JP2006184947A - ログ収集装置、ログ収集方法、ログ収集プログラム及び記憶媒体 - Google Patents

ログ収集装置、ログ収集方法、ログ収集プログラム及び記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 印刷ジョブを必要最小限のサイズで画像ログとして保存することができるログ収集装置を提供する。
【解決手段】 印刷ジョブを解析して、ログを保存するプリントサーバ2であって、印刷ジョブにイメージデータが含まれている場合は、予め設定された解像度に従って当該印刷ジョブをイメージ化し(ステップS503,S506,S509,S510)、イメージ化された印刷ジョブを画像ログとして保存する(ステップS516)。
【選択図】 図5

Description

本発明は、印刷ジョブを解析してログを収集するログ収集装置、ログ収集方法、ログ収集プログラム及び記憶媒体に関する。
近年、企業において機密情報の漏洩が問題となっている。その中で印刷物が外部に流出することにより生じる機密情報の漏洩がある。
漏洩した機密情報を特定するためにはログ情報が必要となる。印刷物の中にはテキストデータや図表などのイメージデータが含まれるが、イメージデータが含まれる印刷物の場合、ログ情報として印刷物のイメージデータが保存されていれば、そのイメージデータを参照することにより漏洩した機密情報の特定が容易となる。
しかし、イメージデータはテキストデータに比べてデータサイズが大きくなるためそのまま保存していたのではディスク容量を圧迫することになる。
ここで、クライアント側からの印刷データを全てサーバ経由で印刷して印刷ログを取得し、該取得した印刷ログ及び印刷データを蓄積保管することにより、情報の漏洩が起こった際に追跡できるようにする技術が知られている(特許文献1参照)。
特開2003−330677号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術においては、印刷履歴情報を格納することは可能であるが、画像ログとして保存することについては言及されていない。また、上記技術は、全ての印刷履歴情報を格納することにより、漏洩事故が起こった際に追跡調査を行うことを目的としているため、一旦記録したログ情報を整理することは考慮されておらず、大容量のディスク容量が必要となる。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、印刷ジョブを必要最小限のサイズで画像ログとして保存することができるログ収集装置、ログ収集方法、ログ収集プログラム及び記憶媒体を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1のログ収集装置は、印刷ジョブを解析して、ログを保存するログ収集装置であって、前記印刷ジョブにイメージデータが含まれている場合は、予め設定された解像度に従って当該印刷ジョブをイメージ化するイメージ化手段と、前記イメージ化手段によりイメージ化された印刷ジョブを画像ログとして保存する画像ログ保存手段とを有することを特徴とする。
請求項9のログ収集方法は、印刷ジョブを解析して、ログを記録媒体に保存するログ収集方法であって、前記印刷ジョブにイメージデータが含まれている場合は、予め設定された解像度に従って当該印刷ジョブをイメージ化するイメージ化工程と、前記イメージ化工程によりイメージ化された印刷ジョブを画像ログとして前記記録媒体に保存する画像ログ保存工程とを有することを特徴とする。
請求項10のログ収集プログラムは、印刷ジョブを解析して、ログを記録媒体に保存するコンピュータで実行可能なログ収集プログラムであって、前記印刷ジョブにイメージデータが含まれている場合は、予め設定された解像度に従って当該印刷ジョブをイメージ化するイメージ化モジュールと、前記イメージ化モジュールによりイメージ化された印刷ジョブを画像ログとして前記記録媒体に保存する画像ログ保存モジュールとを有することを特徴とする。
請求項11の記憶媒体は、印刷ジョブを解析して、ログを記録媒体に保存するコンピュータで読み取り可能な記憶媒体であって、前記印刷ジョブにイメージデータが含まれている場合は、予め設定された解像度に従って当該印刷ジョブをイメージ化するイメージ化モジュールと、前記イメージ化モジュールによりイメージ化された印刷ジョブを画像ログとして前記記録媒体に保存する画像ログ保存モジュールとを有することを特徴とする。
請求項1のログ収集装置、請求項9のログ収集方法、請求項10のログ収集プログラム、及び請求項11の記憶媒体によれば、印刷ジョブにイメージデータが含まれている場合は、予め設定された解像度に従って当該印刷ジョブがイメージ化され、画像ログとして保存されるので、イメージデータの解像度を下げることで、印刷ジョブを必要最小限のサイズで画像ログとして保存することができる。これにより、無駄なディスク容量の消費を防ぐことができる。
請求項2のログ収集装置によれば、印刷ジョブに含まれるデータのページ数に応じて、印刷ジョブのイメージ化の方法を変えることができる。
請求項3のログ収集装置によれば、イメージ化された印刷ジョブから余白領域が削除されるので、印刷ジョブを必要最小限のサイズで画像ログとして保存することができる。
請求項5のログ収集装置によれば、印刷ジョブに禁句が含まれているか否かのチェックができるので、印刷ジョブに禁句が含まれている場合には印刷を拒否する制御が可能になる。
請求項6のログ収集装置によれば、印刷ジョブに含まれているイメージデータに対し、OCR処理を実行して、禁句のチェックがなされるので、印刷ジョブにイメージデータが含まれていても禁句のチェックが可能である。
請求項8のログ収集装置によれば、イメージ化された印刷ジョブの削除、イメージ化された印刷ジョブの解像度の変更、及びイメージ化された印刷ジョブがカラー画像データである場合に、カラー画像データからグレースケール画像データへの変換の少なくともいずれか1つの方法で、画像ログのサイズを削減することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るログ収集装置が適用されるシステムの構成図である。
このシステムは、プリンタ1と、ログ収集装置としてのプリントサーバ2と、クライアントPC4〜6と、LAN3とを備えており、クライアントPC4〜6はLAN3を介してプリンタ1及びと接続されている。クライアントPC4〜6はプリントサーバ2に印刷ジョブを送信し、プリントサーバ2はクライアントPC4〜6から受信した印刷ジョブをプリンタ1に送信する。
図2は、図1のプリントサーバ2のハードウエア構成を示すブロック図である。
プリントサーバ2は、CPU201、RAM202、ROM203、入力制御部204、入力部205、表示制御部206、表示部207、外部メモリ制御部208、外部メモリ209及び通信I/F制御部210を備えている。CPU201、RAM202、ROM203、入力制御部204、表示制御部206、外部メモリ制御部208及び通信I/F制御部210はシステムバス212に接続されており、入力制御部204、表示制御部206、外部メモリ制御部208は、それぞれ入力部205、表示部207、外部メモリ209に接続されている。
CPU201は、システムバス212に接続された各デバイスを統括的に制御する。また、RAM202は、CPU201の主メモリ、ワークエリア、処理対象となっているジョブの一時退避領域等として機能する。さらに、ROM203は、ブートプログラムが記憶されている。
入力制御部204は、キーボードやマウス等のポインティングデバイスで実現される入力部205からの入力を制御する。また、表示制御部206は、CRTモニタや液晶モニタ等で実現される表示部207による表示を制御する。さらに、外部メモリ制御部208は、CPU201の制御プログラムであるオペレーションシステム(OS)や、プリントサーバ2の各種機能を実現するためのプログラム、各種データデータベース(DB)、各種ファイル、各種アプリケーション、各種マスタファイル及びユーザファイル等の各種データを記憶する外部メモリ209へのアクセスを制御する。
外部メモリ209には、さらにプリントサーバ2の各種機能を実現するための各種テーブル等が記憶されている。外部メモリ209としては、ハードディスク(HD)やフレキシブルディスク(FD)、PCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続可能なコンパクトフラッシュ(登録商標)やスマートメディア等が挙げられる。本実施の形態では、CPU201により外部メモリ209に記録されているプログラムが必要に応じてRAM202にロードされ、該プログラムの制御に基づき、CPU201によって各種の処理が実行される。
また、通信I/F制御部210は、LANやインターネット等のネットワーク211を介してプリンタ1やクライアントPC4〜6との通信制御処理を実行する。
尚、図1のクライアントPC4〜6のハードウエア構成は、この図2のプリントサーバ2のハードウエア構成と同一なので、その説明は省略する。
図3は、図1のプリントサーバ2に格納されているプログラムやログ等の概略構成を示す図である。
プリントサーバ2は、仮想プリンタドライバ11、印刷ジョブ格納領域12、印刷ジョブ監視プログラム13、印刷ログ抽出プログラム14、禁句チェックプログラム15、禁句テーブル16、禁句チェックログ17、印刷ログ格納領域18、印刷ログ管理プログラム19、管理情報テーブル110及びプリントスプーラ111を備えている。
印刷ジョブ監視プログラム13、印刷ログ抽出プログラム14、禁句チェックプログラム15及び印刷ログ管理プログラム19はCPU201が実行する。
仮想プリンタドライバ11は、クライアントPC4〜6から受信した印刷ジョブをファイル(ページ記述言語のファイル)にし、印刷ジョブ格納領域12はそのファイルを格納する。印刷ジョブ監視プログラム13は印刷ジョブ格納領域12に格納されたファイルを監視し、取得する。
印刷ログ抽出プログラム14は印刷ジョブ監視プログラム13で取得されたファイルを印刷イメージ化されたデータ(テキストデータやイメージデータを含む)のファイルにし、印刷ログ格納領域18に格納する。
禁句テーブル16は、禁句となるキーワードなどを登録するテーブルであり、図10に禁句テーブル16の一例を示す。禁句テーブル16は、禁句ワードと印刷禁止フラグとを一組のデータとして備えている。印刷禁止フラグは「0」の場合が印刷が可能であることを示し、「1」の場合は印刷が不可能であることを示している。従って、同図に示す禁句テーブル16では、印刷イメージ化されたデータに「印刷禁止」又は「コピー禁止」のキーワードが含まれている場合には、印刷が禁止される。
禁句チェックプログラム15は、印刷ログ抽出プログラム14にある印刷イメージ化されたデータやこれに対応するファイル名に禁句テーブル16に登録された禁句となるキーワードが含まれているか否かを判別し、当該データに禁句となるキーワードが含まれている場合には、その旨を禁句チェックログ17に保存する。図11に禁句チェックログ17の一例を示す。
禁句チェックログ17は、禁句チェックプログラム15でチェックされた日時、チェックされたファイル名、禁句の有無及び印刷OK/NOを示すデータを一組のデータとして備えている。「禁句」の項目が「NG」の場合には、これに対応するファイルに禁句が含まれていることを示し、「禁句」の項目が「OK」の場合には、これに対応するファイルに禁句が含まれていないことを示す。また、「印刷」の項目が「NG」の場合には、これに対応するファイルの印刷が不可能であることを示し、「印刷」の項目が「OK」の場合には、これに対応するファイルの印刷が可能であることを示す。
印刷ログ管理プログラム19は、印刷ログ格納領域18に格納されている印刷イメージ化されたデータのファイルに含まれるイメージデータを管理情報テーブル110に格納されているデータに基づいて縮小化する。
図12は、管理情報テーブル110の一例を示す図である。管理情報テーブル110は、「キー」と「値」とを一組のデータとして備えている。「保存期間情報1」というキーには、「30日」という値が格納されており、「保存期間情報2」というキーには、「10日」という値が格納されており、「保存期間情報3」というキーには、「3日」という値が格納されており、「解像度情報1」というキーには、「72dpi」という値が格納されている。
印刷ジョブ監視プログラム13は、印刷ジョブ格納領域12に格納されたファイルをプリントスプーラ111に送り、プリントスプーラ111は受信したファイルを順次プリンタ1へ送信する。また、印刷ジョブ監視プログラム13は、プリントスプーラ111を介さずに、直接ファイルをプリンタ1へ送信する。
上記禁句テーブル16又は管理情報テーブル110に登録されているデータは、入力部205を介してユーザが適宜変更することができる。
図4は、CPU201が印刷ジョブ監視プログラム13を使って実行する処理を示すフローチャートである。
まず、印刷ジョブ格納領域12内のファイル化されたジョブデータを監視し(ステップS401)、印刷ジョブ格納領域12内にジョブデータが存在するか否かを判別し(ステップS402)、印刷ジョブ格納領域12内にジョブデータが存在しない場合には、ステップS401に戻る一方、印刷ジョブ格納領域12内にジョブデータが存在する場合には、印刷ログ抽出プログラム14にファイル化されたジョブデータを投入し、出力許可を取得する(ステップS403)。
次いで、印刷ログ抽出プログラム14から出力許可を得たのか否かを判別し(ステップS404)、印刷ログ抽出プログラム14から出力許可を得た場合には、プリントスプーラ111にファイル化されたジョブデータを投入して印刷を実行し(ステップS405)、印刷ジョブ格納領域12内の当該ファイル化されたジョブデータを削除して(ステップS406)、本処理を終了する。一方、ステップS404で、印刷ログ抽出プログラム14から出力許可を得られない場合には、上記ステップS406の処理に進む。
図5,6は、CPU201がログ抽出プログラム14を使って実行する処理を示すフローチャートである。
まず、印刷ジョブ監視プログラム13で取得されたファイル(印刷ジョブ)を解析し(ステップS501)、当該ファイルにテキストデータが含まれているか否かを判別する(ステップS502)。当該ファイルにテキストデータが含まれていない場合には、イメージ保存解像度を「低」に設定し(ステップS503)、後述するステップS507に進む。一方、当該ファイルにテキストデータが含まれている場合には、テキストデータを抽出し、イメージ保存解像度を「高」に設定し(ステップS503)、禁止チェックプログラム15にステップS503で抽出されたテキストデータを投入し、禁句のチェック結果を取得する(ステップS504)。
ステップS504で取得された禁句のチェック結果が「OK」であるか否かを判別する(ステップS505)。禁句のチェック結果が「OK」であるとは、ステップS503で抽出されたテキストデータに禁句が含まれていないことを意味する。
ステップS505の判別の結果、禁句のチェック結果が「OK」でない場合、即ちステップS503で抽出されたテキストデータに禁句が含まれている場合には、印刷ジョブ監視プログラム13に出力許可を与えず(ステップS515)、ステップS503で抽出されたテキストデータをログとして印刷ログ格納領域18に格納し(ステップS516)、本処理を終了する。
一方、ステップS505の判別の結果、禁句のチェック結果が「OK」である場合、即ちステップS503で抽出されたテキストデータに禁句が含まれていない場合には、印刷ジョブ監視プログラム13で取得されたファイルにイメージデータが含まれるか否かを判別し(ステップS507)、当該ファイルにイメージデータが含まれない場合には、印刷ジョブ監視プログラム13に出力許可を与え(ステップS514)、本処理を終了する。
一方、当該ファイルにイメージデータが含まれる場合には、当該ファイルが複数ページのデータを含むか否かを判別する(ステップS508)。
ステップS508の判別の結果、当該ファイルが複数ページのデータを含まない場合には、ステップS503又はステップS506で設定されたイメージ保存解像度に従って、当該ファイルのデータをイメージデータに変換し(ステップS509)、その変換されたイメージデータに対してトリミング処理(余白を削除する処理)を実行し(ステップS511)、ステップS512に進む。
ステップS508の判別の結果、当該ファイルが複数ページのデータを含む場合には、ステップS503又はステップS506で設定されたイメージ保存解像度に従って、当該ファイルのデータをMultiTIFF形式の複数ページのイメージデータに変換し(ステップS510)、ステップS512に進む。
ステップS512では、ステップS511でトリミング処理が実行されたイメージデータ又はステップ510で変換されたイメージデータを禁止チェックプログラム15に投入し、禁句のチェック結果を取得する(ステップS512)。
ステップS512で取得された禁句のチェック結果が「OK」であるか否かを判別する(ステップS513)。禁句のチェック結果が「OK」であるとは、ステップS512で禁止チェックプログラム15に投入されたイメージデータに禁句が含まれていないことを意味する。
ステップS513の判別の結果、禁句のチェック結果が「OK」でない場合、即ちステップS512で禁止チェックプログラム15に投入されたイメージデータに禁句が含まれている場合には、印刷ジョブ監視プログラム13に出力許可を与えず(ステップS515)、ステップS511でトリミング処理が実行されたイメージデータ又はステップ510で変換されたイメージデータをログとして印刷ログ格納領域18に格納し(ステップS516)、本処理を終了する。
一方、ステップS513の判別の結果、禁句のチェック結果が「OK」である場合、即ちステップS512で禁止チェックプログラム15に投入されたイメージデータに禁句が含まれていない場合には、印刷ジョブ監視プログラム13に出力許可を与え(ステップS514)、ステップS511でトリミング処理が実行されたイメージデータ又はステップ510で変換されたイメージデータをログとして印刷ログ格納領域18に格納し(ステップS516)、本処理を終了する。
図7は、CPU201が禁句チェックプログラム15を使って実行する処理を示すフローチャートである。
まず、禁句テーブル16をRAM202に読み込み(ステップS701)、ログ抽出プログラム14から投入されるデータがイメージデータであるか否かを判別し(ステップS702)、ログ抽出プログラム14から投入されるデータがイメージデータである場合には、当該イメージデータに対しOCR処理を実行し、当該イメージデータに含まれるテキストデータを抽出し(ステップS703)、ステップS701でRAM202に読み込まれた禁句テーブル16を使って、ステップS703で抽出されたテキストデータに対して禁句の検索を行う(ステップS704)。
ステップS702において、ログ抽出プログラム14から投入されるデータがイメージデータでない場合には、ステップS704に進む。
次いで、ステップS703で抽出されたテキストデータ又はログ抽出プログラム14から投入されるテキストデータに禁句が含まれているか否かを判別し(ステップS705)、ステップS703で抽出されたテキストデータ又はログ抽出プログラム14から投入されるテキストデータに禁句が含まれている場合には、その禁句に対応する印刷禁止フラグが1であるか否かを判別する(ステップS706)。
ステップS706の判別の結果、禁句に対応する印刷禁止フラグが1である場合には、禁句チェックログ17の「禁句」の項目に「NG」、「印刷」の項目に「NG」と書き込んで(ステップS707)、チェック結果を「NG」としてログ抽出プログラム14に返し(ステップS708)、本処理を終了する。
ステップS706の判別の結果、禁句に対応する印刷禁止フラグが1でない場合、即ち「0」の場合には、禁句チェックログ17の「禁句」の項目に「NG」、「印刷」の項目に「OK」と書き込んで(ステップS709)、チェック結果を「OK」としてログ抽出プログラム14に返し(ステップS710)、本処理を終了する。
ステップS705において、ステップS703で抽出されたテキストデータ又はログ抽出プログラム14から投入されるテキストデータに禁句が含まれていない場合には、禁句チェックログ17の「禁句」の項目に「OK」、「印刷」の項目に「OK」と書き込んで(ステップS711)、ステップS710に進む。
図8は、CPU201が印刷ログ管理プログラム19を使って実行する処理を示すフローチャートである。
まず、管理情報テーブル110から保存期間情報1の値(30日)をRAM202に読み込む(ステップS801)。印刷ログ格納領域18に格納されているファイルから保存期間情報1の値に対応する期間が経過しているファイルを検索する(ステップS802)。
次いで、印刷ログ格納領域18にステップS802の検索条件に当てはまるファイルがあるか否かを判別し(ステップS803)、ステップS802の検索条件に当てはまるファイルがある場合には、そのファイルを削除し(ステップS804)、管理情報テーブル110から保存期間情報2の値(10日)をRAM202に読み込む(ステップS805)。印刷ログ格納領域18に格納されているファイルから保存期間情報2の値に対応する期間が経過しているファイルを検索する(ステップS806)。
次に、印刷ログ格納領域18にステップS806の検索条件に当てはまるファイルがあるか否かを判別し(ステップS807)、ステップS806の検索条件に当てはまるファイルがない場合には、後述するステップS812に進む一方、ステップS806の検索条件に当てはまるファイルがある場合には、そのファイルがMultiTIFF形式の複数ページのイメージデータを含むファイルであるか否かを判別する(ステップS808)。
ステップS808の判別の結果、ステップS806の検索条件に当てはまるファイルがMultiTIFF形式の複数ページのイメージデータを含むファイルである場合には、ログとしての機能を最低限果たせばよいので、2ページ目以降のデータを削除し(ステップS809)、管理情報テーブル110から解像度情報1の値(72dpi)をRAM202に読み込む(ステップS810)。これは、トップページを見ることができればおおよそどのようファイルであるかを把握することができるためである。
一方、ステップS808の判別の結果、ステップS806の検索条件に当てはまるファイルがMultiTIFF形式の複数ページのイメージデータを含むファイルでない場合には、ステップS810に進む。
ステップS811では、ファイルに含まれるイメージデータをステップS810でRAM202に読み込まれた解像度情報1の値(72dpi)に縮小する(ステップS811)。縮小する方法については、ニアレストネイバー法やバイリニア法やバイキュービック法などを用いる。
その後、管理情報テーブル110から保存期間情報3の値(3日)をRAM202に読み込み(ステップS812)、印刷ログ格納領域18に格納されているファイルから保存期間情報3の値(3日)に対応する期間が経過しているファイルであって、且つ保存期間情報2の値(10日)に対応する期間が経過していないファイルを検索する(ステップS813)。
次いで、印刷ログ格納領域18にステップS813の検索条件に当てはまるファイルがあり、当該ファイルがカラー画像データを含むものであるか否かを判別し(ステップS814)、ステップS814の検索条件に当てはまるファイルがある場合には、そのファイルに含まれているカラー画像データをグレースケール画像データに変換し(ステップS815)、本処理を終了する。ステップS811で縮小化されたイメージデータのファイルやステップS815で変換された画像データのファイルはログとして印刷ログ格納領域18に保存される。
カラー画像データからグレースケール画像データへの変換式は、例えば、グレースケール画像データ=((R*21)+(G*72)+(B*7))/100である。ここで、Rはカラー画像データの赤成分の値、Gはカラー画像データの緑成分の値、Bはカラー画像データの青成分の値である。なお、ここでは、sRGBのカラー画像データからグレースケール画像データへの変換であるが、NTSCのカラー画像データからグレースケール画像データへの変換であってもよい。
一方、ステップS814の検索条件に当てはまるファイルがない場合には、本処理を終了する。
以上詳細に説明したように、本実施の形態によれば、印刷ジョブにイメージデータが含まれている場合は、予め設定された解像度に従って当該印刷ジョブがイメージ化され、画像ログとして保存されるので、イメージデータの解像度を下げることで、印刷ジョブを必要最小限のサイズで画像ログとして保存することができる。これにより、無駄なディスク容量の消費を防ぐことができる。
また、印刷ジョブに含まれるデータのページ数に応じて(ステップS509又はステップS510)、印刷ジョブのイメージ化の方法を変えることができる。
さらに、イメージ化された印刷ジョブから余白領域が削除されるので(ステップS511)、印刷ジョブを必要最小限のサイズで画像ログとして保存することができる。
また、印刷ジョブに禁句が含まれているか否かのチェックができるので(図7)、印刷ジョブに禁句が含まれている場合には印刷を拒否する制御が可能になる。
さらに、印刷ジョブに含まれているイメージデータに対し、OCR処理を実行して、禁句のチェックがなされるので(ステップS703)、印刷ジョブにイメージデータが含まれていても禁句のチェックが可能である。
また、イメージ化された印刷ジョブの削除(ステップS804)、イメージ化された印刷ジョブの解像度の変更(ステップS811)、及びイメージ化された印刷ジョブがカラー画像データである場合に、カラー画像データからグレースケール画像データへの変換(ステップS815)の少なくともいずれか1つの方法で、画像ログのサイズを削減することができる。
印刷ログの保存期間に応じて、イメージ化された印刷ジョブの解像度の変更やカラー画像データからグレースケール画像データへの変換が実行されるので、必要最小限のサイズで画像ログを保存することができる。
尚、本発明の機能が実行されるものであれば、単体の機器であっても、複数の機器からなるシステムであっても、LAN、WAN等のネットワークを介して接続がなされ処理が行われるシステムであっても、本発明を適用できることは言うまでもない。
また、本発明の目的は、実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード及び該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
又、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。または、プログラムコードをネットワークを介してダウンロードしてもよい。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上記実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
更に、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
本発明の実施の形態に係るログ収集装置が適用されるシステムの構成図である。 図1のプリントサーバ2のハードウエア構成を示すブロック図である。 図1のプリントサーバ2に格納されているプログラムやログ等の概略構成を示す図である。 CPU201が印刷ジョブ監視プログラム13を使って実行する処理を示すフローチャートである。 CPU201がログ抽出プログラム14を使って実行する処理を示すフローチャートである。 図5の処理の続きを示すフローチャートである。 CPU201が禁句チェックプログラム15を使って実行する処理を示すフローチャートである。 CPU201が印刷ログ管理プログラム19を使って実行する処理を示すフローチャートである。 図8の処理の続きを示すフローチャートである。 禁句テーブル16の一例を示す図である。 禁句チェックログ17の一例を示す図である。 管理情報テーブル110の一例を示す図である。
符号の説明
1 プリンタ
2 プリントサーバ
3 LAN
4〜6 クライアントPC
201 CPU
202 RAM
203 ROM
204 入力制御部
205 入力部
206 表示制御部
207 表示部
208 外部メモリ制御部
209 外部メモリ
210 通信I/F制御部

Claims (11)

  1. 印刷ジョブを解析して、ログを保存するログ収集装置であって、
    前記印刷ジョブにイメージデータが含まれている場合は、予め設定された解像度に従って当該印刷ジョブをイメージ化するイメージ化手段と、
    前記イメージ化手段によりイメージ化された印刷ジョブを画像ログとして保存する画像ログ保存手段と
    を有することを特徴とするログ収集装置。
  2. 前記イメージ化手段は、前記印刷ジョブに含まれるデータのページ数に応じて、当該印刷ジョブを所定の形式でイメージ化することを特徴とする請求項1記載のログ収集装置。
  3. 前記イメージ化手段によりイメージ化された印刷ジョブから余白領域を削除する削除手段を有することを特徴とする請求項1又は2記載のログ収集装置。
  4. 前記予め設定された解像度は、前記印刷ジョブにテキストデータが含まれる場合と、含まれない場合とにおいて異なることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載のログ収集装置。
  5. 前記印刷ジョブに禁句が含まれているか否かをチェックする禁句チェック手段を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載のログ収集装置。
  6. 前記禁句チェック手段は、前記印刷ジョブに含まれているイメージデータに対し、OCR処理を実行して、禁句をチェックすることを特徴とする請求項5記載のログ収集装置。
  7. 前記画像ログ保存手段により保存された画像ログを所定の条件に従って編集する編集手段を有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項記載のログ収集装置。
  8. 前記編集手段は、前記イメージ化された印刷ジョブの削除、前記イメージ化された印刷ジョブの解像度の変更、及び前記イメージ化された印刷ジョブがカラー画像データである場合に、カラー画像データからグレースケール画像データへの変換の少なくともいずれか1つを実行することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項記載のログ収集装置。
  9. 印刷ジョブを解析して、ログを記録媒体に保存するログ収集方法であって、
    前記印刷ジョブにイメージデータが含まれている場合は、予め設定された解像度に従って当該印刷ジョブをイメージ化するイメージ化工程と、
    前記イメージ化工程によりイメージ化された印刷ジョブを画像ログとして前記記録媒体に保存する画像ログ保存工程と
    を有することを特徴とするログ収集方法。
  10. 印刷ジョブを解析して、ログを記録媒体に保存するコンピュータで実行可能なログ収集プログラムであって、
    前記印刷ジョブにイメージデータが含まれている場合は、予め設定された解像度に従って当該印刷ジョブをイメージ化するイメージ化モジュールと、
    前記イメージ化モジュールによりイメージ化された印刷ジョブを画像ログとして前記記録媒体に保存する画像ログ保存モジュールと
    を有することを特徴とするログ収集プログラム。
  11. 印刷ジョブを解析して、ログを記録媒体に保存するコンピュータで読み取り可能な記憶媒体であって、
    前記印刷ジョブにイメージデータが含まれている場合は、予め設定された解像度に従って当該印刷ジョブをイメージ化するイメージ化モジュールと、
    前記イメージ化モジュールによりイメージ化された印刷ジョブを画像ログとして前記記録媒体に保存する画像ログ保存モジュールと
    を有することを特徴とする記憶媒体。
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