JP2006185411A - データ処理装置、情報表示装置及びデータベース作成方法 - Google Patents

データ処理装置、情報表示装置及びデータベース作成方法 Download PDF

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Abstract

【課題】所定のエリアにおいて交通情報が提供されないリンクであっても、他の情報に基づいて補完することによって、経路を適切に設定することができるようにする。
【解決手段】所定のエリアに含まれるリンクに関する道路交通調査データを取得するデータ取得手段と、前記エリアに関する平均車速データを作成するデータ作成手段と、前記エリアに含まれるリンクであって道路交通調査データが提供されているリンクに関し、前記平均車速データを当該リンクについての道路交通調査データに基づいて補正するデータ補正手段と、補正された平均車速データを含むデータベースを作成するデータベース作成手段とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、データ処理装置、情報表示装置及びデータベース作成方法に関するものである。
従来、自動車等の車両に搭載されたナビゲーション装置においては、道路地図データに基づいて、設定された出発地から目的地までの最適な経路を探索して、表示手段に表示するようになっている。この場合、前記出発地から目的地までの距離が最短となるように経路を探索したり、所要時間が最短となるように経路を探索するようになっている。
また、実際の交通量や渋滞情報を考慮して適切な経路を探索することができるように、VICS(R)(道路交通情報通信システム:Vehicle Information & Communication System)によって提供される交通情報であるVICS(R)情報を記憶手段に蓄積し、過去のVICS(R)情報に基づいて所要時間を補正し、目的地までの所要時間が最短となる経路を探索する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平10−19593号公報
しかしながら、前記従来のナビゲーション装置においては、VICS(R)情報の提供される道路の数が少ないために、すなわち、VICS(R)情報のカバー範囲が十分に広くないために、交通情報を考慮した適切な経路を探索したり、適切な経路案内を行ったりすることが困難であった。
本発明は、前記従来の問題点を解決して、所定のエリアにおいて交通情報が提供されないリンクであっても、他の情報に基づいて補完することによって、経路を適切に設定することができるデータ処理装置、情報表示装置及びデータベース作成方法を提供することを目的とする。
そのために、本発明のデータ処理装置においては、所定のエリアに含まれるリンクに関する道路交通調査データを取得するデータ取得手段と、前記エリアに関する平均車速データを作成するデータ作成手段と、前記エリアに含まれるリンクであって道路交通調査データが提供されているリンクに関し、前記平均車速データを当該リンクについての道路交通調査データに基づいて補正するデータ補正手段と、補正された平均車速データを含むデータベースを作成するデータベース作成手段とを有する。
本発明によれば、所定のエリアにおいて交通情報が提供されないリンクであっても、他の情報に基づいて補完するようになっている。これにより、より適切な経路を探索したり、適切な経路案内を行ったりすることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態におけるデータ処理装置の処理の例を示す図、図2は本発明の第1の実施の形態におけるデータ処理装置の処理する交通情報に含まれるデータの例を示す図、図3は本発明の第1の実施の形態におけるデータ処理装置が処理した後の交通情報に含まれるデータの例を示す図である。
本実施の形態におけるデータ処理装置は、図2に示されるような交通情報に含まれるデータを処理し、情報表示装置において使用されるデータを格納したデータベースを作成するようになっている。なお、前記交通情報は、交通情報センタから配信される交通情報であって、いかなる種類の交通情報であってもよく、例えば、道路を走行中のプローブ車によって計測された交通流のデータであるプローブデータであってもよいし、ヨーロッパ等の地域において提供されているFM多重放送による交通情報サービスであるRDS−TMC(Radio Data System−Traffic Message Channel)であってもよいが、本実施の形態においては、説明の都合上、VICS(R)情報であるものとして説明する。そして、図2は、VICS(R)情報に含まれる旅行速度、すなわち、車速の1日における変化を示す図であり、縦軸に車速〔km/h〕が採られ、横軸に出発時刻が採られている。なお、図2(a)は、愛知県豊田市の南部に対応して設定された後述されるエリアおける2003年2月の旅行速度の変化を示す実例であって、各曲線は1日毎の24時間における旅行速度の変化を示しており、曲線の数は28本である。なお、前記曲線の各々は、エリア内における後述されるリンクであって、VICS(R)情報が提供されているリンクのすべてについての平均値を示している。また、図2(b)は、愛知県岡崎市に対応して設定されたエリアにおける2003年2月の旅行速度の変化を示す実例であって、同様に、各曲線は1日毎の24時間における旅行速度の変化を示しており、曲線の数は28本である。そして、前記曲線の各々は、図2(a)の場合と同様に、エリア内におけるリンクであって、VICS(R)情報が提供されているリンクのすべてについての平均値を示している。
ここで、前記データ処理装置は、CPU、MPU等の演算手段、半導体メモリ、磁気ディスク、光ディスク等の記憶手段、キーボード、マウス等の入力手段、CRT、液晶ディスプレイ、LED(Light Emitting Diode)ディスプレイ、プラズマディスプレイ等の表示手段、通信インターフェイス等を備えるコンピュータであり、例えば、サーバであるが、パーソナルコンピュータであってもよく、いかなる種類のコンピュータであってもよい。なお、前記データ処理装置は、車両用ナビゲーション装置において使用されるような探索データ等を含む地図データを記憶手段に格納する。すなわち、該記憶手段は、各種のデータファイルを備え、経路を探索するための探索データの他、探索された経路に沿って案内図を表示したり、他の案内情報を表示したりするために、施設データ等の各種のデータを格納する。さらに、前記記憶手段には、道路種別、道路を構成する単位であるリンクに関する情報も含む、道路データも格納されている。
そして、前記データ処理装置は、図2に示されるような交通情報としてのVICS(R)情報のデータが入力されると、該データの統計処理を実行し、図3に示されるような平均車速データとしての標準パターンを作成する。該標準パターンは、前記データの統計値として作成される。この場合、前記データ処理装置は統計的交通情報データベースを備え、該統計的交通情報データベースには、図2に示されるような過去におけるVICS(R)情報等の交通情報のデータが蓄積されている。そして、図2(a)に示されるデータの統計的処理を行って作成された平均車速データとしての標準パターンが図3(a)に示され、図2(b)に示されるデータの統計的処理を行って作成された平均車速データとしての標準パターンが図3(b)に示されている。ここで、図3は、VICS(R)情報に含まれる旅行速度、すなわち、車速の1日における変化の平均値を示す図であり、縦軸に車速〔km/h〕が採られ、横軸に出発時刻が採られており、上方に位置する曲線が車速の平均値を示し、下方に位置する曲線が車速の標準偏差を示している。なお、車速の平均値を示す曲線には、各点における標準偏差の値を示す直交する補助線が付与されている。そして、図3(a)は、愛知県豊田市の南部における2003年2月における旅行速度の24時間に亘(わた)る変化の平均値及び標準偏差を示し、図3(b)は、愛知県岡崎市における2003年2月における旅行速度の24時間に亘る変化の平均値及び標準偏差を示している。なお、前記統計処理は、いかなる種類の統計処理であってもよく、算出される統計値もいかなる種類のものであってもよく、例えば、前記平均値は、算術平均であってもよいし、メディアン(中央値)であってもよい。さらに、前記統計値としての平均値は、異常値を排除して算出されることが望ましい。
ところで、前記VICS(R)による交通情報であるVICS(R)情報には、道路種別情報、位置、渋滞区間の距離、渋滞度、旅行時間等の情報とともに、VICS(R)リンクIDが含まれる。該VICS(R)リンクIDは、道路を所定の交差点毎に分割して規格化された走行案内用リンクとしてのVICS(R)リンクに付与された識別番号である。また、前記VICS(R)情報には、各VICS(R)リンクにおける始点及び終点の座標、始点から終点までの距離等の情報も含まれている。
なお、VICS(R)リンクには、渋滞度、及び、当該VICS(R)リンクを通過するための所要時間であるリンク旅行時間が提供されるVICS(R)リンクと、渋滞度は提供されるがリンク旅行時間が提供されないVICS(R)リンクとがある。現在では、渋滞度及びリンク旅行時間が提供されるVICS(R)リンクの総計は約5万〔km〕であり、リンク旅行時間が提供されずに渋滞度が提供されるVICS(R)リンクの総計は約3万〔km〕である。また、前記渋滞度は、「渋滞」、「混雑」、「渋滞なし」及び「不明」の4種類であり、例えば、一般道の場合、旅行速度VがV≦10〔km/h〕であると「渋滞」、10<V≦20〔km/h〕であると「混雑」、V>20〔km/h〕であると「渋滞なし」と定義されている。
ここで、前記道路データに含まれるリンクとVICS(R)リンクとは同一のものではない。リンクとは、道路を構成する単位であり、通常、三叉(さ)路以上の交差点を境界にして区切られている。なお、該交差点は、交通信号灯器の設置されている交差点だけでなく交通信号灯器の設置されていない交差点も含むものである。そのため、1本の道路におけるリンクの数は一定でない。なお、道路の行政道路属性が変化する点もリンクの境界として取り扱われる。そして、通常のナビゲーション装置においては、道路を構成するそれぞれのリンク、すなわち、道路リンクを識別する識別番号としての道路リンクIDが付与される。なお、一般的に、道路リンクの方がVICS(R)リンクよりも細分化されている。そこで、通常のVICS(R)機能を備えるナビゲーション装置と同様に、前記データ処理装置においては、道路リンクIDと前記VICS(R)リンクIDとの間の変換テーブル(対照表)を有し、前記VICS(R)リンクIDに基づいて、対応する道路リンクIDを特定することができるようになっている。
さらに、前記データ処理装置は、図3に示されるような平均車速データとしての標準パターンに基づいて、エリア毎の車速パターンを作成する。なお、前記データ処理装置は、速度パターンを作成するために全国を適切な大きさのエリアに分割するための分割処理を行うようになっている。この場合、前記データ処理装置は、例えば、二次メッシュに基づいて分割処理を行うようになっている。
ここで、前記二次メッシュは、「JIS X 0410−1976 地域メッシュコード」に規定される統合地域メッシュにおける10倍地域メッシュである。そして、前記二次メッシュは、一辺が10〔km〕程度の矩(く)形領域であり、財団法人日本デジタル道路地図協会によって作成された「全国デジタル道路地図データベース」では、日本全国が4713枚の二次メッシュによって構成される。なお、前記VICS(R)情報は、各二次メッシュ内の交通情報を規定する情報であり、各二次メッシュ内において道路の上下線別にユニークなVICS(R)リンクIDが付与されている。また、前記データ処理装置は、都道府県単位、市町村単位に基づいて分割処理を行うこともできるし、他の基準等に基づいて、任意に分割処理を行って、任意にエリアを設定することもできる。例えば、○○地方、○○市中心部、○○交差点付近、○○地区等の社会的な通称に該当する地域をエリアとして設定することもできる。なお、図2及び3に示されるVICS(R)情報のデータ及び標準パターンは、このような分割処理によって設定されたエリアに、各々対応するものである。
前記データ処理装置は、このようにして設定されたエリアの各々に関し、エリア内に存在するリンクであって、前記交通情報としてのVICS(R)情報が提供されているリンクのすべてについて、時刻に対応する車速の変化を統計的交通情報データベースから取得し、統計処理を実行して、図2に示されるような、前記エリアに関する車速の変化の平均値を作成する。さらに、前記データ処理装置は、前記エリアに関する車速の変化の平均値を対象として、所定の期間、例えば、週単位、月単位、四半期単位、又は、年単位毎に統計処理を実行し、図3に示されるような前記エリアに関する車速の変化の期間毎の標準パターンを作成する。そして、これを前記エリア内における時刻と車速との関係を示す平均車速データとしての標準パターンとして設定する。なお、VICS(R)情報が提供されているリンクの数があらかじめ設定された閾(しきい)値、例えば、100未満である場合には、エリアに関する車速の変化の平均値として有意な値を得ることができないと考えられるので、標準パターンを設定しないことが望ましい。
そして、前記データ処理装置は、該当するエリア内に存在するリンクであって、前記VICS(R)情報が提供されていないリンクについて、前記標準パターンを適用する。この場合、データ処理装置は、VICS(R)情報が提供されていないリンクについて、道路交通調査データとしての道路交通センサスのデータが提供されているか否かを判断する。そして、該道路交通センサスのデータが提供されていないリンクについては前記標準パターンをそのまま適用し、道路交通センサスのデータが提供されているリンクについては、前記標準パターンに道路交通センサスのデータに基づいた補正を行って適用する。図1はあるエリアに含まれるリンクを示し、12は交通情報が提供されているリンク、11は交通情報が提供されていないが道路交通センサスのデータが提供されているリンク、13は交通情報も道路交通センサスのデータも提供されていないリンクをそれぞれ示している。この場合、データ処理装置は、リンク11には前記標準パターンに道路交通センサスのデータに基づいた補正を行って適用し、リンク13には前記標準パターンをそのまま適用する。
なお、前記道路交通調査データは、特定の調査機関が道路における交通データ、例えば、交通量、車速、所要時間等の調査を行った結果を収集したデータである。そして、道路における交通データの調査はいかなる種類のものであってもよいが、本実施の形態においては、説明の都合上、道路交通センサスであるものとして説明する。ここで、道路交通センサスとは国土交通省が実施する全国道路・街路交通情勢調査のことであり、その結果を示すデータとしての道路交通センサスのデータは公表されている。道路交通センサスは、全国各地における道路や街路について網羅的に実施されるものであるので、道路交通センサスのデータのカバー範囲は、VICS(R)情報のカバー範囲よりも広くなっている。そのため、VICS(R)情報が提供されていなくても、道路交通センサスのデータが提供されているリンクは、多数存在する。また、前記道路交通センサスのデータには、例えば、歩行者の交通量、バス停留所施設の設置数、交通事故件数等のように多数のデータが含まれているが、ここでは、ピーク時平均旅行速度としての混雑時平均旅行速度を道路交通センサスのデータとして利用する。
ところで、道路交通調査データとしての道路交通センサスのデータが提供される道路区間は、車両用ナビゲーション装置で使用される道路データに含まれる道路を構成する単位であるリンクと同一のものではない。例えば、前記道路区間が、一般的に、3〜5〔km〕の長さであるのに対し、前記リンクは、一般的に、300〜500〔m〕の長さである。そのため、前記データ処理装置は、前記道路区間をリンクに変換し、道路交通センサスのデータをリンクに関連付けて使用するようになっている。
そして、前記データ処理装置は、各エリアについて作成された標準パターン、該標準パターンに道路交通センサスのデータに基づいた補正を行った結果等を含むデータベースを作成する。なお、作成されたデータベースは、データ処理装置の内部における記憶手段に格納されてもよいし、データ処理装置に接続された外部記憶装置に格納されてもよい。
また、機能の観点から、前記データ処理装置は、所定のエリアに含まれるリンクに関する交通情報及び道路交通調査データを取得するデータ取得手段、取得された交通情報を処理し、前記エリアに関する平均車速データを作成するデータ作成手段、前記エリアに含まれるリンクであって交通情報が提供されておらず道路交通調査データが提供されているリンクに関し、前記平均車速データを当該リンクについての道路交通調査データに基づいて補正するデータ補正手段、及び、補正された平均車速データを含むデータベースを作成するデータベース作成手段を有するものであると言える。
このようにして作成されたデータベースに格納されるデータは、情報表示装置においてより適切な経路を探索したり、適切な経路案内を行ったりするために使用される。ここで、前記情報表示装置は、例えば、乗用車、トラック、バス、オートバイ等の車両に搭載された車両用ナビゲーション装置であるが、CRT、液晶ディスプレイ、LEDディスプレイ、プラズマディスプレイ等の表示手段を備え、出発地から目的地までの経路を探索する機能を有するものであれば、PDA(Personal Digital Assistant)、携帯電話機、パーソナルコンピュータ等いかなるものであってもよい。
前記情報表示装置は、車両用ナビゲーション装置のように設定された目的地までの経路を探索する経路探索機能を有するものである場合、前記データベースのデータを使用して設定された目的地までの経路を探索するとともに探索された経路の案内、すなわち、経路案内を行う。なお、前記情報表示装置は、VICS(R)情報が提供されているリンクに関しては、VICS(R)情報を使用して経路を探索するとともに経路案内を行い、VICS(R)情報が提供されていないリンクに関して、前記データベースのデータを使用して経路を探索するとともに経路案内を行うことが望ましい。
また、前記情報表示装置は、通常のPDAや携帯電話機のように、経路探索機能を有していないものである場合、情報提供センタ等に配設された情報提供サーバ等のように経路探索機能を有し、探索された経路についての情報、すなわち、経路情報を通信によって提供する外部装置にアクセスすることにより、必要な経路情報を取得し、前記データベースのデータを使用して経路案内を行う。この場合、前記情報表示装置は、VICS(R)情報が提供されているリンクに関しては、VICS(R)情報を使用して経路案内を行い、VICS(R)情報が提供されていないリンクに関して、前記データベースのデータを使用して経路案内を行うことが望ましい。
なお、前記情報表示装置は、前記データベースのデータが格納されたCD−ROM、DVD、磁気ディスク、メモリカード等のような取り外し可能な記憶媒体を装着することによって前記データベースのデータを取得してもよいし、情報提供センタ等に配設された情報提供サーバ等のように、前記データベースのデータを通信によって提供する外部装置にアクセスすることにより、前記データベースのデータを取得してもよい。そして、前記情報表示装置は、機能の観点から、前記データベースのデータを取得するデータ取得手段、取得されたデータベースのデータを使用して、設定された目的地までの経路案内処理を実行する経路案内処理実行手段、及び、実行された経路案内処理の結果を表示する表示手段を有する。
次に、前記構成のデータ処理装置がデータベースを作成する動作について説明する。
図4は本発明の第1の実施の形態におけるデータ処理装置による標準パターンの補正を説明する図、図5は本発明の第1の実施の形態におけるデータ処理装置の動作を示すフローチャートである。
ここでは、交通情報としてVICS(R)情報を使用する場合について説明する。まず、データ処理装置は、エリア単位に、VICS(R)データから標準パターンを演算する。すなわち、データ処理装置は、あらかじめ設定されたエリアの各々に関し、エリア内に存在するリンクであって、前記VICS(R)情報が提供されているリンクのすべてについて、時刻に対応する車速の変化を統計的交通情報データベースから取得し、統計処理を実行して、前記エリアに関する車速の変化の平均値を作成する。続いて、前記データ処理装置は、作成された車速の変化の平均値を所定の期間毎に統計処理を実行し、エリアに関する車速の変化の期間毎の標準パターンを作成する。これにより、エリア単位で平均車速データとしての標準パターンが演算される。
続いて、前記データ処理装置は、VICS(R)データがない道路から、道路交通センサスの対象道路を選択する。この場合、前記データ処理装置は、該当するエリア内に存在するリンクであって、前記VICS(R)情報が提供されていないリンクについて道路交通センサスのデータが提供されているか否かを判断し、道路交通センサスのデータが提供されているリンクを選択する。これにより、該リンクが道路交通センサスの対象道路として選択される。
続いて、前記データ処理装置は、エリアに含まれるリンクであってVICS(R)情報が提供されておらず道路交通センサスのデータが提供されているリンクに関し、前記道路交通センサスのデータに含まれる所定の時間帯における平均旅行速度に標準パターンにおける所定の時間帯の平均値が一致するように前記標準パターンを補正する。ここで、前記所定の時間帯は、例えば、7時〜9時の朝ラッシュ時、17時〜19時の夕ラッシュ時のようなラッシュ時間であるから、前記データ処理装置は、道路交通センサスのラッシュ時間の車速により標準パターンのラッシュ時間車速を修正するようになっている。この場合、前記データ処理装置は、道路交通センサスのデータが提供されているリンクには、前記標準パターンに道路交通センサスのデータに基づいた補正を行って適用する。具体的には、所定の時間帯における平均旅行速度として道路交通センサスのラッシュ時間の車速を使用して、すなわち、公表されている道路交通センサスのデータに含まれる混雑時平均旅行速度を使用して、図4に示されるように、標準パターンを補正する。
ここで、図4はデータ処理装置による補正を示すものであり、図2及び3と同様に、縦軸に車速〔km/h〕が採られ、横軸に出発時刻が採られている。そして、21は標準パターン、22は該標準パターン21のラッシュ時における平均値、23は道路交通センサスのデータに含まれる混雑時平均旅行速度としてのセンサス車速、24はラッシュ時としての朝ラッシュ時、25はラッシュ時としての夕ラッシュ時である。図4(a)は、補正前の標準パターン21を示しているが、該標準パターン21のラッシュ時における平均値22とセンサス車速23とが一致していないことが分かる。これは、標準パターン21が該当するエリア内に存在するリンクであって、VICS(R)情報が提供されているリンクのすべてについての車速の変化を統計処理した結果であるのに対して、前記センサス車速23は前記エリア内に存在するリンクではあるが特定のリンクについての道路交通センサスのデータであるためである。
そこで、本実施の形態においては、ラッシュ時における平均値22がセンサス車速23に一致するように、標準パターン21全体を上又は下方向に平行移動させることによって、標準パターン21の補正を行うようになっている。なお、図4に示される例においては、標準パターン21全体を下方向に平行移動させる。これにより、図4(b)に示されるように、ラッシュ時における平均値22がセンサス車速23に一致した標準パターン21を得ることができる。これにより、標準パターン21をセンサス車速23が提供されているリンクに、より適合したものに補正することができる。
なお、標準パターン21全体を平行移動させることなく、標準パターン21の朝ラッシュ時24及び夕ラッシュ時25に該当する部分だけを平行移動させて、ラッシュ時における平均値22をセンサス車速23に一致させてもよい。この場合、標準パターン21の朝ラッシュ時24及び夕ラッシュ時25以外の時間帯に該当する部分は平行移動させずにしておき、朝ラッシュ時24及び夕ラッシュ時25との境界領域に該当する部分に比率補正を施して、標準パターン21を補正することもできる。また、標準パターン21の中で最も高い車速とセンサス車速23との差と、標準パターン21の中で最も高い車速と平均値22との差との比を算出し、標準パターン21の中で最も高い車速を軸として算出された比に基づいて標準パターン21を補正することもできる。
そして、前記データ処理装置は、設定された各エリアについて作成された標準パターン、及び、該標準パターンをリンクについての道路交通センサスのデータに基づいて補正した結果、すなわち、補正された標準パターンを含むデータベースを作成する。そして、情報表示装置は、前記データベースのデータを使用して、VICS(R)情報が提供されていないリンクに関しても適切な経路案内を行うことができる。この場合、道路交通センサスのデータが提供されていないリンクに関しては、該当するエリアについて作成された標準パターンを使用する。また、道路交通センサスのデータが提供されているリンクに関しては、該当するエリアについて作成された標準パターンを道路交通センサスのデータに基づいて補正したものを使用する。これにより、情報表示装置は、VICS(R)情報が提供されていない区間であって道路交通センサスのデータが提供されているリンクに関して適切な経路案内を行うことができる。また、前記情報表示装置が経路探索機能を有するものである場合には、前記データベースのデータを使用して、適切な経路探索を行うこともできる。
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS1 エリア単位に、VICS(R)データから標準パターンを演算する。
ステップS2 VICS(R)データがない道路から、道路交通センサスの対象道路を選択する。
ステップS3 道路交通センサスのラッシュ時間の車速により標準パターンのラッシュ時間車速を修正する。
このように、本実施の形態において、データ処理装置は、各エリアに関し、エリア内に存在するリンクであって交通情報が提供されているリンクのすべてについて、時刻に対応する車速の変化を取得して統計処理を実行し、エリアに関する車速の変化の期間毎の標準パターンを作成する。また、前記エリア内に存在するリンクであって交通情報が提供されておらず道路交通センサスのデータが提供されているリンクに関して、前記標準パターンを該当するリンクについての道路交通センサスのデータに基づいて補正し、補正された標準パターンを作成する。そして、前記標準パターン及び補正された標準パターンを含むデータを格納するデータベースを作成するようになっている。そのため、交通情報が提供されていないリンクであっても道路交通センサスのデータが提供されているリンクであれば、該リンクについての道路交通センサスのデータに基づいて補正した標準パターンをデータとして使用して経路探索、経路案内等を行うことができる。これにより、情報表示装置は、前記データベースのデータを使用することによって、より適切なデータを使用して経路探索、経路案内等を行うことができ、より適切な経路探索、経路案内等を行うことができる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略する。また、前記第1の実施の形態と同じ動作及び同じ効果についても、その説明を省略する。
図6は本発明の第2の実施の形態における標準パターンを示す図、図7は本発明の第2の実施の形態における標準パターンの補正を説明する図、図8は本発明の第2の実施の形態における他の標準パターンを示す図である。
前記第1の実施の形態においては、道路交通センサスのデータに基づく補正の対象としての標準パターン、すなわち、補正前の標準パターンをエリア内に存在するリンクについて提供されている交通情報に基づいて作成する場合について説明したが、本実施の形態においては、補正前の標準パターンを、交通情報に基づくことなく、エリアに関する車速の変化の標準パターンを作成する場合について説明する。なお、本実施の形態においても、エリアは前記第1の実施の形態と同様に、任意に設定することができる。
ところで、本実施の形態におけるデータ作成手段は、平均車速データとしての標準パターンを任意に作成することができるが、該標準パターンは、道路交通センサスのデータに基づいて補正した後に、経路探索、経路案内等を行うためのデータとして使用されるものであるから、できる限り実際における車速の変化のパターンに近いものであることが望ましい。そのため、ここでは、都市部に属するエリア及び郊外部に属するエリアについて、発明者の過去の経験に基づいて作成された図6(a)及び(b)に示されるような標準パターンを採用する場合について説明する。なお、図6(a)及び(b)においては、縦軸に車速〔km/h〕が採られ、横軸に時刻が採られている。
この場合、都市部は、例えば、DID(Densely Inhabited District)のように人口密度が高いエリア、政令指定都市における市街地エリア、道路本数が所定本数以上のエリア等であるが、任意に設定することができる。また、郊外部は、前記都市部以外のエリアである。なお、DIDとは、人口集中地区のことであり、総務省統計局では、次の条件(1)及び(2)をともに満たす市街地をDIDと定義している。
(1)市区町村の境界内において人口密度の高い(約4000〔人/Km2 〕以上の)国勢調査区が集合している地域
(2)人口5000人以上を数える地域
前記DIDの人口と面積は、5年に一度行われている国勢調査で得られた結果を用いて算出される。
そして、都市部に該当するエリアでの標準パターンにおいては、車速が、図6(a)における線31で示されるように変化する。この場合、31aは深夜を含む夜間の車速を示し、31bは朝夕のラッシュ時としてのピーク時の車速を示し、31cは昼間の車速を示している。ここで、各時間帯は、例えば、夜間:19時〜7時、朝ラッシュ時:7時〜9時、昼間:9時〜17時、及び、夕ラッシュ時:17時〜19時と設定されているが、適宜変更することができる。一般に、都市部においては、夜間は交通量が少ないので車速が高く、朝夕のラッシュ時は通勤又は通学の車両が走行して交通量が増加するので車速が下がり、昼間は業務を遂行するために多数の車両が走行して交通量が更に増加するので車速が最も低くなる、と考えられる。そのため、図6(a)における線31で示されるような車速のパターンを都市部に該当するエリアでの標準パターンとする。
また、郊外部に該当するエリアでの標準パターンにおいては、車速が、図6(b)における線31で示されるように変化する。この場合も、31aは深夜を含む夜間の車速を示し、31bは朝夕のラッシュ時としてのピーク時の車速を示し、31cは昼間の車速を示している。なお、各時間帯は都市部に該当するエリアの場合と同様である。一般に、郊外部においては、夜間は交通量が少ないので車速が高く、朝夕のラッシュ時は通勤又は通学の車両が走行して交通量が増加するので車速が最も低くなり、昼間は少数の車両しか走行せず交通量が減少するので車速が上がる、と考えられる。そのため、図6(b)における線31で示されるような車速のパターンを郊外部に該当するエリアでの標準パターンとする。
そして、データ処理装置は、前記第1の実施の形態と同様に、道路交通センサスの対象道路を選択する。すなわち、該当するエリア内に存在するリンクであって、道路交通センサスのデータが提供されているリンクを選択する。これにより、該リンクが道路交通センサスの対象道路として選択される。
続いて、前記データ処理装置は、選択されたリンクに関し、図6(a)又は(b)に示されるような標準パターンを、データ取得手段が取得した道路交通センサスのデータに基づいて補正する。まず、選択されたリンクが都市部に該当するエリア内のリンクである場合について説明する。
この場合、前記データ処理装置は、朝夕のラッシュ時の車速31bを道路交通センサスのラッシュ時間の車速に一致するように図6(a)に示されるような線31を上下方向に移動させる。これにより、図6(a)に示されるような標準パターンが、道路交通センサスのデータに基づいて、図7(a)に示されるようなパターンに補正される。なお、同様に、選択されたリンクが郊外部に該当するエリア内のリンクである場合も、朝夕のラッシュ時の車速31bを道路交通センサスのラッシュ時間の車速に一致するように図6(b)に示されるような線31を上下方向に移動させることによって補正される。これにより、図6(b)に示されるような標準パターンが、道路交通センサスのデータに基づいて、図7(b)に示されるようなパターンに補正される。
また、図8に示されるような標準パターンを採用する場合について説明する。図6(a)又は(b)に示されるような標準パターンの補正と同様に、前記データ処理装置は、道路交通センサスのデータが提供されているリンクを選択する。選択されたリンクに関し、図8に示されるような標準パターンを、データ取得部が取得した道路交通センサスのデータに基づいて補正する。まず、選択されたリンクが都市部に該当するエリア内のリンクである場合について説明する。
この場合、前記データ処理装置は、まず、夜間の車速31aを道路の制限速度とする。そして、朝夕のラッシュ時の車速31bを道路交通センサスのラッシュ時間の車速に一致させる。また、昼間の車速31cは、0と道路交通センサスのラッシュ時間の車速との間の値とする。例えば、道路交通センサスのラッシュ時間の車速の1/2、1/3又は1/4の値とする。これにより、図8に示されるような標準パターンが道路交通センサスのデータに基づいて補正された。
続いて、選択されたリンクが郊外部に該当するエリア内のリンクである場合について説明する。この場合、前記データ処理装置は、まず、夜間の車速31aを道路の制限速度とする。そして、朝夕のラッシュ時の車速31bを道路交通センサスのラッシュ時間の車速に一致させる。また、昼間の車速31cは、道路交通センサスのラッシュ時間の車速と制限速度との間の値とする。例えば、道路交通センサスのラッシュ時間の車速の値に制限速度と車速との差分の1/2、1/3又は1/4を加えた値とする。これにより、図8に示されるような標準パターンが道路交通センサスのデータに基づいて補正された。
このようにして、図6(a)又は(b)に示されるような標準パターン、又は、図8に示されるような標準パターンを道路交通センサスのデータに基づいて補正することができる。また、図6(a)又は(b)に示されるような標準パターンと、図8に示されるような標準パターンとを併合して使用することもできる。なお、その他の点の構成及び動作については、前記第1の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
このように、本実施の形態においては、データ作成手段がエリアに関する車速の変化の標準パターンをあらかじめ作成しておくようになっている。なお、該標準パターンは、図6及び8に示されるように、エリアの特性に応じたものであることが望ましい。そして、データ処理装置は、前記エリア内に存在するリンクであって道路交通センサスのデータが提供されているリンクに関して、前記標準パターンを該当するリンクについての道路交通センサスのデータに基づいて補正し、補正された標準パターンを作成する。そのため、VICS(R)情報のような交通情報が提供された区間が存在しないエリアであっても、道路交通センサスのデータに基づいて補正された標準パターンを作成することができる。これにより、交通情報が提供されていないエリアのリンクであっても、道路交通センサスのデータが提供されているリンクであれば、該リンクについての道路交通センサスのデータに基づいて補正された標準パターンをデータとして使用して経路探索、経路案内等を行うことができる。したがって、情報表示装置は、前記データベースのデータを使用することによって、より適切なデータを使用して経路探索、経路案内等を行うことができ、より適切な経路探索、経路案内等を行うことができる。
なお、前記第1及び第2の実施の形態においては、道路交通調査データが道路交通センサスのデータである場合についてのみ説明したが、前記道路交通調査データは、プローブ車が取得したプローブデータを含むものであってもよい。ここで、プローブ車は、実際に道路を走行した各時刻において、車速、旅行時間等のデータを測定し、測定したデータ、すなわち、プローブデータをデータ収集センタ等に送信するようになっている。そして、データ収集センタ等に配設されたコンピュータは、各プローブ車から受信したプローブデータを該プローブデータが測定された道路のリンクを識別する情報と対応付けて収集して蓄積する。この場合、プローブ車の台数が多く、走行範囲が広く、走行時間が長いほど広汎(はん)なプローブデータを収集することができる。そして、データ処理装置は、VICS(R)情報が提供されていないリンクについて、プローブデータが提供されているか否かを判断し、プローブデータが提供されているリンクについては、前記標準パターンにプローブデータに基づいた補正を行って適用する。この場合、例えば、前記第1及び第2の実施の形態における、道路交通センサスのデータのラッシュ時間の車速に代えて、ある時刻におけるプローブデータの車速を使用することができる。
また、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の第1の実施の形態におけるデータ処理装置の処理の例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態におけるデータ処理装置の処理する交通情報に含まれるデータの例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態におけるデータ処理装置が処理した後の交通情報に含まれるデータの例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態におけるデータ処理装置による標準パターンの補正を説明する図である。 本発明の第1の実施の形態におけるデータ処理装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態における標準パターンを示す図である。 本発明の第2の実施の形態における標準パターンの補正を説明する図である。 本発明の第2の実施の形態における他の標準パターンを示す図である。
符号の説明
11、12、13 リンク
21 標準パターン
22 平均値
23 センサス車速

Claims (8)

  1. (a)所定のエリアに含まれるリンクに関する道路交通調査データを取得するデータ取得手段と、
    (b)前記エリアに関する平均車速データを作成するデータ作成手段と、
    (c)前記エリアに含まれるリンクであって道路交通調査データが提供されているリンクに関し、前記平均車速データを当該リンクについての道路交通調査データに基づいて補正するデータ補正手段と、
    (d)補正された平均車速データを含むデータベースを作成するデータベース作成手段とを有することを特徴とするデータ処理装置。
  2. (a)所定のエリアに含まれるリンクに関する交通情報及び道路交通調査データを取得するデータ取得手段と、
    (b)取得された交通情報を処理し、前記エリアに関する平均車速データを作成するデータ作成手段と、
    (c)前記エリアに含まれるリンクであって交通情報が提供されておらず道路交通調査データが提供されているリンクに関し、前記平均車速データを当該リンクについての道路交通調査データに基づいて補正するデータ補正手段と、
    (d)補正された平均車速データを含むデータベースを作成するデータベース作成手段とを有することを特徴とするデータ処理装置。
  3. 前記データ作成手段は前記平均車速データとして車速の変化の標準パターンを作成し、前記データ補正手段は前記標準パターンを当該リンクについての道路交通調査データに基づいて補正する請求項1又は2に記載のデータ処理装置。
  4. 前記道路交通調査データはプローブ車が取得したプローブデータを含む請求項1又は2に記載のデータ処理装置。
  5. 前記データ補正手段は、エリアに含まれるリンクであって交通情報が提供されておらず道路交通調査データが提供されているリンクに関し、前記道路交通調査データに含まれる所定の時間帯における平均旅行速度に前記標準パターンにおける所定の時間帯の平均値が一致するように前記標準パターンを補正する請求項3に記載のデータ処理装置。
  6. (a)請求項1〜5のいずれか1項に記載のデータ処理装置によって作成されたデータベースのデータを取得するデータ取得手段と、
    (b)取得されたデータベースのデータを使用して、設定された目的地までの経路案内処理を実行する経路案内処理実行手段と、
    (c)実行された経路案内処理の結果を表示する表示手段とを有することを特徴とする情報表示装置。
  7. (a)所定のエリアに関する平均車速データを作成し、
    (b)前記エリアに含まれるリンクであって道路交通調査データが提供されているリンクに関し、前記平均車速データを当該リンクについての道路交通調査データに基づいて補正し、
    (c)補正された平均車速データを含むデータベースを作成することを特徴とするデータベース作成方法。
  8. (a)所定のエリアに含まれるリンクに関する交通情報を処理して前記エリアに関する平均車速データを作成し、
    (b)前記エリアに含まれるリンクであって交通情報が提供されておらず道路交通調査データが提供されているリンクに関し、前記平均車速データを当該リンクについての道路交通調査データに基づいて補正し、
    (c)補正された平均車速データを含むデータベースを作成することを特徴とするデータベース作成方法。
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