメモリ制御回路22からのデータに対して所定の画素補間処理や色変換処理を行う。
また、画像処理回路20においては、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてシステム制御回路50が露光制御手段40、測距制御手段42に対して制御を行う、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理を行っている。
さらに、画像処理回路20においては、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も行っている。
22はメモリ制御回路であり、A/D変換器16、タイミング発生回路18、画像処理回路20、画像表示メモリ24、D/A変換器26、メモリ30、圧縮・伸長回路32を制御する。
A/D変換器16のデータが画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して、或いはA/D変換器16のデータが直接メモリ制御回路22を介して、画像表示メモリ24或いはメモリ30に書き込まれる。
24は画像表示メモリ、26はD/A変換器、28はTFT LCD等から成る画像表示部であり、画像表示メモリ24に書き込まれた表示用の画像データはD/A変換器26を介して画像表示部28により表示される。
画像表示部28を用いて撮像した画像データを逐次表示すれば、電子ファインダ機能を実現することが可能である。
また、画像表示部28は、システム制御回路50の指示により任意に表示をON/OFFすることが可能であり、表示をOFFにした場合には撮像装置100の電力消費を大幅に低減することが出来る。
30は撮影した静止画像や動画像を格納するためのメモリであり、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像を格納するのに十分な記憶量を備えている。
これにより、複数枚の静止画像を連続して撮影する連写撮影やパノラマ撮影の場合にも、高速かつ大量の画像書き込みをメモリ30に対して行うことが可能となる。
また、メモリ30はシステム制御回路50の作業領域としても使用することが可能である。
32は適応離散コサイン変換(ADCT)、ウェーブレット変換等により画像データを圧縮伸長する圧縮・伸長回路であり、メモリ30に格納された画像を読み込んで圧縮処理或いは伸長処理を行い、処理を終えたデータをメモリ30に書き込む。
40は絞り機能を備えるシャッター12を制御する露光制御手段であり、フラッシュ48と連携することによりフラッシュ調光機能も有するものである。
42は撮影レンズ10のフォーカシングを制御する測距制御手段、44は撮影レンズ10のズーミングを制御するズーム制御手段、46はバリアである保護手段102の動作を制御するバリア制御手段である。
48はフラッシュであり、AF補助光の投光機能、フラッシュ調光機能も有する。
露光制御手段40、測距制御手段42はTTL方式を用いて制御されており、撮像した画像データを画像処理回路20によって演算した演算結果に基づき、システム制御回路50が露光制御手段40、測距制御手段42に対して制御を行う。
50は撮像装置100全体を制御するシステム制御回路、52はシステム制御回路50の動作用の定数、変数、プログラム等を記憶するメモリである。
54はシステム制御回路50でのプログラムの実行に応じて、文字、画像、音声等を用いて動作状態やメッセージ等を表示する液晶表示装置、スピーカー等の表示部であり、撮像装置100の操作部近辺の視認し易い位置に単数或いは複数個所設置され、例えばLCDやLED、発音素子等の組み合わせにより構成されている。
また、表示部54は、その一部の機能が光学ファインダ104内に設置されている。
表示部54の表示内容のうち、LCD等に表示するものとしては、例えば、シングルショット/連写撮影表示、セルフタイマー表示、圧縮率表示、記録画素数表示、記録枚数表示、残撮影可能枚数表示、シャッタースピード表示、絞り値表示、露出補正表示、フラッシュ表示、赤目緩和表示、マクロ撮影表示、ブザー設定表示、時計用電池残量表示、電池残量表示、エラー表示、複数桁の数字による情報表示、記録媒体200及び210の着脱状態表示、通信I/F動作表示、日付・時刻表示、外部コンピュータとの接続状態を示す表示、等がある。
また、表示部54の表示内容のうち、光学ファインダ104内に表示するものとしては、例えば、合焦表示、撮影準備完了表示、手振れ警告表示、フラッシュ充電表示、フラッシュ充電完了表示、シャッタースピード表示、絞り値表示、露出補正表示、記録媒体書き込み動作表示、等がある。
さらに、表示部54の表示内容のうち、LED等に表示するものとしては、例えば、合焦表示、撮影準備完了表示、手振れ警告表示、手振れ警告表示、フラッシュ充電表示、フラッシュ充電完了表示、記録媒体書き込み動作表示、マクロ撮影設定通知表示、二次電池充電状態表示、等がある。
そして、表示部54の表示内容のうち、ランプ等に表示するものとしては、例えば、セルフタイマー通知ランプ、等がある。このセルフタイマー通知ランプは、AF補助光と共用して用いても良い。
56は電気的に消去・記録可能な不揮発性メモリであり、例えばEEPROM、フラッシュメモリ等が用いられる。
58は識別情報(機器アドレス)で、通信手段114、アンテナ116を介して通信装置300とBluetooth等による無線通信を行う際に、通信に先立って認証を行うための各種識別情報が格納されている。
60、62、64、70及び72は、システム制御回路50の各種の動作指示を入力するための操作手段であり、スイッチやダイアル、タッチパネル、視線検知によるポインティング、音声認識装置等の単数或いは複数の組み合わせで構成される。
ここで、これらの操作手段の具体的な説明を行う。
60は電源スイッチ(メインスイッチ)で、画像処理装置100の電源オン、電源オフの各モードを切り替え設定することが出来る。また、画像処理装置100に接続された各種付属装置の電源オン、電源オフの設定も合わせて切り替え設定することが出来る。
62はシャッタースイッチSW1で、不図示のシャッターボタンの操作途中でONとなり、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の動作開始を指示する。
64はシャッタースイッチSW2で、不図示のシャッターボタンの操作完了でONとなり、撮像素子14から読み出した信号をA/D変換器16、メモリ制御回路22を介してメモリ30に画像データを書き込む露光処理、画像処理回路20やメモリ制御回路22での演算を用いた現像処理、メモリ30から画像データを読み出し、圧縮・伸長回路32で圧縮を行い、記録媒体200に画像データを書き込む記録処理という一連の処理の動作開始を指示する。
70は各種ボタンやタッチパネル等からなる操作部で、メニューボタン、セットボタン、マクロボタン、マルチ画面再生改ページボタン、フラッシュ設定ボタン、単写/連写/セルフタイマー切り替えボタン、メニュー移動+(プラス)ボタン、メニュー移動−(マイナス)ボタン、再生画像移動+(プラス)ボタン、再生画像−(マイナス)ボタン、撮影画質選択ボタン、露出補正ボタン、日付/時間設定ボタン、画像表示ON/OFFボタン、圧縮モードスイッチ、撮影直後に撮影した画像データを画像表示部28を用いて自動再生表示するクイックレビュー機能を設定するクイックレビュースイッチ、撮影及び或いは再生及び或いは通信を実行する際に各種機能の選択及び切り替えを設定する選択/切り替えスイッチ、撮影及び或いは再生及び或いは通信を実行する際に各種機能の決定及び実行を設定する決定/実行スイッチ等がある。
なお、圧縮モードスイッチにおいては、JPEG(Joint Photographic Expert Gpoup)圧縮の圧縮率を選択するため、或いは撮像素子の信号をそのままディジタル化して記録媒体に記録するCCDRAWモードを選択するためのスイッチである。
JPEG圧縮のモードは、例えばノーマルモードとファインモードが用意されている。
撮像装置100の利用者は、撮影した画像のデータサイズを重視する場合はノーマルモードを、撮影した画像の画質を重視する場合はファインモードを、それぞれ選択して撮影を行うことが出来る。
JPEG圧縮のモードに於いては、撮像素子14から読み出されてA/D変換器16、画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して、メモリ30に書き込まれた画像データを読み出し、圧縮・伸長回路32により設定した圧縮率に圧縮し、必要に応じて暗号/復号回路34により所定の暗号化処理を行った後、記録媒体200に記録を行う。
CCDRAWモードでは、撮像素子14の色フィルタの画素配列に応じて、ライン毎にそのまま画像データを読み出して、A/D変換器16、メモリ制御回路22を介して、メモリ30に書き込まれた画像データを読み出し、必要に応じて暗号/復号回路34により所定の暗号化処理を行った後、記録媒体200に記録を行う。
72はモードダイアルスイッチで、自動撮影モード、撮影モード、パノラマ撮影モード、再生モード、マルチ画面再生・消去モード、PC接続モード等の各機能モードを切り替え設定することが出来る。
なお、本実施例の説明においては、特に、撮影モード、再生モードを撮像装置100が備える構成としている。
74は登録機器情報一覧で、通信装置300との間の認証が成功した場合に、通信装置300から取得した通信装置300の識別情報(機器アドレス)を登録するデータベースである。
なお、認証処理はパスキーと呼ばれる共通の文字列を、撮像装置100の操作部70と通信装置300の操作手段362のそれぞれに入力し、入力されたそれらのパスキーを撮像装置100と通信装置300の二者間で照合することにより行われる。
一度、認証が行われれば、認証された通信装置300の機器アドレスは、登録機器情報一覧74に登録されるため、通信装置300との間で毎回認証手続きを行う必要を省くことが可能である。
80は電源制御手段で、電池検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成されており、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行い、検出結果及びシステム制御回路50の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体を含む各部へ供給する。
82はコネクタ、84はコネクタ、86はアルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li−ion電池等の二次電池、ACアダプター等からなる電源手段である。
90はメモリカードやハードディスク等の記録媒体とのインタフェース、92はメモリカードやハードディスク等の記録媒体と接続を行うコネクタである。
102は、撮像装置100のレンズ10を含む撮像部を覆う事により、撮像部の汚れや破損を防止するバリアである保護手段である。
104は光学ファインダであり、画像表示部28による電子ファインダ機能を使用すること無しに、光学ファインダのみを用いて撮影を行うことが可能である。また、光学ファインダ104内には、表示部54の一部の機能、例えば、合焦表示、手振れ警告表示、フラッシュ充電表示、シャッタースピード表示、絞り値表示、露出補正表示などが設置されている。
114は通信手段で、TDMA(Time Division Multiple Access)方式やCDMA(Code Division Multiple Access)方式、W−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)方式、PHS(Personal Handyphone System)方式等の携帯電話通信機能を有する。
116はアンテナ(或いはコネクタ)で、通信手段114により撮像装置100を、パケット網700、ネットワーク702を介して画像情報管理装置(画像ゲートウェイ)400と接続する、更には、ネットワーク602、インターネット600を介して他の機器と接続する際のアンテナ或いは有線通信の場合はコネクタである。
200はメモリカードやハードディスク等の記録媒体である。
記録媒体200は、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される記録部202、撮像装置100とのインタフェース204、撮像装置100と接続を行うコネクタ206を備えている。
なお、記録媒体200は本実施例では撮像装置100に内蔵される構成として説明している。
<通信装置300の構成説明>
図4は、本発明の通信装置300の詳細構成を示す図である。
310は音声を電気信号に変換するマイク、312はマイクのアナログ出力信号をディジタル信号に変換するA/D変換器である。
314はメモリ制御回路であり、A/D変換器312の出力データがメモリ制御回路314を介してメモリ320に書き込まれ、また、メモリ320から読み出されたデータがD/A変換器316に入力される。
316はディジタル信号をアナログ信号に変換するD/A変換器、318は電気信号を音声信号に変換するスピーカーである。
320はマイク310で入力した音声及び或いは撮像装置100から送信された静止画像や動画像を格納するためのメモリであり、所定時間の音声及び或いは所定枚数の静止画像、所定時間の動画像を格納するのに十分な記憶量を備えている。
322はメモリ320に格納された静止画像データや動画データをアナログ信号に変換するD/A変換器、324はD/A変換器322の出力画像信号を表示する画像表示手段である。
326は通信手段で、TDMA、CDMA、W−CDMA等の各種遠距離無線通信機能を有する。
328は通信手段326により通信装置300を他の通信装置及び或いは通信基地局と回線接続するアンテナである。
330は通信手段で、Bluetooth等のスペクトラム拡散通信、IrDA等の赤外線通信、等の各種近距離高速データ通信機能を有する。
332は通信手段330により通信装置300を他の機器と接続するアンテナである。
350は通信装置300全体を制御する通信システム制御回路、352は通信システム制御回路350の動作用の定数、変数、プログラム等を記憶するメモリである。
354は電気的に消去・記録可能な不揮発性メモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。
356は識別情報(機器アドレス)で、通信手段330、アンテナ332を介して撮像装置100とBluetooth等による無線通信を行う際に、通信に先立って認証を行うための各種識別情報が格納されている。
また、識別情報(機器アドレス)356は、通信手段326、アンテナ328、パケット網700、ネットワーク702を介して画像情報管理装置(画像ゲートウェイ)400と通信を行う際に認証を行うため及び或いは撮影画像データの格納/取り出しを行う際に課金管理を行うための各種識別情報が格納されている。
これらの識別情報は、画像情報管理装置(画像ゲートウェイ)400において、通信装置300に対して各種サービスを行う際の課金情報データベースを更新する際に用いられる。
358は登録機器情報一覧で、撮像装置100との間の認証が成功した場合に、撮像装置100から取得した撮像装置100の識別情報(機器アドレス)を登録するデータベースである。
なお、認証処理はパスキーと呼ばれる共通の文字列を、撮像装置100の操作部70と通信装置300の操作手段362のそれぞれに入力し、入力されたそれらのパスキーを撮像装置100と通信装置300の二者間で照合することにより行われる。
一度、認証が行われれば、認証された撮像装置100の機器アドレスは、登録機器情報一覧358に登録されるため、撮像装置100との間で毎回認証手続きを行う必要を省くことが可能である。
360は通信システム制御回路350でのプログラムの実行に応じて、文字、画像、音声等を用いて動作状態やメッセージ等を表示する液晶表示装置、スピーカー等の表示手段であり、通信装置300の操作手段近辺の視認し易い位置に単数或いは複数個所設置され、例えばLCDやLED、発音素子等の組み合わせにより構成されている。
362は通信システム制御回路350の各種の動作指示を入力するための操作手段であり、スイッチやダイアル、タッチパネル、視線検知によるポインティング、音声認識装置等の単数或いは複数の組み合わせで構成される。
操作手段362によれば、通信装置300の電源オン/オフ、通話の実行(オフフック)/停止(オンフック)、電話番号入力、電話番号検索、通信モード切り替え、等の操作を行うことが出来る。
364は着信通知手段で、他の通信装置や通信基地局から通話の着信があった場合に、呼出し音、発声音、音楽等の音声及び或いはアイコン、動画、静止画、発光等の画像及び或いはアイコン、動画、静止画、発光等の画像によって通知を行うものである。
380は電源制御手段で、電池検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成されており、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行い、検出結果及び通信システム制御回路350の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体を含む各部へ供給する。
382はコネクタ、384はコネクタ、386はアルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li−ion電池、Liポリマー等の二次電池、ACアダプター等からなる電源手段である。
<撮像装置100の動作説明>
図5乃至図10を参照して、本発明における撮像装置100の実施例の動作を説明する。
図5は本発明の実施例における撮像装置100の主ルーチンのフローチャートを示す。
図5を用いて、撮像装置100の動作を説明する。
電池交換等の電源投入により、システム制御回路50はフラグや制御変数等を初期化すると共に、撮像装置100各部の初期化処理を行う(S1001)。
システム制御回路50は、電源スイッチ60の設定位置を判断し、電源スイッチ60が電源OFFに設定されていたならば(S1002)、S1003に進む。
電源スイッチ60が電源ONに設定されていたならば(S1002)、S1004に進む。
システム制御回路50は、電源制御手段80により電池等により構成される電源86の残容量や動作情況が撮像装置100の動作に問題があるか否かを判断し(S1004)、問題があるならば表示部54及び或いは画像表示部28を用いて画像や音声により所定の警告表示を行った後に(S1005)、S1003に進む。
電源86に問題が無いならば(S1004)、S1006に進む。
システム制御回路50は、各表示部の表示を終了状態に変更し、フラグや制御変数等を含む必要なパラメータや設定値、設定モードを不揮発性メモリ56に記録し、電源制御手段80により画像表示部28を含む画像処理装置100各部の不要な電源を遮断する等の所定の終了処理を行った後(S1003)、S1002に戻る。
システム制御回路50は、表示部54を用いて画像や音声により撮像装置100の各種設定状態の表示を行う。なお、画像表示部28の画像表示がONであったならば、画像表示部28も用いて画像や音声により撮像装置100の各種設定状態の表示を行う(S1006)。
操作部70に含まれるメニューボタン、選択ボタン、セットボタン等により認証処理実行が選択されなかったならば(S1007)、S1009に進む。
操作部70に含まれるメニューボタン、選択ボタン、セットボタン等により認証処理実行が選択されたならば(S1007)、システム制御回路50は、被探索側認証処理を実行し(S1008)、処理を終えたならばS1009に進む。
この被探索側認証処理S1008の詳細は図6を用いて後述する。
なお、メニューで選択する「認証処理実行」の具体的な名称例としては、「Bluetooth設定メニュー」などがある。
システム制御回路50は、モードダイアル72の設定位置を判断し、撮影モードに設定されていたならば(S1009)、撮影モード処理を実行し(S1010)、処理を終えたならばS1002に戻る。
この撮影モード処理S1010の詳細は図7を用いて後述する。
システム制御回路50は、モードダイアル72の設定位置を判断し、モードダイアル72が再生モードに設定されていたならば(S1009)、再生モード処理を実行し(S1011)、処理を終えたならばS1002に戻る。
この再生モード処理S1011の詳細は図10を用いて後述する。
図6は、図5のS1008における被探索側認証処理の詳細なフローチャートを示す。
システム制御回路50は、操作部70に含まれるメニューボタン、選択ボタン、セットボタン等により探索受付モードが選択されなかったならば(S1501)、被探索側認証処理ルーチンS1008を終了する。
操作部70に含まれるメニューボタン、選択ボタン、セットボタン等により探索受付モードが選択されたならば(S1501)、システム制御回路50は、通信手段114、アンテナ116を介して、撮像装置100の通信範囲に存在する、通信装置などの他の通信機器から撮像装置100に対して探索が行われているかどうかを判断する(S1502)。
通信装置などの他の通信機器から撮像装置100に対して探索が行われていなかったならば(S1502)、S1514に進む。
通信装置などの他の通信機器から撮像装置100に対して探索が行われていたならば(S1502)、システム制御回路50は、通信手段330、アンテナ332、アンテナ116、通信手段114を介して、通信装置300から相手側の機器アドレス、つまり通信装置300の機器アドレスを受信し、システム制御回路50の内部メモリ及び或いはメモリ52に記憶して(S1503)、S1503に進む。
引続き、システム制御回路50は、通信手段114、アンテナ116、アンテナ332、通信手段330を介して、自分側の機器アドレス、つまり撮像装置100の機器アドレスを通信装置300のに返答し(S1504)、S1505に進む。
システム制御回路50は、通信手段330、アンテナ332、アンテナ116、通信手段114を介して、通信装置300から暗号化されたパスキーを受信したかどうかを判断する(S1505)。
通信装置300からパスキーを受信しなかったならば(S1505)、S1514に進む。
通信装置300からパスキーを受信したならば(S1505)、システム制御回路50は、受信したパスキーを復号し、システム制御回路50の内部メモリ及び或いはメモリ52に記憶して(S1506)、S1507に進む。
システム制御回路50は、画像表示部28及び或いは表示手段54により、ステップS1503において受信した相手側の機器アドレス、つまり通信装置300の機器アドレスを表示し(S1507)、パスキーの入力を要求する画像や音声による表示を行って(S1508)、S1509に進む。
操作部70によるパスキーの入力が無かったならば(S1509)、S1514に進む。
操作部70によるパスキーの入力が有ったならば(S1509)、システム制御回路50は、相手側と自分側のパスキー、つまりステップS1505乃至S1506で受信して復号化した通信装置300から送信されたパスキーとステップS1509で撮像装置100に入力されたパスキーを照合して(S1510)、S1511に進む。
パスキーの照合結果が正しくなかったならば(S1511)、S1514に進む。
パスキーの照合結果が正しかったならば(S1511)、システム制御回路50は、相手側の機器、つまり通信装置300に対して、通信手段114、アンテナ116、アンテナ332、通信手段330を介して、認証済の回答を通知し(S1512)、登録機器情報一覧74に相手側の機器アドレス、つまり通信装置300の機器アドレスを登録して(S1513)、被探索側認証処理ルーチンS1008を終了する。
システム制御回路50は、表示部54及び或いは画像表示部28を用いて画像や音声により所定の警告表示を行った後に(S1514)、被探索側認証処理ルーチンS1008を終了する。
図7は、図5のS1010における撮影モード処理の詳細なフローチャートを示す。
システム制御回路50は、操作部70が備える各種スイッチの操作により、ユーザによって撮影に関する各種設定の変更が行われたならば(S1101)、変更された内容に応じて、撮影に関する動作設定を変更する(S1102)。
システム制御回路50は、シャッタースイッチSW1が押されていないならば(S1103)、撮影モード処理ルーチンS1010を終了する。
シャッタースイッチSW1が押されたならば(S1103)、S1104に進む。
システム制御回路50は、測距処理を行って撮影レンズ10の焦点を被写体に合わせ、測光処理を行って絞り値及びシャッター時間を決定する(S1104)。測光処理に於いて、必要であればフラッシュの設定も行う。
この測距・測光処理S1104の詳細は図8を用いて後述する。
シャッタースイッチSW2が押されずに(S1105)、さらにシャッタースイッチSW1も解除されたならば(S1106)、撮影モード処理ルーチンS1010を終了する。
シャッタースイッチSW2が押されたならば(S1105)、システム制御回路50は、撮像素子14、A/D変換器16、画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して、或いはA/D変換器から直接メモリ制御回路22を介して、メモリ30に撮影した画像データを書き込む露光処理、及び、メモリ制御回路22そして必要に応じて画像処理回路20を用いて、メモリ30に書き込まれた画像データを読み出して各種処理を行う現像処理からなる撮影処理を実行する(S1107)。
この撮影処理S1107の詳細は図9を用いて後述する。
撮影処理S1107を終えたならば、システム制御回路50は、メモリ30に書き込まれた撮影画像データを読み出して、メモリ制御回路22そして必要に応じて画像処理回路20を用いて所定の画素補間処理や色変換処理等の現像処理を行い、現像処理を行った画像データをメモリ30の所定領域に格納して(S1108)、S1109に進む。
システム制御回路50は、メモリ30の所定領域に格納された画像データを読み出し、圧縮・伸長回路32を用いて、設定したモードに応じた画像圧縮処理を行う圧縮処理を行った後、圧縮処理を行った画像データをメモリ30の所定領域に格納して(S1109)、S1110に進む。
システム制御回路50は、暗号化の必要に応じて、メモリ30の所定領域に格納された圧縮処理を行った画像データを読み出し、暗号/復号回路34を用いて所定の暗号化処理を行い(S1110)、識別情報を付加して(S1111)、処理を行った画像データをメモリ30の所定領域に格納して、S1112に進む。
システム制御回路50は、メモリ30に書き込まれた圧縮画像データを読み出して、インタフェース90或いは94、コネクタ92或いは96を介して、メモリカードやコンパクトフラッシュ(登録商標)カード等の記録媒体200或いは210に記録を行う(S1112)。
シャッタースイッチSW1が放されたならば(S1113)、システム制御回路50は、一連の撮影動作を終えて、撮影モード処理ルーチンS1010を終了する。
シャッタースイッチSW1が押されたままであったならば(S1113)、システム制御回路50は、操作部70に含まれる連写/単写スイッチの設定状態を判断する(S1114)。
連写/単写スイッチの設定状態が単写の設定であったならば(S1114)、S1113に戻る。
連写/単写スイッチの設定状態が連写の設定であったならば(S1114)、S1104に戻り、一連の撮影動作を繰り返す。
図8は、図7のS1104における測距・測光処理の詳細なフローチャートを示す。
システム制御回路50は、撮像素子14から電荷信号を読み出し、A/D変換器16を介して画像処理回路20に撮影画像データを逐次読み込む(S1201)。この逐次読み込まれた画像データを用いて、画像処理回路20はTTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理、AF(オートフォーカス)処理に用いる所定の演算を行っている。
なお、ここでの各処理は、撮影した全画素数のうちの必要に応じた特定の部分を必要個所分切り取って抽出し、演算に用いている。これにより、TTL方式のAE、EF、AWB、AFの各処理において、中央重点モード、平均モード、評価モードの各モード等の異なるモード毎に最適な演算を行うことが可能となる。
画像処理回路20での演算結果を用いて、システム制御回路50は露出(AE)が適正と判断されるまで(S1202)、露光制御手段40を用いてAE制御を行う(S1203)。
AE制御で得られた測定データを用いて、システム制御回路50はフラッシュが必要か否かを判断し(S1204)、フラッシュが必要ならばフラッシュ・フラグをセットし、フラッシュ48を充電する(S1205)。
露出(AE)が適正と判断したならば(S1202)、測定データ及び或いは設定パラメータをシステム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶する。
画像処理回路20での演算結果及びAE制御で得られた測定データを用いて、システム制御回路50はホワイトバランス(AWB)が適正と判断されるまで(S1206)、画像処理回路20を用いて色処理のパラメータを調節してAWB制御を行う(S1207)。
ホワイトバランス(AWB)が適正と判断したならば(S1206)、測定データ及び或いは設定パラメータをシステム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶する。
AE制御及びAWB制御で得られた測定データを用いて、システム制御回路50は測距(AF)が合焦と判断されるまで(S1208)、測距制御手段42を用いてAF制御を行う(S1209)。
測距(AF)が合焦と判断したならば(S1208)、測定データ及び或いは設定パラメータをシステム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶し、測距・測光処理ルーチンS1104を終了する。
図9は、図7のS1107における撮影処理の詳細なフローチャートを示す。
システム制御回路50は、システム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶される測光データに従い、露光制御手段40によって、絞り機能を有するシャッター12を絞り値に応じて開放して撮像素子10を露光する(S1301、S1302)。
フラッシュ・フラグによりフラッシュ48が必要か否かを判断し(S1303)、必要な場合はフラッシュを発光させる(S1304)。
システム制御回路50は、測光データに従って撮像素子14の露光終了を待ち(S1305)、シャッター12を閉じて(S1306)、撮像素子14から電荷信号を読み出し、A/D変換器16、画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して、或いはA/D変換器16から直接メモリ制御回路22を介して、メモリ30に撮影画像のデータを書き込む(S1307)。
一連の処理を終えたならば、撮影処理ルーチンS1107を終了する。
図10は、図5のS1011における再生モード処理の詳細なフローチャートを示す。
システム制御回路50は、選択した画像データをメモリ30の所定領域から或いは記録媒体200からメモリ30の所定領域に格納してから読込み(S1401)、圧縮/伸張回路32によって所定の伸張処理を行った後(S1402)、メモリ制御回路22、そして必要に応じて画像処理回路20を用いて所定の画像処理を行い、メモリ制御回路22、D/A変換器26を介して、画像表示部28により再生表示を行って(S1403)、S1404に進む。
システム制御回路50は、操作部70に含まれるメニューボタン、選択ボタン、セットボタン等によりプリントオーダー処理が設定されていなかったならば(S1404)、S1406に進む。
操作部70に含まれるメニューボタン、選択ボタン、セットボタン等によりプリントオーダー処理が設定されたならば(S1404)、設定されたプリントオーダーをシステム制御回路50の内部メモリ及び或いはメモリ52に記憶し(S1405)、S1406に進む。
操作部70に含まれるスイッチの操作により、次の画像を再生する設定が行われたならば(S1406)、S1401に戻る。
次の画像を再生する設定が行われなかったならば(S1406)、S1407に進む。
システム制御回路50は、モードダイアル72の設定位置を判断し、再生モードが終了されていたならば(S1407)、S1408に進む。
再生モードが終了されていなかったならば(S1407)、S1404に戻る。
ステップS1405において、何れかの単数或いは複数の撮影画像データに関するプリントオーダーが設定されていなかったならば(S1408)、再生モード処理ルーチンS1011を終了する。
ステップS1405において、何れかの単数或いは複数の撮影画像データに関するプリントオーダーが設定されていたならば(S1408)、S1409に進む。
システム制御回路50は、プリントオーダーファイルを記録して(S1409)、再生モード処理ルーチンS1011を終了する。
<通信装置300の動作説明>
図11乃至図14を参照して、本発明における通信装置300の実施例の動作を説明する。
図11乃至図13は第1の実施例における通信装置300の主ルーチンのフローチャートを示す。
図11乃至図13を用いて、通信装置300の動作を説明する。
電池交換等の電源投入により、通信システム制御回路350はフラグや制御変数等を初期化する(S3001)。
通信システム制御回路350は、操作手段362に含まれる電源スイッチの設定状態を判断し、電源スイッチが電源OFFに設定されていたならば(S3002)、S3003に進む。
操作手段362に含まれる電源スイッチが電源ONに設定されていたならば(S3002)、通信システム制御回路350は、電源制御手段380により電池等により構成される電源386の残容量や動作情況が通信装置300の動作に問題があるか否かを判断する(S3004)。
電源386の残容量が通信装置300の動作を継続するには問題がある場合は(S3004)、通信システム制御回路350は、表示手段360を用いて画像や音声により所定の警告表示を行った後に(S3005)、S3003に進む。
電源386の残容量が通信装置300の動作を継続するのに問題が無い場合は(S3004)、S3006に進む。
通信システム制御回路350は、各表示手段の表示を終了状態に変更し、フラグや制御変数等を含む必要なパラメータや設定値、設定モードを不揮発性メモリ354に記録し、電源制御手段380により画像表示手段324を含む通信装置300各部の不要な電源を遮断する等の所定の終了処理を行った後(S3003)、S3002に戻る。
通信システム制御回路350は、表示手段360を用いて画像や音声により電池残容量の状態を含む通信装置300の各種設定状態の表示を行った後(S3006)、他の通信装置或いは通信基地局からの着信呼出しを待つ待ち受け状態で待機する(S3007)。
操作手段362に含まれるメニューボタン、選択ボタン、セットボタン等により認証処理実行が選択されたならば(S3008)、通信システム制御回路350は、探索側認証処理を実行し(S3009)、処理を終えたならばS3010に進む。
この探索側認証処理S3010の詳細は図13を用いて後述する。
なお、メニューで選択する「認証処理実行」の具体的な名称例としては、「Bluetooth設定メニュー」などがある。
通信システム制御回路350は、登録機器情報一覧358での撮像装置100の機器アドレスの登録状況を確認し(S3010)、S3011に進む。
登録機器情報一覧358に撮像装置100の機器アドレスが登録されていない、つまり、まだ撮像装置100の機器アドレスが認証済でないならば(S3011)、S3021に進む。
登録機器情報一覧74に撮像装置100の機器アドレスが登録されている、つまり、既に撮像装置100の機器アドレスが認証済であるならば(S3011)、通信システム制御回路350は、撮像装置100に機器種別を問合せ(S3012)、S3013に進む。
撮像装置100の機器種別が回収型カメラで無かったならば(S3013)、S3021に進む。
撮像装置100の機器種別が回収型カメラだったならば(S3013)、通信システム制御回路350は、撮像装置100の機器種別フラグを回収型カメラに設定して、通信システム制御回路350の内部メモリ及び或いはメモリ352に記憶し(S3014)、S3015に進む。
通信システム制御回路350は、撮像装置100の認証開始日時を通信システム制御回路350の内部メモリ及び或いはメモリ352に記憶し(S3015)、S3021に進む。
通信システム制御回路350は、登録機器情報一覧358での撮像装置100の機器アドレスの登録状況を確認し(S3021)、S3022に進む。
登録機器情報一覧358に撮像装置100の機器アドレスが登録されていないならば(S3022)、S3028に進む。
登録機器情報一覧74に撮像装置100の機器アドレスが登録されているならば(S3022)、通信システム制御回路350は、通信システム制御回路350の内部メモリ及び或いはメモリ352に記憶した撮像装置100の認証開始日時を読み出し(S3023)、S3024に進む。
撮像装置100の認証開始日時を読み出した結果、別途設定された所定の日時を経過していなかったならば(S3024)、S3028に進む。
撮像装置100の認証開始日時を読み出した結果、別途設定された所定の日時を経過していたならば(S3024)、通信システム制御回路350は、通信システム制御回路350の内部メモリ及び或いはメモリ352に記憶する機器種別フラグの設定状態を判断する(S3025)。
機器種別フラグの設定状態が回収型カメラではなく、その他の機器種別であったならば(S3025)、S3028に進む。
機器種別フラグの設定状態が回収型カメラであったならば(S3025)、S3026に進む。
通信システム制御回路350は、登録機器情報一覧358から撮像装置100の機器アドレスを削除するか否かを表示手段360により通信装置300の使用者に問合せる(S3026)。
操作手段362により、登録機器情報一覧358から撮像装置100の機器アドレスを削除しない入力があったならば(S3026)、S3028に進む。
操作手段362により、登録機器情報一覧358から撮像装置100の機器アドレスを削除する入力があったならば(S3026)、通信システム制御回路350は、登録機器情報一覧358から撮像装置100の機器アドレスを削除して(S3027)、S3028に進む。
このように、撮像装置100の認証開始日時から所定日時が経過していたならば、そして、撮像装置100の機種種別が回収型カメラであったならば、登録機器情報一覧358から撮像装置100の機器アドレスを削除することが可能となる。
これにより、回収型カメラである撮像装置100を販売店900で新たに購入して撮影を行い、撮影を終えて印刷装置(プリントサービス)800に撮像装置100を渡すことを繰り返した場合に、登録機器情報一覧358に不要となった撮像装置100の機器アドレスが登録されて残ったままとなり、この場合、認証の必要なく通信装置300に接続可能なままであり、不正アクセスの恐れがあるという問題を防止することが可能となる。
また、登録機器情報一覧358から撮像装置100の機器アドレスを削除する際に、通信装置300の使用者に確認した後に削除することにより、撮像装置100の機器アドレス削除をまだ希望しないにも係らず削除してしまうことを防止することが可能となる。
引き続き、次の撮像装置においてもこれらの一連の処理を行うならば(S3028)、S3021に戻る。
次の撮像装置において、これらの一連の処理を行う必要が無ければ(S3028)、S3041に進む。
通信システム制御回路350は、他の通信装置或いは通信基地局から、アンテナ328、通信手段326を介して着信呼出しがあるかどうかを判断する(S3041)。
他の通信装置或いは通信基地局から着信呼出しが無いならば(S3041)、S3042に進む。
他の通信装置或いは通信基地局から着信呼出しがあるならば(S3041)、S3047に進む。
通信システム制御回路350は、操作手段362に含まれるオフフック(通話開始)スイッチが設定されないならば(S3042)、S3002に戻る。
操作手段362に含まれるオフフック(通話開始)スイッチが設定され(S3042)、操作手段362によって発信呼出しの設定が行われたならば(S3043)、通信システム制御回路350は、設定された電話番号に応じた発信呼出しを他の通信装置或いは通信基地局に対して行う(S3044)。
他の通信装置或いは通信基地局との回線が接続されない間(S3045)、操作手段362に含まれるオンフック(通話打ち切り)スイッチが設定されるまで(S3046)、通信システム制御回路350は、S3044に戻って一連の処理を繰り返す。
他の通信装置或いは通信基地局との回線が接続されたならば(S3045)、S3053に進む。
通信システム制御回路350は、着信通知手段364による呼出し音や振動等を用いた通信装置300の使用者への着信通知を開始した後(S3047)、S3048に進む。
操作手段362に含まれるオフフック(通話開始)スイッチが設定されないならば(S3048)、通信システム制御回路350は、他の通信装置或いは通信基地局からの着信呼出しが終了したかどうかを判断し(S3049)、着信呼出しが終了していたならば、着信通知手段364による呼出し音や振動等を用いた通信装置300の使用者への着信通知を終了し(S3050)、S3002に戻る。
着信呼出しが終了していないならば(S3049)、S3048に戻る。
操作手段362に含まれるオフフック(通話開始)スイッチが設定されたならば(S3048)、通信システム制御回路350は、着信通知手段364による呼出し音や振動等を用いた通信装置300の使用者への着信通知を終了して(S3051)、アンテナ328、通信手段326を介して、通信装置300に対して着信呼出しを行った他の通信装置或いは通信基地局を介した他の通信装置との回線を接続し(S3052)、他の通信装置或いは通信基地局を介した他の通信装置との通話動作を行う(S3053)。
通話動作に於いては、他の通信装置或いは通信基地局を介した他の通信装置から、アンテナ328、通信手段326を介して受信した音声データをメモリ320に記憶し、メモリ320から読み出した音声データをメモリ制御回路314によって所定の復号処理や音声処理を施した後に、D/A変換器316を介してスピーカー318で音声信号に変換して伝えることが出来る。
また、発声した音声をマイク310、A/D変換器312を介してメモリ制御回路314で所定の音声処理や符号化を施してメモリ320に記憶し、メモリ320から読み出した音声データを通信手段326、アンテナ328を介して他の通信装置或いは通信基地局を介した他の通信装置に送信するが出来る。
他の通信装置或いは通信基地局を介した他の通信装置からの通話が終了した(S3054)、或いは通話が終了していなくても(S3054)、操作手段362に含まれるオンフック(通話打ち切り)スイッチが設定されたならば(S3055)、通信システム制御回路350は、通話を行っていた他の通信装置或いは通信基地局を介した他の通信装置との回線を切断し(S3056)、S3002に戻る。
図14は、図11のS3009における探索側認証処理の詳細なフローチャートを示す。
通信システム制御回路350は、操作手段362に含まれるメニューボタン、選択ボタン、セットボタン等により探索モードが選択されなかったならば(S3101)、探索側認証処理ルーチンS3009を終了する。
操作手段362に含まれるメニューボタン、選択ボタン、セットボタン等により探索モードが選択されたならば(S3101)、通信システム制御回路350は、通信手段330、アンテナ332を介して、通信装置300の通信範囲に存在する、撮像装置などの他の通信機器の探索を行い(S3102)、S3103に進む。
撮像装置100から、通信手段114、アンテナ116、アンテナ332、通信手段330を介して、ステップS3102の探索処理に関する返答が無かったならば(S3103)、S3111に進む。
撮像装置100から、ステップS3102の探索処理に関する返答が有ったならば(S3103)、通信システム制御回路350は、通信手段114、アンテナ116、アンテナ332、通信手段330を介して、撮像装置100から相手側の機器アドレス、つまり撮像装置100の機器アドレスを受信し、通信システム制御回路350の内部メモリ及び或いはメモリ352に記憶して(S3104)、S3105に進む。
通信システム制御回路350は、表示手段360によりパスキーの入力を要求する画像及び或いは音声による表示を行い(S3105)、S3106に進む。
操作手段362によるパスキーの入力が無かったならば(S3106)、S3111に進む。
操作手段362によるパスキーの入力が有ったならば(S3106)、通信システム制御回路350は、入力されたパスキーに対して所定の暗号化を行い(S3107)、通信手段330、アンテナ332、アンテナ116、通信手段114を介して、撮像装置100に暗号化したパスキーを送信し(S3108)、S3109に進む。
ステップS3108のパスキー送信処理に関する撮像装置100からの認証済回答が無かったならば(S3109)、S3111に進む。
ステップS3108のパスキー送信処理に関する撮像装置100からの認証済回答が有ったならば(S3109)、通信システム制御回路350は、登録機器情報一覧358の所定領域に撮像装置100の機器アドレスを登録して(S3110)、探索側認証処理ルーチンS3009を終了する。
通信システム制御回路350は、表示手段360を用いて画像や音声により所定の警告表示を行った後に(S3111)、探索側認証処理ルーチンS3009を終了する。
以上のように、本発明の第1の実施例によれば、撮像装置100の認証開始日時から所定日時が経過していたならば、そして、撮像装置100の機種種別が回収型カメラであったならば、登録機器情報一覧358から撮像装置100の機器アドレスを削除することが可能となる。
これにより、回収型カメラである撮像装置100を販売店900で新たに購入して撮影を行い、撮影を終えて印刷装置(プリントサービス)800に撮像装置100を渡すことを繰り返した場合に、登録機器情報一覧358に不要となった撮像装置100の機器アドレスが登録されて残ったままとなり、この場合、認証の必要なく通信装置300に接続可能なままであり、不正アクセスの恐れがあるという問題を防止することが可能となる。
また、登録機器情報一覧358から撮像装置100の機器アドレスを削除する際に、通信装置300の使用者に確認した後に削除することにより、撮像装置100の機器アドレス削除をまだ希望しないにも係らず削除してしまうことを防止することが可能となる。
(第2の実施例)
<撮像装置100の動作説明>
図6乃至図10及び図15、図16を参照して、本発明の第2の実施例における撮像装置100の動作を説明する。
図6乃至図10は、第1の実施例の説明と同様であるため、説明を省略する。
図15、図16は本発明の第2の実施例における撮像装置100の主ルーチンのフローチャートを示す。
図15、図16を用いて、撮像装置100の動作を説明する。
電池交換等の電源投入により、システム制御回路50はフラグや制御変数等を初期化すると共に、撮像装置100各部の初期化処理を行う(S1601)。
システム制御回路50は、電源スイッチ60の設定位置を判断し、電源スイッチ60が電源OFFに設定されていたならば(S1602)、S1603に進む。
電源スイッチ60が電源ONに設定されていたならば(S1602)、S1604に進む。
システム制御回路50は、電源制御手段80により電池等により構成される電源86の残容量や動作情況が撮像装置100の動作に問題があるか否かを判断し(S1604)、問題があるならば表示部54及び或いは画像表示部28を用いて画像や音声により所定の警告表示を行った後に(S1605)、S1603に進む。
電源86に問題が無いならば(S1604)、S1606に進む。
システム制御回路50は、各表示部の表示を終了状態に変更し、フラグや制御変数等を含む必要なパラメータや設定値、設定モードを不揮発性メモリ56に記録し、電源制御手段80により画像表示部28を含む画像処理装置100各部の不要な電源を遮断する等の所定の終了処理を行った後(S1603)、S1602に戻る。
システム制御回路50は、表示部54を用いて画像や音声により撮像装置100の各種設定状態の表示を行う。なお、画像表示部28の画像表示がONであったならば、画像表示部28も用いて画像や音声により撮像装置100の各種設定状態の表示を行う(S1606)。
操作部70に含まれるメニューボタン、選択ボタン、セットボタン等により認証処理実行が選択されなかったならば(S1607)、S1621に進む。
操作部70に含まれるメニューボタン、選択ボタン、セットボタン等により認証処理実行が選択されたならば(S1607)、システム制御回路50は、被探索側認証処理を実行し(S1608)、処理を終えたならばS1609に進む。
この被探索側認証処理S1608の詳細は図6を用いて前述した通りである。
なお、メニューで選択する「認証処理実行」の具体的な名称例としては、「Bluetooth設定メニュー」などがある。
システム制御回路50は、登録機器情報一覧74での通信装置300の機器アドレスの登録状況を確認し(S1609)、S1610に進む。
登録機器情報一覧74に通信装置300の機器アドレスが登録されていない、つまり、まだ通信装置300の機器アドレスが認証済でないならば(S1610)、S1621に進む。
登録機器情報一覧74に通信装置300の機器アドレスが登録されている、つまり、既に通信装置300の機器アドレスが認証済であるならば(S1610)、システム制御回路50は、通信装置300との認証開始日時を、システム制御回路50の内部メモリ及び或いはメモリ52に記憶して(S1611)、S1621に進む。
システム制御回路50は、登録機器情報一覧74での通信装置300の機器アドレスの登録状況を確認し(S1621)、S1622に進む。
登録機器情報一覧74に通信装置300の機器アドレスが登録されていないならば(S1622)、S1627に進む。
登録機器情報一覧74に通信装置300の機器アドレスが登録されているならば(S1622)、システム制御回路50は、システム制御回路50の内部メモリ及び或いはメモリ52に記憶した通信装置300との認証開始日時を読み出し(S1623)、S1624に進む。
通信装置300との認証開始日時を読み出した結果、別途設定された所定の日時を経過していなかったならば(S1624)、S1627に進む。
通信装置300との認証開始日時を読み出した結果、別途設定された所定の日時を経過していたならば(S1624)、S1625に進む。
システム制御回路50は、登録機器情報一覧358から撮像装置100の機器アドレスを削除することを通信装置300に依頼するか否かを画像表示部28及び或いは表示部54により撮像装置100の使用者に問合せる(S1625)。
操作部70により、登録機器情報一覧358から撮像装置100の機器アドレスを削除依頼しない入力があったならば(S1625)、S1627に進む。
操作部70により、登録機器情報一覧358から撮像装置100の機器アドレスを削除依頼する入力があったならば(S1625)、システム制御回路50は、通信手段114、アンテナ116を介して、通信装置300に撮像装置100の機器アドレス削除依頼を通知して(S1626)、S1627に進む。
このように、通信装置300との認証開始日時から所定日時が経過していたならば、登録機器情報一覧358から撮像装置100の機器アドレスを削除することを通信装置300に依頼することが可能となる。
これにより、回収型カメラである撮像装置100を販売店900で新たに購入して撮影を行い、撮影を終えて印刷装置(プリントサービス)800に撮像装置100を渡すことを繰り返した場合に、登録機器情報一覧358に不要となった撮像装置100の機器アドレスが登録されて残ったままとなり、この場合、認証の必要なく通信装置300に接続可能なままであり、不正アクセスの恐れがあるという問題を防止することが可能となる。
また、登録機器情報一覧358から撮像装置100の機器アドレスを削除することを依頼する際に、撮像装置100の使用者に確認した後に削除することにより、撮像装置100の機器アドレス削除をまだ希望しないにも係らず削除してしまうことを防止することが可能となる。
システム制御回路50は、モードダイアル72の設定位置を判断し、撮影モードに設定されていたならば(S1627)、撮影モード処理を実行し(S1628)、処理を終えたならばS1602に戻る。
この撮影モード処理S1628の詳細は図7を用いて前述した通りである。
システム制御回路50は、モードダイアル72の設定位置を判断し、モードダイアル72が再生モードに設定されていたならば(S1627)、再生モード処理を実行し(S1629)、処理を終えたならばS1602に戻る。
この再生モード処理S1629の詳細は図10を用いて前述した通りである。
<通信装置300の動作説明>
図13、図14及び図17、図18を参照して、本発明の第2の実施例における通信装置300の動作を説明する。
図14は、第1の実施例の説明と同様であるため、説明を省略する。
図17及び図18及び図13は第2の実施例における通信装置300の主ルーチンのフローチャートを示す。
図17及び図18及び図13を用いて、通信装置300の動作を説明する。
電池交換等の電源投入により、通信システム制御回路350はフラグや制御変数等を初期化する(S3201)。
通信システム制御回路350は、操作手段362に含まれる電源スイッチの設定状態を判断し、電源スイッチが電源OFFに設定されていたならば(S3202)、S3203に進む。
操作手段362に含まれる電源スイッチが電源ONに設定されていたならば(S3202)、通信システム制御回路350は、電源制御手段380により電池等により構成される電源386の残容量や動作情況が通信装置300の動作に問題があるか否かを判断する(S3204)。
電源386の残容量が通信装置300の動作を継続するには問題がある場合は(S3204)、通信システム制御回路350は、表示手段360を用いて画像や音声により所定の警告表示を行った後に(S3205)、S3203に進む。
電源386の残容量が通信装置300の動作を継続するのに問題が無い場合は(S3204)、S3206に進む。
通信システム制御回路350は、各表示手段の表示を終了状態に変更し、フラグや制御変数等を含む必要なパラメータや設定値、設定モードを不揮発性メモリ354に記録し、電源制御手段380により画像表示手段324を含む通信装置300各部の不要な電源を遮断する等の所定の終了処理を行った後(S3203)、S3202に戻る。
通信システム制御回路350は、表示手段360を用いて画像や音声により電池残容量の状態を含む通信装置300の各種設定状態の表示を行った後(S3206)、他の通信装置或いは通信基地局からの着信呼出しを待つ待ち受け状態で待機する(S3207)。
操作手段362に含まれるメニューボタン、選択ボタン、セットボタン等により認証処理実行が選択されたならば(S3208)、通信システム制御回路350は、探索側認証処理を実行し(S3209)、処理を終えたならばS3210に進む。
この探索側認証処理S3210の詳細は図13を用いて前述した通りである。
なお、メニューで選択する「認証処理実行」の具体的な名称例としては、「Bluetooth設定メニュー」などがある。
通信システム制御回路350は、登録機器情報一覧358での撮像装置100の機器アドレスの登録状況を確認し(S3210)、S3211に進む。
登録機器情報一覧358に撮像装置100の機器アドレスが登録されていない、つまり、まだ撮像装置100の機器アドレスが認証済でないならば(S3211)、S3221に進む。
登録機器情報一覧74に撮像装置100の機器アドレスが登録されている、つまり、既に撮像装置100の機器アドレスが認証済であるならば(S3211)、通信システム制御回路350は、撮像装置100に機器種別を問合せ(S3212)、S3213に進む。
撮像装置100の機器種別が回収型カメラで無かったならば(S3213)、S3221に進む。
撮像装置100の機器種別が回収型カメラだったならば(S3213)、通信システム制御回路350は、撮像装置100の機器種別フラグを回収型カメラに設定して、通信システム制御回路350の内部メモリ及び或いはメモリ352に記憶し(S3214)、S3221に進む。
通信システム制御回路350は、撮像装置100から、通信手段114、アンテナ116、アンテナ332、通信手段330を介して、コマンドやデータを受信しなかったならば(S3221)、S3041に進む。
通信システム制御回路350は、撮像装置100から、通信手段114、アンテナ116、アンテナ332、通信手段330を介して、コマンドやデータを受信したならば(S3221)、S3222に進む。
通信システム制御回路350は、登録機器情報一覧358での撮像装置100の機器アドレスの登録状況を確認し(S3222)、S3223に進む。
登録機器情報一覧358に撮像装置100の機器アドレスが登録されていない、つまり、まだ撮像装置100の機器アドレスが認証済でないならば(S3223)、S3041に進む。
登録機器情報一覧358に撮像装置100の機器アドレスが登録されている、つまり、既に撮像装置100の機器アドレスが認証済であるならば(S3223)、通信システム制御回路350は、通信手段114、アンテナ116、アンテナ332、通信手段330を介して、撮像装置100からの通知を受信して、通信システム制御回路350の内部メモリ及び或いはメモリ352に記憶し(S3224)、S3225に進む。
撮像装置100から受信した通知が機器アドレス削除依頼通知でなかったならば(S3225)、S3041に進む。
撮像装置100から受信した通知が機器アドレス削除依頼通知であったならば(S3225)、通信システム制御回路350は、通信システム制御回路350の内部メモリ及び或いはメモリ352に記憶する機器種別フラグの設定状態を判断する(S3226)。
機器種別フラグの設定状態が回収型カメラではなく、その他の機器種別であったならば(S3226)、S3041に進む。
機器種別フラグの設定状態が回収型カメラであったならば(S3226)、S3227に進む。
通信システム制御回路350は、登録機器情報一覧358から撮像装置100の機器アドレスを削除するか否かを表示手段360により通信装置300の使用者に問合せる(S3227)。
操作手段362により、登録機器情報一覧358から撮像装置100の機器アドレスを削除しない入力があったならば(S3227)、S3041に進む。
操作手段362により、登録機器情報一覧358から撮像装置100の機器アドレスを削除する入力があったならば(S3227)、通信システム制御回路350は、登録機器情報一覧358から撮像装置100の機器アドレスを削除して(S3228)、S3041に進む。
このように、撮像装置100から通信装置300に対して、撮像装置100の機器アドレス削除依頼の通知があり、そして、撮像装置100の機種種別が回収型カメラであったならば、登録機器情報一覧358から撮像装置100の機器アドレスを削除することが可能となる。
これにより、回収型カメラである撮像装置100を販売店900で新たに購入して撮影を行い、撮影を終えて印刷装置(プリントサービス)800に撮像装置100を渡すことを繰り返した場合に、登録機器情報一覧358に不要となった撮像装置100の機器アドレスが登録されて残ったままとなり、この場合、認証の必要なく通信装置300に接続可能なままであり、不正アクセスの恐れがあるという問題を防止することが可能となる。
また、登録機器情報一覧358から撮像装置100の機器アドレスを削除する際に、通信装置300の使用者に確認した後に削除することにより、撮像装置100の機器アドレス削除をまだ希望しないにも係らず削除してしまうことを防止することが可能となる。
通信システム制御回路350は、他の通信装置或いは通信基地局から、アンテナ328、通信手段326を介して着信呼出しがあるかどうかを判断する(S3041)。
他の通信装置或いは通信基地局から着信呼出しが無いならば(S3041)、S3042に進む。
他の通信装置或いは通信基地局から着信呼出しがあるならば(S3041)、S3047に進む。
通信システム制御回路350は、操作手段362に含まれるオフフック(通話開始)スイッチが設定されないならば(S3042)、S3202に戻る。
操作手段362に含まれるオフフック(通話開始)スイッチが設定され(S3042)、操作手段362によって発信呼出しの設定が行われたならば(S3043)、通信システム制御回路350は、設定された電話番号に応じた発信呼出しを他の通信装置或いは通信基地局に対して行う(S3044)。
他の通信装置或いは通信基地局との回線が接続されない間(S3045)、操作手段362に含まれるオンフック(通話打ち切り)スイッチが設定されるまで(S3046)、通信システム制御回路350は、S3044に戻って一連の処理を繰り返す。
他の通信装置或いは通信基地局との回線が接続されたならば(S3045)、S3053に進む。
通信システム制御回路350は、着信通知手段364による呼出し音や振動等を用いた通信装置300の使用者への着信通知を開始した後(S3047)、S3048に進む。
操作手段362に含まれるオフフック(通話開始)スイッチが設定されないならば(S3048)、通信システム制御回路350は、他の通信装置或いは通信基地局からの着信呼出しが終了したかどうかを判断し(S3049)、着信呼出しが終了していたならば、着信通知手段364による呼出し音や振動等を用いた通信装置300の使用者への着信通知を終了し(S3050)、S3202に戻る。
着信呼出しが終了していないならば(S3049)、S3048に戻る。
操作手段362に含まれるオフフック(通話開始)スイッチが設定されたならば(S3048)、通信システム制御回路350は、着信通知手段364による呼出し音や振動等を用いた通信装置300の使用者への着信通知を終了して(S3051)、アンテナ328、通信手段326を介して、通信装置300に対して着信呼出しを行った他の通信装置或いは通信基地局を介した他の通信装置との回線を接続し(S3052)、他の通信装置或いは通信基地局を介した他の通信装置との通話動作を行う(S3053)。
通話動作に於いては、他の通信装置或いは通信基地局を介した他の通信装置から、アンテナ328、通信手段326を介して受信した音声データをメモリ320に記憶し、メモリ320から読み出した音声データをメモリ制御回路314によって所定の復号処理や音声処理を施した後に、D/A変換器316を介してスピーカー318で音声信号に変換して伝えることが出来る。
また、発声した音声をマイク310、A/D変換器312を介してメモリ制御回路314で所定の音声処理や符号化を施してメモリ320に記憶し、メモリ320から読み出した音声データを通信手段326、アンテナ328を介して他の通信装置或いは通信基地局を介した他の通信装置に送信するが出来る。
他の通信装置或いは通信基地局を介した他の通信装置からの通話が終了した(S3054)、或いは通話が終了していなくても(S3054)、操作手段362に含まれるオンフック(通話打ち切り)スイッチが設定されたならば(S3055)、通信システム制御回路350は、通話を行っていた他の通信装置或いは通信基地局を介した他の通信装置との回線を切断し(S3056)、S3202に戻る。
以上のように、本発明の第2の実施例によれば、撮像装置100は、通信装置300との認証開始日時から所定日時が経過していたならば、登録機器情報一覧358から撮像装置100の機器アドレスを削除することを通信装置300に依頼することが可能となる。
これにより、回収型カメラである撮像装置100を販売店900で新たに購入して撮影を行い、撮影を終えて印刷装置(プリントサービス)800に撮像装置100を渡すことを繰り返した場合に、登録機器情報一覧358に不要となった撮像装置100の機器アドレスが登録されて残ったままとなり、この場合、認証の必要なく通信装置300に接続可能なままであり、不正アクセスの恐れがあるという問題を防止することが可能となる。
また、登録機器情報一覧358から撮像装置100の機器アドレスを削除することを依頼する際に、撮像装置100の使用者に確認した後に削除することにより、撮像装置100の機器アドレス削除をまだ希望しないにも係らず削除してしまうことを防止することが可能となる。
そして、通信装置300は、撮像装置100から通信装置300に対して、撮像装置100の機器アドレス削除依頼の通知があり、そして、撮像装置100の機種種別が回収型カメラであったならば、登録機器情報一覧358から撮像装置100の機器アドレスを削除することが可能となる。
これにより、回収型カメラである撮像装置100を販売店900で新たに購入して撮影を行い、撮影を終えて印刷装置(プリントサービス)800に撮像装置100を渡すことを繰り返した場合に、登録機器情報一覧358に不要となった撮像装置100の機器アドレスが登録されて残ったままとなり、この場合、認証の必要なく通信装置300に接続可能なままであり、不正アクセスの恐れがあるという問題を防止することが可能となる。
また、登録機器情報一覧358から撮像装置100の機器アドレスを削除する際に、通信装置300の使用者に確認した後に削除することにより、撮像装置100の機器アドレス削除をまだ希望しないにも係らず削除してしまうことを防止することが可能となる。
以上、図1乃至図18を用いて本発明の実施例の説明を行った。
なお、実施例の説明においては、ステップS3024及び或いはステップS1624における所定の日時は別途設定されるとして説明したが、この所定の日時は、撮像装置100及び或いは通信装置300の何れで設定するようにしても構わない。
例えば、ステップS3024で用いる所定の日時は、通信装置300に限らず撮像装置100において設定してから通信装置300に送信するようにしても良い。
或いは、ステップS1624で用いる所定の日時は、撮像装置100に限らず通信装置300において設定してから撮像装置100に送信するようにしても良い。
また、最後の撮影が行われてから所定の日時が経過した場合に、登録機器情報一覧から撮像装置100の機器アドレスを削除するようにしても構わない。
この場合、再度撮影の続きを行う必要が生じたならば、改めて撮像装置100と通信装置300の間で認証処理を行うようにすれば良い。
もちろん、第1の実施例及び或いは第2の実施例においても、再度撮影の続きを行う必要が生じたならば、改めて撮像装置100と通信装置300の間で認証処理を行うようにすれば良いのは言うまでも無い。
これにより、回収型カメラである撮像装置100を販売店900で新たに購入して撮影を行い、撮影を終えて印刷装置(プリントサービス)800に撮像装置100を渡すことを繰り返した場合に、登録機器情報一覧358に不要となった撮像装置100の機器アドレスが登録されて残ったままとなり、この場合、認証の必要なく通信装置300に接続可能なままであり、不正アクセスの恐れがあるという問題を防止すると共に、必要に応じて再度認証処理を行えば、撮影の続きを行うことも可能とすることが出来る。
なお、実施例の説明に於いては、撮像装置100、画像情報管理装置(画像ゲートウェイ)400、印刷装置(プリントサービス)800、情報処理装置(クライアントコンピュータ)500をそれぞれ1台の構成として説明したが、撮像装置100が単数或いは複数の構成、画像情報管理装置(画像ゲートウェイ)400が単数或いは複数の構成、印刷装置(プリントサービス)800が単数或いは複数の構成、情報処理装置(クライアントコンピュータ)500が単数或いは複数の何れの組み合わせであっても構わない。
そして、携帯電話基地局を含むパケット網700に関しても、単数或いは複数の何れの構成であっても構わない。
また、画像情報管理装置(画像ゲートウェイ)400、情報処理装置(クライアントコンピュータ)500、インターネット600、パケット網700を含まず、撮像装置100、通信装置300、工場450、販売店900、印刷装置(プリントサービス)800のみのシステム構成としても問題無い。
さらには、単数或いは複数の撮像装置100と通信装置300のみの構成としても問題無い。
なお、記録媒体200は、PCMCIA(Personal Computer Memory Card International Association)カードやCF(コンパクトフラッシュ(登録商標))カード、MMC(マルチメディアカード)、SDカード等のメモリカード、ハードディスク等だけでなく、マイクロDAT、光磁気ディスク、CD−RやCD−WR等の光ディスク、DVD等の相変化型光ディスク等で構成されていても勿論問題無い。
また、記録媒体200がメモリカードとハードディスク等が一体となった複合媒体であっても勿論問題無い。さらに、その複合媒体から一部が着脱可能な構成としても勿論問題無い。
そして、実施例の説明に於いては、記録媒体200は撮像装置100に内蔵しているとして説明したが、撮像装置100と分離して任意に接続可能になっていても勿論問題無い。
また、撮像装置100に記録媒体200が、単数或いは複数の任意の個数、内蔵或いは接続可能な構成であっても構わない。
(他の実施形態)
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることが出来る。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明の一実施例の全体構成ブロック図である。 本発明の撮像装置と通信装置の構成ブロック図である。 本発明の撮像装置の構成ブロック図である。 本発明の通信装置の構成ブロック図である。 本実施例における撮像装置の主ルーチンのフローチャートである。 本実施例における撮像装置の被探索側認証処理ルーチンのフローチャートである。 本実施例における撮像装置の撮影モード処理ルーチンのフローチャートである。 本実施例における撮像装置の測距・測光処理ルーチンのフローチャートである。 本実施例における撮像装置の撮影処理ルーチンのフローチャートである。 本実施例における撮像装置の再生モード処理ルーチンのフローチャートである。 本実施例における通信装置の主ルーチンのフローチャートの一部である。 本実施例における通信装置の主ルーチンのフローチャートの一部である。 本実施例における通信装置の主ルーチンのフローチャートの一部である。 本実施例における通信装置の探索側認証処理ルーチンのフローチャートである。 他の実施例における撮像装置の主ルーチンのフローチャートの一部である。 他の実施例における撮像装置の主ルーチンのフローチャートの一部である。 本実施例における通信装置の主ルーチンのフローチャートの一部である。 本実施例における通信装置の主ルーチンのフローチャートの一部である。
符号の説明
10 撮影レンズ
12 シャッター
14 撮像素子
16 A/D変換器
18 タイミング発生回路
20 画像処理回路
22 メモリ制御回路
24 画像表示メモリ
26 D/A変換器
28 画像表示部
30 メモリ
32 画像圧縮・伸長回路
34 暗号/複合回路
36 課金管理手段
40 露光制御手段
42 測距制御手段
44 ズーム制御手段
46 バリア制御手段
48 フラッシュ
50 システム制御回路
52 メモリ
54 表示部
56 不揮発性メモリ
58 識別情報
60 電源スイッチ(メインスイッチ)
62 シャッタースイッチSW1
64 シャッタースイッチSW2
70 操作部
72 モードダイアルスイッチ
74 登録機器情報一覧
80 電源制御手段
82 コネクタ
84 コネクタ
86 電源手段
90 インタフェース
92 コネクタ
100 撮像装置
102 保護手段
104 光学ファインダ
114 通信手段
116 アンテナ
200 記録媒体
202 記録部
204 インタフェース
206 コネクタ
300 通信装置
310 マイク
312 A/D変換器
314 メモリ制御回路
316 D/A変換器
318 スピーカー
320 メモリ
322 D/A変換器
324 画像表示手段
326 通信手段
328 アンテナ
330 通信手段
332 アンテナ
350 通信システム制御回路
352 メモリ
354 不揮発性メモリ
356 識別情報(機器アドレス)
358 登録機器情報一覧
360 表示手段
362 操作手段
364 着信通知手段
380 電源制御手段
382 コネクタ
384 コネクタ
386 電源手段
400 画像情報管理装置(画像ゲートウェイ)
450 工場
500 情報処理装置(クライアントコンピュータ)
600 インターネット
602 ネットワーク
604 ネットワーク
606 ネットワーク
610 WWWサーバー
620 WWWサーバー
700 パケット網
702 ネットワーク
800 印刷装置(プリントサービス)
850 写真プリント
900 販売店

Claims (48)

  1. 撮像装置と通信装置が相互に通信可能に構成された撮像システムであって、
    前記撮像装置は、
    撮像手段と、前記撮像装置の識別情報を前記通信装置に通知する識別情報通知手段とを有し、
    前記通信装置は、
    前記撮像装置との認証を行う認証手段と、前記認証手段での認証結果に応じて前記撮像装置の識別情報を登録管理する識別情報管理手段と、前記認証手段での認証結果に応じて認証開始からの日時経過を判定する認証経過日時判定手段と、前記認証経過日時判定手段の判定結果に応じて前記識別情報管理手段から前記撮像装置の識別情報を削除する識別情報削除手段とを有することを特徴とする撮像システム。
  2. 撮像装置と通信装置が相互に通信可能に構成された撮像システムであって、
    前記撮像装置は、
    撮像手段と、前記撮像装置の識別情報を前記通信装置に通知する識別情報通知手段と、前記通信装置との認証を行う第1の認証手段と、前記第1の認証手段での認証結果に応じて認証開始からの日時経過を判定する認証経過日時判定手段と、前記認証経過日時判定手段の判定結果に応じて前記通知した撮像装置の識別情報の削除を前記通信装置に依頼する識別情報削除依頼通知手段とを有し、
    前記通信装置は、
    前記撮像装置との認証を行う第2の認証手段と、前記第2の認証手段での認証結果に応じて前記撮像装置の識別情報を登録管理する識別情報管理手段と、前記識別情報削除依頼通知手段からの前記撮像装置の識別情報の削除依頼通知に応じて前記識別情報管理手段から前記撮像装置の識別情報を削除する識別情報削除手段とを有することを特徴とする撮像システム。
  3. 前記撮像装置は更に識別情報削除設定手段を備え、前記識別情報削除依頼通知手段により前記識別情報管理手段から前記撮像装置の識別情報を削除することの依頼可否を設定可能とすることを特徴とする請求項2に記載の撮像システム。
  4. 前記撮像装置は更に機種種別通知手段を備え、前記通信装置は前記機種種別通知手段からの機種種別通知に応じて、前記識別情報削除手段により前記識別情報管理手段から前記撮像装置の識別情報を削除することの可否を判定することを特徴とする請求項1乃至請求項3何れかに記載の撮像システム。
  5. 前記機種種別通知が回収型の撮像装置を表す通知であり、前記可否の判定が前記回収型の撮像装置を表す通知において前記撮像装置の識別情報を削除する判定であることを特徴とする請求項4に記載の撮像システム。
  6. 前記通信装置は更に識別情報削除設定手段を備え、前記識別情報削除手段により前記識別情報管理手段から前記撮像装置の識別情報を削除することの可否を設定可能とすることを特徴とする請求項1乃至請求項5何れかに記載の撮像システム。
  7. 撮像装置と通信装置が相互に通信可能に構成された撮像システムの制御方法であって、
    前記撮像装置において、前記撮像装置の識別情報を前記通信装置に通知する識別情報通知工程と、
    前記通信装置において、前記撮像装置との認証を行う認証工程と、前記認証工程での認証結果に応じて前記撮像装置の識別情報を登録管理する識別情報管理工程と、前記認証工程での認証結果に応じて認証開始からの日時経過を判定する認証経過日時判定工程と、前記認証経過日時判定工程の判定結果に応じて前記識別情報管理工程から前記撮像装置の識別情報を削除する識別情報削除工程とを有することを特徴とする撮像システムの制御方法。
  8. 撮像装置と通信装置が相互に通信可能に構成された撮像システムの制御方法であって、
    前記撮像装置において、前記撮像装置の識別情報を前記通信装置に通知する識別情報通知工程と、前記通信装置との認証を行う第1の認証工程と、前記第1の認証工程での認証結果に応じて認証開始からの日時経過を判定する認証経過日時判定工程と、前記認証経過日時判定工程の判定結果に応じて前記通知した撮像装置の識別情報の削除を前記通信装置に依頼する識別情報削除依頼通知工程と、
    前記通信装置において、前記撮像装置との認証を行う第2の認証工程と、前記第2の認証工程での認証結果に応じて前記撮像装置の識別情報を登録管理する識別情報管理工程と、前記識別情報削除依頼通知工程からの前記撮像装置の識別情報の削除依頼通知に応じて前記識別情報管理工程から前記撮像装置の識別情報を削除する識別情報削除工程とを有することを特徴とする撮像システムの制御方法。
  9. 前記撮像装置は更に識別情報削除設定工程を備え、前記識別情報削除依頼通知工程により前記撮像装置の識別情報を削除することの依頼可否を設定可能とすることを特徴とする請求項8に記載の撮像システムの制御方法。
  10. 前記撮像装置は更に機種種別通知工程を備え、前記通信装置は前記機種種別通知工程からの機種種別通知に応じて、前記識別情報削除工程により前記撮像装置の識別情報を削除することの可否を判定することを特徴とする請求項7乃至請求項9何れかに記載の撮像システムの制御方法。
  11. 前記機種種別通知が回収型の撮像装置を表す通知であり、前記可否の判定が前記回収型の撮像装置を表す通知において前記撮像装置の識別情報を削除する判定であることを特徴とする請求項10に記載の撮像システムの制御方法。
  12. 前記通信装置は更に識別情報削除設定工程を備え、前記識別情報削除工程により前記識別情報管理工程から前記撮像装置の識別情報を削除することの可否を設定可能とすることを特徴とする請求項7乃至請求項11何れかに記載の撮像システムの制御方法。
  13. 撮像装置と通信装置が相互に通信可能に構成された撮像システムを制御する制御プログラムを格納した記憶媒体であって、該制御プログラムが、
    前記撮像装置において、前記撮像装置の識別情報を前記通信装置に通知する識別情報通知工程と、
    前記通信装置において、前記撮像装置との認証を行う認証工程と、前記認証工程での認証結果に応じて前記撮像装置の識別情報を登録管理する識別情報管理工程と、前記認証工程での認証結果に応じて認証開始からの日時経過を判定する認証経過日時判定工程と、前記認証経過日時判定工程の判定結果に応じて前記識別情報管理工程から前記撮像装置の識別情報を削除する識別情報削除工程のコードを具備することを特徴とする記憶媒体。
  14. 撮像装置と通信装置が相互に通信可能に構成された撮像システムを制御する制御プログラムを格納した記憶媒体であって、該制御プログラムが、
    前記撮像装置において、前記撮像装置の識別情報を前記通信装置に通知する識別情報通知工程と、前記通信装置との認証を行う第1の認証工程と、前記第1の認証工程での認証結果に応じて認証開始からの日時経過を判定する認証経過日時判定工程と、前記認証経過日時判定工程の判定結果に応じて前記通知した撮像装置の識別情報の削除を前記通信装置に依頼する識別情報削除依頼通知工程と、
    前記通信装置において、前記撮像装置との認証を行う第2の認証工程と、前記第2の認証工程での認証結果に応じて前記撮像装置の識別情報を登録管理する識別情報管理工程と、前記識別情報削除依頼通知工程からの前記撮像装置の識別情報の削除依頼通知に応じて前記識別情報管理工程から前記撮像装置の識別情報を削除する識別情報削除工程のコードを具備することを特徴とする記憶媒体。
  15. 前記撮像装置は更に識別情報削除設定工程を備え、前記識別情報削除依頼通知工程により前記撮像装置の識別情報を削除することの依頼可否を設定可能とすることを特徴とする請求項14に記載の記憶媒体。
  16. 前記撮像装置は更に機種種別通知工程を備え、前記通信装置は前記機種種別通知工程からの機種種別通知に応じて、前記識別情報削除工程により前記撮像装置の識別情報を削除することの可否を判定することを特徴とする請求項13乃至請求項15何れかに記載の記憶媒体。
  17. 前記機種種別通知が回収型の撮像装置を表す通知であり、前記可否の判定が前記回収型の撮像装置を表す通知において前記撮像装置の識別情報を削除する判定であることを特徴とする請求項16に記載の記憶媒体。
  18. 前記通信装置は更に識別情報削除設定工程を備え、前記識別情報削除工程により前記識別情報管理工程から前記撮像装置の識別情報を削除することの可否を設定可能とすることを特徴とする請求項13乃至請求項17何れかに記載の記憶媒体。
  19. 撮像装置と通信可能に構成された通信装置であって、
    前記撮像装置との認証を行う認証手段と、前記認証手段での認証結果に応じて、前記撮像装置から通知された前記撮像装置の識別情報を登録管理する識別情報管理手段と、前記認証手段での認証結果に応じて認証開始からの日時経過を判定する認証経過日時判定手段と、前記認証経過日時判定手段の判定結果に応じて前記識別情報管理手段から前記撮像装置の識別情報を削除する識別情報削除手段とを有することを特徴とする通信装置。
  20. 撮像装置と通信可能に構成された通信装置であって、
    前記撮像装置との認証を行う認証手段と、前記認証手段での認証結果に応じて前記撮像装置から通知された前記撮像装置の識別情報を登録管理する識別情報管理手段と、前記撮像装置と前記通信装置との間の認証開始からの日時経過に伴い前記撮像装置から通知された前記撮像装置の識別情報の削除依頼通知に応じて前記識別情報管理手段から前記撮像装置の識別情報を削除する識別情報削除手段とを有することを特徴とする通信装置。
  21. 前記通信装置は前記撮像装置からの機種種別通知に応じて、前記識別情報削除手段により前記識別情報管理手段から前記撮像装置の識別情報を削除することの可否を判定することを特徴とする請求項19又は請求項20に記載の通信装置。
  22. 前記機種種別通知が回収型の撮像装置を表す通知であり、前記可否の判定が前記回収型の撮像装置を表す通知において前記撮像装置の識別情報を削除する判定であることを特徴とする請求項21に記載の通信装置。
  23. 前記通信装置は更に識別情報削除設定手段を備え、前記識別情報削除手段により前記識別情報管理手段から前記撮像装置の識別情報を削除することの可否を設定可能とすることを特徴とする請求項19乃至請求項22何れかに記載の通信装置。
  24. 撮像装置と通信可能に構成された通信装置の制御方法であって、
    前記撮像装置との認証を行う認証工程と、前記認証工程での認証結果に応じて、前記撮像装置から通知された前記撮像装置の識別情報を登録管理する識別情報管理工程と、前記認証工程での認証結果に応じて認証開始からの日時経過を判定する認証経過日時判定工程と、前記認証経過日時判定工程の判定結果に応じて前記識別情報管理工程から前記撮像装置の識別情報を削除する識別情報削除工程とを有することを特徴とする通信装置の制御方法。
  25. 撮像装置と通信可能に構成された通信装置の制御方法であって、
    前記撮像装置との認証を行う認証工程と、前記認証工程での認証結果に応じて前記撮像装置から通知された前記撮像装置の識別情報を登録管理する識別情報管理工程と、前記撮像装置と前記通信装置との間の認証開始からの日時経過に伴い前記撮像装置から通知された前記撮像装置の識別情報の削除依頼通知に応じて前記撮像装置の識別情報を削除する識別情報削除工程とを有することを特徴とする通信装置の制御方法。
  26. 前記通信装置は前記撮像装置からの機種種別通知に応じて、前記識別情報削除工程により前記撮像装置の識別情報を削除することの可否を判定することを特徴とする請求項24又は請求項25に記載の通信装置の制御方法。
  27. 前記機種種別通知が回収型の撮像装置を表す通知であり、前記可否の判定が前記回収型の撮像装置を表す通知において前記撮像装置の識別情報を削除する判定であることを特徴とする請求項26に記載の通信装置の制御方法。
  28. 前記通信装置は更に識別情報削除設定工程を備え、前記識別情報削除工程により前記撮像装置の識別情報を削除することの可否を設定可能とすることを特徴とする請求項24乃至請求項27何れかに記載の通信装置の制御方法。
  29. 撮像装置と通信可能に構成された通信装置を制御する制御プログラムを格納した記憶媒体であって、該制御プログラムが、
    前記撮像装置との認証を行う認証工程と、前記認証工程での認証結果に応じて、前記撮像装置から通知された前記撮像装置の識別情報を登録管理する識別情報管理工程と、前記認証工程での認証結果に応じて認証開始からの日時経過を判定する認証経過日時判定工程と、前記認証経過日時判定工程の判定結果に応じて前記識別情報管理工程から前記撮像装置の識別情報を削除する識別情報削除工程のコードを具備することを特徴とする記憶媒体。
  30. 撮像装置と通信可能に構成された通信装置を制御する制御プログラムを格納した記憶媒体であって、該制御プログラムが、
    前記撮像装置との認証を行う認証工程と、前記認証工程での認証結果に応じて前記撮像装置から通知された前記撮像装置の識別情報を登録管理する識別情報管理工程と、前記撮像装置と前記通信装置との間の認証開始からの日時経過に伴い前記撮像装置から通知された前記撮像装置の識別情報の削除依頼通知に応じて前記撮像装置の識別情報を削除する識別情報削除工程のコードを具備することを特徴とする記憶媒体。
  31. 前記通信装置は前記撮像装置からの機種種別通知に応じて、前記識別情報削除工程により前記撮像装置の識別情報を削除することの可否を判定することを特徴とする請求項29又は請求項30に記載の記憶媒体。
  32. 前記機種種別通知が回収型の撮像装置を表す通知であり、前記可否の判定が前記回収型の撮像装置を表す通知において前記撮像装置の識別情報を削除する判定であることを特徴とする請求項31に記載の記憶媒体。
  33. 前記通信装置は更に識別情報削除設定工程を備え、前記識別情報削除工程により前記撮像装置の識別情報を削除することの可否を設定可能とすることを特徴とする請求項29乃至請求項32何れかに記載の記憶媒体。
  34. 通信装置と通信可能に構成された撮像装置であって、
    撮像手段と、前記撮像装置の識別情報を前記通信装置に通知する識別情報通知手段とを有し、
    前記通信装置が、前記撮像装置との認証結果に応じて前記撮像装置の識別情報を登録管理し、前記撮像装置との認証結果によって認証開始からの日時経過を判定した結果に応じて前記撮像装置の識別情報を削除することを特徴とする撮像装置。
  35. 通信装置と通信可能に構成された撮像装置であって、
    撮像手段と、前記撮像装置の識別情報を前記通信装置に通知する識別情報通知手段と、前記通信装置との認証を行う認証手段と、前記認証手段での認証結果に応じて認証開始からの日時経過を判定する認証経過日時判定手段と、前記認証経過日時判定手段の判定結果に応じて前記通知した撮像装置の識別情報の削除を前記通信装置に依頼する識別情報削除依頼通知手段とを有し、
    前記通信装置が、前記撮像装置との認証結果に応じて前記撮像装置の識別情報を登録管理し、前記識別情報削除依頼通知手段からの前記撮像装置の識別情報の削除依頼通知に応じて前記撮像装置の識別情報を削除することを特徴とする撮像装置。
  36. 前記撮像装置は更に識別情報削除設定手段を備え、前記識別情報削除依頼通知手段により前記識別情報管理手段から前記撮像装置の識別情報を削除することの依頼可否を設定可能とすることを特徴とする請求項35に記載の撮像装置。
  37. 前記撮像装置は更に機種種別通知手段を備え、前記通信装置が前記機種種別通知手段からの機種種別通知に応じて前記撮像装置の識別情報を削除することの可否を判定することを特徴とする請求項34乃至請求項36何れかに記載の撮像装置。
  38. 前記機種種別通知が回収型の撮像装置を表す通知であり、前記可否の判定が前記回収型の撮像装置を表す通知において前記撮像装置の識別情報を削除する判定であることを特徴とする請求項37に記載の撮像装置。
  39. 通信装置と通信可能に構成された撮像装置の制御方法であって、
    前記撮像装置の識別情報を前記通信装置に通知する識別情報通知工程を有し、
    前記通信装置が、前記撮像装置との認証結果に応じて前記撮像装置の識別情報を登録管理し、前記撮像装置との認証結果によって認証開始からの日時経過を判定した結果に応じて前記撮像装置の識別情報を削除することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  40. 通信装置と通信可能に構成された撮像装置の制御方法であって、
    前記撮像装置の識別情報を前記通信装置に通知する識別情報通知工程と、前記通信装置との認証を行う認証工程と、前記認証工程での認証結果に応じて認証開始からの日時経過を判定する認証経過日時判定工程と、前記認証経過日時判定工程の判定結果に応じて前記通知した撮像装置の識別情報の削除を前記通信装置に依頼する識別情報削除依頼通知工程とを有し、
    前記通信装置が、前記撮像装置との認証結果に応じて前記撮像装置の識別情報を登録管理し、前記識別情報削除依頼通知工程での前記撮像装置の識別情報の削除依頼通知に応じて前記撮像装置の識別情報を削除することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  41. 前記撮像装置は更に識別情報削除設定工程を備え、前記識別情報削除依頼通知工程により前記識別情報管理工程での前記撮像装置の識別情報を削除することの依頼可否を設定可能とすることを特徴とする請求項40に記載の撮像装置の制御方法。
  42. 前記撮像装置は更に機種種別通知工程を備え、前記通信装置が前記機種種別通知工程での機種種別通知に応じて前記撮像装置の識別情報を削除することの可否を判定することを特徴とする請求項39乃至請求項41何れかに記載の撮像装置の制御方法。
  43. 前記機種種別通知が回収型の撮像装置を表す通知であり、前記可否の判定が前記回収型の撮像装置を表す通知において前記撮像装置の識別情報を削除する判定であることを特徴とする請求項42に記載の撮像装置の制御方法。
  44. 通信装置と通信可能に構成された撮像装置を制御する制御プログラムを格納した記憶媒体であって、該制御プログラムが、
    前記撮像装置の識別情報を前記通信装置に通知する識別情報通知工程のコードを具備し、
    前記通信装置が、前記撮像装置との認証結果に応じて前記撮像装置の識別情報を登録管理し、前記撮像装置との認証結果によって認証開始からの日時経過を判定した結果に応じて前記撮像装置の識別情報を削除することを特徴とする記憶媒体。
  45. 通信装置と通信可能に構成された撮像装置を制御する制御プログラムを格納した記憶媒体であって、該制御プログラムが、
    前記撮像装置の識別情報を前記通信装置に通知する識別情報通知工程と、前記通信装置との認証を行う認証工程と、前記認証工程での認証結果に応じて認証開始からの日時経過を判定する認証経過日時判定工程と、前記認証経過日時判定工程の判定結果に応じて前記通知した撮像装置の識別情報の削除を前記通信装置に依頼する識別情報削除依頼通知工程のコードを具備し、
    前記通信装置が、前記撮像装置との認証結果に応じて前記撮像装置の識別情報を登録管理し、前記識別情報削除依頼通知工程での前記撮像装置の識別情報の削除依頼通知に応じて前記撮像装置の識別情報を削除することを特徴とする記憶媒体。
  46. 前記撮像装置は更に識別情報削除設定工程を備え、前記識別情報削除依頼通知工程により前記識別情報管理工程での前記撮像装置の識別情報を削除することの依頼可否を設定可能とすることを特徴とする請求項45に記載の記憶媒体。
  47. 前記撮像装置は更に機種種別通知工程を備え、前記通信装置が前記機種種別通知工程での機種種別通知に応じて前記撮像装置の識別情報を削除することの可否を判定することを特徴とする請求項44乃至請求項46何れかに記載の記憶媒体。
  48. 前記機種種別通知が回収型の撮像装置を表す通知であり、前記可否の判定が前記回収型の撮像装置を表す通知において前記撮像装置の識別情報を削除する判定であることを特徴とする請求項47に記載の記憶媒体。
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