JP2006186289A - 回路基板 - Google Patents

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Abstract

【課題】 基板の表面側のみで回路が形成可能な回路基板において、局部的に温度が上がらないようにする。
【解決手段】 基板10の表面側のみで回路を形成することのできる回路基板100において、樹脂などからなる基板10の表面には銅箔などからなる導体パターン21にて回路が形成されているとともに、基板10の裏面には回路に用いない熱伝導性を有する銅箔などからなる導体パターン22が設けられていることを特徴とする回路基板100が提供される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、基板の表面側のみで回路が形成可能な回路基板に関し、特に基板の熱特性や光特性に関する。
このような基板の表面側に回路が形成されている回路基板においては、当該回路基板の表面に、ICチップ、トランジスタ、コンデンサなどの種々の素子が、はんだを介して実装される。
近年、環境にやさしいものとして、鉛を含まない鉛フリーはんだが用いられる。ここで、鉛フリーはんだになると、従来の鉛を含有したはんだよりも、溶融温度が高いものになる。
この問題に関しては、特許文献1に記載されているように、実装する素子の熱容量が異なるので、フィン等熱容量の大きい部品をはんだの溶融温度以上にあげるためには、リフロー漕の設定温度を溶融温度より高温しなければならない。
しかし、リフロー漕の設定温度を過度に高温に設定すると、実装する素子やパターンの熱容量差があるので、比較的熱容量の小さい実装素子の温度があがってしまい、そのような実装素子としては耐熱性の高い部品を使用しなければならない。また、基板にも熱ストレスを与えてしまい、耐熱性の高い基材を使用しなければならない。
また、この問題に関して、実装部品と基板との間に特殊な伝熱層を設けたり(特許文献1参照)、実装部品のはんだ接合部の温度を所定温度以下にするため基板の所定部分を冷却するというような特殊な実装方法(特許文献2参照)を採用したり、基板に凹凸加工などの特殊な加工を施したり(特許文献3参照)することが提案されている。
特開2001−36233号公報 特開2004−63508号公報 特開2004−153215号公報
しかしながら、上記特許文献1〜3に記載されているような特殊な伝熱層、実装方法、基板加工を採用することは、作業性を落としたり、コストアップを招くことになってしまう。
また、基板の表面側に回路が形成されている回路基板においては、当該回路基板の表面に、LED(レーザダイオード)を実装したものがあり、このものは、たとえば、自動車用メータの照明用装置として使用される。
このようなメータに使用される照明用のLEDは、プリント基板などからなる基板における意匠面側に配置され、表示板以外に漏光しないように表示板とケースで囲われている。しかしながら、基板側にもれた光が基板を通って反対側に漏光し、メータと車体のすきまから漏れて表示の不具合を生じる場合がある。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、基板の表面側のみで回路が形成可能な回路基板において、局部的に温度が上がらないようにすることを第1の目的とする。
また、本発明は、基板の表面側のみで回路が形成可能な回路基板において、基板表面側から基板裏面側へ光が漏れるのを極力防止することを第2の目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、基板(10)の表面側のみで回路を形成することのできる回路基板において、基板(10)の裏面には回路に用いない熱伝導性を有する導体パターン(22)が設けられていることを特徴としている。
それによれば、回路基板の表面に種々の熱容量を持つ素子を実装するときに、裏面には回路に用いない熱伝導性を有する導体パターン(22)が設けられているため、その導体パターン(22)の伝熱効果を利用して、局部的に熱が上昇しないようにすることができる。
つまり、本発明によれば、基板(10)の表面側のみで回路を形成することのできる回路基板において、回路基板の全体における熱バランスを極力均一化することができるため、局部的に温度が上がらないようにすることができる。
そして、このような本発明の回路基板によれば、熱容量に差がある実装素子を当該回路基板にはんだ付けするにあたって、リフロー槽の温度を過度に上げることがなくなり、適切なはんだ付け実装が可能になる。
ここで、請求項2に記載の発明のように、導体パターン(22)としては銅からなるものにできる。
請求項3に記載の発明では、基板(10)の表面側のみで回路を形成することのできる回路基板において、基板(10)の裏面には回路に用いない遮光性を有する導体パターン(22)が設けられていることを特徴としている。
それによれば、基板(10)の裏面に、回路に用いない遮光性を有する、つまり光遮断性を有する導体パターン(22)が設けられているため、基板(10)の表面からの光、たとえば上記LEDなどの光源による光が、基板(10)の裏面に漏光することは極力防止できる。
よって、本発明によれば、、基板(10)の表面側のみで回路が形成可能な回路基板において、基板(10)表面側から基板(10)裏面側へ光が漏れるのを極力防止することができる。
ここで、請求項4に記載の発明のように、請求項3に記載の回路基板において、導体パターン(22)は銅からなるものにできる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各図相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、説明の簡略化を図るべく、図中、同一符号を付してある。
図1は、本発明の実施形態に係る回路基板100の概略断面図である。図1に示されるように、この回路基板100は、基材としての樹脂からなる基板10を有し、この基板10の表面(図1中の上面)と裏面(図1中の下面)とに、それぞれ導体パターン21、22を有している。
この導体パターン21、22は、導電性の膜たとえば金属箔などからなるもので、本例では銅箔からなる。基板10の表面は、ICチップ、トランジスタ、コンデンサなどの種々の素子が、はんだを介して実装される面であり、この表面側に設けられている導体パターン21は、回路を形成している。
一方、基板10の裏面側に設けられている導体パターン22は、回路を形成するものではない。すなわち、この導体パターン22は回路基板100において電気的な特性に寄与するものではなく、回路基板100の製品機能とは関係のないものである。
また、上述したように、基板10の表面は、種々の素子がはんだを介して実装される面であるが、この基板10の裏面側に設けられている導体パターン22は、基板10の表面のうちこれら熱容量の異なる実装素子のうち比較的熱容量が小さい素子が設けられる部位に対応した基板10の裏面に設けることが好ましい。
このような回路基板100の製造方法について、図2を参照して述べる。図2は、本実施形態の回路基板100の製造方法を示す工程図である。
図2(a)に示されるように、適当な大きさに切断された基板素材を用意する。この素材は基板10の表裏両面に導体パターン21、22を構成する銅箔21a、22aが貼り付けられたものである。
そして、図2(b)、(c)に示されるように、基板10の表裏両面の銅箔21a、22aの表面に、レジスト材料などを用いて印刷法などにより、マスク21b、22bを形成する。このマスク21b、22bは、それぞれ表裏面に形成される導体パターン21、22に対応した開口部を有するものである。
次に、図2(d)に示されるように、マスク21b、22bで被覆された部位を残すように、銅箔21a、22aをエッチングすることにより除去する。これにより、基板10の表裏両面に導体パターン21、22が形成される。
その後、図2(e)に示されるように、マスク21b、22bを除去する。こうして、本実施形態の回路基板100ができあがる。
ちなみに、図3は、従来の基板10の表面側に回路が形成されている回路基板J100の製造方法を示す工程図である。
従来では、図3(a)〜(d)に示されるように、表面のみ銅箔21aが設けられた基板10を用意し、これに対してマスク21bの印刷形成、銅箔21aのエッチング、マスク21bの剥離を行うことで回路基板J100が製造される。このようにして、できあがった従来の回路基板J100は、表面には回路が形成されるが、裏面には回路とは関係のない導体パターンは存在しない。
ところで、本実施形態によれば、基板10の表面側のみで回路を形成することのできる回路基板において、基板10の表面には導体パターン21にて回路が形成されているとともに、基板10の裏面には回路に用いない熱伝導性を有する導体パターン22が設けられていることを特徴とする回路基板100が提供される。
それによれば、回路基板100の表面に種々の熱容量を持つ素子を実装するときに、裏面には回路に用いない熱伝導性を有する導体パターン22が設けられているため、その導体パターン22の伝熱効果を利用して、基板10において局部的に熱が上昇しないようにすることができる。
したがって、本実施形態によれば、基板10の表面側のみで回路を形成することのできる回路基板100において、回路基板100の全体における熱バランスを極力均一化することができるため、局部的に温度が上がらないようにすることができる。
そして、このような本実施形態の回路基板100によれば、熱容量に差がある実装素子を当該回路基板100にはんだ付けするにあたって、リフロー槽の温度を過度に上げることがなくなり、適切なはんだ付け実装が可能になる。
また、上述したように、この基板10の裏面側に設けられている導体パターン22は、基板10の表面のうち比較的熱容量が小さい素子が設けられる部位に対応した基板10の裏面に設けることが好ましいとしている。
このようにすることにより、熱容量の小さい実装素子において局部的に熱があがることを抑制することができ、好ましい。そして、熱容量の小さい実装素子として耐熱性の高い部品を使用したり、基板10として耐熱性の高い基材を使用したりすることが不要になる。そのため、安価な構成とできる。
ところで、上記図1に示される回路基板100においては、基板10の裏面側に設けられている導体パターン22は遮光性を有するものであってもよい。
本例では、基板10の裏面側に設けられている導体パターン22は銅箔からなるものにできるが、遮光性を有する導体パターン22としては、熱伝導性を有するものでなくてもよく、また、材質としても樹脂やセラミックなどであってもよい。
この場合の導体パターン22の形成方法は、上記図2に示される方法と同様に、フォトリソグラフ技術やエッチング具術を用いて、行うことができる。
上述したように、基板10の表面側に回路が形成されている回路基板100は、当該回路基板100の表面にLED(レーザダイオード)を実装してなる自動車用メータの照明装置として使用される。
そして、メータはLEDで照明されるが、基板10を通して基板10の裏面に漏光した光が、メータと車体のすきまから漏れてしまう場合があるが、本実施形態では、基板10の裏面に、製品機能とは関係の無い光遮断性の良い導体パターン22を設けることで、漏光防止することができる。
このように、本実施形態においては、基板10の表面側のみで回路を形成することのできる回路基板において、基板10の裏面には回路に用いない遮光性を有する、たとえば銅などからなる導体パターン22が設けられていることを特徴とする回路基板100が提供される。
それによれば、基板10の裏面に、回路に用いない遮光性を有する導体パターン22が設けられているため、基板10表面側から基板10裏面側へ光が漏れるのを極力防止することができる。
本発明の実施形態に係る回路基板の概略断面図である。 上記図1に示される回路基板の製造方法を示す工程図である。 従来の回路基板の製造方法を示す工程図である。
符号の説明
10…基板、22…導体パターン。

Claims (4)

  1. 基板(10)の表面側のみで回路を形成することのできる回路基板において、
    前記基板(10)の裏面には回路に用いない熱伝導性を有する導体パターン(22)が設けられていることを特徴とする回路基板。
  2. 前記導体パターン(22)は銅からなるものであることを特徴とする請求項1に記載の回路基板。
  3. 基板(10)の表面側のみで回路を形成することのできる回路基板において、
    前記基板(10)の裏面には回路に用いない遮光性を有する導体パターン(22)が設けられていることを特徴とする回路基板。
  4. 前記導体パターン(22)は銅からなるものであることを特徴とする請求項3に記載の回路基板。
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