JP2006187113A - 充放電制御システム、組電池の充放電方法 - Google Patents

充放電制御システム、組電池の充放電方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 簡素な回路構成によって簡便に外部電源から二次電池の充電を行うことが可能な充放電制御システムを提供する。
【解決手段】 外部商用電源1に接続されるAC/DC変換器2と、複数の単電池BT1〜単電池BT6により構成され、当該各単電池BT1〜単電池BT6がAC/DC変換器2の端子間の電圧によって充電されるバッテリモジュール3とを備え、外部商用電源1からの電力によって組電池を充電させるに際して、制御装置10により、外部商用電源1の電源電圧に応じて、AC/DC変換器2の端子間に対する各単電池BT1〜単電池BT6の接続状態を切り換えて、組電池を構成する各単電池BT1〜単電池BT6の端子間電圧を可変とさせる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数の単電池により構成される組電池の充放電を制御する充放電制御システムに関し、より具体的には、例えば電気自動車などの電力により駆動する車両などに搭載して好適な2次電池の充放電制御システム、組電池の充放電方法に関する。
近年、複数の単電池(セル)により構成される組電池を2次電池として用い、この組電池により供給される電力によって駆動する車両、いわゆる電気自動車の開発が進められている。この電気自動車においては、複数の単電池を直列接続した状態で電力を取り出すことにより、放電電圧を高めて大きな出力を確保している。
一般的に、2次電池を充電するためは、当該2次電池に対応した専用の充電装置を用いる必要がある。このため、電気自動車に搭載される組電池を充電させるに際しても専用の充電装置が必要となる。具体的には、組電池の端子間電圧が、充電に際して電源として用いる外部電源の電源電圧と比較して同等又は高い場合に、充電装置によって電源電圧を昇圧して組電池に印加することで、この組電池を充電するといった必要が生じる。
このような充電装置を用いる車両用充電システムは、例えば特許文献1及び特許文献2に記載されている。特許文献1には、車両駆動用モータに電力を供給する2次電池を充電するに際して、車両駆動用モータを制御するインバータを用いて外部電源の電源電圧を昇圧するシステムが記載されている。また、特許文献2には、車両駆動用モータを制御するチョッパ回路を有し、2次電池の充電を制御するシステムが記載されている。
特開平8−308255号公報 特開平6−133564号公報
しかしながら、専用の充電装置を用いて外部電源の電源電圧を昇圧するためには、トランスなどの大型部品を用いて充電制御回路を構成する必要がある。このため、充電装置は、小型化、軽量化、低コスト化を図ることが困難であるといった問題がある。したがって、充電装置を車両に搭載することが困難となり、必然的に定置型の充電装置を使用する必要が生じる。これにより、充電装置が設置された場所以外で電気自動車の2次電池の充電を行うことができず、例えば家庭用の商用電源を用いた簡便な充電を行うことができないといった問題がある。
また、上述した特許文献1に開示されているように、インバータを用いて充電を行うシステムにおいて、充電中に充放電制御システムが失陥した場合などには、車両駆動用モータに電力が供給される虞があるといった問題がある。
そこで、本発明は、上述した従来の実情に鑑みて提案されるものであり、簡素な回路構成によって簡便に外部電源から二次電池の充電を行うことが可能な充放電制御システム、組電池の充放電方法を提供することを目的とする。
本発明は、外部電源に接続される外部電源接続部と、複数の二次電池により構成され、当該各二次電池が外部電源接続部の端子間の電圧によって充電される組電池とを備え、
外部電源からの電力によって組電池を充電させるに際して、接続状態制御手段により、外部電源の電源電圧に応じて、外部電源接続部の端子間に対する各二次電池の接続状態を切り換えて、組電池を構成する各二次電池の端子間電圧を可変とさせることにより、上述の課題を解決する。
本発明によれば、組電池を充電させるに際して、外部電源の電源電圧に応じて各単電池の接続状態を切り換えることができるので、電源電圧を各単電池の端子間電圧に適合させて各単電池に印加させることができ、外部電源を各単電池の定格電圧に適合させる回路が不要となり、回路構成を簡略化して、低コスト化を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
[第1実施形態]
本発明は、例えば図1に示すように構成された第1実施形態に係る充放電制御システムに適用される。なお、図1に示す充放電制御システムは、2次電池により供給される電力により駆動する車両、いわゆる電気自動車に搭載されるシステムを想定している。ただし、本発明は、以下で例示する実施形態への適用に限定されるものでなく、2次電池の充放電を制御するシステムに広く適用可能である。
[充放電制御システムの構成]
この充放電制御システムは、図1に示すように、複数の単電池(二次電池)BT1〜単電池BT6を組電池として構成するバッテリモジュール3と、単電池BT1〜単電池BT6に充電する電力を供給する外部商用電源1に接続されるAC/DC変換器(外部電源接続部)2とを備えている。
なお、本実施形態においては、6つの単電池BT1〜単電池BT6を備えるものとするが、単電池の数は特に限定されるものではない。また、本実施形態では、外部商用電源1が一般的な家庭用商用電源であることを想定しており、この外部商用電源1の電源電圧が交流100V又は交流200Vであるとし、AC/DC変換器2による交流から直流への変換時における電圧降下を考慮しないものとして説明する。更に、本実施形態においては、各単電池BT1〜BT6の満充電状態における端子間電圧が直流100Vであるものとする。
AC/DC変換器2は、外部商用電源1から供給される交流電圧を直流電圧に変換してバッテリモジュール3の単電池BT1〜単電池BT6に印加する整流回路(AC/DC変換回路)と、外部商用電源1の電源電圧を検出する電圧検出器とを備えている。また、AC/DC変換器2は、外部商用電源1に対して着脱自在とされる接続コネクタ部を有する。そして、AC/DC変換器2は、外部商用電源1が接続されると、当該外部商用電源1の電源電圧を、バッテリモジュール3の端子間によって印加して、単電池BT1〜単電池BT6を充電させる。
充放電制御システムにおいては、バッテリモジュール3の出力端子に、バッテリモジュール3の単電池BT1〜単電池BT6に充電された電力を消費する電気負荷として、インバータ4を介して駆動モータ5が接続されている。
駆動モータ5は、例えば三相交流モータである。この駆動モータ5は、充放電制御システムを搭載する車両を駆動するための動力源となり、車両の駆動トルクを発生させる。図中においては、単一の駆動モータ5を図示しているが、この駆動モータ5の数は任意であり、例えば車両の4輪の各々に合計4つの駆動モータ5を配して、各駆動モータ5をバッテリモジュール3に接続するものとしてもよい。インバータ4は、駆動モータ5に電力を供給する際に、バッテリモジュール3の単電池BT1〜単電池BT6から出力される直流電圧を交流電圧に変換して、駆動モータ5に交流電力を供給する。このとき、インバータ4は、駆動モータ5に出力する交流電圧の周波数を可変とすることで駆動モータ5の回転数を制御する。なお、本実施形態において、バッテリモジュール3に6個の単電池BT1〜単電池BT6が設けられている構成から、インバータ4及び駆動モータ5の定格入力電圧は、600Vであるものとする。
バッテリモジュール3は、AC/DC変換器2とインバータ4との間に接続されており、6つの単電池BT1〜BT6と、12個のスイッチSW1〜スイッチSW12によって構成されている。このバッテリモジュール3は、AC/DC変換器2の端子間電圧(電源電圧)が、単電池BT1〜単電池BT6からなる組電池の端子間電圧として印加される。
ここで、12個のスイッチSW1〜スイッチSW12のうち、5つのスイッチ(SW2,SW3,SW8,SW9,SW12)は2接点型のスイッチであり、他の7つのスイッチ(SW1,SW4,SW5,SW6,SW7,SW10,SW11)は3接点型のスイッチである。バッテリモジュール3における単電池BT1〜BT6及びスイッチSW1〜SW12の接続状態は、制御装置10の制御によって、AC/DC変換器2に接続された外部商用電源1の電源電圧に応じて、以下で説明する第1の接続状態、第2の接続状態、又は第3の接続状態を取り得る構成とされている。
[第1の接続状態]
第1の接続状態は、図2に示すように、電源電圧が交流100Vである外部商用電源1により単電池BT1〜単電池BT6からなる組電池を充電する場合の接続状態である。ここで、外部商用電源1の電源電圧値は、AC/DC変換器2の電圧検出器で検出され、制御装置10に通知される。
そして、制御装置10によってスイッチSW1〜スイッチSW12の開閉状態が切り換えられることにより、6つの単電池BT1〜単電池BT6は、それぞれ3つの単電池からなる2つの組(以下、組セルAと組セルBとする)に分割された構成とされる。組セルAは、3つの単電池BT1〜単電池BT3が互いに並列接続されてなり、組セルBは、3つの単電池BT4〜単電池BT6が互いに並列接続されてなる。また、組セルAと組セルBとは、AC/DC変換器2に対して直列接続された状態となる。
この第1の接続状態では、外部商用電源1から入力される交流100V電圧がAC/DC変換器2に備えられた整流回路によって直流100Vに整流され、この直流100Vが6つの単電池BT1〜単電池BT6の端子間電圧としてそれぞれ印加される。すなわち、第1の接続状態では、組セルAの正極端子と組セルBの負極端子との間に直流100Vが印加されることによって、各単電池BT1〜単電池BT6の端子間に直流100Vが印加され、各単電池BT1〜単電池BT6が充電される。そして、第1の接続状態において、AC/DC変換器2から組電池に供給される電流の経路は、図2中の矢印のようになる。
[第2の接続状態]
第2の接続状態は、図3に示すように、電源電圧が交流200Vである外部商用電源1により単電池BT1〜単電池BT6からなる組電池を充電する場合の接続状態である。このとき、6つの単電池BT1〜BT6は、制御装置10によってスイッチSW1〜SW12の開閉状態が切り換えられることにより、それぞれ3つの単電池からなる2つの組(組セルA及び組セルB)に分割される。組セルAは、3つの単電池BT1〜単電池BT3が互いに並列接続されてなり、組セルBは、3つの単電池BT4〜単電池BT6が互いに並列接続されてなる。また、組セルAと組セルBとは、AC/DC変換器2に対して並列接続された状態となる。
この第2の接続状態では、外部商用電源1から入力される交流200V電圧がAC/DC変換器2に備えられた整流回路によって直流200Vに整流され、この直流200Vが組電池の端子間電圧として印加される。このとき、組セルA及び組セルBが並列接続とされているため、組セルA及び組セルBの各々には、分圧された直流100Vが印加される。すなわち、第2の接続状態においても、組セルA及び組セルBのそれぞれに分圧された直流100Vが印加されることによって、各単電池BT1〜BT6の端子間に直流100Vが印加され、各単電池BT1〜BT6が充電される。そして、第2の接続状態において、AC/DC変換器2から組電池に供給される電流の経路は、図3中の矢印のようになる。
[第3の接続状態]
第3の接続状態は、図4に示すように、組電池内の6つの単電池BT1〜BT6全てが正常状態である場合に、各単電池BT1〜単電池BT6を放電してインバータ4に電力を供給し、駆動モータ5を駆動させる場合の接続状態である。このとき、各単電池BT1〜BT6は、制御装置10によってスイッチSW1〜SW12の開閉状態が切り換えられることにより、インバータ4に対して互いに直列接続された状態となる。
すなわち、この第3の接続状態では、直列接続された6つの単電池BT1〜BT6から出力される直流600Vの電圧をインバータ4に印加させる。そして、第3の接続状態において、バッテリモジュール3からインバータ4に供給される電流の経路は、図4中の矢印のようになる。
[その他の接続状態]
ところで、上述した第3の接続状態では、6つの単電池BT1〜BT6が互いに直列接続されていることから、これら6つの単電池BT1〜BT6のいずれか1つに内部抵抗の増大や容量低下等の電池特性の劣化が生じている場合、組電池全体としての電池特性も劣化してしまう虞がある。そこで、本実施形態に係る充放電制御システムにおいては、制御装置10によって電池性能の低下が生じた単電池が検出された場合に、充電時或いは放電時に、組電池全体としての充電特性・放電特性の劣化を最小限とする回路構成とすることが可能とされている。
ここで、具体的な一例として、単電池BT6の電池特性に異常が検出された場合を想定し、この場合において各単電池BT1〜単電池BT6を放電させて駆動モータ5を駆動する際のバッテリモジュール3の回路構成について、図5を参照しながら説明する。
この場合、制御装置10は、異常が検出された単電池BT6と、この単電池BT6に隣接する正常な単電池BT5とを並列接続させ、並列接続とされた2つの単電池BT5,BT6と残りの4つの単電池BT1〜BT4とを直列接続させる。そして、この接続状態において、組電池からインバータ4に供給される電流の経路は、図5中の矢印のようになる。これにより、異常が生じた単電池BT6からの取り出し電流を低減させることができるため、単電池BT1〜単電池BT6全体としての端子間電圧は、正常時の直流600Vから低下するものの、出力する電流値を正常時とほぼ同等とすることができる。
充放電制御システムにおいては、異常が検出された単電池を他の正常な単電池と並列接続した状態で放電をさせることにより、異常が生じた単電池によって組電池全体としての電池特性の低下を最小限に抑制することができる。具体的には、単電池BT1〜単電池BT6の何れかの電池性能が半減することによって、バッテリモジュール3全体としての電池性能が半減してしまうことを抑制することができる。
[充放電動作]
つぎに、充放電制御システムにおける充放電動作について、図6に示すフローチャートを参照しながら説明する。なお、上述したようにして各単電池BT1〜単電池BT6の接続状態を切り換えるに際しては、電源電圧の値や各単電池の電池特性に応じて手動で切り換えるとしてもよいが、以下では、制御装置10によって、外部商用電源1の電源電圧値や各単電池BT1〜単電池BT6の電池特性に応じて自動的に接続状態を切り換える場合について説明する。
充放電制御システムは、先ず、制御装置10により、AC/DC変換器2に外部商用電源1が接続されているか否かを判定する(ステップS1)。外部商用電源1が接続されている場合には、処理をステップS2に進め、接続されていない場合には、処理をステップS9に進める。
ステップS2においては、AC/DC変換器2に設けられた電圧検出器により、外部商用電源1の電源電圧を検出し、次に、ステップS3において、制御装置10により、外部商用電源1の電源電圧が交流100Vであるか否かを判定する。この判定の結果、電源電圧が交流100Vである場合には処理をステップS4に進め、そうでない場合には処理をステップS6に進める。
ステップS4において、制御装置10は、スイッチSW1〜スイッチSW12の開閉状態を図2に示す状態に切り換えて、AC/DC変換器2に対して組セルAと組セルBとが直列接続とされた状態とする。次に、充放電制御システムは、外部商用電源1から入力された交流100Vの電圧を、AC/DC変換器2の整流回路によって直流100Vに整流させて各単電池BT1〜単電池BT6に印加し、各単電池BT1〜単電池BT6の充電を開始する(ステップS5)。
一方、ステップS6において、制御装置10は、外部商用電源1の電源電圧が交流200Vであるか否かを判定する。この判定の結果、電源電圧が交流200Vである場合には処理をステップS7に進め、そうでない場合には処理をステップS8に進める。
ステップS7において、制御装置10は、組電池に備えられたスイッチSW1〜SW12の開閉状態を図3に示す状態に切り換えて、AC/DC変換器2に対して組セルAと組セルBとが並列接続とされた状態とする。次に、充放電制御システムは、外部商用電源1から入力された交流200Vの電圧を、AC/DC変換器2の整流回路によって直流200Vに整流させて各単電池BT1〜単電池BT6に印加し、各単電池BT1〜単電池BT6の充電を開始する(ステップS5)。
ステップS8において、制御装置10は、外部商用電源1の電源電圧が充放電制御システムにおける設計想定外の電圧であると判断し、各単電池BT1〜単電池BT6に損傷が生じる虞を防止するために充電動作を停止する。なお、本例では、AC/DC変換器2に接続される外部商用電源1が交流100V又は交流200Vである場合について説明しているが、他種類の外部商用電源1が接続された場合に、単電池BT1〜単電池BT6に印加させる電圧を満充電時端子間電圧とするように接続関係を定義しておくことにより、あらゆるタイプの外部商用電源1に対応しても良い。
一方、ステップS9において、充放電制御システムは、AC/DC変換器2に用意された電圧検出器を用いて、各単電池BT1〜単電池BT6の端子間電圧を検出し、次に、ステップS10において、制御装置10は、電池特性に異常が生じている単電池BT1〜単電池BT6が存在するか否かを判定する。この判定の結果、異常な単電池が存在する場合には、処理をステップS11に進め、存在しない場合には、処理をステップS13に進める。
ステップS11において、制御装置10は、異常のある単電池と、当該異常のある単電池と隣接する単電池とを並列状態にする。これにより、組電池に備えられたスイッチSW1〜SW12の開閉状態を、例えば図5に示す状態(単電池BT6が異常である場合)に切り換える。
次に、ステップS12において、充放電制御システムは、駆動モータ5及びインバータ4に要求される電力に応じて各単電池BT1〜単電池BT6の放電を開始させて、各単電池BT1〜単電池BT6に蓄積された電力をインバータ4を介して駆動モータ5に供給させる。
ステップS13において、制御装置10は、駆動モータ5及びインバータ4に要求される電力に応じて組電池に備えられたスイッチSW1〜SW12の開閉状態を図4に示す状態に切り換えて、処理をステップS12に進め、各単電池BT1〜単電池BT6の放電を開始する。これにより、各単電池BT1〜単電池BT6に蓄積された電力をインバータ4を介して駆動モータ5に供給させる。
[第1実施形態の効果]
以上詳細に説明したように、本発明を適用した第1実施形態に係る充放電制御システムによれば、複数の単電池BT1〜単電池BT6からなる組電池と、外部商用電源1に接続される外部電源接続部であるAC/DC変換器2とを備え、組電池を充電するに際して、外部商用電源1の電源電圧に応じて各単電池の接続状態を切り換えることができるので、電源電圧を各単電池BT1〜単電池BT6の端子間定格電圧(満充電時端子間電圧)に適合させて各単電池に印加させることができる。このため、外部商用電源1を各単電池の定格電圧に適合させる回路が不要となり、回路構成を簡略化して、低コスト化を図ることができる。具体的には、組電池を充電するに際して、組電池を構成する各単電池の端子間電圧を、各単電池の満充電時端子間電圧と同等となるよう接続状態に切り換えることができる。
また、この構成とする場合に、充放電制御システムは、外部商用電源1の電源電圧を検出し、検出された電源電圧を組電池に印加させて組電池を充電するに際して、組電池を構成する各単電池の端子間電圧を、満充電時端子間電圧と同等となるよう接続状態を切り換えることが望ましい。これにより、接続される外部電源の電源電圧に応じて、単電池の接続状態を自動的に切り換えることが可能となる。
また、この充放電制御システムによれば、AC/DC変換器2に外部商用電源1が接続された時に、外部商用電源1の電源電圧を検出して、各単電池BT1〜単電池BT6の接続状態を切り換えることができる。
具体的には、この充放電制御システムによれば、外部商用電源1の電源電圧が、予め設定された各単電池BT1〜単電池BT6の満充電時端子間電圧と同等である場合には、一又は複数の単電池が並列接続されてなる組セルA,B(二次電池)に分割し、当該組セル間の接続状態を直列接続に切り換えて、当該直列接続された組セルA,Bの端子間に電源電圧を印加させることができる。一方、外部商用電源1の電源電圧が、予め設定された各単電池BT1〜単電池BT6の満充電時端子間電圧よりも高い場合には、一又は複数の単電池が並列接続されてなる組セルA,Bに分割し、当該組セルA,B間の接続状態を並列接続に切り換えて、電源電圧を分圧させて各組セルA,Bに印加させることができる。
更にまた、この充放電制御システムによれば、組電池を放電させるに際して、各単電池BT1〜単電池BT6を直列に切り換えることにより、大きな電圧を出力することができる。
更にまた、この充放電制御システムによれば、単電池BT1〜単電池BT6のうち、電池特性に異常が検出された単電池がある場合には、当該異常がある単電池の接続状態を他の単電池に対して並列に切り換え、残りの単電池の接続状態を直列に切り換えるので、劣化した単電池による影響を最小限に抑制して、バッテリモジュール3全体としての出力電圧の低下を抑制することができる。
[第2の実施形態]
つぎに、本発明に係る第2の実施形態として、図7に示す充放電制御システムについて説明する。
図7に示す充放電制御システムは、第1実施形態として例示した充放電制御システムと比較して、組電池を充電するに際して独立したAC/DC変換器2を用意せず、駆動モータ5を駆動するためのインバータ4’に用意された回路を利用する構成とされている点で異なる。すなわち、充放電制御システムにおいては、インバータ4’が第1実施形態におけるAC/DC変換器2としての機能も果たしている。また、充放電制御システムにおけるバッテリモジュール3’の回路構成は、充放電制御システムでAC/DC変換器2側に配設されているスイッチSW12に代えて、インバータ4’側にスイッチSW13が配設されているという点で異なる。
なお、充放電制御システムは、上記の点を除いて、上述した充放電制御システムの構成と同等であり、その動作も同等であることから、この充放電制御システムと同一又は同等の部位については同一の符号を付すとともに、詳細な説明を省略する。
充放電制御システムにおけるインバータ4’は、その回路構成を図8に示すように、電気自動車の力行時に、駆動モータ5の3相コイル34,35,36にそれぞれ電圧を印加させる出力端子40,41,42が設けられている。また、バッテリモジュール3’の接続側の端子(一対の入力端子)間には、電圧平滑化用のコンデンサ20と、バッテリモジュール3’からインバータ4’に印加される端子間電圧の値を検出する電圧センサ21とが並列接続されている。
また、インバータ4’は、コイル34に接続された上側スイッチング素子である電力用トランジスタ22及び寄生ダイオード28と下側スイッチング素子である電力用トランジスタ23及び寄生ダイオード29と、コイル35に接続された上側スイッチング素子である電力用トランジスタ24及び寄生ダイオード30と下側スイッチング素子である電力用トランジスタ25及び寄生ダイオード31と、コイル36に接続された上側スイッチング素子である電力用トランジスタ26及び寄生ダイオード32と下側スイッチング素子である電力用トランジスタ27及び寄生ダイオード33とが設けられている。
また、インバータ4’は、2つの出力端子41,42との前段に、外部商用電源1の正極端子が接続されるスイッチSW20,SW21が配設されている。これらスイッチSW20及びスイッチSW21は、制御装置10の制御によって開閉動作し、インバータ4’に対する外部商用電源1の接続及び非接続を切り換える。
このようなインバータ4’は、バッテリモジュール3’から駆動モータ5への電力供給時には、制御装置10によってスイッチSW20及びスイッチSW21を制御することによって、電力用トランジスタ22〜27とコイル34,35,36とを導通状態にさせる。そして、電力用トランジスタ22〜27を、図示しない制御回路によってデューティ制御させることによって、駆動モータ5に要求される駆動トルクに応じた電流を供給する。
また、インバータ4’は、各単電池BT1〜単電池BT6の充電時には、制御装置10によってスイッチSW20及びスイッチSW21を制御することによって、外部商用電源1と寄生ダイオード30〜33とを導通状態にさせる。そして、寄生ダイオード30〜33を介して、外部商用電源1からバッテリモジュール3’に電流を供給させる。
ここで、充放電制御システムにおいては、上述した充放電制御システムと同様に、制御装置10の制御により、各単電池BT1〜BT6及びスイッチSW1〜SW13の接続状態が、以下で説明する第1の接続状態、第2の接続状態、又は第3の接続状態を取り得る構成とされている。
[第1の接続状態]
第1の接続状態は、図9に示すように、電源電圧が交流100Vである外部商用電源1により単電池BT1〜単電池BT6からなる組電池を充電する場合の接続状態である。ここで、外部商用電源1がインバータ4’に接続されると、制御装置10は、スイッチSW20及びSW21を外部商用電源1と導通させる側に接続させ、外部商用電源1の電源電圧値が電圧センサ21で検出される。この状態において、外部商用電源1が接続されたことによるインバータ4’の電流経路は、図8における点線及び一点鎖線で示すようになる。
そして、制御装置10によってスイッチSW1〜スイッチSW13の開閉状態が切り換えられることにより、6つの単電池BT1〜単電池BT6は、図9に示すように、それぞれ3つの単電池からなる2つの組(以下、組セルAと組セルBとする)に分割された構成とされる。組セルAは、3つの単電池BT1〜単電池BT3が互いに並列接続されてなり、組セルBは、3つの単電池BT4〜単電池BT6が互いに並列接続されてなる。また、組セルAと組セルBとは、インバータ4’に対して直列接続された状態となる。
この第1の接続状態では、外部商用電源1から入力される交流100V電圧が寄生ダイオード30〜33及びコンデンサ20によって直流100Vに整流され、この直流100Vが組セルAの正極端子と組セルBの負極端子との間に印加されて、直流100Vが6つの単電池BT1〜単電池BT6の各々に印加される。すなわち、第1の接続状態では、各単電池BT1〜単電池BT6の端子間に直流100Vが印加され、各単電池BT1〜単電池BT6が充電される。そして、第1の接続状態において、組電池に供給される電流の経路は、図9中の矢印のようになる。
[第2の接続状態]
第2の接続状態は、図10に示すように、電源電圧が交流200Vである外部商用電源1により単電池BT1〜単電池BT6からなる組電池を充電する場合の接続状態である。ここで、外部商用電源1がインバータ4’に接続されると、制御装置10は、スイッチSW20及びSW21を外部商用電源1と導通させる側に接続させ、外部商用電源1の電源電圧値が電圧センサ21で検出される。この状態において、外部商用電源1が接続されたことによるインバータ4’の電流経路は、図8における点線及び一点鎖線で示すようになる。
そして、制御装置10によってスイッチSW1〜スイッチSW13の開閉状態が切り換えられることにより、6つの単電池BT1〜単電池BT6は、図10に示すように、それぞれ3つの単電池からなる2つの組(組セルA及び組セルB)に分割される。組セルAは、3つの単電池BT1〜BT3が互いに並列接続されてなり、組セルBは、3つの単電池BT4〜BT6が互いに並列接続されてなる。また、組セルAと組セルBとは、外部商用電源1に接続されたインバータ4’に対して直列接続された状態となる。
この第2の接続状態では、外部商用電源1から入力される交流200V電圧が寄生ダイオード30〜33及びコンデンサ20によって直流200Vに整流され、この直流200Vが組セルAと組セルBとに分圧されて、6つの単電池BT1〜単電池BT6の各々に印加される。すなわち、第2の接続状態では、各単電池BT1〜単電池BT6の端子間に直流100Vが印加され、各単電池BT1〜単電池BT6が充電される。そして、第2の接続状態において、組電池に供給される電流の経路は、図10中の矢印のようになる。
[第3の接続状態]
第3の接続状態は、図11に示すように、組電池内の6つの単電池BT1〜BT6全てが正常状態である場合に、組電池を放電してインバータ4’に電力を供給し、駆動モータ5を駆動する場合の接続状態である。ここで、インバータ4’では、制御装置10によって、スイッチSW20及びスイッチSW21が、電力用トランジスタ22〜27とコイル34,35,36とが導通するように切り換えられる。
このとき、組電池内に設けられた6つの単電池BT1〜BT6は、スイッチSW1〜SW13の開閉状態が図11に示すように切り換えられることにより、互いに直列接続された状態となる。すなわち、この第3の接続状態では、直列接続された6つの単電池BT1〜単電池BT6から出力される直流600Vの電圧がインバータ4’に入力される。そして、第3の接続状態において、組電池からインバータ4’に供給される電流の経路は、図11中の矢印のようになる。
[その他の接続状態]
ところで、上述した第3の接続状態では、第1実施形態と同様に、何れかの単電池BT1〜単電池BT6に異常が検知された場合に、異常が検出された単電池を他の正常な単電池と並列接続した状態で放電をさせる。
充放電制御システムにおいて、制御装置10によって単電池BT6の電池特性に異常が検出された場合を想定し、この場合において組電池を放電して駆動モータ5を駆動する際の組電池の回路構成について、図12を参照しながら説明する。
この場合、制御装置10は、異常が検出された単電池BT6と、この単電池BT6に隣接する正常な単電池BT5とを並列接続とさせ、並列接続とさせた2つの単電池BT5,単電池BT6と残りの4つの単電池BT1〜単電池BT4とを直列接続とさせる。そして、この接続状態において、組電池からインバータ4’に供給される電流の経路は、図12中の矢印のようになる。
このように充放電制御システムにおいては、異常が検出された単電池を他の正常な単電池と並列接続した状態で放電をさせることにより、異常が生じた単電池によって組電池全体としての電池特性の低下を最小限に抑制することができる。具体的には、単電池BT1〜単電池BT6の何れかの電池性能が半減することによって、バッテリモジュール3’全体としての電池性能が半減してしまうことを抑制することができる。
[第2実施形態の効果]
以上詳細に説明したように、本発明を適用した第2実施形態に係る充放電制御システムによれば、上述の第1実施形態に係る効果に加えて、外部商用電源1が接続されるようにインバータ4’を構成し、各単電池BT1〜単電池BT6の充電時には、スイッチSW20及びスイッチSW21を駆動モータ5側ではなく、バッテリモジュール3’側に切り換えて、寄生ダイオードで整流して、各単電池BT1〜単電池BT6を充電させることができる。これにより、独立した整流回路を用意することが不要となり、回路構成をさらに簡素化して低コスト化を図ることができる。
なお、上述の実施の形態は本発明の一例である。このため、本発明は、上述の実施形態に限定されることはなく、この実施の形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることは勿論である。
例えば、上述した実施形態においては、単電池の数が6つである場合を説明しているが、本発明においては単電池の数は任意であっても良く、上述したように接続関係を切り換えることによって、上述と同様の効果を発揮させることができる。
また、上述した実施形態においては、外部商用電源1として、電源電圧が交流100V又は交流200Vである場合について説明したが、本発明においては、外部電源から供給される電力の電圧値、或いは交流/直流の種別などは任意であっても良く、AC/DC変換器2又はインバータ4に接続された外部商用電源1を検出して、電源電圧値に応じて単電池の接続関係を切り換えることによって、上述と同様の効果を発揮させることができる。
また、上述の実施形態においては、組電池内の回路構成を切り換える手段として、機械式スイッチを図示しているが、例えば半導体スイッチなどを用いて回路構成を切り換えるとしてもよい。
さらに、上述の実施形態においては、組電池に蓄積された電力を出力する電気負荷として、インバータ4及び駆動モータ5を接続する場合について述べたが、組電池に接続する電気負荷は任意のものであっても良い。
本発明を適用した第1実施形態に係る充放電制御システムの構成を示すブロック図である。 本発明を適用した第1実施形態に係る充放電制御システムにおいて、電源電圧が交流100Vである場合の充電時の構成を示すブロック図である。 本発明を適用した第1実施形態に係る充放電制御システムにおいて、電源電圧が交流200Vである場合の充電時の構成を示すブロック図である。 本発明を適用した第1実施形態に係る充放電制御システムにおいて、放電時の構成を示すブロック図である。 本発明を適用した第1実施形態に係る充放電制御システムにおいて、一部の単電池に異常が検知された場合の放電時の構成を示すブロック図である。 本発明を適用した第1実施形態に係る充放電制御システムによる動作手順を示すフローチャートである。 本発明を適用した第2実施形態に係る充放電制御システムの構成を示すブロック図である。 本発明を適用した第2実施形態に係る充放電制御システムにおけるインバータ及び駆動モータの構成を示す回路図である。 本発明を適用した第2実施形態に係る充放電制御システムにおいて、電源電圧が交流100Vである場合の充電時の構成を示すブロック図である。 本発明を適用した第2実施形態に係る充放電制御システムにおいて、電源電圧が交流200Vである場合の充電時の構成を示すブロック図である。 本発明を適用した第2実施形態に係る充放電制御システムにおいて、放電時の構成を示すブロック図である。 本発明を適用した第2実施形態に係る充放電制御システムにおいて、一部の単電池に異常が検知された場合の放電時の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 外部商用電源
2 AC/DC変換器
3 バッテリモジュール
4 インバータ
5 駆動モータ
21 電圧センサ

Claims (14)

  1. 外部電源に接続される外部電源接続部と、
    複数の二次電池により構成され、当該各二次電池が前記外部電源接続部の端子間の電圧によって充電される組電池と、
    前記外部電源からの電力によって前記組電池を充電させるに際して、前記外部電源の電源電圧に応じて、前記外部電源接続部の端子間に対する各二次電池の接続状態を切り換えて、前記組電池を構成する各二次電池の端子間電圧を可変とさせる接続状態制御手段と
    を備えることを特徴とする充放電制御システム。
  2. 前記接続状態制御手段は、前記組電池を構成する各二次電池の端子間電圧を、予め設定された前記二次電池の満充電時端子間電圧と同等となるように接続状態を切り換えることを特徴とする請求項1に記載の充放電制御システム。
  3. 前記外部電源接続部に外部電源が接続された場合に、当該外部電源の電源電圧を検出する電源電圧検出手段を更に備え、
    前記接続状態制御手段は、前記電源電圧検出手段により検出された前記電源電圧を前記組電池の端子間電圧とし、前記組電池を構成する各二次電池の端子間電圧を、予め設定された前記二次電池の満充電時端子間電圧と同等となるように接続状態を切り換えることを特徴とする請求項2に記載の充放電制御システム。
  4. 前記接続状態制御手段は、
    前記外部電源の電源電圧が、予め設定された各二次電池の満充電時端子間電圧と同等である場合には、一又は複数の前記二次電池が並列接続されてなる二次電池群に分割し、当該二次電池群間の接続状態を直列接続に切り換えて、当該直列接続された二次電池群の端子間に前記電源電圧を印加させ、
    前記外部電源の電源電圧が、予め設定された各二次電池の満充電時端子間電圧よりも高い場合には、一又は複数の前記二次電池が並列接続されてなる二次電池群に分割し、当該二次電池群間の接続状態を並列接続に切り換えて、前記電源電圧を分圧させて前記各二次電池群に印加させることを特徴とする請求項1に記載の充放電制御システム。
  5. 前記外部電源接続部は、前記組電池に充電された電力を放電させて交流電圧に変換して電気負荷に出力するインバータであり、前記組電池を充電させるに際して、当該インバータ内の整流回路によって前記外部電源の電源電圧を前記組電池に印加させることを特徴とする請求項1に記載の充放電制御システム。
  6. 前記接続状態制御手段は、前記組電池を放電させるに際して、前記組電池を構成する各二次電池の接続状態を直列に切り換えることを特徴とする請求項5に記載の充放電制御システム。
  7. 前記接続状態制御手段は、前記組電池を放電させるに際して、前記組電池を構成する複数の二次電池のうち、劣化した二次電池の接続状態を他の二次電池に対して並列に切り換え、残りの二次電池の接続状態を直列に切り換えることを特徴とする請求項6に記載の充放電制御システム。
  8. 外部電源接続部に外部電源が接続され、
    当該外部電源接続部の端子間の電圧によって複数の二次電池により構成される組電池を充電させるに際して、
    前記外部電源の電源電圧に応じて、前記外部電源接続部の端子間に対する各二次電池の接続状態を切り換えて、前記組電池を構成する各二次電池の端子間電圧を可変とさせる状態とし、
    前記組電池の端子間に前記外部電源の電源電圧を印加させて、各二次電池を充電させること
    を特徴とする組電池の充放電方法。
  9. 前記組電池を構成する各二次電池の端子間電圧を、予め設定された前記二次電池の満充電時端子間電圧と同等となるように接続状態を切り換えることを特徴とする請求項8に記載の組電池の充放電方法。
  10. 前記外部電源接続部に外部電源が接続された場合に、当該外部電源の電源電圧を検出し、
    検出した前記電源電圧を前記組電池の端子間電圧とし、前記組電池を構成する各二次電池の端子間電圧を、予め設定された前記二次電池の満充電時端子間電圧と同等となるように接続状態を切り換えることを特徴とする請求項9に記載の組電池の充放電方法。
  11. 前記外部電源の電源電圧が、予め設定された各二次電池の満充電時端子間電圧と同等である場合には、一又は複数の前記二次電池が並列接続されてなる二次電池群に分割し、当該二次電池群間の接続状態を直列接続に切り換えて、当該直列接続された二次電池群の端子間に前記電源電圧を印加させ、
    前記外部電源の電源電圧が、予め設定された各二次電池の満充電時端子間電圧よりも高い場合には、一又は複数の前記二次電池が並列接続されてなる二次電池群に分割し、当該二次電池群間の接続状態を並列接続に切り換えて、前記電源電圧を分圧させて前記各二次電池群に印加させることを特徴とする請求項8に記載の組電池の充放電方法。
  12. 前記外部電源接続部が、前記組電池に充電された電力を放電させて交流電圧に変換して電気負荷に出力するインバータであって、
    前記インバータに前記外部電源が接続され、
    前記組電池を充電させるに際して、当該インバータ内の整流回路によって前記外部電源の電源電圧を前記組電池に印加させることを特徴とする請求項8に記載の組電池の充放電方法。
  13. 前記組電池を放電させるに際して、前記組電池を構成する各二次電池の接続状態を直列に切り換えることを特徴とする請求項12に記載の組電池の充放電方法。
  14. 前記組電池を放電させるに際して、前記組電池を構成する複数の二次電池のうち、劣化した二次電池が存在するかを検出し、
    劣化した二次電池の接続状態を他の二次電池に対して並列に切り換え、残りの二次電池の接続状態を直列に切り換えることを特徴とする請求項13に記載の組電池の充放電方法。
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