JP2006191364A - 塵埃検知機能付き電気機器、および、塵埃検知機能付きビデオ一体型テレビジョン装置。 - Google Patents

塵埃検知機能付き電気機器、および、塵埃検知機能付きビデオ一体型テレビジョン装置。 Download PDF

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Abstract

【課題】 部品点数を削減して製造コストを低減させることができるとともに、塵埃の堆積を警告することができ、安全性に優れる塵埃検知機能付き電気機器の提供を課題とする。
【解決手段】 リ−ルの回転を検知するリ−ルセンサ50を構成する発光部である赤外線LED50aからの赤外線を、塵埃検知センサ55を構成する第1の受光部であるフォトトランジスタ55bに導く導光部80が設けられており、導光部80によりフォトトランジスタ55bに導かれる赤外線が堆積した塵埃により遮断されたときに、所定の警告を行うように構成されている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、塵埃の堆積を報知する塵埃検知機能付き電気機器に関し、特に、同機能が付加されたビデオ一体型テレビジョン装置に関するものである。
従来、温度の上昇し易いブラウン管や電源回路等の近傍に赤外線センサを配設し、同赤外線センサにて堆積した塵埃を検知するとともに、同堆積した塵埃に起因して発火に至る危険を警告する機能を備えたビデオ一体型テレビジョン装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。このようなビデオ一体型テレビジョン装置によれば、発火の危険性があるときには、その旨が報知されるため、利用者は、業者に装置内部の清掃を依頼する等の対策を講じることが可能となる。
特開平11−201726号公報
しかしながら、上述したビデオ一体型テレビジョン装置では、赤外線の発光部と受光部とを具備する赤外線センサを、発火の危険性のある部位毎に配設するものであり、部品点数が多くなってしまうという問題があった。
本発明は、上記課題にかんがみてなされたものであり、部品点数を削減して製造コストを低減させることができるとともに、塵埃の堆積を警告することができ、安全性に優れる塵埃検知機能付き電気機器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項2にかかる発明は、内部に赤外線の発光部を有する塵埃検知機能付き電気機器において、
赤外線を受光する第1の受光部が所定位置に配設され、
上記第1の受光部が赤外線を受光したことを検知する検知手段と、
上記発光部から発せられた赤外線を上記第1の受光部に導く導光部と、
上記検知手段の検知結果に基づいて、内部に塵埃が堆積していることを報知する塵埃堆積警告手段とを具備する構成としてある。
上記のように構成した請求項2において、塵埃検知機能付き電気機器は、内部に赤外線の発光部を有している。この発光部としては特に限定されないが、例えば、各種の状態検知を行うための赤外線センサを構成する発光部を挙げることができる。例えば、ビデオデッキやビデオ一体型テレビジョン装置においては、ビデオテ−プの終端を検知する赤外線センサ、ビデオテ−プを走行させるためのリ−ルの回転検知を行う赤外線センサ、ビデオテ−プの挿入を検知する赤外線センサ、および、ビデオテ−プに対して映像信号の録再を行うヘッドシリンダの回転を検知する赤外線センサを構成する発光部を挙げることができる。
また、塵埃検知機能付き電気機器は、赤外線を受光する第1の受光部が所定位置に設置され、同第1の受光部が赤外線を受光したことを検知する検知手段と、上記発光部から発せられた赤外線を上記第1の受光部に導く導光部と、上記検知手段の検知結果に基づいて、内部に塵埃が堆積していることを報知する塵埃堆積警告手段とを具備している。すなわち、塵埃の堆積を検知するための第1の受光部および検知手段のみを具備するとともに、発光部として、上述した状態検知を行う際等に用いられる赤外線センサの発光部を兼用し、同発光部から発せられた赤外線を上記第1の受光部に導く導光部を設置するのである。そして、上記導光部により上記第1の発光部に導かれる赤外線が塵埃により遮断されたことを検知手段が検知したときには、内部に塵埃が堆積していることを報知報知するのである。このように構成することにより、電気機器における内部の状態検知を行うための赤外線センサの発光部を、塵埃の堆積を検知するセンサにおける発光部として兼用することが可能となるため、部品点数の削減に繋がり、製造コストを低減させることが可能となるとともに、塵埃の堆積を報知することができ、安全性に優れる塵埃検知機能付き電気機器を提供することが可能となる。
また、請求項3にかかる発明は、上記第1の受光部は、上方からの赤外線を受光するように上を向いて配設されており、
赤外線を通過する材質で形成され、その上部に塵埃が堆積される塵埃堆積シ−トが上記第1の受光部の上方に配設されている構成としてある。
上記のように構成した請求項3において、塵埃堆積シ−ト上に塵埃を堆積させることが可能となる。
また、請求項4にかかる発明は、ビデオテ−プに記録された映像信号の読み出しを行うビデオ再生部を具備するビデオ一体型テレビジョン装置であり、
上記発光部は、上記ビデオ再生部における状態検知を行う状態検知センサを構成するものとしてある。
上記のように構成した請求項4において、ビデオ再生部における状態検知を行う状態センサ、例えば、ビデオテ−プの終端を検知する赤外線センサ、ビデオテ−プの挿入を検知する赤外線センサ、および、ビデオテ−プに対して映像信号の録再を行うヘッドシリンダの回転を検知する赤外線センサ等を構成する発光部を、塵埃の堆積を検知するためのセンサとして兼用することが可能となる。
さらに、請求項5にかかる発明は、上記状態検出センサが、ビデオテープを走行させるリ−ルの回転検知を行う構成としてある。
上記のように構成した請求項5において、ビデオテ−プを走行させるためのリ−ルの回転検知を行う状態検知センサを構成する発光部を、塵埃の堆積を検知するためのセンサとして兼用することが可能となる。なお、上記リ−ルは、テ−クアップリ−ルとサプライリ−ルとのいずれであってもよい。
さらに、請求項6にかかる発明は、上記状態検知センサが、上記発光部からの赤外線を受光する第2の受光部を具備しており、
上記受光部は、上記発光部から発せられた赤外線を上記第1の受光部および上記第2の受光部に導く構成としてある。
上記のように構成した請求項6において、上記導光部により、発光部から発せられた赤外線を、上記第1の受光部および上記第2の受光部の両方に導くことが可能となる。例えば、上記状態検知センサを構成する発光部から発せられた光を、同状態検知センサを構成する受光部(第2の受光部)、および、塵埃の堆積を検知するためのセンサを構成する受光部(第1の受光部)の両方に導くことが可能となる。
さらに、請求項7にかかる発明は、上記塵埃堆積警告手段による報知が行われてから、所定期間が経過したことを受けて、本体の電源を入らないようにする電源制御手段を具備する構成としてある。
上記のように構成した請求項7において、塵埃が堆積している状態で使用を続けることによる発火の発生を防止することが可能となる。
さらに、請求項8にかかる発明は、上記電源制御手段の制御により本体の電源が入らなくなるまでの間に、同制御が行われる旨を予告する予告手段を具備する構成としてある。
上記のように構成した請求項8において、塵埃の堆積が原因で安全措置により電源が入らなくなることを予め認識しておくことが可能となる。
以上説明したように請求項2にかかる発明によれば、製造コストを低減させることが可能となるとともに、塵埃の堆積を報知することができ、安全性に優れる塵埃検知機能付き電気機器を提供することが可能となる。
また、請求項3にかかる発明によれば、塵埃堆積シ−ト上に塵埃を堆積させることが可能となる。
さらに、請求項4にかかる発明によれば、ビデオ再生部における状態検知を行う状態センサを構成する発光部を、塵埃の堆積を検知するためのセンサとして兼用することが可能となる。
さらに、請求項5にかかる発明によれば、ビデオテ−プを走行させるリ−ルの回転検知を行う状態検知センサを構成する発光部を、塵埃の堆積を検知するためのセンサとして兼用することが可能となる。
さらに、請求項6にかかる発明によれば、上記導光部により、発光部から発せられた赤外線を、上記第1の受光部および上記第2の受光部の両方に導くことが可能となる。
さらに、請求項7にかかる発明によれば、塵埃が堆積している状態で使用を続けることによる発火の発生を防止することが可能となる。
さらに、請求項8にかかる発明によれば、塵埃の堆積が原因で安全措置により電源が入らなくなることを予め認識しておくことが可能となる。
以下、下記の順序に従って本発明の実施形態を説明する。
(1)ビデオ一体型テレビジョン装置の外観:
(2)ビデオ一体型テレビジョン装置の内部構成:
(3)塵埃検知センサおよび導光部の配置位置:
(4)ビデオ一体型テレビジョン装置の動作:
(5)各種変形例:
(6)まとめ:
(1)ビデオ一体型テレビジョン装置の外観:
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を説明する。
図1は、実施形態にかかるビデオ一体型テレビジョン装置の外観図である。同図において、ビデオ一体型テレビジョン装置10は、受信したテレビジョン放送信号に基づく映像、および、ビデオテ−プの再生映像を表示させるためのディスプレイ11を具備している。このディスプレイ11は、ブラウン管からなるものであるが、液晶表示器やPDP表示器からなるものであってもよい。また、ディスプレイ11の下側には、ビデオテ−プの挿入口12が設けられており、その下側には、受信チャンネルの選択、ビデオテ−プの再生、巻き戻し、早送り等の操作を行う操作パネル部13が設けられている。
(2)ビデオ一体型テレビジョン装置の内部構成:
図2は、実施形態にかかるビデオ一体型テレビジョン装置の内部構成を示すブロック図である。同図において、ビデオ一体型テレビジョン装置10は、チュ−ナ20を備えており、マイコン30から送出される所定の選局信号に基づいて所望の放送局からのテレビジョン放送電波が受信される。このチュ−ナ20は、信号系回路40と接続されており、受信されたテレビジョン放送電波に基づくテレビジョン信号は、信号系回路40に入力される。ビデオ記録時には、信号系回路40は、入力テレビジョン信号を輝度信号と搬送色信号に分離し、これらの信号にはFM変調と低域変換が施され、両者が混合・増幅されて後述するヘッド系回路50に出力される。信号系回路40は、D/A変換回路41を備えており、入力されるデジタル信号をアナログ信号に変換してヘッド系回路60に出力する。また、音声信号に関しては、オ−ディオヘッドからの再生信号を再生処理して出力している。信号系回路40にて処理が施された映像信号は、ディスプレイ11に供給され、また、信号系回路40にて処理が施された音声信号は、スピ−カ14に供給される。
ヘッド系回路60は、図示しないビデオヘッドやオ−ディオヘッド、コントロ−ルヘッド等からなる磁気ヘッド群と、同磁気ヘッド群の周辺装置にて構成される。この周辺装置には、ビデオヘッドが配設されるシリンダや、同シリンダを回転駆動するためのシリンダモ−タ等が含まれる。上述のようにD/A変換回路41が出力する音声信号は、ヘッド系回路60のオ−ディオヘッドに入力され、同音声信号に基づく音声を再生可能な状態で音声トラックに書き込まれる。テ−プ駆動系回路70は、実際にテ−プを走行駆動するリ−ルモ−タやキャプスタンモ−タ等にて構成され、同リ−ルモ−タやキャプスタンモ−タおよび上述したシリンダモ−タは、サ−ボ系回路80により駆動制御される。
マイコン30には、リ−ルセンサ50が接続されている。このリ−ルセンサ50は、上述したリ−ルモ−タにより駆動され、ビデオテ−プを走行させるためのリ−ル(テ−クアップリ−ルまたはサプライリ−ル)の回転検知を行うためのものである。このリ−ルセンサ50は、赤外線を発する赤外線LED50aと、赤外線LED50aからの赤外線を受光することにより電流が流れるフォトトランジスタ50bとからなる。なお、赤外線LED50aは、上記発光部を構成するものであり、また、フォトトランジスタ50bは、上記第2の受光部を構成するものである。また、マイコン30には、塵埃検知センサ55が接続されている。この塵埃検知センサ55は、上記第1の受光部であるフォトトランジスタ55bのみから構成されており、このフォトトランジスタ55bに赤外線を供給する発光部を具備していない。後に詳述するが、フォトトランジスタ55bには、リ−ルセンサ50を構成する赤外線LED50aからの赤外線が供給されるのである。すなわち、上述した赤外線LED50aは、リ−ルセンサ50と塵埃検知センサ55とに兼用されるのである。そして、堆積した塵埃によりフォトトランジスタ55bに入光する赤外線の光量が低下すると、流れる電流量も低下する。そして、マイコン30がフォトトランジスタ55bに流れる電流量を検出し、その検出結果に基づいて、内部に塵埃が堆積していることを報知するのである。
図1に示した操作パネル13と、リモコン53とを介して操作指示することにより、ビデオ記録/再生や、予約記録時間帯の入力といった各種の処理を行うことが可能である。すなわち、操作パネル13における操作内容はマイコン30によって検出され、マイコン30が上記チューナ20の選局制御を行ったり、サーボ系回路80を駆動して頭出しなどを制御する。また、利用者がリモコン53上の操作ボタンを押し下げると、押し下げられた操作ボタンに応じた赤外線リモコン信号が送出される。そして、この赤外線リモコン信号をマイコン30が図示しないリモコン信号受光部を介して受信するとともにその操作内容を検知し、対応した処理を実行する。
マイコン30は、上述のように操作パネル11、チューナ20、信号系回路40、サーボ系回路80等を制御するようになっており、CPU31とEEPROM32およびRAM33とからなるプログラム実行環境を備えている。すなわち、RAM33を一時的なワ−クエリアとして使用しつつ、EEPROM32に記録されたプログラムを実行するようになっている。また、EEPROM23には、塵埃堆積警告画像デ−タ32a、および、電源オフ予告画像デ−タ32bが記憶されている。塵埃堆積警告画像デ−タ32aは、ビデオ一体型テレビジョン装置10内部に塵埃が堆積していることを報知する旨の画像をディスプレイ11に表示させるためのデ−タであり、塵埃検知センサ55により塵埃の堆積が検知されたことを受けて表示されるものである。一方、電源オフ予告画像デ−タ32bは、塵埃が堆積した状態が所定期間(例えば、1ヶ月間)継続したことを受けて、本体の電源をオンにすることができなくなる制御が行われる所定期間前に、そのことを予告する画像をディスプレイ11に表示させるためのデ−タである。
(3)塵埃検知センサおよび導光部の配置位置:
図3は、赤外線LED50a、フォトトランジスタ50bおよびフォトトランジスタ55bが基板上に配置されている様子を示す斜視図である。同図において、基板Bの右下側には、リ−ルセンサ50の受光部であるフォトトランジスタ50bが設置されており、また、フォトトランジスタ50bの左側には、塵埃検知センサ55のフォトトランジスタ55bが設置されている。さらに、フォトトランジスタ50bとフォトトランジスタ55bとを結ぶ線の中心部よりも奥側にはリ−ルセンサ50の赤外線LED50aが配置されている。
また、基板B上には、赤外線LED50aからの赤外線をフォトトランジスタ50bとフォトトランジスタ55bとの両方に導くための導光部80が設けられている。この導光部80は内部を赤外線が通過可能な部材からなり、赤外線LED50aの上側から直上に延びる柱部81と、柱部81から右側のフォトトランジスタ50bに延びる第1の導光片82と、柱部81から左側のフォトトランジスタ55bに延びる第2の導光片83とから構成されている。なお、柱部81、第1の導光片82および第2の導光片83は、一体的に成形されている。
赤外線LED50aから上方に発せられた赤外線は、柱部81の内部を通って、第1の導光片82および第2の導光片83にそれぞれ分岐し、リ−ルセンサ50のフォトトランジスタ50b、塵埃検知センサ55のフォトトランジスタ55bにそれぞれ導かれる。すなわち、この導光部80を設置することにより、1つの赤外線LED50aから発せられる赤外線を、2つのフォトトランジスタ50a、55bに導くことができるのである。これにより、リ−ルセンサ50の発光部である赤外線LED50aを、塵埃検知センサ55の発光部として兼用することができるのである。
また、塵埃検知センサ55のフォトトランジスタ55bには、赤外線を透過可能なフィルムからなる塵埃堆積シ−ト57が載置されている。図4は、フォトトランジスタ55bおよびフォトトランジスタ55bに載置されている塵埃堆積シ−ト57を示す図である。この塵埃堆積シ−ト57上に塵埃が堆積すると、第2の導光片83から導かれた赤外線(図4中、2点鎖線の矢印にて示す)が同塵埃により遮られ、フォトトランジスタ55bに入光する赤外線の光量が低下する。その結果、フォトトランジスタ55bに流れる電流量も低下し、それがマイコン30により検知されるのである。
(4)ビデオ一体型テレビジョン装置の動作
以下、ビデオ一体型テレビジョン装置10による内部の塵埃の堆積の検知および、塵埃の堆積の報知にかかる動作について説明する。実施形態にかかるビデオ一体型テレビジョン装置10では、第2の導光片83により導かれた赤外線が、塵埃堆積シ−ト57上に堆積している塵埃により遮られ、フォトトランジスタ55bの電流量が一定基準まで低下したことがマイコン30により検知されると、EEPROM32に記憶されている塵埃堆積警告画像デ−タ32aに基づいて、塵埃堆積警告画像を表示させる。図5は、上記塵埃堆積警告画像の一例を示す図である。同図において、ビデオ一体型テレビジョン装置10の内部に塵埃が堆積している虞があり、内部の清掃を推奨する旨を示す画像が表示されている。
そして、上述した塵埃堆積警告画像が表示されてから、マイコン30により塵埃の堆積が検知された状態が所定期間(例えば、20間)継続すると、EEPROM32に記憶されている電源オフ予告画像デ−タ32bに基づいて、電源オフ予告画像を表示させる。図6は、上記電源オフ予告画像の一例を示す図である。同図において、所定期間(10日)後にビデオ一体型テレビジョン装置10の本体の電源が入らなくなるとともに、内部の清掃が行われて堆積した塵埃が取り除かれるまで、本体の電源を入れることができない旨を示す画像が表示されている。
上述した電源オフ予告画像が表示されてから、上記所定期間(10日)経過すると、ビデオ一体型テレビジョン装置10の本体の電源が入らなくなる制御が行われる。この制御は、本体内部に堆積した塵埃が取り除かれ、塵埃検知センサ55により塵埃が検知されなくなったとき、すなわち、マイコン30によりフォトトランジスタ55bの電流量が一定基準を上回ったと判断されたときに解除される。
(5)各種変形例:
上述した実施形態では、ビデオ一体型テレビジョン装置がチュ−ナを備えており、放送局からのテレビジョン放送信号を受信し、同テレビジョン放送信号に基づく映像信号を録画することができるように構成されている場合について説明したが、本発明にかかるビデオテ−プは、必ずしも上述したチュ−ナを備えている必要はなく、単に、ビデオテ−プを再生する機能のみを有するものであってもよい。また、ディスプレイを具備するビデオ一体型テレビジョン装置である必要はなく、ビデオデッキにも本発明を適用することが可能である。
さらに、本発明では、内部に状態検知用のセンサを構成する発光部を具備し、この発光部を、塵埃堆積検知用センサの発光部として兼用することが可能であれば、適用される電気機器を限定するものではない。すなわち、内部に赤外線の発光部を有する電気機器であれば、どのような電気機器にも本発明を適用することが可能であり、例えば、DVDプレ−ヤ、DVDプレ−ヤ一体型テレビジョン装置、CDプレ−ヤ等、各種の電気機器に本発明を適用することが可能である。
以上、説明したように、実施形態にかかるビデオ一体型テレビジョン装置10によれば、リ−ルの回転を検知するリ−ルセンサ50を構成する発光部である赤外線LED50aからの赤外線を、塵埃検知センサ55を構成する第1の受光部であるフォトトランジスタ55bに導く導光部80が設けられており、導光部80によりフォトトランジスタ55bに導かれる赤外線が堆積した塵埃により遮断されたときに、所定の警告を行うように構成されているため、リ−ルセンサ50の赤外線LED50aを塵埃検知センサ55の発光部として兼用することが可能となる。その結果、部品点数を削減することができるとともに、塵埃の堆積を報知することができるため、安全性に優れたものとなる。
実施形態にかかるビデオ一体型テレビジョン装置の外観図である。 実施形態にかかるビデオ一体型テレビジョン装置の内部構成を示すブロック図である。 図2に示した赤外線LED、フォトトランジスタが基板上に配置されている様子を示す斜視図である。 フォトトランジスタ、および、これに載置されている塵埃堆積シ−トを示す図である。 塵埃堆積警告画像の一例を示す図である。 電源オフ予告画像の一例を示す図である。
符号の説明
10…ビデオ一体型テレビジョン装置
11…ディスプレイ
12…挿入口
13…操作パネル部
14…スピ−カ
20…チュ−ナ
30…マイコン
31…CPU
32…EEPROM
32a…塵埃堆積警告画像デ−タ
32b…電源オフ予告画像デ−タ
33…RAM
40…信号系回路
41…D/A変換回路
51…テ−プ駆動系回路
50…リ−ルセンサ
50a…赤外線LED
50b…フォトトランジスタ
53…リモコン
55…塵埃検知センサ
55b…フォトトランジスタ
60…ヘッド系回路
70…テ−プ駆動系回路
80…導光部
81…柱部
82…第1の導光片
83…第2の導光片

Claims (8)

  1. ビデオテ−プを走行させるリ−ルの回転検知を行うリ−ルセンサを具備するビデオ一体型テレビジョン装置において、
    赤外線を受光する第1の受光部が所定位置に配設され、
    上記第1の受光部が赤外線を受光したことを検知する検知手段と、
    リ−ルセンサを構成する発光部から発せられる赤外線を上記第1の受光部、および、上記リ−ルセンサを構成する第2の受光部に導く導光部と、
    上記検知手段の検知結果に基づいて、内部に塵埃が堆積していることを報知する塵埃堆積警告手段と、
    上記塵埃堆積警告手段による報知が行われてから、所定期間が経過したことを受けて、本体の電源を入らないようにする電源制御手段と、
    上記電源制御手段の制御により本体の電源が入らなくなるまでの間に、同制御が行われる旨を予告する予告手段と
    を具備することを特徴とするビデオ一体型テレビジョン装置。
  2. 内部に赤外線の発光部を有する塵埃検知機能付き電気機器において、
    赤外線を受光する第1の受光部が所定位置に配設され、
    上記第1の受光部が赤外線を受光したことを検知する検知手段と、
    上記発光部から発せられた赤外線を上記第1の受光部に導く導光部と、
    上記検知手段の検知結果に基づいて、内部に塵埃が堆積していることを報知する塵埃堆積警告手段と
    を具備することを特徴とする塵埃検知機能付き電気機器。
  3. 上記第1の受光部は、上方からの赤外線を受光するように上を向いて配設されており、
    赤外線を透過する材質で形成され、その上部に塵埃が堆積される塵埃堆積シ−トが上記第1の受光部の上方に配設されていることを特徴とする請求項2に記載の塵埃検知機能付き電気機器。
  4. ビデオテ−プに記録された映像信号の読み出しを行うビデオ再生部を具備するビデオ一体型テレビジョン装置であり、
    上記発光部は、上記ビデオ再生部における状態検知を行う状態検知センサを構成することを特徴とする請求項2または3に記載の塵埃検知機能付き電気機器。
  5. 上記状態検知センサは、ビデオテープを走行させるリ−ルの回転検知を行うことを特徴とする請求項4に記載の塵埃検知機能付き電気機器。
  6. 上記状態検知センサは、上記発光部からの赤外線を受光する第2の受光部を具備しており、
    上記導光部は、上記発光部から発せられた赤外線を上記第1の受光部および上記第2の受光部に導くことを特徴とする請求項4または5に記載の塵埃検知機能付き電気機器。
  7. 上記塵埃堆積警告手段による報知が行われてから、所定期間が経過したことを受けて、本体の電源を入らないようにする電源制御手段を具備することを特徴とする請求項2〜6のいずれかに記載の塵埃検知機能付き電気機器。
  8. 上記電源制御手段の制御により本体の電源が入らなくなるまでの間に、同制御が行われる旨を予告する予告手段を具備することを特徴とする請求項7に記載の塵埃検知機能付き電気機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP7477938B2 (ja) 2021-06-25 2024-05-02 株式会社Tmeic 無停電電源システム

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