JP2006186617A - サムネイル表示方法および記録再生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】動画データの中から所望するシーンを確実容易に検索できるサムネイル表示方法および記録再生装置を提供する。
【解決手段】例えば縦3横3の9分割画面に所定時間経過時毎の9シーンをサムネイル表示する。所望のシーンがあれば選択して再生/編集を開始する。設定時間はユーザーが設定し、最上階層のサムネイル表示はこの間隔時間のシーンを表示する。第1下層以下に下がる場合は選択したシーンを中間に表示しその前後に細分化したシーンを表示する。階層を下がる場合は下階層数とあらかじめ設定した分割数を掛けて設定時間を割って新たな間隔時間を算出する。間隔時間はユーザーが設定した最低時間以上である。同じ階層内に表示可能なシーンが9以上ある場合、ページ画像を切り替えて前または後に移動できる。続きページ画面は中間を除く前ページの後半各シーンと後ページの前半各シーンが重複して表示される。
【選択図】図7

Description

この発明は、再生や編集時に、サムネイル画像表示を用いることにより動画データの中からユーザーの所望する目的のシーンを確実、且つ容易に検索することができ、頭だし、位置選択等の作業時間の短縮が可能なサムネイル表示方法および記録再生装置に関するものである。
通常のシーン検索は、動画データを先頭から再生または再生早送りにてシーケンシャル検索をおこなう。動画データの映像シーンをサムネイル画像表示を用いて検索する従来技術には、たとえば、特許文献1に提案されている「録画シーン検索方法および記録再生装置」がある。
この技術は、再生中にユーザーが任意の箇所で映像シーンを指定することからスタートする。ユーザーが指定した映像シーンから最後の映像シーンまでをn等分し、n等分した映像シーンを分割表示する。分割表示された映像シーンのうち、任意の映像シーンを検索シーンとして選択した時は、指定された映像シーンから最後の映像シーンまでをさらにn等分し、n等分した映像シーンを分割表示する。上記した、映像シーンの選択とn等分の分割表示とを繰り返して範囲を狭めながら絞り込んで目的のシーンを検索する、という方法である。
特開2002−262240号公報
上記従来の記録再生装置を用い、目的とする映像シーンを検索する場合次のような問題点があった。
動画像を再生中においてサムネイル表示をおこなうため、サムネイル画像を表示するスペースが限られてしまい、シーン編集検索用に使用するには不便である。
ユーザーが最初に指定する映像シーンの場所までは、通常の操作で移動する必要があり、すべての検索操作を分割表示画面だけを用いておこなうことはできない。このサムネイル表示方法の操作には時間がかかる。
指定した再生中の映像シーンや選択した分割表示画面の映像シーンから以降の部分しかサムネイル表示することができない。指定した映像シーンから後の絞込みしかできない。それ以前のシーンについては検索操作が簡略化されない。分割表示を用いた目的シーンの絞込み検索は、ユーザーが指定した映像シーン以降の部分でのみ可能であって、指定シーンよりも前の検索はできない。指定した映像シーンよりも前を検索するには、通常の操作に戻り前方に移動したうえで、あらためて最初のシーンを指定するところから操作を始めなくてはならない。このサムネイル表示方法の操作には時間がかかる。
指定した映像シーンから最後の映像シーンまでの長さが長いほど分割表示される映像シーンと映像シーンの間の間隔が長くなり、指定した映像シーンから最後の映像シーンまでの長さが短いほど分割表示される映像シーンと映像シーンの間の間隔が短くなる。そのため、前の方の検索は映像シーンを選択した後に通常の再生方法で目的のシーンを探すのに時間がかかり、後の方の検索は何回も映像シーンの選択と分割表示を繰り返さなければならないという傾向がある。動画データの前方と後方ではサムネイルによる検索の回数や通常の操作による頭だし操作の手間が異なるため、安定した操作が困難である。このサムネイル表示方法の操作には時間がかかり、その上所望のシーンを検索できる可能性が低い。
所望するシーンの場所がまったくわからない場合、シーンの検索に非常に苦労する。動画データの最初の部分を指定することになる、シーンとシーンの間隔時間が非常に長いため、最初のサムネイル画像にヒットしなければその後どうやって検索すればよいか皆目見当がつかない。また、目的のシーンを発見できずに見落としてしまう可能性が高い。サムネイル表示と、通常の再生または再生早送りを繰り返してシーンを探し出す以外にない。このサムネイル表示方法は効率がよくない。
本発明は、ユーザーの所望するシーンを簡単、且つ確実に効率よく検索することができるサムネイル表示方法および記録再生装置を提供することを目的とする。
請求項1に係る本発明のサムネイル表示方法は、記録媒体に記録された動画データを再生可能でありサムネイル画像で選択したシーンからユーザーの決定によりいつでも再生/編集が可能である記録再生装置において、何分経過時毎のシーンを分割画面に並べてサムネイル表示するかの間隔時間(n)は、最上階層のサムネイル表示の場合、ユーザーがあらかじめ設定する何分経過時毎のシーンをサムネイル表示するかの設定時間(N)がシーンとシーンとの間隔時間(n)であり〔N=n〕、サムネイル表示された任意のシーンを選択して下の階層のサムネイル表示に移行する場合は、選択されたシーンを分割画面の中間に配し、表示するサムネイルが最上階層の次層以下第何番目であるかの下階層数(A)とユーザーがあらかじめ設定する分割数(b)を掛けて設定時間(N)を割ったものが選択されたシーンの前後のシーンとシーンの間隔時間(n)〔N/(Ab)=n〕であることを特徴とする。
請求項2に係る本発明のサムネイル表示方法は、請求項1に記載されたサムネイル表示方法において、記録再生装置のサムネイル表示は同階層内を前または後に移動するページ切り替えが可能であって、同じ階層にサムネイル表示可能なシーンが画面分割数以上ある場合、画面を前ページに切り替えると直前のページ画面の中間のシーンを除く前半の各シーンが前ページ画面の中間のシーンを除く後半の各シーンとして表示され、画面を次ページに切り替えると直前のページ画面の中間のシーンを除く後半の各シーンが次ページ画面の中間のシーンを除く前半の各シーンとして表示され、続きページ画面は中間のシーンを除く前ページの後半各シーンと後ページの前半各シーンが重複して表示されることを特徴とする。
請求項3に係る本発明のサムネイル表示方法は、請求項1または2に記載されたサムネイル表示方法において、何分経過時毎のシーンをサムネイル表示するかの間隔時間(n)に任意の長さの最低時間を設定可能であり〔n≧最低時間〕、階層を下がるサムネイル表示時の間隔時間(n)は前記最低時間を下回らず、算出結果が最低時間以下となった場合は〔n=最低時間〕とすることを特徴とする。
請求項4に係る本発明のサムネイル表示方法は、請求項1または2に記載されたサムネイル表示方法において、何分経過時毎のシーンをサムネイル表示するかの間隔時間(n)に任意の長さの最低時間を設定可能であり〔n≧最低時間〕、階層を下がるサムネイル表示時の間隔時間(n)は前記最低時間を下回らず、算出結果が最低時間以下となった場合は〔n=最低時間〕とし、間隔時間(n)が整数であることを特徴とする。
請求項5に係る本発明のサムネイル表示方法は、請求項1〜4の何れか1項に記載されたサムネイル表示方法において、最上階層のサムネイル表示から最下層のサムネイル表示までの範囲の各階層間を自由に移行可能であることを特徴とする。
請求項6に係る本発明のサムネイル表示方法は、請求項1〜5の何れか1項に記載されたサムネイル表示方法において、サムネイルを表示する分割画面の画面分割数をユーザーが任意に設定可能であることを特徴とする。一例をあげると、サムネイル表示の初期設定の画面分割数を、縦3横3の9分割9シーン、縦4横4の16分割16シーン、或いは縦2横2の4分割4シーンとし、たとえば、縦4横4の16分割16シーンを縦2横2の4分割4シーンなどの別パターンに設定を変更可能とする。
請求項7に係る本発明の記録再生装置は、マイコン制御により、請求項1〜6の何れか1項に記載されたサムネイル表示をおこなうことが可能であることを特徴とする。
請求項8に係る本発明の記録再生装置は、請求項7に記載された記録再生装置において、マイコン内部に、動作指示部と動作制御部とサムネイル画像生成部と分割表示制御部を有し、動作指示部はリモコン制御信号を判別し、サムネイル表示されたどのシーンを選択して下層のサムネイル表示を開くかを動作制御部に指示し、動作制御部は動作指示部からの指示に従い各部の動作を制御し、サムネイル画像生成部に対し指示されたシーンのサムネイルを所定時間経過時毎に生成するように制御し、サムネイル画像生成部は指定された時間経過時毎の各位置から映像データを抽出してサムネイル画像を生成し、分割表示制御部は作成されたサムネイル画像を指定された順番で分割表示するように制御し、マイコンからの出力によりサムネイル画像が表示されることを特徴とする。
上記した本発明のサムネイル表示方法および記録再生装置によれば、第1階層から最下層までの各階層間を上下してサムネイル表示をおこなうことができ、同じ階層のさらに前や後のシーンをページ切り替えによってサムネイル表示させることもできる。ページ切り替えと階層を下げる2つのサムネイル表示操作だけで所望のシーンを検索可能であるが、階層を上げることもできるので非常に操作性が高い。シーンとシーンの間の間隔時間は、第1階層のサムネイル表示の場合はユーザーの設定時間どおりで最も長く、階層を下がるほど短くなり、最下層のサムネイル表示を1分や30秒などの任意の長さに設定可能とする。ユーザーは階層の移行とページの切り替えを有効に駆使することにより、簡単容易に所望する目的のシーンを探し出すことが可能である。動画データの最初から最後までをサムネイル表示可能な範囲として取り扱うことができる。ユーザーが所望する再生/編集シーン選択の際に動画データを先頭から再生または再生早送りにてシーケンシャル検索をおこなう手間が省ける。最初から最後までサムネイル表示画面の操作のみでシーン検索作業をおこなうことができる。再生/編集時にサムネイル画像の選択によってユーザーが所望するシーンを容易に検索して移動できる。再生/編集頭出し位置選択作業等の時間短縮が可能である。サムネイル画像によるシーン検索において動画データを設定時間経過時毎のシーンでサムネイル画像表示をおこなうことにより検索作業の時間短縮が可能である。サムネイル表示されたシーンの前後を細分化して表示することにより、目的のシーンの絞込みを簡単、且つ容易におこなうことができる。ユーザーが所望する再生/編集シーンを選択する際において、動画データの一定時間経過毎のシーンの各サムネイル画像を見ながら作業をおこなうことが可能となる。動画データの一定時間経過時における各サムネイル画像の利用により、ユーザーが所望する編集シーン選択の際にランダム検索でシーン選択を可能にし、再生/編集開始位置選定等に対する作業の時間短縮が可能である。同じサムネイル表示階層にある前または後のシーンを、サムネイル表示画面のページ切り替えによって表示させることができる。所望する編集シーンが分割表示されたサムネイル画像に無い場合、次のサムネイル表示画面に簡単な操作で移動することが可能であり、所望シーンが最初に指定したサムネイル画像から時間的に離れた場所にあっても次のサムネイル画像に移動する時間および操作を簡略することができる。続きペ−ジのページ切り替えにおいて、一部のシーンを重複表示させることにより、シーンとシーンの流れを把握しやすくなり、また、見落としを防ぐことができる。サムネイル表示画面の表示数は、表示サイズや表示数を適切に保つため、一定の分割数を設けるが、サムネイル画像が表示数以上にあり、所定のサムネイル表示画面内に所望シーンが見つからない場合は、サムネイル表示画面のページ切り替え操作でページ送りすることができるため、操作性に優れている。
以下、本発明に係るサムネイル表示方法および記録再生装置を実施するための最良の形態の一例について図を参照しながら説明するが、本発明は本実施の形態にのみ限定されるべきものではない。
図1はサムネイル表示におけるシーンサーチのフローチャートである。まず、記録媒体に記録されている動画データに対して、ユーザーが任意に設定した何分経過時毎のシーンをサムネイル表示するかの設定時間に基づき、その間隔時間毎のシーンをサムネイル表示する(S1)。つぎに、サムネイル表示されたシーンの中で、再生または編集をおこないたいシーンを選択する(S2)。シーン内のサムネイル連続表示、すなわち、下の階層のサムネイル表示を開かないなら、そのままサムネイルで選択したシーンから、再生または編集が可能となり(S3、S4)、ユーザーが所望するシーンにおいて、再生または編集をおこなう(S5)。つまり、選択したシーンから下の階層のサムネイル表示を開いたなら、サムネイル表示されたシーンの中で、再生または編集をおこないたいシーンを選択する。その時点で下の階層のサムネイル表示を開かないなら、そのままサムネイルで選択したシーンから、再生または編集が可能となり、ユーザーが所望するシーンにおいて、再生または編集をおこなう。なお、最初のサムネイル表示が最上階層のサムネイル表示であり、そのサムネイル画像の中からシーンを選択してつぎのサムネイル画像を表示したのが第1下層のサムネイル表示であり、以下、第2下層、第3下層という具合に、最下層であるシーンとシーンの間隔時間が1分になるまでこの作業を何度でも繰り返すことができる。
図2等に示したのはサムネイル画像表示画面の一例である。サムネイル表示する画面分割数はユーザーが設定できる。図示した画面分割数は9であり、縦3横3の9画面に9シーンを表示している。図示しないが、縦4横4の16画面に16シーンを表示できるようにしてもよいし、その他の画面分割数を設定してもよい。初期の設定では、選択可能な画面分割数の中の一つが選択された状態となっている。サムネイル画像の中からカーソルでシーンを選択することができる。左マークのキーは画面を前ページに切り替えるためのものであり、右マークのキーは画面を次ページに切り替えるためのものである。下マークのキーは選択したシーンを中心にして下の階層のサムネイル表示を開くためのものであり、上マークのキーは選択したシーンを中心にして上の階層のサムネイル表示を開くためのものである。こうした選択キーを操作してシーンを選択し、決定キーを操作してサムネイル表示を開く。ENTERキーは選択したシーンから再生/編集をおこなうためのものである。
図2〜図7は、本発明のサムネイル表示方法を説明するための一例をあらわしている。録画終了後、再生/編集をおこなうために、あらかじめユーザーが設定した何分経過時毎のシーンをサムネイル表示するかの設定時間(N)に基づくシーンとシーンの間隔時間(n)に従って最上階層のサムネイル表示をおこなう〔N=n〕。そして、ユーザーが所望する再生/編集開始位置のシーンをサムネイル画像から選択する。この例では、ユーザーの設定時間(N)は5分である。画面分割数は基本の9分割表示である。図2に示す最上階層のサムネイル表示画面では、5分経過時(シーン1)と10分経過時(シーン2)と15分経過時(シーン3)と20分経過時(シーン4)と25分経過時(シーン5)と30分経過時(シーン6)と35分経過時(シーン7)と40分経過時(シーン8)と45分経過時(シーン9)が表示され、45分までしか表示されないが、動画データが45分以上でこの45分以降にも別のシーンがある場合には、図示しないが、次ページ画面を選択してページ切り替えをおこなう。図2の表示画面において、15分経過時をさらに細分化して第2階層のサムネイル表示を開きたい場合は、カーソルを15分経過時(シーン3)に合わせて決定を選択すると、図3に示すサムネイル表示がなされる。15分経過時(シーン3−5)を中間(中心)に表示し、その前と後に間隔時間(n)が1分のシーンを4シーンずつ、前半に11分経過時(シーン3−1)と12分経過時(シーン3−2)と13分経過時(シーン3−3)と14分経過時(シーン3−4)を表示し、後半に16分経過時(シーン3−6)と17分経過時(シーン3−7)と18分経過時(シーン3−8)と19分経過時(シーン3−9)が表示される。第1下層における下階層数(A)の1とユーザーがあらかじめ設定した任意の分割数(b)である5を掛けてから設定時間(A)の5分を割れば間隔時間(n)の1分が算出される〔5/(1×5)=1〕。ユーザーはシーンとシーンの間の間隔時間(n)の最低時間をあらかじめ設定することができる。最低時間は、たとえば、1分でも、30秒でも、自由に設定できるが、ここでは1分に設定している〔n≧1〕。サムネイル画像のシーンとシーンの間隔は1分未満にはならない。この例における最下層のサムネイル表示は第1下層ということになる。図4に示すサムネイル表示画面は、13分経過時(シーン3−3)を選択した状態をあらわす。図5に示すサムネイル表示画面は、13分経過時(シーン3−3)を選択した状態で、かつ、前ページ画面にページ切り替えをするために左マークのキーを操作した状態をあらわし、図6は前ページ画面に切り替わった後のサムネイル表示画面をあらわす。画面を前ページに切り替えると直前のページ画面の中間の15分経過時(シーン3−5)を除く前半の11分経過時(シーン3−1)と12分経過時(シーン3−2)と13分経過時(シーン3−3)と14分経過時(シーン3−4)の各シーンが、前ページ画面の中間のシーンを除く後半の11分経過時(シーン2−6)と12分経過時(シーン2−7)と13分経過時(シーン2−8)と14分経過時(シーン2−9)の各シーンとして表示され、続きページ画面は中間のシーンを除く前ページの後半4シーンと後ページの前半4シーンが重複して表示される。前ページ画面の前半の6分経過時(シーン2−1)と7分経過時(シーン2−2)と8分経過時(シーン2−3)と9分経過時(シーン2−4)の各シーンと中間の10分経過時(シーン2−5)には新たなシーンが表示される。図7は第1例におけるサムネイル表示の最上階層と第1下層、および、第1下層におけるページ切り替えをあらわし、現在は11分経過時から19分経過時の1分間隔までの9シーンをサムネイル表示している状態をあらわしている。ここから前ページ画面にページを切り替えると6分経過時から14分経過時までの1分間隔の9シーンをサムネイル表示することができる。また、ここから次ページ画面にページを切り替えると16分経過時から24分経過時までの1分間隔の9シーンをサムネイル表示することができる。
図8〜図11は、本発明のサムネイル表示方法を説明するための他の一例をあらわしている。たとえば録画終了後、再生/編集をおこなうために、あらかじめユーザーが設定した何分経過時毎のシーンをサムネイル表示するかの設定時間(N)に基づくシーンとシーンの間隔時間(n)に従って最上階層のサムネイル表示をおこなう〔N=n〕。そして、ユーザーが所望する再生/編集開始位置のシーンをサムネイル画像から選択する。この例では、ユーザーの設定時間(N)は10分である。画面分割数は基本の9分割表示である。図8の最上階層のサムネイル表示画面では、10分経過時と20分経過時と30分経過時と40分経過時と50分経過時と60分経過時と70分経過時と80分経過時と90分経過時が表示され、90分までしか表示されないが、動画データが90分以上でこの90分以降にも別のシーンがある場合は、次ページ画面を選択してページ切り替えをおこなうことにより、図9に示した次ページ画面を表示することができる。画面を次ページに切り替えると直前のページ画面の中間の50分経過時を除く後半の60分経過時と70分経過時と80分経過時と90分経過時の各シーンが、前ページ画面の中間のシーンを除く前半の60分経過時と70分経過時と80分経過時と90分経過時の各シーンとして表示され、続きページ画面は中間のシーンを除く前ページの後半4シーンと後ページの前半4シーンが重複して表示される。次ページ画面の中間の100分経過時と後半の110分経過時と120分経過時と130分経過時と140分経過時の各シーンとには新たなシーンが表示される。図9のサムネイル表示画面において、130分経過時をさらに細分化して第2階層のサムネイル表示を開きたい場合は、カーソルを130分経過時に合わせて決定を選択すると、図10に示すサムネイル表示がなされる。130分経過時を中間(中心)に表示し、その前と後に間隔時間(n)が2分のシーンを4シーンずつ、前半に122分経過時と124分経過時と126分経過時と128分経過時を表示し、後半に132分経過時と134分経過時と136分経過時と138分経過時が表示される。第1下層における下階層数(A)の1とユーザーがあらかじめ設定した任意の分割数(b)である5を掛けてから設定時間(A)の10分を割れば間隔時間(n)の2分が算出される〔10/(1×5)=2〕。図10に示すサムネイル表示画面において、136分経過時を選択して決定し第2下層のサムネイルを開くと、図11に示すサムネイル画像が表示される。136分経過時を中間(中心)に表示し、その前と後に間隔時間(n)が2分のシーンを4シーンずつ、前半に132分経過時と133分経過時と134分経過時と135分経過時を表示し、後半に137分経過時と138分経過時と139分経過時と140分経過時が表示される。第2下層における下階層数(A)の2とユーザーがあらかじめ設定した任意の分割数(b)である5を掛けてから設定時間(A)の10分を割れば間隔時間(n)の1分が算出される〔10/(2×5)=1〕。ユーザーはシーンとシーンの間の間隔時間(n)の最低時間をあらかじめ設定することができる。最低時間は、たとえば、1分でも、30秒でも、自由に設定できるが、ここでは1分に設定している〔n≧1〕。サムネイル画像のシーンとシーンの間隔は1分未満にはならない。この例における最下層のサムネイル表示は第2下層ということになる。
本発明のサムネイル表示方法によれば、大抵の場合は、サムネイル表示とページ切り替えによる前または後への移動と選択したシーンを中間にその前後を細分化するサムネイル表示によって、ユーザーの所望する目的のシーンを検索することができる。したがって、サムネイル表示の階層を上がる操作を必要とすることはほとんどない。しかし、たとえば、現在いるシーンからかなり離れた場所にあるシーンへと移動したい場合に、一旦上の階層のサムネイル表示に戻ってから前または後に移動することで、一回のページ切り替えによる移動量が大きくなるためより素早い移動が可能となる場合がある。
本発明で下層のサムネイルを開く際の時間の細分割として等差(たとえば、1分間隔)であるが、選択した部分の付近は等差として分割表示の最初と最後の方は等比(間隔を広げる)としてもよい。その場合、分割する間隔はミニマム時間は設定しても等差でなく、部分によっては等比に切り換わる。
上記のサムネイル表示方法をおこなうことのできる記録再生装置の一例として図12にHDDレコーダーの場合のブロック図を示した。この記録再生装置は、チューナー1から信号が入力されメインマイコン3(マイコン)と信号をやり取りするデマルチプレクサ2、サムネイル画面を表示させるためのメインマイコン3(マイコン)と記録手段たるEEPROM4、映像信号をHDDハードディスク本体11に記録しまたは再生させるためのMPEGビデオデコーダ5とDRAM6とビデオエンコーダ7、音声信号をHDDハードディスク本体11に記録しまたは再生させるためのMPEGオーディオデコーダ8とDRAM9とデジタル信号をアナログ信号に変換するD/A10、放送番組の映像信号と音声信号を録画した動画データが記録されているHDDハードディスク本体(記録媒体)11を有している。メインマイコン3(マイコン)の内部には、図13に示すとおり、動作指示部12と動作制御部13とサムネイル画像生成部14と分割表示制御部15を有している。動作指示部12は、リモコン制御信号を判別し、サムネイル表示されたどのシーンを選択して下層のサムネイル表示を開くかを動作制御部13に指示する。動作制御部13は、動作指示部12からの指示に従い各部の動作を制御し、サムネイル画像生成部14に対し指示されたシーンのサムネイルを所定時間経過時毎に生成するように制御する。サムネイル画像生成部14は、指定された時間経過時毎の各位置から映像データを抽出してサムネイル画像を生成する。分割表示制御部15は、作成されたサムネイル画像を指定された順番で分割表示するように制御する。メインマイコン3(マイコン)から出力された信号はデマルチプレクサ2に送信されて、サムネイル画像が表示される。
サムネイル表示におけるシーンサーチをあらわすフローチャート。 本実施形態の一例における最上階層のサムネイル表示画面をあらわす。 同上、図2のサムネイル表示画面から開いた第1下層のサムネイル表示画面をあらわす。 同上、図3のサムネイル表示画面でシーンを選択した状態をあらわす。 同上、図4のサムネイル表示画面で前ページにページを切り替える選択をした状態をあらわす。 同上、図5のサムネイル表示画面から前ページにページを切り替えた状態をあらわす。 同上、サムネイル表示の最上階層と第1下層、および、第1下層におけるページ切り替えをあらわす説明図。 本実施形態の他の一例における最上階層のサムネイル表示画面をあらわす。 同上、図8のサムネイル表示画面から次ページにページを切り替えてシーンを選択した状態をあらわす。 同上、図9のサムネイル表示画面から第1下層のサムネイル表示画面を開き、シーンを選択した状態をあらわす。 同上、図10のサムネイル表示画面から第2下層のサムネイル表示画面を開いた状態をあらわす。 記録再生装置の一例をあらわすブロック図。 メインマイコンの内部機能の一例をあらわすブロック図。
符号の説明
1 チューナー
2 デマルチプレクサ
3 メインマイコン
4 EEPROM
5 MPEGビデオデコーダ
6 DRAM
7 ビデオエンコーダ
8 MPEGオーディオデコーダ
9 DRAM
10 D/A
11 HDDハードディスク本体(記録媒体)
12 動作指示部
13 動作制御部
14 サムネイル画像生成部
15 分割表示制御部

Claims (8)

  1. 記録媒体に記録された動画データを再生可能でありサムネイル画像で選択したシーンからユーザーの決定によりいつでも再生/編集が可能である記録再生装置において、何分経過時毎のシーンを分割画面に並べてサムネイル表示するかの間隔時間(n)は、最上階層のサムネイル表示の場合、ユーザーがあらかじめ設定する何分経過時毎のシーンをサムネイル表示するかの設定時間(N)がシーンとシーンとの間隔時間(n)であり〔N=n〕、サムネイル表示された任意のシーンを選択して下の階層のサムネイル表示に移行する場合は、選択されたシーンを分割画面の中間に配し、表示するサムネイルが最上階層の次層以下第何番目であるかの下階層数(A)とユーザーがあらかじめ設定する分割数(b)を掛けて設定時間(N)を割ったものが選択されたシーンの前後のシーンとシーンの間隔時間(n)〔N/(Ab)=n〕であることを特徴とするサムネイル表示方法。
  2. 記録再生装置のサムネイル表示は同階層内を前または後に移動するページ切り替えが可能であって、同じ階層にサムネイル表示可能なシーンが画面分割数以上ある場合、画面を前ページに切り替えると直前のページ画面の中間のシーンを除く前半の各シーンが前ページ画面の中間のシーンを除く後半の各シーンとして表示され、画面を次ページに切り替えると直前のページ画面の中間のシーンを除く後半の各シーンが次ページ画面の中間のシーンを除く前半の各シーンとして表示され、続きページ画面は中間のシーンを除く前ページの後半各シーンと後ページの前半各シーンが重複して表示されることを特徴とする請求項1記載のサムネイル表示方法。
  3. 何分経過時毎のシーンをサムネイル表示するかの間隔時間(n)に任意の長さの最低時間を設定可能であり〔n≧最低時間〕、階層を下がるサムネイル表示時の間隔時間(n)は前記最低時間を下回らず、算出結果が最低時間以下となった場合は〔n=最低時間〕とすることを特徴とする請求項1または2記載のサムネイル表示方法。
  4. 何分経過時毎のシーンをサムネイル表示するかの間隔時間(n)に任意の長さの最低時間を設定可能であり〔n≧最低時間〕、階層を下がるサムネイル表示時の間隔時間(n)は前記最低時間を下回らず、算出結果が最低時間以下となった場合は〔n=最低時間〕とし、間隔時間(n)が整数であることを特徴とする請求項1または2記載のサムネイル表示方法。
  5. 最上階層のサムネイル表示から最下層のサムネイル表示までの範囲の各階層間を自由に移行可能であることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載のサムネイル表示方法。
  6. サムネイルを表示する分割画面の画面分割数をユーザーが任意に設定可能であることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載のサムネイル表示方法。
  7. マイコン制御により、請求項1〜6の何れか1項に記載されたサムネイル表示をおこなうことが可能であることを特徴とする記録再生装置。
  8. マイコン内部に、動作指示部と動作制御部とサムネイル画像生成部と分割表示制御部を有し、動作指示部はリモコン制御信号を判別し、サムネイル表示されたどのシーンを選択して下層のサムネイル表示を開くかを動作制御部に指示し、動作制御部は動作指示部からの指示に従い各部の動作を制御し、サムネイル画像生成部に対し指示されたシーンのサムネイルを所定時間経過時毎に生成するように制御し、サムネイル画像生成部は指定された時間経過時毎の各位置から映像データを抽出してサムネイル画像を生成し、分割表示制御部は作成されたサムネイル画像を指定された順番で分割表示するように制御し、マイコンからの出力によりサムネイル画像が表示されることを特徴とする請求項7記載の記録再生装置。
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