JP2006186635A - 撮像システム及び撮像装置並びにクレードル - Google Patents
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Abstract
【課題】 撮像装置とクレードルを合体した状態で三脚等に固定しながら、撮像とストリーミングが可能なTV会議システムに有効な撮像システムを得る。また、表示装置を開閉回動させることでクレードルの前方から表示内容を確認可能な撮像装置を提供する。
【解決手段】 撮像装置を構成するビデオカメラ25の縦長のケース本体40の一方の面40L或いは背面40Bを下にしてクレードル3上に載置し、ケース本体40の底面部40BOと同一面或いはケース本体40の底面部40BOより突出しない様にクレードル3の側面100或いは108を配する様にケース本体40と合体させることで撮像と同時にストリーミングを行なえるようにする。
【選択図】 図1
【解決手段】 撮像装置を構成するビデオカメラ25の縦長のケース本体40の一方の面40L或いは背面40Bを下にしてクレードル3上に載置し、ケース本体40の底面部40BOと同一面或いはケース本体40の底面部40BOより突出しない様にクレードル3の側面100或いは108を配する様にケース本体40と合体させることで撮像と同時にストリーミングを行なえるようにする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、撮像された被写体の画像(映像)や予め記憶装置に記憶された画像を表示可能な表示装置を備えた縦長の撮像装置ケース本体を横にしてクレードルに装着可能とした撮像システムに係わり、特に、撮像装置ケース本体とクレードルを一体に三脚に取り付け、ストリーミングを可能にした撮像システム及び撮像装置並びにクレードルに関するものである。
従来の、この種の撮像装置システムとして利用するデジタルカメラのファファインダLED、撮影画像表示用LCD、設定用LCD等の表示装置は、デジタルカメラの背面側に設けられているのでパーソナルコンピュータに動画を入力するPCカメラとしてデジタルカメラを機能させた場合には、デジタルカメラの背面側が見え難くなるので、この様な弊害を除くために、ドッキングステーション(クレードル)接続時のデジタルカメラの状態表示の視認性を向上させ様にした電子機器システムが特許文献1に開示されている。
図10は上記特許文献1に記載された電子機器システムの構成を示すものであり、図10において、電子機器システムは、クレードル3に状態表示用発光部14を設け、この状態表示用発光部14を点灯または点滅、消灯させることで、デジタルカメラの各種状態を表示させるようにしたものである。この状態表示用発光部14によって表示するデジタルカメラ2の各種状態としては、例えば、電源オン状態,外部機器との通信状態,クレードル3からデジタルカメラ2が取り外せることを示すリムーブ可能状態等である。
図10の2は電子機器であるデジタルカメラであり、図10は、このデジタルカメラ2とクレードル3との構成を示す外観斜視図である。デジタルカメラ2の前面には、撮影レンズ4が組み込まれたレンズ鏡筒5、ファインダ6を構成する対物側ファインダ窓7、被写体に向けてストロボ光を照射するストロボ発光部8、シャッタレリーズ操作に用いられるシャッタボタン9、タイマ撮影時に点滅して撮影タイミングを知らせるセルフタイマ用発光部10等が設けられている。レンズ鏡筒5は、デジタルカメラ2が電源オフ状態にある際に、デジタルカメラ2の前面に設けられた鏡筒収納部20内に収納され、電源オンとともにデジタルカメラ2の前面から突出する。
セルフタイマ用発光部10の奥には、赤色のタイマ用LED(図示せず)が組み込まれている。このタイマ用LEDは、セルフタイマを使用した撮影時に、タイマの残り時間に合わせて点滅発光する。
また、タイマ用LEDは、デジタルカメラ2がクレードル3に装着されている状態では、デジタルカメラ2の各種状態の表示に用いられる。例えば、パーソナルコンピュータ等の外部機器とデジタルカメラ2との間で画像データの送受信を行なう際には、データの送受信に合わせて点滅発光する。更に、デジタルカメラ2のバッテリ11を充電する際には、タイマ用LEDは連続点灯する。また、デジタルカメラ2の電源をオフしてもよいとき、外部機器との通信を終了してもよいとき、クレードル3からデジタルカメラ2を取り外してもよいときを表すリムーブ可能状態にある際には、点滅よりも長い間隔で間欠発光を行なう。
デジタルカメラ2の一方の側面には、メモリカード16がセットされるメモリカードスロット17が設けられている。このメモリカードスロット17の奥には、メモリカード16へのデータの読み書きを行なうメモリカードリーダが内蔵されている。
デジタルカメラ2の背面には、ファインダ6を構成する接眼側ファインダ窓、操作部、ビューファインダとして機能する画像表示用LCD等が設けられている。接眼側ファインダの側方には、点灯,点滅してデジタルカメラ2の状態を知らせるファインダ発光部が設けられている。操作部内には、複数の操作ボタンと、各種設定等の情報を表示する設定用LCDとが設けられている。
デジタルカメラ2には、バッテリ11がセットされるバッテリ室が設けられており、デジタルカメラ2の底面には、バッテリ室にアクセスするための開口部12が設けられている。この開口部12は、蓋部材によって開閉される。バッテリ室には、充電可能なバッテリ11がセットされる。
クレードル3は、デジタルカメラ2に接続してAC電源やパーソナルコンピュータ等の外部機器との接続を介在する。クレードル3は、略台形状にされ、上面にデジタルカメラ2が装着される凹形状の載置部18が設けられている。この載置部18内には、デジタルカメラ2の底面の接続コネクタ13に嵌合して電気的に接続する接続端子19と状態表示用発光部14および電源用ボタン15が設けられている。
更に、特許文献2にはデジタルカメラ2のカメラ本体をクレードル3に対して横長にし、カメラ本体の底部をクレードル3の凹形状の載置部18に装着する様にしたカメラシステムが開示されている。尚、クレードル3の前面にはACコネクタ、USBケーブル接続用のコネクタ22およびIEEE1394ケーブル接続用のコネクタ23が配されている。図11に於いて図10との対応部分には同一符号を付して重複説明を省略する。
上述の特許文献1に記載されたデジタルカメラは、略縦長のデジタルカメラ2を略直方体で後方が高く前方が低くなされたクレードル3の凹形状の載置部18内に、デジタルカメラ2の底を挿入するように成され、クレードル3に縦方向に立設させる構成としているためクレードル3は安定が悪く。また、特許文献2に記載されたデジタルカメラは、カメラ本体2の横長の底部をクレードル3の凹形状の載置部18内に挿入するようにしているためにクレードル3は大型化し、撮影画像表示用LCD、設定用LCDは、デジタルカメラの背面側に設けられているのでパーソナルコンピュータに動画を入力するPCカメラとしてデジタルカメラを機能させた場合には、デジタルカメラの背面側が見え難くなるのでクレードルに状態表示用発光部14等を必要とする課題を生ずる。
特開2002−232750号公報
特開2002−359761号公報
本発明は上述の課題を解決するためになされたもので、本発明の撮像システム及び撮像装置並びにクレードルは、縦長の略直方体状の撮像装置のレンズ鏡筒5を縦長のケース本体の前面側に配設し、縦長のケース本体の他方の背面にファインダ部や各種操作ボタン群を配し、矩形状のケース本体の上面側に開閉し、回動可能とされた表示部をケース本体の一方の側面に設け、ケース本体の一方の側面と対抗する他方の側面を開閉自在とした担体挿入部とし、さらに、ケース本体の上面或いは底面のいずれかを平坦な形状とした撮像装置のケース本体の一方の側面或いは背面をクレードルの載置部に合体させて、三脚等に取り付けストリーミングしながら撮像装置により被写体を撮像することを可能とした撮像システム及び撮像装置並びにクレードルを提供することを目的とする。
第1の本発明は、撮像装置およびクレードルを用いて撮像や各種通信を行うように成された撮像システムにおいて、縦長の略直方体状のケース本体の一方の側面に設けられたメカデッキ内に記録/再生媒体を交換可能に配設し、ケース本体の上側に開閉し、回動自在になされた表示装置をケース本体の他方の側面に有し、前面にレンズ系を有する光学手段を配し、背面に操作手段群を備え、底面を平坦化した撮像装置と、前面側か高くされた載置部に撮像装置と電気的接続を行う接合部を有する横長のクレードと、を具備し、撮像装置の一方の面或いは背面を下にしてクレードル上に載置可能とし、縦長のケース本体の底部と同一面或いはケース本体の底部より突出しない様にクレードルの側面を配する様にケース本体と合体させたことを特徴とする撮像システムとしたものである。
第2の本発明は、撮像装置およびクレードルを用いて撮像や各種通信を行うように成された撮像装置において、縦長の略直方体状のケース本体の一方の側面に設けられたメカデッキ内に記録/再生媒体を交換可能に配設し、ケース本体の上側に開閉し、回動自在になされた表示装置を該ケース本体の他方の側面に有し、前面にレンズ系を有する光学手段を配し、背面に操作手段群を備え、底面を平坦化した撮像装置と、前面側か高くされた載置部に撮像装置と電気的接続を行う接合部を有する横長のクレードルと、を具備し、撮像装置の一方の面或いは背面を下にしてクレードル上に載置可能とし、縦長のケース本体の底部と同一面或いはケース本体の底部より突出しない様にクレードルの側面を配する様にケース本体と合体させたことを特徴とする撮像装置としたものである。
第3の本発明は、撮像装置およびクレードルを用いて撮像や各種通信を行うように成されたクレードルにおいて、縦長の略直方体状のケース本体の一方の側面に設けられたメカデッキ内に記録/再生媒体を交換可能に配設し、ケース本体の上側に開閉し、回動自在になされた表示装置をケース本体の他方の側面に有し、前面にレンズ系を有する光学手段を配し、背面に操作手段群を備え、底面を平坦化した撮像装置と、前面側か高くされた載置部に撮像装置と電気的接続を行う接合部を有する横長のクレードルと、を具備し、撮像装置の一方の面或いは背面を下にしてクレードル上に載置可能とし、縦長のケース本体の底部と同一面或いはケース本体の底部より突出しない様にクレードルの側面を配する様にケース本体と合体させたことを特徴とするクレードルとしたものである。
第1の本発明によれば、撮像装置とクレードルを合体した状態で三脚等に固定しながら、撮像とストリーミングが可能な撮像システムが得られる効果を有する。
第2に本発明によれば、クレードルにケース本体の一方の側面或いは背面を横長に載置させた状態で他方の側面に配設した表示装置をクレードルの上面或いは前面側に持ちきたすことが出来るので表示装置を開閉回動させることでクレードルの前方から表示内容を確認可能な撮像装置が得られる効果を有する。
第3の本発明によれば、クレードルの小型化が図れ、かつ、撮像装置を安定に載置可能なクレードルが得られる効果を有する。
本発明の撮像システム及び撮像装置並びにクレードルは、縦長のケース本体の一方の側面或いは背面をクレードルの載置部に合体させて、三脚等に取り付けストリーミングしながら撮像装置により被写体を撮像することを可能とした撮像システム及び像装置並びにクレードルを得ようとするものである。
以下、本発明の撮像システム及び撮像装置並びにクレードルとして、小型のカメラ一体型高密度用VTR(以下ビデオカメラと記す)とクレードルを図1乃至図7の実施の形態例で説明する。図1は本発明の撮像システムとしてのビデオカメラとクレードルの組み立て状態を示す1形態例の斜視図、図2は図1のビデオカメラをクレードル上に載置した合体状態をクレードルの下方から見た斜視図、図3は図1及び図2に示すビデオカメラ及びクレードルとは反対の後面側から見たビデオカメラとクレードルの合体状態斜視図、図4はビデオカメラの一方の側面に配設した表示装置のロック状態説明用の斜視図、図5は本発明でのビデオカメラの撮像状態を説明する為の斜視図、図6は本発明のビデオカメラ及びクレードルを合体した状態で三脚に取り付けパーソナルコンピュータ(以下PCと記す)にストリーミングしながら撮像装置により被写体を撮像する方法を説明するための斜視図、図7は本発明の撮像システムの系統図である。
図1乃至図6に示すビデオカメラ及びクレードルの構成を説明するに先立ち本発明の撮像システムの全体的回路構成を図7の系統図により説明する。尚、以下、図10および図11との対応部分には同一符号を付して説明する。ここで、本発明における映像と画像について定義しておく、本発明では、表示装置の表示面に表された1コマ毎の静止像を「画像」といい、その画像の任意数の集合の動画像を「映像」とする。従って、本発明の撮像装置は画像及び映像を撮像可能な構成と成され、これら画像及び映像を含めて本発明では以下画像と記す。
図7において、小型のカメラ一体型高密度用VTRであるビデオカメラ25のケース本体40内にはCCD(電荷結合素子)等の撮像素子26をレンズ鏡筒5の一端部に設け、他端に撮像レンズ27を設けた撮像光学レンズ系を有し、撮像素子26からの撮像出力は映像増幅部28を介して画像処理部29に供給される。画像処理部29では撮像された被写体像等の画像(映像)及び音声データを含む画像データの画像処理が成される。このような画像データは画像インターフェース(I/F)30を介してバス31に供給されている。更に、画像処理部29からの画像データはモニタ駆動部36を介してLCD等のモニタ用の表示装置37に表示される。ここで、35はビデオカメラ25内に設けたCPU等の制御部であり、勿論、バス31に接続されている。
記録再生媒体としてのデジタル用の磁気テープはカセット(以下「DVカセット」という。)内に巻回収納され、このDVカセットはケース本体40内の記録又は/及び再生部(以下記録/再生部と記す)32のメカデッキに装着されて記録又は/及び再生(以下記録/再生と記す)が行なわれる。記録/再生部32で記録/再生が行なわれた記録/再生データは記録/再生用インターフェース(I/F)33を介してバス31に供給されている。
また、ビデオカメラ25のケース本体40内にはメモリカード16内の画像及び音声データの再生が可能なメモリカード16がセットされるメモリカードスロット17が設けられている。このメモリカードスロット17の奥には、メモリカード16へのデータの読み書きを行なう図示しないメモリカードリーダが内蔵されている。メモリカードリーダはメモリカード用インターフェース(I/F)34を介して、バス31に接続されている。尚、38はケース本体40内に配設されたバッテリ等の電源部である。
上述の撮像装置としては、ビデオカメラについて説明したが、本発明ではビデオカメラに限定されるものではなく、電子スチルカメラその他の撮像装置に適用可能である。更に、記録/再生媒体としては、DVカセットに限定されるものではなく、アナログビデオカセットその他のテープ状記録媒体を用いることができることは勿論のこと、DVD(デジタルバーサタイルディスク)やCD−ROMその他の記録可能な光ディスク、光磁気ディスク、HDD(ハードディスクドライブ)用の磁気ディスク等のようなディスク状記録媒体、更には、半導体記録媒体等のようなその他の記録媒体を適用することもできる。
更に、図7に於いて、クレードル3を構成する筐体内には商用電源からAC/DCコンバータ39を介してDCが供給される充電用の電源部41や制御部42を有する。充電用の電源部41からコネクタを構成する接続端子19を介してビデオカメラ25内の電源部38のバッテリを充電する。制御部42はバス31に接続され、バス31の一端は接続コード45を介して各種情報信号や制御信号の授受をインターネット43に接続したPC44と行なう様に成されている。
PC44のバス31には通常の様に中央情報処理部(CPU)46やワーク用のRAM47、ROM48が接続されると共にLCD等のモニタ50を駆動するドライバ49やキーボード等の操作部51が接続されている。52はインターネット43と電話回線などを介してモデム52に接続されている。53はインターネット43に接続された他のPCである。
上述の撮像システムに適用するビデオカメラ25とクレードル3の構成を図1乃至図6で説明する。先ず、図3乃至図5によって本発明に用いるビデオカメラ25を詳記する。図5は本発明のビデオカメラ25の撮像状態を示す前側面側から見た斜視図であり、ビデオカメラ25を構成するケース本体40は縦長の略直方体状の金属又は/及び合成樹脂で構成され、ケース本体40の縦長の前面板40Fの上方にはレンズ鏡筒5の撮像レンズ27用の開口54が穿たれ下方向の小判型の透孔55内にはリモコン受光部56が設けられている。
ケース本体40の上面板40Uは前面板40Fの高さに比べて短い横長で上方に突状に湾曲され、内部にはレンズ鏡筒5等の撮像光学レンズ系が配設されている。上面板40Uの背面板40B側には内蔵マイクロホン用透孔57が穿たれている。58はユーザが撮像時に人差し指を掛ける為の突出した指掛け部である。ケース本体40の上面板40Uに延設して、合成樹脂等で形成した膨出部59が形成される。この膨出部59にクレードル3と電気的に接続するためのコネクタとなる接続端子(ジャックコネクタ)19が形成されている。尚、60Aは接続端子19の非使用時に接続端子19の前面を覆うリッドである。また、左側面板40Lを構成するカセット挿入開閉扉62には、リッド60Aの取り付け位置と反対側にバッテリ収納部60Bが形成されている。このバッテリ収納部60Bには、電源としてのバッテリが着脱可能に装着される。
膨出部59の下端に形成した左側面板40Lとなるカセット挿入開閉扉62はケース本体40の背面板40B(図3参照)及びカセット挿入開閉扉62の開閉扉底部66(図4参照)の一部と一体に合成樹脂等で略断面がL字状になるように形成され、左側面板40Lは略矩形状で前面板40Fの左側部との間に配設したヒンジ61側にやや傾斜するように形成され、ケース本体40の背面板40Bは縦長の矩形状となされ、底面部40BOは図4に示す様にケース本体40の底面板40BO1と開閉扉底部66からなる半体が一体化されて構成される。
このようなカセット挿入開閉扉62を図5のようにヒンジ61を中心に矢印A方向に回動し、ケース本体40内に設けられた記録/再生部32内にDVカセット等の記録媒体を装着出来るように成されている。図5では、ケース本体40の右側面板40Rには開閉、回動可能にLCDの表示装置37が枢着されている。この表示装置37の表示画面63には撮像画像が映出されると共にバッテリ情報釦64等の押圧によりバッテリの残量等を知らせる各種の情報が表示出来るように成されている。表示装置37の表示画面63の上部に設けられたこれら各種釦群の横にはスピーカ用の放音孔65が穿たれている。
次に、ビデオカメラ25のカメラ本体40の右側面板40R及び底面板の構成を図4によって詳細に説明する。図4はビデオカメラ25の前面板40F及び底面部40BO並びに右側面板40Rを構成する表示装置37が見えるように成した斜視図であり、本体ケース40の右側面板40Rは表示装置37の表示装置ケース67となされ、この表示装置ケース67は略矩形状に構成し、ケース本体40の上面板40Uの下端に形成した軸受けに開閉自在に枢着した第1の回動支持部68が表示装置ケース67と一体に形成されている。図4の表示装置ケース67の裏面には図5で説明したLCD等の表示画面63が設けられ、第1の回動支持部68の枢軸(Y−Y軸)を中心にケース本体40の水平面69から矢印B方向に90度のZ−Z軸位置まで開閉するように成されている。
表示装置37が配設されている第1の回動支持部68は表示装置37の表示装置ケース67を水平面69からB方向に直交するZ−Z軸位置まで回動させた状態で、第1の回動支持部68の中心に立設した第2の回動支持部70のZ−Z軸で示す中心線71を中心に矢印C方向に270度回動可能とされている。従って、図5に示す表示装置37の回動状態は第2の回動支持部70の中心線71に沿って270度回動した状態を示し、図3に示す表示装置37の回動状態は第2の回動支持部70の中心線71に沿って180度回動し、第1の回動支持部68によって右側面板40Rをケース本体40の水平面69に対抗する様に回動させ、表示装置(以下LCDと記す)37の表示画面63を上面側に持ち来たした状態を示している。
従って、LCD37は、表示画面63を図3に示すように上側に表した状態から第1の回動支持部68を中心に上方へ90度回動させて表示画面63を上面板40U側に向けた状態(ビデオカメラの俯瞰撮影状態)から第2の回動支持部70を背面板40B側に90度回動させて表示画面63をモニタする状態(通常の撮影状態)を経て、更に背面板40B側に90度回動させることにより表示装置ケース67の右側面板40Rを上側に現した状態(図4の表示装置ケース67を90度開いた状態)と、図3に示す表示画面63を上側にした状態から第1の回動支持部68を中心に上方へ90度回動させて表示画面63を上面板40U側に向けたビデオカメラの俯瞰撮影状態から第2の回動支持部70を前面板40F側に90度回動させて表示画面63を前面板(被写体側)40Fに向けた状態(自己撮影状態)を取ることができる。
表示装置ケース67は第1の回動指示部68の取り付け辺を除く3方向に滑らかに傾斜する傾斜辺となされ、第1の回動指示部68の反対側の傾斜辺73には円形切溝74が形成されている。又、ケー本体40の底面板40BO1には円形切溝74の半径円周と嵌合する円環状の脚と兼用されるロック部材75が埋め込まれている。76は表示装置カーバ67を矢印D方向に指先で上動させるための切溝であり、底面板40BO1の前面板40F側には三脚ネジと螺合する雌ネジ77が形成されている。カセット挿入開閉扉62の開閉扉底部66にはロック部材75と3点で載置面に水平に載置可能な脚用ボス78が形成されている。この様なロック部材75によると上方の第1の回動支持部68で枢着されている表示装置67が図4で矢印E方向への揺動を防止することが出来る。
更に、図3によりケース本体40の背面板40Bの構成を説明する。背面板40Bは上記した様にカセット挿入開閉扉62と合成樹脂等で図3に示す様に縦長の矩形状に構成し、上面坂40Uの下端に形成した膨出部59の側面部59Aと一体化されて背面坂40Bが構成される。この膨出部59の側面部59Aにはメモリカードスロット17が形成され、メモリカード16が挿入可能とされ、メモリカード16の記録/再生が出来る。
上記した、カセット挿入開閉扉62の背面板40Bには、図5に示す様にカセット挿入開閉扉62のヒンジ61を中心に図3に於いて、下方向の矢印Fに示す方向に開くためのスライドロック80が設けられる共に電源の切換え、充電の切換え、DVカセットテープへの撮像の切換え、メモリカードへの撮像の切換え等の操作用スライド釦81が設けられている。
図3はビデオカメラ25のケース本体40をクレードル3上に載置した状態を示しているが、図1および図2を用いて以下、本発明のクレードル3およびビデオカメラ25の載置方法を説明する。図1および図2に於いて、クレードル3は合成樹脂等で構成した側断面が三角状の横長の三角柱のベース部86と、この三角柱のベース部86上に固着される平面が略矩形状で箱状に形成された載置枠87とで構成されている。
矩形状の載置枠87の長辺L2の長さはビデオカメラ25の左側板40Lの長辺L1の長さと同様か短く選択される。クレードル3の三角柱のベース部86の前面パネル83には凹溝88が形成され、各種コネクタ類が並設されている。即ち、89はAVマルチコネクタ、90はDCコネクタ、91はデジタルビデオコネクタ(Iリンク、IEEE1394)、92はUSBコネクタである。また、凹溝88に並設して電源釦93が設けられている。94はビデオカメラ25をクレードル3の載置枠87から取り外すための取り外し釦であり、この取り外し釦94を押圧することで載置枠87の前部左端に配設されたビデオカメラ25の接続端子(以下ジャックコネクタと記す)19と嵌合する接続端子(以下プラグコネクタと記す)95を囲むように設けられた略正方形状の押し上げ板96を上動させ、ビデオカメラ25のジャックコネクタ19からプラグコネクタ96を抜いてビデオカメラ25を載置枠87から取り外すようにする。
載置枠87は透明な合成樹脂で製作し、ビデオカメラ25の左側面板40Lを構成するカセット挿入扉82の形状に合わせた載置面97が形状されている。載置枠87の載置面97の前後面部及び左側部には載置面97から上方に立ち上がる前面板98、背面板84、左側面板99を有し、左側面板99のプラグコネクタ95に対抗する位置はビデオカメラ25のジャックコネクタ19との嵌め合わせが行い易いように切込まれている。また、載置枠87の右側部には右側面板を設けず図1に示されるようにオープン状態とされる。図2に示すように開閉扉底部66とケース本体40の底面板40BO1とで構成されるビデオカメラ25の底面部40BO及びクレードル3の右側面板100(ベース86と載置枠87の右側面部を含む)がビデオカメラ25を載置枠87に載置した状態で同一面上、或いはクレードル3の右側面板100が図2で矢印G方向に引っ込んだ状態でビデオカメラ25と一体化するように成されている。即ち、ビデオカメラ25の左側面板40Lを下にしてクレードル3上に載置可能とし、ケース本体40の底面部40BOと同一面或いはケース本体25の底面部40BOより突出しない様にクレードル3の右側面板100を配する様にケース本体と合体させる様にすればよい。
図2及び図3で示したビデオカメラ25とクレードル3を一体化した状態で、三脚に取り付けて撮影を行なう場合を図6によって説明する。図6は撮影と同時にストリーミングを行なうようにしたものでる。図6に於いて、三脚101のカメラ取付部102上にクレードル3とビデオカメラ25を一体化したものを三脚ネジによって螺着させる。クレードル3のUSBコネクタ92に挿入したUSBコネクタリード103を介してPC44の本体前面に設けられたUSBコネクタ104に接続する。50はLCDなどのモニタであり、51Aはキーボード,51Bはマウスで操作部51を構成している。この様な構成によれば、ビデオカメラ25にUSBコネクタが無いものでも撮影と同時にモニタ50やインターネット43を介してPC53に画像データや音声データを送信し、再生可能な撮像システム及び撮像装置を得ることが出来る。
上述の構成によると、縦長のビデオカメラ25のケース本体40の平坦化された底面部40BOとクレードル3の右側面板100を三脚101のカメラ取付部102上に安定に取付け可能となり、特に、テレビ会議等の撮影カメラとして適した撮像システムを得ることが出来る効果を生ずる。
上記したビデオカメラ25では縦長のケース本体40の左側面板40Lをクレードル3の載置面97上に載置したが、図8に示す様にビデオカメラ25の背面板40Bにジャックコネクタ19を設け、略直方体状に構成し、その長手方向の中央位置に形成したV溝107に設けたプラグコネクタ95と嵌合させ、図9に示す様にビデオカメラ25のケース本体40をクレードル3上に傾斜して載置させる様に構成しても良い。この様な構成に於いても、ビデオカメラ25の底面部40BOとクレードル3の左側面108を同一平面上に配するか、ビデオカメラ25の底面部40BOがクレードル3の左側面108より図9に於いて矢印Jで示すように手前側に突出する様に載置して一体化する。なお、図8で106はアイカップである。
以上説明したように、本発明の撮像システムでは撮像装置とクレードルを合体した状態で三脚等に固定しながら、撮像とストリーミングが可能なTV会議システムに有効な撮像システムが得られる効果を有する。また、クレードルにケース本体の一方の側面或いは背面を横長に載置させた状態で他方の側面に配設した表示装置をクレードルの上面或いは前面側に持ちきたすことが出来るので表示装置を開閉回動させることでクレードルの前方から表示内容を確認可能な撮像装置が得られる効果を有する。
2…デジタルカメラ、3…クレードル、5…レンズ鏡筒、19…接続端子、25…ビデオカメラ(撮像装置)、27…撮像レンズ、37…表示装置、40…ケース本体、40L…左側面板、40R…右側面板、40U…上面板、40F…前面板、40B…背面板、40BO…底面板、60A…リッド、60B…バッテリ収納部、61…ヒンジ、62…カセット挿入開閉扉、92…USBコネクタ、86…ベース部、87…載置枠、95…接続端子、101…三脚、102…カメラ取付部
Claims (5)
- 撮像装置およびクレードルを用いて撮像や各種通信を行うように成された撮像システムにおいて、
縦長の略直方体状のケース本体の一方の側面に設けられたメカデッキ内に記録/再生媒体を交換可能に配設し、該ケース本体の上側に開閉し、回動自在になされた表示装置を該ケース本体の他方の側面に有し、前面にレンズ系を有する光学手段を配し、背面に操作手段群を備え、底面を平坦化した前記撮像装置と、
前面側か高くされた載置部に前記撮像装置と電気的接続を行う接合部を有する横長の前記クレードルと、
を具備し、
前記撮像装置の前記一方の面或いは背面を下にして前記クレードル上に載置可能とし、該縦長のケース本体の前記底部と同一面或いはケース本体の底部より突出しない様に該クレードルの側面を配する様にケース本体と合体させたことを特徴とする撮像システム。 - 前記撮像装置の前記ケース本体と前記クレードルを合体化したまま三脚に取り付け、ストリーミングしながら該撮像装置により被写体を撮像したことを特徴とする請求項1記載の撮像システム。
- 前記撮像装置の前記ケース本体の前記一方の側面或いは前記背面に設けた電気的接続を行なう接合部と接合する接合手段を前記クレードルの前記載置部に配設したことをと特徴とする請求項1または請求項2記載の撮像システム。
- 撮像装置およびクレードルを用いて撮像や各種通信を行うように成された撮像装置において、
縦長の略直方体状のケース本体の一方の側面に設けられたメカデッキ内に記録/再生媒体を交換可能に配設し、該ケース本体の上側に開閉し、回動自在になされた表示装置を該ケース本体の他方の側面に有し、前面にレンズ系を有する光学手段を配し、背面に操作手段群を備え、底面を平坦化した前記撮像装置と、
前面側か高くされた載置部に前記撮像装置と電気的接続を行う接合部を有する横長の前記クレードルと、
を具備し、
前記撮像装置の前記一方の面或いは背面を下にして前記クレードル上に載置可能とし、該縦長のケース本体の前記底部と同一面或いはケース本体の底部より突出しない様に該クレードルの側面を配する様にケース本体と合体させて成ることを特徴とする撮像装置。 - 撮像装置およびクレードルを用いて撮像や各種通信を行うように成されたクレードルにおいて、
縦長の略直方体状のケース本体の一方の側面に設けられたメカデッキ内に記録/再生媒体を交換可能に配設し、該ケース本体の上側に開閉し、回動自在になされた表示装置を該ケース本体の他方の側面に有し、前面にレンズ系を有する光学手段を配し、背面に操作手段群を備え、底面を平坦化した前記撮像装置と、
前面側か高くされた載置部に前記撮像装置と電気的接続を行う接合部を有する横長の前記クレードルと、
を具備し、
前記撮像装置の前記一方の面或いは背面を下にして前記クレードル上に載置可能とし、該縦長のケース本体の前記底部と同一面或いはケース本体の底部より突出しない様に該クレードルの側面を配する様にケース本体と合体させて成ることを特徴とするクレードル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004377725A JP2006186635A (ja) | 2004-12-27 | 2004-12-27 | 撮像システム及び撮像装置並びにクレードル |
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JP2004377725A JP2006186635A (ja) | 2004-12-27 | 2004-12-27 | 撮像システム及び撮像装置並びにクレードル |
Publications (1)
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JP2006186635A true JP2006186635A (ja) | 2006-07-13 |
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ID=36739412
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JP2004377725A Pending JP2006186635A (ja) | 2004-12-27 | 2004-12-27 | 撮像システム及び撮像装置並びにクレードル |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018073868A (ja) * | 2016-10-24 | 2018-05-10 | 東芝テック株式会社 | ドッキングステーション |
US20220294240A1 (en) * | 2021-03-09 | 2022-09-15 | Yuyi Lee | Power solution cradle dock |
-
2004
- 2004-12-27 JP JP2004377725A patent/JP2006186635A/ja active Pending
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