JP2006183375A - 水力発電設備の塵芥搬送装置 - Google Patents

水力発電設備の塵芥搬送装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 作業者が危険な運搬作業を行うことなく、水槽から排出した塵芥を塵芥収集車等の運搬車輌が進入できる場所まで搬送することができ、据え付け場所の地形等にとらわれることなく低コストで設置することができる水力発電設備の塵芥搬送装置を提供することを課題とする。
【解決手段】 発電機を駆動すべく、給水源からの水を貯留する水槽が高所に設置された水力発電設備の塵芥搬送装置であって、水槽から排出された塵芥が投入される投入ホッパーと、塵芥を排出させる排出部と、投入ホッパーから投入された塵芥を排出部まで導くべく、投入ホッパー及び排出部を接続したフレキシブル管と、給水源又は水槽の水を投入ホッパー側からフレキシブル管内に供給する水供給手段とを備え、フレキシブル管は、全長に亘って水供給手段によって供給された水が排出部に向けて流れる水勾配を有して配設されてなる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、水の落下によって発電機を駆動すべく、給水源からの水を貯留する水槽が高所に設置された水力発電設備の塵芥搬送装置に関する。
水力発電設備には、図6及び図7に示す如く、ダムや、貯水池、河川等の給水源Dの水を高所に設置した水槽Cに貯留し、その水Wを配管(水圧鉄管)P1を介して落下させ、その水Wの落下(水圧)によって下方に設けられた発電機Gを駆動することで発電するように構成されたものがある。
ところで、ダム等の給水源Dの水Wを前記水槽Cに貯留するに際し、給水源Dに落ちた小枝や葉等の塵芥が水槽C内に入り込むことがあり、このように水槽Cに入った塵芥をそのまま放置すると、当該塵芥が水圧鉄管P1に流れ込んで該水圧鉄管P1を詰まらせたり、発電機Gに流れ込んで発電機Gを損傷させたりして発電に支障をきたすため、かかる水力発電設備には、水槽Cに入り込んだ塵芥を排出する排出装置100が設けられている。
かかる排出装置100は、図8に示す如く、流れ込んできた塵芥が下流側(水圧鉄管P1側)に流れるのを防止すべく水槽C内に配置されたスクリーン101と、該スクリーン101に引っ掛かった塵芥を掻き上げる掻上装置102と、該掻上装置102によって掻き上げられた塵芥を外部に搬送する搬送コンベア103と、前記搬送コンベア103によって搬送されてきた塵芥を所定のサイズに破砕する破砕装置104とを備えている。
ところで、前記水槽Cや排出装置100は、塵芥収集車等の運搬車輌が近づくことができない場所に設置されているのが通常であり、排出装置100によって水槽Cから排出された塵芥(破砕装置104で破砕された塵芥)は、台車やゴンドラ等を用いて運搬車輌が進入できる場所(例えば、発電機Gの設置された低地)まで運搬されているのが実情である。
そのため、台車で運搬するに際し、例えば、台車を急傾斜面上を走行させなければならなかったり、悪路上を走行させたりしなければならず、かかる作業は、作業者にとって極めて危険で且つ重労働なものである。
また、このような場所にレール等の据え付けに精度が要求されるゴンドラ等を設置するには多大な費用を要し、容易に設備を増設することが困難である。
そこで、本発明は、斯かる実情に鑑み、作業者が危険な運搬作業を行うことなく、水槽から排出した塵芥を塵芥収集車等の運搬車輌が進入できる場所まで搬送することができ、据え付け場所の地形等にとらわれることなく低コストで設置することができる水力発電設備の塵芥搬送装置を提供することを課題とする。
本発明に係る水力発電設備の塵芥搬送装置は、水の落下によって発電機を駆動すべく、給水源からの水を貯留する水槽が高所に設置された水力発電設備の塵芥搬送装置であって、高所に設置され、水槽から排出された塵芥が投入される投入ホッパーと、低所における所定位置に設置され、塵芥を排出させる排出部と、投入ホッパーから投入された塵芥を排出部まで導くべく、前記投入ホッパー及び排出部を接続したフレキシブル管と、前記給水源又は水槽の水を投入ホッパー側からフレキシブル管内に供給する水供給手段とを備え、前記フレキシブル管は、全長に亘って水供給手段によって供給された水が排出部に向けて流れる水勾配を有して配設されてなることを特徴とする。なお、給水源とは、水槽に対して水を供給できるところをいい、ダムや、調整池、河川等は勿論のこと、これらと水槽とを接続して該水槽に水を供給する導水管(トンネル)等を含む概念である。
上記水力発電設備の塵芥搬送装置によれば、高所に設置され、水槽から排出された塵芥が投入される投入ホッパーと、低所における所定位置に設置され、塵芥を排出させる排出部と、投入ホッパーから投入された塵芥を排出部まで導くべく、前記投入ホッパー及び排出部を接続したフレキシブル管と、前記給水源又は水槽の水を投入ホッパー側からフレキシブル管内に供給する水供給手段とを備え、前記フレキシブル管は、全長に亘って水供給手段によって供給された水が排出部に向けて流れる水勾配を有して配設されているので、投入ホッパーから投入された塵芥は、フレキシブル管内を流れる水の流れにのって低所に設置された排出部まで搬送されることになる。つまり、フレキシブル管は、供給された水が流れる水勾配を有して配設されているので、水供給手段から供給された水は、フレキシブル管内に留まることなく下方に向けて流れることになり、この水の存在が投入ホッパーに投入された塵芥が下方に向けて流れる際の抵抗を小さくすると同時に、水の流れで塵芥を搬送することができる。
また、該塵芥搬送装置によれば、投入ホッパーと排出部とをフレキシブル管で接続しているので、地形に応じて容易に設置することができ、水供給手段から供給された水が流れる水勾配さえ確保すれば、山肌やのり面等に沿わせて設置するだけでも塵芥を排出部まで搬送することができる。
また、本発明の一態様として、前記水供給手段は、水槽の水を汲み上げる水中ポンプと、水中ポンプによって汲み上げた水を投入ホッパー内に供給する給水部とを備えていることが好ましい。このように水中ポンプで水を汲み上げるようにすれば、水槽内の水面及びその近傍で浮遊する塵芥を吸い込むことなく水を汲み上げることができる。また、給水部は、汲み上げた水を投入ホッパー内に供給するようになっているので、投入ホッパー内にも水が流れる部分ができ、投入された塵芥をフレキシブル管内に円滑に進入させることができる。
さらに、本発明の他態様として、前記排出部には、排出口を開閉する開閉扉が設けられ、該開閉扉は、排出口を閉じた状態で水のみを流通させる水切メッシュを備えていることが好ましい。このようにすれば、開閉扉を閉じた状態で水のみを排出して水切りを行うことができる。従って、開閉扉を開いたときには、水切りされた塵芥が排出されることになる。
以上のように、本発明の水力発電設備の塵芥搬送装置によれば、作業者が危険な運搬作業を行うことなく、水槽から排出した塵芥を塵芥収集車等の運搬車輌が進入できる場所まで搬送することができ、据え付け場所の地形等にとらわれることなく低コストで設置することができるという優れた効果を奏し得る。
以下、本発明の一実施形態に係る水力発電設備の塵芥搬送装置について、添付図面を参照しつつ説明する。なお、本実施形態に係る塵芥搬送装置は、水力発電設備に採用されるものであるので、該塵芥搬送装置の説明に先立って、水力発電設備について概略説明する。
かかる水力発電設備は、図1及び図2に示す如く、高所に設置されてダムや貯水池、河川等の給水源(本実施形態においてはダム)Dからの水Wを貯留する水槽Cと、該水槽Cから流出される水Wを流通させる配管(水圧鉄管)P1と、低地に設置されて前記水圧鉄管P1を介して落下してくる水Wによって駆動される発電機Gとを備えており、水槽Cと発電機Gとの間での水Wの有効落差、及び水Wの流量によって理論出力(発電量)が決定されている。
前記水槽Cは、給水源Dからの導水管P2が上流側に接続されると共に、前記水圧鉄管P1が下流側に接続されている。そのため、該水力発電設備は、給水源Dから水Wと共に流れ込んだ小枝や落ち葉等の塵芥が水圧鉄管P1に流れ込むのを防止すべく、該塵芥を水槽Cから排出する排出装置100を備えている。
該排出装置100は、一連の工程で水槽Cからの塵芥の取り出しから破砕処理までを行えるようになっている。即ち、排出装置100は、図3に示す如く、水槽Cの流出口近傍(水圧鉄管P1との接続口近傍)に設けられたスクリーン101と、該スクリーン101に引っ掛かった塵芥を掻き上げる掻上装置102と、該掻上装置102で掻き上げられた塵芥を外部に搬送する搬送コンベア103と、該搬送コンベア103で搬送されてくる塵芥を破砕する破砕装置104とを備えている。
前記スクリーン101は、所定サイズに設定された複数の開口を形成したメッシュや、所定間隔を有して複数の棒材が配設されたもの等が採用され、前記開口又は棒材間を水Wが流通する一方で、開口或いは前記間隔よりも大きな塵芥がメッシュや棒材に引っ掛かり、水圧鉄管P1側に塵芥が流れ込むのを防止できるようになっている。
前記掻上装置102は、スクリーン101に引っ掛かった塵芥を掻き上げる爪やバケット等の掻上手段(図示しない)を備えており、該掻上手段は、無端ベルト、或いは無端チェーン等の回転体(図示しない)に対して回転方向において所定間隔を有して取り付けられている。これにより、掻上装置102は、駆動モータ等で回転体を回転させることで、前記掻上手段が塵芥を掻き上げてスクリーン101から塵芥を取り除けるようになっている。
前記搬送コンベア103には、ベルトコンベアやスクリューコンベア等を採用することができ、本実施形態においてはベルトコンベアが採用されている。該搬送コンベア103は、掻上装置102によってスクリーン101から取り除かれた塵芥を水槽C内から外部に搬送できるようにレイアウトされている。
前記破砕装置104には、剪断式や衝撃式等の種々のタイプものを採用することができ、本実施形態においては、剪断式破砕装置が採用されており、塵芥に対して剪断力を与えて破砕する複数の回転カッター105と、破砕された塵芥を所定サイズで排出するための粒度調整スクリーン106とを備えている。なお、破砕装置104は、回転駆動する主軸に対して揺動自在に複数のハンマーが連結されしたもの、即ち、主軸を回転させることでハンマーに生じる遠心力により、塵芥に衝撃力を与えて破砕するようにした衝撃式破砕装置であってもよい。また、本実施形態において粒度調整スクリーン106を設けているが、破砕だけで塵芥を所望する粒度(所定粒度)にできる場合には、必ずしも粒度調整スクリーン106を設ける必要はない。
以上の構成が従来の水力発電設備と共通した構成であるが、本実施形態においては、図2に示す如く、前記排出装置100から排出された塵芥を、塵芥収集車等の運搬車輌Vが入ってくることのできる低地(低所)にまで搬送する塵芥搬送装置1を備えている。
かかる塵芥搬送装置1は、排出装置100から排出された(水槽Cから排出された)塵芥Rが投入される投入ホッパー2と、低所における所定位置に設置され、塵芥Rを排出させる排出部4と、投入ホッパー2から投入された塵芥Rを排出部4まで導くべく、前記投入ホッパー2及び排出部4を接続したフレキシブル管3と、前記水槽Cの水を投入ホッパー2側からフレキシブル管3内に供給する水供給手段5とを備えている。
前記投入ホッパー2は、図3に示す如く、水槽C及び排出装置100と同様に高所に設置されている。即ち、排出された塵芥を容易に投入できるように、排出装置100における塵芥の排出領域(本実施形態においては破砕装置104)の近傍に設置されている。
該投入ホッパー2は、投入した塵芥が接続されたフレキシブル管3に入るように進入口20が形成されている。
前記フレキシブル管3は、図1及び図2に示す如く、折り曲げ自在な管であり、開口を進入口20に連通させた状態で一端が投入ホッパー2に接続され(図3参照)、他端開口が発電機G等の設置された低地に設けられた作業台Ta上に位置するように設置されている。これにより、該フレキシブル管3は、一端が高所側に位置する一方で、他端が低地側に位置して傾斜した態様で配設されている。即ち、該フレキシブル管3は、水供給手段5によって供給される水Wが流れることのできる水勾配を有して配設されている。本実施形態に係るフレキシブル管3は、上述の如く、折り曲げ自在であるので、水槽Cの設置された高所から発電機G等の設置された低所まで、その間の地形に沿わせて配設されている。
前記排出部4は、低地における所定位置に設置されており、その場所でフレキシブル管3を介して搬送されてきた塵芥Rを排出できるようになっている。具体的には、該排出部4は、図4に示す如く、フレキシブル管3の他端開口部に連設され、低所の所定位置としての作業台Ta上に位置している。これにより、搬送されてきた塵芥Rを前記作業台Ta上に排出できるようになっている。該排出部4は、フレキシブル管3の他端部に嵌着された枠状のフレーム40と、該フレーム40に枢着され、フレーム40の開口(排出口)を開閉する開閉扉41とを備えている。
前記フレーム40は、塵芥Rの排出口となる前記開口がフレキシブル管3の他端開口と連通するように設けられている。
前記開閉扉41は、上述の如くフレーム40に枢着されて排出口を開閉可能に構成されており、排出口を閉じた状態で塵芥Rの排出を停止する一方で、排出口を開けた状態で塵芥Rを排出できるようになっている。該開閉扉41について具体的に説明すると、該開閉扉41は、枠状に形成された扉本体42と、該扉本体42の開口領域に配設された水切メッシュ43とで構成されており、前記扉本体42がフレーム40に枢着されている。これにより、開閉扉41を閉じた状態で、塵芥Rに含まれる(付着した)水Wや水供給手段5から供給された水Wのみを水切メッシュ43を介して排出し、塵芥Rのみを内部に滞留させ、塵芥Rに対する水切りを行えるようになっている。
前記水供給手段5は、図3に示す如く、給水源D又は水槽Cの水Wをフレキシブル管3に供給できるようになっており、本実施形態においては、水槽Cの水Wを投入ホッパー2側からフレキシブル管3に供給できるように構成されている。
該水供給手段5について具体的に説明すると、該水供給手段5は、水槽Cの水Wを汲み上げて送り出すポンプ50と、投入ホッパー2側からフレキシブル管3に向けて水Wを給水する給水部51と、前記ポンプ50と給水部51とを流体的に接続する配管52とで構成されている。
本実施形態にかかるポンプ50には、水中ポンプが採用されており、水槽C内の水面或いは水面近傍で浮遊する浮遊物(塵芥等)を吸い込まないように考慮されている。なお、図において水中ポンプ50をスクリーン101の上流側に設けているが、水中で浮遊する浮遊物を水中ポンプ50が吸い込むのを極力防止するには、当該水中ポンプ50は、前記スクリーン101の下流側に設けることが好ましい。
そして、前記給水部51は、投入ホッパー2の投入口21近傍に設けられており、前記水中ポンプ50によって吸い上げられた水Wを投入ホッパー2内に吐出できるようにノズル53が設けられている。即ち、ノズル53は、投入ホッパー2を介してフレキシブル管3に水Wを供給することができるように、投入ホッパー2の投入口21近傍に設けられている。なお、前記水中ポンプ50と給水部51とを接続する配管52には、鉄管やフレキシブルホース等の種々のタイプのものを採用することができる。
本実施形態に係る水力発電設備及びこれに採用される塵芥搬送装置1は以上の構成からなり、次に、水力発電設備の水槽Cに流れ込んだ塵芥Rについての排出及び搬送について説明する。
まず、給水源Dから水槽Cに流れ込んだ塵芥Rは、水槽C内の水Wの流れに乗って水槽C内の下流側(水圧鉄管P1側)に流れることになる。そうすると、スクリーン101の目よりも大きな塵芥Rは、スクリーン101(メッシュ又は棒材)に引っ掛かり、水圧鉄管P1に流れ込むことが阻止される。この状態を放置すると、スクリーン101に目詰まりが発生するので、掻上装置102が定期的に作動し、スクリーン101に引っ掛かった塵芥Rが掻き上げられて(除去されて)スクリーン101での水Wの流通が確保される。そして、掻上装置102によって除去された塵芥Rは、搬送コンベア103を介して破砕装置104に送られ、当該破砕装置104で所定サイズ(粒度調整スクリーン106の目に対応したサイズ)に破砕されて排出されることになる。
次に、破砕装置104から排出された塵芥Rを、塵芥搬送装置1によって低地に搬送することになる。この際、図5(イ)に示す如く、予め排出部4の開閉扉41を閉じた状態にして水供給手段5を作動させ、水槽Cの水Wをフレキシブル管3に供給しておく。即ち、塵芥Rを投入する前に、水Wが滞留することのない勾配で設置されたフレキシブル管3に対して水Wを供給しておくことで、フレキシブル管3の最上流(投入ホッパー2)と最下流の排出部4との間に水Wの流れを作っておく。この状態において、上述の如く、下流の開閉扉41は閉じられているが、当該開閉扉41には水切メッシュ43が設けられているので、供給された水Wは水切メッシュ43の目を介して排出されることになり、フレキシブル管3内に滞留することはない。なお、水供給手段5による水Wの供給は、塵芥Rの投入が完了するまで連続的に行われようになっている。
そして、図5(ロ)に示す如く、作業者が手作業によって、投入ホッパー2から水Wの流れができたフレキシブル管3に塵芥Rを投入すると、当該塵芥Rはフレキシブル管3内の流水Wに乗って排出部4まで搬送される。つまり、通常塵芥Rが滑り落ちる安息角以下の勾配でフレキシブル管3が設置されていても、フレキシブル管3内には略一定の水流が存在するため、フレキシブル管3の内面と塵芥Rとの抵抗が極めて小さくなった状態で、その水流によって塵芥Rが流されることになり、最下流の排出部4(低地における所定位置)にまで円滑に搬送されることになる。
そして、一定量の塵芥Rを投入すると、図5(ハ)に示す如く、投入ホッパー2への塵芥Rの投入及び水供給手段5による水Wの供給を停止する。そうすると、上述の如く、開閉扉41が閉じられているので、最下流まで搬送された塵芥Rは、排出部4で一時的に滞留し、塵芥Rを搬送するのに活用された水Wが開閉扉41の水切メッシュ43を介して排出されることになり、排出部4内の塵芥Rの水切りが行われる。なお、このように水切りをしたり、上述の如く、連続的に水Wを供給したりすると、当該水Wは、排出部4の開閉扉41(水切メッシュ43)を介して作業台Ta上に落下するが、該作業台Ta上には、落下した水Wを該作業台Taを設置した設置面上に設けた排水溝に誘導できる溝(図示しない)が設けられており、作業台Ta上が水浸しになることが防止されている。即ち、作業台Taは、水切りされた塵芥Rが排出されるに際し、当該塵芥Rが再度濡れてしまうのを防止できるように構成されている。
その後、図5(ニ)に示す如く、開閉扉41を開くと、排出部4内に滞留していた塵芥Rが、水切りされた状態で作業台Taに排出されることになる。そして、作業台Ta上で必要に応じて塵芥Rの分別を行った後に、当該塵芥Rを塵芥収集車又はトラック等の運搬車輌V(図においては塵芥収集車)に載せて処分場等に運搬されることになる(図4参照)。
そして、破砕装置104から排出された塵芥Rが高所に残っている場合には、上記工程と同様に、再度水供給手段5によって予め水Wを供給すると共に、開閉扉41を閉じた状態にして塵芥Rを投入すればよい。
以上のように、本実施形態に係る塵芥搬送装置1は、水槽Cから排出された塵芥Rが投入される投入ホッパー2と、該投入ホッパー2に一端が接続されたフレキシブル管3と、該フレキシブル管3の他端に接続され、塵芥Rを排出する排出部4と、前記水槽Cの水Wを前記フレキシブル管3内に供給する水供給手段5とを備え、前記フレキシブル管3は、供給された水Wが流れる水勾配を有して配設されているので、投入ホッパー2から投入された塵芥Rは、フレキシブル管3内を流れる水Wの流れにのって排出部4まで搬送されることになる。つまり、フレキシブル管3は、供給された水Wが流れる勾配を有して配設されているので、水供給手段5から供給された水Wは、フレキシブル管3内に留まることなく下方に向けて流れることになり、この水Wの存在が投入ホッパー2に投入された塵芥Rが下方に向けて流れる際の抵抗を小さくすると同時に、水Wの流れで塵芥Rを搬送することができる。
また、該塵芥搬送装置1によれば、投入ホッパー2と排出部4とをフレキシブル管3で接続しているので、地形に応じた設置が容易に行うことができ、水供給手段5から供給された水Wが流れる水勾配さえ確保すれば、山肌やのり面に沿わせて配置するだけでも塵芥Rを排出部4まで搬送することができる。従って、通常塵芥Rが滑り落ちる勾配(塵芥Rの安息角以上の勾配)でフレキシブル管3を配置することや、フレキシブル管3の設置に高い精度が要求されることがないため、主たる構成であるフレキシブル管3の設置が容易であり、当該塵芥搬送装置1を容易且つ低コストで構築することができる。
また、前記水供給手段5は、水槽Cの水Wを汲み上げる水中ポンプ50を備えているので、水槽C内の水面又はその近傍で浮遊する塵芥Rを吸い込むことなく水Wを吸い上げることができ、円滑にフレキシブル管3に水Wを供給することができる。
さらに、水供給手段5は、水中ポンプ50で汲み上げた水Wを投入ホッパー2に供給できるように給水部51を設けたので、投入ホッパー2内にも水Wの流れを作ることができ、投入した塵芥Rを円滑にフレキシブル管3に進入させることができる。
さらに、前記排出部4に排出口を開閉する開閉扉41を設け、開閉扉41に水Wのみを流通させる水切メッシュ43を設けたので、開閉扉41で排出口を閉じた状態で、水Wのみを排出して水切りを行うことができ、その結果、開閉扉41を開いたときに水切りされた塵芥Rを排出することができる。
また、本実施形態に係る水力発電設備の排出装置100は、破砕装置104を備えているので、塵芥Rをフレキシブル管3の管径に適したサイズにしてから投入でき、塵芥Rが投入ホッパー2やフレキシブル管3内で無造作に引っ掛かることがない。これにより、フレキシブル管3内での水Wの流れにのって当該塵芥Rを円滑に搬送することができる。
尚、本発明の水力発電設備の塵芥搬送装置は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
上記実施形態において、水槽Cの水Wを汲み上げてフレキシブル管3内に給水できるように水供給手段5を構成したが、該フレキシブル管3に供給する水Wは、水槽Cから汲み上げたものに限定されるものではなく、例えば、給水源Dの水をフレキシブル管3に供給するように構成してもよい。ここで給水源Dとは、水槽Cに水を供給できる場所をいい、ダムや調整池、河川等は勿論のこと、これらと水槽Cとを接続する導水管P2等を含む概念である。
上記実施形態において、水槽Cの水を汲み上げるポンプ50として水中ポンプを採用したが、これに限定されるものではなく、例えば、外部に設置するポンプを採用してもよい。但し、この場合においても、ポンプに接続した吸水側の配管を水中に浸漬し、水槽Cの下層から水を汲み上げることが好ましい。このようにしても、水中ポンプと同様に、水面及びその近傍を浮遊する塵芥Rを吸い込むことなく、水Wを汲み上げることができる。また、スクリーン101の下流側から水Wを汲み上げれば、上述の如く、水中で浮遊する塵芥Rまでも吸い込むのを防止することができる。
上記実施形態において、排出装置100における破砕装置104と、塵芥搬送装置における投入ホッパー2とを独立して設置し、破砕された塵芥Rを人手によって投入するようにしたが、これに限定されるものではなく、例えば、破砕装置104の排出口と投入ホッパー2とを直接的又は間接的に接続し、人手を介在させることなく排出された塵芥Rを投入ホッパー2に供給できるようにしても勿論よい。
また、上記実施形態において、塵芥搬送装置の排出部4を作業台Ta上に位置するように設置したが、これに限定されるものではなく、例えば、トラックの荷台、又は塵芥収集車の荷箱投入口に直接塵芥Rを排出できるように排出部4を設置するようにしてもよい。
さらに、上記実施形態において、排出部4に水切メッシュ43を備えた開閉扉41を設け、この水切メッシュ43で水切りした状態で塵芥Rを排出するようにしたが、これに限定されるものではなく、塵芥Rを低地に搬送することを達成させるだけでよい場合には、排出部4を常時開放状態にしておいても勿論よい。なお、このように排出部4を常時開放状態にすると、そのままでは塵芥Rの水切りを行うことができないため、この場合においては、前記作業台Taを水切り可能な構成にして、当該作業台Ta上に塵芥Rを排出することが好ましい。
本発明の一実施形態に係る塵芥搬送装置を備えた水力発電設備の概略図であって、概略断面側面図を示す。 本発明の一実施形態に係る塵芥搬送装置を備えた水力発電設備の概略図であって、概略正面図を示す。 同実施形態に係る水力発電設備の水槽、排出装置、及び塵芥搬送装置の一部(投入ホッパー及びフレキシブル管の一部)の一部断面を含む概略正面断面図を示す。 同実施形態に係る塵芥搬送装置の一部及び作業台、並びに塵芥収集車の一部の概略正面図を示す。 同実施形態に係る塵芥搬送装置の動作説明図であって、(イ)は、投入ホッパーを介してフレキシブル管に水を供給した状態を示し、(ロ)は、フレキシブル管に水を供給しつつ塵芥を投入ホッパーから投入した状態を示し、(ハ)は、フレキシブル管への水の供給及び塵芥の投入を停止した状態を示し、(ニ)は、作業台上に塵芥を排出した状態を示し。 従来の水力発電設備の概略図であって、概略断面側面図を示す。 従来の水力発電設備の概略図であって、概略正面図を示す。 従来の水力発電設備の水槽、排出装置の概略正面断面図を示す。
符号の説明
1…塵芥搬送装置、2…投入ホッパー、3…フレキシブル管、4…排出部、5…水供給手段、20…進入口、21…投入口、40…フレーム、41…開閉扉、42…扉本体、43…水切メッシュ、50…ポンプ(水中ポンプ)、51…給水部、52…配管、53…ノズル、100…排出装置、101…スクリーン、102…掻上装置、103…搬送コンベア、104…破砕装置、105…回転カッター、106…粒度調整スクリーン、D…給水源、G…発電機、P1…水圧鉄管(配管)、P2…導水管、R…塵芥、V…運搬車輌、C…水槽、Ta…作業台、W…水

Claims (3)

  1. 水の落下によって発電機を駆動すべく、給水源からの水を貯留する水槽が高所に設置された水力発電設備の塵芥搬送装置であって、高所に設置され、水槽から排出された塵芥が投入される投入ホッパーと、低所における所定位置に設置され、塵芥を排出させる排出部と、投入ホッパーから投入された塵芥を排出部まで導くべく、前記投入ホッパー及び排出部を接続したフレキシブル管と、前記給水源又は水槽の水を投入ホッパー側からフレキシブル管内に供給する水供給手段とを備え、前記フレキシブル管は、全長に亘って水供給手段によって供給された水が排出部に向けて流れる水勾配を有して配設されてなることを特徴とする水力発電設備の塵芥搬送装置。
  2. 前記水供給手段は、水槽の水を汲み上げる水中ポンプと、水中ポンプによって汲み上げた水を投入ホッパー内に供給する給水部とを備えてなる請求項1記載の水力発電設備の塵芥搬送装置。
  3. 前記排出部には、排出口を開閉する開閉扉が設けられ、該開閉扉は、排出口を閉じた状態で水のみを流通させる水切メッシュを備えてなる請求項1又は2記載の水力発電設備の塵芥搬送装置。
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