JP2006189094A - 二重管の構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 インナーパイプ12と,これに被せたアウターパイプ13とから成る二重管において,前記インナーパイプをその継ぎ接続箇所11′において接続した後での前記アウターパイプ13の接続が容易にできるようにする。
【解決手段】 前記アウターパイプ13のうち少なくとも前記インナーパイプにおける継ぎ接続箇所に該当する部分を,軸線方向への伸縮自在パイプ13にて構成し,この伸縮自在パイプのうち少なくとも一端を,管継ぎ手14,14′,14″にて前記アウターパイプ13に対して着脱自在に接続する。
【選択図】 図1

Description

本発明は,インナーパイプと,その外側に密封するように被せたアウターパイプとから成る二重管において,その構造に関するものである。
一般に,可燃性ガス又は有害ガス等のような危険物ガス又は液体をパイプ輸送する場合か,或いは,冷媒等をパイプ輸送する場合には,例えば,特許文献1及び特許文献2等に記載されているように,危険物流体又は冷媒等を内部を流すように輸送するインナーパイプと,その外側に密封するように被せたアウターパイプとから成る二重管を使用している。
従来,この二重管において,所定長さにしたインナーパイプの複数本を,溶接等にて継き接続することによって,一本の長いパイプに構成するには,図6及び図7に示すような方法を採用している。
すなわち,所定長さのインナーパイプ1の複数本を溶接又は管継ぎ手等にて継ぎ合わせる場合,前記インナーパイプ1に被せたアウターパイプ2のうち前記インナーパイプ1における継ぎ接続箇所1′の部分に,図7に示すように,長さLの隙間をあけて,この長さLの隙間の部分において,前記インナーパイプ1における継ぎ接続箇所1′を溶接等にて接続し(この溶接接続部を符号3で示す),次いで,前記アウターパイプ2に予め被せておいた継ぎスリーブ管4を,図6に示すように,前記長さLの隙間を塞ぐように移動したのち,この継ぎスリーブ管4の両端を,前記両アウターパイプ2に対して溶接にて接合する(この溶接部を符号5,6で示す)ことにより,密封するという構成にしている。
特開2001−235081号公報 特開2004−278556号公報
しかし,この従来の方法は,複数本のインナーパイプ1における継ぎ接続箇所1′を,アウターパイプ2の途中に設けた長さLの隙間の部分において,溶接等にて接続し,次いで,前記アウターパイプにおける長さLの隙間の部分を継ぎスリーブ管4にて塞いで,この継ぎスリーブ管7の両端をアウターパイプ2に対して溶接接合して密封するものであることにより,前記インナーパイプ1には,前記両アウターパイプ2に対して継ぎスリーブ管4の両端を溶接するときにおける熱負荷を受けることになるから,インナーパイプが熱にて損傷するおそれが大きいばかりか,前記溶接に多大の手数が必要であるという問題がある。
しかも,前記アウターパイプ2に対して継ぎスリーブ管4の両端を溶接した後において,インナーパイプ1における継ぎ接続箇所1′を目視点検することができないばかりか,インナーパイプ1における継ぎ接続箇所1′を目視点検するには,これに被せたアウターパイプ2を,切断して除去するようにしなければならないという問題もあった。
本発明は,これらの問題を解消した二重管の構造を提供することを技術的課題とするものである。
この技術的課題を達成するため本発明の請求項1は,
「少なくともインナーパイプと,これに被せたアウターパイプとから成る二重管において,
前記アウターパイプのうち少なくとも前記インナーパイプにおける継ぎ接続箇所に該当する部分を,軸線方向への伸縮自在パイプにて構成し,この伸縮自在パイプのうち少なくとも一端を,管継ぎ手にて前記アウターパイプに対して着脱自在に接続する。」
ことを特徴としている。
また,本発明の請求項2は,
「前記請求項1の記載において,前記伸縮自在パイプの両端を,管継ぎ手にて前記アウターパイプに対して着脱自在に接続する。」
ことを特徴としている。
更にまた,本発明の請求項3は,
「前記請求項1又は2の構成において,前記伸縮自在パイプが,蛇腹パイプである。」
ことを特徴としている。
前記アウターパイプの一部を構成する伸縮自在パイプの一端を,当該一端における着脱自在な管継ぎ手の取り外しにてアウターパイプから切り離すことにより,前記伸縮自在パイプは,インナーパイプの軸線方向に収縮したり,延ばしたりすることが自在にできる状態になる。
そこで,前記伸縮自在パイプを,軸線方向に収縮することにより,インナーパイプにおける継ぎ箇所を露出することができるから,この状態で,前記インナーパイプにおける継ぎ接続箇所を溶接等にて接続し,次いで,前記伸縮自在パイプを,軸線方向に延ばして,その一端における管継ぎ手をアウターパイプに対して接合することにより,前記インナーパイプの外側を,これに被さる前記アウターパイプと,その一部を構成する前記伸縮自在パイプとによって確実に密封することができる。
つまり,本発明によると,インナーパイプにおける継ぎ接続箇所を溶接等にて接合した後において,伸縮自在パイプとアウターパイプとを管継ぎ手にて接続するだけで良く,従来のように,アウターパイプに対して溶接を行うことを必要としないから,インナーパイプを熱損傷するおそれがないばかりか,前記アウターパイプの接続に要する手数を大幅に低減できるのであり,しかも,前記管継ぎ手を外すことによって,インナーパイプにおける継ぎ接続箇所の目視点検が,アウターパイプを切断することなく,至極容易に,且つ,確実にできる。
この場合において,請求項2に記載したように,前記伸縮自在パイプの両端を,管継ぎ手にて前記アウターパイプに対して着脱自在に接続することにより,前記伸縮自在パイプのアウターパイプに対する着脱接続を,当該伸縮自在パイプの両端において行うことができるから,インナーパイプにおける接合の作業性及び目視点検の作業性を更に向上することができる。
特に,前記伸縮自在パイプを,請求項3に記載したように,前記伸縮自在パイプを,蛇腹状のベローズパイプに構成することにより,その軽量化,低価格化及び密封の完全性を達成できる。
以下,本発明の実施の形態を図面について説明する。
図において,符号11は,金属製のインナーパイプを示し,このインナーパイプ11は,所定長さの複数本を継ぎ接続箇所11′において溶接,又は管継ぎ手等にて接続したものに構成されている。
符号12は,前記インナーパイプ11に被せた同じく金属製のアウターパイプを示し,このアウターパイプ12のうち前記インナーパイプ11における継ぎ接続箇所11′に該当する部分を,軸線方向への伸縮自在パイプ13にて構成する。
本実施の形態の場合,前記伸縮自在パイプ13を,薄い板厚の金属パイプにリング状膨らみ部の複数個を設けて蛇腹状に構成して成るベローズパイプに構成した場合を示している。
この伸縮自在パイプ13としては,図示のように,ベローズパイプに構成することに代えて,外側パイプ内に内側パイプを,その間をシールした状態で摺動自在に差し込んで成るテレスコープ型に構成しても良い。
そして,前記伸縮自在パイプ13の両端を,前記アウターパイプ12に対して,管継ぎ手14にて,着脱自在に接続するように構成する。
本実施の形態の場合,前記管継ぎ手14を,図2に示すように,本体14aと,この本体14aの両端に螺合される袋ナット14b,14cと,この袋ナット14b,14c内に設けられ当該袋ナットの締め付けにより前記パイプ12,13に対して押し付けられるガスケット14d,14eとで構成して成る食い込み式にした場合であったが,この形式の管継ぎ手に限らず,図4に示すように,ユニオン型の管継ぎ手14′を使用したリ,或いは,図5に示すように,フランジ型の管継ぎ手14″を使用したりする等のように,その他の着脱自在な構成の管継ぎ手を使用しても良いことは勿論である。
この構成において,前記伸縮自在パイプ13における一端を,当該一端における着脱自在な管継ぎ手14,14′,14″の取り外しにてアウターパイプ12から切り離すことにより,前記伸縮自在パイプ13は,インナーパイプ11の軸線方向に収縮したり,延ばしたりすることが自在にできる状態になる。
そこで,前記伸縮自在パイプ13を,図3に示すように,軸線方向に収縮することにより,インナーパイプ11における継ぎ接続箇所11′を露出することができるから,この状態で,前記インナーパイプ11における継ぎ接続箇所11′を溶接又は管継ぎ手等にて接合する。
次いで,前記伸縮自在パイプ13を,軸線方向に延ばして,その一端を,管継ぎ手14,14′,14″にてアウターパイプ12に対して接合することにより,前記インナーパイプ11の外側を,これに被さる前記アウターパイプ12と,その一部を構成する前記伸縮自在パイプ13とによって確実に密封することができる。
なお,前記伸縮自在パイプ13の他端は,アウターパイプ12に対して溶接にて接続するという構成にしても良いが,図示したように,この伸縮自在パイプ13における両端を,アウターパイプ12に対して管継ぎ手14,14′,14″を介して着脱自在に接続するという構成にした場合には,前記伸縮自在パイプ13のアウターパイプ12に対する着脱接続を,当該伸縮自在パイプ13の両端において行うことができる。
本発明の実施の形態を示す縦断正面図である。 図1における管継ぎ手を示す拡大図である。 インナーパイプを接続している状態を示す縦断正面図である。 本発明に使用する別の管継ぎ手を示す拡大断面図である。 本発明に使用する更に別の管継ぎ手を示す拡大断面図である。 従来の二重管を示す断面図である。 従来の二重管においてインナーパイプを接続している状態を示す断面図である。
符号の説明
11 インナーパイプ
11′ 継ぎ接続箇所
12 アウターパイプ
13 伸縮自在パイプ
14,14′,14″ 管継ぎ手

Claims (3)

  1. 少なくともインナーパイプと,これに被せたアウターパイプとから成る二重管において,
    前記アウターパイプのうち少なくとも前記インナーパイプにおける継ぎ接続箇所に該当する部分を,軸線方向への伸縮自在パイプにて構成し,この伸縮自在パイプのうち少なくとも一端を,管継ぎ手にて前記アウターパイプに対して着脱自在に接続することを特徴とする二重管の構造。
  2. 前記請求項1の記載において,前記伸縮自在パイプの両端を,管継ぎ手にて前記アウターパイプに対して着脱自在に接続することを特徴とする二重管の構造。
  3. 前記請求項1又は2の構成において,前記伸縮自在パイプが,蛇腹パイプであることを特徴とする二重管の構造。
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