JP2006185305A - プログラマブル表示器 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構成で容易に制御機器へのデータ転送を行うことが可能なプログラマブル表示器を得ること。
【解決手段】制御機器に関する情報を表示するとともに設定指示装置からの設定指示を制御機器に送信して制御機器の設定を行うプログラマブル表示器4において、設定指示装置と通信を行う複数の上位通信I/F部41A,41Bと、それぞれの上位通信I/F部41A,41Bに接続されて、設定指示装置とデータの送受信を行う際にそれぞれの上位通信I/F部41A,41Bに応じたデータの送受信処理を行うデータ送受信処理部42A,42Bと、データ送受信処理部42A,42Bから受信したデータが制御機器への通信データであるか否かを判断する通信管理部43と、制御機器への通信データを制御機器に送信するトランスペアレント処理部44と、を備える。
【選択図】 図2

Description

本発明は、制御機器と接続するプログラマブル表示器に関するものである。
近年、FA(Factory Automation)技術の進展に伴い、PLC(Programmable Logic Controller)等の種々の制御機器に関する情報を表示しながら制御機器を管理、設定するプログラマブル表示器の開発が進められている。FAシステム内においては、制御機器やプログラマブル表示器の設定等を行う上位コンピュータがプログラマブル表示器に接続されており、プログラマブル表示器が上位コンピュータから制御機器への通信データを透過伝達(トランスペアレント)する。上位コンピュータとプログラマブル表示器を接続する通信I/Fとしては、RS(Recommended Standard)232、USB(Universal Serial Bus)、Ethernet(登録商標)等の複数の通信I/Fがある。このような上位コンピュータ、プログラマブル表示器においては簡易な構成、設定によってFAシステム内の制御機器を制御することが望まれる。
特許文献1に記載のプログラマブル表示器は、複数の外部接続機器と通信する複数の通信経路と、この通信経路の接続状態を監視する通信経路監視手段と、前記通信経路の接続情報を管理するための接続情報管理手段と、接続される設定用コンピュータから送信される情報を受信するとともに通信指令と前記通信経路とをリンクさせるポート制御手段とを備え、前記設定用コンピュータが、接続情報設定手段と接続情報記憶手段とを有している。
また、特許文献2に記載の端末装置は、外部制御機器との通信を行なうための外部インタフェースと、表示内容データを記憶した記憶装置と、前記外部インタフェースを介して外部制御機器からの指令を受取り、該指令に従って前記記憶装置の記憶データから表示内容を選択する表示制御手段と、この表示制御手段により選択された表示内容を表示面に表示する表示装置と、前記表示面に表示された表示内容に対応した操作入力を行なうための入力装置と、入力装置からの信号を前記外部インタフェースを介して外部制御機器に出力する入力制御手段と、を備えた端末装置であって、一時的に接続された装置から表示内容データを入力して前記記憶装置に記憶するための接続部を前記表示面と同じ面に設けている。
特開2004−295816号公報 特許第2782864号公報
上記前者の従来技術では、上位コンピュータとプログラマブル表示器間の通信I/Fが複数あるため、接続形態毎に上位コンピュータとプログラマブル表示器の間、プログラマブル表示器と制御機器の間を関連付ける情報設定が必要である。この情報設定は、上位コンピュータとプログラマブル表示器の通信I/F、プログラマブル表示器と制御機器の通信I/Fと、上位コンピュータのセットアップソフトウェアを関連付けるものであり、複雑な設定が必要となる。また、プログラマブル表示器に新たな通信I/Fや制御機器が接続された場合にはプログラマブル表示器に新たな情報設定を追加する必要がある。また、上位コンピュータにおいて新たなセットアップソフトウェアを追加する際にも、プログラマブル表示器に情報設定の追加が必要となる。このように、上記前者の従来技術では上位コンピュータとプログラマブル表示器の間、プログラマブル表示器と制御機器の間を関連付ける情報設定が複雑であり、制御機器の設定、管理等を容易に行えないといった問題があった。
上記後者の従来技術では、プログラマブル表示器が上位コンピュータから制御機器への通信データを透過伝達するためのトランスペアレント機能を使用する際に使用可能な通信I/Fはプログラマブル表示器の背面に配置されており、上位コンピュータからの通信データを制御機器へ送信するためにはプログラマブル表示器等が配置された制御盤を開いて
トランスペアレント機能を使用可能な通信I/Fと上位コンピュータを接続する必要があった。このため、上位コンピュータから制御機器へ通信データを送信するための操作に手間がかかり、制御機器の設定、管理等を容易に行えないといった問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、簡易な構成で容易に制御機器へのデータ転送を行うことが可能なプログラマブル表示器を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、制御機器の設定指示に関する設定指示を送信する設定指示装置と前記制御機器との間に接続され、前記制御機器に関する情報を表示するとともに前記設定指示装置からの設定指示を設定指示情報として前記制御機器に送信して前記制御機器の設定を行うプログラマブル表示器において、前記設定指示装置と接続されて、接続された前記設定指示装置と通信を行う複数の第1の通信インタフェース部と、前記制御機器と接続して前記制御機器と通信を行う第2の通信インタフェース部と、それぞれの前記第1の通信インタフェース部に接続されて、前記設定指示装置とデータの送受信を行う際にそれぞれの前記第1の通信インタフェースに応じたデータの送受信処理を行うとともに、前記第1の通信インタフェース部を介して前記設定指示を受信すると前記設定指示に基づいた前記制御機器への設定指示情報を含む第1の通信データを生成する送受信処理部と、前記送受信処理部から送信されるデータを受信して、受信したデータが前記制御機器への設定指示情報を含む第1の通信データであるか否かを判断する通信データ判断部と、前記送受信処理部から受信したデータが前記制御機器への設定指示情報を含む第1の通信データであると前記通信データ判断部が判断した場合に、前記設定指示情報が付加された前記第1の通信データを前記通信データ判断部から受信するとともに、前記第1の通信データに含まれる前記設定指示情報を前記第2の通信インタフェース部を介して前記制御機器に送信する透過伝達部と、を備えることを特徴とする。
この発明によれば、送受信処理部が設定指示装置とデータの送受信を行う際にそれぞれの第1の通信インタフェースに応じたデータの送受信処理を行うので、設定指示装置から制御機器にデータ送信する際に第1の通信インタフェース部の設定を行うことなく、設定指示装置と接続された第1の通信インタフェース部を介して制御機器へデータ送信することが可能となる。
この発明によれば、設定指示装置から制御機器にデータ送信する際に第1の通信インタフェース部の設定を行うことなく、設定指示装置と接続された第1の通信インタフェース部を介して制御機器へデータ送信することができるので、簡易な構成で容易に制御機器へのデータ転送を行うことが可能になるという効果を奏する。
以下に、本発明にかかるプログラマブル表示器の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態
図1は、本発明に係るプログラマブル表示器を備えた機器制御システムの構成を示す図である。機器制御システムは、FA機器等の管理、設定、制御等を行うシステムであり、上位コンピュータ(設定指示装置)1、上位コンピュータ1と接続された制御盤2からなる。ここでの、機器制御システムは制御機器3A,3Bの管理、設定、制御等を行う。
制御盤2は、プログラマブル表示器4、複数の制御機器3A,3Bを備えている。プログラマブル表示器4は、上位コンピュータ1、制御機器3A,3Bと接続されており、上位コンピュータ1からの所定の通信データ(後述する設定データ)を制御機器3A,3Bへトランスペアレント(透過伝達)するとともに、制御機器3A,3Bからの通信データを上位コンピュータ1へ転送する。プログラマブル表示器4は、タッチパネル等の情報の表示機能(後述する表示部48)を有しており、この表示機能によって機器制御システムに関する所定の情報を表示する。
制御盤2は、例えばプログラマブル表示器4を配置した前面部(プログラマブル表示器4を操作する側の面)において上位コンピュータ1と接続し、プログラマブル表示器4を配置した前面部とは反対の背面部において制御機器3A,3Bと接続している。すなわち、制御盤2がプログラマブル表示器4を配置した前面部において図示しない開閉扉等を備えている場合、プログラマブル表示器4と制御機器3A,3Bは開閉扉等の内側で接続ができ、プログラマブル表示器4と上位コンピュータ1は制御盤2の開閉扉の前面で接続ができる。これにより、プログラマブル表示器4(制御盤2)と上位コンピュータ1は開閉扉を開閉させることなく着脱(接続)可能な構成となっている。
制御機器3A,3Bは、プログラマブル・ロジック・コントローラ(PLC)、インバータ(INV)、サーボアンプ(SV)、温調機器等の制御機器であり、プログラマブル表示器4を介して上位コンピュータ1から送信される通信データを受信する。制御機器3A,3Bは、上位コンピュータ1からの通信データを受信するとその応答情報である通信データを、プログラマブル表示器4を介して上位コンピュータ1に送信する。ここでの制御機器3A,3Bは、例えばサーボコントローラのようにサーボモータ等を制御する機器であってもよいし、サーボモータ等のように制御される側の機器であってもよい。
上位コンピュータ1は、パーソナルコンピュータ等のコンピュータによって構成されている。上位コンピュータ1は、制御機器3A,3Bを制御するプログラムやパラメータを設定するためのセットアップソフトウェア10を備えており、プログラマブル表示器4を介して制御機器3A,3Bとデータのやりとりを行う。上位コンピュータ1は、セットアップソフトウェア10によって、制御機器3A,3Bやプログラマブル表示器4の設定、管理等を行う。上位コンピュータ1は、制御機器3A,3Bへデータ送信を行う際、プログラマブル表示器4内のいずれの機器通信I/F部46A,46Bを介して上位コンピュータ1からの通信データを制御機器3A,3Bにトランスペアレントさせるかの情報(後述する通信I/F情報81)を制御機器3A,3Bへの設定データ(設定指示)内に含めて送信する。
図2は、本発明に係るプログラマブル表示器の構成を示すブロック図である。プログラマブル表示器4は、上位通信I/F部(第1の通信インタフェース部)41A,41B、データ送受信処理部(送受信処理部)42A,42B、通信管理部(通信データ判別部)43、トランスペアレント処理部(透過伝達部)44、通信ドライバ45A,45B、機器通信I/F部(第2の通信インタフェース部)46A,46B、表示データ処理部47、表示部48からなる。
上位通信I/F部41A,41Bは、上位コンピュータ1とデータ通信を行う通信インターフェースである。上位通信I/F部41A,41Bは、例えばRS232、USB、Ethernet(登録商標)等によって上位コンピュータ1と接続されている。上位通信I/F部41A,41Bは、例えばそれぞれ異なる通信プロトコルによって上位コンピュータ1と接続している。上位通信I/F部41A,41Bは、上位コンピュータ1と選択的に接続されて、接続された上位コンピュータ1と通信を行う。
データ送受信処理部42A,42Bは、各上位通信I/F部41A,41Bと上位コンピュータ1を接続する通信媒体や通信プロトコルを吸収し、各上位通信I/F部41A,41Bに応じた汎用データ送受信処理を行う。データ送受信処理部42A,42Bは、上位通信I/F部41A,41B毎に上位通信I/F部41A,41B専用のデータを送受信する。データ送受信処理部42A,42Bは、制御機器3A,3Bへのデータを通信管理部43に送信する際、上位コンピュータ1からの設定データに、プログラマブル表示器4の何れの通信I/F(通信の種別)によって上位コンピュータ1から通信パケットを受信したかに関する情報(後述する通信経路種別83)を付加した通信データ(通信データ85X)を生成して通信管理部43に送信する。
通信管理部43は、データ送受信処理部42A,42Bから受信した通信データ(後述する要求データ80)に基づいて、何れの制御機器3A,3Bに対するデータであるか又はプログラマブル表示器4宛ての作画データやOS(Operating System)等のデータであるかを判断する。通信管理部43は、上位コンピュータ1からのデータに対し、制御機器3A,3Bへのデータをトランスペアレント処理部44に送信し、プログラマブル表示器4へのデータを表示データ処理部47に送信する。通信管理部43は、制御機器3A,3Bからのデータをデータ送受信処理部42A,42Bに送信する際、データ送受信処理部42A,42Bから受信した通信データ(通信経路種別83)に基づいて、何れのデータ送受信処理部42A,42Bを介して上位コンピュータ1にデータ転送するかを判断する。
トランスペアレント処理部44は、通信管理部43から送信されるデータを通信ドライバ45A,45Bに振り分けて転送するとともに、通信ドライバ45A,45Bからのデータを通信管理部43に転送する。トランスペアレント処理部44は、通信管理部43から受信した通信データに含まれる通信I/F情報81情報(機器指定情報)に基づいて、何れの通信ドライバ45A,45Bにデータ転送するかを判断する。換言すると、トランスペアレント処理部44は通信指令(通信I/F情報81)と通信経路(何れの通信ドライバへデータ転送するか)とをリンクさせる。トランスペアレント処理部44は、通信管理部43から受信した通信データを通信ドライバ45A,45Bに転送する際、通信データから通信経路種別(識別情報)83、通信I/F情報81を抜き取って記憶(退避)しておく。
通信ドライバ45A,45Bは、制御機器3A,3B毎に異なる通信プロトコル等を吸収する通信ドライバである。すなわち、通信ドライバ45A,45Bは、制御機器3A,3B毎に異なる通信プロトコルに対してプロトコル変換等を行うことによって、各機器通信I/F部46A,46Bと制御機器3A,3Bの間で通信を行う。機器通信I/F部46A,46Bは、制御機器3A,3Bとデータ通信を行う通信インターフェースである。
表示データ処理部47は、上位コンピュータ1から送信された通信データであって、プログラマブル表示器4宛ての通信データに対応する処理を行う。表示データ処理部47は、例えば上位コンピュータ1から送信された通信データに基づいて、プログラマブル表示器4の設定、制御を行う。
表示部48は、液晶パネル等のモニタ、マウス、キーボード等を備えて構成され、所定の情報を表示するとともに所定の情報を入力する。表示部48は、上位コンピュータ1からの通信データに基づいて所定の情報を表示するとともに、マウスやキーボードから入力された情報に基づいて所定の画面表示を行う。
つぎに、プログラマブル表示器4を備えた機器制御システムの動作手順を説明する。図3は、本発明に係るプログラマブル表示器を備えた機器制御システムの動作手順を示すフローチャートである。
機器制御システムのユーザが、上位コンピュータ1に制御機器3A,3Bの設定等を行うための所定の情報を入力すると、セットアップソフトウェア10が制御機器3A,3Bを制御するプログラムやパラメータを設定するための設定データを生成する。
ここでの設定データには、プログラマブル表示器4内のいずれの機器通信I/F部46A,46Bを介して上位コンピュータ1からの通信データを制御機器3A,3Bにトランスペアレントさせるかの情報(通信I/F情報81)が含まれている。本実施の形態においては、上位コンピュータ1から機器通信I/F部46Bを介して制御機器3Bにデータをトランスペアレントさせる場合について説明する。したがって、セットアップソフトウェア10は、通信I/F情報81に機器通信I/F46B(通信ドライバ45B)を指定した情報を含めて設定データを作成しておく。
ここで、上位コンピュータ1上で設定する通信データを送信する際の接続条件、通信I/F等について説明する。上位コンピュータ1は、情報の表示機能(後述する設定画面95,96を表示する表示画面)等を備えて構成されており、ユーザがこの表示画面に表示される条件から所望の設定条件を選択することによって通信の接続条件等を設定する。
図4は、接続条件を設定する設定画面の一例を示す図である。接続条件を設定するための設定画面95は、上位コンピュータ1と接続する制御機器3Aを識別する「接続機器」、上位コンピュータ1が通信を行う際の通信インターフェースである「コンピュータ用I/F」、制御機器3A,3Bの接続設定を示す「制御機器側I/F」、上位コンピュータ1と前記接続機器の接続形態を示す情報として「経由設定」を表示する。
「接続機器」としては、例えばPLC、SV、INV、温調機器があり、ユーザが上位コンピュータ1に所定の情報(「接続機器」を指定する情報)を入力することによって所望の「接続機器」が選択される。ここでは、制御機器3AとしてPLCがユーザに選択された場合を示している。
「コンピュータ用I/F」としては、例えばRS232、USB、Ethernet(登録商標)があり、ユーザが上位コンピュータ1に所定の情報を入力することによって所望の「コンピュータ用I/F」が選択される。ここでは、上位コンピュータ1の通信インターフェースとしてUSBが選択された場合を示している。
「制御機器側I/F」としては、例えば上位コンピュータ1と制御機器3Bを直接接続する直接接続、所定の計算機を介して接続する計算機接続、Ehernetを介して接続するEhernet接続、プログラマブル表示器4を介して接続する表示器接続があり、ユーザが上位コンピュータ1に所定の情報を入力することによって所望の「制御機器側I/F」が選択される。本実施の形態においては、制御機器3Bはプログラマブル表示器4を介して上位コンピュータ1に接続される。したがって、ここでは制御機器3Bの接続設定として表示器接続がユーザに選択された場合を示している。
「経由設定」としては、例えば他の接続機器を経由しない経由なし、他の接続機器を経由して上位コンピュータ1と接続する場合を示す単一ネットワーク及び異種ネットワークがあり、ユーザが上位コンピュータ1に所定の情報を入力することによって所望の「経由設定」が選択される。ここでは、「経由設定」として経由なしが選択された場合を示している。
ユーザが、通信の接続条件等を設定画面95上で指定した後、制御機器3A,3Bと接続するプログラマブル表示器4の機器通信I/F部46A,46Bを指定する情報(通信I/F情報81)が指定される。
ここで、上位コンピュータ1上で設定する通信I/F情報81について説明する。ユーザが上位コンピュータ1の表示画面に表示される条件(後述する設定画面96)から所望の設定を選択(情報を入力)することによって機器通信I/Fの条件(通信I/F情報81)を設定する。
図5は、制御機器と接続する機器通信I/Fを設定する設定画面の一例を示す図である。機器通信I/Fの条件を設定する(制御機器3A,3Bを指定する)ための設定画面96は、制御機器3A,3Bと接続可能なプログラマブル表示器4の機器通信I/F部46A,46B等を表示する。ユーザが上位コンピュータ1に所定の情報を入力することによって所望の通信I/Fが選択される。ここでは、通信I/Fとして機器通信I/F部46A〜46Dがあり、ユーザによって機器通信I/F部46Bが選択された場合を示している。
ユーザが、通信の接続条件、通信I/F等を設定画面95,96上で指定すると、指定された条件情報(通信I/F情報81)を含む設定データがセットアップソフトウェア10によって生成される。
このとき、上位コンピュータ1とプログラマブル表示器4を接続する際の、通信I/F等の設定を行う必要はない。セットアップソフトウェア10によって生成された設定データは、上位コンピュータ1が接続されている上位通信I/F部41Bを介してプログラマブル表示器4に送信される(ステップS100)。
上位コンピュータ1が、例えば上位通信I/F部41Bと接続されている場合、データ送受信処理部42Bが上位通信I/F部41Bを介して上位コンピュータ1から設定データを受信する(ステップS110)。
データ送受信処理部42Bは、上位通信I/F部41Bと上位コンピュータ1を接続する通信媒体や通信プロトコルに対し、上位通信I/F部41Bに応じた汎用データの受信処理を行う。
データ送受信処理部42Bは、上位コンピュータ1から受信した設定データに、いずれの上位通信I/F部を介して通信パケットを受信したかの情報(通信経路種別83)を付加した通信データ(第1の通信データ)85Xを通信管理部43に送信する(ステップS120)。この後、データ送受信処理部42Bは制御機器3A,3Bから送信される情報(応答データ82)を上位コンピュータ1に送信するまで、上位コンピュータ1から次の設定データを受け付けない。
ここで、データ送受信処理部42Bから通信管理部43へ送信される通信データ85Xの構成について説明する。図6は、データ送受信処理部から通信管理部へ送信される通信データの構成を示す図である。
データ送受信処理部42Bから通信管理部43へ送信される通信データ85Xは、通信I/F情報81を含む要求データ(設定指示情報)80、応答データ82、通信経路種別83からなる。通信I/F情報81を含む要求データ80は、上位コンピュータ1のセットアップソフトウェア10によって生成されてプログラマブル表示器4に送信された設定データに基づいて生成される。応答データ82は、制御機器3A,3Bから上位コンピュータ1に送信される要求データ80に対する応答情報であり、データ送受信処理部42Bから通信管理部43へ送信される通信データ85Xにおいては空の状態である。
通信経路種別83は、各データ送受信処理部42A,42B(上位通信I/F部41A,41B)を識別するための識別情報であり、各データ送受信処理部42A,42B内部で固有の固定データである。
例えば、データ送受信処理部42A,42BがUSB用のデータ送受信タスク(ソフトウェア)を有している場合、データ送受信処理部42A,42BはUSBに対してのみデータ送受信を行い、データ送受信処理部42A,42BがEthernet(登録商標)用のデータ送受信タスクを有している場合、データ送受信処理部42A,42BはEthernet(登録商標)に対してのみデータ送受信を行う。このため、データ送受信処理部42A,42Bが有する内部情報である通信経路種別83を判別することによって、上位コンピュータ1から受信したデータがいずれの上位通信I/F部から受信されたデータかを判別することを可能としている。ここでは、上位コンピュータ1と上位通信I/F部41Bが接続されているため、データ送受信処理部42Bは上位通信I/F部41Bを識別する情報を通信経路種別83として生成する。
ここで要求データ80、応答データ82の構成について説明する。要求データ80、応答データ82は、通信パケットでありプログラマブル表示器4内においては、通信パケット内に含まれる情報に基づいてデータの送受信が行われる。ここでは、要求データ80が通信パケット90Aであり、応答データ82が通信パケット92Aである場合について説明する。
図7−1は要求データの通信パケットの構成の一例を示す図であり、図7−2は応答データの通信パケットの構成の一例を示す図である。図7−1に示すように、要求データ80の通信パケット90Aは、例えばパケットの先頭を表すデータの並びであるヘッダ部201、制御機器3A,3Bへのコマンド(指示情報)等を格納するデータ部401、パケットの終了を表すデータの並びであるフッタ部301からなる。図7−2に示すように、応答データの通信パケット92Aは、例えばパケットの先頭を表すデータの並びであるヘッダ部202、制御機器3A,3Bからの応答情報等を格納するデータ部402、パケットの終了を表すデータの並びであるフッタ部302からなる。
なお、要求データ80の構成としては、図7−1に示す通信パケット90Aの構成に限られず、図7−3に示す通信パケット90Bの構成であってもよい。図7−3に示すように、通信パケット90Bは、ヘッダ部201、パケット長501、データ部401からなる。ここでのパケット長501は、データ部401の前に格納されており、通信パケット90Bの受信側はパケット長501に基づいてパケットの終了を判断することを可能としている。
また、応答データ82の構成としては、図7−2に示す通信パケット92Aの構成に限られず、図7−4に示す通信パケット92Bの構成であってもよい。図7−4に示すように、通信パケット92Bは、ヘッダ部202、パケット長502、データ部402からなる。ここでのパケット長502は、データ部401の前に格納されており、通信パケット92Bの受信側はパケット長501に基づいてパケットの終了を判断することを可能としている。
通信データの送信先となる制御機器3A,3B毎に通信パケット90Aのヘッダ部201やフッタ部301、通信パケット90Bのヘッダ部202のデータの並びである仕様情報(機種を選択するための機種固有データ)やデータサイズが異なる。すなわち、制御機器3A,3Bが異なると、通信パケット90A,90Bの仕様情報も異なる。このため、プログラマブル表示器4のOSや作画データ等のヘッダ部201やフッタ部301、制御機器3A,3Bへのデータのヘッダ部201やフッタ部301の仕様情報を予め通信管理部43に記憶させておくことによって、通信管理部43は上位コンピュータ1からの通信パケット90Aがプログラマブル表示器4宛ての通信データであるか、制御機器3A,3Bにトランスペアレントするための通信データであるかを判断可能としている。
ここでは、上位コンピュータ1とプログラマブル表示器4の間で送受信される通信用のパケットの一例として通信用パケットの構成が通信パケット90Aである場合について説明する。
通信管理部43は、通信データ85X内の要求データ80に含まれる通信パケット90Aのヘッダ部201やフッタ部301内の仕様情報を抽出し、予め記憶しておいた機器毎の仕様情報(後述するデータ判別テーブル100)に基づいて、抽出した仕様情報が各制御機器3A,3B、プログラマブル表示器4の何れの仕様情報に対応するかを判断する。すなわち、通信管理部43は、通信データ85X内の要求データ80を解析し、制御機器3A,3B用のトランスペアレント用データであるか、プログラマブル表示器4へのOSおよび作画データであるかを判定する。このとき、通信管理部43は予め記憶しておいたデータ判別テーブル100に基づいて、通信データ85X(要求データ)が制御機器3A,3Bへのデータであるかプログラマブル表示器4へのデータであるかを判断する(ステップS130)。
ここで、データ判別テーブル100の構成について説明する。図8は、データ判別テーブルの構成を示す図である。データ判別テーブル100は、通信データ85Xが制御機器3A,3Bへのデータであるかプログラマブル表示器4へのデータであるかを判別するための情報テーブルである。
上位コンピュータ1が、各機器へ通信パケット90Aを送信する場合、機器毎に通信パケット90Aのヘッダ部201、フッタ部301が異なる。このため、データ判別テーブル100は、上位コンピュータ1から宛先対象となる機器へ通信パケット90Aを送信する際の、機器毎の通信パケット90Aのヘッダ部201、フッタ部301に関する情報を含んでいる。
ここでは、上位コンピュータ1からプログラマブル表示器4へ送信される通信パケット90Aのヘッダ部が、「abcd」であり、フッタ部が「efg」である場合を示している。同様に、PLC(Aタイプ)に送信する通信パケット90Aのヘッダ部は、「hijk」でありフッタ部は「lmno」である場合を示している。
また、PLC(Bタイプ)に送信する通信パケット90Aのヘッダ部は、「pqrs」でありフッタ部は「tu」である場合を示している。また、PLC(Cタイプ)に送信する通信パケット90Aのヘッダ部は、「v」でありフッタ部は「w」である場合を示している。また、SVに送信する通信パケット90Aのヘッダ部は、「xy」でありフッタ部は「za」である場合を示している。また、INVに送信する通信パケット90Aのヘッダ部は、「bcd」でありフッタ部は「efgh」である場合を示している。
例えば、上位コンピュータ1からプログラマブル表示器4へ送信される通信パケット90Aのヘッダ部が「hijk」でありフッタ部が「lmno」である場合、通信管理部43は、通信パケット90AがPLC(Aタイプ)へのデータであると判断する。例えば、制御機器3BがPLC(Aタイプ)に対応する場合、通信管理部43はヘッダ部が「hijk」、フッタ部が「lmno」の通信パケット90Aを受信すると、この通信パケット90Aは制御機器3Bへトランスペアレントするデータであると判断する。
通信管理部43が、データ送受信処理部42Aからの通信データ85Xが制御機器3A,3Bへのトランスペアレント用のデータであると判断すると(ステップS140,Yes)、通信管理部43は、通信データ85Xをトランスペアレント処理部44に送信する(ステップS150)。
トランスペアレント処理部44は、通信データ85Xから通信I/F情報81と通信経路種別83を抜き取って(要求データ80、応答データ82から分離させて)記憶しておく。トランスペアレント処理部44は、通信データ85Xから通信I/F情報81と通信経路種別83を抜き取った通信データ85Y(第2の通信データ)を生成し、通信I/F情報81に対応する通信ドライバに通信データ85Yを送信する。本実施の形態においては、通信データ85X内の通信I/F情報81において通信ドライバ45B(機器通信I/F部46B)が指定されているため、トランスペアレント処理部44は、要求データ80を含む通信データ85Yを通信ドライバ45Bに送信する(ステップS160)。
ここで、トランスペアレント処理部44から通信ドライバ45Bに送信される通信データ85Yの構成について説明する。図9は、トランスペアレント処理部から通信ドライバに送信される通信データの構成を示す図である。
トランスペアレント処理部44から通信ドライバ45Bに送信される通信データ85Yは、要求データ80、応答データ82からなる。要求データ80は、上位コンピュータ1のセットアップソフトウェア10によって生成された設定データに基づいてデータ送受信処理部42Bが生成した通信データである。応答データ82は、制御機器3A,3Bから上位コンピュータ1に送信される要求データ80に対する応答情報であり、トランスペアレント処理部44から通信ドライバ45Bに送信される通信データ85Yにおいては空の状態である。
通信ドライバ45Bは、トランスペアレント処理部44からの通信データ85Yから要求データ80を抜き出し、この要求データ80を、機器通信I/F部46Bを介して制御機器3Bに送信する(ステップS170)。制御機器3Bは、要求データ80を受信すると、その応答に関する情報(以下、設定応答情報という)を通信ドライバ45Bに送信する。
通信ドライバ45Bは、制御機器3Bからの設定応答情報(応答情報)を応答データ82として通信データ85Yを新たに生成し、トランスペアレント処理部44に送信する(ステップS180)。
トランスペアレント処理部44は、通信データ85Yに、通信データ85Xから抜き取って記憶しておいた通信I/F情報81と通信経路種別83を付加して新たな通信データ85Xを生成する。トランスペアレント処理部44は、応答データを含んだ新たな通信データ85Xを通信管理部43へ送信する(ステップS190)。
通信管理部43は、トランスペアレント処理部44から受信した通信データ85Xに含まれる通信経路種別83に基づいてデータ送受信処理部42Aまたはデータ送受信処理部42Bへ通信データ85Xを送信する。ここでの通信経路種別83には、データ送受信処理部42B(上位通信I/F部41B)を指定する情報が含まれているため、通信管理部43はデータ送受信処理部42Bへ通信データ85Xを送信する(ステップS200)。データ送受信処理部42Bは、通信データ85Xから応答データ82を抽出し、抽出した応答データ82をセットアップソフトウェア10へ送信する(ステップS210)。
一方、通信管理部43が、データ送受信処理部42Aからの通信データ85Xがプログラマブル表示器4へ設定データであると判断すると(ステップS140,No)、通信管理部43はセットアップソフトウェア10からの設定データを表示データ処理部47に送信する。表示データ処理部47は、セットアップソフトウェア10からの設定データに基づいて、表示部48等の設定変更等を行う(ステップS220)。
なお、本実施の形態においては、データ送受信処理部42Bは制御機器3Bから送信される応答データ82を上位コンピュータ1に送信するまで、上位コンピュータ1から次の設定データを受け付けないこととしたが、プログラマブル表示器4が複数のセットアップソフトウェア10と接続される場合、複数のセットアップソフトウェア10から複数の設定データを受け付ける構成としてもよい。すなわち、トランスペアレント処理部44が複数の通信ドライバ45A,45Bに対して複数の処理を並行処理する構成としてもよい。この場合、トランスペアレント処理部44が通信ドライバ45A,45Bに要求データ80を送信する際、何れの通信ドライバにどの要求データ80を送信したかを記憶しておく。そして、通信ドライバから要求データ80に対する応答データ82を受信した際に、応答データ82(要求データ80)に対応する通信I/F情報81、通信経路種別83を付加した通信データ85Xを生成し、生成した通信データ85Xを通信管理部43に送信する。
なお、本実施の形態においては、プログラマブル表示器4が通信管理部43、トランスペアレント処理部44、複数の上位通信I/F部41A,41B、上位通信I/F41A,41Bに対応する複数のデータ送受信処理部42A,42Bを備える構成としたが、トランスペアレント機能を備えた異なる構成のプログラマブル表示器4に対し、プログラマブル表示器4の前面に上位通信I/F部41A,41Bを備える構成としてもよい。
また、本実施の形態においては、プログラマブル表示器4が2つの上位通信I/F部41A,41B、上位通信I/F41A,41Bに対応する2つのデータ送受信処理部42A,42Bを備える構成としたが、上位通信I/F部41A,41B、データ送受信処理部42A,42Bは2つに限られず、1つまたは3つ以上ずつ備える構成であってもよい。
また、プログラマブル表示器4に接続する制御機器が、制御機器3A,3Bの2つである場合について説明したが、プログラマブル表示器4に接続する制御機器は2つに限られず、1つまたは3つ以上接続される構成であってもよい。この場合、プログラマブル表示器4は各制御機器に対応する通信ドライバ、機器通信I/F部を備える構成とすればよい。
なお、プログラマブル表示器4において新たな上位通信I/F部を追加する際は、追加する上位通信I/F部に対応するデータ送受信処理部を追加する。これにより、新規の通信I/Fが追加された場合にもデータ送受信処理部を追加するだけで追加した通信I/Fからもトランスペアレント機能が使用可能となる。
なお、要求データ80が通信パケット90Bの構成である場合、通信管理部43は通信パケット90B(要求データ80)のヘッダ部202に基づいて、何れの機器へのデータであるかを判断する。この場合、通信管理部43が記憶しておくデータ判別テーブル100は機器毎のヘッダ部のみでよい。
このように実施の形態によれば、プログラマブル表示器4が配置された制御盤2の前面に備えられている上位通信I/F部41A,41Bを制御機器3A,3Bへのデータのトランスペアレントに使用できるので、上位コンピュータ1とプログラマブル表示器4の前面に備えられた上位通信I/F41A,41Bを接続することによって、セットアップソフトウェア10を使用して制御盤2内にある制御機器3A,3Bの各種設定およびモニタ等を実施することができる。すなわち、制御盤2が開閉扉を備える場合であっても開閉扉を開くことなく上位コンピュータ1から制御機器3A,3Bへ設定データを送信することが可能となる。したがって、制御機器3A,3Bの保守(設定、管理、モニタ)を簡易に行うことが可能となり、制御機器3A,3Bの保守効率を向上させることが可能となる。
また、プログラマブル表示器4にトランスペアレント用の情報設定を設定することなく、セットアップソフトウェア10を使用する際にプログラマブル表示器4と制御機器3A,3Bとの接続経路を指定することによってトランスペアレント機能を使用することが可能になる。したがって、簡易な構成で容易に制御機器3A,3Bへのデータ転送を行うことが可能になり、制御機器3A,3Bの保守効率を向上させることが可能となる。
また、プログラマブル表示器4に新たな上位通信I/F部を追加する際に、新たに追加する上位通信I/F部に対応するデータ送受信処理部をプログラマブル表示器4に追加することによって新たに追加された上位通信I/F部を介したデータのトランスペアレントを行うことが可能となる。したがって、プログラマブル表示器4は簡易な設定で新たな上位通信I/F部を追加することができる。
以上のように、本発明にかかるプログラマブル表示器は、制御機器へのデータのトランスペアレントに適している。
本発明に係るプログラマブル表示器を備えた機器制御システムの構成を示す図である。 本発明に係るプログラマブル表示器の構成を示すブロック図である。 本発明に係るプログラマブル表示器を備えた機器制御システムの動作手順を示すフローチャートである。 接続条件を設定する設定画面の一例を示す図である。 制御機器と接続する機器通信I/Fを設定する設定画面の一例を示す図である。 データ送受信処理部から通信管理部へ送信される通信データの構成を示す図である。 要求データの通信パケットの構成の一例を示す図(1)である。 応答データの通信パケットの構成の一例を示す図(1)である。 要求データの通信パケットの構成の一例を示す図(2)である。 応答データの通信パケットの構成の一例を示す図(2)である。 データ判別テーブルの構成を示す図である。 トランスペアレント処理部から通信ドライバに送信される通信データの構成を示す図である。
符号の説明
1 上位コンピュータ
2 制御盤
3A,3B 制御機器
4 プログラマブル表示器
10 セットアップソフトウェア
41A,41B 上位通信I/F部
42A,42B データ送受信処理部
43 通信管理部
44 トランスペアレント処理部
45A,45B 通信ドライバ
46A,46B 機器通信I/F部
47 表示データ処理部
48 表示部
80 要求データ
81 通信I/F情報
82 応答データ
83 通信経路種別
85X,85Y 通信データ
90A,90B,92A,92B 通信パケット
95,96 設定画面
100 データ判別テーブル
201,202 ヘッダ部
301,302 フッタ部
401,402 データ部
501,502 パケット長

Claims (7)

  1. 制御機器の設定指示に関する設定指示を送信する設定指示装置と前記制御機器との間に接続され、前記制御機器に関する情報を表示するとともに前記設定指示装置からの設定指示を設定指示情報として前記制御機器に送信して前記制御機器の設定を行うプログラマブル表示器において、
    前記設定指示装置と接続されて、接続された前記設定指示装置と通信を行う複数の第1の通信インタフェース部と、
    前記制御機器と接続して前記制御機器と通信を行う第2の通信インタフェース部と、
    それぞれの前記第1の通信インタフェース部に接続されて、前記設定指示装置とデータの送受信を行う際にそれぞれの前記第1の通信インタフェースに応じたデータの送受信処理を行うとともに、前記第1の通信インタフェース部を介して前記設定指示を受信すると前記設定指示に基づいた前記制御機器への設定指示情報を含む第1の通信データを生成する送受信処理部と、
    前記送受信処理部から送信されるデータを受信して、受信したデータが前記制御機器への設定指示情報を含む第1の通信データであるか否かを判断する通信データ判断部と、
    前記送受信処理部から受信したデータが前記制御機器への設定指示情報を含む第1の通信データであると前記通信データ判断部が判断した場合に、前記設定指示情報が付加された前記第1の通信データを前記通信データ判断部から受信するとともに、前記第1の通信データに含まれる前記設定指示情報を前記第2の通信インタフェース部を介して前記制御機器に送信する透過伝達部と、
    を備えることを特徴とするプログラマブル表示器。
  2. 前記送受信処理部は、前記設定指示を受信した前記第1の通信インタフェース部を識別する識別情報を前記第1の通信データに付加して前記第1の通信データを前記通信データ判断部に送信し、
    前記透過伝達部は、前記第2の通信インタフェースを介して前記制御機器から前記設定指示に対する応答情報を受信した際は、前記識別情報および前記応答情報を含む前記設定指示装置への第2の通信データを生成し、
    前記通信データ判断部は、前記透過伝達部からの第2の通信データに付加された識別情報に基づいて、前記透過伝達部からの第2の通信データに対応する前記第1の通信データを前記設定指示装置から受信した前記送受信処理部に、前記透過伝達部からの第2の通信データを送信し、
    前記送受信処理部は、前記通信データ判断部からの第2の通信データに付加された応答情報を、前記第1の通信インタフェース部を介して前記設定指示装置に送信することを特徴とする請求項1に記載のプログラマブル表示器。
  3. 前記第2の通信インタフェース部は、複数の制御機器と接続され、
    前記設定指示装置が送信する設定指示は該設定指示の送信先となる制御機器を指定する機器指定情報を含むとともに、前記設定指示情報は前記機器指定情報を含み、
    前記透過伝達部は、前記設定指示情報を前記機器指定情報に応じた前記制御機器に送信することを特徴とする請求項1または2に記載のプログラマブル表示器。
  4. 前記設定指示情報は、前記制御機器毎に設定される、データの先頭を示すヘッダ部およびデータの終了を示すフッタ部を含み、
    前記通信データ判断部は、前記設定指示情報のヘッダ部およびフッタ部に基づいて、前記送受信処理部からの第1の通信データに含まれる設定指示情報が前記制御機器への設定指示であるか否かを判断することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載のプログラマブル表示器。
  5. 前記設定指示情報は、前記制御機器毎に設定される、データの先頭を示すヘッダ部を含み、
    前記通信データ判断部は、前記設定指示情報のヘッダ部に基づいて、前記送受信処理部からの第1の通信データに含まれる設定指示情報が前記制御機器への設定指示であるか否かを判断することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載のプログラマブル表示器。
  6. それぞれの前記第1の通信インタフェース部は、異なる種類のプロトコルによって前記設定指示装置と接続することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載のプログラマブル表示器。
  7. 制御機器の設定指示に関する設定指示を送信する設定指示装置と前記制御機器の間に接続され、前記制御機器に関する情報を表示するとともに前記設定指示装置からの設定指示を設定指示情報として前記制御機器に送信して前記制御機器の設定を行うプログラマブル表示器において、
    前記設定指示装置と接続して前記設定指示装置と通信を行う第1の通信インタフェース部と、
    前記制御機器に関する情報を表示画面に表示する表示部と、
    を備え、
    前記第1の通信インタフェース部は、前記表示部の表示画面の表面と同じ面内で前記設定指示装置と接続されるよう配置されることを特徴とするプログラマブル表示器。
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