JP2006190869A - 半導体装置の設計方法および信頼性評価方法 - Google Patents

半導体装置の設計方法および信頼性評価方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 所望の信頼性を有する半導体装置を設計する。
【解決手段】 半導体装置100は、第一の配線112上にビア124が形成された構成を有する。半導体装置100の設計方法は、銅配線(配線金属膜110)中において、ボイド150が一の起点から成長すると仮定したときの、所定温度でSIV保証時間topenに広がるボイド150の成長領域の想定値xopenを算出するステップと、想定値xopenと第一の配線112とビア124との接触領域のサイズとを比較することにより、ビア124の形状因子を規定するステップと、を含む。接触領域のサイズは、d+2h(dはビア124の直径、hはビア124が第一の配線112内に埋め込まれる深さ)とすることができる。
【選択図】 図10

Description

本発明は、半導体装置の設計方法および信頼性評価方法に関する。
近年、半導体装置の高集積化への要請から、配線やビア等の材料として銅が広く用いられるようになってきた。銅は、従来用いられていたアルミニウムに比べて抵抗が低く、エレクトロマイグレーション耐性にも優れるという特徴を有している。
しかし、このような銅配線において、ストレスマイグレーションの発生が問題となりつつある。図17は、ダマシン法により形成した銅多層配線の断面模式図である。銅多層配線は、下層配線12の上部にビア24を介して上層配線30が接続した構成となっている。このような銅多層配線において、銅のストレスマイグレーションにより、下層配線12とビア24との界面において、ボイド10が発生してしまうことがあり、配線間の接続不良が引き起こされる。これにより、半導体装置の歩留が低下したり、長期間の使用により半導体装置が不安定になるという課題が生じる。
特許文献1には、導電層(バリアメタル層)およびその上に形成されたアルミニウム系合金層からなり、基体上に形成された下層配線と、基体および下層配線上に形成された層間絶縁層と、下層配線上方の層間絶縁膜に形成されるとともにアルミニウム系合金層を貫通し、導電層へと延びる開口部と、開口部内および層間絶縁層上に形成され、下層配線と電気的に接続された上層配線からなる半導体装置の配線構造が開示されている。当該文献によれば、開口部がアルミニウム系合金層を貫通し導電層へと延びており、この開口部内に下層配線と電気的に接続された上層配線が形成されているため、開口部底部の近傍に位置するアルミニウム系合金層にエレクトロマイグレーションやストレスマイグレーションによるボイドが発生したとしても、上層配線は導電層において下層配線と確実に電気的に接続されており、高い信頼性を有する配線構造が得られるとされている。
特開平7−235596号公報 Mads R. Sorensen著,Physical Review B,ボリューム62、ナンバー6,2000年8月,3658頁 Chang-Hee Lee著,Jpn. J. Appl. Phys.,ボリューム42、パート1、ナンバー,2003年7月,4486頁 鈴木貴志著,「めっきCu中の欠陥の陽電子消滅評価」、LSI配線における原子輸送・応力問題、第10回研究会予稿集,応用物理学会薄膜・表面物理分科会,2004年7月15−16日,22−23頁
しかし、特許文献1に記載されたように、ビアが下層配線を貫通して下層配線底部のバリアメタル膜と接する構成とした場合、ビアのバリアメタル膜と下層配線のバリアメタル膜とが接することになり、配線抵抗が高くなるという問題がある。とくに、ビアの側壁と下層配線との間にボイドが発生した場合、バリアメタル膜間の電気的接続では高抵抗になってしまう。そのような状態となると、配線材料として銅を用いても、低抵抗化を保つことができなくなる。
本発明によれば、銅配線上にビアが形成された構造を含む半導体装置の設計方法であって、前記銅配線中において、ボイドが一の起点から成長すると仮定したときの、所定温度でSIV保証時間topenに広がるボイドの成長領域の想定値xopenを算出するステップと、前記想定値xopenと前記銅配線と前記ビアとの接触領域のサイズとを比較することにより、前記ビアの形状因子を規定するステップと、を含むことを特徴とする半導体装置の設計方法が提供される。
本発明者は、銅配線中において、ボイドが一の起点から成長し、ボイドの成長領域が銅配線とビアとの接触領域全体に広がったときに、銅配線とビアとの接続不良が生じると仮定した。ボイドの成長領域は、時間とともに増大する。一方、銅配線とビアとの接触領域は、ビアの形状因子により決定される。本発明によれば、所望のSIV(Stress Induced Voiding)保証時間topenに広がるボイドの成長領域の想定値xopenを考慮して、ビアの形状因子を規定しているために、SIV保証時間topen内に銅配線とビアとの接続不良が生じるのを防ぐことができる。これにより、所望の信頼性を有する半導体装置を設計することができる。
たとえば、ビアの形状因子を規定するステップにおいて、接触領域のサイズが、想定値xopen以上となるように、ビアの形状因子を規定することができる。これにより、SIV保証時間topen内に銅配線とビアとの接続不良が生じるのを防ぐことができる。
また、たとえば、ビアの形状因子を規定するステップにおいて、接触領域のサイズまたは想定値xopenを補正し、補正後において、接触領域のサイズが、想定値xopen以上となるように、ビアの形状因子を規定することもできる。
本発明によれば、銅配線上にビアが形成された構造を含む半導体装置の信頼性評価方法であって、前記ビアの形状因子に基づき、前記銅配線と前記ビアとの接触領域のサイズを算出するステップと、前記銅配線中において、ボイドが一の起点から成長すると仮定したときの、所定温度で処理時間tに広がるボイドの成長領域の想定値xと前記接触領域のサイズとを比較することにより、SIV保証時間topenを算出するステップと、を含むことを特徴とする半導体装置の信頼性評価方法が提供される。
本発明によれば、ビアの形状因子に基づき算出される銅配線とビアとの接触領域のサイズと、ボイドの成長領域の想定値xとを比較することにより、SIV保証時間topenを算出することができる。これにより、時間のかかるSIV試験を行うことなく、SIV保証時間topenを精度よく算出することができる。これにより、半導体装置の信頼性を簡易に精度よく行うことができる。
たとえば、SIV保証時間topenを算出するステップにおいて、想定値xが、接触領域のサイズ以上となる処理時間tをSIV保証時間topenとして算出することができる。
また、たとえば、SIV保証時間topenを算出するステップにおいて、想定値xまたは接触領域のサイズを補正し、補正後において、想定値xが、接触領域のサイズ以上となる処理時間tをSIV保証時間topenとして算出することもできる。
本発明によれば、所望の信頼性を有する半導体装置を設計することができる。また、本発明によれば、時間のかかる試験を行うことなく、半導体装置の信頼性を精度よく評価することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。なお、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
本発明者は、半導体装置100の製造工程においてビア124側壁またはビア124下部に形成されたボイド150が、ビア124と第一の配線112との界面を拡散して成長すると仮定したモデルを考えた。図1および図2は、このようなモデルを示す図である。
半導体装置100は、バリアメタル膜108および配線金属膜110により構成される第一の配線112と、バリアメタル膜120およびビア金属膜122により構成されるとともに第一の配線112上に形成されたビア124とを含む。ここで、配線金属膜110は、銅により構成される。
図1は、ビア124側壁にボイド150が形成された状態を示す。ここで、xは所定温度で一の起点から成長するボイド150の長さの想定値である。dはビア124の直径、hはビア124が第一の配線112に埋め込まれる埋め込み深さ(またはビアホールの掘り込み深さ)である。
図2は、図1に示したボイド150が図中矢印の方向に拡散して、ビア124と第一の配線112との界面全体に形成された状態を示す。図2に示すように、ボイド150がビア124と第一の配線112との界面全体に広がると、ビア124と第一の配線112との間の接続不良が生じる。つまり、xが第一の配線112とビア124との接触領域の一端から他端に至る経路長L以上となると、ビア124と第一の配線112との間の接続不良が生じる。xが経路長Lより短い間は、ビア124と第一の配線112との間の電気的接続が保たれる。そのため、所定温度、所定時間のSIV試験により広がるボイド150の長さxが、経路長L以上となるように半導体装置100を設計することにより、SIV信頼性を向上させることができる。ここで、経路長Lは、第一の配線112とビア124との接触領域の最長距離とすることができる。本実施の形態において、経路長L=d+2hとすることができる。なお、本実施の形態の半導体装置100において、ビア124が第一の配線112に埋め込まれていない構成(h=ゼロ)とすることもできる。
次に、所定温度、所定時間のSIV試験により広がるボイド150の長さxの想定値の算出方法を説明する。フィックの第2法則を用いて、ボイド150の拡散距離をx、拡散係数をD、試験時間をtとすると、Cuの濃度C(x,t)は、ガウスの誤差関数erfを用いて以下の式で表される。Cは、配線金属膜110におけるCu(銅)の濃度である。
Figure 2006190869
SIV試験時の拡散係数DSIVは以下の式により求めることができる。Dstress(以下Dst)は、第一の配線112に存在する引っ張り応力(以下ストレスという)に応じて変化する拡散係数、Dgrainboundary(以下Dgb)は、第一の配線112表面の配向方位に応じて変化する拡散係数、Dinterface(以下Din)は、第一の配線112表面に施す表面処理に応じて変化する拡散係数である。また、その他の拡散係数、たとえばCuが粒内に拡散することにより変化する拡散係数は、Dgrの1/10000程度となる(非特許文献1)ため、ここでは考慮していない。
Figure 2006190869
この式を、ガウス関数で表すと、以下のようになる。Aは前指数項(Preexponential factor)、aは比例定数、Tは試験時の温度、Tpeakはピークとなる温度である。
Figure 2006190869
Figure 2006190869
D=DSIVとして式4を式1に代入すると、以下のようになる。
Figure 2006190869
次に、各係数を算出した。ここでは、ビア124の径d=200nm、ビア124の埋め込み深さh=60nm、第一の配線112の幅が10μm、配線高さが250nmの構造をもつ1万個のビアチェーンを用いてSIV試験を行った。試験温度は、100℃、125℃、140℃、150℃、160℃、175℃、200℃とした。
図3に、配線へのストレスS、第一の配線112に施す表面処理時間t(ここで、表面処理はシラン照射)、および第一の配線112のCuの<111>配向の面積を<100>配向の面積で割った面積比σをそれぞれ変化させた場合の条件を示す。
(i)ストレスSが大(550MPa)、中(315MPa)、小(115MPa)(いずれも表面処理時間t=30秒、面積比σ=3)(図3(a));
(ii)面積比σが3、8、13(いずれもストレスS=315MPa、表面処理時間t=30秒)(図3(b));
(iii)表面処理時間tが0秒、30秒、60秒(いずれもストレスS=315MPa、面積比σ=3)(図3(c));
となる試料を準備した。SIV試験中に10時間ごとに電流を流し、1ビアあたりの抵抗値が1MΩをこえた時点の時間topenでボイド150がd+2h(ここでは320nm)の距離を拡散してオープン不良をもたらしたと判定した。以下に、各値の算出方法を説明する。
ストレスはXRD(X-Ray Diffractometry)を用いて、式6に基づき算出した(非特許文献2)。ここで、Eはヤング率、vはポワソン比、ψは試料表面に対する傾斜角、dは、試料表面に対して傾斜角ψだけ傾斜した面の間隔、dは、試料表面に水平な面の間隔を示す。
Figure 2006190869
Cuの配向性はEBSP(Electron Backscatter Diffraction Patterns)を用いて求めた。
ところで、約700個のCu原子中、空格子点が1個存在するとの報告がある(非特許文献3)。この場合、Cuの濃度Cのうち(1−1/700)=0.9986Cがボイドになるまでの時間がtopenである。つまり、topenではC=0.9986Cとなる。そのため、式1は以下のようになる。
Figure 2006190869
式7に、topen、およびxopen=d+2hの値を代入して各試験温度でのDSIVを算出した。その結果を図4から図6に示す。つづいて、DSIV−T曲線および式3に基づき、a=0.001、Tpeak=150℃、およびASIVを得た。topenおよびASIVの値を図3に示す。
SIVと配線パラメータ(ストレスS、表面処理時間t、面積比σ)との関係を図7から図9に示す。ここで、ASIVは、ストレスS、表面処理時間t、面積比σすべてに基づき得られた値であるので、たとえば図7において、ストレス0の状態ではストレスに関するASIVもゼロであると仮定し、原点を通る直線で近似し、ASIV_stを求めた。同様にして、図9に基づきASIV_gbを求めた。また、ASIV_inは、図8に基づき、ASIVからASIV_stとASIV_gbを引き、残りの値がASIV_inのy切片(表面処理時間t=0秒のとき)となるようにして求めた。
Figure 2006190869
Figure 2006190869
Figure 2006190869
式5に式8から式10を代入すると、以下のようになる。
Figure 2006190869
Figure 2006190869
温度Tにおける保証すべきSIV試験時間topenに必要な掘り込み深さhおよびビア径dは、式11または式12に、配線パラメータ(ストレスS、表面処理時間t、面積比σ)を代入することにより、算出することができる。
また、ビア124の埋め込み深さhやビア径dが規格で決まっている場合、温度TにおけるSIV保証期間topenを算出することができる。
(第一の実施の形態)
図10は、本実施の形態における、半導体装置100の設計手順を示すフローチャートである。
まず、式11および式12に示した関係式を取得する(S100)。つづいて、目的とするSIV保証時間topenを取得する(S102)。次いで、ステップS102で取得したtopenを関係式に代入し、想定値xopenを取得する(S104)。ここで、ストレスSやCu<111>/<100>面積比σの値は、半導体装置の製造条件を適宜制御することにより制御することができる。半導体装置の製造条件により、配線パラメータが決定される。配線パラメータを式11または式12に代入することにより、想定値xopenが得られる。つづいて、想定値xopenに基づき、ビアの形状因子を規定する(S106)。たとえば、d+2h≧想定値xopenとなるようにビアの形状因子を規定する。その後、ステップS106で設計したビアの形状因子を満たすようにして半導体装置を製造する(S108)。
図11から図13は、半導体装置の製造手順を示す工程断面図である。ここでは、半導体装置の配線をシングルダマシン法により形成する例を説明する。
まず、シリコン基板(不図示)上の絶縁膜102の上に、エッチングストッパ膜104および絶縁膜106を成膜し、その上に、所定形状にパターニングされたレジスト膜(不図示)を設け、エッチングストッパ膜104および絶縁膜106を段階的にエッチングすることにより配線溝を形成する(図11(a))。
次いで、スパッタリング法により、基板全面にバリアメタル膜108を形成する(図11(b))。
その後、バリアメタル膜108上に配線金属膜110を形成する(図11(c))。本実施の形態において、配線金属膜110は、銅により構成することができる。配線金属膜110は、たとえば電解めっき法により形成することができる。配線金属膜110の形成条件を適宜制御することにより、Cu<111>/<100>面積比σを制御することができる。このように、配線金属膜110をめっき法により形成した場合に、配線金属膜110表面にバウンダリーが存在することになり、ストレスマイグレーションが生じやすくなる。そのため、このような場合に、SIV保証時間を考慮して半導体装置を設計する必要性が高い。
つづいて、配線金属膜110を形成した基板について、アルゴンまたは窒素等の不活性ガス雰囲気中で熱処理を行う。
次に、配線溝外部に形成された不要な配線金属膜110およびバリアメタル膜108を化学的機械的研磨(Chemical Mechanical Polishing:CMP)により除去し、配線溝内部にのみバリアメタル膜108および配線金属膜110を残すようにして第一の配線112を形成する。(図11(d))。
つづいて、第一の配線112の表面処理を行う。表面処理は、たとえばシラン照射やアンモニア照射等とすることができる。これにより、第一の配線112の配線金属膜110のグレインのバウンダリーの数を低減することができ、ストレスマイグレーション耐性を向上することができる。
その後、第一の配線112上に、エッチングストッパ膜114および絶縁膜116を成膜する(図12(a))。
つづいて、ビアが図10のステップS106で設計した形状因子を満たすように、ビアホールを形成する。まず、リソグラフィ法を用いて、開口直径を所定の幅dとして絶縁膜116をエッチングストッパ膜114が露出するまでエッチングし、その後、エッチングガスをかえてエッチングストッパ膜114をエッチングして第一の配線112の上面を露出させ、さらに第一の配線112を所定の深さhだけ掘り下げる。これにより、図12(b)に示すように、ビアホール118が形成される。
その後、ビアホール118内部を埋め込むように、バリアメタル膜120を形成する(図12(c))。続いて、バリアメタル膜120上に第一の配線112と同様に、電解めっき法によりビア金属膜122を形成する(図12(d))。その後、CMPによる平坦化を行い、ビア124を形成する(図12(e))。
つづいて、ビア124上部にエッチングストッパ膜132、絶縁膜134を成膜後、ドライエッチングにより配線溝(不図示)を形成し、その内部を埋め込むように、バリアメタル膜126および配線金属膜128をこの順で形成する。配線金属膜128は、第一の配線112の配線金属膜110と同様に成膜する。その後、CMPによる平坦化を行い、第二の配線130を形成する。以上のようにして、図13に示す配線構造が形成される。この後、上述した工程を繰り返すことにより、3層以上の多層配線構造の半導体装置を形成することができる。
以上の構成において、絶縁膜106および絶縁膜134は、MSQ(Methyl Silsesquioxane)や芳香族含有有機材料等の低誘電率膜により構成することができる。ここで、低誘電率膜は、比誘電率が3.3以下の材料により構成することができる。絶縁膜102や絶縁膜116は、シリコン酸化膜により構成することもできるが、絶縁膜106や絶縁膜134と同様、低誘電率膜により構成することもできる。エッチングストッパ膜104、エッチングストッパ膜114、およびエッチングストッパ膜132は、SiN、SiCN、SiOC等により構成することができる。バリアメタル膜108、バリアメタル膜120、およびバリアメタル膜126は、たとえばTaおよびTaNが積層したタンタル系バリアメタルとすることができる。
たとえば、図13に示した配線構造において、以下のような構成とした場合のビア124の形状因子を規定する。配線金属膜110、ビア金属膜122、および配線金属膜128は、銅により構成する。第一の配線112および第二の配線130のサイズは、それぞれ幅10μm、長さ20μm、高さ0.25μmとする。バリアメタル膜108、バリアメタル膜120、およびバリアメタル膜126は、TaおよびTaNが積層したタンタル系バリアメタルとする。ビア124のビア径d=80nm、埋め込み深さh=25nmとする。絶縁膜106、絶縁膜116、および絶縁膜134は、低誘電率膜であるMSQにより構成する。エッチングストッパ膜104、エッチングストッパ膜114、およびエッチングストッパ膜132は、SiN膜により構成する。また、第一の配線112の表面処理時間tを90秒とする。第一の配線112のCu<111>/<100>面積比σが0.001、ストレスSが1MPaとなるようにする。
この条件において、150℃におけるSIV保証時間topen=10年として、関係式からxopenの値を求めると、xopen=125nmとなる。xopen=d+2hおよびd=80nmから、h=22.5nmと算出される。
後述する実施例で示すように、式11または式12を用いて設計した半導体装置100のSIV保証期間topenは、実験結果とほぼ一致する。つまり、関係式を用いてビア124の形状因子を規定することにより、所望のSIV保証期間topenとなる半導体装置を得ることができる。
図14は、半導体装置の配線をデュアルダマシン法により形成した構成を示す断面図である。
半導体装置100は、シリコン基板(不図示)上に形成された絶縁膜102と、その上に形成されたエッチングストッパ膜104と、その上に形成された絶縁膜106と、その上に形成されたエッチングストッパ膜114と、その上に形成された絶縁膜136とを有する。絶縁膜106には第一の配線112が形成されている。また、第一の配線112上には、ビア124および第二の配線130が形成されている。
このように、配線構造をデュアルダマシン法で形成した場合にも、上述したシングルダマシン法で形成した場合と同様、本発明を適用することができる。
(第二の実施の形態)
図15は、本実施の形態における、SIV保証時間topenの算出手順を示すフローチャートである。
まず、式11および式12に示した関係式を取得する(S200)。つづいて、製造する半導体装置のビア形状の特性に基づき、想定値xopenを算出する(S202)。ここで、たとえば、想定値xopen≦d+2hとなるように想定値xopenを算出する。次いで、関係式に想定値xopenおよび配線パラメータを代入し、SIV保証時間topenを算出する(S204)。ここで、ストレスSやCu<111>/<100>面積比σの値は、半導体装置の製造条件を適宜制御することにより制御することができる。半導体装置の製造条件により、配線パラメータが決定される。
たとえば、図13に示した配線構造において、以下のような構成とした場合のSIV保証時間topenを算出する。配線金属膜110、ビア金属膜122、および配線金属膜128は、銅により構成する。第一の配線112および第二の配線130のサイズは、それぞれ幅10μm、長さ20μm、高さ0.25μmとする。バリアメタル膜108、バリアメタル膜120、およびバリアメタル膜126は、TaおよびTaNが積層したタンタル系バリアメタルとする。ビア124のビア径d=150nm、埋め込み深さh=25nmとする。絶縁膜106、絶縁膜116、および絶縁膜134は、低誘電率膜であるMSQにより構成する。エッチングストッパ膜104、エッチングストッパ膜114、およびエッチングストッパ膜132は、SiN膜により構成する。また、第一の配線112の表面処理時間tを90秒とする。第一の配線112のCu<111>/<100>面積比σが0.001、ストレスSが1MPaとなるようにする。
ここで、x=d+2h=200nmとなる。この値を、関係式に代入すると、150℃の温度雰囲気中でのSIV保証期間topen=23年と算出される。
後述する実施例で示すように、実施の形態で説明した関係式を用いて算出したSIV保証期間topenは、実験結果とほぼ一致する。つまり、実際にSIV試験を行わなくても、関係式を用いて条件を代入することにより、確度の高いSIV保証期間topenを算出することができる。これにより、半導体装置の信頼性評価を精度よく行うことができる。
(第三の実施の形態)
本実施の形態において、第一の実施の形態で説明したビアの形状因子の算出処理、および第二の実施の形態で説明したSIV保証時間topenの算出処理を行うシステムの構成を説明する。
図16は、設計/評価装置200の構成を示すブロック図である。
設計/評価装置200は、入力受付部202、補正処理部204、算出処理部206、関係式記憶部212、および出力処理部214を含む。算出処理部206は、形状因子算出部208およびSIV保証時間算出部210を含む。
関係式記憶部212は、式11および式12に示した関係式や製造条件に対する配線パラメータ値等を記憶する。入力受付部202は、ユーザからの指示を受け付ける。
以下、設計/評価装置200でビアの形状因子の算出を行う場合の機能を説明する。
入力受付部202は、目的とするSIV保証時間topenの入力を受け付ける。また、入力受付部202は、製造条件の入力も受け付ける。補正処理部204は、入力受付部202が受け付けた製造条件に基づき、関係式記憶部212から配線パラメータを読み出し、算出処理部206の形状因子算出部208に入力する。形状因子算出部208は、関係式記憶部212から該当する関係式を読み出し、入力受付部202が受け付けたSIV保証時間topen、補正処理部204が読み出した配線パラメータを関係式に代入して形状因子を算出する。ここで、形状因子とは、想定値xopenである。出力処理部214は、形状因子算出部208が算出した形状因子を外部のモニタ等に出力する。
次に、設計/評価装置200がSIV保証時間topenを算出する場合の機能を説明する。
入力受付部202は、製造する半導体装置のビア形状の特性の入力を受け付ける。ここで、形状因子とは、想定値xopenである。また、入力受付部202は、製造条件の入力も受け付ける。補正処理部204は、入力受付部202が受け付けた製造条件に基づき、関係式記憶部212から配線パラメータを読み出し、算出処理部206のSIV保証時間算出部210に入力する。SIV保証時間算出部210は、関係式記憶部212から該当する関係式を読み出し、入力受付部202が受け付けた想定値xopen、補正処理部204が読み出した配線パラメータを関係式に代入してSIV保証時間topenを算出する。出力処理部214は、SIV保証時間算出部210が算出したSIV保証時間topenを外部のモニタ等に出力する。
例1から例7では、第一の実施の形態で説明したように、関係式に目的のSIV保証時間topenを代入してビアの形状因子の算出を行い、設計に基づき半導体装置を製造した。その後、製造した半導体装置のSIV試験を行い、実際のSIV保証時間を測定した。
(例1)
ここでは、ビア径dを固定して、掘り込み深さhを算出する例を示す。
図13に示した配線構造を形成した。配線金属膜110、ビア金属膜122、および配線金属膜128は、銅により構成した。バリアメタル膜108、バリアメタル膜120、およびバリアメタル膜126は、TaおよびTaNが積層したタンタル系バリアメタルとした。第一の配線112および第二の配線130のサイズは、それぞれ幅10μm、長さ20μm、高さ0.25μmとした。ビア124のビア径d=200nmとした。絶縁膜106、絶縁膜116、および絶縁膜134は、FSG(Fluorinated Silica Glass)膜により構成した。エッチングストッパ膜104、エッチングストッパ膜114、およびエッチングストッパ膜132は、SiN膜により構成した。また、第一の配線112の表面処理時間tを90秒とした。また、第一の配線112のCu<111>/<100>面積比σが0.01、ストレスSが315MPaとなるようにした。
このような条件下で形成した配線構造の、150℃におけるSIV保証時間topenを1000時間として、式11または式12を用いてxopenを算出した。ここで、ASIV_inおよびASIV_gbの項は、ASIV_stの項より二桁以上小さくなるので無視し、ASIV_stのみを用いて、xopenを算出した。その結果、xopen=240nmとなった。xopen=d+2hから、d=200nmなので、h=20nm以上とすることにより、上記SIV試験時間topenを満たすことができる。
そこで、ビアホール118の掘り込み深さh=20nmとして、配線構造を形成した。パッド部から第2配線→ビア→第1配線→ビア→第2配線→・・・→パッドと1万個チェーンのTEGを形成し、150℃の温度雰囲気中でSIV試験を行った。SIV試験中に10時間ごとに電流を流し、1ビアあたりの抵抗値が1MΩをこえた時点でオープン不良と判定した。この結果、オープン不良は1010時間経過後に見られ、想定したSIV保証時間1000時間とほぼ同等であることが明らかとなった。
(例2)
図13に示した配線構造を形成した。ビア124のビア径d=130nmとした。絶縁膜106、絶縁膜116、および絶縁膜134は、低誘電率膜であるMSQにより構成した。また、第一の配線112表面処理時間tを30秒とした。Cu<111>/<100>面積比σが0.01、ストレスSが1MPaとなるようにした。これ以外は、例1と同様にした。
このような条件下で、150℃におけるSIV保証時間topenを500時間として、関係式を用いてxopenの値を算出した。ここで、ASIV_st、ASIV_gbの項は、ASIV_inの項より二桁以上小さくなるので無視し、ASIV_inのみを用いて、xopenの値を算出した。その結果、xopen=200nmとなった。d=130nmなので、h=35nm以上とすることにより、上記SIV保証時間を満たすことができる。
そこで、ビアホール118の掘り込み深さh=35nmとして、配線構造を形成した。パッド部から第2配線→ビア→第1配線→ビア→第2配線→・・・→パッドと1万個チェーンのTEGを形成し、150℃の温度雰囲気中でSIV試験を行った。SIV試験中に10時間ごとに電流を流し、1ビアあたりの抵抗値が1MΩをこえた時点でオープン不良と判定した。この結果、オープン不良は540時間経過後に見られ、想定したSIV保証時間500時間とほぼ同等で、想定したSIV保証時間500時間よりも良好な結果が得られた。
(例3)
図13に示した配線構造を形成した。絶縁膜106、絶縁膜116、および絶縁膜134は、低誘電率膜であるMSQにより構成した。Cu<111>/<100>面積比σが10、ストレスSが1MPaとなるようにした。これ以外は、例1と同様にした。
このような条件下で、175℃におけるSIV保証時間topenを1000時間として、関係式を用いてxopenの値を算出した。ここで、ASIV_st、ASIV_inの項は、ASIV_gbの項より二桁以上小さくなるので無視し、ASIV_gbのみを用いて、xopenの値を算出した。その結果、xopen=310nmとなった。d=200nmなので、h=55nm以上とすることにより、上記SIV保証時間を満たすことができる。
そこで、ビアホール118の掘り込み深さh=55nmとして、配線構造を形成した。パッド部から第2配線→ビア→第1配線→ビア→第2配線→・・・→パッドと1万個チェーンのTEGを形成し、175℃の温度雰囲気中でSIV試験を行った。SIV試験中に10時間ごとに電流を流し、1ビアあたりの抵抗値が1MΩをこえた時点でオープン不良と判定した。この結果、オープン不良は1130時間経過後に見られ、想定したSIV保証時間1000時間とほぼ同等で、想定したSIV保証時間1000時間よりも良好な結果が得られた。
(例4)
図13に示した配線構造を形成した。絶縁膜106、絶縁膜116、および絶縁膜134は、BSG(borosilicate glass)膜により構成した。また、第一の配線112表面処理時間tを30秒とした。Cu<111>/<100>面積比σが0.01、ストレスSが250MPaとなるようにした。これ以外は、例1と同様にした。
このような条件下で、150℃におけるSIV保証時間topenを1000時間として、関係式を用いてxopenの値を算出した。ここで、ASIV_gbの項は、ASIV_st、ASIV_inの項より二桁以上小さくなるので無視し、ASIV_stおよびASIV_inの項を用いてxopenの値を算出した。その結果、xopen=360nmとなった。d=200nmなので、h=80nm以上とすることにより、上記SIV保証時間を満たすことができる。
そこで、ビアホール118の掘り込み深さh=80nmとして、配線構造を形成した。パッド部から第2配線→ビア→第1配線→ビア→第2配線→・・・→パッドと1万個チェーンのTEGを形成し、150℃の温度雰囲気中でSIV試験を行った。SIV試験中に10時間ごとに電流を流し、1ビアあたりの抵抗値が1MΩをこえた時点でオープン不良と判定した。この結果、オープン不良は1040時間経過後に見られ、想定したSIV保証時間1000時間とほぼ同等であることが明らかとなった。
(例5)
図13に示した配線構造を形成した。ビア124のビア径d=220nmとした。絶縁膜106、絶縁膜116、および絶縁膜134は、低誘電率膜であるMSQにより構成した。また、第一の配線112表面処理時間tを45秒とした。Cu<111>/<100>面積比σが7、ストレスSが1MPaとなるようにした。これ以外は、例1と同様にした。
このような条件下で、150℃におけるSIV保証時間topenを500時間として、関係式を用いてxopenの値を算出した。ここで、ASIV_stの項は、ASIV_gb、ASIV_inの項より二桁以上小さくなるので無視し、ASIV_gbおよびASIV_inの項を用いて、xopenの値を算出した。その結果、xopen=320nmとなった。d=220nmなので、h=50nm以上とすることにより、上記SIV保証時間を満たすことができる。
そこで、ビアホール118の掘り込み深さh=50nmとして、配線構造を形成した。パッド部から第2配線→ビア→第1配線→ビア→第2配線→・・・→パッドと1万個チェーンのTEGを形成し、150℃の温度雰囲気中でSIV試験を行った。SIV試験中に10時間ごとに電流を流し、1ビアあたりの抵抗値が1MΩをこえた時点でオープン不良と判定した。この結果、オープン不良は570時間経過後に見られ、想定したSIV保証時間500時間とほぼ同等で、想定したSIV保証時間500時間よりも良好な結果が得られた。
(例6)
図13に示した配線構造を形成した。絶縁膜106、絶縁膜116、および絶縁膜134は、BSG膜により構成した。Cu<111>/<100>面積比σが15、ストレスSが510MPaとなるようにした。これ以外は、例1と同様にした。
このような条件下で、150℃におけるSIV保証時間topenを300時間として、関係式を用いてxopenの値を算出した。ここで、ASIV_inの項は、ASIV_gb、ASIV_stの項より二桁以上小さくなるので無視し、ASIV_gbおよびASIV_stの項を用いてxopenの値を算出した。その結果、xopen=320nmとなった。d=200nmなので、h=60nm以上とすることにより、上記SIV保証時間を満たすことができる。
そこで、ビアホール118の掘り込み深さh=60nmとして、配線構造を形成した。パッド部から第2配線→ビア→第1配線→ビア→第2配線→・・・→パッドと1万個チェーンのTEGを形成し、150℃の温度雰囲気中でSIV試験を行った。SIV試験中に10時間ごとに電流を流し、1ビアあたりの抵抗値が1MΩをこえた時点でオープン不良と判定した。この結果、オープン不良は310時間経過後に見られ、想定したSIV保証時間300時間とほぼ同等であることが明らかとなった。
(例7)
図13に示した配線構造を形成した。絶縁膜106、絶縁膜116、および絶縁膜134は、BSG膜により構成した。また、第一の配線112表面処理時間tを15秒とした。Cu<111>/<100>面積比σが15、ストレスSが510MPaとなるようにした。これ以外は、例1と同様にした。
このような条件下で、150℃におけるSIV保証時間topenを250時間として、関係式を用いてxopenの値を算出した。その結果、xopen=340nmとなった。d=200nmなので、h=70nm以上とすることにより、上記SIV保証時間を満たすことができる。
そこで、ビアホール118の掘り込み深さh=75nmとして、配線構造を形成した。パッド部から第2配線→ビア→第1配線→ビア→第2配線→・・・→パッドと1万個チェーンのTEGを形成し、150℃の温度雰囲気中でSIV試験を行った。SIV試験中に10時間ごとに電流を流し、1ビアあたりの抵抗値が1MΩをこえた時点でオープン不良と判定した。この結果、オープン不良は280時間経過後に見られ、想定したSIV保証時間250時間とほぼ同等であることが明らかとなった。
以上のように、実施の形態で説明した式11または式12の関係式を用いて設計した半導体装置100のSIV保証期間topenは、実験結果とほぼ一致する。つまり、関係式を用いてビア124の形状因子を規定することにより、所望のSIV保証期間topenとなる半導体装置を得ることができる。
例8から例16では、第二の実施の形態で説明したように、製造する半導体装置のビアの形状因子を代入してSIV保証時間topenを算出した。その後、同じ条件で半導体装置を製造し、製造した半導体装置のSIV試験を行い、実際のSIV保証時間を測定した。
(例8)
図13に示した配線構造を形成した。配線金属膜110、ビア金属膜122、および配線金属膜128は、銅により構成した。バリアメタル膜108、バリアメタル膜120、およびバリアメタル膜126は、TaおよびTaNが積層したタンタル系バリアメタルとした。第一の配線112および第二の配線130のサイズは、それぞれ幅10μm、長さ20μm、高さ0.25μmとした。ビア124のビア径d=200nm、埋め込み深さh=50nmとした。絶縁膜106、絶縁膜116、および絶縁膜134は、低誘電率膜であるMSQにより構成した。エッチングストッパ膜104、エッチングストッパ膜114、およびエッチングストッパ膜132は、SiN膜により構成した。また、第一の配線112の表面処理時間tを90秒とした。第一の配線112のCu<111>/<100>面積比σが0.01、ストレスSが315MPaとなるようにした。
ここで、xopen=d+2hを代入し、関係式を用いて、SIV保証時間topenを算出した。ASIV_in、ASIV_gbの項は、ASIV_stの項より二桁以上小さくなるので無視し、ASIV_stのみを用いてSIV保証期間topenを算出した。その結果、SIV保証期間topen=1550時間となった。
上記の構成の配線構造のパッド部から第2配線→ビア→第1配線→ビア→第2配線→・・・→パッドと1万個チェーンのTEGを形成し、150℃の温度雰囲気中でSIV試験を行った。SIV試験中に10時間ごとに電流を流し、1ビアあたりの抵抗値が1MΩをこえた時点でオープン不良と判定した。この結果、オープン不良は1550時間経過後に見られ、算出したSIV保証時間1550時間とほぼ同等であった。
(例9)
図13に示した配線構造を形成した。表面処理時間tを30秒とした。Cu<111>/<100>面積比σが0.01、ストレスSが1MPaとなるようにした。これ以外は、例8と同様にした。
ここで、xopen=d+2hを代入し、関係式を用いて、SIV保証時間topenを算出した。ASIV_st、ASIV_gbの項は、ASIV_inの項より二桁以上小さくなるので無視し、ASIV_inのみを用いてSIV保証期間topenを算出した。その結果、SIV保証期間topen=1150時間となった。
上記の構成の配線構造のパッド部から第2配線→ビア→第1配線→ビア→第2配線→・・・→パッドと1万個チェーンのTEGを形成し、150℃の温度雰囲気中でSIV試験を行った。SIV試験中に10時間ごとに電流を流し、1ビアあたりの抵抗値が1MΩをこえた時点でオープン不良と判定した。この結果、オープン不良は、算出したSIV保証時間1550時間とほぼ同等の時間に見られた。
(例10)
図13に示した配線構造を形成した。表面処理時間tを90秒とした。Cu<111>/<100>面積比σが10、ストレスSが1MPaとなるようにした。これ以外は、例8と同様にした。
ここで、xopen=d+2hを代入し、関係式を用いて、SIV保証時間topenを算出した。ASIV_st、ASIV_inの項は、ASIV_gbの項より二桁以上小さくなるので無視し、ASIV_gbのみを用いてSIV保証期間topenを算出した。その結果、SIV保証期間topen=570時間となった。
上記の構成の配線構造のパッド部から第2配線→ビア→第1配線→ビア→第2配線→・・・→パッドと1万個チェーンのTEGを形成し、150℃の温度雰囲気中でSIV試験を行った。SIV試験中に10時間ごとに電流を流し、1ビアあたりの抵抗値が1MΩをこえた時点でオープン不良と判定した。この結果、オープン不良は、算出したSIV保証時間570時間とほぼ同等の時間に見られた。
(例11)
図13に示した配線構造を形成した。表面処理時間tを30秒とした。Cu<111>/<100>面積比σが0.01、ストレスSが250MPaとなるようにした。これ以外は、例8と同様にした。
ここで、xopen=d+2hを代入し、関係式を用いて、SIV保証時間topenを算出した。ASIV_gbの項は、ASIV_stおよびASIV_inの項より二桁以上小さくなるので無視し、ASIV_stおよびASIV_inの項を用いてSIV保証期間topenを算出した。その結果、SIV保証期間topen=730時間となった。
上記の構成の配線構造のパッド部から第2配線→ビア→第1配線→ビア→第2配線→・・・→パッドと1万個チェーンのTEGを形成し、150℃の温度雰囲気中でSIV試験を行った。SIV試験中に10時間ごとに電流を流し、1ビアあたりの抵抗値が1MΩをこえた時点でオープン不良と判定した。この結果、オープン不良は、算出したSIV保証時間730時間とほぼ同等の時間に見られた。
(例12)
図13に示した配線構造を形成した。表面処理時間tを45秒とした。Cu<111>/<100>面積比σが7、ストレスSが1MPaとなるようにした。これ以外は、例8と同様にした。
ここで、xopen=d+2hを代入し、関係式を用いて、SIV保証時間topenを算出した。ASIV_stの項は、ASIV_gbおよびASIV_inの項より二桁以上小さくなるので無視し、ASIV_gbおよびASIV_inの項を用いてSIV保証期間topenを算出した。その結果、SIV保証期間topen=580時間となった。
上記の構成の配線構造のパッド部から第2配線→ビア→第1配線→ビア→第2配線→・・・→パッドと1万個チェーンのTEGを形成し、150℃の温度雰囲気中でSIV試験を行った。SIV試験中に10時間ごとに電流を流し、1ビアあたりの抵抗値が1MΩをこえた時点でオープン不良と判定した。この結果、オープン不良は、算出したSIV保証時間580時間とほぼ同等の時間に見られた。
(例13)
図13に示した配線構造を形成した。Cu<111>/<100>面積比σが15、ストレスSが510MPaとなるようにした。これ以外は、例8と同様にした。
ここで、xopen=d+2hを代入し、関係式を用いて、SIV保証時間topenを算出した。ASIV_inの項は、ASIV_gbおよびASIV_stの項より二桁以上小さくなるので無視し、ASIV_gbおよびASIV_stの項を用いてSIV保証期間topenを算出した。その結果、SIV保証期間topen=270時間となった。
上記の構成の配線構造のパッド部から第2配線→ビア→第1配線→ビア→第2配線→・・・→パッドと1万個チェーンのTEGを形成し、150℃の温度雰囲気中でSIV試験を行った。SIV試験中に10時間ごとに電流を流し、1ビアあたりの抵抗値が1MΩをこえた時点でオープン不良と判定した。この結果、オープン不良は、算出したSIV保証時間270時間とほぼ同等の時間に見られた。
(例14)
図13に示した配線構造を形成した。表面処理時間tを15秒とした。Cu<111>/<100>面積比σが15、ストレスSが510MPaとなるようにした。これ以外は、例8と同様にした。
ここで、xopen=d+2hを代入し、関係式を用いて、SIV保証時間topenを算出した。その結果、SIV保証期間topen=200時間となった。
上記の構成の配線構造のパッド部から第2配線→ビア→第1配線→ビア→第2配線→・・・→パッドと1万個チェーンのTEGを形成し、150℃の温度雰囲気中でSIV試験を行った。SIV試験中に10時間ごとに電流を流し、1ビアあたりの抵抗値が1MΩをこえた時点でオープン不良と判定した。この結果、オープン不良は、算出したSIV保証時間200時間とほぼ同等の時間に見られた。
以上のように、実施の形態で説明した式11または式12の関係式を用いて算出したSIV保証期間topenは、実験結果とほぼ一致する。つまり、実際にSIV試験を行わなくても、関係式を用いて条件を代入することにより、確度の高いSIV保証期間topenを算出することができる。これにより、半導体装置の信頼性評価を精度よく行うことができる。
以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
以上の実施の形態においては、式2に示したように、拡散係数DSIV≒Dst+Dgb+Dinとする例を示したが、拡散係数DSIVは、拡散係数Dst、拡散係数Dgb、拡散係数Dinのうちの、いずれか一つ、または二つのみを考慮して求めることができる。この場合でも、拡散係数DSIVは拡散係数Dstを考慮して求めることが好ましい。なお、以上のようにして算出した関係式を用いてビアの形状因子を規定したりSIV保証時間topenを算出する際に、目的の半導体装置において、拡散係数Dst、拡散係数Dgb、拡散係数Dinのいずれかが他の拡散係数に比べて非常に小さい場合には、小さい拡散係数は無視することができる。
以上の実施の形態においては、ボイドの成長領域の想定値、および第一の配線112とビア124との接触領域のサイズをそれぞれ長さとして比較する例を示したが、これらを面積として算出して比較するようにしてもよい。
また、以上の実施の形態において、第一の配線112とビア124との接触領域の一端から他端に至る経路長Lをd+2hと二次元近似して算出する例を示したが、経路長Lは、たとえば三次元近似等により算出することもできる。
また、以上の実施の形態において、半導体装置の製造手順を説明したが、これらは例示であり、本発明は、他の種々の製造手順で製造する半導体装置にも適用することができる。また、半導体装置の構成も種々変更することができる。さらに、半導体装置を構成する各構成要素の材料も、種々変更することができる。たとえば、以上の実施の形態では、配線金属膜110等が銅により構成される例を示したが、配線金属膜110等は、銅に加えて、たとえばAg等の異種元素を含む構成とすることもできる。
また、以上の実施の形態においては、一つの配線に一つのビアが接続された構成を示したが、本発明は、一つの配線に複数のビアが接続されたマルチビア構造にも適用することができる。
半導体装置の製造工程において、ビア側壁またはビア下部に形成されたボイドが、空格子点拡散によりビアと第一の配線との界面を拡散するモデルを示す半導体装置の断面図である。 半導体装置の製造工程において、ビア側壁またはビア下部に形成されたボイドが、空格子点拡散によりビアと第一の配線との界面を拡散するモデルを示す半導体装置の断面図である。 配線へのストレスS、第一の配線に施す表面処理時間t、および第一の配線のCuの<111>配向の面積を<100>配向の面積で割った面積比σの各条件を示す図である。 各試験温度でのDSIVを示す図である。 各試験温度でのDSIVを示す図である。 各試験温度でのDSIVを示す図である。 SIVと配線パラメータ(ストレスS)との関係を示す図である。 SIVと配線パラメータ(表面処理時間t)との関係を示す図である。 SIVと配線パラメータ(面積比σ)との関係を示す図である。 実施の形態における、半導体装置の設計手順を示すフローチャートである。 実施の形態における、半導体装置の製造手順を示す工程断面図である。 実施の形態における、半導体装置の製造手順を示す工程断面図である。 実施の形態における、半導体装置の製造手順を示す工程断面図である。 半導体装置の配線をデュアルダマシン法により形成した構成を示す断面図である。 実施の形態における、SIV保証時間topenの算出手順を示すフローチャートである。 設計/評価装置の構成を示すブロック図である。 ダマシン法により形成した銅多層配線の断面模式図である。
符号の説明
100 半導体装置
102 絶縁膜
104 エッチングストッパ膜
106 絶縁膜
108 バリアメタル膜
110 配線金属膜
112 第一の配線
114 エッチングストッパ膜
116 絶縁膜
118 ビアホール
120 バリアメタル膜
122 ビア金属膜
124 ビア
126 バリアメタル膜
128 配線金属膜
130 第二の配線
132 エッチングストッパ膜
134 絶縁膜
136 絶縁膜
150 ボイド
200 設計/評価装置
202 入力受付部
204 補正処理部
206 算出処理部
208 形状因子算出部
210 SIV保証時間算出部
212 関係式記憶部

Claims (12)

  1. 銅配線上にビアが形成された構造を含む半導体装置の設計方法であって、
    前記銅配線中において、ボイドが一の起点から成長すると仮定したときの、所定温度でSIV保証時間topenに広がるボイドの成長領域の想定値xopenを算出するステップと、
    前記想定値xopenと前記銅配線と前記ビアとの接触領域のサイズとを比較することにより、前記ビアの形状因子を規定するステップと、
    を含むことを特徴とする半導体装置の設計方法。
  2. 請求項1に記載の半導体装置の設計方法において、
    前記ビアの形状因子を規定するステップにおいて、前記接触領域のサイズが、前記想定値xopen以上となるように、前記ビアの形状因子を規定することを特徴とする半導体装置の設計方法。
  3. 請求項1または2に記載の半導体装置の設計方法において、
    前記想定値xopenを算出するステップにおいて、前記想定値xopenとして、前記所定温度で前記SIV保証時間topenにボイドが一方向に成長する長さを算出し、
    前記ビアの形状因子を規定するステップにおいて、前記接触領域のサイズとして、当該接触領域の一端から他端に至る経路長を算出して、前記想定値xopenと前記経路長とを比較することにより、前記ビアの形状因子を規定することを特徴とする半導体装置の設計方法。
  4. 請求項3に記載の半導体装置の設計方法において、
    前記ビアの形状因子を規定するステップにおいて、前記形状因子は、前記経路長=d+2h(dは前記ビアの直径、hは前記ビアが前記銅配線内に埋め込まれる深さ)とすることにより規定されることを特徴とする半導体装置の設計方法。
  5. 請求項1乃至4いずれかに記載の半導体装置の設計方法において、
    前記想定値xopenを算出するステップにおいて、前記想定値xopenは、処理時間tと、前記処理時間tの間に前記所定温度で広がるボイドの成長領域の想定値xと、前記銅配線中における前記ボイドの拡散のしやすさを示す配線パラメータDと、を変数として含む式に、前記処理時間tとして前記SIV保証時間topenを代入することにより算出されることを特徴とする半導体装置の設計方法。
  6. 請求項5に記載の半導体装置の設計方法において、
    前記配線パラメータDは、前記銅配線の引っ張り応力、前記銅配線表面の配向方位、前記銅配線の表面処理時間、およびこれらのうち二以上の組合せのいずれかに基づき算出されることを特徴とする半導体装置の設計方法。
  7. 銅配線上にビアが形成された構造を含む半導体装置の信頼性評価方法であって、
    前記ビアの形状因子に基づき、前記銅配線と前記ビアとの接触領域のサイズを算出するステップと、
    前記銅配線中において、ボイドが一の起点から成長すると仮定したときの、所定温度で処理時間tに広がるボイドの成長領域の想定値xと前記接触領域のサイズとを比較することにより、SIV保証時間topenを算出するステップと、
    を含むことを特徴とする半導体装置の信頼性評価方法。
  8. 請求項7に記載の半導体装置の信頼性評価方法において、
    前記SIV保証時間topenを算出するステップにおいて、前記想定値xが、前記接触領域のサイズ以上となる処理時間tを前記SIV保証時間topenとして算出することを特徴とする半導体装置の信頼性評価方法。
  9. 請求項7または8に記載の半導体装置の信頼性評価方法において、
    前記接触領域のサイズを算出するステップにおいて、前記接触領域のサイズとして、当該接触領域の一端から他端に至る経路長を算出し、
    前記SIV保証時間topenを算出するステップにおいて、前記想定値xとして、前記所定温度で前記処理時間tにボイドが一方向に成長する長さを算出して、前記想定値xと前記経路長とを比較することにより、前記SIV保証時間topenを算出することを特徴とする半導体装置の信頼性評価方法。
  10. 請求項9に記載の半導体装置の信頼性評価方法において、
    前記経路長を算出するステップにおいて、前記経路長=d+2h(dは前記ビアの直径、hは前記ビアが前記銅配線内に埋め込まれる深さ)とすることを特徴とする半導体装置の信頼性評価方法。
  11. 請求項7乃至10いずれかに記載の半導体装置の信頼性評価方法において、
    前記SIV保証時間topenを算出するステップにおいて、前記SIV保証時間topenは、前記処理時間tと、前記想定値xと、前記銅配線中における前記ボイドの拡散のしやすさを示す配線パラメータDと、を変数として含む式に、前記想定値xとして前記接触領域のサイズを代入することにより算出されることを特徴とする半導体装置の信頼性評価方法。
  12. 請求項11に記載の半導体装置の信頼性評価方法において、
    前記配線パラメータDは、前記銅配線の引っ張り応力、前記銅配線表面の配向方位、前記銅配線の表面処理時間、およびこれらのうち二以上の組合せのいずれかに基づき算出されることを特徴とする半導体装置の信頼性評価方法。
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